JP2003212392A - 給紙装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及びそれを備えた画像形成装置

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JP2003212392A
JP2003212392A JP2002016354A JP2002016354A JP2003212392A JP 2003212392 A JP2003212392 A JP 2003212392A JP 2002016354 A JP2002016354 A JP 2002016354A JP 2002016354 A JP2002016354 A JP 2002016354A JP 2003212392 A JP2003212392 A JP 2003212392A
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Nobutaka Suzuki
信隆 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 底板上に積載された記録紙を、少数枚でも正
確に検知できるようにする。 【解決手段】 底板5上の記録紙Pの厚さ方向に光を透
過させてその透過光量を検出する発光部13と受光部1
4とからなる第1の透過光量検出手段11と、分離手段
8により1枚に分離された後の記録紙Pに光を透過させ
てその透過光量を検出する発光部16と受光部17とか
らなる第2の透過光量検出手段12と、その第1の透過
光量検出手段11と第2の透過光量検出手段12がそれ
ぞれ検出した透過光量を比較することにより底板5上の
記録紙Pの枚数を演算する記録紙枚数演算手段として機
能する制御装置50とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録紙の枚数を
検知する手段を備えた給紙装置及びその給紙装置を備え
た画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙類等の搬送媒体を搬送した際
に、その搬送された媒体が1枚であるか、複数枚である
かを検知する装置が、例えば特開2000−34037
号公報に記載されている。この装置は、それぞれ対をな
す可視光発光素子と可視光受光素子、及び赤外発光素子
と赤外受光素子を設けると共に、その可視光受光素子が
受光した光の強度に応じて第1の信号を出力する可視光
受光回路と、赤外発光素子が受光した光の強度に応じて
第2の信号を出力する赤外受光回路を設け、上記第1の
信号と第2の信号を入力して演算した演算値が搬送媒体
の重ね合わせを示す閾値以下の場合に搬送された搬送媒
体が1枚であると判断し、閾値を越えていれば搬送媒体
が複数枚搬送されたと枚数識別回路が判断するようにし
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この搬
送された搬送媒体を検知する装置は、搬送された搬送媒
体が1枚であるか、複数枚であるかを検知するだけの装
置であるため、この装置を例えば画像形成装置の給紙装
置に適用したとしても、その給紙装置の記録紙積載手段
上に仮に5〜6枚の記録紙が積載されていたとすると、
その記録紙の枚数を正確に検知することはできないとい
うことがあった。また、このような画像形成装置の給紙
装置で、従来行っている記録紙の枚数検知は、例えば記
録紙積載手段上に記録紙が有るか無いかを検知するもの
であったり、記録紙が50枚以上や100枚以上といっ
た大ざっぱな枚数検知をするものが一般的であった。し
たがって、その残量枚数の不正確さから、次に説明する
ような不都合が生じる恐れがあった。すなわち、近年は
複写機やプリンタ等の画像形成装置はカラー化及び画像
形成の高速化が進んでいめため、例えば図11に示すよ
うに大型の像担持体である中間転写ベルト91を装着
し、その中間転写ベルト91上に複数(図11の例では
5つ)の画像G〜Gを一度に担持できるようにした
ものがある。
【0004】このような画像形成装置では、給紙トレイ
95の記録紙積載手段となる底板96上に積載されてい
る記録紙の残量枚数を正確に検知できないと、その残量
枚数が中間転写ベルト91上に一度に担持できる画像数
よりも少ないときには、その残量枚数を超える数の画像
を形成して、それを中間転写ベルト91上に担持してし
まうことが生じる。その場合、記録紙に転写できなかっ
た余分な画像は、クリーニング装置で全て消去するよう
になるので、全く非生産的な動作を行ってしまうと共
に、トナーの無駄使いが生じる。また、余分な画像をク
リーニングすることにより大量のトナーを回収するよう
になるので、クリーニング装置への負荷も増大するよう
になる。具体的には、図11に示した例の場合には中間
転写ベルト91上に5枚分の画像G〜Gを担持する
ことができるのに対し、給紙トレイ95から転写部94
までに記録紙が3枚(P〜P)しか存在しなかった
とすると、5−3=2枚の2枚分の画像を記録紙に転写
することができないため、その画像がクリーニング装置
によって消去されることになる。このような余分な画像
の形成は、給紙トレイ内の記録紙の残量枚数を正確に検
知することができれば防ぐことができるものである。こ
の発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
記録紙積載手段上に積載された記録紙を、少数枚でも正
確に検知できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、記録紙を積載する記録紙積載手段と、そ
の記録紙積載手段に積載された記録紙を給紙する給紙手
段と、その給紙手段により給紙された記録紙を1枚に分
離する分離手段とを備えた給紙装置において、上記記録
紙積載手段上に積載された記録紙の厚さ方向に光を透過
させてその透過光量を検出する第1の透過光量検出手段
と、給紙手段により給紙されて分離手段により1枚に分
離された後の記録紙にその厚さ方向に光を透過させてそ
の透過光量を検出する第2の透過光量検出手段と、第1
の透過光量検出手段と第2の透過光量検出手段がそれぞ
れ検出した透過光量を比較することにより上記記録紙積
載手段に積載された記録紙の枚数を演算する記録紙枚数
演算手段とを設けたものである。上記第2の透過光量検
出手段は、分離手段により1枚に分離された記録紙を一
旦停止させてタイミング調整をするレジストローラの付
近に設けるとよい。そして、その第2の透過光量検出手
段は、レジストローラに対して記録紙搬送方向上流側に
設けて、記録紙がレジストローラに突き当てられて停止
しているときに上記透過光量を検出する手段であるよう
にするとよい。
【0006】上記いずれかの給紙装置において、上記第
1の透過光量検出手段を記録紙積載手段に記録紙が無い
ときに透過光量の検出をさせて、その検出結果により第
1の透過光量検出手段の出力値を補正する手段を設ける
とよい。さらに、上記いずれかの給紙装置において、第
2の透過光量検出手段を記録紙間の記録紙を検知しない
タイミングのときに透過光量の検出をさせて、その検出
結果により第2の透過光量検出手段の出力値を補正する
手段を設けるとよい。さらにまた、上記第1の透過光量
検出手段は、記録紙積載手段上に束状に積載された記録
紙束の隣接する2辺を跨ぐように光を透過させて透過光
量を検出するように配置するとよい。また、上記第1の
透過光量検出手段は、記録紙積載手段上に束状に積載さ
れた記録紙の端部付近に光を透過させて透過光量を検出
するように配置するとよい。さらに、上記第1の透過光
量検出手段と上記第2の透過光量検出手段は、共に記録
紙に対して光を透過させる光透過角度と、光発光部から
光を透過させる記録紙面までの距離と、光発光部から光
受光部までの距離がそれぞれ同一となる位置に配置する
とよい。また、上記いずれかの給紙装置を備えた画像形
成装置であって、上記記録紙枚数演算手段により求めた
記録紙積載手段上の記録紙枚数を表示する表示部と、そ
の表示部あるいは接続された外部接続機器の画面の少な
くとも一方に記録紙積載手段上の記録紙枚数を表示させ
る手段とを設けた画像形成装置も提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明による給紙装置
の一実施形態例を示す概略構成図、図2は同じくその給
紙装置を備えたカラー画像形成装置の一例を示す全体構
成図である。図2に示すカラー画像形成装置は、装置本
体1の略中央に画像形成部20を配置し、その画像形成
部20のすぐ下方に複数の給紙トレイ22を備えた給紙
部2を配置している。なお、この給紙部2には、必要に
応じて別の給紙装置を増設することもできるようになっ
ている。また、画像形成部20の上方には原稿を読取る
読取部23を、その画像形成部20の図2で左側には排
紙収納部24をそれぞれ設けており、その排紙収納部2
4には画像形成された記録紙Pが排紙収納される。画像
形成部20には、複数のローラ間に張装されて矢示A方
向に回動するベルト状の中間転写ベルト25が設けられ
ており、その中間転写ベルト25の回りには図示のよう
に4個の作像部を構成するそれぞれドラム状の感光体2
6Y,26M,26C,26Kが並列配置されている。
【0008】その各感光体の回りには、感光体の表面を
帯電処理する各帯電装置62と、各感光体の表面に形成
された静電潜像を各色のトナーで可視像化する各現像装
置63と、その各感光体上のトナー像(可視像)を中間
転写ベルト25に転写した後に各感光体上に残った残留
トナーを除去回収する各クリーニング装置64をそれぞ
れ設けている。この画像形成部20の上部には、その画
像形成部20の各感光体26Y,26M,26C,26
Kに、それぞれ各色の画像情報に対応したレーザ光を照
射してそこに潜像を形成する露光装置7を設けている。
また、画像形成部20の記録紙搬送上流側にレジストロ
ーラ33を、その画像形成部20の記録紙搬送下流側に
定着装置28をそれぞれ設け、そのレジストローラ33
により記録紙のスキュー補正を行うと共に、感光体上の
画像とタイミングをとって給紙するようにしている。ま
た、記録紙上に転写したトナー像を定着装置28により
定着処理するようにしている。この定着装置28の下流
側には、その定着装置28を通過した記録紙を排紙収納
部24上に排出する排紙ローラ41を設けている。な
お、図2で3は、原稿を自動的にコンタクトガラス31
上に搬送する自動原稿搬送装置である。
【0009】このカラー画像形成装置は、フルカラーの
画像形成動作を開始させると、画像形成部20の各帯電
装置62により帯電された感光体26Y,26M,26
C,26K上の各帯電面が露光装置7により、イエロー
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(B
K)の各色に対応した操作光により露光され、そこに潜
像が形成される。その露光装置7による各感光体26
Y,26M,26C,26Kへの書き込みは、読取部2
3に設けられているコンタクトガラス31上にセットし
た原稿の画像を、原稿照明用光源とミラーからなる読み
取り走行体32a、32bが図2で左右方向に往復移動
することにより読み取り走査を行って、レンズ34の後
方に設置されているCCD35に画像信号として読み込
まれた画像情報を基にして行われる。すなわち、CCD
35に読み込まれた画像信号は、デジタル化されて画像
処理され、その画像処理された信号に基づいて、露光装
置7内のレーザダイオードの発光により、感光体26
Y,26M,26C,26Kの各表面を露光して、そこ
に静電潜像を形成する。その際、レーザダイオードから
の光は、ポリゴンミラーやレンズを介して各感光体に至
る。
【0010】このようにして、各感光体26Y,26
M,26C,26K上にそれぞれ形成された各潜像は、
イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラ
ック(BK)の4つの色にそれぞれ対応した各現像装置
63により現像され、トナー像となる。そのトナー像
は、最初に感光体26Y上のイエロー色の画像が、図2
の矢示A方向に回動している中間転写ベルト25上に転
写され、次にそのイエロー色の画像が感光体26Mの位
置まで移動したときに、そこにマゼンタ色の画像を重ね
合わせて転写する。そのマゼンタ色の画像を転写した部
分が感光体26Cの位置まで移動したときに、そこにシ
アン色の画像を重ね合わせて転写し、さらにそのシアン
色の画像を転写した部分が感光体26Kの位置まで移動
したときに、そこにブラック色の画像を重ね合わせて転
写する。
【0011】そして、そのイエロー,マゼンタ,シア
ン,ブラックの4色重ね合わせ画像が中間転写ベルト2
5の回動により転写ローラ51のある転写位置まで移動
すると、そのタイミングに一致するように同期がとられ
て給紙された記録紙に、転写ローラ51により一括転写
される。このように、このカラー画像形成装置は、中間
転写ベルト25が1回動して1つのカラー画像を形成す
る作像プロセスを行う。そして、その中間転写ベルト2
5上の4色重ねのトナー像が記録紙に一括転写された後
は、その中間転写ベルト25上に残留するトナーが中間
転写クリーニング装置52により除去回収される。トナ
ー像が定着されて定着装置28を通過した記録紙は、そ
れが片面画像形成であるときには排紙ローラ41により
排紙収納部24に排出される。また、両面画像形成の指
示が出されているときには、定着装置28と排紙ローラ
41との間の搬送経路上に設けている分岐爪43によ
り、記録紙が画像形成部20の下側に配設している両面
装置29に送り込まれ、それが反転されて再びレジスト
ローラ33に搬送され、今度は第2面に画像が形成され
た後に排紙ローラ41により排紙収納部24上に排出さ
れる。
【0012】一方、記録紙を給紙する給紙部2には、各
給紙段ごとに給紙装置4がそれぞれ設けられている。そ
の各給紙段の給紙装置4は、図1に示すように記録紙を
積載する記録紙積載手段である底板5と、その底板5に
積載された記録紙Pを同図で反時計回り方向に回転する
ことにより給紙する給紙手段であるピックアップコロ6
と、そのピックアップコロ6により給紙された記録紙P
が複数枚であったときにはそれを1枚に分離するフィー
ドコロとリバースコロとからなる分離手段8とを備えて
いる。また、この給紙装置4は、底板5上に積載された
記録紙Pの厚さ方向に光を透過させてその透過光量を検
出する第1の透過光量検出手段11を構成する対をなす
発光部13と受光部14と、ピックアップコロ6により
給紙されて分離手段8により1枚に分離された後の記録
紙Pにその厚さ方向に光を透過させてその透過光量を検
出する第2の透過光量検出手段12を構成する対をなす
発光部16と受光部17を設けている。その発光部1
3,16は共に発光素子からなり、受光部14,17は
共に受光素子からなる。
【0013】さらに、その第1の透過光量検出手段11
と第2の透過光量検出手段12がそれぞれ検出した透過
光量を比較することにより底板5に積載された記録紙の
枚数を演算する記録紙枚数演算手段として機能する制御
装置50も設けている。底板5は、この実施の形態に示
したものは、そこに記録紙Pを載置した状態で、図2で
左方側の端部を支点にして矢示B方向に回動可能なもの
であり、その下側に設けられて図示しない例えばモータ
等の駆動源により上昇側に回動する上昇レバーにより押
し上げられて、記録紙送出端側が上昇するようになって
いるが、図1に示した水平状態のまま上昇する構成のも
のであってもよい。なお、第1の透過光量検出手段11
の発光部13と受光部14は共に底板5に一体に固定す
るようにするとよい。そうすれば、底板5が上昇したと
きでも発光部13と受光部14との間の距離が常に一定
に保たれるようになる。また、第2の透過光量検出手段
12の発光部16と受光部17は、例えば対のガイド板
18,19にそれぞれ固定されていて、それにより発光
部16と受光部17との間の距離が常に一定に保たれる
ようになっている。
【0014】この給紙装置4からの給紙は、給紙トレイ
22(図2)の底板5上に収納した未使用の記録紙P
が、その底板5が上昇側に回動することにより最上位に
位置する記録紙がピックアップコロ6に当接する位置ま
で上昇し、その状態でピックアップコロ6が回転するこ
とにより給紙トレイ22から送り出される。そこで、記
録紙Pが2枚以上送り出されたときには、それが分離手
段8によって1枚に分離される。そして、その記録紙P
が、停止状態にある図2に示したレジストローラ33へ
搬送され、そこで一旦停止されて、その先端と感光体上
のトナー像との位置関係が正確に一致するタイミング
で、そのレジストローラ33が回転を開始することによ
り画像形成部20に向けて搬送される。以下、上述した
プロセスを経て画像形成が行われ、それが排紙収納部2
4に排出される。
【0015】ところで、この給紙装置4は、図1で説明
したように、底板5上に積載された記録紙Pを厚さ方向
で挾むように発光部13と受光部14とからなる第1の
透過光量検出手段11を有している。また、分離手段8
により1枚に分離された後の記録紙Pを厚さ方向で挾む
ように発光部16と受光部17とからなる第2の透過光
量検出手段12を有している。その発光部13,16と
しては、例えばLED素子,半導体レーザ等が考えられ
るが、白熱燈や蛍光灯等その他の発光手段であってもよ
い。波長も、可視光はもちろん、赤外光や紫外光等であ
ってもよい。このように、それぞれ対をなす発光部13
と受光部14、及び発光部16と受光部17を有するこ
とにより、その発光部13から発した光が底板5上の記
録紙Pを透過することにより減衰した光の光量を受光部
14で検出することができる。同様に、発光部16から
発した光が1枚に分離後の記録紙Pを透過することによ
り減衰した光の光量を受光部17で検出することができ
る。
【0016】ここで、第2の透過光量検出手段12が検
出する記録紙1枚を透過した光の透過光率をaとする
と、記録紙2枚のときの透過光率は、次のようにして計
算で求めることができる。本来、2枚目の記録紙を透過
した光の透過率はaとなるはずであるが、実際には2
枚の記録紙の間で光は反射し続けるので、その成分を合
計した数1に示すSが2枚の記録紙を透過した光の透過
光率となる。なお、bは反射率であり、予め設定される
任意の値である。数1のままでは、実使用に適さないの
で、それをΣの無い形にする。また、Sは反射回数k=
0〜∞の和であるが、これを0〜n回の和とすると、S
は数2となる。ここで、数2の両辺にbを掛けると数
3となり、「数2−数3」を求めると数2の第2項と数
3の第1項は同じであるため消え、同様に他の項も消え
るので数4となる。それにより、Sは数5となり、その
数5にn=∞を代入すると、bは1未満の数値であるの
で(a≠0)数6となる。したがって、この数6により
記録紙が2枚のときの光の透過光率を計算することがで
きる。同様に3,4,5……n枚時を計算することによ
り、1枚時の紙の透過光率aにより、給紙トレイ22内
の底板5上に積載された記録紙の残量枚数を算出するこ
とができる。
【0017】
【数1】
【0018】
【数2】
【0019】
【数3】
【0020】
【数4】
【0021】
【数5】
【0022】
【数6】
【0023】このように、この実施の形態による給紙装
置は、給紙トレイ22内の底板5上に積載された記録紙
の残量枚数を、第2の透過光量検出手段12が検出した
1枚の透過光量から得られる透過光率と、第1の透過光
量検出手段11が検出した透過光量から得られる透過光
率とを比較することにより演算で求めることができる
が、その演算は図1に示した記録紙枚数演算手段として
機能する制御装置50が有するマイクロコンピュータが
全て行う。その制御装置50のマイクロコンピュータ
は、各種判断及び処理機能を有する中央処理装置(CP
U)と、各処理プログラム及び固定データを格納したR
OMと、処理データを格納するデータメモリであるRA
Mと、入出力回路(I/O)とからなる。なお、このマイ
クロコンピュータは、図2に示した画像形成装置のエン
ジン部,給紙部,コントローラ部のいずれにあってもよ
い。このように、この給紙装置によれば、給紙トレイ2
2内の底板5上に積載されている記録紙の残量枚数を、
その枚数が例えば5枚や6枚といった少数枚であって
も、それを正確に検出することができる。それにより、
底板5上に残っている記録紙の枚数以上の画像を図2で
説明した中間転写ベルト25上に書き込んでしまうのを
防止することができるため、それによりトナーの無駄使
いを防止することができる。また、底板5上に残ってい
る記録紙の枚数以上のトナー像を中間転写ベルト25上
に形成してしまったときには、その余分に形成してしま
ったトナー像を中間転写クリーニング装置52で大量に
消去するために中間転写クリーニング装置52に大きな
負担がかかるが、それも防止することができる。
【0024】ところで、第2の透過光量検出手段12
は、分離手段8により1枚に分離された記録紙を一旦停
止させてタイミング調整をするレジストローラ33の付
近に設けるとよい。そうすれば、図2に示したカラー画
像形成装置のように給紙部2が複数ある場合であって
も、それら各給紙部2から給紙された記録紙は必ずレジ
ストローラ33を通過するので、第2の透過光量検出手
段12を各給紙部2ごとに設ける必要がなくなり1個で
すむので、コストメリットが得られる。また、その第2
の透過光量検出手段12は、図3に示すようにレジスト
ローラ33に対して記録紙搬送方向上流側(この例では
レジストローラ33の直前)に設けて、記録紙Pがその
レジストローラ33に突き当てられて停止しているとき
に第2の透過光量検出手段12による上述した透過光量
を検出するようにするとよい。そうすれば、第1の透過
光量検出手段11による記録紙の透過光量の検出と同様
に、停止状態にある記録紙の透過光量の検出を第2の透
過光量検出手段12で行うことができる。したがって、
第1の透過光量検出手段11で停止状態にある記録紙の
透過光量の検出を行い、透過光量検出手段12で搬送中
の動いている記録紙の透過光量を検出した場合には、そ
れら第1の透過光量検出手段11と第2の透過光量検出
手段12で検出した透過光量は同一の条件で検出したも
のにはならないので正確な比較ができないが、それを防
止して高い測定精度が得られる。
【0025】図4は第1の透過光量検出手段及び第2の
透過光量検出手段の出力値を補正する手段を設けた給紙
装置の実施形態を説明するための概略図である。この実
施形態による給紙装置は、第1の透過光量検出手段11
を底板5上に記録紙Pが無いときに透過光量の検出をさ
せて、その検出結果により第1の透過光量検出手段の出
力値を補正する手段として機能する制御装置50′を設
けている。また、その制御装置50′は、第2の透過光
量検出手段12を記録紙間の記録紙を検知しないタイミ
ングのときに透過光量の検出をさせて、その検出結果に
より第2の透過光量検出手段12の出力値を補正する手
段としても機能する。その制御装置50′は、図1で説
明した制御装置50と同様に、各種判断及び処理機能を
有する中央処理装置(CPU)と、各処理プログラム及
び固定データを格納したROMと、処理データを格納す
るデータメモリであるRAMと、入出力回路(I/O)と
からなるマイクロコンピュータを備えている。
【0026】ところで、第1の透過光量検出手段11の
発光部13及び第2の透過光量検出手段12の発光部1
6に例えばLEDを使用したときには、そのLEDの発
光輝度は図5に示すように、一般的に時間の経過に伴っ
て低下していく。ここで、図4に示した第1の透過光量
検出手段11の受光部14の出力で紙なしのときの出力
をB、紙有りのときの出力をSとしたときの透過光率は
S/Bとなる。この給紙装置では、工場出荷時には紙な
し時の上記出力Bはマイクロコンピュータのメモリに記
憶させてあるが、上述したようにLEDの発光輝度は時
間の経過に伴って次第に低下していくので、それに伴っ
て実測される出力Bは経時的に変化していく。しかしな
がら、この給紙装置では、上述したように第1の透過光
量検出手段11で底板5上に記録紙Pが無くなるごとに
透過光量を検出し、その検出結果により発光部13の発
光輝度の低下に応じた第1の透過光量検出手段の出力B
の値をメモリし直すので、その発光輝度の低下を考慮し
た補正計算により、経時においても底板5上の記録紙の
枚数を正確に検出することができる。同様に、第2の透
過光量検出手段12においても、記録紙間の記録紙を検
知しないタイミングのときに透過光量の検出を行うこと
により記録紙を透過させずに発光部16が発した光を受
光部17で受光し、その際に発光部16の経時的な発光
輝度の低下を考慮して記録紙の透過率を補正計算し、そ
の結果を使って底板5上の記録紙の枚数を検出するの
で、経時においても記録紙の正確な枚数検知ができる。
なお、この第2の透過光量検出手段12が記録紙間の記
録紙を検知しないタイミングのときに行う透過光量検出
の頻度、及びそのタイミングは任意である。
【0027】図6は記録紙束の隣接する2辺を跨ぐよう
に光を透過させて透過光量を検出するようにした給紙装
置の実施形態を示す概略図であり、図1と対応する部分
には同一の符号を付してある。この実施形態による給紙
装置は、第1の透過光量検出手段11を構成している発
光部13と受光部14を、底板5上に束状に積載された
記録紙Pの束の隣接する2辺Pa,Pbを跨ぐように配
置して、発光部13から発した光を透過させて透過光量
を検出するようにしている。このように、発光部13と
受光部14をそれぞれ配置すれば、その発光部13と受
光部14は常に固定された一定の位置で光の発光と受光
を行うことができるので、透過光量の検出を安定して行
うことができる。
【0028】すなわち、例えば図1で説明した給紙装置
の場合には、受光部14が底板5に固定される構成であ
るため、底板5上の記録紙が給紙により減少していくと
底板5が上昇側に移動して、それに伴って受光部14も
一緒に上昇していくようになる。その際に、発光部13
も底板5に固定する構成にしておけばその発光部13も
底板5と一緒に上昇していくので、発光部13と受光部
14との位置関係は一定のまま維持される。しかしなが
ら、このようにした場合には、発光部13の上部にその
発光部13の上昇を妨げないようにするために大きな空
きスペースを設けておく必要があるので、この場合には
装置が大型化してしまう。そこで、発光部13を図1に
示した位置のまま上昇しないように固定したとすると、
今度は底板5と受光部14の上昇に伴って発光部13と
受光部14との位置関係が変化(間隔小)するようにな
るので、記録紙を透過した光の透過光量検出の安定化が
得られにくくなる。しかしながら、図6に示した給紙装
置によれば、上述した位置関係に発光部13と受光部1
4をそれぞれ配置するようにしたので、その発光部13
と受光部14の位置関係は常に固定されて一定となる。
したがって、安定した透過光量の検出ができる。なお、
この給紙装置においても、第1の透過光量検出手段11
は底板5上の記録紙Pが比較的小数枚になったときの残
量枚数を検知できる位置に配設している。したがって、
その発光部13から発せられて受光部14が受光する光
は数百枚の記録紙の束を透過することはないので、その
発光部13からの光を受光部14が受光できなくなるこ
ともない。
【0029】図7は記録紙の端部付近に光を透過させて
透過光量を検出するようにした給紙装置の実施形態を説
明するために記録紙の光透過位置を示す平面図である。
この実施形態による給紙装置は、図1,図4,図6で説
明した第1の透過光量検出手段11を構成する発光部1
3と受光部14を、底板上に束状に積載された記録紙P
の画像が形成されない端部付近に発光部13からの光を
透過させて透過光量を検出するように配置している。す
なわち、一般的に記録紙の端部15mm程は余白となる
部分であって、その部分が印刷されることは少なく、特
に端部5mmの範囲に画像が形成されることはまずな
い。そこで、この実施例による給紙装置では、図7に示
すように記録紙Pの画像Gaが形成されない端部付近を
透過光量検出のための光透過位置Lpとしている。とこ
ろで、近年省資源化のために片面印刷済の記録紙の裏紙
を利用してそこに新たな画像を形成する機会が多くなっ
ている。その場合、画像が形成されている(印刷済み)
部分を残量枚数検出のための光透過位置にすると、その
文字等の画像が形成されている部分は光の透過率が低い
ので、正確な透過光量の検出ができなくなる。したがっ
て、底板上の記録紙の残量枚数検出の精度低下を招きや
すい。しかしながら、この実施形態による給紙装置で
は、上述したように記録紙Pの画像Gaが形成されない
端部付近を透過光量検出のための光透過位置Lpとした
ので、たとえ片面に画像が形成されている記録紙の裏紙
に画像を形成する場合であっても、既に形成されている
文字等の画像Gaが透過光量検出の妨げにならない。そ
れにより、底板上に積載された記録紙の枚数を精度よく
検出することができる。
【0030】図8及び図9はそれぞれ第1の透過光量検
出手段と第2の透過光量検出手段を記録紙に対して同一
の条件で光を透過させるようにした給紙装置の実施形態
を説明するための各図であり、図6及び図3と対応する
部分には同一の符号を付してある。この実施形態による
給紙装置は、図8に示す第1の透過光量検出手段11と
図9に示す第2の透過光量検出手段12を、共に記録紙
Pに対して光を透過させる光透過角度θ,θと、発
光部13,16からそれぞれ光を透過させる記録紙面ま
での距離L,Lと、発光部13,16から受光部1
4,17までの距離L,Lがそれぞれ同一となる位
置に配置している。また、記録紙P上の光透過位置の記
録紙端部からの距離L,Lも同一になるようにして
いる。すなわち、θ=θ,L=L,L
,L=Lになるようにしている。
【0031】この給紙装置では、給紙トレイ(図2の給
紙トレイ22を参照)内の図8に示す記録紙Pの束の第
1の透過光量検出手段11が検出した透過光量から得ら
れる透過効率と、図9に示すレジストローラ33の直前
の搬送路上の記録紙Pの第2の透過光量検出手段12が
検出した透過光量から得られる透過効率とを比較するこ
とにより、図8に示した底板5上の記録紙Pの残量枚数
を検出する。そして、上述したような位置に第1の透過
光量検出手段11と第2の透過光量検出手段12をそれ
ぞれ配置しているので、第1の透過光量検出手段11の
発光部13から受光部14までの距離、それらの位置関
係及び記録紙Pとの位置関係が、第2の透過光量検出手
段12の発光部16から受光部17までの距離、それら
の位置関係及び記録紙Pとの位置関係と全て同じになる
ので、第1の透過光量検出手段11あるいは第2の透過
光量検出手段12の検出結果を補正したり、変換したり
する作業が不要となる。したがって、単純な構成になる
ため安価にすることができながら、高い精度で記録紙の
残量枚数検知ができる。
【0032】図10は底板上の記録紙の枚数を外部接続
機器でも確認できるようにした画像形成装置の実施形態
を示すブロック図である。この画像形成装置は、図1で
説明した給紙装置4を有する給紙部2を備えており、装
置本体の外部から見える部分には、図1で説明した記録
紙枚数演算手段(制御装置50が機能する)により求め
た底板上の記録紙枚数を表示する表示部55を設けてい
る。また、この画像形成装置に外部接続機器としてホス
トコンピュータ81を接続した場合には、表示部55あ
るいはホストコンピュータ81の画面に底板上の記録紙
枚数を表示させる手段として機能するコントローラ制御
部92を設けている。したがって、ユーザは表示部55
とホストコンピュータ81の画面のいずれからも、底板
上の記録紙の残量枚数を知ることができる。
【0033】その表示部55は、画像形成装置のコント
ローラ制御部92に接続されていて、そのコントローラ
制御部92はエンジン制御部93と信号の授受が可能に
なっている。そして、そのエンジン制御部93は、画像
形成部20,給紙部2,定着装置28等の間で信号の授
受を行って、それらの駆動を制御する。この画像形成装
置によれば、底板上の記録紙の残量枚数を表示部55や
ホストコンピュータ81の画面を見ることで、その枚数
が少ないときにはそれを容易に知ることができる。それ
により、底板上の記録紙枚数が指示された画像形成枚数
よりも少ない場合に、それを知らずに画像形成動作をス
タートさせてしまうことにより、余分な画像形成動作
(記録動作)を行ってしまうのを未然に防くことができ
る。また、記録紙に転写できなかった余分な画像を中間
転写クリーニング装置(図2の中間転写クリーニング装
置52を参照)で消去するという非生産的な動作も防止
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による給
紙装置によれば、記録紙積載手段に積載された記録紙の
残量枚数を、第1の透過光量検出手段と第2の透過光量
検出手段がそれぞれ検出した透過光量を比較することに
より演算で正確に求めることができるので、その記録紙
の残量枚数が例えば5枚や6枚といった少数枚であって
も、それを正確に検出することができる。それにより、
この給紙装置を備えた画像形成装置によれば、一度に複
数枚の画像を担持可能な大きな像担持体を持つ場合であ
っても、記録紙積載手段上の記録紙の正確な残量枚数に
合わせた画像形成ができるので、不用意に像担持体上に
記録紙の残量枚数よりも多い数の画像を形成してしま
い、その際に記録紙に転写できずに余分となった画像を
クリーニング装置により消去しなければならないという
非生産的な動作を未然に防ぐことができる。それによ
り、トナーの無駄使いを防止できると共に、クリーニン
グ装置の負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による給紙装置の一実施形態例を示す
概略構成図である。
【図2】同じくその給紙装置を備えたカラー画像形成装
置の一例を示す全体構成図である。
【図3】レジストローラの直前に第2の透過光量検出手
段を設けるようにした給紙装置の実施形態の第2の透過
光量検出手段の付近を示す概略図である。
【図4】第1の透過光量検出手段及び第2の透過光量検
出手段の出力値を補正する手段を設けた給紙装置の実施
形態を説明するための概略図である。
【図5】LEDの発光輝度と時間の関係を示す線図であ
る。
【図6】記録紙束の隣接する2辺を跨ぐように光を透過
させて透過光量を検出するようにした給紙装置の実施形
態を示す概略図である。
【図7】記録紙の端部付近に光を透過させて透過光量を
検出するようにした給紙装置の実施形態を説明するため
に記録紙の光透過位置を示す平面図である。
【図8】第1の透過光量検出手段と第2の透過光量検出
手段を記録紙に対して同一の条件で光を透過させるよう
にした給紙装置の実施形態の第1の透過光量検出手段付
近を示す概略図である。
【図9】同じくその給紙装置の第2の透過光量検出手段
付近を示す概略図である。
【図10】底板上の記録紙の枚数を外部接続機器でも確
認できるようにした画像形成装置の実施形態を示すブロ
ック図である。
【図11】記録紙の残量枚数よりも多くの数の画像を中
間転写ベルト上に担持した場合の問題点を説明するため
の概略図である。
【符号の説明】
4:給紙装置 5:底板(記録紙積載手段) 6:ピックアップコロ(給紙手段) 8:分離手段 11:第1の透過光量検出手段 12:第2の透過光量検出手段 33:レジストローラ 50,50′:制御装置 55:表示部 81:ホストコンピュータ(外部接続機器) P:記録紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F048 AA01 AB01 BA03 BA06 BA24 BA27 BB10 CA02 CA05 CB04 CB05 DA04 DA07 DB07 DB11 DC13 EB15 EB33 3F102 AA01 AB01 BA02 BA07 BB02 CA04 CB01 DA08 FA08 3F343 FA02 FB01 FC22 FC30 HA33 HD07 KB02 KB20 MA02 MA24 MA27 MB02 MB09

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を積載する記録紙積載手段と、そ
    の記録紙積載手段に積載された記録紙を給紙する給紙手
    段と、その給紙手段により給紙された記録紙を1枚に分
    離する分離手段とを備えた給紙装置において、 前記記録紙積載手段上に積載された記録紙の厚さ方向に
    光を透過させてその透過光量を検出する第1の透過光量
    検出手段と、前記給紙手段により給紙されて前記分離手
    段により1枚に分離された後の記録紙にその厚さ方向に
    光を透過させてその透過光量を検出する第2の透過光量
    検出手段と、前記第1の透過光量検出手段と前記第2の
    透過光量検出手段がそれぞれ検出した透過光量を比較す
    ることにより前記記録紙積載手段に積載された記録紙の
    枚数を演算する記録紙枚数演算手段とを設けたことを特
    徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の透過光量検出手段は、前記分
    離手段により1枚に分離された記録紙を一旦停止させて
    タイミング調整をするレジストローラの付近に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の透過光量検出手段は、レジス
    トローラに対して記録紙搬送方向上流側に設けられてい
    て、記録紙が前記レジストローラに突き当てられて停止
    しているときに前記透過光量を検出する手段であること
    を特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の
    給紙装置において、前記第1の透過光量検出手段を前記
    記録紙積載手段に記録紙が無いときに透過光量の検出を
    させて、その検出結果により該第1の透過光量検出手段
    の出力値を補正する手段を設けたことを特徴とする給紙
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    給紙装置において、前記第2の透過光量検出手段を記録
    紙間の記録紙を検知しないタイミングのときに透過光量
    の検出をさせて、その検出結果により該第2の透過光量
    検出手段の出力値を補正する手段を設けたことを特徴と
    する給紙装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の透過光量検出手段は、前記記
    録紙積載手段上に束状に積載された記録紙束の隣接する
    2辺を跨ぐように光を透過させて透過光量を検出するよ
    うに配置されていることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか一項に記載の給紙装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の透過光量検出手段は、前記記
    録紙積載手段上に束状に積載された記録紙の端部付近に
    光を透過させて透過光量を検出するように配置されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記
    載の給紙装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の透過光量検出手段と前記第2
    の透過光量検出手段は、共に記録紙に対して光を透過さ
    せる光透過角度と、光発光部から光を透過させる記録紙
    面までの距離と、前記光発光部から光受光部までの距離
    がそれぞれ同一となる位置に配置されていることを特徴
    とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の給紙装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の
    給紙装置を備えた画像形成装置であって、前記記録紙枚
    数演算手段により求めた前記記録紙積載手段上の記録紙
    枚数を表示する表示部と、その表示部あるいは接続され
    た外部接続機器の画面の少なくとも一方に前記記録紙積
    載手段上の記録紙枚数を表示させる手段とを設けたこと
    を特徴とする画像形成装置。
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