JPS5833402Y2 - 炎検知回路 - Google Patents
炎検知回路Info
- Publication number
- JPS5833402Y2 JPS5833402Y2 JP1978169740U JP16974078U JPS5833402Y2 JP S5833402 Y2 JPS5833402 Y2 JP S5833402Y2 JP 1978169740 U JP1978169740 U JP 1978169740U JP 16974078 U JP16974078 U JP 16974078U JP S5833402 Y2 JPS5833402 Y2 JP S5833402Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- detection circuit
- resistor
- resistance
- insulation resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Control Of Combustion (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は炎の整流作用を利用した炎検知回路において、
検出部の絶縁抵抗の劣化による炎抵抗値の検出変化を少
なくするより安全な炎検出回路を提供することを目的と
する。
検出部の絶縁抵抗の劣化による炎抵抗値の検出変化を少
なくするより安全な炎検出回路を提供することを目的と
する。
従来の炎検出回路例を第1図に示す。
第1図において、1は交流電源で2の絶縁トランスの一
次側に接続され、2次側の一端に3の炎中に挿入される
電極棒(フレームロット)が接続されている。
次側に接続され、2次側の一端に3の炎中に挿入される
電極棒(フレームロット)が接続されている。
4は燃焼器の炎口板で絶縁トランス2の二次側他端との
間に抵抗5及び抵抗6とコンテ゛ンサ7の並列回路を通
して接続され、コンテ゛ンサ7の両端電圧が8の電圧比
較器の十入力端に加わるように接続されている。
間に抵抗5及び抵抗6とコンテ゛ンサ7の並列回路を通
して接続され、コンテ゛ンサ7の両端電圧が8の電圧比
較器の十入力端に加わるように接続されている。
そして、直流電源9の出力電圧を抵抗10と11により
分圧し電圧比較器8の一入力端に基準電圧として加え、
この電圧比較器8の出力端12より他の制御回路を駆動
するよう構成されている。
分圧し電圧比較器8の一入力端に基準電圧として加え、
この電圧比較器8の出力端12より他の制御回路を駆動
するよう構成されている。
炎がフレームロッド3と炎口板4との間に形成されると
、第2図の炎の電気的等価回路に禾すような炎抵抗分1
3及びダイオード14の直列回路が生じフレームロッド
から炎口板に向は脈動I、た炎電流が流れる。
、第2図の炎の電気的等価回路に禾すような炎抵抗分1
3及びダイオード14の直列回路が生じフレームロッド
から炎口板に向は脈動I、た炎電流が流れる。
すると抵抗5と6により分圧された電圧がコンテ゛ンサ
7に蓄えられ、8の電圧比較器により基準電圧と比較さ
hZQの形成の有無の信号が出力端12より出力される
。
7に蓄えられ、8の電圧比較器により基準電圧と比較さ
hZQの形成の有無の信号が出力端12より出力される
。
ここで、フレームロッド3ど炎口板4と0間には第2図
の15で示す絶縁抵抗が存在し、湿気の影響等で実際の
レベルとして数M、2の値にまで゛低下する。
の15で示す絶縁抵抗が存在し、湿気の影響等で実際の
レベルとして数M、2の値にまで゛低下する。
この絶縁抵抗15の値が低下すると、ニセの整流作用に
て生じた直流電流に交流が加えられ、電圧比較器8での
炎抵抗分の検出抵抗値が小さくなって、炎が形成されて
いても炎が無いという誤った信号出力か′出される。
て生じた直流電流に交流が加えられ、電圧比較器8での
炎抵抗分の検出抵抗値が小さくなって、炎が形成されて
いても炎が無いという誤った信号出力か′出される。
この誤動作を防ぐため、従来のものにおいては抵抗5及
び6の値及び抵抗10と11の分圧比を適当に変えこの
絶縁抵抗値がLM、Q程度まで劣化しても正常動作を行
なうようになっていた。
び6の値及び抵抗10と11の分圧比を適当に変えこの
絶縁抵抗値がLM、Q程度まで劣化しても正常動作を行
なうようになっていた。
しかし、この絶縁抵抗15の値が1MΩ程度から(1)
まで変化すると従来例のような回路では、炎抵抗分の検
出抵抗値が太きく変化し、逆に異常燃焼状態においても
正常燃焼と誤検知を行い安全性において非常に問題があ
った。
まで変化すると従来例のような回路では、炎抵抗分の検
出抵抗値が太きく変化し、逆に異常燃焼状態においても
正常燃焼と誤検知を行い安全性において非常に問題があ
った。
そこで、本考案は上述のような、フレームロッド3と炎
口板4との間の絶縁抵抗が大きく変ずししても炎抵抗分
の検出値が大きく変化することのないように、フレーム
ロッド3と炎口板との間に数MΩの抵抗を接続し、絶縁
抵抗値の変化率を小さくしたものである。
口板4との間の絶縁抵抗が大きく変ずししても炎抵抗分
の検出値が大きく変化することのないように、フレーム
ロッド3と炎口板との間に数MΩの抵抗を接続し、絶縁
抵抗値の変化率を小さくしたものである。
以下本考案の一実施例に一ついて添付図面とともに説明
する。
する。
1′から12′までは前述の第1図の1から12までの
ものと同等及び同動作を行う。
ものと同等及び同動作を行う。
そして、フレームロッド3′と炎口板4′との間に抵抗
17及びIlンデンサ16が接続される。
17及びIlンデンサ16が接続される。
第3図の回路において、抵抗17が接続されることによ
り、フレームロッド3′と炎口板4′との間の絶縁抵抗
がIMQから■まで変化しても、たとえば抵抗17の値
が5MJ7であれば0.83MJ7〜5Mgと変化割合
が小さくなる。
り、フレームロッド3′と炎口板4′との間の絶縁抵抗
がIMQから■まで変化しても、たとえば抵抗17の値
が5MJ7であれば0.83MJ7〜5Mgと変化割合
が小さくなる。
このため、検出抵抗値の変化が小さくなり絶縁抵抗値の
変化にあまり影響されない良好な炎検出回路が可能とな
る。
変化にあまり影響されない良好な炎検出回路が可能とな
る。
次に第4図にフレームロッド3′と炎口板4′との間の
絶縁抵抗値の変化に対する回路の炎抵抗分の検出抵抗値
変化を示す。
絶縁抵抗値の変化に対する回路の炎抵抗分の検出抵抗値
変化を示す。
Aは抵抗17が無い場合、Bが抵抗17が有る場合(数
Mg)である。
Mg)である。
この図より明らかなように、抵抗17の挿入によって絶
縁抵抗値の大きな変化に対して検出抵抗値の変化が小さ
く抑えられる。
縁抵抗値の大きな変化に対して検出抵抗値の変化が小さ
く抑えられる。
また、コンデンサ16は雑音防止用のもので、通常燃料
の着火のために放電式の点火装置が良く使用されるが、
この放電エネルギーの一部が炎を介して回路に加わり、
誤動作、破壊その他を発生することを防止するためのも
のである。
の着火のために放電式の点火装置が良く使用されるが、
この放電エネルギーの一部が炎を介して回路に加わり、
誤動作、破壊その他を発生することを防止するためのも
のである。
実1@によると絶縁抵抗は、2 M、Q程度まで劣化す
ることがあり、抵抗17の値は2〜10 MQQ程度良
好であった。
ることがあり、抵抗17の値は2〜10 MQQ程度良
好であった。
以上のように本考案の炎検知回路においては、フレーム
ロッドと炎口板との間に抵抗を挿入することにより絶縁
抵抗の変化による炎抵抗の検出値の変化率を小さく出来
るため、誤検知のない最適な炎抵抗検知が行え、安全性
において優れた炎検知回路が可能となる。
ロッドと炎口板との間に抵抗を挿入することにより絶縁
抵抗の変化による炎抵抗の検出値の変化率を小さく出来
るため、誤検知のない最適な炎抵抗検知が行え、安全性
において優れた炎検知回路が可能となる。
また前記抵抗と並列にコンデンサを接続することにより
、雑音、誤動作、破壊等を防止することができる。
、雑音、誤動作、破壊等を防止することができる。
第1図は、従来の炎検知回路図、第2図はフレームロッ
ド、炎口板間の絶縁抵抗を含む炎の電気的等価回路図、
第3図は本考案の一実施例を示す炎検知回路図、第4図
は絶縁抵抗値の変化に対する炎検出抵抗値の変化を示す
図である。 3.3′・・・・・・フレームロッド、4.4’・・・
・・・炎口板、8゜8′・・・・・・電圧比較器。
ド、炎口板間の絶縁抵抗を含む炎の電気的等価回路図、
第3図は本考案の一実施例を示す炎検知回路図、第4図
は絶縁抵抗値の変化に対する炎検出抵抗値の変化を示す
図である。 3.3′・・・・・・フレームロッド、4.4’・・・
・・・炎口板、8゜8′・・・・・・電圧比較器。
Claims (1)
- 燃焼炎中に挿入される電極棒と燃焼器の炎口板との各々
の接続点間に10MQ以下の抵抗を接続するとともに、
前記抵抗に並列にコンテ゛ンサを接続してなる炎検知回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978169740U JPS5833402Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 炎検知回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978169740U JPS5833402Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 炎検知回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5584445U JPS5584445U (ja) | 1980-06-11 |
JPS5833402Y2 true JPS5833402Y2 (ja) | 1983-07-26 |
Family
ID=29172082
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978169740U Expired JPS5833402Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 炎検知回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5833402Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52288B2 (ja) * | 1971-05-26 | 1977-01-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587330Y2 (ja) * | 1975-06-20 | 1983-02-08 | 三菱電機株式会社 | ホノオデンリユウケンシユツカイロ |
-
1978
- 1978-12-07 JP JP1978169740U patent/JPS5833402Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52288B2 (ja) * | 1971-05-26 | 1977-01-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5584445U (ja) | 1980-06-11 |
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