JPH04168825A - 端末制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 通信量の多少に応じて、通信路の数を増減させることが
できる端末制御装置に関し、 通信量が多いときには通信路を増やして通信レスポンス
の低下を防止し、通信量が少ない時には通信路を減らし
て通信路使用料を節約することができる端末制御装置を
提供することを目的とし、少なくとも１台の端末装置を
制御し、上位装置との間に通信路を設定して上位装置及
び夫々の端末装置の間の通信を制御する端末制御装置で
あって、上位装置との間の通信量を監視し、通信量に応
じて通信路の数の増減を指示する通信量監視手段と、通
信量監視手段の指示に基いて通信路の数を増減設定する
通信路設定手段とを備え、設定された数の通信路により
上位装置及び夫々の端末装置の間の通信を行う構成とす
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、端末装置を制御してホストコンビュ−タ等と
端末装置間の通信を制御する端末制御装置に係り、特に
通信量の多少に応じて、通信路の数を増減させることが
できる端末制御装置に関するものである。

近来、オフィスオートメーションの進展により、複数の
ワークステーションが端末制御装置に接続されて、各ワ
ークステーションとホストコンピュータのデータの交信
を総合ディジタル通信網（Ｉｎ−ｔｅｇｒａｔｅｄ　５
ｅｒｖｉｃｅｓ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ｎｅｔｗｏｒｋ：　
Ｉ　Ｓ　ＤＮ）で行うシステムも導入されているが、フ
ァイル転送やイメージデータ転送等が増加して、通常の
会話処理では発生しないような大量データの転送が集中
して発生し、通信レスポンスの低下を招く。

しかし大量データ転送に耐えるようにネットワークを組
むと通常時の使用効率が低下して無駄が生ずる。このた
めデータ量に応じて通信路を増減させることができる方
法が望まれている。

〔従来の技術〕

第４図に示すブロック図は、ｌ５ＤＮを介して構成され
たシステムで、１ａはホストコンピュータ（以下ホスト
という）、２ａは端末制御装置（以下Ｔ／Ｃという）、
　３ａ、　３ｂ、・・・はワークステーション（以下Ｗ
Ｓという）、４はｌ５ＤＮを示す。

Ｔ／Ｃ２ａは、ＣＰＵ２０．プログラムメモリ２１１通
信路設定部２２ａ及び転送部２３を備え、ＣＰＵ２０は
プログラムメモリ２１のプログラムに従って、ｌ５ＤＮ
４との前手順を経て通信路設定部２２ａで設定した使用
チャネルによって、ホストｌａ及びＷＳ３ａ。

３ｂ、−・・間の通信データを転送部２３によって送受
信する。

ホストｌａは、通信制御部ＩＯによりＴ／Ｃ２ａの転送
部２３との間で交信する。

このような構成及び機能を有するので、Ｔ／Ｃ２ａの制
御によって、決められた使用チャネル、例えば（ＩＳＤ
Ｎ４のり、Ｂ−１，Ｂ−２チヤネルの中の）Ｂ−１チヤ
ネルにより、Ｗ　Ｓ　３ａ、　３ｂ、　−の何れかから
の要求で、ホストｌａから例えばファイルデータが送信
されたり、Ｗ　８３ａ、　３ｂ、−の何れかから例えば
スキャナデータ等のイメージデータがホストｌａへ送信
される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来方法によると、システムが一度動作を始めると
通信路の種類、数は固定であり、多量データの送信が集
中することかあると、通信レスポンスが低下して送信に
時間が掛り、多量データの集中を考慮して通信路を用意
すると、少量データ送信時には通信路使用効率が下がっ
てコストが掛かるという問題点がある。

本発明は、通信量が多いときには通信路を増やして通信
レスポンスの低下を防止し、通信量が少ない時には通信
路を減らして通信路使用コストを節約することができる
端末制御を提供することを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図である。

図において、ｌは上位装置、２は端末制御装置、３は端
末装置、 ５は端末制御装置２に設けられ、上位装置ｌとの間に通
信される通信量を監視し、通信量に応じて通信路の数の
増減を指示する通信量監視手段、２２は端末制御装置２
に設けられ、通信量監視手段５の指示に基いて、通信路
の数を増減させる通信路設定手段である。

従って通信路設定手段２２によって設定された数の通信
路により上位装置１及び夫々の端末装置３の間の通信を
行うように構成されている。

〔作用〕

通信量監視手段５によって上位装置ｌと端末制御装置２
の間に通信される通信量を監視し、通信量が多くなった
時は通信路の数を増加するように、また通信量が少なく
なった時は通信路の数を減少させるように通信路設定手
段２２に指示すると、通信路設定手段２２によって通信
路の数が増減される。

従って通信量の多少に応じて通信路が増減されるので、
通信量が多い時に通信レスポンスが低下することが防止
され、また通信量が減少した時に必要な通信路だけ使用
されるので、通信路使用コストを節約することができる
。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第２図及び第３図を参照して
説明する。全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第２図のＴ　／　Ｃ２ｂ、　Ｗ　Ｓ　３ａ、　３ｂ、−
＝、通信量監視部５ａ、及び通信路設定部２２ｂは、第
１図の端末制御装置２．端末装置３１通信量監視手段５
．及び通信路設定手段２２に夫々対応している。

第２図は第４図で説明した従来例のシステムに本発明を
適用したブロック図を示す。

第２図のＴ／Ｃ２ｂにおいて、通信量監視部５ａは、タ
イマー５０．カウンタ５１．判定部５２及び基準値設定
部５３を備え、ホストｌａとの間に通信される通信デー
タのタイマー５０で時間計数した単位時間当たりのデー
タ量（バイト数）をカウンタ５１でカウントし、そのデ
ータ量が判定部５２で基準値設定部５３に設定された基
準値以上であるか否かを判定し、基準値以上になった時
通信路を増加するように指令し、基準値未満になった時
に通信路を減少させるように指令する。ここで基準値は
、■チャンネルで通信されてレスポンスの低下を招くこ
とがない最大データ量の値が設定される。

通信路設定部２２ｂは、従来例で説明した通信路設定部
２２ａと同様に通信の開始時に通信路を設定すると共に
、通信量監視部５ａの指令に基いて、通信路の数を増減
させる。即ち、通信路の増加指令を受けた時は、例えば
Ｂ−１チヤネルで通信していたとすると、Ｂ−２チヤネ
ルを追加設定する。

また通信路の減少指令を受けた時は、例えばＢ−１チヤ
ネルとＢ−２チヤネルで通信していたとすると、Ｂ−２
チヤネルを減らしてＢ−１チヤネルだけにする。

またＣＰＵ２０ａは、プログラムメモリ２１ａのプログ
ラムに従って各部を制御して、ｌ５ＤＮ４との前手順を
経て通信路設定部２２ａによって使用チャネルを設定し
、ホスＨａ及びＷ　Ｓ　３ａ、　３ｂ、・−・間の通信
データを転送部２３によって送受信し、通信量監視部５
ａ及び通信路設定部２２ｂによって通信データ量に応じ
て使用チャネルを増減する。

このような構成及び機能を有するので、次に第３図のフ
ローチャートにより作用を説明する。

■まず、ホスト１ａとＷ　Ｓ　３ａ、　３ｂ、・・−の
間の通信データの送受信が、ホストｌａとＴ／Ｃ２ｂ間
に設定されたＢｉチャネルによって開始される。

■通信量監視部５ａにおいて、タイマー５０で計数した
単位時間当たりの通信データ量をカウンタ５１でカウン
トする。

■単位時間当たりのカウントされたデータ量が基準値設
定部５３に設定された基準値以上になったか否かを判定
部５２で判定する。

■判定の結果、カウントされたデータ量が基準値未満の
時は、通信量監視部５ａは指令を出さず、Ｂ−１チヤネ
ルでの通信が継続され、通信が終了ふするまで■以降の
フローが繰り返される。

■判定の結果、カウントされたデータ量が基準値以上に
なった時は、通信量監視部５ａは通信路の増加を通信路
設定部２２ｂへ指令する。

■通信路設定部２２ｂは、Ｂ−２チヤネルを追加設定し
て、通信データの送受信はＢ−１チヤネルとＢ−２チヤ
ネルによって行われる。

■またＢ−１チヤネルとＢ−２チヤネルによって通信デ
ータの送受信が行われている時に、同様に通信量監視部
５ａにおいて、タイマー５０で時間計数した単位時間当
たりの通信データのデータ量をカウンタ５１でカウント
する。

■単位時間当たりのカウントされたデータ量が基準値設
定部５３に設定された基準値以上であるか否かを判定部
５２で判定する。

■判定の結果、カウントされたデータ量が基準値未満の
時は、通信量監視部５ａはチャネル数の減少を通信路設
定部２２ｂへ指令する。

■通信路設定部２２ｂはＢ−２チヤネルの設定を減らし
て、通信データの送受信はＢ−１チヤネルで行われる。

■判定の結果、カウントされたデータ量が基準値以上の
時は、通信路設定部２２ｂは指令を出さず、Ｂ−１チヤ
ネルとＢ−２チヤネルによる通信が継続され、通信が終
了するまで■以降のフローが繰り返される。

このようにして、通信データのデータ量の多少に応じて
通信路の設定を増減することができるので、通信路の通
信データが多量になったためにレスポンスの低下をきた
すことなく、また通信データが少量になった時に必要な
通信路だけ使用して通信コストを節約することができる
。

上記例では、通信データ量の監視方法としてデータのバ
イト数をカウントする場合を説明したが、他の方法９例
えば通信待ちのデータパケットの数をカウントする方法
、或いはレスポンス時間の長さを監視する方法としても
良いことは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、上位装置と端末制
御装置の間の通信路の通信データ量に応じて、通信路を
増減して通信することができるので、通信路を送受信さ
れる通信データ量が多い時には、通信路を増やしてレス
ポンスの低下を防止することができ、また通信データ量
が減少した時には、通信路を減らして通信路の有効利用
により通信路使用コストの低減を図ることができるとい
う効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の実施例を示すブロック図、第３図は実
施例のフローチャート、 第４図は従来例を示すブロック図である。 図において、 ■は上位装置、　　　　１ａはホスト、２は端末制御装
置、　　２ａ、　２ｂはＴ／Ｃ１３は端末装置、　　　
　３ａ、　３ｂはＷＳ、４はｌ５ＤＮ、　　　　５は通
信量監視手段、５ａは通信量監視部、　　２２は通信路
設定手段、２２ａ、　２２ｂは通信路設定部、 ２３は転送部を示す。 精明み原理フ゛ロック図 境　１　図 本発明の夫施伊ｊ哀示すブロック図 ′！ＪＪ　ｚ　囚 実施例のフローチャート 従来例裔示すブロック図 第　４　凶

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 少なくとも１台の端末装置（３）を制御し、上位装置（
   １）との間に通信路を設定して該上位装置（１）及び夫
   々の該端末装置（３）の間の通信を制御する端末制御装
   置（２）であって、 前記上位装置（１）との間に通信される通信量を監視し
   、該通信量に応じて通信路の数の増減を指示する通信量
   監視手段（５）と、 該通信量監視手段（５）の指示に基いて、該通信路の数
   を増減させる通信路設定手段（２２）とを備え、該通信
   路設定手段（２２）によって設定された数の通信路によ
   り前記上位装置（１）及び夫々の前記端末装置（３）の
   間の通信を行うことを特徴とする端末制御装置。