JP4051561B2 - 被搬送物検出装置及び写真処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送経路を搬送される未現像の写真感光材料に対して検出作用する赤外発光素子と受光素子とが備えられると共に、前記受光素子の検出信号に基づいて検出対象箇所における前記写真感光材料の存否を検出する検出手段が備えられた被搬送物検出装置、及び、それを備えた写真処理装置に関する。
かかる被搬送物検出装置は、各種の写真処理装置、特に、未現像の写真感光材料を処理する写真処理装置に備えられ、その未現像の写真感光材料が搬送される搬送経路の検出対象箇所において、前記写真感光材料の存否を検出するものであり、その検出情報は関連する各種の機器の制御に利用される。
写真処理装置における被搬送物である写真感光材料の存否の検出手法としては、下記特許文献1〜3にも記載のように、発光素子と受光素子とを一対に備えて、発光素子から出射された光が受光素子に到達する程度によって、検出対象箇所における写真感光材料の存否を検出する。
このような被搬送物検出装置においては、受光素子の検出情報に基づいて被搬送物の存否を適正に検出できるように調整する必要があり、下記特許文献1等では、発光素子の発光光量を調整パラメータとして調整動作を行っている。
但し、下記特許文献1〜3に記載の技術は主に現像済みの写真フィルムを検出対象として想定しており、通常、発光素子を定常発光させて写真感光材料を検出する。
これに対して未現像の写真感光材料を検出対象とする場合には、写真感光材料が感度を有する波長領域からずれた赤外光を出射する赤外発光素子を用いても、ごくわずかに写真感光材料を感光させてしまうことから、赤外発光素子を定常発光させるのではなく、パルス発光させて写真感光材料の存否を検出している。
赤外発光素子をパルス発光させる状態で、更に、調整のために、その発光光量を設定変更可能に構成しようとすると、例えば、発光素子に駆動電流を供給する電源の電源電圧を可変にすると共に、比較的大電流となる発光素子の駆動電流の通電経路を入り切りするスイッチ手段を設けるような構成を必要として回路構成が大がかりなものとなってしまう。
このため、従来、未現像の写真感光材料の存否の検出においては、赤外発光素子の駆動電流の調整作業は行わず、発光時の発光光量を一定値に固定してパルス発光動作させるものとし、被搬送物検出装置の動作状態を安定させるために、上記調整作業が必要となる主原因である赤外発光素子に付着した塵埃の除去作業を頻繁に行うというのが実情であった。
特開平6−222466号公報 特開平7−225283号公報 特開2000−89377号公報
しかしながら、近年の装置筐体内における部品の配置密度の上昇に伴って、赤外発光素子の塵埃除去作業を行い辛くなり、未現像の写真感光材料を検出対象とする場合においても、赤外発光素子の発光光量を的確に調整したいとの要請が強くなってきた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、装置構成の複雑化を回避しながら、パルス発光動作する赤外発光素子の発光光量の調整を的確に行えるようにする点にある。
本出願の第1の発明は、搬送経路を搬送される未現像の写真感光材料に対して検出作用する赤外発光素子と受光素子とが備えられると共に、前記受光素子の検出信号に基づいて検出対象箇所における前記写真感光材料の存否を検出する検出手段が備えられた被搬送物検出装置において、入力される制御電圧に応じた電流値で前記赤外発光素子を定電流駆動する定電流回路と、設定発光光量に相当する前記制御電圧が前記定電流回路の制御電圧入力に入力されるのを許容する状態と、前記赤外発光素子が発光停止するのに相当する又は前記設定発光光量よりも低い光量で発光するのに相当する前記制御電圧を前記定電流回路の制御電圧入力に入力する状態とに切換える切換手段と、前記切換手段を切換動作させるパルス信号を供給するパルス信号供給手段とが設けられ、前記検出手段は、前記パルス信号と同期して前記写真感光材料の存否を検出するように構成されている。
すなわち、赤外発光素子の発光光量の調整を、定電流回路に入力する制御電圧を設定変更するという形態で行えるようにして、その制御電圧の入力状態をパルス信号で切換えて赤外発光素子をパルス発光動作させているのである。
このように構成することで、定電流回路が電圧制御形式であるためにパルス信号を受け入れ易く、しかも、発光光量を調整するための制御信号は、赤外発光素子のパルス動作とは無関係に設定することができものとなっており、発光光量の調整制御を行い易くなっている。
しかも、上記のような機能を有する定電流回路は、例えば、いわゆるACC回路等によって簡単に構成することができる。
尚、前記パルス発光動作の態様としては、設定発光光量で発光する状態(「ON」状態)と完全に発光停止する状態(「OFF」状態)とに切換えて赤外発光素子を「ON/OFF」動作させる形でパルス動作させるのが、写真感光材料の感光防止の観点からは最も好適であるが、回路構成上の理由その他を考慮して、上記「OFF」状態に相当する期間を、完全な発光停止ではなく、写真感光材料の感光が問題とならない範囲で若干量発光させるようなパルス発光動作、すなわち、発光光量が大きく高低に変化するようなパルス発光動作であっても良い。
又、本出願の第2の発明は、写真処理装置に、上記第1の発明の被搬送物検出装置と、前記定電流回路に入力する制御電圧を設定変更して、前記写真感光材料の存否を適正に検出する状態に調整する調整制御手段とが設けられている。
これによって、赤外発光素子のパルス発光動作を意識することなく、調整制御手段の制御操作によって、赤外発光素子の発光光量を適宜に変更調整して、未現像の写真感光材料を的確に検出できる状態に調整できる。
上記第1の発明によれば、赤外発光素子の発光光量を調整する回路が、パルス発光動作のためのパルス信号を受け入れ易いものとなっており、装置構成の複雑化を回避しながら、パルス発光動作する赤外発光素子の発光光量の調整を的確に行えるものとなった。
又、上記第2の発明によれば、赤外発光素子のパルス発光動作を意識することなく、赤外発光素子の発光光量を制御できるので、写真処理装置において、被搬送物検出装置の調整作業を容易に行えるものとなった。
以下、本発明の被搬送物検出装置を写真プリントシステムに備えた場合の実施の形態を図面に基づいて説明する。
本実施の形態で例示する写真プリントシステムDPは、いわゆるデジタルミニラボ機として知られているものであり、図4に外観を示すように、現像処理済みの写真フィルムやメモリーカード,MOあるいはCD−R等から写真プリントを作製するための画像データを入力する画像入力装置IRと、画像入力装置IRにて入力した画像データを写真感光材料PSとしての印画紙2に露光処理する露光・現像装置EPとから構成されている。
本実施の形態では、写真処理装置の1例である露光・現像装置EPに被搬送物検出装置を備えて、被搬送物である写真感光材料PS(より具体的には、印画紙2)を検出対象とする場合について説明する。
〔画像入力装置IRの概略構成〕
画像入力装置IRには、図3に概略的に示すように、写真フィルムの駒画像を読み取るフィルムスキャナ3と、メモリーリーダ,MOドライブ及びCD−Rドライブ等を備えた外部入出力装置4と、汎用小型コンピュータシステムにて構成されてフィルムスキャナ3や外部入出力装置4の制御のほか写真プリントシステムDP全体の管理を実行する主制御装置5とが備えられ、更に、主制御装置5には、仕上がりプリント画像をシミュレートしたシミュレート画像や各種の制御用の情報を表示するモニタ5aと、露光条件の手動設定等や制御情報の入力操作をするための操作卓5bとが接続されている。
〔露光・現像装置EPの全体構成〕
露光・現像装置EPは、筐体内部に、画像露光装置EXと、画像露光装置EXにて露光された印画紙2を現像処理する現像処理装置PPと、筐体内に配置された印画紙マガジン6から引き出された印画紙2を現像処理装置PPへ搬送する印画紙搬送系PTとが設けられている。
露光・現像装置EPの筐体外部には、図4に示すように、現像処理装置PPにて現像処理及び乾燥処理された印画紙2をオーダ毎に分類するためのソータ7と、現像処理装置PPの排出口8から排出された印画紙2をソータ7へ搬送するコンベア10とが設けられている。
〔画像露光装置EXの構成〕
画像露光装置EXは、印画紙2に対してレーザビームを走査することにより印画紙2上に露光画像を形成する画像露光ユニット13と、画像露光ユニット13を制御する露光制御装置14とを主要部として構成されている。
〔印画紙搬送系PTの構成〕
印画紙搬送系PTには、多数の搬送ローラ9と、搬送ローラ9の動作を制御する搬送制御装置20とが備えられ、図示を省略する印画紙ガイドに案内される印画紙2を搬送駆動する。
印画紙搬送系PTの搬送経路の途中には、印画紙マガジン6から引き出された長尺の印画紙2を設定プリントサイズに切断するカッタ11と、印画紙2を複数の搬送列に振り分けるための振り分け装置12が備えられている他、印画紙搬送系PTの搬送経路において写真感光材料PSすなわち印画紙2の存否を検出するための被搬送物検出装置MSとしてペーパセンサ21が複数備えられている。図3においては、印画紙マガジン6の印画紙引出口付近、カッタ11の下流側位置、並びに、画像露光ユニット13による露光位置の上流側位置及び下流側位置にペーパセンサ21を配置する場合を例示しているが、ペーパセンサ21の配置位置及び配置数は必要に応じて適宜変更される。
〔ペーパセンサ21の構成〕
各ペーパセンサ21は、未現像の印画紙2を検出対象としているので、存否検出による印画紙2の感光を極力抑制するため、赤外領域の光を利用している。
具体的には、図2に概略的に示すように、印画紙搬送系PTの搬送経路を搬送される印画紙2に対して検出作用する赤外発光素子31と受光素子32aとが備えられて構成されている。本実施の形態では、赤外発光素子31は赤外発光ダイオードにて構成しており、一方、受光素子32aは、光変調方式の信号処理集積回路32(以下、単に「信号処理集積回路32」と略記する場合がある)に内蔵された赤外域に十分な感度を有するフォトダイオードにて構成している。
印画紙搬送系PTにおける印画紙2の搬送経路を挟んで振り分けて配置された赤外発光素子31と受光素子32aとの間に印画紙2が進入して「遮光」することにより印画紙2の存在を検知できる。
光変調方式の信号処理集積回路32は、発光側と受光側とをパルス信号で同期させることにより外乱光に起因する誤検出を防止するための回路として作製されたものを使用しており、上述のようにフォトダイオードに他に、フォトダイオードの出力信号をI/V変換するアンプ、そのアンプの出力信号によって受光の有無を検出するコンパレータ、発光側をパルス動作させるためのパルス発生回路、及び、前記コンパレータの出力を前記パルス発生回路の出力パルスと同期検出して受光素子32aが設定光量以上の光を受光したか否か検出出力する同期検出回路が備えられている。従って、信号処理集積回路32は、受光素子32aの検出信号に基づいて検出対象箇所における印画紙2の存否を検出する検出手段SSとして機能する。
尚、この信号処理集積回路32は、本来的には上述のように外乱光の影響を防止するためのものとして設計されたものであるが、赤外発光素子31をパルス発光させて、印画紙2の感光抑制にも寄与するものとなっている。
ペーパセンサ21の赤外発光素子31の発光光量は搬送制御装置20から出力される設定ビット数(例えば8ビット)のデジタルデータにて制御され、ペーパセンサ21には、搬送制御装置20から受け取った前記デジタルデータを記憶保持するためのレジスタ33と、レジスタ33に保持されているデジタルデータをアナログ電圧に変換するD/Aコンバータ34と、D/Aコンバータ34から入力される制御電圧値に応じた電流を赤外発光素子31に供給する電流制御回路35とが備えられている。従って、レジスタ33に記憶保持されるデジタルデータは、赤外発光素子31の発光光量そのものに対応している。
電流制御回路35には、図1に示すように、オペアンプ41a,トランジスタ41b及び抵抗R4を主要部として赤外発光素子31に対するいわゆるACC回路を構成する定電流回路41と、D/Aコンバータ34の出力電圧をオペアンプ41aの非反転入力に入力するのに適した電圧に分圧する抵抗R1,R2,R3とが備えられている。
定電流回路41では、アノードが電源電圧(Vcc)に接続された赤外発光素子31に電流が流れることによって抵抗R4の両端に生じる電圧が、オペアンプ41aの非反転入力に印加されている電圧と一致するようにトランジスタ41bが制御され、オペアンプ41aの非反転入力に入力されるD/Aコンバータ34からの制御電圧に応じた電流値で赤外発光素子31を定電流駆動する。すなわち、定電流回路41は電圧−電流変換回路を構成している。
電流制御回路35には、更に、D/Aコンバータ34から設定発光光量に相当する制御電圧が定電流回路41の制御電圧入力(非反転入力)に入力されるのを許容する状態と、赤外発光素子31が発光停止するのに相当する制御電圧を定電流回路41の制御電圧入力に入力する状態とに切換える切換手段CHとして機能するトランジスタ42が備えられている。
トランジスタ42のベースには、信号処理集積回路32に内蔵された前記パルス発生回路から同期用のパルス信号が入力され、そのパルス信号によってトランジスタ42が「OFF」となっている状態で、D/Aコンバータ34から出力された電圧信号が分圧されて前記制御電圧としてオペアンプ41aの制御電圧入力(非反転入力)に入力される。一方、前記同期用のパルス信号によってトランジスタ42が「ON」となっている状態で、オペアンプ41aの非反転入力は「0」V電位となり、D/Aコンバータ34から出力された電圧信号の伝達を阻止する。
このようにして、前記同期用のパルス信号に同期した状態で、赤外発光素子31にD/Aコンバータ34の出力電圧に応じた電流が流れる状態と、電流が流れない状態(厳密には、トランジスタ42のON電圧に応じたごくわずかな電流が流れる)とに切り替わり、赤外発光素子31がパルス発光動作する。
従って、信号処理集積回路32は、切換手段CHを切換動作させるパルス信号を供給するパルス信号供給手段PGとして機能する。
〔ペーパセンサ21の調整動作〕
次に、搬送制御装置20の制御にて実行されるペーパセンサ21の調整動作について、図5のフローチャートに基づいて説明する。
搬送制御装置20は、印画紙搬送系PTの搬送経路に印画紙2が存在しない状態で、操作者が操作卓5bからペーパセンサ21の調整動作の開始を指示入力すると、図5の処理を開始し、複数のペーパセンサ21に対して順次に調整動作を実行する。検出対象が共通であるので各ペーパセンサ21に対する調整動作は共通であり、図5の処理は基本的に一つのペーパセンサ21に対する処理を示している。もちろん、経時変化その他による素子特性のばらつきによって調整結果は夫々で異なる。
搬送制御装置20は、ペーパセンサ21がそれの検出対象箇所での印画紙2の存否を適正に検出できる適正検出状態に調整するための調整パラメータとして、ペーパセンサ21のレジスタ33に記憶保持させる設定ビット数(例えば、8ビット)のデジタルデータを管理している。
上述のようにレジスタ33に記憶保持させるデジタルデータは赤外発光素子31の駆動電流に相当しており、従って、赤外発光素子31の発光光量に直結している。
以下において、このデジタルデータを「光量設定データ」と称し、この「光量設定データ」の値が大となるほど赤外発光素子31の発光光量が大となり、「光量設定データ」を最大値に設定したときの赤外発光素子31の発光光量は最大定格内に収まっているものとして説明する。
図5の処理が開始されると、搬送制御装置20は、レジスタ33に書き込む前記光量設定データを「0」(すなわち、赤外発光素子31の駆動電流が「0」の状態)の状態から徐々に上昇させる(ステップ#3)。
これによって、D/Aコンバータ34の出力電圧は単調増加して行くのであるが、この間にもトランジスタ42のベースに同期用のパルス信号が印加され、赤外発光素子31にパルス的に駆動電流が流れて、パルス発光動作する。
上述のように、ペーパセンサ21の調整動作は赤外発光素子31と受光素子32aとの間に印画紙2が存在しない状態で実行されるので、赤外発光素子31の発光光量の上昇に伴って、信号処理集積回路32が搬送制御装置20へ出力する検出信号が、「遮光」検出の状態から「透過」検出の状態に移行する。
搬送制御装置20は、信号処理集積回路32の検出出力が「透過」検出の状態に移行したときに(ステップ#1)、その時の赤外発光素子31の発光光量の設定倍(例えば3倍)の発光光量を、通常稼働時において印画紙2の存否の検出に使用する最適光量として決定し(ステップ#4)、その決定した最適光量に相当するデータ値をレジスタ33に書き込んで保持させる(ステップ#5)。
一方、前記光量設定データが最大値に到達しても、コンパレータ38が「透過」検出に移行しないときは(ステップ#1,#2)、赤外発光素子31側あるいは受光素子32a側の何れかに異常が発生して、信号処理集積回路32の検出出力が正常でないと考えられるため、主制御装置5へ検出エラーが発生したことを報知する(ステップ#6)。主制御装置5はこの検出エラーの信号を受信すると、その旨をモニタ5aに表示する。
以上の処理操作を全てのペーパセンサ21に対して実行すると(ステップ#7)、図5の調整処理を終了する。
以上から、搬送制御装置20は、前記定電流回路41に入力する制御電圧を設定変更して、印画紙2の存否を適正に検出する状態に調整する調整制御手段CBとして機能している。
〔写真プリントの作製動作〕
次に、上記構成の写真プリントシステムDPによる写真プリントの作製動作を概略的に説明する。
操作者が写真フィルムの駒画像について写真プリントの作製を指示入力したときは、主制御装置5は、フィルムスキャナ3に対して写真フィルムの読み取りを指令し、フィルムスキャナ3からその写真フィルムの画像データを順次受取って、内蔵されているメモリに記録する。
一方、操作者がメモリーカード,MOあるいはCD−R等の記録媒体に記録された画像データについて写真プリントの作製を指示入力したときは、主制御装置5は、外部入出力装置4の該当するドライブに画像データの読み取りを指令し、そのドライブから画像データを順次受取ってメモリに記録する。
主制御装置5は、上記のようにして入力された画像データに基づいて、その画像データによってプリントを作製した場合に得られるであろうシミュレート画像を図示を省略する画像処理回路にて演算して求め、それをモニタ5aに表示する。
操作者は、このモニタ5a上のシミュレート画像を観察して、適正な画像が得られていなければ、操作卓5bから露光条件の修正入力操作を行う。
主制御装置5の画像処理回路は、入力された画像データとその修正入力とに従って予め設定された演算条件で赤色、緑色、青色毎の露光用画像データを生成する。
この露光用画像データは、露光・現像装置EPの露光制御装置14に送られ、ペーパセンサ21の検出情報に基づいて印画紙2の前端が所定の露光開始位置まで搬送されて来たことを検知すると、画像露光ユニット13が印画紙2にプリント画像の潜像を形成する。
画像露光ユニット13にて露光処理された印画紙2は、印画紙搬送系PTにて現像処理装置PPへ搬送されて、各現像処理タンクを順次通過することにより現像され、現像処理された印画紙2は、更に乾燥処理された後に排出口8からコンベア10上に排出され、ソータ7にてオーダー毎にまとめられる。
〔別実施形態〕
以下、本発明の別実施形態を列記する。
(1)上記実施の形態では、写真処理装置として露光・現像装置EPを例示すると共に、未現像の写真感光材料PSとして未現像の印画紙2を検出対象とする被搬送物検出装置MSを例示しているが、写真処理装置としては、例えば、写真フィルムの現像装置等の各種の写真処理装置に本発明を適用でき、検出対象の写真感光材料PSについても、それに応じて未現像の写真フィルム等の種々の写真感光材料PSの検出に適用することができる。
(2)上記実施の形態では、赤外発光素子31として赤外発光ダイオードを例示しているが、レーザダイオード等の種々の発光素子を用いることができる。
(3)上記実施の形態では、受光素子32aとしてフォトダイオードを例示しているが、フォトトランジスタ等の種々の受光素子を用いることができる。
(4)上記実施の形態では、赤外発光素子31から出射された光を直接に受光素子32aで受光する場合を例示しているが、例えば、赤外発光素子31から出射された光を光ファイバにて印画紙搬送系PTの搬送経路に導くと共に、その光ファイバから出射された光を別の光ファイバにて受光素子32aへ導き、赤外発光素子31及び受光素子32aを前記搬送経路から離間した位置に配置するように構成しても良い。
(5)上記実施の形態では、赤外発光素子31と受光素子32aとの間を検出対象の印画紙2が通過するように配置して印画紙2の存否を検出する場合を例示しているが、赤外発光素子31から出射されて、印画紙2で反射された光を受光素子32aにて検出するように構成しても良い。
(6)上記実施の形態では、切換手段CHであるトランジスタ42が、設定発光光量に相当する制御電圧が定電流回路41の制御電圧入力に入力されるのを許容する状態と、赤外発光素子31が発光停止するのに相当する制御電圧を定電流回路の制御電圧入力に入力する状態とに切換える場合を例示しているが、実用上において印画紙2の感光が問題とならない範囲で、トランジスタ42を「ON」状態にしたときに若干の電圧がオペアンプ41aの非反転入力に印加されて、前記設定発光光量よりも低い光量で発光するのに相当する状態で駆動するように構成しても良い。
(7)上記実施の形態では、赤外発光素子31をパルス発光動作させるための切換手段CHとしてバイポーラ型のトランジスタ42を例示しているが、FETやリレーその他の各種のスイッチング装置にて切換手段CHを構成できる。
本発明の実施の形態にかかる要部回路構成図 本発明の実施の形態にかかる非搬送物検出装置の概略構成図 本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの概略構成図 本発明の実施の形態にかかる写真プリントシステムの外観斜視図 本発明の実施の形態にかかるフローチャート
符号の説明
CB 調整制御手段
CH 切換手段
MS 被搬送物検出装置
PG パルス信号供給手段
PS 写真感光材料
SS 検出手段
31 赤外発光素子
32a 受光素子
41 定電流回路

Claims (2)

  1. 搬送経路を搬送される未現像の写真感光材料に対して検出作用する赤外発光素子と受光素子とが備えられると共に、前記受光素子の検出信号に基づいて検出対象箇所における前記写真感光材料の存否を検出する検出手段が備えられた被搬送物検出装置であって、
    入力される制御電圧に応じた電流値で前記赤外発光素子を定電流駆動する定電流回路と、
    設定発光光量に相当する前記制御電圧が前記定電流回路の制御電圧入力に入力されるのを許容する状態と、前記赤外発光素子が発光停止するのに相当する又は前記設定発光光量よりも低い光量で発光するのに相当する前記制御電圧を前記定電流回路の制御電圧入力に入力する状態とに切換える切換手段と、
    前記切換手段を切換動作させるパルス信号を供給するパルス信号供給手段とが設けられ、
    前記検出手段は、前記パルス信号と同期して前記写真感光材料の存否を検出するように構成されている被搬送物検出装置。
  2. 請求項1に記載の被搬送物検出装置と、
    前記定電流回路に入力する制御電圧を設定変更して、前記写真感光材料の存否を適正に検出する状態に調整する調整制御手段とが設けられている写真処理装置。
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