JPH0417061Y2 - - Google Patents
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- JPH0417061Y2 JPH0417061Y2 JP1985066434U JP6643485U JPH0417061Y2 JP H0417061 Y2 JPH0417061 Y2 JP H0417061Y2 JP 1985066434 U JP1985066434 U JP 1985066434U JP 6643485 U JP6643485 U JP 6643485U JP H0417061 Y2 JPH0417061 Y2 JP H0417061Y2
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- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
- Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は所定間隔を置いて相対向する固定壁間
に突張りにより固定するごとくした伸縮棚に関す
る。
に突張りにより固定するごとくした伸縮棚に関す
る。
(従来の技術)
一般にこの種の伸縮棚は、例えば第1棚本体と
第2棚本体とを互いに出入自由に挿嵌支持すると
共に、この両者間に突張り手段を設けて、両棚本
体を固定壁間に突張りにより固定するごとく構成
している。また前記棚本体の固定壁への圧接箇処
において滑りが生じないよう棚本体の外端部に、
棚本体の幅方向に細長く、かつ摩擦係数の大きい
ゴムなどの材料からなる板状パツドを貼付けた圧
接体が設けられている。
第2棚本体とを互いに出入自由に挿嵌支持すると
共に、この両者間に突張り手段を設けて、両棚本
体を固定壁間に突張りにより固定するごとく構成
している。また前記棚本体の固定壁への圧接箇処
において滑りが生じないよう棚本体の外端部に、
棚本体の幅方向に細長く、かつ摩擦係数の大きい
ゴムなどの材料からなる板状パツドを貼付けた圧
接体が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点)
処で上記の如き構造の伸縮棚にあつては、固定
壁が傾斜していたり、凹凸があつたりすると、こ
の固定壁に圧接体を全面的に圧接させることがで
きず、比較的軽い品物を載せても前記圧接体が固
定壁から滑り落ちるのである。この場合圧接体
を、その両端部を残し中央部を切除することによ
り、圧接体の固定壁への圧接を安定よくかつ確実
に行わせることができ、先の場合よりも重い品物
の載置が可能となるのであるが、この場合圧接体
の固定壁への接触面積が非常に少なく、充分に大
きい摩擦抵抗が得られず、然程重い品物を載置す
ることができず、実用上充分なものではなかつ
た。
壁が傾斜していたり、凹凸があつたりすると、こ
の固定壁に圧接体を全面的に圧接させることがで
きず、比較的軽い品物を載せても前記圧接体が固
定壁から滑り落ちるのである。この場合圧接体
を、その両端部を残し中央部を切除することによ
り、圧接体の固定壁への圧接を安定よくかつ確実
に行わせることができ、先の場合よりも重い品物
の載置が可能となるのであるが、この場合圧接体
の固定壁への接触面積が非常に少なく、充分に大
きい摩擦抵抗が得られず、然程重い品物を載置す
ることができず、実用上充分なものではなかつ
た。
尚前記圧接体の高さは、通常棚本体の厚みと
略々同程度としているのであるが、この圧接体の
高さを大きくして、固定壁への接触面積を増大さ
せることが考えられるが、この場合には在庫・梱
包・輸送などにおいて圧接体が邪魔になり、かつ
収容ケースが大きくなる等の問題が生じ、実際的
でない。
略々同程度としているのであるが、この圧接体の
高さを大きくして、固定壁への接触面積を増大さ
せることが考えられるが、この場合には在庫・梱
包・輸送などにおいて圧接体が邪魔になり、かつ
収容ケースが大きくなる等の問題が生じ、実際的
でない。
(問題点を解決するための手段)
本考案は以上の如き問題点を解決すべく考案し
たもので、一定幅を有する第1棚本体1と第2棚
本体2とを互いに長さ方向に伸縮自在に組立てる
と共にこれらの棚本体1,2の外端面両側端部に
固定壁に対する圧接体4,5を配設してなる伸縮
棚において、前記圧接体4,5は長円形状又は長
方形状の平板よりなり、その長さ方向の一端部中
央を前記第1棚本体1と第2棚本体2との外端面
両側端部に回動自在に枢着してこれらの圧接体
4,5を棚本体1,2の外端面上に折り畳み自在
に構成すると共に該圧接体4,5の外面に摩擦係
数の大なる弾性パツド41を貼着してなることを
特徴とするものである。
たもので、一定幅を有する第1棚本体1と第2棚
本体2とを互いに長さ方向に伸縮自在に組立てる
と共にこれらの棚本体1,2の外端面両側端部に
固定壁に対する圧接体4,5を配設してなる伸縮
棚において、前記圧接体4,5は長円形状又は長
方形状の平板よりなり、その長さ方向の一端部中
央を前記第1棚本体1と第2棚本体2との外端面
両側端部に回動自在に枢着してこれらの圧接体
4,5を棚本体1,2の外端面上に折り畳み自在
に構成すると共に該圧接体4,5の外面に摩擦係
数の大なる弾性パツド41を貼着してなることを
特徴とするものである。
(作用)
長円形状又は長方形状の平板よりなる圧接体
4,5は、その長さ方向の一端部中央を棚本体
1,2の外端面両側端部に回動自在に枢着してい
るから、棚本体1,2の外端面側に回動させるこ
とによつて、その外端面に重合するように折り畳
み収納することができ、従つて、圧接体4,5が
邪魔になるようなことはなく、梱包や取扱いが容
易となる。
4,5は、その長さ方向の一端部中央を棚本体
1,2の外端面両側端部に回動自在に枢着してい
るから、棚本体1,2の外端面側に回動させるこ
とによつて、その外端面に重合するように折り畳
み収納することができ、従つて、圧接体4,5が
邪魔になるようなことはなく、梱包や取扱いが容
易となる。
又、使用時に棚本体1,2を互いに伸長させて
圧接体4,5を対向する壁面に圧接させ、棚本体
1,2の固定を行う場合には、圧接体4,5を棚
本体1,2の幅方向に対して直角となるように下
方に回動させ、その状態で壁面に圧接させれば、
壁面が凹凸粗面であつても、棚本体1,2の外端
面両側端部が圧接体4,5を介して壁面に確実に
支持されて棚本体1,2が安定した状態で強固な
固定が可能となるばかりでなく、棚本体1,2に
掛かる荷重によつて棚本体1,2が下方に撓もう
とするが、その作用力が棚本体1,2から下方に
向けて突出している圧接体4,5に一層大きな押
圧力として作用し、圧接体4,5の外面に貼着し
ているパツド41と壁面との摩擦係合力を荷重が
掛かるほど大きくして壁面に対する滑りを防止す
るものである。
圧接体4,5を対向する壁面に圧接させ、棚本体
1,2の固定を行う場合には、圧接体4,5を棚
本体1,2の幅方向に対して直角となるように下
方に回動させ、その状態で壁面に圧接させれば、
壁面が凹凸粗面であつても、棚本体1,2の外端
面両側端部が圧接体4,5を介して壁面に確実に
支持されて棚本体1,2が安定した状態で強固な
固定が可能となるばかりでなく、棚本体1,2に
掛かる荷重によつて棚本体1,2が下方に撓もう
とするが、その作用力が棚本体1,2から下方に
向けて突出している圧接体4,5に一層大きな押
圧力として作用し、圧接体4,5の外面に貼着し
ているパツド41と壁面との摩擦係合力を荷重が
掛かるほど大きくして壁面に対する滑りを防止す
るものである。
(実施例)
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。図において1は第1棚本体、2は第2棚
本体であつて、これら棚本体1,2は所定の間隔
を置いて並設した複数本の軸杆11,12,13
及び21,22,23を、その両端部及び中間部
で連結杆14,15,16及び24,25,26
により連結して構成されており、この両棚本体
1,2を互いに出入自由に挿嵌支持させるのであ
る。詳しくは第1棚本体1の各軸杆11,12,
13を、第2棚本体2の連結杆26から連結杆2
5に貫通させ、また第2棚本体2の各軸杆21,
22,23を、第1棚本体1の連結杆16から連
結杆15に貫通させて、両棚本体1,2を、連結
杆14,26が当接する位置から連結杆15,2
5が当接する位置までの間で伸縮できるよう構成
する。
明する。図において1は第1棚本体、2は第2棚
本体であつて、これら棚本体1,2は所定の間隔
を置いて並設した複数本の軸杆11,12,13
及び21,22,23を、その両端部及び中間部
で連結杆14,15,16及び24,25,26
により連結して構成されており、この両棚本体
1,2を互いに出入自由に挿嵌支持させるのであ
る。詳しくは第1棚本体1の各軸杆11,12,
13を、第2棚本体2の連結杆26から連結杆2
5に貫通させ、また第2棚本体2の各軸杆21,
22,23を、第1棚本体1の連結杆16から連
結杆15に貫通させて、両棚本体1,2を、連結
杆14,26が当接する位置から連結杆15,2
5が当接する位置までの間で伸縮できるよう構成
する。
一方前記第1棚本体1と第2棚本体2との間に
突張り手段3を設ける。この突張り手段3は第1
棚本体1における1本の軸杆12上で、連結杆1
4,15間部分に形成した螺子溝31と、連結杆
14,26間で螺子溝31に螺挿した蝶ナツト3
2及び螺子溝31上に遊挿したスプリング33と
によつて構成されるもので、前記蝶ナツト32の
螺進によつて第1棚本体1に対し第2棚本体2を
押出し、両棚本体1,2の固定壁W1,W2間での
突張りを行うごとくしている。
突張り手段3を設ける。この突張り手段3は第1
棚本体1における1本の軸杆12上で、連結杆1
4,15間部分に形成した螺子溝31と、連結杆
14,26間で螺子溝31に螺挿した蝶ナツト3
2及び螺子溝31上に遊挿したスプリング33と
によつて構成されるもので、前記蝶ナツト32の
螺進によつて第1棚本体1に対し第2棚本体2を
押出し、両棚本体1,2の固定壁W1,W2間での
突張りを行うごとくしている。
本考案は以上の如き構造の伸縮棚において、両
棚本体1,2の外端部連結杆14,24の外端面
両側端部に圧接体4,4及び5,5を設ける。こ
の圧接体4及び5は同一構造であるから、一方の
圧接体4について説明する。
棚本体1,2の外端部連結杆14,24の外端面
両側端部に圧接体4,4及び5,5を設ける。こ
の圧接体4及び5は同一構造であるから、一方の
圧接体4について説明する。
この圧接体4は長円形状又は長方形状の平板よ
りなり、その長さ方向の一端部中央を前記棚本体
1の外端部連結杆14の外端面両側端部の軸61
を有する止めビス6により回動自在に枢着してこ
の圧接体4を連結杆14の外端面上に折り畳み自
在としてある。詳しくは圧接体4の固定壁W1,
W2に対面する外面に、摩擦係数が大きく、かつ
弾性をもつパツド41を貼付けると共に、このパ
ツド41とは反対側に取付用ボス部42を形成し
て、該ボス部42に螺子孔43を形成する一方、
前記連結体14に、前記ボス部42が嵌合する凹
部17と、該凹部17に続く貫通孔18とを形成
し、この凹部17に前記圧接体4のボス部42を
嵌込むと共に、前記貫通孔18を介して前記止め
ビス6を螺子孔43に螺挿し、該止めビス6の締
付けにより圧接体4を連結体14に適当な重さで
回動できるよう取付けるのである。
りなり、その長さ方向の一端部中央を前記棚本体
1の外端部連結杆14の外端面両側端部の軸61
を有する止めビス6により回動自在に枢着してこ
の圧接体4を連結杆14の外端面上に折り畳み自
在としてある。詳しくは圧接体4の固定壁W1,
W2に対面する外面に、摩擦係数が大きく、かつ
弾性をもつパツド41を貼付けると共に、このパ
ツド41とは反対側に取付用ボス部42を形成し
て、該ボス部42に螺子孔43を形成する一方、
前記連結体14に、前記ボス部42が嵌合する凹
部17と、該凹部17に続く貫通孔18とを形成
し、この凹部17に前記圧接体4のボス部42を
嵌込むと共に、前記貫通孔18を介して前記止め
ビス6を螺子孔43に螺挿し、該止めビス6の締
付けにより圧接体4を連結体14に適当な重さで
回動できるよう取付けるのである。
尚上記の構造において圧接体4の回動範囲を90
度に制限すべく構成してもよく、即ち第4、5図
に示す如くボス部42と凹部17との内一方側に
突起43を、他方に1/4円状の凹溝19を形成し、
かつこの凹溝19の両端近くで溝深さをやや浅く
して、突起43が凹溝19の浅い部分を乗起える
ことにより、圧接体4の回動範囲の制限と係止と
を行うごとくしてもよい。
度に制限すべく構成してもよく、即ち第4、5図
に示す如くボス部42と凹部17との内一方側に
突起43を、他方に1/4円状の凹溝19を形成し、
かつこの凹溝19の両端近くで溝深さをやや浅く
して、突起43が凹溝19の浅い部分を乗起える
ことにより、圧接体4の回動範囲の制限と係止と
を行うごとくしてもよい。
本考案の伸縮棚は以上の如く構成するもので、
所定間隔を置いて相対向する固定壁W1,W2間に
棚を作る場合には、先ず第1棚本体1に対し第2
棚本体2を引出して、その全長を固定壁W1,W2
の間隔に合わせる。次いで蝶ナツト32を螺進さ
せて、スプリング33を第2棚本体の連結杆26
に当接させる。斯かる状態で両棚本体1,2を固
定壁W1,W2間に位置させると共に、この状態で
再度蝶ナツト32を螺進させる。これにより第2
棚本体2は第1棚本体1に対し押出され、所謂両
棚本体1,2は固定壁W1,W2間に突張り作用に
より固定されるのである。
所定間隔を置いて相対向する固定壁W1,W2間に
棚を作る場合には、先ず第1棚本体1に対し第2
棚本体2を引出して、その全長を固定壁W1,W2
の間隔に合わせる。次いで蝶ナツト32を螺進さ
せて、スプリング33を第2棚本体の連結杆26
に当接させる。斯かる状態で両棚本体1,2を固
定壁W1,W2間に位置させると共に、この状態で
再度蝶ナツト32を螺進させる。これにより第2
棚本体2は第1棚本体1に対し押出され、所謂両
棚本体1,2は固定壁W1,W2間に突張り作用に
より固定されるのである。
このとき各棚本体1,2は固定壁W1,W2にそ
れぞれ圧接体4,4及び5,5を介して圧接され
るもので、この各圧接体4,4,5,5をその長
手方向が棚本体1,2の幅方向に対して直角とな
るように下方に回動させておくのである。これに
よつて固定壁W1,W2に対する圧接体4,4,
5,5の滑り落ち方向の接触面積が非常に大きく
なり、その摩擦抵抗が増大するのである。
れぞれ圧接体4,4及び5,5を介して圧接され
るもので、この各圧接体4,4,5,5をその長
手方向が棚本体1,2の幅方向に対して直角とな
るように下方に回動させておくのである。これに
よつて固定壁W1,W2に対する圧接体4,4,
5,5の滑り落ち方向の接触面積が非常に大きく
なり、その摩擦抵抗が増大するのである。
従つて前記棚本体1,2上に重い品物を載置す
るも、棚本体1,2が固定壁W1,W2間から脱落
するようなことがないのである。
るも、棚本体1,2が固定壁W1,W2間から脱落
するようなことがないのである。
尚本考案は既述実施例の如き構造に限定される
ものではなく、例えば第6、7図に示す如く複数
本の軸杆11a……と、複数個の連結杆12a,
12b,12cとにより棚本体1aを形成する一
方、この棚本体1aにおける軸杆11a……の
内、両側の軸杆11a,11aに支持軸体2a,
2aを出入自由に挿嵌し、この棚本体1aの軸杆
11a,11aと支持軸体2a,2aとの間に、
軸杆11aに対する支持軸体2aの回転によりそ
の出入を固定する固定手段(図示せず)を設け、
かつ前記支持軸体2a,2aの外端部に押出手段
7,7を設ける。この押出手段7は第7図に示さ
れる如く支持軸体2aに挿嵌固定され、かつ角孔
をもつ受体71と、支持軸体2aに摺動自在に外
挿した可動筒72と、一端部が可動筒72に固定
され、他端部が受体71の角孔に摺動のみ自在に
挿嵌された角軸73と、可動筒72の一端部外周
に遊嵌され、かつ可動筒72のナツト様体74に
螺合する螺子軸75をもつ操作筒体76と、受体
71と可動筒72との間に介装したスプリング7
7とによつて構成されるもので、操作筒体76を
回動操作することにより、ナツト様体74に対す
る螺子軸75の螺進作用をして可動筒72をスプ
リング77に抗して支持軸体2a側に押込み、そ
の反力により前記操作筒体76を外方に押出し、
この操作筒体76の外端部に設けた圧接体5を固
定壁W2に押付けるごとくしてもよい。
ものではなく、例えば第6、7図に示す如く複数
本の軸杆11a……と、複数個の連結杆12a,
12b,12cとにより棚本体1aを形成する一
方、この棚本体1aにおける軸杆11a……の
内、両側の軸杆11a,11aに支持軸体2a,
2aを出入自由に挿嵌し、この棚本体1aの軸杆
11a,11aと支持軸体2a,2aとの間に、
軸杆11aに対する支持軸体2aの回転によりそ
の出入を固定する固定手段(図示せず)を設け、
かつ前記支持軸体2a,2aの外端部に押出手段
7,7を設ける。この押出手段7は第7図に示さ
れる如く支持軸体2aに挿嵌固定され、かつ角孔
をもつ受体71と、支持軸体2aに摺動自在に外
挿した可動筒72と、一端部が可動筒72に固定
され、他端部が受体71の角孔に摺動のみ自在に
挿嵌された角軸73と、可動筒72の一端部外周
に遊嵌され、かつ可動筒72のナツト様体74に
螺合する螺子軸75をもつ操作筒体76と、受体
71と可動筒72との間に介装したスプリング7
7とによつて構成されるもので、操作筒体76を
回動操作することにより、ナツト様体74に対す
る螺子軸75の螺進作用をして可動筒72をスプ
リング77に抗して支持軸体2a側に押込み、そ
の反力により前記操作筒体76を外方に押出し、
この操作筒体76の外端部に設けた圧接体5を固
定壁W2に押付けるごとくしてもよい。
(考案の効果)
以上説明した如く本考案による伸縮棚は、一定
幅を有する第1棚本体1と第2棚本体2とを互い
に長さ方向に伸縮自在に組立てると共にこれらの
棚本体1,2の外端面両側端部に固定壁に対する
圧接体4,5を配設してなる伸縮棚において、前
記圧接体4,5は長円形状又は長方形状の平板よ
りなり、その長さ方向の一端部中央を前記第1棚
本体1と第2棚本体2との外端面両側端部に回動
自在に枢着してこれらの圧接体4,5を棚本体
1,2の外端面上に折り畳み自在に構成すると共
に該圧接体4,5の外面に摩擦係数の大なる弾性
パツド41を貼着してなるものであるから、圧接
体4,5は長円形状又は長方形状の平板よりな
り、且つその長さ方向の一端部中央を棚本体1,
2の外端面両側端部に回動自在に枢着しているの
で、棚本体1,2の外端面側に簡単に回動させる
ことができ、その回動操作によつて棚本体1,2
の外端面に重合するように折り畳み収納すること
ができ、従つて、梱包時や取扱時などにおいては
圧接体4,5が邪魔になるようなことはなく、そ
れらの作業が容易となるものである。
幅を有する第1棚本体1と第2棚本体2とを互い
に長さ方向に伸縮自在に組立てると共にこれらの
棚本体1,2の外端面両側端部に固定壁に対する
圧接体4,5を配設してなる伸縮棚において、前
記圧接体4,5は長円形状又は長方形状の平板よ
りなり、その長さ方向の一端部中央を前記第1棚
本体1と第2棚本体2との外端面両側端部に回動
自在に枢着してこれらの圧接体4,5を棚本体
1,2の外端面上に折り畳み自在に構成すると共
に該圧接体4,5の外面に摩擦係数の大なる弾性
パツド41を貼着してなるものであるから、圧接
体4,5は長円形状又は長方形状の平板よりな
り、且つその長さ方向の一端部中央を棚本体1,
2の外端面両側端部に回動自在に枢着しているの
で、棚本体1,2の外端面側に簡単に回動させる
ことができ、その回動操作によつて棚本体1,2
の外端面に重合するように折り畳み収納すること
ができ、従つて、梱包時や取扱時などにおいては
圧接体4,5が邪魔になるようなことはなく、そ
れらの作業が容易となるものである。
又、使用時において、棚本体1,2を互いに伸
長させて圧接体4,5を対向する壁面に圧接、固
定させる際に、これらの圧接体4,5をワンタツ
チで棚本体1,2の幅方向に対して直角となるよ
うに下方に回動操作を行うことができ、その状態
で壁面に圧接させれば、壁面が凹凸粗面であつて
も、棚本体1,2の外端面両側端部が圧接体4,
5を介して壁面に確実に支持されて棚本体1,2
が安定した状態で強固な固定が可能となるもので
ある。
長させて圧接体4,5を対向する壁面に圧接、固
定させる際に、これらの圧接体4,5をワンタツ
チで棚本体1,2の幅方向に対して直角となるよ
うに下方に回動操作を行うことができ、その状態
で壁面に圧接させれば、壁面が凹凸粗面であつて
も、棚本体1,2の外端面両側端部が圧接体4,
5を介して壁面に確実に支持されて棚本体1,2
が安定した状態で強固な固定が可能となるもので
ある。
さらに、棚本体1,2に掛かる荷重によつて棚
本体1,2が下方に撓もうとするが、その作用力
が棚本体1,2から下方に向けて突出している圧
接体4,5を壁面側に、より一層大きな押接力で
もつて圧着させるようとする力として作用し、圧
接体4,5の外面に貼着しているパツド41と壁
面との摩擦係合力を荷重が掛かるほど大きくして
壁面に対する滑りを防止し、このようにして棚の
最少限の突張力で棚本体1,2の脱落の虞れをな
くすることができる。
本体1,2が下方に撓もうとするが、その作用力
が棚本体1,2から下方に向けて突出している圧
接体4,5を壁面側に、より一層大きな押接力で
もつて圧着させるようとする力として作用し、圧
接体4,5の外面に貼着しているパツド41と壁
面との摩擦係合力を荷重が掛かるほど大きくして
壁面に対する滑りを防止し、このようにして棚の
最少限の突張力で棚本体1,2の脱落の虞れをな
くすることができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その平面図、第2図は同拡大側面図、第3図は同
要部の横断面図、第4図は別の実施例を示す要部
の横断面図、第5図はその拡大縦断面図、第6図
は更に別の実施例を示す平面図、第7図はその要
部の拡大縦断面図である。 W1,W2……固定壁、1,2……棚本体、4,
5……圧接体、61……軸。
その平面図、第2図は同拡大側面図、第3図は同
要部の横断面図、第4図は別の実施例を示す要部
の横断面図、第5図はその拡大縦断面図、第6図
は更に別の実施例を示す平面図、第7図はその要
部の拡大縦断面図である。 W1,W2……固定壁、1,2……棚本体、4,
5……圧接体、61……軸。
Claims (1)
- 一定幅を有する第1棚本体1と第2棚本体2と
を互いに長さ方向に伸縮自在に組立てると共にこ
れらの棚本体1,2の外端面両側端部に固定壁に
対する圧接体4,5を配設してなる伸縮棚におい
て、前記圧接体4,5は長円形状又は長方形状の
平板よりなり、その長さ方向の一端部中央を前記
第1棚本体1と第2棚本体2との外端面両側端部
に回動自在に枢着してこれらの圧接体4,5を棚
本体1,2の外端面上に折り畳み自在に構成する
と共に該圧接体4,5の外面に摩擦係数の大なる
弾性パツド41を貼着してなることを特徴とする
伸縮棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985066434U JPH0417061Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985066434U JPH0417061Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61181547U JPS61181547U (ja) | 1986-11-12 |
JPH0417061Y2 true JPH0417061Y2 (ja) | 1992-04-16 |
Family
ID=30599337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985066434U Expired JPH0417061Y2 (ja) | 1985-05-01 | 1985-05-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0417061Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS568516U (ja) * | 1979-06-29 | 1981-01-24 | ||
JPS5760373U (ja) * | 1980-09-26 | 1982-04-09 | ||
JPS6020841B2 (ja) * | 1977-06-06 | 1985-05-24 | 松下電器産業株式会社 | 湿度検出素子 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS475123U (ja) * | 1971-02-03 | 1972-09-14 | ||
JPS6020841U (ja) * | 1984-01-18 | 1985-02-13 | 東洋金属化工株式会社 | 棚 |
-
1985
- 1985-05-01 JP JP1985066434U patent/JPH0417061Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020841B2 (ja) * | 1977-06-06 | 1985-05-24 | 松下電器産業株式会社 | 湿度検出素子 |
JPS568516U (ja) * | 1979-06-29 | 1981-01-24 | ||
JPS5760373U (ja) * | 1980-09-26 | 1982-04-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61181547U (ja) | 1986-11-12 |
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