JP2592948Y2 - スプレー塗布量のコントロール装置 - Google Patents

スプレー塗布量のコントロール装置

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JP2592948Y2
JP2592948Y2 JP1993044345U JP4434593U JP2592948Y2 JP 2592948 Y2 JP2592948 Y2 JP 2592948Y2 JP 1993044345 U JP1993044345 U JP 1993044345U JP 4434593 U JP4434593 U JP 4434593U JP 2592948 Y2 JP2592948 Y2 JP 2592948Y2
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JP
Japan
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coated
coating liquid
amount
flow rate
microcomputer
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Application number
JP1993044345U
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JPH079454U (ja
Inventor
輝男 光岡
力 藤栄
Original Assignee
大阪アサヒ化学株式会社
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Publication date
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  • Spray Control Apparatus (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フラックス塗布装置な
ど所定速度で搬送される被塗布物に塗布液をスプレー
し、その表面に塗布する為のスプレー塗布装置における
塗布量のコントロール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスプレー塗布装置におい
て、被塗布物への塗布量は塗布液バルブの開度を手動に
て調整することとしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の塗布量
の調節では、被塗布物の長さが変わったり、その搬送速
度が変わったりすると、その都度、テストを行い最適な
バルブ開度を調節して決定しなくてはならなかった。本
考案は、このような塗布条件の変更に対する対応性の低
さの改善を課題とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本考案は、上記従来の課題
を解決する為に、被塗布物の搬送速度を検知するセンサ
ーや設定器などの手段と、該被塗布物の長さを検知する
同様の手段と、塗布液量を入力する設定器と、コントロ
ールバルブの開度を制御するマイクロコンピューター
(以下マイコンと略す)とからなる、或いはこれらにノ
ズルからの噴射液量を測定する流量センサーを加えたス
プレ−塗布量のコントロ−ル装置を用いてノズルから噴
出する塗布液量を調節することとした。
【0005】
【作用】設定器は被塗布物一個当たりに塗布する塗布液
量を入力し、検知手段は被塗布物の搬送速度と長さを検
出し、マイコンは設定器の入力値と上記検知手段からの
信号とから塗布液瞬間流量を演算し、或いは、更にこの
値をノズルに設けた流量センサーの値と比較し、コント
ロールバルブの開度を制御するものである。
【0006】
【実施例】図1は本考案装置の第1実施例を示す簡略図
である。図示したように本考案のスプレー塗布量のコン
トロール装置は、被塗布物1を搬送するコンベア2の近
傍に該コンベア2の搬送速度を検出するセンサー5と、
該被塗布物1の寸法(長さ)を検出するセンサー6を設
けると共に、該被塗布物1に塗布液を散布するノズル4
に至る塗布液の供給管13中に流量コントロールバルブ
7を設け、更に該流量コントロールバルブ7を駆動する
バルブコントローラ10と、該バルブコントローラ10
を制御するマイコン12と、被塗布物1への塗布量を入
力する設定器11とを設けたものである。
【0007】このようにして成る本考案のスプレー塗布
量のコントロール装置は、まず予めプリント基板などの
被塗布物1の一枚当たりに塗布するフラックスなどの塗
布液の量を設定器11で入力し、次いでコンベア2を駆
動すると、センサー6が該被塗布物1の寸法を検出し、
センサー5がその搬出速度を検出し、その信号がマイコ
ン12に入力される。そこでマイコン12は、上記設定
器11の入力値と、上記両センサー5,6からの信号と
から塗布液瞬間流量を演算し、この値に基づいて適正な
塗布液瞬間流量となるようにバルブコントローラ10を
介してコントロールバルブ7の開度を調節する。よっ
て、コンベア2で搬送される被塗布物1の表面には、一
定量の塗布液が均一に塗布されるものである。
【0008】又、図2は本考案の第2実施例を示してお
り、これは上記構成に加え、塗布液の供給管13中に流
量センサー8を設けると共に、該流量センサー8からの
出力をマイコン12に入力するようにしたものである。
従って、この場合、マイコン12は塗布液の設定器11
に入力された値と上記両センサー5,6からの信号とか
ら演算した塗布液瞬間流量を上記流量センサー8の値と
比較し、コントロールバルブ7の開度を調節するので、
より一層被塗布物の表面には均一な塗布がなされるもの
である。尚、図中符号9は、上記流量センサー8の表示
部を示す。図3は、上述した制御回路のフローチャート
である。
【0009】以上のように本考案のスプレー塗布量のコ
ントロール装置では、予め1つの被塗布物に塗布する塗
布液の量を設定すれば、被塗布物のサイズが変更された
り、その処理速度が変更されても常に一定量の塗布液が
その表面に均一に塗布されるものである。
【0010】尚、本実施例では被塗布物の搬送速度や寸
法を検知する手段としてセンサーを用いた例を示した
が、設定器で被塗布物の搬送速度や寸法を入力し、この
値をマイコンに入力することとしても良い。又、実施例
では搬送される被塗布物の幅は同一であることを想定
し、センサーは長さ方向にしか設けていないが、幅方向
にも同様のセンサーを設け、マイコンが被塗布物の面積
から塗布液瞬間流量を演算するようにしても良い。更に
実施例では、半田付けの前処理となるフラックス塗布を
想定しているが、本考案のスプレー塗布量のコントロー
ル装置は、スプレーにより、その表面に均一な塗布を施
すことが要求される各種塗布液の塗布に用いても良いこ
とは言うまでもない。
【0011】
【考案の効果】以上の通り、本考案のスプレ−塗布量の
コントロ−ル装置では、被塗布物の長さが変わったり、
搬送速度が変更されても設定器で塗布量を入力すれば、
マイコンが瞬間流量値を演算してコントロールバルブの
開度を調節するので、被塗布物の表面には常に一定量の
塗布液が均一に塗布される。よって、従来のように塗布
対象や塗布条件の変更の都度、テストを行って、最適な
バルブ開度に調整するという煩わしさがなくなると共
に、塗布のばらつきも少なく、例示したフラックスの塗
布では、半田付けを行う後処理工程での不良品の発生も
低減されるという従来には見られない優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の第1実施例を示す簡略図である。
【図2】本考案装置の第2実施例を示す簡略図である。
【図3】同上、制御回路のフローチャートを示す。
【符号の説明】
1 被塗布物 2 コンベア 3 モーター 4 ノズル 5,6 センサー 7 コントロールバルブ 8 流量センサー 9 流量表示部 10 バルブコントローラ 11 設定器 12 マイコン 13 塗布液の供給管
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−166058(JP,A) 特開 昭55−67358(JP,A) 特開 昭52−117938(JP,A) 特開 昭56−147650(JP,A) 特開 昭61−35876(JP,A) 特開 昭63−65976(JP,A) 特開 昭61−118165(JP,A) 実開 平3−102255(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05B 12/00 - 12/12 B23K 3/00 H01R 43/00 H05K 3/34 503

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗布物の搬送速度を検知する手段と、
    該被塗布物の寸法を検知する手段と、該被塗布物一個当
    たりに塗布する塗布液量を入力する設定器と、該設定器
    の入力値と上記手段で検知した被塗布物の搬送速度と寸
    法に基づき塗布液瞬間流量を演算し、バルブコントロー
    ラを介してコントロールバルブを駆動するマイコンとを
    具備して成るスプレー塗布量のコントロール装置。
  2. 【請求項2】 塗布液の供給管にノズルからの噴射液量
    を測定する流量センサーを設け、マイコンが塗布液量の
    入力値と被塗布物の搬送速度と寸法とから演算した塗布
    液瞬間流量を、該流量センサーの値と比較し、コントロ
    ールバルブの開度を制御することを特徴とする請求項1
    記載のスプレー塗布量のコントロール装置。
JP1993044345U 1993-07-20 1993-07-20 スプレー塗布量のコントロール装置 Expired - Lifetime JP2592948Y2 (ja)

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JPH079454U JPH079454U (ja) 1995-02-10
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KR100435196B1 (ko) * 2000-09-29 2004-06-09 주식회사 만도 플럭스 분사장치
KR101279322B1 (ko) * 2009-09-18 2013-06-26 위성수 초미량 살포장치
JP6355893B2 (ja) * 2013-03-29 2018-07-11 千住金属工業株式会社 フラックス塗布装置およびフラックス塗布方法
CN116528488B (zh) * 2023-05-30 2023-09-22 威海壹言自动化科技有限公司 一种线路板加工设备

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