JPS6035317Y2 - 異常高圧発生防止装置の補助回路 - Google Patents

異常高圧発生防止装置の補助回路

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JPS6035317Y2
JPS6035317Y2 JP1978048371U JP4837178U JPS6035317Y2 JP S6035317 Y2 JPS6035317 Y2 JP S6035317Y2 JP 1978048371 U JP1978048371 U JP 1978048371U JP 4837178 U JP4837178 U JP 4837178U JP S6035317 Y2 JPS6035317 Y2 JP S6035317Y2
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JP
Japan
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circuit
high voltage
voltage
reference voltage
prevention device
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Expired
Application number
JP1978048371U
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JPS54151129U (ja
Inventor
俊次 西川
康範 沖田
Original Assignee
日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジョン受像機に用いられる異常高圧発
生防止装置の誤動作を防止する回路配置に関するもので
ある。
テレビジョン受像機では、受像管の陽極に高圧を供給し
ているが、この高圧が異常上昇したりすると人体に影響
を及ぼすX線を放出する危険性を含んでいる。
そのため一般には、高圧の上昇に対して適当な値に達し
たとき、高圧発生回路の動作を停止させ、異常上昇を防
止している。
この種の防止装置としては、第1図に示される回路があ
る。
Llは、高圧を取出す水平偏向回路のフライバックトラ
ンスの2次巻線で、高圧の変動に伴なって比例して変化
するフライバックパルス電圧を取出す。
検出されたフライバックパルスは、ダイオードD0によ
り整流された後、コンデンサC3? clおよび抵抗R
1により平滑されて、スイッチング回路のトランジスタ
Q□のエミッタに与えられている。
このダイオードD□のカソードには抵抗R12を介して
端子Tから十B電圧が供給されている。
この抵w1.はダイオードD工によって整流された電圧
に影響を与えないように高抵抗値のものを選んでいる。
また、ダイオードD□の整流出力は、低損B、を経て定
電圧ダイオードZ1によって一定値に保持される。
保持電圧は抵抗R2* R3で分圧され、コンデンサC
2によって平滑された後、基準電圧E1としてスイッチ
ング回路のトランジスタQ□のベースとトランジスタQ
2のコレクタに印加される。
トランジスタQ2は、導通したとき抵抗R7に発生する
電圧によりスイッチング用トランジスタQ3をオンさせ
、端子Tから水平発振回路H1に供給される十B電圧を
断つように動作する。
第1図の回路において、通常の動作時はE2<Elなる
電圧関係が保たれており、トランジスタQ1.Q2のス
イッチング回路はオフ状態におかれ、従って水平発振回
路H1には十B電圧が供給されるようにトランジスタQ
3がオフ状態となっている。
次に高圧が異常に高くなると、フライバックトランスの
2次巻線L1から取出されるパルス電圧が上昇し、基準
電圧E1に対してE□<C2となるようにトランジスタ
Q、のエミッタに印加される検出電圧E2が上昇する。
したがって、トランジスタQ□、Q2がオンしてトラン
ジスタQ、モオンし、高圧発生に寄与する水平発振回路
H1への十B電源からの電流がトランジスタQ3を通し
て流れるため、水平発振回路H1はその動作を停止する
水平発振回路の動作が停止すると十B電圧供給端子Tか
ら抵抗R□2を介してトランジスタQ、、 Q2. Q
3をオンに維持する電流が供給される。
その結果、高圧の発生が止り、安全が保たれる。
第1図の回路では、正常動作時において、テレビジョン
受像機の電源スィッチのオン・オフ操作時に水平発振回
路H1の動作を継続するためには基準電1□と比較され
る電圧E2との関係は、電源のオン・オフ時を含めて通
常E2〈E□に保っておく必要がある。
一般にテレビジョン受像機では、電源投入時には、水平
発振回路の発振周波数は低い状態でスタートすることが
多い。
その場合フライバックパルスは通常の動作時より高レベ
ルとなる。
第1図の回路では、電源投入後水平発振回路H1の発振
周波数が正しい周波数に同期するまでの間、ダイオード
D1の整流電圧℃3の上昇によって電圧E2が電圧E1
より上昇しないように整流電圧E3をコンデンサC1で
平滑している。
電源オフ時にC2<Elの関係を維持するためには、コ
ンデンサC2によりElの電圧を高い状態に保持させる
必要がある。
即ち、電源オフ時にE□<C2−V(Vはトランジスタ
Q1のベース・エミッタ間電圧)という状態が存在する
と、電源オフした直後に再度の電源投入がなされるとト
ランジスタQ□? Q2? Q3がオンとなり誤動作し
てしまう。
そこで、コンデンサC2の容量を大きくして電源オフ時
にC2<Elの関係が維持されるようにすると、今度は
電源投入時においてElの電圧上昇がC2の電圧上昇よ
り遅くなりトランジスタQ、、 Q2. Q3がオンと
なり誤動作してしまう。
また、コンデンサC2の容量を大きくしないで代りにコ
ンデンサC3の容量を大きくして、電源オフ時にC2〈
E□の関係が維持されるようにすると、電源オフした直
後に再度の電源投入をすると電IEEI、 C2はほぼ
正常時の電圧に保持されているが上述した水平発振回路
H1の発振周波数が低いことによる整流電圧E3の上昇
の影響を受け、C2〉ElとなりトランジスタQ1゜Q
、、 Q3がオンとなり誤動作してしまう。
本考案は、以上の問題点を解決するために提案されたも
ので、第1図の回路に簡単な回路を付加することによっ
て電源スィッチのオフ直後に再度オンにした場合に起る
誤動作を取除くことができるものである。
本考案について第2図の実施例に従って以下説明する。
第2図において第1図と異なる部分は、スイッチング回
路の基準電圧源側の入力端すなわち、トランジスタQ1
のベースとアース間に補助回路10が付加された点であ
る。
補助回路10は、入力端とアース間に抵抗R1oとコン
デンサC1oを直列に接続し、抵抗R1oと並列にダイ
−オードD1oを図の極性で接続したものである。
ここで補助回路10の抵FiJ?toの値を大きく選ん
でおけば、受像機の電源をオンにした場合でも基準電圧
の立上り時定数は、第1図の回路の場合と殆んど変るこ
とはなく、異常高圧発生装置の動作に影響を与えること
がない。
次に電源をオフにした場合にはコンデンサC1゜に充電
されていた電荷がダイオードD1oを通して放電される
ことになる。
そこでコンデンサC1oの容量値を適当に選ぶことによ
り、放電時定数Ra (C2十C1゜)を検出回路側の
R5C□よりも大きくなるようにすれば、基準電圧源か
ら与えられる電圧は検出回路の電圧よりも大きい値を保
ちながら減衰することになる。
したがって、電源をオフにした直後に再度オンにしても
、スイッチング回路に与えられる電圧関係は、該スイッ
チング回路をオフ状態に維持する値となる。
本考案は以上のように簡単な付加回路を設けることによ
り、異常高圧発生装置の誤動作を防止することができる
なお上述の実施例ではフライバックパルスをトランスの
2次巻線により取出して高圧変動を検出しているが、他
の場合として受像管のビーム電流を抵抗器により検出す
る手段もあり、そのような場合にも本考案は適用可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の異常高圧発生装置の回路配線図、第2図
本考案の実施例の回路配線図である。 Q1〜Q3ニスイツチング回路を形成するトランジスタ
、10:補助回路、R1゜:抵抗、Dl:ダイオード、
C3:コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 受像管の陽極に与えている高圧の変動に比例して変化す
    る電圧を取出す検出回路と、基準電圧源と、この基準電
    圧源により設定された電圧値よりも前記検出回路の出力
    電圧が大きくなるとオン動作し高圧発生に寄与する回路
    に供給するB電圧を遮断するスイッチング回路とを備え
    たテレビジョン受像機の異常高圧発生防止装置において
    、前記スイッチング回路の前記基準電圧源側の入力端と
    アース間に抵抗とコンデンサからなる直列接続と、この
    抵抗に並列なダイオードの接続とにより前記基準電圧源
    の放電時定数を補助する補助回路を設け、テレビジョン
    受像機の電源のオン・オフ動作時に前記スイッチング回
    路の基準電圧源側の入力端の電位が前記検出回路側の入
    力端の電位よりも低くならないようにしたことを特徴と
    する異常高圧発生防止装置の補助回路。
JP1978048371U 1978-04-14 1978-04-14 異常高圧発生防止装置の補助回路 Expired JPS6035317Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54151129U JPS54151129U (ja) 1979-10-20
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