JPH04164390A - スクリーン印刷機 - Google Patents

スクリーン印刷機

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JPH04164390A
JPH04164390A JP29272090A JP29272090A JPH04164390A JP H04164390 A JPH04164390 A JP H04164390A JP 29272090 A JP29272090 A JP 29272090A JP 29272090 A JP29272090 A JP 29272090A JP H04164390 A JPH04164390 A JP H04164390A
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vacuum suction
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Masaru Yamauchi
大 山内
Shoji Sato
佐藤 章二
Yasuo Izumi
康夫 和泉
Kazumi Ishimoto
石本 一美
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スクリーン印刷機に関するものである。
従来の技術 高密度実装技術の中で、限られた基板表面積をを効活用
するために、基板の上面と下面に電子部品を装着し、必
要な箇所を電気的に短絡する方法が多く用いられており
、その具体的な方法の一つとして、導体のスルーホール
印刷があげられる。この導体のスルーホール印刷とは、
第4図に示すように、基板47をスクリーン版43に対
して正確に位置決めし、スクリーン版43上にあらかじ
め供給されているペースト45をスキ−ジ44の移動に
よりスクリーンを透過させて基板47上に塗布していく
が、同時に真空吸引部49、真空ポンプ50などを備え
た真空吸引装置により真空吸引を行いあらかしめ基板4
7に設けられていたスルーホール48の表面に沿って導
体を付着印刷させていく方法である。ここで、スルーホ
ール4Bの位置、個数、大きさ等により、真空吸引状態
を調整する必要がある。
第4図は従来の真空吸引圧力調整装置を備えたスクリー
ン印刷機を示すが、各々に手動絞り弁34a 、34b
を持った二種類以上の吸引経路33a 、33bを設け
ておき、切り替えバルブ35等により吸引経路33a 
、33bを切り替えるなどの手段により圧力を調整して
いた。・ 発明が解決しようとする課題 基板47に対してスルーホール印刷を行う場合、最初に
スルーホール印刷される部分と最後にスルーホール印刷
される部分とでは、印刷されたペースト45のために基
板47上に設けられたスルーホール48の開口面積が異
なり、一定の流量にて真空吸引を行うと、第5図の(a
)〜(c)のように、印刷開始時には、真空吸引部49
の真空度が低く十分な吸引が行いにくいのに対して、ス
ルーホール48の開口面積が減少するのに伴い、次第に
真空度が上昇して、ある一定の真空度に到達するとスル
ーホール48の壁面に付着していたペースト45が吸引
により剥離され、印刷の信頼性が低下してしまう。
そのため、第6図の(a)〜(c)のように、微妙な真
空度の調整を吸引流量の調整により行う必要性がある。
しかしながら第4図に示す真空吸引圧力調整装置を備え
た構成では、真空吸引経路33a 、33bが急に変わ
るため流量が安定するのに時間がかかり、真空度の調整
を印刷時間内に充分行うことができなくなるという問題
がある。又基板の機種切り替えなどにより変化するスル
ーホールの位置、個数、大きさ等に対しても適切かつ迅
速に対応することができないという問題がある。
課題を解決するための手段 本発明は上記問題点を解消するため、スルーホールを備
えた基板に対しその裏面から真空吸引する真空吸引部を
備え、前記基板の表面側からペーストを塗布してスルー
ホール印刷を行うスクリーン印刷機において、前記基板
のスルーホールの状態に応じた経時的な設定圧力データ
を真空圧力制御装置に入力する入力装置と、真空吸引部
の真空度を測定する真空度測定装置と、真空吸引部の吸
引経路に配された圧力調整弁と、真空度測定装置から検
出された測定圧力と前記設定圧力とを比較して、設定圧
力に収斂するように圧力調整弁を動作させる真空圧力制
御装置とを備えたことを特徴とする。
前記入力装置としては、基板のスルーホールの状態を測
定するスルーホール測定手段の測定データに基いて経時
的な設定圧力データを作成し、これを真空圧力制御装置
に入力するものが好適である。
又前記圧力調整弁としては、測定圧力と設定圧力との差
に応じて吸引経路の断面積を変化させる弁体を有したも
のが好適である。
作用 本発明によれば、スルーホール印刷時の真空吸引部の経
時的な設定圧力が、スルーホールの状態に応じて予め設
定されており、これに対し真空度測定装置と真空圧力制
御装置の働きによるフィードバック制御により、前記経
時的な設定圧力に追随するように圧力調整弁が刻々と動
作し、真空吸引条件を最適な状態に保ちつつスルーホー
ル印刷を行うことができる。
又請求項2に記載するように、基板のスルーホールの状
態を測定するスルーホール測定手段の測定データに基い
て前記設定圧力を設定できるように構成すると、基板の
機種切り替え時にも、適切かつ迅速に対応することがで
きる。
更に請求項3に記載するように、圧力調整弁として無段
階に圧力制御を行いうるちのを採用すると、真空吸引条
件をより的確に制御でき、より良好なスルーホール印刷
を行うことができる。
実施例 以下本発明の一実施例のスクリーン印刷機について、図
面を参照しなから説明する。
第1図は、本発明の実施例における導体のスルーホール
印刷に適したスクリーン印刷機の構成を示すものである
。第1図において、基板7は基板規制部2により位置規
定された後、仮想線で示す位置において、認識カメラ(
スルーホール測定手段)6により基板7の位置及びスル
ーホール8の位置、個数、大きさとを計測され、XYZ
及びθ方向に駆動可能なテーブル1によってスクリーン
版3の下方に正確に位置決めされる。その後、スクリー
ン版3上に予め供給されている導体ペースト(ペースト
)5を、図示しない駆動源により駆動可能なスキージ4
で押圧移動して基板7に塗布印刷を行う。スルーホール
印刷を行う場合には、導体ペースト5が基板7に設けら
れたスルーホール8の内壁にも充分塗布されるように、
塗布印刷と同時に真空吸引部9で基板7をその裏面側か
ら真空吸引する必要がある。
真空吸引部9には、真空圧力を測定する真空度センサー
(真空度測定装置)13、基板7の反りを防止するため
の複数のサポートピン10、真空吸引強さを均一に整え
るための整流板11が設置されている。この真空吸引部
9は、配管(吸引経路)14により、電子式真空レギュ
レータ(圧力調整弁)15、手動絞り弁18、流量計1
9を介して真空吸引源であるリングブロー式真空ポンプ
24に接続されている。
本体コントローラ25は、認識カメラ6が計測したスル
ーホール8の位置、大きさ等のスルーホールの状態を示
すデータをもとに、最適な真空吸引条件を計算により導
き経時的な設定圧力データを作成し、真空度調整装置1
7のコントローラ(真空圧力制御装置)16に最適圧力
の情報を送る。
第2図は、上記の真空度測定装置17の構成を示すもの
である。第2図において、コントローラ16は本体コン
トローラ25が算出した最適の経時的設定圧力について
のデータが入力され、電子式真空レギュレータ15にこ
れを制御する信号を送ると同時に、真空度センサー13
で検出された真空吸引部9の圧力を示すデータが人力さ
れる。そしてコントローラ16は前記測定圧力をフィー
ドバックすることによりフィードバック制御を行い、真
空吸引部9の圧力が設定圧力に見合った真空圧力になる
まで、電子式真空レギュレータ15に必要な補正信号を
送る。
コントローラ16からの信号が増加すると、電子式真空
レギュレータ15内部の圧電素子27を有するプレート
28が圧力室30に連通するノズル29を閉じる方向に
たわみ、その結果圧力室30の圧力が上昇する。弁体3
1の受圧部31aには圧力室30の高圧と大気室23の
大気圧が作用しており、圧力室30の圧力が上昇するこ
とにより弁体31が押し下げられ、吸引経路14の途中
に設けられた給気口320開度が大となり真空吸引部9
の真空度を上げる。電子式真空レギュレータ15は、コ
ントローラ16からの補正信号により設定圧力になるま
で補正動作を行い、常に入力信号に比例した真空圧力を
保つことができる。
また、設定圧力Vo(mmHg)と測定圧力V+(mH
g)が圧力ΔV(mHg)以上異なる場合、自動的に印
刷不良が発生したと判断して、印刷条件の点検を実施す
るよう指示する機能を本体コントローラ25は有してい
る。以上の圧力補正及び印刷動作の流れを第3図のフロ
ーチャートにまとめており、その内容はすでに説明した
とおりである。
上記実施例は、基板7のスルーホール8の状態に応じた
経時的な設定圧力データを真空圧力制御装置(コントロ
ーラ)16に入力する入力装置として、スルーホール測
定手段(認識カメラ)6及び本体コントローラ25を採
用しているが、モニター26から各種基板の種類を本体
コントローラ25に手動作で入力し、本体コントローラ
25に予め記憶させたデータに基いて、該当する基板に
対する経時的な設定圧力データを真空圧力制御装置16
に入力するように構成すること等も可能である。
発明の効果 本発明によれば真空吸引条件を、刻々と変化するスルー
ホール形成環境に対し、微妙かつ迅速に最適なものとす
ることができるので、スルーホール印刷を適正に行うこ
とができる。
又本発明によれば、基板の機種切り替え時にも、適切か
つ迅速に対応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例におけるスクリーン印刷機
の構成を示す斜視図、第2図はその圧力調整装置を示す
断面図、第3図はスクリーン印刷機の制御方法を示すフ
ローチャート、第4図は従来のスクリーン印刷機の構成
を示す斜視、第5図は吸引流量一定の場合におけるスク
リーン印刷動作の各状態を示す断面図、第6図は吸引流
量を調整した場合におけるスクリーン印刷動作の各状態
を示す断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スルーホールを備えた基板に対しその裏面から真
    空吸引する真空吸引部を備え、前記基板の表面側からペ
    ーストを塗布してスルーホール印刷を行うスクリーン印
    刷機において、前記基板のスルーホールの状態に応じた
    経時的な設定圧力データを真空圧力制御装置に入力する
    入力装置と、真空吸引部の真空度を測定する真空度測定
    装置と、真空吸引部の吸引経路に配された圧力調整弁と
    、真空度測定装置から検出された測定圧力と前記設定圧
    力とを比較して、設定圧力に収斂するように圧力調整弁
    を動作させる真空圧力制御装置とを備えたことを特徴と
    するスクリーン印刷機。
  2. (2)入力装置が、基板のスルーホールの状態を測定す
    るスルーホール測定手段の測定データに基いて経時的な
    設定圧力データを作成し、これを真空圧力制御装置に入
    力するものである請求項1記載のスクリーン印刷機。
  3. (3)圧力調整弁は、測定圧力と設定圧力との差に応じ
    て吸引経路の断面積を変化させる弁体を有したものであ
    る請求項1記載のスクリーン印刷機。
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