JPH0618525Y2 - 伸縮支柱 - Google Patents

伸縮支柱

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JPH0618525Y2
JPH0618525Y2 JP1988108819U JP10881988U JPH0618525Y2 JP H0618525 Y2 JPH0618525 Y2 JP H0618525Y2 JP 1988108819 U JP1988108819 U JP 1988108819U JP 10881988 U JP10881988 U JP 10881988U JP H0618525 Y2 JPH0618525 Y2 JP H0618525Y2
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JP
Japan
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diameter pipe
screw
small
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JP1988108819U
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昭伸 守屋
晃造 井上
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は伸縮支柱に関し、さらに詳しく言えば、押入
やタンスなどに取付けられ、例えばハンガー掛けなどと
して使用される伸縮支柱に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の伸縮支柱は、入れ子式に嵌合する小径管と大径
管とを備えているが、例えば実公昭56-878号公報に代表
されるように、従来ではその大径管内にコイルスプリン
グを内装するとともに、小径管側にそのコイルスプリン
グに螺合自在に係合するガイドピンを設けている。
使用に際しては、まず、小径管と大径管とを相対的に回
転させ、コイルスプリングの螺旋に沿ってその全長を被
取付壁面間の間隔よりも長めに設定する。次に、コイル
スプリングに抗して全体を上記壁面間の間隔よりも縮め
る。そうしたのち、所望位置にセットし手を放す。これ
により、伸縮支柱は、被取付壁面に対するコイルスプリ
ングの押圧力(反発力)によってその壁面間に取付けら
れる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように、この伸縮支柱は、釘などを用いることな
く簡単に取付けられるという点では便利であるが、未だ
解決されるべき点は残されている。
すなわち、コイルスプリングの螺旋に沿ってその全長を
調整するものであるため、特に調整量が大きい場合には
何回も回転させなければならず、その調整に手間がかか
りすぎる。
また、取付に際しては、上記のように全体を一旦縮める
のであるが、実際のところ、これにはかなりの力を必要
とし、婦女子にとっては扱いきれない。
加えて、より強固な押圧力を得るには、その縮小量が大
きい程よいのであるが、これを人手によって行なうのは
困難な場合がある。このようなときには、一端側を一方
の壁面にあてがい、他端側を他方の壁面に沿って強制的
に押し上げることになるが、これによると、壁面に擦り
傷が付くおそれがあるとともに、なかなか思うような状
態に取付けることができない。
そこで、例えば実開昭49-67410号公報に見られるよう
に、支柱本体の両端に相反する方向にネジが切られたネ
ジ孔を設け、これらネジ孔の他端に壁面等に当接する当
板部材が設けられたネジ軸を螺合した伸縮支柱が提案さ
れている。この構成により、壁面間の距離より僅かに長
い長さの支柱本体を用意しておけば、壁面間に当板部材
を当てた後、支柱本体を回転させれば当板部材が端部か
ら突出して壁面間にしっかりと固定できるので、その取
扱いは格段に容易になる。しかしながら、支柱本体は略
壁面間の長さに設定されており、各種の要望に答えるた
めには多種の長さを用意しなければならず、不経済であ
る。
この考案は、上記した従来の欠点に鑑みなされたもの
で、その目的は、さほどの力作業を必要とせず、目的と
する場所に簡単かつ強固に取付けることができるように
した伸縮支柱を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上述した目的を達成するため、この考案においては、大
径管の第2ネジ伸縮手段と相対する端部に、この端部を
嵌合する円筒状の基体と、この基体に回動自在に支持さ
れ一方向に回動した時小径管の外周に係合して小径管の
軸方向移動を阻止し、一方向と相対する方向に回動した
時小径管の外周との係合を解くロックカム部材と、この
ロックカム部材を常時一方向に弾性的に付勢するよう基
体に取付けられた操作ノブ部材とを有するロック手段を
備え、第1および第2ネジ伸縮手段にはそれぞれ、壁面
等に当接する弾性パット部材を有し、この弾性パット部
材と第1および第2ネジ伸縮手段との間にバネ手段を介
在させたことを特徴としている。
〔作用〕
この伸縮支柱においては、ロックカム部材を他方向に回
動させるように操作ノブ部材を操作して、ロックカム部
材の小径管の外周に対する係合を解いて小径管と大径管
とをその両端がそれぞれ被取付壁面に当接するようにそ
の長さを調整する。操作ノブ部材から手を離せば、ロッ
クカム部材は小径管の外周と係合し、小径管と大径管は
その長さに固定される。しかるのち、同支柱を所定方向
に回転させる。これにより、第1および第2のネジ伸縮
手段がともに伸長し、バネ手段が押圧され、その反作用
力にて弾性パット部材が対向する壁面に強く圧着され、
支柱は壁面間にしっかりと取付けられる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図に示されているように、この伸縮支柱1は、入れ
子式に嵌合する大径管2と、小径管3とを備えている。
この実施例において、大径管2の一端には、この伸縮支
柱1を所定の長さ状態において縮小不能に連結するロッ
ク手段4が設けられている。
第3図を併せて参照すると、ロック手段4は、大径管2
の一端に嵌着されるほぼ円筒状の基体5と、同基体5に
対して回動可能に取付けられる解除ノブ6とを有してい
る。図面上では便宜的に一方しか示されていないが、こ
の基体5の両側、すなわち同基体の軸線をはさんだ左右
対称位置には、所定円弧角を有する一対の円弧溝7が形
成されている。また、図示されていないが、この円弧溝
7の間は開放されている。この円弧溝7の間にかけて、
ロックカム8が挿嵌される。このロックカム8は、円弧
溝7よりも小さな円弧角を有する側面視くさび状をな
し、その中央部には、小径管3に対する凹状の作用面8
aが形成されている。
ノブ6は、指で押される操作板6aと、同操作板6aの
両側にほぼ直角に折曲られた一対の側板6b,6bとを
備えている。各側板6b,6bには、ロックカム8の端
部8b,8bに嵌合する同形状の軸受孔9,9が設けら
れている。すなわち、ノブ6はロックカム8を介して基
体5に回動可能に取付けられる。
この基体5とノブ6との間には、常態において同ノブ6
をロック位置(第1図反時計方向)に保持する板バネ10
が設けられている。第1図にはノブ6が板バネ10に抗し
て矢印方向に押され、ロックカム8が小径管3に作用し
ていないロック解除状態が示されているが、その矢印方
向の押圧力を解くと、ノブ6は板バネ10により第1図反
時計方向に付勢され、これによりロックカム8が小径管
3に作用し、小径管3をそれ以上大径管2内に入れるこ
とができなくなる。
大径管2と小径管3の各他端側、すなわち被取付壁面と
対向する側の端部には、ネジ伸縮手段11,12がそれぞれ
設けられている。ネジ伸縮手段11,12は、ともに管端に
取付けられた雌ネジ11a,12aと、それに螺合する雄ネジ1
1b,12bとからなるが、この場合、各ネジ伸縮手段11,12
は逆ネジ(例えばターンバックルのように、一方が右ネ
ジならば、他方は左ネジ)の関係となっている。
各雄ネジ11b,12bには、バネ部材13が取付けられてい
る。このバネ部材13は、第4図に例示されているよう
に、雄ネジ11b,12bに対する取付孔14aを有する基板14
と、この基板14の両端において互いに平行となるように
延在する一対のバネ片15,15とを有し、各バネ片15の両
端15aは互いに向かい合う方向にU字状に折り返されて
いる。
この例によると、各雄ネジ11b,12bの頭部には、円筒状
の突起16が形成されていて、それに取付孔14aを嵌合さ
せ、同突起16を拡径するようにかしめることにより、バ
ネ部材13が各雄ネジ11b,12bの頭部に取付けられる。そ
の際のかしめ圧を調整し、バネ部材13がある程度首振り
できるようにすることが好ましく、これによれば被取付
壁面側が傾斜していてもそれに対応することができる。
各バネ部材13には、例えばゴムなどからなるパッド17が
取付けられる。この例によると、パッド17は、裏面にバ
ネ片15aに係合する18a,18aを有する支持台18を含み、支
持台18を介して同バネ部材13にワンタッチ的に取付けら
れる。なお、19はバネ部材13のための化粧カバーであ
る。
この伸縮支柱1を取付けるには、まず、ノブ6を板バネ
10に抗して第1図矢印方向に押す。これにより、ロック
カム8が小径管3に対して不作用状態となるため、同支
柱1を任意の長さに調整することができる。
取付けようとする壁間の間隔に合せて長さを調整し、ノ
ブ8を離すと、板バネ10の付勢力にてノブ8が第1図反
時計方向に回動し、これに伴ってロックカム8が小径管
3に対して接触し、作用状態となる。これにより、この
伸縮支柱1はそれ以上縮小不能となる。
そして、この伸縮支柱1を所定方向に回転させる。この
場合、各ネジ伸縮手段11,12は逆ネジであるため、その
各雄ネジ11b,12bがともに外側方向に送られる。その結
果、バネ部材13が壁との間において圧縮されることにな
り、その反発力にてこの支柱1が壁間に取付けられる。
外すには、支柱1を上記とは反対方向にまわすか、もし
くは、ノブ6を操作してロックを解除すればよい。
なお、バネ部材13としては上記実施例のものに限られ
ず、例えばコイルバネ状のものであってもよい。また、
上記実施例とは異なり、雄ネジ11b,12bを管端側に取付
け、雌ネジ11a,12aをバネ部材13側に取付けてもよい。
さらには、この伸縮支柱1は対向する壁面間のみなら
ず、例えば床面と天井との間にも取付けることができる
し、また、簡易設置式の伸縮棚などの骨格部材としても
使用できるものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、大径管に入れ
子式に嵌合される小径管を任意の位置で固定して支柱の
長さを粗調整するロック手段を設けるとともに、両端の
ネジ伸縮手段にはこのネジ伸縮手段によって押圧される
バネ部材を介して弾性パット部材を設けたので、ネジ伸
縮手段がともに伸長し、バネ手段が押圧され、その反作
用力にて弾性パット部材が対向する壁面に強く圧着さ
れ、支柱は壁面間にしっかりと取付けられる。これによ
り、さほどの力作業を必要とせず、目的とする場所に簡
単かつ強固に取付けることができる伸縮支柱が提供され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による伸縮支柱の一実施例を一部省略
して示した断面図、第2図は第1図のII-II線に沿った
断面図、第3図は第1図に示されているロック手段の分
解斜視図、第4図はバネ部材の斜視図である。 図中、1は伸縮支柱、2は大径管、3は小径管、4はロ
ック手段、5は基体、6はノブ、7は円弧溝、8はロッ
クカム、10は板バネ、11,12はネジ伸縮手段、13はバネ
部材、17はパッドである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入れ子式に嵌合する小径管と大径管とを有
    し、前記小径管と大径管の被取付壁面と対向する側の各
    端部に互いに逆ネジの第1および第2ネジ伸縮手段が設
    けられ、これら第1および第2ネジ伸縮手段を対向する
    壁面等に当接させた後、前記小径管と大径管を回転させ
    ることにより前記第1および第2ネジ伸縮手段を外側に
    送り出して前記壁面等に取付けられる伸縮支柱におい
    て、前記大径管の前記第2ネジ伸縮手段と相対する端部
    には、この端部を嵌合する円筒状の基体と、この基体に
    回動自在に支持され一方向に回動した時前記小径管の外
    周に係合して前記小径管の軸方向移動を阻止し、前記一
    方向と相対する方向に回動した時前記小径管の外周との
    係合を解くロックカム部材と、このロックカム部材を常
    時前記一方向に弾性的に付勢するよう前記基体に取付け
    られた操作ノブ部材とを有するロック手段を備え、前記
    第1および第2ネジ伸縮手段にはそれぞれ、前記壁面等
    に当接する弾性パット部材を有し、この弾性パット部材
    と前記第1および第2ネジ伸縮手段との間にはバネ手段
    が介在していることを特徴とする伸縮支柱。
JP1988108819U 1988-08-19 1988-08-19 伸縮支柱 Expired - Lifetime JPH0618525Y2 (ja)

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JPH0231526U JPH0231526U (ja) 1990-02-28
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