JPH0416505Y2 - - Google Patents

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JPH0416505Y2
JPH0416505Y2 JP7960785U JP7960785U JPH0416505Y2 JP H0416505 Y2 JPH0416505 Y2 JP H0416505Y2 JP 7960785 U JP7960785 U JP 7960785U JP 7960785 U JP7960785 U JP 7960785U JP H0416505 Y2 JPH0416505 Y2 JP H0416505Y2
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JP
Japan
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circuit
thyristor
transistor
input
gate
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JP7960785U
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JPS61195641U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案はガス遮断弁の駆動回路のような誤動作
により生命の存否を左右する回路に用いるサイリ
スタの点弧回路に関する。
〔従来技術とその問題点〕
サイリスタは一度点弧するとアノード電圧をオフ
または逆電圧を印加しない限り導通し続け、ノイ
ズなどにより誤動作すると面倒なので保護回路を
付加するなどの注意が必要であり、特にガス遮断
弁の駆動回路に用いる場合には、この弁が保安機
器としての重要性から誤動作のないように配慮す
る必要がある。
〔考案の目的〕
本考案はノイズなどによる誤動作を防ぎ信頼性
の高いサイリスタの点弧回路を提供することを目
的とする。
〔考案の要点〕
本考案の要点は、点弧電圧が印加されるサイリ
スタのゲート・カソード間に接続したトランジス
タと、該トランジスタのベースに接続され前記点
弧電圧で動作し該点弧電圧印加時点より遅れて前
記トランジスタを一時不導通とするワンシヨツト
遅延回路とによりサイリスタの点弧回路を構成し
た点にあり、点弧入力がないときサイリスタのゲ
ート・カソード間はトランジスタで短絡してノイ
ズによる点弧を防ぎ、一方入力が与えられると、
この入力が所要の入力であるか否か確認してトラ
ンジスタをワンシヨツトで不導通にしてサイリス
タを点弧させることができるようにしたものであ
る。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す回路図で、サ
イリスタ1の負荷2はコンデンサ3と駆動コイル
4との直列回路2であり、サイリスタ1のアノー
ドには常時図示しない抵抗を介して直流電圧Vが
印加されている。サイリスタ1のゲートは安全抵
抗5を介してサイリスタ1の点弧パルスの入力端
子6に接続されている。またサイリスタ1のゲー
トとカソード間にはトランジスタ7のカソード、
エミツタが接続され、このトランジスタ7のベー
スには抵抗8を介してワンシヨツト遅延回路9の
出力端が接続されている。このワンシヨツト遅延
回路9の入力端は入力端子6に接続されている。
次にワンシヨツト回路9は例えばOR回路10、
インバータ11、反転した入力が印加される
NAND回路12、2個の遅延抵抗13,14、
2個の遅延コンデンサ15,16を備え、OR回
路10の二つの入力端は共通に接続されて抵抗1
3を介して入力端子6に接続されている。そして
コンデンサ15を介して接地され、抵抗13とコ
ンデンサ15でひとつの遅延回路を形成してい
る。OR回路10の出力端はインバータ11を介
してNAND回路12の一方の入力端に接続され
る回路と、抵抗14を介してNAND回路12の
他方の入力端に接続される回路に分かれNAND
回路12の他方に入力端にはコンデンサ16が接
続されて抵抗14とコンデンサ16でひとつの遅
延回路を形成している。NAND回路12の出力
端は抵抗8を介してトランジスタ7のベースに接
続されている。
以下第2図のタイムチヤートにより第1図の回
路の動作を説明する。常時は入力端子6に印加さ
れる信号S1がローレベル(以下、このローレベル
の信号をLと略称する)のときOR回路10の両
入力がLであるから、その出力もL、したがつて
インバータ11の出力はハイレベル(以下、この
ハイレベルの信号をHと略称する)であり、イン
バータ11を介して与えられるNAND回路12
の一方の入力は積極的に反転されてLである。ま
たNAND回路12の他方の入力は積極的に反転
されてHであるから、その出力信号S2はHであ
り、トランジスタ7は導通している。したがつ
て、サイリスタ3のゲートはトランジスタ7で短
絡されゲート信号S3はLであり、サイリスタ3は
点弧しない。次に時刻t1に入力端子6に信号S1
印加されてHになると抵抗13、コンデンサ15
により遅延して時間Tの後の時刻t2にOR回路1
0の入力電圧が所定値に上昇するとこの出力はH
になる。このときNAND回路12の一方の入力
はインバータ11の出力Lを反転してHになり、
他方の入力は抵抗14とコンデンサ16で遅延す
るから時刻t2直後には入力電圧が低くこれを反転
したHとなるのでNAND回路12の出力信号S2
はLとなる。したがつてトランジスタ7は不導通
となりゲート信号を短絡しなくなるのでゲート信
号S3はHとなる。したがつてサイリスタ1は点弧
し、直流電圧Vで充電されていたコンデンサ3の
電荷はサイリスタ1を介して駆動コイル4に流
れ、駆動コイル4はガス遮断弁などの電磁弁を動
作させる。勿論時刻t3にコンデンサ16が充電さ
れ、NAND回路12の他方の入力電圧が所定値
になるとNAND回路12の出力信号S2はHに回
復し、トランジスタ7は導通し、ゲート信号S3
Lとなる。以後時刻t4に端子6の信号S1がLにな
つても信号S2はHであり、信号S3はLである。こ
のようにして常時サイリスタ1のゲートは短絡さ
れているからノイズなどが入力端子6に入力した
としてもサイリスタが点弧することはない。
〔考案の効果〕
本考案によれば、サイリスタに点弧入力がない
とき常に導通状態となるトランジスタで、サイリ
スタのゲート・カソード間を短絡しているから、
サイリスタがノイズなどで誤動作することがな
い。またサイリスタを点弧するときにはワンシヨ
ツト遅延回路を介して、点弧信号を遅らせこれを
確認した後常時導通状態のトランジスタを短時間
1回だけ不導通にし、サイリスタを点弧させ、そ
の後は再びサイリスタのゲート・カソード間を短
絡するようにしたから不必要な点弧入力を削除す
ることになり信頼性の高いサイリスタの点弧回路
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるサイリスタの点弧回路の
結線図、第2図は第1図の点弧回路の動作を示す
タイムチヤートである。 1……サイリスタ、7……トランジスタ、9…
…ワンシヨツト遅延回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 点弧電圧が印加されるサイリスタのゲート・カ
    ソード間に接続したトランジスタと、該トランジ
    スタのベースに接続され前記点弧電圧で動作し該
    点弧電圧印加時点より遅れて前記トランジスタを
    一時不導通とするワンシヨツト遅延回路とを備え
    てなることを特徴とするサイリスタの点弧回路。
JP7960785U 1985-05-28 1985-05-28 Expired JPH0416505Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7960785U JPH0416505Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7960785U JPH0416505Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61195641U JPS61195641U (ja) 1986-12-05
JPH0416505Y2 true JPH0416505Y2 (ja) 1992-04-14

Family

ID=30624682

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JP7960785U Expired JPH0416505Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

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JPS61195641U (ja) 1986-12-05

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