JPH04168409A - 工業用内視鏡装置 - Google Patents

工業用内視鏡装置

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JPH04168409A
JPH04168409A JP29683290A JP29683290A JPH04168409A JP H04168409 A JPH04168409 A JP H04168409A JP 29683290 A JP29683290 A JP 29683290A JP 29683290 A JP29683290 A JP 29683290A JP H04168409 A JPH04168409 A JP H04168409A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、ジェットエンジン等の内部における処置対象
部を良好に観察でき、処置の能率を向上させることが可
能な工業用内視鏡装置に関する。
[従来の技術] 近年、工業分野において、化学プラントの配管とかエン
ジンの内部等へ挿入し、分解することなく検査のできる
工業用内視鏡が広く用いられるようになった。
例えばジェットエンジンでは、回転駆動するタービンブ
レードの刃先が欠ける等の損傷が生じることがある。こ
の場合、損傷箇所が小さくてもそのまま放置すると、そ
の損傷箇所に応力が集中して損傷部分が大きくなり、前
記タービンブレード全体を交換することが必要になる。
このため、従来では定期的に検査を行い、損傷箇所が発
見されると、交換が必要とされない場合でもエンジンを
分解して、欠けた部分の周辺部を研削することで対処し
ていた。しかしながら、この方法では修理に時間がかか
るという欠点があった。
このため、特開昭58−162924号公報に開示され
ているような、挿入部に湾曲する湾曲部と、この湾曲部
に連設された先端部とを有し、前記先端部に砥石等の回
転処置部材を設けた内視鏡装置がある。この内視鏡装置
を使用することによって、前記湾曲部を湾曲させ、挿入
部を軸中心に回転させて、前記回転処置部材が損傷箇所
に到達するようにし、エンジンを分解することなく損傷
箇所を研削することができる。
[発明が解決しようとする課題] 前記従来例では、内視鏡先端部の湾曲方向に対する、対
物光学系及び回転処置部材の位置についての規定が設け
られていないため、前記対物光学系と回転処置部材との
位置が、湾曲方向に対して適切でない場合、湾曲部の湾
曲量に対する前記先端部の対物光学系の視野及び回転処
置部材の位置を把握しづらくなってしまう。このなめ、
所望の位置に前記先端部を容易に到達させることができ
ないので、前記回転処置部材が処置対象部を処置してい
る様子が十分に観察できず、処置の能率が低下してしま
う。
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたもので、先端
部を所望の位置に容易に到達させることができ、これに
よって処置対象部を良好に観察でき、処置の能率を向上
させることが可能な工業用内視鏡装置を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明による工業用内視鏡装置は、先端部と、この先端
部の後部に連接された湾曲可能な湾曲部とを有する挿入
部を備え、前記先端部に対物光学系と、回転処置部材と
を有するものである。この内視鏡装置において、前記対
物光学系の中心と、前記回転処置部材の中心とを結ぶ直
線に対して、前記湾曲部の少なくとも一湾曲方向が、略
直角方向となるように、前記対物光学系と前記回転処置
部材とを配置したことを特徴としている。
[作用] 工業用内視鏡装置の挿入部を機関等の内部に挿入し、前
記挿入部の湾曲部を湾曲させ、先端部を処置対象部に到
達させる。前記先端部に配置された対物光学系により前
記処置対象部を観察し、回転処置部材によって処置対象
部を処置する。前記対物光学系及び前記回転処置部材は
、それぞれの中心を結ぶ直線に対して、前記湾曲部の少
なくとも一湾曲方向が、略直角方向となるように配置さ
れている。このため、前記湾曲方向に対して、先端部の
中心軸と、前記回転処置部材及び対物光学系の中心軸が
、共に一致するので、前記湾曲部の湾曲量に対応する、
前記先端部の対物光学系による視野及び前記回転処置部
材の位置の把握が容易になる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第11図は本発明の第1実施例に係わり、
第1図(A)は内視鏡装置の概略構成図、第1図(B)
は第1図(A)の内視鏡先端部における先端面の平面図
、第2図は第1図(B)のA−A線断面図、第3図は第
1図(A)の操作部の断面図、第4図は第1図(B)の
C−C線断面図、第5図は第1図(B)のB−B線断面
図、第6図は内視鏡湾曲部の説明図、第7図は内視鏡装
置のキャリングケースの説明図、第8図は第7図のキャ
リングケースを観察補助用具として使用した例の説明図
、第9区は内視鏡先端部の対物光学系による視野の説明
図、第10図は第1図(A)の内視鏡装置を電子内視鏡
で精成した例の概略構成図、第11図は第10図の内視
鏡装置の第2図に対応する断面図である。
第1図(A)に示すように、本実施例の工業用内視鏡装
置は、工業用内視鏡1(以下、内視鏡と略記)と、この
内視鏡1に接続される光源装置65及び回転駆動部17
と、コード64を介して前記回転駆動部17に接続され
るコントローラ69とを備えている。
前記内視鏡1は、細長の挿入部3と、この挿入部3の後
端に連接された操作部6と、この操作部6の後端に連接
された接続部7と、前記操作部6から側方に延設された
ユニバーサルコード60とを備えている。前記ユニバー
サルコード60の端部には、前記光源装W 65に着脱
自在に接続されるコネクタ66が設けられている。また
、前記接続部7の側部には接眼部8が設けられている。
前記挿入部3は、先端側から順に、硬質の先端部2と、
湾曲可能な湾曲部4及び硬性部5とで楕成されている。
また、前記湾曲部4の湾曲動作を行う湾曲ノブ61が、
前記操作部6の側部に設けられている。
前記先端部2の先端面には、第1図(B)に示すように
、例えば砥石等の回転処置部材15と、照明光が出射さ
れる照明光学系24と、対象物を観察する対物光学系2
6とが設けられている。前記回転処置部材15と対物光
学系26とは、それぞれの中心を結ぶ直M、aに対して
、湾曲方向すが略直角方向になるように配置されている
また、前記先端部2は、第2図に示すように、円柱形状
の先端部本体9を有し、この先端部本体9内に設けられ
た前記対物光学系26の結像位置に、イメージガイド6
2の先端面が配置されている。また前記先端部本体9の
孔10内には、前後2箇所に内設された軸受11によっ
て支持されたシャフト12が回転自在に設けられている
。前記2個の軸受11の間には、スペーサ13が設けら
れ、これらの軸受11及びスペーサ13は、リング14
により前記シャフト12に固定されている。
前記シャフト12の先端側には、ネジ12が形成されて
おり、前記回転処置部材15が着脱自在に螺合されてい
る。また、前記シャフト12の後端側の孔12b内には
、フレキシブルシャフト16が装着されており、このフ
レキシブルシャフト16が、ガイドチューブ20内を挿
通している。
このガイドチューブ20は、フレックス21とチューブ
22とで精成され、ガイドチューブ20の先端部20a
は、接続リング23を介して、前記先端部本体9に接続
されている。なお、前記シャフト12の先端外周部12
c、及び前記回転処置部材15の後端面15aは、前記
照明光学系24から出射される照明光が反射しないよう
に、黒色に塗装されている。
前記回転駆動部17は、第3図に示すように、操作部6
の後端部に連設された接続部7の後端部に、ボルト36
によって固定されている。この回転駆動部17内には、
モータ18が固定部材37によって固定され、このモー
タ18は、コード64を介して回転駆動を制御するコン
トローラ69に接続されている。前記フレキシブルシャ
ツI〜16は、挿入部3及び操作部6内を挿通し、この
フレキシブルシャフト16の後端側は、前記モータ18
のモータ軸18aに、とス19によって固定されている
。そして、このモータ18の回転駆動が、フレキシブル
シャフト16を介して前記シャフト12に伝達され、前
記回転処置部材15を回転させるようになっている。
また、前記イメージガイド62は、挿入部3及び操作部
6内を挿通し、このイメージガイド62の後端面は、前
記接続部7の側部に延設された接眼部8内の、図示しな
い接眼レンズに対向している。そして、前記対物光学系
26によって結像された被写体像は、前記イメージガイ
ド62によって接眼部8に伝達され、この接眼部8から
被写体が観察されるようになっている。
前記照明光学系24は、第4図に示すように、先端部2
内に設けられ、この照明光学系24の後端には、ライト
ガイド25が連設されている。このライトガイド25は
、挿入部3.操作部6及びユニバーサルコード60内を
挿通し、入射端部がコネクタ66に接続されている。そ
して、光源装置165から出射された照明光は、ライト
ガイド25によって伝達され、前記照明光学系24がら
被写体に出射されるようになっている。
なお、前記ライトガイド25の先端部25a、及び照明
光学系24は、第4図に示すように、軸方向に対して適
宜な角度θはと、対物光学系26側に傾斜させて配置さ
れている。これにより、前記回転処置部材15に、直接
入射する照明光が減少し、また前述のように、シャフト
12の先端外周部12c、及び前記回転処置部材15の
後端面15aは、照明光が反射しないように黒色に塗装
されているため、照明光の回転処置部材15がらの反射
光をわずかの量に抑えることができ、被写体を良好に観
察することができる。なお、第1図(B)においてA−
A線に対して対称な位置にある、ライトガイド25の先
端部25a、及び照明光学系24についても同様に配置
されている。
前記湾曲部4は、第6図に示すように、互いに回動自在
に連結された複数の円筒状の湾曲部31゜32.・・・
32及び33を有している。先端側湾曲部31は、前記
先端部本体9に連設され、後端側湾曲部33は、接続リ
ング34を介して、硬性部5に接続されている。また、
前記先端部本体9には、例えば第6図に示すような形状
の溝9bが形成され、前記接続リング34には、複数の
ネジ六34aが形成されている。
前記先端部本体9、湾曲部31ないし33、及び接続リ
ング34は、外ブレード27で外装されている。この外
ブレード27は、前記先端部本体9を外装する前口金2
8と、前記湾曲部31ないし33を外装し前記前口金2
8に連設されたブレード29と、前記接続リング34を
外装し前記ブレード29に連設された後口金30とで構
成されている。また、前記外ブレード27には、ビン2
8aが設けられ、前記後口金30には、複数のネジ貫通
穴30aが形成されている。
前記外ブレード27は、後口金30の後端側から前記先
端部本体9が挿通され、ビン28aが先端部本体9の溝
入口9eから渭9bに沿って移動するように、移動1回
転し、前記先端部本体9、湾曲部31ないし33及び接
続リング34に装着される。さらに、図示しないビスを
前記ネジ貫通穴30aに貫通させ、ネジ六34aに螺合
することによって、前記外ブレード27は接続リング3
4に固定される。また先端部本体9側は、ビン28aが
先端部本体9の溝9bに嵌合することによって固定され
ている。このように、先端部2側の外ブレード27は、
ビス止めをすることなく固定されているため、回転処置
部材15の回転による先端部2の振動等で、ビスが脱落
することを防止できる。
前記湾曲部4を湾曲させる2本の湾曲ワイヤ35は、第
5図に示すように、前端部が先端部本体9に固定され、
湾曲部31ないし33内のワイヤ受72に挿通され、操
作部6の湾曲ノブ61に接続されている。前記湾曲ノブ
61を動作させることにより、湾曲ワイヤ35が牽引、
弛緩され、前記湾曲部31ないし33が回動し、湾曲部
4が湾曲するようになっている。
前記湾曲ワイヤ35の前端部は、突起35aが形成され
ており、この突起35aが、先端部本体9の凹部9aと
、先端側湾曲部31とによって挟まれた状態で固定され
ている。また、湾曲ワイヤ35の一方の突起35aは、
他方の突起35aに対して、先端部2の軸方向に距離l
だけずれた位置に固定されるように、前記湾曲部本体9
の凹部9aは形成されている。これらによって、湾曲ワ
イヤの突起を先端部に固定する場合に、ハンダ付けとか
ロウ付は等の作業を行う必要がなく、また突起を1個づ
つ前記先端部本体の凹部に押し込み、湾曲部と挟むよう
にして固定することができるので、組立の作業性を向上
することができる。
次に、本実施例の作用について述べる。
たとえば、ジェットエンジンのタービンブレードの損傷
部分を研削する場合、第1図(A)に示すように、内視
鏡1の挿入部3を、ジェットエンジンのアクセスポート
68よりエンジン内に挿入し、タービンブレード67を
観察することができるようにする0回転駆動部17内の
モータ18を、コントローラ69によって回転駆動させ
ると、フレキシブルシャフト16を通じて、シャフト1
2に回転力が伝わり、回転処置部材15が回転する。
前記内視鏡1の先端部2をタービンブレード67の損傷
部分に到達させ、この損傷部分を観察し、研削するため
に、湾曲部3を湾曲させる。ここで、前記湾曲部3の湾
曲方向は、前記回転処置部材15及び対物光学系26の
それぞれの中心を結ぶ直線に対して、直角方向に設定さ
れている。このため、前記湾曲方向に対して、先端部2
の中心軸と、前記回転処置部材15及び対物光学系26
の中心軸が、共に一致するので、湾曲部3の湾曲量に対
応する、前記対物光学系26による視野及び前記回転処
置部材15の位置の把握が容易になる。そして、この回
転処置部材15によってタービンブレード67の損傷部
分を研削する。
このように、本実施例によれば1、湾曲部の湾曲量に対
応する、先端部の対物光学系による視野及び回転処置部
材の位置の把握が容易にできるため、前記先端部を所望
の位置に容易に到達させることができる。これによって
、第9図に示すように、回転処置部材15がタービンブ
レード67の損傷部分を研削する様子を良好に観察する
ことができ、研削処置の能率を向上させることができる
また、第7図及び第8図に示すように、本実施例の内視
鏡1を収納するキャリングケース39は、梯子等の観察
補助用具として使用することができる。第8図(A)に
示すような第1の例では、(a)に示すように、キャリ
ングケース39の側部に支え部材51が設けられ、一方
の端部が支え軸52によって回動自在に固定されている
。また底部には、足置き用部材53が設けられている。
このキャリングケース39を、(b)に示すように、ハ
ンドル54側を下にして半開の状態にし、前記支え部材
51の他方の端部を支え受52aに嵌合させ、台状にす
ることにより、脚立として使用することができる。なお
(c)に示すように、両端が固定されていない支え部材
51aを用い、キャリングケース39の両側部に設けら
れた支え受52aに嵌合させることもできる。また第8
図(B)に示すような第2の例では、(d)に示すよう
に、キャリングケース39の表面に、滑り止めの突起5
5が設けられている。このキャリングケース39を、(
e)に示すように横方向に開き、(f)に示すように足
場が無いような場所に設置することにより、足場として
使用することができる。さらに第8図(C)に示すよう
な第3の例では、(g>に示すように、キャリングケー
ス39の外装部39bは梯子状に形成され、この外装部
39bの内側に内装部39aが設けられ、内視鏡1を収
納するようになっている。このキャリングケース39の
内装部39aを取り外し、外装部39bを横方向に開く
ことにより、(h)に示すように梯子として使用するこ
とができる。
なお、内視鏡装置1は、第10図及び第11図に示すよ
うに、固体撮像素子41を用いた電子内視鏡によって構
成することもできる。この場合、前記固体撮像素子41
は、対物光学系26の結像位置に配置されている。この
固体撮像素子41は、挿入部内に内挿された画像信号線
42に接続され、接続部7の側部に延設されたコード6
3と接続されるようになっている。このコード63がカ
メラコントロールユニット(CCU)70に接続され、
このCCU70によって処理された画像信号が、モニタ
71に出力される。このモニタ71に被写体像が表示さ
れる。
前記電子内視鏡においても、ファイバスコープの場合と
同様に1回転処置部材15がタービンブレード67の損
傷部分を研削する様子を良好に観察することができ、研
削処置の能率を向上させることができる。
第12図ないし第15図は本発明の第2実施例に係わり
、第12図は内視鏡先端部における先端面の平面図、第
13図は第12図のA−A線断面図、第14図は内視鏡
湾曲部による湾曲動作の説明図、第15図は第14図の
断面説明図である。
第2実施例では、内視鏡1は第12図及び第13図に示
すように、4本の湾曲ワイヤ35が設けられ、湾曲部が
4方向に湾曲するようになっている。また、湾曲部31
及び32は、4方向に回動するように構成されている。
対物光学系26及び回転処置部材15は、それぞれの中
心を結ぶ直線aに対して、湾曲部の一方の湾曲方向すが
略直角方向になるように配置されている。他の構成は、
第1実施例と同様に構成されている。
前記内視鏡1を、第14図及び第15図に示すように、
第1実施例と同様に、例えばパイプ73内に挿入し、錆
等の処置対象部74を回転処置部材15によって研削す
る。この場合、湾曲部4は、4方向に湾曲するため、−
処置対象部74aを処置するために湾曲部4を一方向に
湾曲させて処置を行った後に、他の処置対象部74bを
処置する場合、前記湾曲部4を一方向に湾曲させた状態
でさらに他の方向に湾曲させて処置を行う。
このように、4方向に湾曲する湾曲部を有した内視鏡で
は、湾曲部4を一方向に湾曲させた状態で、さらに他の
方向に湾曲させることができ、挿入部を回転させること
なく、容易に処置対象部に先端部を移動させることがで
きる。また、第1実雄側と同様に、湾曲部の湾曲量に対
応する、先端部の対物光学系による視野及び回転処置部
材の位置の把握が容易にできるため、前記先端部を所望
の位置に容易に到達させることができる。これらによっ
て、処置対象部を良好に観察することができ、処置の能
率を向上させることができる。
なお、本発明は、前記各実施例に限定されるものではな
く、例えば処置部材は、回転する砥石に限らず、切刃等
でも良い。
また、本実施例の回転処置部材の代わりに、各種医療処
置を行う鉗子を挿入するようにした、鉗子チャンネルを
先端部に設けた、医療用内視鏡がある。この医療用内視
鏡においても、本実施例と同様に、先端部の対物光学系
及び鉗子チャンネルを、それぞれの中心を結ぶ直線に対
して、湾曲方向が略直角方向になるように配置すること
によって、前記先端部を所望の位置に容易に到達させる
ことができ、これによって処置対象部を良好に観察でき
、処置の能率を向上させることができる。
U発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、内視鏡装置の先端
部を所望の位置に容易に到達させることができ、これに
よって処置対象部を良好に観察でき、処置の能率を向上
させることが可能であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は本発明の第1実施例に係わり、
第1図(A)は内視鏡装置の概略構成図、第1図(B)
は第1図(A)の内視鏡先端部における先端面の平面図
、第2図は第1図(B)のA−A線断面図、第3図は第
1図(A)の操作部の断面図、第4図は第1図(B)の
C−C線断面図、第5図は第1図(B)のB−B線断面
図、第6図は内視鏡湾曲部の説明図、第7図は内視鏡装
置のキャリングケースの説明図、第8図は第7図のキャ
リングケースを観察補助用具として使用した例の説明図
、第9図は内視鏡先端部の対物光学系による視野の説明
図、第10図は第1図(A)の内視鏡装置を電子内視鏡
で構成した例の概略構成図、第11図は第10図の内視
鏡装置の第2図に対応する断面図、第12図ないし第1
5図は本発明の第2実施例に俤わり、第12図は内視鏡
先端部における先端面の平面図、第13図は第12図の
A−A線断面図、第14図は内視鏡湾曲部による湾曲動
作の説明図、第15図は第14図の断面説明図である。 1・・・内視鏡      2・・・先端部3・・・挿
入部      4・・・湾曲部15・・・回転処置部
材 26・・・対物光学系第1図 fA+ 第1図 (81 日 第3図 第4図 25゜ 第9図 第10図 手舵た宇市JE書(自発) 平成3年 4月26日 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所   東京都渋谷区幡ケ谷二丁目43番2号名
  称  (037)オリンパス光学工業株式会社代表
者  下  山  敏  部 4、代理人 〒160 6、補正の対象   明細書の「発明の詳細な説明」の
欄3、ム、jU1 1、明細書生花5ページの第1行目ないし第6行目に、
「・・・このため、・・・容易になる。」とあるのを「
・・・このため、湾曲部を略90°の角度で湾曲させた
状態で研削処置を行う際、回転処置部材が研削対象物を
処置している様子を良好に観察できる。」に訂正します
。 2、明細書生花14ページの第7行目に、「・・・湾曲
部3を湾曲させる。・・・」とあるのを「・・・湾曲部
4を略90°に湾曲させる。・・・」に訂正します。 3、明細書生花14ページの第7行目ないし第17行目
に、「・・・ここで、・・・を研削する。」とあるのを
「・・・次に、挿入部3を軸中心にねじり回転処置部材
15をタービンブレード67の損傷部分に押し当てるこ
とで、研削処置ができる。なおこの際、前記湾曲部4の
湾曲方向は、前記回転処置部材15及び対物光学系26
のそれぞれの中心を結ぶ直線に対して、略直角方向に設
定されているため、回転処置部材15がタービンブレー
ド67の損傷部分を研削している状態を良好に観察でき
る。 」に訂正します。 4、明細書中筒14ページ第18行目の[このように、
・・・」から第15ページ第2行目の「・・・できる、
」までを削除します。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端部と、この先端部の後部に連接された湾曲可能な湾
    曲部とを有する挿入部を備え、前記先端部に対物光学系
    と、回転処置部材とを有する工業用内視鏡装置において
    、前記対物光学系の中心と、前記回転処置部材の中心と
    を結ぶ直線に対して、前記湾曲部の少なくとも一湾曲方
    向が、略直角方向となるように、前記対物光学系と前記
    回転処置部材とを配置したことを特徴とする工業用内視
    鏡装置。
JP2296832A 1990-10-31 1990-10-31 工業用内視鏡装置 Expired - Fee Related JP3017790B2 (ja)

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