JPH04164614A - 合成樹脂製波形管のフランジ形成方法 - Google Patents

合成樹脂製波形管のフランジ形成方法

Info

Publication number
JPH04164614A
JPH04164614A JP8712990A JP8712990A JPH04164614A JP H04164614 A JPH04164614 A JP H04164614A JP 8712990 A JP8712990 A JP 8712990A JP 8712990 A JP8712990 A JP 8712990A JP H04164614 A JPH04164614 A JP H04164614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
corrugated pipe
corrugated tube
hollow convex
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8712990A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2884178B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Tatsumi
辰己 喜昭
Masashi Tanaka
昌司 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takiron Co Ltd filed Critical Takiron Co Ltd
Priority to JP8712990A priority Critical patent/JP2884178B2/ja
Publication of JPH04164614A publication Critical patent/JPH04164614A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2884178B2 publication Critical patent/JP2884178B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、管壁に螺旋状の中空凸状を有する合成樹脂製
波形管の端部にフランジを形成させる方法に関する。
[従来の技術1 合成樹脂製の上記波形管は螺旋状の中空凸状やその中空
凸状の間に位置する凹部の働きで曲りやすく、しかも鋼
管に比べて軽量である割に強度に優れているため、その
特性を生かして送水管や各種の流体配管に用いられてい
る。
従来、この種の波形管は、端部に形成されている螺旋状
の凹部にゴムパツキンを巻き付け、それをソゲノド形の
継手に差し込むことにより接続し、上記ゴムパツキンに
よって内部通路と外部との間の水密性を保つようにして
いた。ところが、その接続構造は、口径が300程度の
比較的小口径でかつ軽量な波形管の接続には便利である
けれども、口径が500■以上もあり人力で動かせるこ
とができないほど重い波形管の接続には不向きである。
すなわち、小口径で軽量な波形管の場合には、aRM状
の凹部にゴムパツキンを巻き付ける作業や、波形管の端
部と継手とを嵌合する作業が容易である。しかし、大口
径で重い波形管においては、その全周囲に手が回り難か
ったり全(手が回らないことがある上、波形管を人力で
動かすことさえきわめて困難であるため、螺旋状の凹部
にゴムパンキンを巻き付けることや、波形管の端部と継
手とを嵌合する作業がきわめて困難となり、それらの作
業を行うこと自体が不可能な場合も多々ある。
他方、金属管で構成される流体配管では、フランジを一
体に具備する金属管のフランジ同士を結合するという接
続方式が汎用的に適用されている。
したがって合成樹脂製の波形管においてもその端部にフ
ランジを一体に形成し、そのフランジを利用して波形管
同士や波形管と継手などを接続するようにすれば、大口
径の波形管でも作業性よく高い水密性を保ち得る状態で
接続することができると考えられる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、波形管は長尺筒状物であり、しかもその波形
管の端部にフランジを一体成形した成形品は波形管から
フランジが外側乙こ突き出た形になるため、合成樹脂で
連続押出することが困難であるばかりか、それをインジ
ェクション成形することも困難である。このような事情
の下では、波形管の端部を金型にセットしてフランジを
インサート成形することが有益であるとも考えられる。
そのようなインサート成形に用いる波形管は、一般に連
続押出成形された長尺の波形管の所定箇所を軸心と直行
する方向ムこ切断することにより得られるものであり、
そうして得られた所定長さの波形管では、螺旋状の中空
凸状が波形管の切断端面で部分的に正面視円弧形状に開
口し、そのような開口が形成されない箇所では中空凸状
の間の谷部管壁が突き出た状態になる。また、波形管の
切断端面ば程度に差があるとしても多かれ少なかれぎざ
ぎざになっていることが多い。
したがって、螺旋状の中空凸状を有する波形管の端部に
フランジをインサート成形しようとする場合、波形管の
端部を成形型の上型と下型とて挾むことによってその端
部周囲乙こフランジ成形空間を形成することと共に、波
形管の端面で開口している中空凸状の開口を成形型の一
部を利用して塞ぎ、成形空間に注入される熔融樹脂がそ
の開口から中空凸状の内部空間に侵入することを防いで
おく必要がある。
ところが、波形管の端面ば上述のようにぎさぎざになっ
ていることが多いため、成形型の一部で中空凸状の開口
を隙間のない状態に確実に塞いでしまうことは難しい。
他方、フランジ成形空間にゾル状態の溶融樹脂を所定圧
力で注入して通常のインサート成形を行うと、波形管の
管壁、特に螺旋状の中空凸状が高温高圧の溶融樹脂と接
触して軟化し、熔融圧潰されて不規則に変形する。たと
えば波形管が高密度ポリエチレン樹脂であれば、その軟
化温度が約120°C程度であるのに対し、成形時の溶
融樹脂(たとえば高密度ポリエチレン樹脂)の温度はそ
れよりも高温であり、しかも熔融樹脂に所定の注入圧力
が加わっているためにそのような現象が起こる。そのた
め、中空凸状の開口が確実に塞がれていない場合は勿論
、その隙間が当初において確実に塞がれているとしても
溶融樹脂が注入されることによって事後的に中空凸状の
溶融圧潰に伴う不規則な変形が起こって成形型による開
口の閉塞状態が損なわれ、それによって生した隙間から
熔融樹脂が中空凸状の内部空間に侵入するという事態を
生しやすい。そして、そのような事態を生しると、注入
樹脂量をあらかしめ正確に定めておくことが難しくなっ
て材料樹脂の歩留りが低下したり、あらかじめ予定した
適正な成形品が得られないといった事態を招く。
以上の状況があるため、従来は管壁に螺旋状の中空凸状
を具備する波形管の端部にフランジをインサート成形す
ることは困難であるか、あるいは不可能であると考えら
れていたのであり、その結果、インサート成形によって
端部にフランジを一体に形成した上記波形管は現実に存
在していない。
以上の事情の下で、本発明者は鋭意調査研究を重ね、管
壁に螺旋状の中空凸状を具備する波形管の端部の中空凸
状の開口にフランジ成形用材料が侵入することを確実に
防止し得るという新規な技術を開発し、その結果、本発
明を完成したものである。すなわち、本発明は、管壁に
螺旋状の中空凸状を具備する波形管の端部にインサート
成形によってフランジを適正に形成することのできる方
法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明による合成樹脂製波形管のフランジ形成方法は、
管壁に螺旋状の中空凸状を具備する合成樹脂製波形管の
端部に金型コアを挿入して波形管の内面を支持させると
共に、上記波形管の端面に環状パツキンを配設し、その
環状パ・ンキンを上記金型コアに設けられた環状段付部
で波形管の端面に押し付けて波形管の端面で開口する中
空凸状の円弧状開口を塞ぎ、さらに波形管の端部を上型
と下型とで挟んで波形管の端部周囲に中空凸状の少なく
とも1ピッチ分を含むフランジ成形空間を形成させ、そ
の状態で上記フランジ成形空間に液状樹脂を注入し、上
記中空凸状が上記液状樹脂との接触で熔融圧潰されるこ
とを制限しながらフランジを波形管の端部と一体にRI
M成形もしくは注型成形するものである。
[作 用1 この方法によれば、波形管の端面に配設されたパツキン
が金型コアの環状段付部で上記端面に押し付けられるた
め、波形管の端面がぎざぎざになっていても比較的確実
に中空凸状の開口が閉塞され、従来のように成形型の一
部で中空凸状の開口を塞ぐ場合に比べて閉塞状態の確実
性が向上する。
ところで、周知のようにRIM成形はインジェクション
成形法の一種である。このRIM成形では、所定量の重
合開始剤を含む液状の合成樹脂上ツマ−と所定量の活性
剤を含む液状の合成樹脂モノマーとを所定の成形金型温
度に保持された成形型の成形空間に同時に注入し、成形
空間の内部で両方の合成樹脂上ツマ−(以下、液状樹脂
という。
)を極めて短時間で重合させることにより成形品を得る
方法である。この方法によると、成形空間に成形材料で
ある合成樹脂を液状で注入するので、通常のインジェク
ション成形で溶融樹脂を注入する場合に比べ、注入圧力
が小さくても成形空間全体への材料の十分な回り込みが
行われると共に、成形金型温度も低くて済み、成形に要
する時間も短くなる。そのため、RIM成形によれば、
成形材料としての液状樹脂の種類を適切に選定して上記
注入圧力や成形金型温度をある程度低く抑制することが
可能になる。
以上説明したことにより、本発明方法によれば、パツキ
ンで上記中空凸状の開口が確実に塞がれていることに加
え、RIM成形を採用したことにより液状樹脂の注入圧
力や成形金型温度が低く抑えられ、しかも成形に要する
時間が短縮されるため、それらが相乗的に作用し合って
波形管端部の管壁とりわけ中空凸状の溶融圧潰に伴う変
形や、中空凸状への液状樹脂の侵入が可及的最小限度に
抑えられるか、あるいはそれらを全く生じなくなる。
言い換えると、本発明方法では、RIM成形を採用した
ので通常のインジェクション成形に用いられる水飴程度
の流動性を有するに過ぎない溶融樹脂に比べてシール性
の困難な液状樹脂を成形材料に用いるものではあるけれ
ども、中空凸状の開口が波形管の端面に押し付けられた
パツキンで閉塞されていることに加え、液状樹脂注入圧
力が低くて済み、同時に中空凸状の溶融圧潰に伴う変形
が起こりにくいために成形中に中空凸状の内部に液状樹
脂が侵入しにくくなるのであり、そのような新規な技術
によってフランジを波形管の端部にインサート成形する
ことができるようになるのである。
また、注型成形は成形材料である液状樹脂を圧力を加え
ずに成形空間に流し込む方法である。したがって、注型
成形による場合にも、パンキンで上記中空凸状の開口が
確実に塞がれていることに加え、液状樹脂の注入圧力や
成形金型温度が低く抑えられるので、波形管端部の中空
凸状の溶融圧。
潰に伴う変形や、中空凸状への液状樹脂の侵入が可及的
最小限度に抑えられるか、あるいはそれらを全く生じな
くなる。
また、本発明方法によれば、中空凸状の少なくとも1ピ
ッチ分を含む部分にフランジが形成されるため、フラン
ジを形成する樹脂層と波形管を形成していた樹脂層との
重なり部分の直線幅の割に波形管の端部とフランジとの
接合部分の面積が広く確保されることになって波形管に
対するフランジの接合強度が大きくなる。
(実施例] 第1図は本発明の実施例方法の説明図である。
すなわち、同図は、合成樹脂製波形管100の端部に金
型コア1を挿入して波形管100の内面を支持させると
共に、上記波形管100の端面101にシリコンゴムな
どの耐熱材料で作られた環状パツキン2を配設し、その
パツキン2を上記金型コア1に設けられた環状段付部1
1で波形管端面101に押し付けて波形管端面101で
開口する中空凸状110の円弧状開口111を塞ぎ、さ
らに波形管100の端部を上型3と下型4とで挟んで波
形管100の端部周囲にフランジ成形空間Sを形成させ
た状態を示している。
上記波形管100は内面平滑な内壁樹脂層と螺旋状凸部
を形成する外壁樹脂層とを二層状番こ熱融着させながら
成形機ヘッドから連続的に押し出して・  一体化した
ものであり、上記中空凸状110は内壁樹脂層の一部と
外壁樹脂層とによっで蝮旋状ムこ形成されている。なお
、波形管100は他の成形方法で作られたものであって
もよい。また、波形管1゜Oはたとえば高密度ポリエチ
レン樹脂で連続押出成形された長尺物を所定位置で軸心
と直行する方向に切断したものであり、その端面101
が切断面となっている。したがって、端面101の一部
では中空凸状110が円弧状に開口していると共に、残
りでは波形管100の谷部120を形成している管壁が
円弧状となって突き出ている。112はそのように突き
出た円弧状の管壁を示している。さらに端面101は切
断端面であるから多かれ少なかれぎざぎざになっている
金型コアlは上記環状段付部11よりも径大な環状段付
部12を有していて、その径大な環状段付部12に形成
された環状溝にシリコンゴムなどの耐熱材料で作られた
環状パンキン5が保持されており、その環状パツキン5
が上記フランジ成形空間Sに臨まされている。
上型3には上記フランジ成形空間Sの他に、空気抜き孔
31とフランジ成形空間Sとをっなく材料溜り32とス
リット状の材料通路33、および波形管100の谷部1
20に噛み合う螺旋凸状34などが形成されている。ま
た、上型3と波形管100との隙間にシリコンゴムなど
の耐熱材料で作られたパンキン6が介在されており、こ
のパツキン6によって液状樹脂の洩れ出しを防くように
しである。下型4には材料混合用ヘッド41、混合へン
ド41の材料注入口42や材料溜り43とフランジ成形
空間Sとをつなくスリット状の材料通路44、および波
形管1゜Oの谷部120に噛み合う蜂旋凸状45などが
形成されている。下型4と波形管100との隙間には上
型゛2における場合と同様にパツキン6が介在されてお
り、このパツキン6によって液状樹脂の洩れ出しを防く
よう番こしである。なお、上型3と下型4との合せ面の
隙間には必要に応じて液状樹脂の洩れ出しを防ぐための
パツキンを介在させる。このパツキンにもシリコンゴム
などの耐熱材料で作られたものが用いられる。
第1図の状態からフランジ成形空間Sに成形材料である
液状樹脂を混合用ヘンド41から注入すると、フランジ
が波形管100の端部と一体にRIM成形され、同時に
成形によって形成されたフランジの内周に上記環状パツ
キン2が保持される。また、環状パツキン5がフランジ
の表面に保持される。RIM成形は、中空凸状110が
液状樹脂との接触で溶融圧潰することを制限しながら行
う。すなわち、中空凸状110が熔融圧潰しないか、あ
るいは成形に支障のない程度に溶融圧潰を抑制し得るよ
うな成形条件(成形金型温度やフランジ成形空間Sへの
注入圧力や成形に要する時間など)の下でRIM成形を
行う。
混合用ヘッド41からフランジ成形空間Sに注入される
液状樹脂は、重合開始剤を含む液状樹脂と活性剤を含む
液状樹脂との混合物であり、フランジ成形空間Sの内部
ではきわめて短時間でその重合が完了してフランジを形
成する。液状樹脂には、たとえばウレタンやジシクロペ
ンタジェンなどの樹脂層ツマ−が選定される。ジシクロ
ペンタジェンの場合の成形金型温度は80°C程度、注
入圧力は5kg/cm”程度が適切であり、そうした場
合の重合完了までの時間は数秒から数分の間である。こ
の程度の成形金型温度、注入圧力および重合時間(成形
に要する時間)であれば、フランジ成形空間Sに注入さ
れた液状樹脂の接触した波形管100の中空凸状110
が溶融圧潰することが効果的に制限され、その溶融圧潰
に伴う中空凸状110の不規則な変形を生じないか、た
とえ生じたとしてもそノ変形によってパンキン2による
中空凸状110の開口111の閉塞状態が損なわれるこ
とはなく、フランジ成形空間Sの液状樹脂が中空凸状1
10に侵入することはない。
波形管100が高密度ポリエチレン樹脂であり、液状樹
脂としてポリエチレン樹脂を用いる場合、許容できる成
形金型温度は40〜100°C程度、注入圧力は0.3
〜10kg/cm”、重合時間は5〜3600秒程度で
あり、これは液状樹脂の注入量によって異なる。言い換
えれば、成形金型温度、注入圧力、重合時間などは調整
可能である。なお、上記範囲外であると、樹脂周りが悪
くなって適正な成形がなされなかったり、中空凸状11
0の溶融や圧潰が生して材料歩留りが低下したり、樹脂
の侵入で中空凸状110が塞がれて材料歩留りが低下し
たりするおそれがある。
第2図は上記方法で形成されたフランジ7を端部に有す
る波形管100の使用状態を示しており、同図の破線イ
はフランジ7が形成される前の中空凸状110の輪祁線
を表している。フランジ7はその根元部分に具備された
筒状の樹脂層71が波形管100を形成している樹脂層
と重なって強く当たった状態に密着されている。なお、
樹脂層71の外形を太き(して同図のフランジ7と樹脂
層71の全体を厚肉のフランジとしてもよいが、そのよ
うにすることは材料樹脂の必要量が多くなる上、見栄え
が悪くなるなどの不都合があり、しかも強度の点でもフ
ランジをそのように厚肉にする必要性がないので、回倒
のようにしておくことが望ましい。
フランジ7は上述したフランジ成形空間Sで81M成形
されて波形管100の端部に一体形成されたものであり
、そのフランジ成形空間Sは中空凸状110の少なくと
も1ピッチ分を含む部分に形成されるため、フランジ7
と波形管100との融着による接合部分も中空凸状11
0の少なくとも1ピッチ分を含む範囲になる。したがっ
て、フランジ7と波形管100の重なり部分の直線幅り
の割に、接合部分の面積が広く確保されて大きな接合強
度が得られる。なお、上記接合部分が中空凸状110の
1ピッチ分より短いと、接合強度の不足を生しる懸念が
ある。
200は合成樹脂製の継手であり、この継手200は端
部にフランジ210を有すると共に、フランジ210の
内周部分に環状の凸部220を有している。
この継手200は上記凸部220を波形管100のフラ
ンジ7の内側に差し込み、その端面でフランジ7に保持
されているパツキン2に接触し、かつそのパツキン2を
波形管100の端面101に押し付けている。また、フ
ランジ7とそれに対向する継手200側のフランジ21
0とによってフランジ7に保持されているパツキン5が
挟圧される。なお、双方のフランジ7.210同士ボル
ト・ナンドやクランプ形の締結手段によって結合される
以上説明した接続状態においては、パンキン2と継手2
00の凸部220端面との接触箇所が水密シールされる
のでその接触箇所からの水洩れが防止される。また、パ
ツキン2と波形管100の端面101との接触箇所も水
密シールされる。さらに、パツキン5によってフランジ
7とフランジ210との間が水密シールされる。ここで
、パツキン2による水密性が確実に保たれていれば、そ
の外側のパツキン5による水密性保持は必ずしも必要で
ないようにも考えられるが、それら両方のパツキン2゜
5によって二重に水密性が確保される構成であると、そ
の信転性が飛躍的に高まる利点がある。
第3図はフランジ7に保持された環状パツキン5の変形
例を示している。このパツキン5は突起51を有してお
り、その突起51がフランジ7の樹脂層中に埋入されて
アンカーリング作用を発揮している。このようなパツキ
ン5は上述したところと同様に、フランジ成形空間Sに
あらかじめ配設され、フランジ7をRIM成形すること
によってそのフランジ7に保持される。
以上の実施例ではRIM成形を行う場合について説明し
たが、RIM成形の代わりに注型成形を行ってもよく、
その方法も本発明に含まれる。
[発明の効果; 以上のように本発明方法によれば、従来では極めて困雛
であるかもしくは不可能であるとされていた波形管とフ
ランジとのインサート成形が可能になるという卓越した
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例方法の説明図、第2図は上記方
法で形成されたフランジを端部に有する波形管の使用状
態を示す一部破断側面図である。 1・・・金型コア、2・・・環状パツキン、3・・・上
型、4・・・下型、II・・・環状段付部、100・・
・波形管、10]・・・波形管の端面、110・・・中
空凸状、111・・・中空凸状の開口、S・・・フラン
ジ成形空間。 第2図 第1図 45  41   Q< 2 ・・・環状パツキン 3 ・・・上型 4 ・・・下型 II・・・環状段付部 100・・・波形管 101・・・波型管の端面 110・・・中空凸状 II+・・・中空凸状の開口 S ・・・フランジ成形空間 平成3年12月25日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、管壁に螺旋状の中空凸状を具備する合成樹脂製波形
    管の端部に金型コアを挿入して波形管の内面を支持させ
    ると共に、上記波形管の端面に環状パッキンを配設し、
    その環状パッキンを上記金型コアに設けられた環状段付
    部で波形管の端面に押し付けて波形管の端面で開口する
    中空凸状の円弧状開口を塞ぎ、さらに波形管の端部を上
    型と下型とで挟んで波形管の端部周囲に中空凸状の少な
    くとも1ピッチ分を含むフランジ成形空間を形成させ、
    その状態で上記フランジ成形空間に液状樹脂を注入し、
    上記中空凸状が上記液状樹脂との接触で溶融圧潰される
    ことを制限しながらフランジを波形管の端部と一体にR
    IM成形もしくは注型成形することを特徴とする合成樹
    脂製波形管のフランジ形成方法。
JP8712990A 1990-03-31 1990-03-31 合成樹脂製波形管のフランジ形成方法 Expired - Lifetime JP2884178B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8712990A JP2884178B2 (ja) 1990-03-31 1990-03-31 合成樹脂製波形管のフランジ形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8712990A JP2884178B2 (ja) 1990-03-31 1990-03-31 合成樹脂製波形管のフランジ形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04164614A true JPH04164614A (ja) 1992-06-10
JP2884178B2 JP2884178B2 (ja) 1999-04-19

Family

ID=13906355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8712990A Expired - Lifetime JP2884178B2 (ja) 1990-03-31 1990-03-31 合成樹脂製波形管のフランジ形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2884178B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139178A (ja) * 2000-11-06 2002-05-17 Kana Flex Corporation Kk 大型管
KR100716126B1 (ko) * 2007-01-04 2007-05-10 동원철강 주식회사 이중구조를 갖는 파형강관
EP1965959A1 (en) * 2005-12-29 2008-09-10 Bluescope Steel Limited Method of making a composite product
KR100886006B1 (ko) * 2007-03-21 2009-02-26 주식회사성호철관 합성수지 파이프의 플랜지 성형장치
JP2011017384A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Ck Metals Co Ltd 遊合形フランジを用いた配管の接続構造
FR2984207A1 (fr) * 2011-12-15 2013-06-21 Rehau Sa Procede de fabrication d'un ensemble tubulaire thermoplastique comportant un element fonctionnel surmoule et produit ainsi obtenu.
CN104369360A (zh) * 2014-10-27 2015-02-25 陈荣辉 塑料管端面曲边机
CN106426742A (zh) * 2016-09-26 2017-02-22 安徽兴远家电成套设备有限公司 一种缠绕型钢带管承插口设备
JP2019018417A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 ダイキョーニシカワ株式会社 パイプ構造

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139178A (ja) * 2000-11-06 2002-05-17 Kana Flex Corporation Kk 大型管
EP1965960A4 (en) * 2005-12-29 2011-04-27 Bluescope Steel Ltd COMPOSITE PRODUCT
EP1965959A1 (en) * 2005-12-29 2008-09-10 Bluescope Steel Limited Method of making a composite product
EP1965960A1 (en) * 2005-12-29 2008-09-10 Bluescope Steel Limited Composite product
EP1965959A4 (en) * 2005-12-29 2011-05-11 Bluescope Steel Ltd METHOD FOR PRODUCING A COMPOSITE PRODUCT
KR100716126B1 (ko) * 2007-01-04 2007-05-10 동원철강 주식회사 이중구조를 갖는 파형강관
KR100886006B1 (ko) * 2007-03-21 2009-02-26 주식회사성호철관 합성수지 파이프의 플랜지 성형장치
JP2011017384A (ja) * 2009-07-09 2011-01-27 Ck Metals Co Ltd 遊合形フランジを用いた配管の接続構造
FR2984207A1 (fr) * 2011-12-15 2013-06-21 Rehau Sa Procede de fabrication d'un ensemble tubulaire thermoplastique comportant un element fonctionnel surmoule et produit ainsi obtenu.
CN104369360A (zh) * 2014-10-27 2015-02-25 陈荣辉 塑料管端面曲边机
CN104369360B (zh) * 2014-10-27 2016-09-07 厦门中井科技有限公司 塑料管端面曲边机
CN106426742A (zh) * 2016-09-26 2017-02-22 安徽兴远家电成套设备有限公司 一种缠绕型钢带管承插口设备
JP2019018417A (ja) * 2017-07-13 2019-02-07 ダイキョーニシカワ株式会社 パイプ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2884178B2 (ja) 1999-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4876788A (en) Method of making a leakproof connection about the outlet tube of a liquid containment bag
US4460366A (en) Medical bag
US5226564A (en) Manufacture of bags
US4808039A (en) Coupling mechanism for interconnecting sealing plates that are to be built into a sealing wall
US3834744A (en) Pipe coupling
US4854737A (en) Bags for containing liquids
JPH04164614A (ja) 合成樹脂製波形管のフランジ形成方法
US4394025A (en) Pipe compression seal for bell and spigot joint
EP1677966B1 (en) Tube welding
JPS6233145B2 (ja)
US5746344A (en) Tank connector construction
MXPA01000160A (es) Empaque coextruido para tubos de dureza durometrica.
JP2002240096A (ja) 樹脂製管継手の製造法
US20060048849A1 (en) Penetrable membrane structure and coupler incorporating the same in a fluid path
CA1315140C (en) Manufacture of bags
US5431764A (en) Method of fabricating a tank and method of fabricating a tank connector therefor
JPH0278511A (ja) ポンプを具備した容器もしくはチューブの製造方法並びに該方法で製造された容器もしくはチューブ
JP2519778Y2 (ja) プラスチック製管継手
JP2542232B2 (ja) 管継手及び管継手の製造方法
JPH0645747Y2 (ja) 差込み式管継手
JPS6015430B2 (ja) 相隣る耐火部分の継き目の漏れ止め装置
JP2004181702A (ja) 多層射出成形方法
JPS6246073Y2 (ja)
JPH0326647B2 (ja)
JP2018099246A (ja) 医療用スパウト、及びそれを備える医療用バッグ