JPH04169164A - 無菌香辛料調味料 - Google Patents

無菌香辛料調味料

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Publication number
JPH04169164A
JPH04169164A JP2294793A JP29479390A JPH04169164A JP H04169164 A JPH04169164 A JP H04169164A JP 2294793 A JP2294793 A JP 2294793A JP 29479390 A JP29479390 A JP 29479390A JP H04169164 A JPH04169164 A JP H04169164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paste
spice
edible oil
spices
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP2294793A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yamashita
真 山下
Hidenori Yamada
英典 山田
Shunji Hara
原 俊司
Hitoshi Emoto
柄本 人志
Masafumi Yamauchi
雅史 山内
Hiroko Kondo
裕子 近藤
Keiko Nishimori
西森 恵子
Naomi Teramoto
寺本 直美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON SHIYOTSUKEN KK
Original Assignee
NIPPON SHIYOTSUKEN KK
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Publication date
Application filed by NIPPON SHIYOTSUKEN KK filed Critical NIPPON SHIYOTSUKEN KK
Priority to JP2294793A priority Critical patent/JPH04169164A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、香辛料を原料とする無菌香辛調味料の製造方
法に関する。
(ロ)従来の技術 香辛料類を無菌化する方法として、従来香辛料類を加熱
水蒸気で殺菌する方法(特公昭56−54140、特開
昭57−5664、特開昭57−15365、特開昭5
7−163463、特開昭5E1111667、特開昭
58−165744特開昭59−140841) 、加
熱した食用油中に浸漬することにより殺菌する方法(特
公昭6O−40823)等か提案されている。さらには
、香辛料類の水系混合ペースト状物を加熱水蒸気で殺菌
する方法(特開昭62−118862) 、マイクロ波
照射により殺菌する方法(特開昭61=115463)
が提案されている。
(ハ)発明か解決しようとする課題 光に述べた香辛料類の殺菌方法のうち、香辛料類を加熱
水蒸気で殺菌する方法では、香辛料本来の香り、辛味が
著しく変調・消失する問題点がある。香辛料はその香り
、辛味か商品としての価値をなすものである。したがっ
て、殺菌をL1的とした操作により香辛料の香り、辛味
が変調・消失することは商品価値の大きな損失である。
また先に述べた加熱水蒸気で殺菌する方法、加熱した食
用油中に浸漬することにより殺菌する方法、香辛料類と
水系混合ペースト状混合物を加熱水蒸気で殺菌する方法
、香辛料類の水とのペース状混合物にマイクロ波を照射
し殺菌する方法では、殺菌操作後に乾燥またさらには粉
砕される必要がある。乾燥、粉砕操作中に微生物により
汚染される問題点かある。または汚染され′ないように
乾燥粉砕するために多大な労力が必要となる。
本発明が解決しようとする課題は、香辛料類を殺菌した
後に香り、辛味の変調・消失がなく、そのまま流通使用
されうる殺菌香辛調味料を得ることである。
(ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、香辛料を食用油と混合し香
辛料食用油ペーストを調整した後、これを水と増粘剤か
らなる水増粘剤ペーストと混合し香辛料ペーストを調整
する。この香辛料ペーストを密封容器に充填し加圧加熱
殺菌する。
(ホ)作用 香辛料を食用油と混合し香辛料食用油ペーストとするこ
とにより、香辛料中の辛味成分、香り成分が食用油中に
移行し保持される。
香辛料食用油ペーストを水増粘剤ペーストと混合し香辛
料ペーストとすることにより、香辛料が沈殿するこがな
く、また加圧加熱殺菌のさいの保香、保辛効果を高める
ことができる。
香辛料ペーストを密封容器に充填し加圧加熱殺菌するこ
とにより、殺菌後の汚染を防ぐことができる。また、香
辛料成分は食用油中、または水増粘剤ペースト中に抽出
され、飛散・消失することがきわめて少ない。
殺菌された香辛料ペーストは、そのまま香辛調味料とし
て使用できる。
(へ)実施例 実施例1 黒コシヨー100gとサラダ油100gを混合し香辛料
食用油ペーストを調製した。ワキシーコーンスターチ加
工澱粉の3%水溶液を95℃まで加熱して、水増粘剤ペ
ーストを調製した。香辛料食用油ペースト200gを水
増粘剤ペースト800gに混合し香辛料ペーストとした
。得られた香辛料ペーストをレトルトパウチに充填し、
121℃、20分間加圧加熱殺菌し無菌香辛調味料を得
た。
実施例2 赤唐辛子末100gとサラダ油150gを混合し香辛料
食用油ペーストを調製した。ワキシーコーンスターチ加
工澱粉の3.3%水溶液を95℃まで加熱して水増粘剤
ペーストを調製した。香辛料食用油ペースト250gを
水増粘剤ペースト750gに混合し香辛料ペーストとし
た。得られた香辛料ペーストをレトルトパウチに充填し
、125℃、20分間加圧加熱殺菌し無菌香辛調味料を
得た。
実施例3 黒コンヨー末90g、乾燥ガーリック荒挽き90g1ミ
ンストオニオン30gとサラダ油190gを混合し香辛
料食用油ペーストを調製した。馬鈴薯澱粉の加工澱粉の
4%水溶液を90℃まで加熱して水増粘剤ペーストを調
製した。香辛料食用油ペースト400gを水増粘剤ペー
スト600gに混合し香辛料ペーストとした。得られた
香辛料ペーストを8号食缶に充填し、114℃、80分
間加圧加熱殺菌し無菌香辛調味料を得た。
(ト)効果 実施例1から3で得た香辛調味料について細菌数を測定
した結果、一般生菌数、大腸菌群数ともに0であった。
比較例1.2を調整し、実施例1と比較した。
(比較例1)黒コシヨー100gとサラダ油900gを
混合し、レトルトパウチに充填後、121℃、20分間
加圧加熱殺菌し無菌香味油を得た。
(比較例2)黒コシヨー100gと水900gに食酢を
加えpoを40以下に調整した。これを121℃で20
分間加圧加熱殺菌した。
実施例1および比較例1.2に関し香味性、辛味性、フ
ライパンで加熱したときの香気について官能調査を行っ
た。パネラ−は熟練した8名のパネラ−を使用し、次ぎ
の結果を得た。
好ましいと答えた人数 実施例1  7   8    7 比較例1  1   0    1 比較例3を調製し、実施例2と比較した。
(比較例3)赤唐辛子末100g、水900gに食酢を
加えpHを4.0に調整した。これを121℃で2分間
加圧加熱殺菌した。
固形スープの素を溶解させて調製したスープ150gに
実施例2または比較例3を1g加えた。このスープに関
し、香味性、辛味性について官能調査を行った。熟練し
た16名のパネラ−で次の結果を得た。
好ましいと答えた人数 香味性  辛味性 実施例2   11   12 比較例3   5   4 比較例4を調製、実施例3と比較した。
(比較例4)黒コシヨー末9重量部、乾燥ガーリック荒
挽き9重量部、ミンストオニオン3重量部からなる香辛
料混合物100g、水900gに食酢を加えpHを4,
0に調整した。これを121℃で2分間加圧加熱殺菌し
た。
固形スープの素を溶解させて調整したスープ150gに
実施例3または比較例4を1g加えた。このスープに関
し、香味性、辛味性について官能調査を行った。熟練し
た16名のパネラ−で次の結果を得た。
好ましいと答えた人数 香味性  辛味性 実施例3   10   12 本発明による香辛調味料は、従来の方法により殺菌され
た香辛料よりも香り、辛味の変調・消失がなく好ましい
香辛料本来の香り、辛味を保っている。従来にない新規
な香辛調味料として、実用に供しうる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)香辛料を食用油と混合し香辛料食用油ペーストと
    した後、これを水と増粘剤からなる水増粘剤ペーストと
    混合し得られた香辛料ペーストを密封容器に充填し加圧
    加熱殺菌することを特徴とする無菌香辛調味料の製造方
    法。
JP2294793A 1990-10-30 1990-10-30 無菌香辛料調味料 Pending JPH04169164A (ja)

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JP2294793A JPH04169164A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 無菌香辛料調味料

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JP2294793A JPH04169164A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 無菌香辛料調味料

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JPH04169164A true JPH04169164A (ja) 1992-06-17

Family

ID=17812348

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JP2294793A Pending JPH04169164A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 無菌香辛料調味料

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008086291A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Meiji Milk Prod Co Ltd 香辛料の殺菌方法
CN103251018A (zh) * 2013-03-10 2013-08-21 肖岚 花椒调味膏

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4892568A (ja) * 1972-03-14 1973-11-30
JPS5296774A (en) * 1976-02-09 1977-08-13 Teijin Ltd Oil in water type emulsified food
JPH01199555A (ja) * 1988-02-02 1989-08-10 Toyo Seikan Kaisha Ltd 容器詰胡椒ペースト
JPH01300873A (ja) * 1988-05-26 1989-12-05 House Food Ind Co Ltd 殺菌済おろし生姜の製造法

Patent Citations (4)

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