JP2611797B2 - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

Info

Publication number
JP2611797B2
JP2611797B2 JP63054385A JP5438588A JP2611797B2 JP 2611797 B2 JP2611797 B2 JP 2611797B2 JP 63054385 A JP63054385 A JP 63054385A JP 5438588 A JP5438588 A JP 5438588A JP 2611797 B2 JP2611797 B2 JP 2611797B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
command
communication control
virtual call
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63054385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01228243A (ja
Inventor
洋一 那須野
秀和 馬場
功 山本
隆 佐々木
三鉉 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP63054385A priority Critical patent/JP2611797B2/ja
Publication of JPH01228243A publication Critical patent/JPH01228243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2611797B2 publication Critical patent/JP2611797B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Communication Control (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 多重コネクション制御機能を有する通信制御装置にお
いて、 ネットワーク規模の拡大に伴い、通信制御情報のメモ
リ消費量が増大する点を解決するために、 通信制御情報をプロトコル・アドレス情報と、コネク
ション制御パラメータとに分離して管理することにより
メモリ消費量を削減したものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、通信制御装置、特に通信制御装置における
通信制御情報管理方式に関するものである。
OSiで代表される近代的なネットワーク・アーキテク
チャが確立されてきたため、ネットワーク規模は拡大の
一途をたどっている。このような中で、オンライン・シ
ステムのセンタ計算機、フロント・エンド・プロセッ
サ、ゲートウェイ・プロセッサ等では、多数の通信路を
効率よく制御する必要がある。また、計算機システムの
負荷分散を目的に通信制御のかなりの部分を通信制御装
置で行うようになりつつあり、通信制御装置では管理す
べき情報量が増大する。本発明は、このような通信制御
装置での情報管理に利用される。
〔従来の技術〕
第9図は従来のコネクション制御ブロックを示す図で
ある。従来の通信制御装置では、内部でコネクション毎
にコネクション制御ブロックを持ち、 (a) プロトコル制御変数群 (b) プロトコル・アドレス情報 (c) コネクション制御パラメータ群 を全てコネクション制御ブロックで保持している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の技術ではプロトコル制御変数群やプロトコル・
アドレス情報、コネクション制御パラメータの全てをコ
ネクション制御ブロックで保持しているため、 ・ コネクション制御ブロック自体が大きくなる。
・ 上記(b),(c)の一部が異なるだけでも新たな
コネクション制御ブロックを必要とする。
・ 異なるコネクション制御ブロックで同一の情報が重
複して保持される。
等により必要以上にメモリを消費してしまう。
本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、
通信制御装置におけるメモリの使用を効率的に行い得る
ようにすることを目的としている。
〔問題点を解決ための手段〕
第1図は本発明の原理図である。通信制御装置200
は、第1図(a)に示すように、メモリ214と、コマン
ド・インタフェース制御部221と、X.25パケット・レベ
ル・プロトコル制御部222と、HDLC制御部223と、回線制
御部224と、接続コマンド実行手段230とを具備してい
る。
メモリ214の中には、第1図(b)に示すように、固
有の番号、論理チャネル・ブロックLCBへのリンク、DTE
アドレスブロックDABへのリンク及びバーチャル・コー
ル属性情報ブロックVTBへのリンクを持つバーチャル・
コール制御ブロックVCBの複数個が格納される。また、
メモリ214の中には、固有の番号、発呼DTEアドレス、着
呼DTEアドレス、発呼拡張アドレス及び着呼拡張アドレ
スを持つDTEアドレス・ブロックDABの複数個が格納され
る。更に、メモリ214の中には、固有の番号、パケット
・サイズ、ウインドウ・サイズ、スループット・クラス
および課金タイプを持つバーチャル・コール属性情報ブ
ロックVTBの複数個が格納される。
接続コマンド実行手段230は、バーチャル・コール制
御ブロックVCBの番号、DTEアドレス・ブロックDABの番
号及びバーチャル・コール属性情報ブロックVTBの番号
をパラメータとして持つ接続コマンドを受け取った時
に、当該接続コマンドで指定されたバーチャル・コール
制御ブロックVCBと当該接続コマンドで指定されたDTEア
ドレス・ブロックDABをリンクすると共に、当該接続コ
マンドで指定されたバーチャル・コール制御ブロックVC
Bと当該接続コマンドで指定されたバーチャル・コール
属性情報ブロックVTBをリンクする処理を行う。
〔実施例〕
第2図は本体計算機と通信制御装置のハードウェア構
成を示す図である。同図において、100は本体計算機、1
10は中央処理装置、120はメモリ、200は通信制御装置、
211はマイクロプロセッサ、212はDMAC(Direct Memory
Access Controller)、214はメモリ、213は通信制御部
をそれぞれ示している。
第3図は本体計算機と通信制御装置のインタフェース
を説明する図である。通信制御装置への処理依頼やデー
タ転送は、第3図の形式のコマンドを本体計算機100の
メモリ120上に用意し、通信制御装置200を起動すること
により、行われる。第3図において、コマンド・コード
はコマンドの処理内容をコードで示し、転送バイト長は
データ領域のバイト数を示し、データ領域アドレスはデ
ータ領域の開始アドレスを示す。データ領域には、コマ
ンドのパラメータや送受信データが設定される。
第4図は通信制御装置内のソフトウェア構成を示す図
である。同図において、221はコマンド・インタフェー
ス制御部、222はX.25PLP制御部、223はHDLC制御部、224
は回線制御部をそれぞれ示す。
コマンド・インタフェース制御部221は、本体からの
コマンドを受け付け、パラメータ/データを本体側メモ
リ120と通信制御装置200内のメモリ214との間で転送
し、各コマンドの処理プログラムに制御を渡す処理を行
う。X.25PLP制御部222は、X.25のパケット・レベル・プ
ロトコルに従ったパケットの組立/分解や発着呼制御、
データ送受信制御などを行う部分である。HDLC制御部22
3は、X.25のフレーム・レベル・プロトコル(HDLC)に
従ったデータ・リンクの確立・維持やフレーム送受信制
御を行う部分である。回線制御部224は、回線上と通信
制御装置200内のメモリ214との間のデータ転送を行う部
分である。
第5図はX.25PLPを制御するための制御ブロックを示
す図である。同図において、VCBはVC制御ブロック、DAB
はDTEアドレス・ブロック、VTBはVCタイプ情報ブロッ
ク、LCBは論理チャネル制御ブロック、CNBは着呼情報格
納ブロックをそれぞれ示している。これらの制御ブロッ
クは通信制御装置200のメモリ214に設けられる。
VC制御ブロック(VCB)は、通信中のVC(バーチャル
・コール:論理パス)を管理するための制御ブロックで
あり、装置内に複数個存在し、各VC固有の番号(VCB番
号)により識別される(0以外)。第5図(b)はVCB
の情報を示す。
DTEアドレス・ブロック(DAB)は、発着呼アドレス,
拡張アドレスなどを格納しておくブロックである。装置
内に複数個存在し、各DAB固有の番号(DAB番号)により
識別される(0以外)。第5図(c)はDABの情報を示
す。
VCタイプ情報ブロック(VTB)は、VCの属性情報(パ
ケット・サイズ,ウィンドウ・サイズ,スループット・
クラス,課金タイプなど)を格納しておくブロックであ
る。装置内に複数個存在し、各VTB固有の番号(VTB番
号)により識別される(0以外)。第5図(a)はVTB
の情報を示す。
論理チャネル制御ブロック(LCB)は、論理チャネル
上でのパケット送受信を行うための制御変数(論理チャ
ネル番号、論理チャネルの状態変数など)を持つ。LCB
は、論理チャネルに1対1に対応しており、以下の状態
値を持つ。
空き状態(VC未接続状態) 発呼処理中(発呼要求パケット送信後、接続完了パ
ケット受信待ち) 着呼処理中(着呼パケット受信中) 復旧処理中(復旧要求パケット送信後、復旧完了パ
ケット受信待ち) 接続中(VC接続状態) 第5図(d)はLCBの情報を示す。
着呼情報格納ブロック(CNB)は着呼パケットを受信
した時、その情報を一時的に格納しておくブロックであ
る。装置内に複数個存在し、各CNB固有の番号により識
別される(0以外)。第5図(e)はLCBの情報を示
す。
X.25PLPの発着呼制御用としては、SET−DTEA,SET−VC
T,CONNECT,REJECT−CONNECT,READなどのコマンドが存在
する。
DTEアドレス設定コマンド(SET−DTEA)はDABにアド
レス情報を格納するためのコマンドである。以下のパラ
メータを指定する。
DAB番号:アドレス情報を格納するDABの番号を指定
する。
発着呼DTEアドレス:発呼要求パケット、着呼受付
パケットの発着DTEアドレス・フィールドに設定する値
を指定するものである。
発着拡張アドレス:拡張アドレス・ファシリティに
より発着拡張アドレスを使用する場合、同ファシリティ
で設定する拡張アドレスの値を指定する。
VCタイプ設定コマンド(SET−VCT)は、VTBにVCタイ
プ情報を格納するコマンドである。以下のパラメータを
指定する。
VTB番号:VCタイプ情報を格納するVTBの番号を指定
する。
パケット・サイズ:このVCで使用するデータ・パケ
ットのサイズを指定する。
ウィンドウ・サイズ:このVCで使用するウィンドウ
・サイズを指定する。
スループット・クラス:このVCで使用するスループ
ット・クラスの値を指定する。
課金タイプ:着信課金を要求するかしないかを指定
する。
VC確立要求/応答コマンド(CONNECT)は、自側から
の発呼でVCが確立する場合、または着呼パケット受信通
知に対する肯定応答(着呼受付)の場合に発行される。
以下のパラメータを指定する。
VCB:未だVCが設定されていないVCBを選択し、そのV
CB番号を指定する。この番号が以後このVCを本体/通信
制御装置間で識別するための識別子となる。
CNB番号:着呼受付の場合に着呼パケット受信通知
時に通知されたCNB番号を指定する。この番号が無指定
の場合(0の場合)、通信制御装置は発呼処理を行い、
指定されている場合は、着呼処理を行う。
DAB番号:発呼処理の場合、発呼要求パケットに指
定するDTEアドレスが格納されているDABの番号を指定す
る。着呼処理の場合は、指定しない(0を指定する)。
VTB番号:これから設定するVCのタイプ情報が格納
されているVTBの番号を指定する。
VC着呼拒否コマンド(REJECT−CONNECT)は、着呼パ
ケット受信通知に対する否定応答(着呼拒否)の場合に
発行される。以下のパラメータを指定する。
CNB番号:着呼パケット受信通知時に通知されたCNB
番号を指定する。
受信コマンド(READ)について説明する。通信制御装
置から本体計算機への事象通知やデータ受信は、本体計
算機が以下の形式のREADコマンドを発行することにより
行われる。READコマンドでは、完了時に通信制御装置か
らの通知情報が第6図の形式でデータ領域に設定され
る。
該当VCB番号は、この通知情報がどのVCに関するもの
かを示すためのものである。VCBが特定されない通知情
報については、0が設定される。通知情報種別は、通知
情報の種別を示すものであり、コードで表現される。通
知情報バイト長の欄には、通知情報の有効データ長がバ
イト長で設定される。
通知情報域について説明する。各通知情報毎に通知情
報領域のフォーマットが定義されている。
着呼パケット受信通知時においては、当該VCB番号の
欄には0が設定され、通知情報種別の欄には着呼パケッ
ト受信通知に対するコードが設定される。通知情報域に
は、この着呼をこの後のCONNECTやREJECT−CONNECTで識
別するための番号、着呼パケットに設定されている発着
DTEアドレス、着呼パケットに設定されている発着拡張
アドレスが書き込まれる。
VC確立完了通知時(すなわち、発呼処理または着呼処
理が完了した時)においては、該当VCB番号の欄にはCON
NECTコマンドで指定したVCB番号が設定され、通知情報
種別の欄にはVC確立完了通知に対するコードが設定され
る。通知情報域には、VCが正常に確立できたか失敗した
かを示す完了結果情報が設定される。VCが正常に確立で
きた時には、パケット・サイズ・ネゴシエーションの結
果として得られるパケット・サイズ実効値、ウィンドウ
・ネゴシエーションの結果として得られるウィンドウ・
サイズ実効値、スループット・クラス・ネゴシエーショ
ンの結果として得られるスループット・クラス実効値が
通知情報域に書き込まれる。
上記コマンド以外にVC切断/復旧のためのコマンド,
データ送受信のためのコマンドがあるが、ここでは説明
を省略する。なお、VCBとLCBは、切断/復旧時に解放さ
れ、空き状態になる。
次に、発呼処理時、着呼受付時の着呼処理および着呼
拒否時の着呼処理の制御シーケンスについて説明する。
発呼処理時においては次のような処理が行われる。
本体は、CONNECTコマンドを発行して、発呼処理を
通信制御装置に依頼する。この時のパラメータとして、
以下の値を指定する。
VCB番号:VCが設定されていないVCBの番号 CNB番号:発呼のため、0を指定する(無指定) DAB番号:通信相手のアドレス情報が格納されているDAB
の番号を指定する。もし、該当アドレス情報が未設定の
場合は、CONNECTコマンドを発行する前に、SET−DTEAコ
マンドでアドレス情報を設定してからCONNECTコマンド
を発行する。
VTB番号:通信相手との間で設定するVCのタイプ情報が
格納さているVTBの番号を指定する。もし、該当VCタイ
プ情報が未設定の場合には、CONNECTコマンドを発行す
る前に、SET−VCTコマンドでVCタイプ情報を設定してか
らCONNECTコマンドを発行する。
通信制御装置はCONNECTコマンドを受け取ると、発
呼用の空き論理チャネル番号を選択し、対応するLCB
(空き状態のLCB)を獲得し(論理チャネル番号の選択
はX.25PLPに従う)、パラメータで指定されたVCBとの間
でリンクを設定する。
通信制御装置は該当VCBに指定DAB番号に対応するDA
Bへのポインタを設定する。
通信制御装置は該当VCBに指定VTB番号に対応するVT
Bへのポインタを設定する。この時点で、各ブロックの
関連は第7図(a)のようになる。
通信制御装置は、送信バッファを一つ獲得し、発呼
要求パケットをVCBから参照できるDAB,VTB,LCBの内容に
従って作成し、HDLC制御ブロックに送信を依頼し、LCB
の状態を発呼処理中にする。
通信制御装置は、CONNECTコマンドの完了を本体に
通知し、CONNECTコマンドが正常に受け付けられたこと
を本体に通知する。
本体は、READコマンドを発行し、VCの確立完了を待
ち合わせる。
通信制御装置は、HDLC制御部からパケット受信が通
知され、それが発呼要求パケットを送信した論理チャネ
ルでの接続完了パケットの場合、各ネゴシエーションの
結果をLCBに格納し、本体が発行中のREADコマンドに“V
C確立完了”を通知し、LCBの状態を接続中にし、VCBとD
AB,VTBとのリンクを切る。この時点で、各部の関連は第
7図(b)のようになる。
着呼処理(着呼受付)においては次のような処理が行
われる。
本体は、READコマンドを発行して、着呼パケット受
信通知を待ち合わせる。
通信制御装置は、HDLC制御部からパケット受信が通
知され、それが着呼パケットの場合、空きのCNBを一つ
獲得し、その着呼パケットを受信した論理チャネル番号
に該当するLCBとの間で相互にリンクを設定し、LCBの状
態を着呼処理中にする。
通信制御装置は、該当CNBに着呼パケットの受信情
報(発着DTEアドレス,発着拡張アドレス,各ネゴシエ
ーション要求値)を設定し、該当CNB番号とこれらの受
信情報を上記READコマンドのパラメータ領域に転送し
て、READコマンドを完了させる。この時点で、各ブロッ
クの関連は第8図(a)のようになる。
本体は、通知された着呼パケット受信通知の内容に
従ってVCタイプを選択し、CONNECTコマンドを発行し
て,着呼受付処理を通信制御装置に依頼する。この時、
パラメータとして、以下の値を指定する。
VCB番号:VCが設定されていないVCBの番号 CNB番号:着呼パケット受信通知で通知されたCNBの番号 DAB番号:着呼のため、0を指定する(無指定) VTB番号:通信相手との間で設定するVCタイプ情報が格
納されているVTBの番号を指定する。もし、該当VCタイ
プ情報が未設定の場合には、SET−VCTコマンドでVCタイ
プ情報を設定してからCONNECTコマンドを発行する。
通信制御装置は、着呼受付のCONNECTコマンドを受
け付けると、指定VCB番号と指定CNB番号に対応するCNB
からリンクされているLCBとの間で相互にリンクを設定
する。
通信制御装置は、該当VCBに指定VTB番号に対応する
VTBへのポインタを設定する。この時点で、各ブロック
の関連は第8図(b)のようになる。
通信制御装置は、送信バッファを一つ獲得し、着呼
受付パケットをVCBから参照できるVTB,LCB,更にLCBから
参照できるCNBの内容に従って作成し、HDLC制御部に送
信を依頼する。
通信制御装置は、該当LCBとCNBのリンクを切り、CN
Bを別の着呼パケット受信通知で使用可能にする。
通信制御装置は、CONNECTコマンドの完了を本体に
通知し、CONNECTコマンドが正常に受け付けられたこと
を本体に通知する。
本体は、READコマンドを発行し、VC確立完了を待ち
合わせる。
通信制御装置は本体が発行したREADコマンドに上記
処理で確立したVCの“VC確立完了”を通知し、LCBの状
態を接続中にし、VCBとVTBのリンクを切る。この時点
で、各ブロックの関連は第8図(c)のようになる。
着呼処理(着呼拒否)においては次のような処理が行
われる。
ないしは着呼受付と同じ 本体は、通知された着呼パケット受信通知を拒否す
るため、REJECT−CONNECTコマンドを発行して、着呼拒
否処理を通信制御装置に依頼する。この時、パラメータ
として以下の値を指定する。CNB番号:着呼パケット受
信通知で通知されたCNB番号 通信制御装置は、REJECT−CONNECTコマンドを受け
取ると、送信バッファを一つ獲得し、指定CNB番号に対
応するCNBからリンクされているLCBの論理チャネル番号
で先に受信した着呼パケットに対する着呼拒否のために
復旧要求パケットを送信し、LCBの状態を復旧処理中に
する。
通信制御装置は、当該CNBとLCBのリンクを切り、CN
Bを別の着呼パケット受信通知で使用可能にする。
通信制御装置は、REJECT−CONNECTコマンドの完了
を本体に通知し、着呼拒否が正常に受け付けられたこと
を本体に通知する。
通信制御装置は、HDLC制御部からパケット受信が通
知され、それが先の復旧要求パケットを送信した論理チ
ャネルでの復旧完了パケットの場合、LCBを空き状態に
する。
〔発明の効果〕
本発明によれば次のような効果が期待できる。VCタイ
プ,発着DTEアドレス等は、複数のVCで共通に使用でき
る場合がある。このような場合にVCタイプや発着DTEア
ドレスを各VC単位に持たず、共通の領域を使用すること
により、メモリ消費量が削減できる。また、VCタイプ,
発着DTEアドレス等は、発着呼制御の時のみ必要な情報
であるため、発着呼のタイミングをずらせば、同一の領
域(DAB,VTB)を発着呼毎に内容を変更して(SET−DTE
A,SET−VCTコマンドで)使用できるため、更にメモリ消
費量の削減に繋がる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、第2図は本体計算機と通信制
御装置のハードウェア構成を示す図、第3図は本体計算
機と通信制御装置のインタフェースを説明するための
図、第4図は通信制御装置内のソフトウェア構成を示す
図、第5図はX.25PLPを制御するための制御ブロックを
示す図、第6図はREADコマンドで設定される情報を示す
図、第7図は発呼処理における制御ブロックの関連を示
す図、第8図は着呼処理における制御ブロックの関連を
示す図、第9図は従来のコネクション制御ブロックを示
す図である。 100…本体計算機、110…中央処理装置、120…メモリ、2
00…通信制御装置、211…マイクロプロセッサ、212…DM
AC、213…通信制御部、214…メモリ、221…コマンド・
インタフェース制御部、222…X.25PLP制御部、223…HDL
C制御部、224…回線制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 功 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐々木 隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 新井 三鉉 神奈川県大和市深見西4丁目2番49号 株式会社ピーエフユー大和工場内 (56)参考文献 特開 昭62−171298(JP,A) 特開 昭61−100049(JP,A) 特開 昭61−232743(JP,A) 特開 昭60−16043(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリ(214)と、 コマンド・インタフェース制御部(221)と、 X.25パケット・レベル・プロトコル制御部(222)と、 HDLC制御部(223)と、 回線制御部(224)と、 接続コマンド実行手段(230)と を具備する通信制御装置であって、 メモリ(214)は、 固有の番号、論理チャネル・ブロック(LCB)へのリン
    ク、DTEアドレス・ブロック(DAB)へのリンク及びバー
    チャル・コール属性情報ブロック(VTB)へのリンクを
    持つバーチャル・コール制御ブロック(VCB)の複数個
    と、 固有の番号、発呼DTEアドレス、着呼DTEアドレス、発呼
    拡張アドレス及び着呼拡張アドレスを持つDTEアドレス
    ・ブロック(DAB)の複数個と、 固有の番号、パケット・サイズ、ウインドウ・サイズ、
    スループット・クラス及び課金タイプを持つバーチャル
    ・コール属性情報ブロック(VTB)の複数個と を格納し、 接続コマンド実行手段(230)は、 バーチャル・コール制御ブロック(VCB)の番号、DTEア
    ドレス・ブロック(DAB)の番号及びバーチャル・コー
    ル属性情報ブロック(VTB)の番号をパラメータとして
    持つ接続コマンドを受け取った時に、当該接続コマンド
    で指定されたバーチャル・コール制御ブロック(VCB)
    と当該接続コマンドで指定されたDTEアドレス・ブロッ
    ク(DAB)をリンクすると共に、当該接続コマンドで指
    定されたバーチャル・コール制御ブロック(VCB)と当
    該接続コマンドで指定されたバーチャル・コール属性情
    報ブロック(VTB)をリンクする処理を行うよう構成さ
    れている ことを特徴とする通信制御装置。
JP63054385A 1988-03-08 1988-03-08 通信制御装置 Expired - Lifetime JP2611797B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63054385A JP2611797B2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 通信制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63054385A JP2611797B2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 通信制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01228243A JPH01228243A (ja) 1989-09-12
JP2611797B2 true JP2611797B2 (ja) 1997-05-21

Family

ID=12969216

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63054385A Expired - Lifetime JP2611797B2 (ja) 1988-03-08 1988-03-08 通信制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2611797B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3472498B2 (ja) 1999-01-27 2003-12-02 シャープ株式会社 データ転送装置、データ転送方法およびデータ転送プログラムを記録した媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01228243A (ja) 1989-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0308408B1 (en) Information transfer method and arrangement
EP0674276B1 (en) A computer system
US20040240435A1 (en) Obtaining a destination address so that a network interface device can write network data without headers directly into host memory
EP1289221A2 (en) Network communication method and system
JPH1069446A (ja) ホスト間の接続を維持する方法
US5317692A (en) Method and apparatus for buffer chaining in a communications controller
JPH1074185A (ja) ホスト間接続維持システム
JP2526695B2 (ja) オンライン情報処理装置
JPS61133454A (ja) 端末制御方式
JP2611797B2 (ja) 通信制御装置
JP2000250746A (ja) 交換機のデータ変換システム
JPS6393235A (ja) アドレス変換機能付きバスアダプタ
JP2602922B2 (ja) 負荷の分散処理方法
JPH0650488B2 (ja) 通信コントローラ
JP2000259523A (ja) データ転送装置、lan通信システム及びデータ転送方法
JPH01256248A (ja) 階層化プロトコル並列処理装置
JP2564499B2 (ja) 送信データのフロー制御方法
JPS6316359A (ja) 端末制御方式
JP2837462B2 (ja) 電子交換システムにおけるグループ着信サービス制御方法
JPH01222536A (ja) フロー制御方式
JPH02134943A (ja) X.25ゲートウェイ装置
JPH0572784B2 (ja)
JPH02244852A (ja) パケット処理装置
JPS6295049A (ja) マルチプロセツサ形パケツト処理装置におけるパケツト処理方式
JPH0419582B2 (ja)