JPH04166238A - 籾摺装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一対の脱桴ロールで籾摺をする籾摺装置に
関するものである。

〔征来技術及び発明が解決しようとする問題点〕一対の
脱桴ロールをｎ、いに反対方向に回転させて、その周速
差で籾米の籾殻を剥ぎ取るタイプの籾摺装置がある。こ
のタイプの籾摺装置で脱ｎ率が向上しない原因を検討し
ていたところ、脱桴ロールの中間部で摺り落された摺落
米の脱桴率は比較的高いにもががわらず、脱桴ロールの
側端部で脱桴された摺落米の脱桴率が比較的低いという
知見を得た。

そこで、この発明は、この知見に基づき説！４．＊の比
較的高い構成の簡単な籾摺装置を提供しようとするもの
である。

〔問題を解決するための手段〕

このような技術的課題な解決するためのこの発明の技術
手段は、互いに反対方向に回転する一対の脱桴ロール３
，３をで籾摺された摺落米の内、脱桴ロール３．３の中
間部から摺り落された摺落米を摺落米風選部１４で籾殻
を除去して混合米選別部へ搬送したりあるいはあそのま
ま機外へ取り出す構成とし、脱桴ロール３，３の側端部
がら摺り落された摺落米を摺落米風選部１４で風選した
後あるいは風選すること身・＜再度脱枠ロール３゜３に
遠ノじすることを特徴と“９−る籾摺装置の構成どした
ことである。

〔発明の作用及び効果〕

脱桴ロール３，３に供給された籾米は、互いに反対方向
に回転する一対の脱桴ロール３，３で籾摺され、脱桴ロ
ール３，３の中間部に供給された比較的高脱桴率の摺落
米は、摺落米風選路８で籾殻を除去した後に混合米選別
部に搬送されたり、あるいは、そのまま機外に取り出さ
れるものであり、また、脱桴ロール３，３の側端部から
摺り落された比較的脱桴率の低い摺落米は、〜摺落米風
選路８で風選して籾殻を除去した後に、あるいは、摺落
米風選路８を経由することなく、再度脱桴ロール３，３
に遠冗されるものである。従って、再度脱桴ロール３，
３で籾摺される穀粒を少なくすることができて、玄米の
肌摺れ現象を少なくしながら、脱桴率を向上させること
ができるものである。

［実施例コ 以ト、第１図及び第２図にボすこの発明の実施例につい
て説明する。

まず、実施例の構成について説明する。１は、脱桴部で
、この脱桴部１は、籾ホッパ２．Ｉｉいに周速差をもっ
て、且つ１反対方向に回転しなから籾摺をする一対の脱
桴ロール３，３．脱桴ロール３．３を被躍する脱桴ケー
ス４等で構成されている。５，５は、籾ホッパ２の流ト
ロ部に設けられていて、籾を脱桴ロール３，３に繰り出
す繰出ロールである（なお、この実施例では図面は省略
したが、伝動ボックス１３内の伝動装置で強制回転され
る構成である。）６は、繰出ロール５，５のト方に位置
して、籾を脱桴ロール３，３に案内する供給筒であり、
この供給筒にの実施例では脱桴ロール３，３の幅と略同
じ幅に構成されているが、脱桴ロール３，３の幅よりも
少し狭めた構成としてもよい。７は、説欅ロール３，３
の南側部下方に位置していて、脱桴ロール３．３で摺り
落された摺落米を中間部のものと両端部のものとを分離
する分離板で、中間部の摺落米はそのまま下方の摺落米
風選部１４の摺落米風選路８にａト供給されて風選され
、また、両端部の摺落米は摺落米風選路８の−１ニド中
間部にある２穀粒粒受樋９に案内されて、２穀粒粒受４
ｉ！！９内の２＃穀粒ラセン］０で一側部に案内されて
、亀２穀粒粒揚穀機１１で脱桴部１の籾ホッパ２に還元
され、再度脱桴部１で籾摺が行われる構成である。１２
．１２は、脱桴ロール３，３のト方に位置している補助
案内板で、脱桴ロール３，３が摩耗した場合にそれに対
応して移動調節し、摺落米の分離板７．７への案内を良
好にしようとするものであり、１３は脱桴部１の開動部
分を同転翻動する伝動装置（図示省略）の内装されてい
る伝動ボックスである。

１４は、脱桴部１のト方に位置している摺落米風選部で
、この摺落米風選部１４は、始端側が上位に位置し、終
端側が上位に位置するように傾斜している摺落米風選路
８．摺落米風選路８の終端部に設けられている吸引ファ
ン１−５．摺落米風選路８の始端側ト部に設けられてい
る摺落米受＠１４１６、籾殻を機外に排呂する排塵筒１
７等により構成されている。

次に、この実施例の作用について説明する。

籾摺作業をする場合には、籾ホッパ２に原初を供給し、
籾摺選別機の回転各部を即動する。すると、籾ホッパ２
の流トロ部の籾は繰出ロール５゜５で繰り出され、供給
筒６を経て脱桴ロール３゜３に供給されて、籾摺される
。

この摺落米の中で脱桴ロール３，３の中間部で籾摺され
た比較的脱桴率の品い摺落米部分が補助案内板１２．１
２及び分離板７．７により、両端部の脱桴率の低い摺落
米部分のものと分離されて。

下方の摺落米風選路８に供給されて風選される。

そして、籾殻は吸引ファン１５及び排塵筒】、７を経て
機外に排出され、選別された脱桴率の高い穀粒は摺落米
受樋〕６に流ドして、仕上米揚穀機１８で機外に取りだ
される。また、脱桴ロール３゜３の両端部で籾摺された
比較的脱桴率の低い摺落米は補助案内板１２．１２及び
分離板７，７で２穀粒粒受＠９に案内されて、２穀粒粒
受樋９内の２穀粒粒ラセン１ｏで一側部に移送されて２
２番穀粒揚穀機１１に流入し、２２番穀粒揚般機】、ｌ
で脱桴部１の籾ホッパ２に還元されて、脱稈部１で再度
の籾摺が行われる構成である。

このように、この実施例にあっては、脱桴ロール３，３
の中間部で籾摺された比較的脱桴率の晶い摺落米を風選
して機外に取り出すので、玄米の肌摺れ現象の少ない脱
桴率の品い穀粒を迅速に取り出すと共に、脱桴ロール３
．３に還元する穀粒を脱桴ロール３，３の両端部で籾摺
された脱桴率の低い摺落米に限定しているので、脱桴ロ
ール３゜３への遠冗量を少なくして、籾摺能率を向上さ
せることができるものである。

次に、第３図及び第４図に示す実施例について説明する
。この実施例は、脱桴部１及び摺落米風選部１４は、第
１図及び第２図の実施例と同様に構成されていて、これ
を回転選別筒１９で混合米を選別する混合米選別部と結
合したものである。

摺落米風選路８で風選された玄米及び籾の混合米は、摺
落米受＠１６に落トして、混合米揚穀機２０で揚穀され
、混合米ホッパ２１を経て回転選別筒１９側の供給＠２
２の始端側に供給され、供給樋２２内の供給ラセン２３
で回転選別筒］９の供給側端部に供給される構成である
。

２４は、選別ケースで、この選別ケース２４内には、内
周面に多数の壷穴１９ａ、１９ａ、・・・の構成されて
いる回転選別筒１９が横軸回りに回転できるよう、供給
側端部（第３図で左側）および排出側端部（第３図で右
側）が、酩動ローラ２５゜２５・・・でで、回転自在に
支持されている。この回転選別筒１９内には、供給ラセ
ン２３の有る供給樋２２および仕上米ラセン２６の有る
仕」ユ米Ｍ、　２７を横架している。

この供給４ｉＩｉ、２２および仕−１−米樋２７を回転
選別筒１９内に配設するにあたっては、供給＠２２を第
４図にボすように、回転選別筒１９の上方から上方へ回
転する掻き上げ側に、また、仕上米樋２７を回転選別筒
］−９の上方から上方へ回転する側に配設して、回転選
別筒］−９の壷穴１９ａ、１９ａ・・・により低く掻き
上げられた混合米は供給樋２２及び回転選別筒１９に落
下し、供給ラセン２３で供給樋２２の終端側に移送され
るように構成されていて、供給＠２２は混合米受樋の機
能も兼ねている。

仕上米＠ｆｉ２７の排出側端部は、仕」二米流１−筒２
８、仕上米流＃２板２９を経て仕上米受＠３０に連通さ
れていて、玄米は仕上米流ト筒２８および仕上米流穀板
２９から仕上米受＠３０に落ドする間に風選されて、仕
上米受樋３０に流トした玄米は。

仕上米揚穀機３１を経て機外に取り出される構成である
。

回転選別筒１９の排出側端部には、籾揚穀用の汲上羽根
筒３２を連設して一体的に回転ｏｆ能に構成し、籾ホッ
パ２の回転選別筒１９側には籾′ａ冗＠３３を設けて、
この籾還元樋３３の上部を汲上羽根筒３２の穀粒汲み上
げ位置まで延長して、回転選別筒１９の選別後の籾米を
主体とした穀粒は、汲上羽根筒３２で汲み上げられて、
籾遠斤８１１３３を経て脱桴部１に還元される構成であ
る。

次に実施例の作用について説明する。

籾摺作業をする場合には、籾ホッパ２に原初を供給し、
籾摺選別機の回転各部を酩動する。すると、籾ホッパ２
から脱桴ロール３，３に供給された籾は脱桴作用を受け
、脱桴ロール３．３の中間部で籾摺された比較的脱桴率
の高い摺落米は、上方の摺落米風選路８で風選され、籾
殻は排塵筒］−７を経て機外に排出され、玄米及び籾の
混合米は、摺落米受４ｉ！１．６に落ト供給されて、混
合米揚穀機２０で揚穀され、混合米ホッパ２１を経て回
転選別筒１９側の供給樋２２の始端側に供給され、供給
樋２２内の供給ラセン２３で回転選別筒１９の供給側端
部に供給される。また、脱桴ロール３゜３の両端部で籾
摺された比較的脱桴率の低い摺落米は、補助案内板１２
．１２及び分＃板７，７を経由して、２穀粒粒受＠９に
落ドして、２＃穀粒揚穀機１１で脱桴ロール３，３に遠
几され、再度の籾摺がされるものである。

次いで、混合米は、第４図で時計方向に回転している回
転選別筒１９の壷穴１９ａ、１．９ａ、・・・により掻
き上げられ、粒長の雉い玄米は高く掻き上げられて仕上
米＠２７に落ドし、粒長の長い籾及び一部の玄米の混合
米は低く掻き上げられて、供給樋２２あるいは回転選別
筒１９に落下して選別される９そして、供給樋２２に飴
１−シた未選別の混合米は、供給ラセン２３で供給樋２
２の搬送終端部から再度回転選別筒］−９内に供給され
、再選別される。

また、仕−１ユ米＠ｆｉ２７に落トした玄米は、仕上米
ラセン２６で仕上米流ド筒２８に搬送され、仕上米流穀
板２９を経て仕上米受＠３０へ蓚１−する間に選別風に
より風選され、仕上米揚穀機３１で揚穀されて、機外へ
取り出されるものである。

また、回転選別筒１９の排出側端部へ送られた選別後の
籾米を主体とした穀粒は、ａ、十羽根筒３２に流入し、
汲上羽根筒３２で籾還丸＠３３に汲み〜１−げられて、
脱桴部］−に遠冗され１、再度脱桴部１で脱桴作用を受
けるものである。

次に、第５図ハキ第７図について説明する。摺落米風選
路８で選別されて２穀粒粒受＠９に落下した穀粒を脱桴
部１に遠１丁−するに際しては、２穀粒粒揚穀ラセン（
図示省略）及び２穀粒粒揚穀筒３４ａで構成さあれでい
る２穀粒粒揚穀機３４で揚穀する構成としてもよい。そ
して、この２穀粒粒揚穀機コ３４の２穀粒粒揚穀筒；３
４ａのト部にスリン１−３５．３５．・・・を構成する
と共に、このスリット３５，３５．・・・部に同様にス
リンｌ−３６。

３６、・・・の構成されている清掃筒３７を軸心回りに
回転できるように重合して嵌合した構成としてもよい。

このように構成されていると、作業中には２１穀粒揚穀
筒３４ａのスリット３５，３５゜・・・と清掃筒３７の
スリンｈ３６，３６．・・・とを合致しないようにして
おくと、穀粒をこぼすことなく穀粒を揚穀することがで
き、また、清掃の際には、２穀粒粒揚穀筒３４ａのスリ
ット３５，３５゜・・・と清掃筒３７のスリット３６．
３６．・・・とを合致させることにより、内部の点検や
清掃を答易に行うことができるものである。

次に、第８図及び第９図に基づいて、供給樋２２から回
転選別筒１９への穀粒の供給装置について説明する。供
給ｅｉ２２の供給口部２２ａには、一部の穀粒を回転選
別筒１９の反回転方向に流下案内する分流板３８をもう
けている。従って、供給樋２２の供給口部２２ａに移送
された穀粒は、その一部はそのまま矢印Ａでボすように
１一方に流−トして、回転選別筒１９の回転により形成
される流動層３９の上端部に蕗トし、また、一部は分流
板３８により回転選別筒１９の反回転方向に案内されて
、流動層３９の形成されていない部分に落ド供給される
構成である。この流動層３９の形成されない部分に供給
された穀粒は、流動層の部分に供給されたものに比較し
て薄い層をなして回転選別筒１９の壷穴１９ａ、１９ａ
、・・・に供給されることになり、例え籾粒が壷穴１９
ａに嵌入したとしても、薄い層のため玄米との入れ替え
られるｇＩ能性が高く、仕上米樋２７への籾粒の混入を
少なくして、選別精度を向上させることができるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第］−図は、
切断側面図、第２図は、切断正面図、桑３図は、切断側
面図、第４図は、切断背面図、第５図は、側面図、第６
図は、側面図、第７図は、切断平面図、第８図は、切断
背面図、第９図は、側面図である。 符号の説明 １　脱桴部　　　　　　　２　籾ホッパ３　脱桴ロール
　　　　　４　脱桴ケース５　ｍ出ロール　　　　　６
　供給筒 ７　分離板　　　　　　　８　摺落米風選路９２穀粒粒
受樋　　　１０２穀粒粒ラセン１１　２番般粒揚穀機　
　１２　補助案内板１３　伝動ボックス　　　１４　　
摺落米風選部１５　吸引ファン　　　　１６　摺落米受
樋１７　排塵筒　　　　　　］、８　仕上米揚穀機１９
　回転選別筒　　　１９ａ　　壷穴 ２０　混合米揚穀機　　　２１　混合米ホッパ２２　供
給＠　　　　　２２ａ　供給口部２３　供給ラセン　　
　　２４　選別ケース２５　駆動ローラ　　　　２６　
仕上米ラセン２７　仕上米＠　　　　　２８　仕上米流
ド筒２９　仕上米揚穀機　　　３０　仕上米受樋３１　
仕上米揚穀機　　　３２　汲上羽根筒３３　籾遠冗樋　
　　　　３４２番穀粒揚穀機３４ａ　２穀粒粒揚穀筒　
３５　スリット３６　スリット　　　　　３７　清掃筒
３８　分流板　　　　　３９　流動層

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕互いに反対方向に回転する一対の脱■ロール３、
   ３をで籾摺された摺落米の内、脱■ロール３、３の中間
   部から摺り落された摺落米を摺落米風選部１４で籾殻を
   除去して混合米選別部へ搬送したりあるいはあそのまま
   機外へ取り出す構成とし、脱■ロール３、３の側端部か
   ら摺り落された摺落米を摺落米風選部１４で風選した後
   あるいは風選することなく再度脱■ロール３、３に還元
   することを特徴とする籾摺装置。