JPH04165344A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH04165344A
JPH04165344A JP29324490A JP29324490A JPH04165344A JP H04165344 A JPH04165344 A JP H04165344A JP 29324490 A JP29324490 A JP 29324490A JP 29324490 A JP29324490 A JP 29324490A JP H04165344 A JPH04165344 A JP H04165344A
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JP
Japan
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exposure
recording medium
photosensitive recording
mask
mask original
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JP29324490A
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Tomoaki Hattori
智章 服部
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数のマスク原版を介して感光記録媒体を
順に色分解透過露光して、カラー画像を形成するように
した画像記録装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種の画像記録装置においては、カラー画像情
報に基づき色分解して作成されたレッド、り′リーン、
ブルー用等の複数のマスク原版を、露光装置の露光位置
に一定の順序で搬送して感光記録媒体に密着させ、この
露光装置によりマスク原版を介して感光記録媒体を色分
解透過露光することにより、感光記録媒体上に潜像を形
成するようになっていた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、この従来の画像記録装置においては、感光記
録媒体のシアン、マゼンタ、イエロー等の各カプセルの
感光感度に製造上のばらつきがあり、レッド、グリーン
、ブルー等の色分解透過露光の順序が変化すると、色バ
ランスが変わってしまうという性質がある。このため、
複数のマスク原版による色分解透過露光の順序が感光記
録媒体の特性と一致していない場合には、露光順序か感
光記録媒体の特性と一致している場合と同一の露光速度
で露光を行っても、色バランスの悪い画像が出力される
という問題があった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、感光記録媒体のロットが変更された場合でも、複数
のマスク原版による色分解透過露光の順序を、その感光
記録媒体の特性に合わせて設定変更することができて、
常に色バランスの良好な画像を出力することができる出
力画像記録装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この発明では、カラー画
像情報に基づき色分解して作成された複数のマスク原版
を、露光装置の露光位置に順に搬送して感光記録媒体と
密着させ、この露光装置によりマスク原版を介して感光
記録媒体を色分解透過露光することにより、感光記録媒
体上に画像を形成するようにした画像記録装置において
、前記感光記録媒体の種類を入力する入力手段と、その
入力手段により入力された感光記録媒体の種類に応じて
、複数のマスク原版による色分解透過露光の順序を設定
する制御手段とを設けたものである。
[作 用] 上記のように構成された画像記録装置においては、装置
内に感光記録媒体をセットするとき、入力手段により感
光記録媒体の種類が入力される。
そして、複数のマスク原版を使用して感光記録媒体を色
分解透過露光する際に、入力手段により入力された感光
記録媒体の種類に応じて、色分解透過露光の順序が設定
され、その露光順序に従って複数のマスク原版が露光装
置の露光位置に搬送されながら、感光記録媒体の露光が
行われる。このため、感光記録媒体のロットが変更され
た場合でも、その感光記録媒体の特性に応じて露光順序
を設定変更することができて、常に色バランスの良好な
画像を出力することができる。
[実施例] 以下、この発明を具体化したカラー画像記録装置の一実
施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
第1図に示すように、装置本体1はほぼ箱型に形成され
、その上部にはモノクロレーザプリンタ2か積載されて
いる。このレーザプリンタ2内では、ポリゴンスキャナ
3により帯電状態の感光体4上にレーザ光が照射されて
静電潜像が形成される。そして、この静電潜像の形成さ
れた感光体4が現像器5により現像されると共に、給紙
カセット6から供給される普通紙又はOHPシート上に
トナー像が転写されて、定着器7により定着される。な
お、このレーザプリンタ2では、通常ホストコンピュー
タから伝送されるデータが記録される。
モノクロ排紙トレイ8は前記レーザプリンタ2上に設け
られ、白黒の画像が必要な場合には、用紙パス切換部9
の切り換えにより、レーザプリンタ2からの出力用紙が
このモノクロ排紙トレイ8上に送出される。自動原稿給
送装置トレイ(ADFトレイ)10は装置本体1上に設
けられ、カラー画像が必要な場合には、用紙パス切換部
9の切り換えにより、レーザプリンタ2からの出力用紙
かこのADFトレイ10上に送出される。そして、AD
FトレイlO上に送出された出力用紙は、給紙ローラ1
1により1枚ずつ装置本体1内に取り込まれ、レーザプ
リンタ2から出力されるモノクロプリント状態の用紙3
枚が1組となって、カラー画像記録装置のマスク原版1
.2(12R,12G、12B)として利用される。
次に、前記装置本体1の内部構成について述べると、位
置合せ装置15は装置本体1内の下部に配設され、この
位置合せ装置15とADF)レイ10との間には、マス
ク原版搬送路16及び各−対のローラ17,18が設け
られている。位置合せ装置15はガラス板19と、その
両側部に近接配置された各一対のローラ20,21と、
図示しないセンサ等から構成されている。一対のりカー
ラローラ22はマスク原版搬送路16の途中に設けられ
、このリカーラローラ22により、レーザプリンタ2か
ら送出されるマスク原版12のカールが取り除かれる。
マスク原版収納部23は前記マスク原版搬送路16に平
行して配設され、このマスク原版収納部23と位置合せ
装置15との間には、一対のローラ24及びゲート25
か設けられている。使用済みのマスク原版12を排出す
るためのマスク原版排紙トレイ26は装置本体1の外側
に配設され、このマスク原版排紙トレイ26と位置合せ
装置15との間には、各一対のローラ27,28.29
及びゲート30が設けられている。そして、前記各ロー
ラ17,18,20,21,24,27゜28.29は
回転方向を反転制御できるようになっている。
露光装置33は前記位置合せ装置15の下方において、
そのガラス板19の下面に沿って横移動可能に配設され
ている。この露光装置33は、棒状の白色光源(ランプ
)34、そのランプ34からの光を反射する反射板35
、及びフィルタユニット36から構成され、そのフィル
タユニット36にはレッドフィルタ36Rとグリーンフ
ィルタ36Gとブルーフィルタ36Bとが設けられてい
る。
カートリッジ37は前記装置本体1内の上部に着脱可能
に装着され、その内部には長尺状の感光記録媒体38が
ロール状に巻き取られた状態で感光しないように収容さ
れている。この感光記録媒体38は、カートリッジ37
から引き出された後、位置合せ装置15のガラス板19
と露光台39との間を通ると共に、バッファ装置40、
圧力現像装置41、分離ローラ42及び駆動ローラ43
を経て巻取ローラ44上に引き回されている。
なお、前記感光記録媒体38は、例えば特開昭62−1
43044号公報に示される周知の構成と同様に、光重
合開始剤を用いた光硬化性樹脂を主材として、レッド、
グリーン及びブルーの各波長の光に対して硬化する光硬
化性樹脂と、シアン、マセンタ及びイエローの各染料前
駆体とを内包したマイクロカプセルを、基材となるシー
ト上に塗布したものである。
前記露光台39は位置合せ装置15のガラス板19に対
向して配設され、カム45により昇降移動される。そし
て、この露光台39がガラス板19と接合する位置まで
下降されることにより、ガラス板19上に搬送されてき
たマスク原版12と感光記録媒体38とが密着される。
固定ローラ46は露光台39の一端部に対向して配置さ
れ、露光台39が所定位置まで下降されたとき、露光台
39の一端部に圧接して、マスク原版12の露光中、感
光記録媒体38を露光台39との間で挟持固定するよう
になっている。
カセット47は前記マスク原版排紙トレイ26の上方に
おいて装置本体1の外側に着脱可能に装着され、その内
部には多数の顕色剤シート48が積層状態で収容されて
いる。この顕色剤シート48は、例えば特開昭58−8
8739号公報に示される周知の構成と同様に、顕色剤
をベース紙上に塗布した構成となっており、その顕色剤
塗布面が下向きとなるようにカセット47内にセットさ
れている。吸盤等を備える給送装置49はカセット47
の上方に対向配置され、この給送装置49により顕色剤
シート48がカセット47内から1枚ずつ給送される。
前記圧力現像装置41は、内部に一対の加圧ローラ50
を備えている。そして、前記露光装置33の露光により
潜像の形成された感光記録媒体38と、カセット47か
ら給紙される顕色剤シート48とが、この圧力現像装置
41の加圧ローラ50間において重ね合わされて加圧現
像される。
熱定着装置53は前記圧力現像装置41の上方に配設さ
れ、ヒータ54及び羽根車55を内蔵したケーシング5
6と、そのケーシング56の下方に配置された複数の搬
送ローラ57,58.59と、一対のローラ60間に架
設された搬送ベルト61とから構成されている。出力シ
ート排紙トレイ62は装置本体1の外側に設けられ、画
像の形成された顕色剤シート48が熱定着装置53にお
いて加熱定着された後、この排紙トレイ62上に排出さ
れる。
第1図及び第2図に示すように、バーコード65は前記
感光記録媒体38上に設けられ、このバーコード65に
より、感光記録媒体38の種類に応してレット、クリー
ン及びブルー用のマスク原版12R,12G、12Bに
よる色分解透過露光の順序が記録されている。入力手段
としてのバーコードリーダ66は感光記録媒体38の搬
送経路に対向して配置され、感光記録媒体38がカート
リッジ37と共に装置本体1内に装着されて、所定の搬
送経路に挿通セットされる際に、このバーコードリーダ
66により感光記録媒体38上のバーコード65か読み
取られる。
バーコード67は各マスク原版12R,12G。
12B」二に設けられ、このバーコード67によりレッ
ト、グリーン及びブルー用のマスク原版12R,12G
、1.2Bの色別が記録されている。バーコードリーダ
68はマスク原版搬送路16に対向して配置され、マス
ク原版12R,12G、12Bがマスク原版搬送路16
に沿って位置合せ装置15に搬送される際に、このバー
コードリーダ68によりマスク原版12R,12G、1
2B上のバーコード67が読み取られる。
次に、前記マスク原版12R,12G、12Bによる色
分解透過露光の順序を設定するための制御回路について
説明すると、第2図に示すように、中央処理装置(CP
U)69は制御回路を構成し、このCPU69には、リ
ードオンリメモリ(R,OM)70及びランダムアクセ
スメモリ(RAM)71が接続されている。又、CPU
69には前記バーコードリーダ66.68から入力イン
タフェース72を介して読み取り信号が入力され、CP
U69からは前記搬送用ローラ群17,18・・・、ゲ
ート25,30、露光台39用のカム45及び露光装置
33に対し、出力インタフェース73及び駆動回路74
〜77を介して駆動及び停止信号が出力される。
そして、前記CPU69は、感光記録媒体38がカート
リッジ37と共に装置本体l内に装着されて、所定の搬
送経路に挿通セットされる際に、その感光記録媒体38
上のバーコード65に記録されたマスク原版12R,1
,2G、12Bの色分解透過露光の順序を、バーコード
リーダ66により読み取らせて、その読み取り信号をR
AM71に記憶させ、新たな読み取り信号が入力される
まで、その記憶状態に保持させる。
又、CPU69は、レッド、り゛リーン及びブルー用の
マスク原版12R,,12G、12Bがマスク原版搬送
路16に沿って搬送される際に、バーコードリーダ68
によるマスク原版12R,’12G、12B上のバーコ
ード67の読み取りに基づいて、それらのマスク原版1
2R,12G、12Bを色別し、RAM71に記憶され
た色分解透過露光の順序に従って、マスク原版12R,
12G。
12Bを露光装置33の露光位置に搬送させながら、感
光記録媒体38の露光を行わせる。
次に、前記のように構成されたカラー画像記録装置につ
いて、1組のマスク原版から複数のカラー画像を形成す
る場合の動作を、第3図及び第4図のフローチャートに
従って説明する。
さて、この画像記録装置において、装置本体1内に感光
記録媒体38のカセット37を新たに装着して、感光記
録媒体38のセット動作を行うと、図示しない駆動装置
により、感光記録媒体38が所定の搬送経路を経て巻取
ローラ44上まで挿通される(第3図のステップSt)
。このとき、感光記録媒体38上のバーコード65に記
録されたマスク原版12R,12G、12Bの色分解透
過露光の順序が、バーコードリーダ66により読み取ら
れ、その読み取り信号がRAM71に記憶される(ステ
ップS2,83)。このRAM7]に記憶された露光順
序の読み取り信号は、新たな読み取り信号が入力される
まで、装置の電源が切られても記憶状態に保持され、電
源の再投入時に読み取り信号の入力がない場合には、R
AM71に記憶された露光順序の読み取り信号が有効化
される。
次に、カラー画像の形成に際しては、まず、モノクロレ
ーザプリンタ2によりレッド用のマスク原版12Rが作
成されて、ADF )レイ10上に送出される。このマ
スク原版12Rは、感光記録媒体38に塗布されたマイ
クロカプセル中で、シアンの染料前駆体を持つマイクロ
カプセルを硬化させるように、それ以外の部分に遮光像
であるトナーをのせたものである。そして、このマスク
原版12Rは、給紙ローラ11によりADF )レイ1
0上から装置本体1内に給送され、マスク原版搬送路1
6を通ってローラ17,18により位置合せ装置15に
送り込まれる(第4図のステップS4)。
又、前記マスク原版12Rの移送途中において、リカー
ラローラ22によりマスク原版12Rのカールが修正さ
れると共に、バーコードリーダ68によりマスク原版1
2R上のバーコード67が読み取られて、マスク原版1
2Rが色別される(ステップ35)。このとき、一方の
ゲート25は第1図に実線で示す位置に配置されると共
に、他方のゲート30は同図に破線で示す位置に配置さ
れており、マスク原版12Rは、ローラ20,2L27
.28の回転により位置合せ装置15を通過して移送さ
れ、ローラ28間に挟持されると共に、その後端部がゲ
ート30を通過した状態で、ローラの停止により一時的
に退避保持される(ステップS6)。
その後、1組のマスク原版12の給送か終了したか否か
が判別され(ステップS7)、終了していない場合には
、ステップS4に戻って次のマスク原版の給送動作が行
われる。すなわち、モノクロレーザプリンタ2によりグ
リーン用のマスク原版12Gが作成され、ADF )レ
イ10及び給紙ローラ11を通って装置本体1内に給送
されると共に、マスク原版搬送路16を通ってローラ1
7゜18により位置合せ装置15に送り込まれる(ステ
ップS4)。
このマスク原版12Gの移送途中において、リカーラロ
ーラ22によりマスク原版12Gのカールが修正される
と共に、バーコードリーダ68によりマスク原版12G
上のバーコード67が読み取られて、マスク原版12G
が識別される(ステップS5)。このとき、両ゲート2
5.30は第1図に実線で示す位置に配置されており、
マスク原版12Gは、ローラ20,21,27.29の
回転により位置合せ装置15を通過して移送され、ロー
ラ29間に挟持されると共に、その後端部がゲート30
を通過した状態で、ローラの停止により一時的に退避保
持される(ステップS6)。
この時点で、前記と同様に1組のマスク原版12の給送
か終了したか否かが判別され(ステップS7)、終了し
ていない場合には、ステップs4に戻って次のマスク原
版の給送動作が行われる。
すなわち、モノクロレーザプリンタ2によりブルー用の
マスク原版12Bが作成され、ADFトレイ10及び給
紙ローラ11を通って装置本体1のマスク原版搬送路1
6内に給送される(ステップS4)。
このマスク原版12Bの移送途中において、リカーラロ
ーラ22によりマスク原版12Bのカールが修正される
と共に、バーコードリーダ68によりマスク原版12B
上のバーコード67が読み取られて、マスク原版12B
が識別される(ステップS5)。又、このマスク原版1
2Bは、その先端部がローラ17間に挟持された状態で
、そのローラ17の停止により一時的に退避保持される
(ステップS6)。
このように1組のマスク原版12R,12G。
12Bの給送が終了すると(ステップS7)、前記RA
M71に記憶された色分解透過露光の順序に従って、マ
スク原版12R,12G、12Bが位置合せ装置15上
に搬送されて、露光装置33により露光が行われる。そ
こで、露光順序の一例として、レッド、グリーン、ブル
ーの露光順序が記憶されている場合について説明する。
まず、ローラ20,21,27.28がマスク原版を左
方へ搬送する方向に回転されて、ローラ28間に挟持し
た状態で退避保持されていたレッド用のマスク原版12
Rが位置合せ装置15の露光位置付近まで搬送された後
、図示しないセンサによるマスク原版12R上の位置合
せマークの読取りに基づき、所定位置に移動されて位置
合せされる(ステップS8)。この位置合せの直前には
、露光台39がカム45により所定位置まで下降され、
露光台39の一端部に固定ローラ46が圧接されて、感
光記録媒体38が露光台39との間で挟持固定される。
そして、位置合せの終了後に、露光台39がカム45に
よりさらに下降されて、位置合せ装置15のガラス板1
9に接合され、マスク原版12Rと感光記録媒体38と
が密着される。
その後、露光装置33のランプ34がレッドフィルタ3
6Rと対向配置された状態で点灯されると共に、露光装
置33が第1図の矢印A方向に走行され、レッドフィル
タ36Rを通したレッド光により、マスク原版12Rを
介して感光記録媒体38が露光される(ステップS9)
。このとき、ランプ34の発光光量が常に一定となるよ
うに制御される。そして、この露光が終了すると、ラン
プ34が消灯されると共に、露光装置33が同図の矢印
B方向に復帰移動される。このとき、図示しない駆動源
により露光装置33のフィルタユニット36が移動され
、グリーンフィルタ36Gがランプ34の上方に対向配
置される。
又、前記露光装置33の復帰移動中において、露光台3
9がカム45により所定位置まで上昇され、感光記録媒
体38が位置合せ装置15のガラス板19及びマスク原
版12Rから離間される。
このとき、感光記録媒体38には、カートリ・ウジ3フ
内における感光記録媒体38用の巻取ローラ中心でテン
ションが付与されているため、露光台39が露光に先立
って下降されたときには、その露光台39の下降量に相
当する長さの感光記録媒体38がカートリッジ37内か
ら引き出され、露光台39が露光終了後に上昇されたと
きには、感光記録媒体38がカートリッジ37内に巻き
戻されて弛みが吸収される。
なお、このレッド用のマスク原版12Rによる露光が終
了した後も、露光台39が所定位置に上昇された状態の
まま維持されて、感光記録媒体38は、露光台36の一
端部に圧接された固定ローラ46により、露光台39に
対する固定状態に保持されている。
次に、ローラ18,20,21,27.29がマスク原
版を左方へ搬送する方向に回転され、露光済みのマスク
原版12Rが位置合せ装置I5上の露光位置から送り出
されると同時に、ローラ29間に挟持した状態で退避保
持されていたグリーン用のマスク原版12Gが露光位置
に送り込まれて停止される(ステップ5IO)。このと
き、−方のゲート25は第1図に破線で示す位置に配置
されると共に、他方のゲート3oは同図に実線で示す位
置に配置されており、露光済みのマスク原版12Rは、
ローラ24間に挟持されると共に、その後端部がゲート
25を通過した時点で、ローラ24の停止によりその状
態に保持される。
そして、位置合せ装置15に送り込まれたグリーン用の
マスク原版12Gは前述したレッド用のマスク原版12
Hの場合と同様に、感光記録媒体3Bに対して位置合せ
された後、露光台39の下降により感光記録媒体38と
密着される。この状態で露光装置33のランプ34が点
灯されると共に、露光装置33が走行され、グリーンフ
ィルタ36Gを通したグリーン光により、マスク原版1
2Gを介して露光が行われる(ステップ511)。
この露光時においても、ランプ34の発光光量が常に一
定となるように制御される。又、この露光の終了後に、
露光台39が所定位置まで上昇されると共に、露光装置
33が復帰移動され、フィルタユニット36が移動され
て、ブルーフィルタ36Bがランプ34の上方に対向配
置される。
次に、ローラ17,18,20,21,27゜28がマ
スク原版を右方へ搬送する方向に回転され、露光済みの
マスク原版12Gが位置合せ装置15上の露光位置から
送り出されると同時に、ローラ17間に挟持した状態で
退避保持されていたブルー用のマスク原版12Bが露光
位置に送り込まれて停止される(ステップ512)。こ
のとき、一方のゲート25は第1図に実線で示す位置に
配置されると共に、他方のゲート3oは同図に破線で示
す位置に配置されており、露光済みのマスク原版12G
は、ローラ28間に挟持されると共に、その後端部がゲ
ート30を通過した時点で、ローラ28の停止によりそ
の状態に保持される。
そして、位置合せ装置15に送り込まれたブルー用のマ
スク原版12Bは、前記の場合と同様に感光記録媒体3
Bに位置合せして密着される。この状態で、ブルーフィ
ルタ36Bを通したブルー光により、マスク原版12B
を介して露光が行われる(ステップ513)。この露光
時においても、ランプ34の発光光量が常に一定となる
ように制御される。以上の動作により、感光記録媒体3
8には所望のカラー画像の潜像が記録される。
この後、露光台39かカム45により初期位置まで上昇
され、固定ローラ46が露光台39の一端部から離間さ
れて感光記録媒体38の固定が解放されると共に、バッ
ファ装置40が第1図の矢印C方向に移動されて、感光
記録媒体38の未露光部分がカートリッジ37内から露
光台39の下方位置に引き出される。このとき、駆動ロ
ーラ43の回転により感光記録媒体38が搬送され、潜
像の前端部が圧力現像装置41の加圧ローラ5゜部分に
達したときにその搬送が停止される。そして、この感光
記録媒体38の搬送に同期して、給送装置49により顕
色剤シート48がカセット47から送り出され、感光記
録媒体38の潜像の先端部に顕色剤シート48の先端部
か到達したとき、その顕色剤シート48の搬送が停止さ
れる。
この状態で、図示しない駆動装置により、圧力現像装置
41の加圧ローラ50か回転され、感光記録媒体38が
顕色剤シート48に重ね合された状態で加圧されながら
移送される。これにより、感光記録媒体38上の未硬化
のマイクロカプセルが圧力で破壊されて、感光記録媒体
38上の潜像に対応したカラー画像が顕色剤シート48
上に現像される。又、この現像に先立って、露光台39
が再び所定位置まで下降され、露光台39の一端部に固
定ローラ46が圧接されて、感光記録媒体38が露光台
39との間で挟持固定されている。
そのため、圧力現像装置41の加圧ローラ50の回転時
には、バッファ装置40が第1図の矢印り方向に移動さ
れる。
そして、現像後の顕色剤シート48は分離ローラ42に
より感光記録媒体38から剥離されて、熱定着装置53
の方向に案内される。この熱定着装置53において、ヒ
ータ54により加熱されると共に羽根車55によりケー
シング56内で循環されている熱風により、顕色剤シー
ト48が加熱され、カラー画像の発色が促進される。こ
れと共に、顕色剤シート48上において顕色剤をベース
紙に固定するためのバインダポリマー(結着樹脂)が熱
溶解されて表面が平滑になり、顕色剤シート48の表面
には適度な光沢が得られる。そして、発色と光沢処理を
終了した顕色剤シート48は、出力シート排紙トレイ6
2上に排出される。
前述した一連の現像及び発色光沢処理の間、感光記録媒
体38が露光台39と固定ローラ46とによって挟持固
定されているため、一画面分の現像及び発色光沢処理を
行っている間に、露光位置において次のカラー画像の潜
像の露光処理を行うことができる。
すなわち、2枚目のカラー画像の露光を行う場合には、
まず、ローラ24,18,20,21゜27.29がマ
スク原版を右方へ搬送する方向に回転され、露光位置に
あるブルー用のマスク原版12Bが右方に送り出される
と同時に、ローラ24の位置に保持されているレッド用
のマスク原版12Rが露光位置に送り込まれる。このと
き、−方のゲート25は第1図に破線で示す位置に配置
されると共に、他方のゲート3oは同図に実線で示す位
置に配置されており、露光位置から送り出されたマスク
原版12Bは、ローラ29間に挟持されると共に、その
後端部がゲート3oを通過した時点で、ローラ29の停
止によりその状態に保持される。
そして、位置合せ装置15に送り込まれたレッド用のマ
スク原版12Rは、前記の場合と同様に感光記録媒体3
日に位置合せして密着される。この状態で、レッドフィ
ルタ36Rを通したレッド光により、マスク原版12R
を介して露光が行われる。
次に、ローラ24,18.[0,21,27゜28がマ
スク原版を左方へ搬送する方向に回転され、露光位置に
あるレッド用のマスク原版1.2Rが左方に送り出され
ると同時に、ローラ28の位置に保持されているグリー
ン用のマスク原版12Gが露光位置に送り込まれる。こ
のとき、両ゲート25.30は第1図に破線で示す位置
に配置されており、露光位置から送り出されたマスク原
版12Rは、ローラ24間に挟持されると共に、その後
端部がケート25を通過した時点で、ローラ24の停止
によりその状態に保持される。
そして、位置合せ装置15に送り込まれたグリーン用の
マスク原版1.2Gは、感光記録媒体38に位置合せし
て密着され、この状態で、り′リーンフィルタ36Gを
通したグリーン光により、マスク原版1.2Gを介して
露光が行われる。
さらに、前記とほぼ同様に動作して、露光位置にあるグ
リーン用のマスク原版12Gが左方に送り出されると同
時に、ローラ29の位置に保持されているブルー用のマ
スク原版12Bか露光位置に送り込まれる。そして、こ
のマスク原版12Bが感光記録媒体38に密着された状
態で、ブルーフィルタ36Bを通したブルー光により、
マスク原版12Bを介して露光か行われる。以上の動作
により感光記録媒体38上にカラー画像の潜像が記録さ
れ、この潜像に基づいて前記と同様に、圧力現像装置4
1及び熱定着装置53等により、顕色剤シート48上に
カラー画像が形成される。
このように、3枚のマスク原版12R,12G。
12Bによる露光動作を繰り返し行うことにより、1組
のマスク原版12から所定枚数のカラー画像を連続して
出力することかできる。そして、必要枚数のカラー画像
が出力された後は、各マスク原版12R,12G、12
Bがローラ28又はローラ29を通ってマスク原版排紙
トレイ26上に排出される。
又、一連のカラー画像を露光処理している間に、次のマ
スク原版12がモノクロレーザプリンタ2から出力され
た場合には、そのマスク原版12がADFトレイIO上
に一旦溜め置かれて、先の組の露光か終了した後、給紙
ローラ11によりADFトレイ10上から1枚ずつ装置
本体l内に給送される。さらに、他のモノクロレーザプ
リンタから出力されたマスク原版や、以前使用したマス
ク原版を再度使用する場合には、ADF hレイ10に
セットすることにより、装置本体1内に給送することが
できる。
なお、この発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば、新たな感光記録媒体38を装置本体1
に装着セットするとき、操作パネルからキー操作によっ
て、感光記録媒体38の特性に応じた色分解透過露光の
順序を入力するように構成する等、この発明の趣旨から
逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変更して具体化
することも可能である。
[発明の効果] この発明は、以上説明したように構成されているため、
感光記録媒体のロットか変更された場合でも、複数のマ
スク原版による色分解透過露光の順序を、その感光記録
媒体の特性に合わせて設定変更することができて、常に
色バランスの良好な画像を出力することかできるという
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したカラー画像記録装置の一
実施例を示す構成図、第2図は複数のマスク原版による
色分解透過露光の順序を設定するための制御回路図、第
3図は感光記録媒体から色分解透過露光の順序を読み取
る動作を示すフローチャート、第4図は色分解透過露光
の順序に従いマイクロ原版を使用して色分解露光を行う
動作を示すフローチャートである。 12R,1,2G、12B・・・マスク原版、33・・
・露光装置、38・・・感光記録媒体、66・・・入力
手段としてのバーコードリーダ、69・・・制御手段と
己でのCPU0 特許出願人     ブラザー工業 株式会社代理人 
    弁理士  恩1)博宣(ほか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カラー画像情報に基づき色分解して作成された複数
    のマスク原版(12R、12G、12B)を、露光装置
    (33)の露光位置に順に搬送して感光記録媒体(38
    )と密着させ、この露光装置(33)によりマスク原版
    (12R、12G、12B)を介して感光記録媒体(3
    8)を色分解透過露光することにより、感光記録媒体(
    38)上に画像を形成するようにした画像記録装置にお
    いて、 前記感光記録媒体(38)の種類を入力する入力手段(
    66)と、 その入力手段(66)により入力された感光記録媒体(
    38)の種類に応じて、複数のマスク原版(12R、1
    2G、12B)による色分解透過露光の順序を設定する
    制御手段(69)と を設けたことを特徴とする画像記録装置。
JP29324490A 1990-10-29 1990-10-29 画像記録装置 Pending JPH04165344A (ja)

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