JPH0645747Y2 - 差込み式管継手 - Google Patents

差込み式管継手

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JPH0645747Y2
JPH0645747Y2 JP1990003524U JP352490U JPH0645747Y2 JP H0645747 Y2 JPH0645747 Y2 JP H0645747Y2 JP 1990003524 U JP1990003524 U JP 1990003524U JP 352490 U JP352490 U JP 352490U JP H0645747 Y2 JPH0645747 Y2 JP H0645747Y2
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pipe
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joint
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diameter portion
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毅 二藤部
正敏 長瀬
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ニトックス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば配水管の接続等に用いる管継手に関
し、特に管内圧力等による被接続管の抜出しを防止する
機能を備え、かつ液密性および管端防蝕性を合わせ持つ
特殊形状のシール部材(パッキン)を内臓した差込み式
管継手に関する。
[従来の技術] 従来知られている管継手には、ネジ結合式のもの、フラ
ンジ結合式のもの、溶接結合式のもの、さらには袋ナッ
ト式等を含む差込み式のもの等がある。
ネジ結合式のものは、ネジ切り加工を要するため、加工
に手間がかかる上、製作に熟練を必要とする。また正確
な管接続を行なうには、ある程度の経験が必要である。
フランジ結合式のものは、作業現場でのボルト締め付け
作業が煩雑である上、片締め等の結合ムラが生じ易く、
管接続が不完全なものとなるおそれがある。
溶接結合式のものは、溶接経験者でなければ作業を進め
得ない上、現場施工に際して、火災発生等の危険を伴う
欠点がある。
なお上記三方式のものは、いずれも結合力が大きく、強
固な結合を行なえる。したがって管内圧力が高い場合に
は好適である。しかしその反面、接続部の柔軟性に欠け
ているため、地震等により強大な外力が加わると、接続
部以外の個所が損傷し、被害が拡大するという欠点があ
る。
差込み式のものは、前記三方式に比べると、製作が比較
的容易であること、作業性にすぐれていること、格別に
熟練した者でなくても容易に作業を遂行できること、安
全性に富んでいること、等の利点をもっている。
第4図は従来の差込み式管継手の一例を示す図で、実開
昭57-190188号から引用した図である。
図において、1は管継手本体、2は傾斜内周面、3は外
側円筒部、4は内側円筒部、5は垂直面、6はつば、7
はパッキン、8はコイルばね、9は被接続管である。
この差込み式管継手は、被接続管9を継手本体1の内部
へ矢印aのように挿入後、矢印bのように若干引き戻す
ことにより、パッキン7を同矢印bの方向へ移動させ、
このパッキン7の移動によりコイルばね8を同矢印bの
方向へ押込み、傾斜内周面2による絞り込み作用でコイ
ルばね8を縮小させ、被接続管9の外周面に食込ませて
被接続管9の抜け出しを阻止する如く構成したものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来の差込み式管継手には次のような問題があっ
た。
まず上記従来の差込み式管継手は、被接続管9の外周面
にコイルばね8を食込ませて被接続管9の抜け出しを阻
止するものであるため、被接続管9が、上記食込みが可
能な比較的柔らかい材料で形成された物でなければなら
ない。つまり上記差込み式管継手は、特定材料で形成さ
れた被接続管9にしか適用できないという問題があっ
た。
しかもコイルばね8による管抜け出し阻止力はそれ程強
いものではないので、被接続管9に管内圧力による強い
押出し力が働くと、比較的簡単に抜け出てしまうおそれ
があった。
さらに、パッキン7とコイルばね8との二つの部品をサ
イズ的にも強度的にも、うまく対応付けて組付ける必要
がある。したがって上記二つの部品7,8を管継手本体1
に対して組付ける作業が煩雑で、手間が掛かるという問
題があった。
そこで本考案の目的は、製作が比較的容易であり、作業
性にすぐれており、格別に熟練した者でなくても容易に
作業を遂行でき、安全性に富んでいるのは勿論、被接続
管の形成材料の如何を問わず適用することができ、しか
も安定かつ確実な管接続を行ない得、管が抜け出す等の
おそれがなく、さらに十分なシール性および被接続管の
管端防食特性があり、加えてシール部材を継手本体に対
して簡単に組付けることのできる差込み式管継手を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決し目的を達成するために、本考案では
次のような手段を講じた。
即ち管端に径大部を有し、この径大部に隣接した管端近
傍に径小部を有している被接続管どうしを、互いに接続
する差込み式管継手において、 筒体の両端に軸心方向へ突出したフランジ部を有する継
手本体と、 この継手本体の両フランジ部相互間に存在する領域に装
着され、前記継手本体の外部から挿入される被接続管を
係止して管の抜け出しを防止する部分と、少なくとも前
記継手本体の内部へ挿入される被接続管の管端径大部外
面と前記継手本体の筒体内面との間を液密にシールする
部分とを備えた環状の管係止機能付きシール部材と、 を具備し、前記管係止機能付きシール部材は、外面を継
手本体の内面に当接させる主環帯部と、この主環帯部の
端縁に連なり外面を被接続管の管端径大部における外面
に当接させる側環帯部と、この側環帯部に連なり外面を
被接続管の管端面に当接させる折曲縁部と、前記主環帯
部と側環帯部との連接部位の外側に突設され前記両フラ
ンジ部の筒体内方側の位置において、前記継手本体の外
部から挿入される被接続管の管端における径大部を自ら
の拡大弾性変形によって通過させたのち、上記被接続管
の管端近傍の径小部に対し自らの縮小弾性変形によって
係合する管抜出し防止リング部と、が弾性材料で一体成
形され、かつ上記管抜出し防止リング部の外面が、硬質
部材で覆われたものとした。
[作用] 上記手段を講じた結果、次のような作用が生じる。
即ち差込み式管継手であるので、ネジ結合式のもの、フ
ランジ結合式のもの、溶接結合式のもの、等に比べる
と、製作が比較的容易で、作業性にすぐれており、格別
に熟練していなくても誰でも容易に作業を遂行すること
ができ、かつ安全性に富んでいる。
そして継手本体の内部には弾性材料で一体成形した管係
止機能付きシール部材が装着されている。したがって継
手本体の外部から被接続管が挿入されると、その管端の
径大部は、弾性部材からなるシール部材の管抜け出し防
止リング部を押し広げて通過する。径大部が通過し終わ
ると、管抜け出し防止リング部は縮小弾性変形し、被接
続管の管端近傍の径小部に対し係合する。この様な状態
になると、被接続管は管抜出し防止リング部によって係
止され、抜け出しが阻止される。かくして被接続管がど
の様な材料で形成されていても、管接続が可能である。
つまり被接続管の材料の如何を問わず適用することがで
きる。しかも管抜出し防止リング部の外面が、金属等の
硬質部材で覆われたものとなっているので、この部分の
機械的強度が十分確保され、たとえ強い外力が繰り返し
加わっても、容易には損傷しない上、管抜出し係止力が
増強される。したがって安定かつ確実な管接続を行ない
得、管が抜け出すおそれがない。
被接続管が継手本体の内部に挿入されると、被接続管の
径大部がシール部材の舌片状をなす側環帯部を弾性変形
させて引伸しながら上記側環帯部と密着状態になる。し
かもこのとき、被接続管の径小部がシール部材の管抜出
し防止リング部と密着状態になる。したがって被接続管
とシール部材とは2個所で密着状態を呈する事になり、
十分な液密状態がつくり出される。かくして液圧の影響
による液漏れ等のおそれがなくなる。
またシール部材における折曲縁部によって、被接続管の
管端が覆われるので、被接続管の管端防食効果が発揮さ
れる。そしてシール部材は、全体が一体成形されている
ので、継手本体への組付けが極めて容易となる。
[実施例] 第1図および第2図は本考案の第1実施例を示す図であ
る。第1図は要部断面図であり、右半分が管挿入前の状
態、左半分が管挿入後の状態を示している。第2図は第
1図を下方からみた場合に相当する下半部分正面図であ
る。
第1図および第2図において、10は円筒状をなす継手本
体であり、例えば鋳鉄製の筒体両端(本図では下端部の
み図示)に軸心方向へ突出したフランジ部11を有し、内
面中央にシール部材組付け用の突起12を有するものであ
る。両フランジ部11,11の相互間に存在する領域には、
継手本体10の外部から挿入される被接続管20を係止して
管の抜け出しを防止する部分と、少なくとも継手本体10
の内部へ挿入される被接続管20の管端径大部20aの外面
と継手本体10の筒体内面との間を液密にシールする部分
と、の二部分を備えた環状の管係止機能付きシール部材
13が装着されている。
管係止機能付きシール部材13は、例えばEPDMなどの弾性
材料で一体成形されたものであり、主環帯部13aと、連
接部13bと、側環帯部13cと、折曲縁部13dと、管抜出し
防止リング部13eとを備えている。なお主環帯部13aを除
く、連接部13b,側環帯部13c,折曲縁部13d,管抜出し防止
リング部13eは、主環帯部13aの両端部(図中上下端部)
に対をなすよう設けられている。
主環帯部13aは、外面中央の凹部を前記組付け用突起12
に嵌合させた状態で、その外面を継手本体10の内面に当
接させている。なお主環帯部13aの外面すなわち継手本
体10の内面に当接する面には、主として液密性を助成し
且つ部材の弾性変形量を増大させるために、断面が山形
状をなすリング状突起Rが所定ピッチで多数本配設され
ている。
側環帯部13cは、上記主環帯部13aの端縁に連接部13bを
介して連なり、外面を被接続管20の管端径大部20aにお
ける外面に密着接合させる如く舌片状に形成されてい
る。
折曲縁部13dは、側環帯部13cに連なり外面を被接続管20
の管端面に当接させ、この管端を覆う如く形成されてい
る。
管抜出し防止リング部13eは、前記主環帯部13aと側環帯
部13cとの連接部13bの外側に位置する個所に突設されて
いる。そして、前記両フランジ部の筒体内方側の位置に
おいて、継手本体10の外部から挿入される被接続管20の
管端における径大部20aを自らの拡大弾性変形によって
通過させたのち、上記被接続管20の管端近傍の径小部20
bに対し自らの縮小弾性変形によって係合する部分であ
る。管抜出し防止リング部13eの外面は、上記リング部1
3eの強度を増強するために、たとえば金属等の硬質部材
14で覆われている。なお被接続管20の挿入をスムーズに
行なわせる為に、管抜出し防止リング部13eの外側の端
面には第1図示の如くテーパ面Tが形成されていると共
に、第2図示の如く切込み部Vが放射状に形成されてい
る。また被接続管20の継手本体10からの離脱を確実に防
止するために、管抜出し防止リング13eの内側の端面に
は図示の如く垂直面Lが形成されている。
上記シール部材13は、全体形状が車のタイヤ状をなして
いる。すなわち主環帯部13aは「タイヤのトレッド部」
に相当しており、主環帯部13aの端縁に連なる側環帯部1
3cは「タイヤのサイドウォール部」に相当しており、こ
の側環帯部13cに連なる折曲縁部13dは「タイヤのホィー
ルリム挿入部」に相当している。そして上記折曲縁部13
dの内面どうしの間には、液体導入用のスリット状開口
部Sが形成されている。なお上記スリット状開口部S
は、二つの被接続管20の対向する管端相互間に存在する
ギャップを密封する如く、上記ギャップに対して液密に
接合される。かくして上記シール部材13の中空部Hの内
部に上記被接続管20の内部を流れる加圧液体を導入する
ように構成されている。
次に上記のように構成された本実施例の差込み式管継手
についての作用効果を説明する。
本実施例の管継手は差込み式管継手であるので、ネジ結
合式のもの、フランジ結合式のもの、溶接結合式のも
の、等に比べると、製作が比較的容易である。また作業
性にすぐれており、格別に熟練していなくても誰でも容
易に作業を遂行することができる。しかも施工に際し溶
接機等を使用する必要が全くないので、安全性に富んで
いる。
ところで本実施例の管継手にあっては、継手本体10の筒
体内部に弾性材料で一体成形された管係止機能付きシー
ル部材13が装着されている。したがって継手本体10の外
部から被接続管20が挿入されると、その管端の径大部20
aは、管抜け出し防止リング部13eを押し広げて通過す
る。このとき径大部20aとシール部材13とが接合するこ
とになるが、この点については後述する。径大部20aが
通過し終わると、管抜け出し防止リング部13eは縮小弾
性変形する。かくして管抜出し防止リング部13eが上記
被接続管20の管端近傍の径小部20bに対して係合する。
この様な状態になると、被接続管20は管抜出し防止リン
グ部13eによって係止され、抜け出しが阻止される。か
くして被接続管20がどの様な材料で形成されていても、
管接続が可能である。つまり本実施例の管継手は被接続
管20の材料の如何を問わず広く適用することができる。
しかも安定かつ確実な管接続を行ない得、被接続管20が
抜け出すおそれがない。
一方、被接続管20が継手本体10の内部に挿入されると、
被接続管20の径大部20aがシール部材13の舌片状の側環
帯部13cを弾性変形させて引伸しながら、この側環帯部1
3cと密着状態になる。しかもこのとき、被接続管20の径
小部20bがシール部材13の管抜出し防止リング部13eと密
着状態になる。したがって被接続管20とシール部材13と
は2個所で密着状態を呈する事になり、十分な液密状態
がつくり出される。また二つの被接続管20の対向する管
端相互間のギャップが、タイヤ状をなすシール部材13に
より密封された状態となる。このシール部材13の中空部
Hの内部に、スリット状開口部Sを通して被接続管20の
内部を流れる液体が導入されると、その液体圧力によっ
て、シール部材13全体が膨らむような作用力を受ける。
このためシール部材13の外面が被接続管20の外面および
継手本体10の内面に対して圧接する。その結果、長期使
用によりたとえパッキン材質が劣化し、弾撥力が低下し
ても、そのシール性が安定に確保される。そして上記作
用は、液圧が高圧であればある程顕著になり、シール性
が向上する。かくして液圧の影響による液漏れ等のおそ
れがなくなる。またシール部材13における折曲縁部13d
によって、被接続管20の管端が覆われるので、上記管端
に格別の処理を施さなくても被接続管20の管端が液体に
より腐食するのを防止することができる。そしてシール
部材13は、全体が一体成形されているので、継手本体10
への組付けが極めて容易となる。さらに、管抜出し防止
リング部13eの外面が、金属等の硬質部材14で覆われた
ものとなっているので、この部分の機械的強度が十分確
保され、たとえ強い外力が繰り返し加わっても、容易に
は損傷しない上、管抜出し係止力が増強される。したが
って安定かつ確実な管接続を行なうことができ、管が抜
け出すおそれがない。
なお本考案者らの実験によれば、20kgf/cm2以上の管内
圧力に十分耐え得ることが確認された。
かくして上記の管継手を使用して管接続を行なう場合に
は、被接続管20を所要の長さに切断したのち、専用工具
を用いて管端近傍に径小部20bとなる溝を形成し、これ
を継手本体10の中に差し込むだけで接続が完了する。
第3図は本考案の第2実施例を示す断面図である。本実
施例が第1実施例と基本的に異なる第1の点は、被接続
管として径大部20aと径小部20bのみを有し、径大部20c
を有しない被接続管20′が用いられる点である。第2の
点は、上記被接続管20′に対応するように、シール部材
として、被接続管20′の管端面に当接する折曲縁部13d
の先端をさらにL字状に屈曲させて屈曲先端部13fとな
し、この屈曲先端部13fが、少なくとも被接続管20′の
管端径大部20aの内面に存在している凹部に対して係合
するように構成されたものを用いた点である。第3に継
手本体10の組付用突起として、高さ寸法Wの大きな突起
12′を設け、この突起12′を被接続管20′の管端つき当
て用のストッパとして利用するようにした点である。
本実施例によれば、第1実施例と同様の作用効果を奏す
る上、折曲縁部13dの先端に形成した屈曲先端部13fが、
少なくとも被接続管20′の管端径大部20aの内面に存在
している凹部に係合するので、接続部における管内凹凸
の発生を最小限にとどめ得る。すなわち被接続管20′自
体が内面に凸部を有しない管体である上、管端径大部20
aの内面に存在している凹部が、屈曲先端部13fにより平
坦状に埋合わせられた状態を呈する。このため管内凹凸
がほとんど無いものとなる。したがって流体抵抗が極め
て少ない状態で被接続管20′の接続が可能となる。かく
して各種排水系統の配管接続用としても十分良好に使用
可能である。また突起12′が管端つき当て用ストッパと
して働くので、被接続管20′がたとえ強く挿入されて
も、被接続管20′が過度に挿入される事はない。その結
果、被接続管20′の過度挿入よるシール部材13の損傷を
回避することができる。
なお本考案は上記各実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。
[考案の効果] 本考案によれば、製作が比較的容易であり、作業性にす
ぐれており、格別に熟練した者でなくても容易に作業を
遂行でき、安全性に富んでいるのは勿論、被接続管の形
成材料の如何を問わず適用することができ、しかも管抜
出し防止リング部の外面が、金属等の硬質部材で覆われ
たものとなっていることから、この部分の機械的強度が
十分確保され、たとえ強い外力が繰り返し加わっても容
易には損傷しない上、管抜出し係止力が増強されるた
め、安定かつ確実な管接続を行ない得、管が抜け出すお
それがなく、さらに十分なシール性および被接続管の管
端防食特性があり、加えてシール部材を継手本体に対し
て簡単に組付けることのできる差込み式管継手を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の第1実施例を示す図で、
第1図は要部断面図、第2図は第1図を下方からみた場
合に相当する下半部分正面図である。第3図は本考案の
第2実施例を示す断面図である。第4図は従来技術を示
す図である。 10……継手本体、11……フランジ部、12……組付け用突
起、13……環状の管係止機能付きシール部材、13a……
主環帯部、13b……連接部、13c……側環帯部、13d……
折曲縁部、13e……管抜出し防止リング部、13f……屈曲
先端部、14……硬質部材、20……被接続管、20a……径
大部、20b……径小部、S……流体導入用のスリット状
開口部、H……中空部、G……間隙、W……突起高さ寸
法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管端に径大部を有し、この径大部に隣接し
    た管端近傍に径小部を有している被接続管どうしを、互
    いに接続する差込み式管継手において、 筒体の両端に軸心方向へ突出したフランジ部を有する継
    手本体と、 この継手本体の両フランジ部相互間に存在する領域に装
    着され、前記継手本体の外部から挿入される被接続管を
    係止して管の抜け出しを防止する部分と、少なくとも前
    記継手本体の内部へ挿入される被接続管の管端径大部外
    面と前記継手本体の筒体内面との間を液密にシールする
    部分とを備えた環状の管係止機能付きシール部材と、 を具備し、前記管係止機能付きシール部材は、外面を継
    手本体の内面に当接させる主環帯部と、この主環帯部の
    端縁に連なり外面を被接続管の管端径大部における外面
    に当接させる側環帯部と、この側環帯部に連なり外面を
    被接続管の管端面に当接させる折曲縁部と、前記主環帯
    部と側環帯部との連接部位の外側に突設され前記両フラ
    ンジ部の筒体内方側の位置において、前記継手本体の外
    部から挿入される被接続管の管端における径大部を自ら
    の拡大弾性変形によって通過させたのち、上記被接続管
    の管端近傍の径小部に対し自らの縮小弾性変形によって
    係合する管抜出し防止リング部と、が弾性材料で一体成
    形され、かつ上記管抜出し防止リング部の外面が、硬質
    部材で覆われたものであることを特徴とする差込み式管
    継手。
JP1990003524U 1990-01-19 1990-01-19 差込み式管継手 Expired - Lifetime JPH0645747Y2 (ja)

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