JP3420296B2 - はんだ付け装置におけるワーク検出方法 - Google Patents

はんだ付け装置におけるワーク検出方法

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JP3420296B2
JP3420296B2 JP23827493A JP23827493A JP3420296B2 JP 3420296 B2 JP3420296 B2 JP 3420296B2 JP 23827493 A JP23827493 A JP 23827493A JP 23827493 A JP23827493 A JP 23827493A JP 3420296 B2 JP3420296 B2 JP 3420296B2
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conveyor
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sensor
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俊浩 小原
準一 勝瀬
俊一 広野
俊也 内田
清志 堂囿
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Tamura Corp
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Tamura Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ホットエアリフロー、
ベーパリフローまたは噴流式等のはんだ付け装置におけ
るワーク検出方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】図2に示されるように、ワークとしての
はんだ付けされるプリント配線基板Pを検出する従来の
基板検出方法は、基板Pを搬送するコンベヤ11の搬入側
に配置されたセンサ1が基板Pを感知したらタイマをセ
ットし、このタイマにより設定された一定時間内に、コ
ンベヤ11の搬出側に配置されたセンサ2が基板を感知す
れば正常、そうでなければ搬送エラーとしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このように、従来の基
板検出方法はタイマで設定された時間により基板Pの有
無をチェックしているので、コンベヤ速度を変えたとき
はその都度、タイマ設定時間も正確に可変調整する必要
があり、その作業が容易でない。このタイマ設定時間の
調整に誤りがある場合は正確に基板Pの枚数を検出でき
ない。 【0004】さらに従来方法は、基板搬入時に搬入側の
センサ1によりセットしたタイマが一定時間後にタイム
アウトするまで、搬出側のセンサ2により基板Pを連続
的に監視して基板Pを感知したか否かをチェックする方
法であり、例えば図2に示されるように複数の基板Pが
コンベヤ11上で一部重なった状態にて連続搬送される場
合はその一連の基板を一枚として検出するから、正確に
基板の枚数を検出できない欠点がある。 【0005】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、コンベヤ速度の可変調整にそのまま対
応でき、かつ、複数のワークが連続した場合でもコンベ
ヤの搬入側から搬出側まで確実に搬送されたか否かを確
実に検出して、はんだ付けされたワークの個数を正確に
管理できるワーク検出方法を提供することを目的とする
ものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は、コンベヤによ
りワークを搬送しながらはんだ付けを行うはんだ付け装
置において、コンベヤ動作量に同期して発信されるパル
スをカウントし、決められたワーク搬入位置からワーク
搬出位置までの距離に対応する目標パルス数をカウント
した時点で、ワーク搬出位置におけるワークの有無を検
出する構成のワーク検出方法である。 【0007】 【作用】本発明は、コンベヤ速度を可変調整しても一定
距離のワーク搬送に要するパルス数は不変であるから、
ワーク搬入部からこのパルス数をカウントして目標パル
ス数をカウントした時点で、ワーク搬出部におけるワー
クの有無をチェックする。各ワークの移動量が目標パル
ス数に達した時点で各ワークの有無を個々にチェックす
るので、ワークがずれてコンベヤ上で連続状態となって
も、そのずれが許容範囲内であれば、はんだ付けされた
ワークの個数を正確にカウントできる。 【0008】 【実施例】以下、本発明を図1に示された実施例を参照
して詳細に説明する。 【0009】11はワークとしてのプリント配線基板Pを
搬送するコンベヤであり、このコンベヤ11に沿って、例
えば熱風を利用してクリームはんだを溶解しはんだ付け
を行うホットエアリフローはんだ付け装置の場合はリフ
ロー炉が、飽和蒸気相の気化潜熱を利用してクリームは
んだを溶解しはんだ付けを行うベーパリフローはんだ付
け装置の場合は蒸気槽が、ノズルから噴流する溶融はん
だによりはんだ付けを行う噴流式はんだ付け装置の場合
は溶融はんだ槽がそれぞれ設けられているが、いずれも
図示しない。 【0010】このコンベヤ11は、無端状の歯付ベルトま
たはチェンを歯付プーリまたはスプロケットに巻掛けて
回行駆動するもので、ここでは歯付プーリ12を使用す
る。 【0011】このコンベヤ11の基板搬入部には入口側基
板センサ1が配置され、基板搬出部には出口側基板セン
サ2が配置され、さらに歯付プーリ12の近傍にそのプー
リの各歯を感知してパルス信号を発するパルス数入力セ
ンサ3が設けられている。基板センサ1および2として
はフォトセンサ等を使用し、パルス数入力センサ3とし
ては近接センサ等を使用するとよい。 【0012】前記各センサ1,2,3はパルス数カウン
タ4に接続され、これに生産基板数カウンタ5が接続さ
れている。 【0013】このような構成において、歯付プーリ12に
接続されている図示しないモータを駆動してコンベヤ11
を動かし、基板Pを入口側からコンベヤ11に載せ、入口
側基板センサ1が基板Pを感知したらパルス数カウンタ
4をセットし、パルス数入力センサ3で検出したパルス
数をこのパルス数カウンタ4により数える。 【0014】そして、コンベヤ速度がどのように可変調
整されてもセンサ1からセンサ2までの基板到達パルス
数(目標パルス数)は一定であるから、パルス数カウン
タ4によりカウントされるパルス数が目標パルス数に到
達したら、その時点で出口側基板センサ2により基板到
達の有無を瞬間的にチェックする。これを各基板Pにつ
き個々に行い、基板Pが有る場合は生産基板数カウンタ
5によりはんだ付けされた基板数としてカウントする。 【0015】このとき、コンベヤ11で搬送中の基板Pが
ホットエアリフローの熱風に煽られるなどして位置ずれ
を起こし、図1に示されるようにコンベヤ上で一部重な
ったり接触したりして連続状態となっても、基板の位置
ずれが許容範囲内であれば、パルス数カウンタ4が目標
パルス数をカウントした時点で、センサ2が各基板Pの
有無を個々にチェックして、はんだ付けされた基板枚数
を正確に検出する。 【0016】このような仕組になっているから、基板P
がコンベヤ上で連続状態となっても、コンベヤ11の搬入
部での基板枚数と搬出部での基板枚数とをそれぞれ把握
して生産基板枚数を正確に管理できるとともに、はんだ
付け中にコンベヤ11から脱落した基板Pがあっても、搬
入枚数と搬出枚数との対比管理によりその脱落をチェッ
クできる。 【0017】 【発明の効果】本発明によれば、コンベヤ動作量に同期
して発信されるパルスの数をカウントし、目標パルス数
をカウントした時点で各ワークの有無を個々にチェック
するから、コンベヤ速度を可変調整してもタイマ調整等
を行う必要がないとともに、ワークがコンベヤ上で連続
状態となっても、はんだ付けされて搬出されるワークの
個数を正確に把握でき、生産管理を正確に行える利点が
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のワーク検出方法を説明するための概略
図である。 【図2】従来のワーク検出方法を説明するための概略図
である。 【符号の説明】 11 コンベヤ P ワークとしてのプリント配線基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 俊也 埼玉県狭山市上広瀬東久保591番地の11 株式会社タムラ製作所 狭山工場内 (72)発明者 堂囿 清志 埼玉県狭山市上広瀬東久保591番地の11 株式会社タムラ製作所 狭山工場内 (56)参考文献 特開 昭62−2103(JP,A) 特開 平4−131703(JP,A) 特開 昭60−178303(JP,A) 特開 昭62−2103(JP,A) 実開 昭48−75663(JP,U) 実開 平3−51308(JP,U) 実開 平3−89015(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 11/00 - 11/30 B23K 1/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンベヤによりワークを搬送しながらは
    んだ付けを行うはんだ付け装置において、 コンベヤ動作量に同期して発信されるパルスをカウント
    し、決められたワーク搬入位置からワーク搬出位置まで
    の距離に対応する目標パルス数をカウントした時点で、
    ワーク搬出位置におけるワークの有無を検出することを
    特徴とするはんだ付け装置におけるワーク検出方法。
JP23827493A 1993-09-24 1993-09-24 はんだ付け装置におけるワーク検出方法 Expired - Lifetime JP3420296B2 (ja)

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JPH0791911A JPH0791911A (ja) 1995-04-07
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JP2009009972A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Yokota Technica:Kk リフロー半田付け装置
CN103635033B (zh) * 2013-10-17 2016-05-25 淳华科技(昆山)有限公司 防止回流焊接制程中电路板制品卡板或掉板的预防系统

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