JPH0416923Y2 - - Google Patents

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JPH0416923Y2
JPH0416923Y2 JP4387786U JP4387786U JPH0416923Y2 JP H0416923 Y2 JPH0416923 Y2 JP H0416923Y2 JP 4387786 U JP4387786 U JP 4387786U JP 4387786 U JP4387786 U JP 4387786U JP H0416923 Y2 JPH0416923 Y2 JP H0416923Y2
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shift lever
wires
arms
gripping device
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JP4387786U
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、自動車をシヤシダイナモメータ上で
運転して性能試験を行う際にトランスミツシヨン
のシフトレバー(チエンジレバー)を把持する装
置に関する。
B 考案の概要 本考案は、一対のアームに一対のワイヤを介し
てシフトレバーを把持固定し、該アームの変速操
作動に際してシフトレバーの傾きに自由度を与え
たシフトレバー把持装置である。
C 従来の技術 まず、シヤシダイナモメータ上に設置される被
試験体である自動車のトランスミツシヨンのシフ
トレバーを把持する装置の斜視外観を第5図に示
す。把持装置(チヤツキング装置ともいう)1は
取付アーム2を介してシフト操作用アクチユエー
タ3及びセレクト操作用アクチユエータ4に連結
される。そして、把持装置1でシフトレバー5を
把持した状態で、シフト操作用アクチユエータ3
とセレクト操作用アクチユエータ4とを作動させ
て第6図に示すようなパターンの変速操作を行
う。
ここで、本願出願人は上記把持装置1として実
開昭60−163342号公報に示されるものを提案し
た。本提案に係る把持装置1の一例を第7図及び
第8図に示す。図示のように、取付アーム2に取
付けられるケース本体12は受部15を有してお
り、受部15は略V字形のシフトレバー収容溝1
6を有する上下二枚の受板17をスペーサ18を
介してボルト19、ナツト20で結合して成つて
いる。受板17の間には略V字形のシフトレバー
受溝21を有する受体22が挿入され、ねじ23
により留められている。受部15の一側部にはピ
ン穴25が設けられており、ワイヤ26の一端
に、取付けられたピン27をピン穴25にワンタ
ツチ式に装着することにより、ワイヤ26の一端
は留められている。ワイヤ26は受部15の前方
を通り、受部15の他端部に設けられたガイドチ
ユーブ28内を案内されてプツシユプルソレノイ
ド29の可動部30に連結されている。従つて、
シフトレバー5は受体22のシフトレバー受溝2
1とワイヤ26との間の空間にセツトされ、プツ
シユプルソレノイド29を作動させてワイヤ26
を引張ることによりワイヤ26とシフトレバー受
溝21とによつて把持される。
D 考案が解決しようとする問題点 上記した把持装置1にあつては、シフトレバー
受溝21のエツヂ部に丸みをもたせてあるもの
の、シフトレバー5がシフトレバー受溝21の面
で把持されるため、変速操作に伴うシフトレバー
5の傾きを十分に許容することができなかつた。
このため、変速操作時にシフトレバー5やトラン
スミツシヨンに無用な力が作用してトランスミツ
シヨンの性能評価が正確に行えないという問題が
あつた。また、シフトレバー受溝21の形状、寸
法によりシフトレバー5の形状、寸法が限定され
るため、汎用性に乏しいという問題もあつた。
本考案は上記従来の事情に鑑みなされたもの
で、上記問題点を合理的に解決したシフトレバー
把持装置を提供することを目的とする。
E 問題点を解決するための手段 本考案のシフトレバー把持装置は、一対のワイ
ヤを交差させてシフトレバーに掛け回し、該ワイ
ヤを引張り手段により引張つて、当該ワイヤによ
りシフトレバーを変速操作動するアームに把持す
る。
F 作用 ワイヤにより把持されたシフトレバーはワイヤ
間で受けられているため、変速操作に際してその
傾きが自由に許容される。また、ワイヤによるル
ープ内で把持されるため、種々のシフトレバーの
形状、寸法に対しても対応することができる。
G 実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は把持装置の先端部を表す平面図、第2
図はその側面図、第3図は把持装置全体の平面
図、第4図はワイヤの掛け回し状態を表す説明図
である。図示のように、把持装置は取付アーム2
(第5図参照)に取付けられる本体50を有して
おり、この本体50の先端には一対のアーム51
a,51bを有した受部51が枢軸52を介して
旋回自在に取付けられている。受部51は上下二
枚の受板53をスペーサ54を介して結合して成
つており、それぞれのアーム51a,51bの先
端部にはすり割55を有したピン穴56が設けら
れている。そして、一対のワイヤ57a,57b
の一端にそれぞれ取付けられたピン58をワイヤ
57a,57bをすり割55に通すことによりピ
ン穴56にワンタツチ式に装着してあり、これに
よつてワイヤ57a,57bの一端はそれぞれア
ーム51a,51bの先端部に留められている。
ワイヤ57a,57bの他端はそれぞれガイド6
2に案内され更にアウタチユーブ59a,59b
を通して本体50側に導びかれており、これらワ
イヤ57a,57bの他端は本体50に取付けら
れた引張り手段としてのシリンダ装置60の可動
部61に連結されている。ここで、第4図に詳示
するように、ワイヤ57a,57bはアーム51
a,51b間においてシフトレバー5に交差して
掛け回されており、シリンダ装置60によりワイ
ヤ57a,57bが同時に引張られることによ
り、シフトレバー5はワイヤ57a,57bを介
してアーム51a,51b(すなわち、把持装置)
に把持されている。
上記構成の把持装置によるシフトレバー把持作
業を説明する。まず、ワイヤ57a,57bの一
端をアーム51a,51bから外した状態でシフ
トレバー5をアーム51a,51bの間にセツト
し、このシフトレバー5にワイヤ57a,57b
を交差させて掛け回して、ワイヤ57a,57b
の一端をそれぞれアーム51a,51bに留め
る。次いで、シリンダ装置60によりワイヤ57
a,57bを引張つてワイヤ57a,57bによ
りシフトレバー5をアーム51a,51bに把持
する。このとき、ワイヤ57a,57bが交差し
ていると共にワイヤ57a,57bが1つの引張
り手段により同期して引張られるため、ワイヤ5
7a,57bの引張りに起因するアーム51a,
51bの回転が相殺され、アーム51a,51b
はシフトレバー5に対して直角の状態に維持され
ると共にシフトレバー5はアーム51a,51b
の中央位置で把持される。そして、上記のように
ワイヤ57a,57bにより把持されたシフトレ
バー5は、変速操作動に際してワイヤ57a,5
7bのねじれ更には枢軸52回りの受部51の旋
回によりその傾きが自由に許容される。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えば引張り手段として従来で示したよう
なプツシユソレノイドを用いても良い。
H 考案の効果 本考案のシフトレバー把持装置によれば、変速
操作に伴うシフトレバーの傾きを十分に許容する
ことができるため、トランスミツシヨンの性能評
価を正確に行うことができる。また、シフトレバ
ーをワイヤにより把持することから、シフトレバ
ーの形状、寸法の変化に対応することができ汎用
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る把持装置の先
端部を表す平面図、第2図はその側面図、第3図
はその把持装置の全体を表す平面図、第4図はワ
イヤの掛け回し状態を表す説明図、第5図はシフ
トレバー把持機構の斜視図、第6図は変速パター
ンの説明図、第7図は従来の把持装置の平面図、
第8図はその側面図である。 図面中、5はシフトレバー、51a,51bは
アーム、57a,57bはワイヤ、60はシリン
ダ装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 変速操作動する一対のアームにそれぞれ一端を
    固定した一対のワイヤを設け、該ワイヤを交差さ
    せてシフトレバーに掛け回し、該ワイヤを引張り
    手段により引張つて当該ワイヤによりシフトレバ
    ーをアームに把持することを特徴とするシフトレ
    バー把持装置。
JP4387786U 1986-03-27 1986-03-27 Expired JPH0416923Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4387786U JPH0416923Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4387786U JPH0416923Y2 (ja) 1986-03-27 1986-03-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62156848U JPS62156848U (ja) 1987-10-05
JPH0416923Y2 true JPH0416923Y2 (ja) 1992-04-15

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ID=30861153

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JPS62156848U (ja) 1987-10-05

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