JPH04166390A - 感熱性孔版原紙 - Google Patents

感熱性孔版原紙

Info

Publication number
JPH04166390A
JPH04166390A JP29294290A JP29294290A JPH04166390A JP H04166390 A JPH04166390 A JP H04166390A JP 29294290 A JP29294290 A JP 29294290A JP 29294290 A JP29294290 A JP 29294290A JP H04166390 A JPH04166390 A JP H04166390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
porous support
heat
printing
stencil paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29294290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3038882B2 (ja
Inventor
Teruo Imamaki
照雄 今牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2292942A priority Critical patent/JP3038882B2/ja
Publication of JPH04166390A publication Critical patent/JPH04166390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3038882B2 publication Critical patent/JP3038882B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サーマルヘッドにより穿孔される感熱性孔版
原紙に関し、さらに詳しくは比較的少量の印刷に利用さ
れる感熱性孔版原紙に関する。
〔従来の技術〕
従来、赤外線照射またはサーマルヘッドによって穿孔さ
れる感熱性孔版原紙が知られている。その代表的なもの
に、熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙を接着剤を用いて
貼合わせたものがある。このような感熱性孔版原紙を用
いた孔版印刷装置としては、第5図に示すような単胴式
孔版印刷装置が知られている。これは円筒状版胴25の
外周面に、穿孔された感熱性孔版原紙27を多孔性支持
体側が内側になるように巻装し、インクを版胴内部より
版胴外周面に向かって供給し、プレスローラ29を印刷
用紙31を介して円筒状版胴25に加圧接触させ、円筒
状版胴25を回転駆動させることにより印刷する装置で
ある。
また他の孔版印刷装置としては、第6図に示すような押
圧式孔版印刷装置が知られている。これは熱可塑性フィ
ルムと多孔性支持体を接着してなる感熱性フィルム35
の多孔性支持体側周辺部に枠体37を設け、この枠体3
7とインク不透過性のカバーシート39とによってイン
ク塗布部としての凹部49を形成してなる感熱性孔版原
紙41を用いる。この印刷装置は、押圧部材43と、押
圧部材43に対向して配置された受は台45と、押圧部
材43の受は台45対向面周辺部に配置された感熱性孔
版原紙41の保持部材47とから構成される。穿孔され
た感熱性孔版原紙41の枠体37によって形成された凹
部49にインクを塗布し、カバーシート39をかぶせ保
持部材47により押圧部材43に保持し、押圧部材43
を印刷用紙51を介して受は台45に移動押圧すること
により印刷する装置である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこのような単胴式孔版印刷装置で
は装置が大型になり、また大量印刷用であるため比較的
少量の印刷ではランニングコストが高くなってしまう。
また押圧式孔版印刷装置では小型化が可能であるが、使
用者がインクを塗布しなければならないため、インクを
塗布する時に手等を汚してしまったり、インク厚みが均
一にならないため印刷むらが生じてしまうという問題点
があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、小型の押圧式孔版印刷装置に適していなから
、インク汚れや印刷むらのない、比較的少量の印刷に適
した感熱性孔版原紙を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明は、熱可塑性
フィルムと第1の多孔性支持体とを接着してなる感熱性
フィルムと、前記感熱性フィルムの第1の多孔性支持体
側に配置され、インクを含浸させた第2の多孔性支持体
と、インク不透過性の基材とを順次積層して有する構成
とした感熱性孔版原紙を提供する。
〔作用〕
上記の構成を有する本発明の感熱性孔版原紙は、サーマ
ルヘッドを用いた製版装置により熱可塑性フィルム面を
加熱溶融することにより穿孔され製版される。そして製
版された感熱性孔版原紙は、押圧式孔版印刷装置に熱可
塑性フィルム面が印刷用紙に対向するように取り付けら
れ、印刷用紙に押圧される。このとき第2の多孔性支持
体に含浸されたインクは、押圧によって熱可塑性フィル
ムの穿孔部分から滲みだして穿孔部分が印刷用紙に転写
される。このため、使用時にインクで手を汚してしまう
ということがなく、シかもインクの厚みが第2の多孔性
支持体により管理されるため、印刷むらのない印刷をす
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を具体化した一実施例について図面を参照
して説明する。第1図は本発明の感熱性孔版原紙1の斜
視図であり、第2図は本実施例の感熱性孔版原紙1の断
面図である。第2図に示すように本実施例の感熱性孔版
原紙1は熱可塑性フィルム3と、第1の接着剤層5と、
第1の多孔性支持体7とで構成された感熱性フィルム8
と、インクを含浸させた第2の多孔性支持体9と、第2
の接着剤層11と、インク不透過性の基材13とから構
成される。本実施例では熱可塑性フィルム3は、厚さ2
μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(以下PE
Tフィルムと略す)であるが、他には例えばポリプロピ
レン、塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体等のフィル
ムが挙げられる。
PETフィルムの厚みとしては1μm〜4μmが好まし
い。この厚みが1μm未満となると製造コストが高くな
り、また強度も弱くなり実用的ではない。一方、この厚
みが4μmを越えると定格が、1 m J / d a
 を程度の一般のサーマルヘッドでは厚すぎて穿孔でき
ないという不都合が生じる。
第1の多孔性支持体7と第2の多孔性支持体9はそれぞ
れ、例えばマニラ麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、
ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、
ポリアクリロニトリル等の合成繊維、レーヨン等の半合
成繊維を主原料とした多孔性薄葉紙が用いられる。第1
の多孔性支持体7は穿孔された熱可塑性フィルム3の強
度を補うのが主目的であるため、本実施例では50μ程
度の厚みとされる。第2の多孔性支持体9はインクを保
持することが目的であり、印刷回数との兼ね合いで厚み
は適宜決定される。
基材13は、本実施例では厚さ50μm程度のPETフ
ィルムである。基材13の役割は、インりを透過させな
いことと、感熱性孔版原紙1のこしを一定値以上に設定
すること等である。感熱性孔版原紙1のこしがないと、
しわが発生しやすくなる。
第1の接着剤層5は、熱可塑性フィルム3と第1の多孔
性支持体7とを貼合わせるためのものである。第2の接
着剤層11は、インクを含浸させた第2の多孔性支持体
9を実質的に密閉させるように、第1の多孔性支持体7
と基材13とを貼合わせるためのものである。
第1図、第2図に示すように、上記構成の感熱性孔版原
紙1において、熱可塑性フィルム3、第1の多孔性支持
体7および基材13は同形同大で、中央部をなす被穿孔
部14と周辺部15とから成る。一方、第2の多孔性支
持体9は、前記三者よりも小さく形成され、前記被穿孔
部14と略同じ大きさをなす(第1図における一点鎖線
内部)。第1の多孔性支持体7と基材13とは、インク
を含浸させた第2の多孔性支持体9を介して第2の接着
剤層11により周辺部15を接着される。この場合接着
される周辺部15は、第1の多孔性支持体7に第2の接
着剤層11が滲み込むため、インクを含浸させた第2の
多孔性支持体9は、熱可塑性フィルム3と、第2の接着
剤層11と、基材13とにより実質的に密閉される。こ
のように構成された感熱性孔版原紙1は、穿孔されない
限りインクの乾燥は生じないため保存性が良い。
次に、上記感熱性孔版原紙1は図示しない製版装置によ
り穿孔される。製版装置としては、サーマルヘッドによ
り感熱性孔版原紙1の熱可塑性フィルム3面を印字情報
に応じて鏡像印字し、熱可塑性フィルム3を加熱溶融す
ることにより穿孔する装置が用いられる。この場合、感
熱性孔版原紙1の穿孔される範囲は、前記被穿孔部14
の範囲、すなわち第2の多孔性支持体9が存在している
範囲(第1図における一点鎖線内部)内に限定される。
このようにして製版された感熱性孔版原紙1は、第3図
、第4図に示すような簡易な押圧式孔版印刷装置、つま
り簡易スタンプ16として用いられる。簡易スタンプ1
6は、本体17と、本体17の下部に配設された弾性体
19と、穿孔された感熱性孔版原紙1と、製版された感
熱性孔版原紙1を本体17に保持する枠体21とから構
成される。
枠体21は鉄板状で、底面中央部は前記被穿孔部14と
路間形大の開口部21cが設けられ、底面周辺部は感熱
性孔版原紙載置部21dをなす。枠体21の周壁をなす
曲げ部21aの所定箇所には、後述する本体17の爪1
7cと係合する係合孔21bが設けられている。本体1
7はABS等の成形品であり、手で握るためのグリップ
部17aと、感熱性孔版原紙1の大きさに合わせた台座
17bとから構成されており、台座17bの中央部分は
弾性体19の大きさに応じた凹部を備えている。また台
座17bの周壁部の所定の4箇所には、枠体21の係合
孔21bに対応して爪17cが形成されている。この爪
17cと係合孔21bにより枠体21は、本体17に対
して着脱可能に係合される。製版された感熱性孔版原紙
1は、枠体21と本体17とにより挟み込まれ保持され
る。
弾性体19はウレタン等の発泡製樹脂からなり、感熱性
孔版原紙1の第2の多孔性支持体9が存在する前記被穿
孔部14の範囲、つまり穿孔され得る最大面積をほぼ等
しく押圧するように形成されている。また弾性体19は
本体17の台座17bの凹部に上部が接着固定されてい
る。
次に、上記簡易スタンプ16の作動について説明する。
まず、本体17から枠体21を外した状態で、製版装置
により製版された感熱性孔版原紙1の基材13側が弾性
体19に対向するよう、枠体21の感熱性孔版原紙載置
部21dに感熱性孔版原紙1を載置する。そして、枠体
21の係合孔21bと本体17の爪17cとを係合させ
て枠体21に本体17を配置させ、感熱性孔版原紙1を
台座17bと枠体21により挟み込む。ここで、感熱性
孔版原紙1は枠体21の曲げ部21Hにより移動が規制
され、実質的にずれないようになっている。
次に、この簡易スタンプ16を手刀により印刷用紙に押
圧する。この時、第2の多孔性支持体9に含浸されたイ
ンクは押圧力により、第1の多孔性支持体7を通過し、
熱可塑性フィルム3の穿孔部分から印刷用紙へと転写さ
れ、印刷される。印刷は、第2の多孔性支持体9のイン
クが枯渇するまで可能である。またこの場合、インクの
厚みは第2の多孔性支持体9の厚みにより決定されるの
で、均一の厚みのインク層が得られる。このため印刷む
らのない印刷をすることができる。
本発明はこのような実施例になんら限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる
態様で実施し得る。
〔発明の効果〕
以上詳述したことから明らかなように、本発明の感熱性
孔版原紙は、熱可塑性フィルムと第1の多孔性支持体と
を接着してなる感熱性フィルムと、前記感熱性フィルム
の第1の多孔性支持体側に配置された、インクを含浸さ
せた第2の多孔性支持体と、インク不透過性の基材とを
この順番に積層してなるので、インクの供給手段が不要
であり、小型の押圧式孔版印刷装置に適している。また
インクを使用者が塗布する必要がないので、使用者の手
等が汚れることもない。さらにインクの厚みが、第2の
多孔性支持体により管理されるため、経験のない使用者
でも印刷むらのない印刷をすることかできるという効果
を奏する。
また、前記第2の多孔性支持体を、前記感熱性フィルム
と前記基材とにより実質的に密閉させることにより、第
2の多孔性支持体に含浸されたインクの乾燥を防ぐこと
ができるため、保存性がよいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての感熱性孔版原紙の斜
視図、第2図は本実施例の感熱性孔版原紙の断面図、第
3図は本実施例の感熱性孔版原紙を用いた簡易スタンプ
の斜視図、第4図は本実施例の簡易スタンプの断面図、
第5図は従来の単胴式孔版印刷装置の概略構成図、第6
図は従来の押圧式孔版印刷装置の断面図である。 1・・・感熱性孔版原紙、 3・・・熱可塑性フィルム、 5・・・第1の接着剤層、 7・・・第1の多孔性支持体、 8・・・感熱性フィルム、 9・・・第2の多孔性支持体、 13・・・基材。 出願人代理人  石  川  泰  実業1図 第2図 、′葛3図 ′第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱可塑性フィルムと第1の多孔性支持体とを接着してな
    る感熱性フィルムと、前記感熱性フィルムの第1の多孔
    性支持体側に配置され、インクを含浸させた第2の多孔
    性支持体と、インク不透過性の基材とを順次積層して有
    することを特徴とする感熱性孔版原紙。
JP2292942A 1990-10-30 1990-10-30 感熱性孔版原紙 Expired - Fee Related JP3038882B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2292942A JP3038882B2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 感熱性孔版原紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2292942A JP3038882B2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 感熱性孔版原紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04166390A true JPH04166390A (ja) 1992-06-12
JP3038882B2 JP3038882B2 (ja) 2000-05-08

Family

ID=17788416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2292942A Expired - Fee Related JP3038882B2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 感熱性孔版原紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3038882B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0572218A2 (en) * 1992-05-27 1993-12-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Plate for stencil paper printing

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0572218A2 (en) * 1992-05-27 1993-12-01 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Plate for stencil paper printing
US5303647A (en) * 1992-05-27 1994-04-19 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Plate for stencil paper printing having a releasable film
EP0572218A3 (en) * 1992-05-27 1994-09-14 Brother Ind Ltd Plate for stencil paper printing

Also Published As

Publication number Publication date
JP3038882B2 (ja) 2000-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2582728Y2 (ja) 感熱性孔版原紙
US5303647A (en) Plate for stencil paper printing having a releasable film
JPH04166390A (ja) 感熱性孔版原紙
EP0904937B1 (en) Stencil printing method and apparatus
JPS6317074A (ja) 手押し用スタンプホ−ルダ
JPH09141991A (ja) スタンプ
EP0719653B1 (en) Stamp cartridge for use in a stamp unit
JP2743776B2 (ja) 孔版印刷用原板
JP2577296Y2 (ja) 感熱性孔版スタンプカセット
JP2582731Y2 (ja) 印刷用原板用カバー
JP3026902U (ja) 押し印装置
JP2910230B2 (ja) 孔版印刷装置
JPH0747779A (ja) 孔版印刷用原板
JP2964997B2 (ja) スタンプ
JP3079373U (ja) 印 判
JPS6174882A (ja) インクシ−ト
JP2582730Y2 (ja) スタンプ装置
JPH0752357A (ja) 厚紙用の印刷用版胴
JPH04226779A (ja) 孔版印刷装置
JP3471471B2 (ja) 孔版印刷機用インクユニット
JPH09131953A (ja) スタンプ
JPH0518151Y2 (ja)
JPH0565561U (ja) 孔版印刷用原板
JPH05330215A (ja) スタンプ装置
JPH06286355A (ja) 孔版印刷用原板

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080303

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090303

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees