JPH0416355A - インク飛翔記録装置 - Google Patents

インク飛翔記録装置

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JPH0416355A
JPH0416355A JP12058890A JP12058890A JPH0416355A JP H0416355 A JPH0416355 A JP H0416355A JP 12058890 A JP12058890 A JP 12058890A JP 12058890 A JP12058890 A JP 12058890A JP H0416355 A JPH0416355 A JP H0416355A
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JP
Japan
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ink
recording
heater
bubbles
liquid
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Pending
Application number
JP12058890A
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English (en)
Inventor
Takashi Kimura
隆 木村
Masanori Horiie
正紀 堀家
Takuro Sekiya
卓朗 関谷
Shuji Motomura
本村 修二
Masafumi Kadonaga
雅史 門永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0416355A publication Critical patent/JPH0416355A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2002/14322Print head without nozzle

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ノンインパクト記録装置の一つであるインク
飛翔記録装置に関する。
従来の技術 ノンインパクト記録法は、記録時の騒音発生が無視でき
る程度に小さい点で、オフィス用等として注目されてい
る。その内、高速記録可能で、いわゆる普通紙に特別の
定着処理を要せずに記録できる、いわゆるインクジェッ
ト記録法は極めて有力な方法であり、従来から種々の方
式が提案され、又は既に製品化されて実用されている。
このようなインクジェット記録法は、いわゆるインクと
称される記録液体の小滴を飛翔させ、被記録体に付着さ
せて記録を行うもので、記録液体の小滴の発生法及び小
滴の飛翔方向を制御するための制御方法により、幾つか
の方式に大別される。
第1の方式は、例えば米国特許第3060429号明細
書に開示されているものである。これは、Te1e t
ype方式と称され、記録液体の小滴の発生を静電吸引
的に行い、発生した小滴を記録信号に応じて電界制御し
、被記録体上にこの小滴を選択的に付着させて記録を行
うものである。
より詳細には、ノズルと加速電極間に電界をかけて、−
様に帯電した記録液体の小滴をノズルより吐出させ、吐
出した小滴を記録信号に応じて電気制御可能なように構
成されたxy偏向電極間を飛翔させ、電界の強度変化に
よって選択的に小滴を被記録体上に付着させるものであ
る。
第2の方式は、例えば米国特許第3596275号明細
書、米国特許第3298030号明細書等に開示されて
いるものである。これは、Sweet方式と称され、連
続振動発生法により帯電量の制御された記録液体の小滴
を発生させ、この帯電量の制御された小滴を、−様電界
がかけられている偏向電極間を飛翔させて、被記録体上
に記録を行わせるものである。
具体的には、ピエゾ振動素子の付設されている記録ヘッ
ドを構成する一部であるノズルのオリフィス(吐出口)
の前に記録信号が印加されるようにした帯電電極を所定
距離離間させて配置し、前記ピエゾ振動素子に一定周波
数の電気信号を印加することでピエゾ振動素子を機械的
に振動させ、オリフィスより記録液体の小滴を吐出させ
る。この時、吐出する小滴には帯電電極により電荷が静
電誘導され、小滴は記録信号に応じた電荷量で帯電され
る。帯電量の制御された小滴は、一定電界が一様にかけ
られている偏向電極間を飛翔する時に、付加された帯電
量に応じて偏向を受け、記録信号を担う小滴のみが被記
録体上に付着することになる。
第3の方式は、例えば米国特許第3416153号明細
書に開示されているものである。これは、Hertz方
式と称され、ノズルとリング状の帯t’l極間に電界を
かけ、連続振動発生法によって、記録液体の小滴を発生
霧化させて記録させる方式である。即ち、ノズルと帯電
電極間にかける電界強度を記録信号に応じて変調するこ
とにより小滴の霧化状態を制御し、記録画像の階調性を
出して記録させるものである。
第4の方式は、例えば米国特許第3747120号明細
書に開示されているものである。これは、S temm
e方式と称され、第1〜3の方式とは根本的に原理が異
なるものである。即ち、第1〜3の方式が、何れもノズ
ルより吐出された記録液体の小滴を、飛翔している途中
で電気的に制御し、記録信号を担った小滴を選択的に被
記録体上に付着させて記録を行わせるのに対し、このS
 temme方式では、記録信号に応じて吐出口より記
録液体の小滴を吐出飛翔させて記録するものである。
つまり、S temme方式は、記録液体を吐出する吐
出口を有する記録ヘッドに付設されているピエゾ振動素
子に、電気的な記録信号を印加してピエゾ振動素子の機
械的振動に変え、この機械的振動に従い吐出口より記録
液体の小滴を吐出飛翔させて被言己録体に付着させるも
のである。
これらの4方式は、各々に特長を有するが、同時に、解
決すべき課題点もある。
まず、第1〜第3の方式は、記録液体の小滴を発生させ
るための直接的エネルギーが電気的エネルギーであり、
かつ、小滴の偏向制御も電界制御による。よって、第1
の方式は、構成上はシンプルであるが、小滴の発生に高
電圧を要し、がっ、記録ヘッドのマルチノズル化が困難
で高速記録には不向きである。
第2の方式は、記録ヘッドのマルチノズル化が可能で高
速記録に向くが、構成上複雑であり、かつ、記録液体の
小滴の電気的制御が高度で困難であり、被記録体上にサ
テライトドツトが生じやすい。
第3の方式は、記録液体の小滴を霧化することにより階
調性に優れた記録が可能ではあるが、他方、霧化状態の
制御が困難である。また、記録画像にカブリが生ずると
か、記録ヘッドのマルチノズル化が困難で高速記録には
不向きであるといった欠点がある。
一方、第4の方式は、比較的多くの利点を持つ。
まず、構成がシンプルである。また、オンデマンドで記
録液体をノズルの吐出口より吐出させて記録を行うため
に、第1〜第3の方式のように吐出飛翔する小滴の内、
画像記録に要しなかった小滴を回収する必要がない。ま
た、第1.2の方式のように、導電性の記録液体を使用
する必要はなく、記録液体の物質上の自由度が大きいと
いった利点を持つ。しかし、反面、記録ヘッドの加工上
に問題がある、所望の共振周波数を有するピエゾ振動素
子の小型化が極めて困難である等の理由から、記録ヘッ
ドのマルチノズル化が難しい。また、ピエゾ振動素子の
機械的振動という機械的エネルギーによって記録液体の
小滴の吐出飛翔を行わせるので、上記のマルチノズル化
の困難さと相俟って、高速記録には不向きなものとなっ
ている。
このように、従来法には、構成上、高速記録上、記録ヘ
ッドのマルチノズル化上、サテライトドツトの発生及び
記録画像のカブリ発生等の点において、一長一短があり
、その長所が発揮される用途にしか適用し得ないという
制約を受けるものである。
しかし、このような不都合も本出願人により提案された
特公昭56−942.9号公報に開示のインクジェット
記録方式によればほぼ解消し得る。
これは、液室内のインクを加熱して気泡を発生させて、
インクに圧力上昇を生じさせ、微細な毛細管ノズルから
インクを飛び出させて記録させるものである。
同様な記録方式として、特公昭61−59914号公報
に開示されたものもある。これは、液体を所定の方向に
吐出させるための吐出口に連通する液路中の液体の一部
を熱して膜沸騰を生起させることにより、吐出口より吐
出される液体の飛翔的液滴を形成し、この液滴を被記録
体に付着させて記録させるものである。具体的には、同
公報中の第1図及び第2図に示されるように、ノズル状
の液路部分に設けられた熱作用部分において、記録液体
に急激な状態変化を受けることにより、その状態変化に
基づく作用力により、記録液体が吐出口より吐出飛翔す
るようにしたものである。このような吐出口は、同公報
中の説明によれば、内径100μm、肉厚10μmの円
筒状ガラスファイバーを熱溶融させることにより、60
μm径の吐出口として形成される。また、吐出口を液路
とは別に形成した後、例えばガラスプレートに電子ビー
ム加工やレーザ加工等によって穴を形成し、液路と合体
させる方式も記載されている。何れにしても、このよう
な微細な吐出口を工業的に安定して高精度に形成するこ
とは非常に困難である。また、同公報によれば、別の吐
出口を有する記録ヘッドが同公報中の第3図、第4図及
び第5図に開示されており、その吐出口の形成方法とし
て、ガラス板に微細カッティング機により幅60μm、
深さ60μm、ピッチ250μmの溝を形成した溝板を
、電気・熱変換体部の設けられた基板に接着することが
記載されている。しかし、この場合も形成すべき吐出口
は非常に微細であり、微細カッティング機で溝を形成す
る際に、欠けやクラックが入ることが多々あり、歩留ま
りの低いものである。また、形成された吐出口も、その
欠は等により、その端部を高精度にできないものでもあ
る。さらに、溝形成後に、溝板を基板上に接着する際に
接着剤が吐出口を詰まらせて、歩留まり低下をきたすも
のである。
ところで、同公報中の第3図、第4図及び第5図に示さ
れる記録ヘッドの、より具体的な製造方法は、特開昭5
5−128471号公報、特公昭89−43314号公
報に開示されている。特開昭55−128471号公報
のものは、細孔からなる記録液流路を有し、この細孔に
通じている吐出口から記録液流路中にある記録液を小滴
にして吐出飛翔させ、被記録体面上に付着させて記録す
る記録ヘッドであり、吐出口を所定数並膜させるととも
に、これと同数の細孔を吐出口の配列密度とほぼ同密度
で並列に配設させたものである。また、特公昭59−4
3314号公報のものは、記録液流路となる細孔と、こ
の細孔に通じている所定口径dの開口と、細孔に沿って
設けられた発熱部とを具備した液滴噴射記録装置におい
て、発熱部がその開口寄りの縁が開口位置からdないし
50dなる寸法の範囲内に位置するように配設させたも
のである。さらには、発熱部が細孔の長手方向に長尺な
面状発熱体よりなることも記載されている。
ここに、これらの特開昭55−128471号公報、特
公昭59−43314号公報に記載された記録ヘッドの
製造方法は、要約すると、感光性ガラスを用いた細溝を
有する部品と、発熱抵抗体パターンを形成した部品とを
、接着することにより吐出オリフィスを形成するもので
ある。即ち、前述した特公昭61−59914号公報記
載のものとは、感光性ガラスのエツチングにより細溝を
形成する点で異なるが、接着剤による吐出オリフィスの
詰まりが発生し歩留まりが低下する点は同様である。こ
れらの記録ヘッドは、吐出口(オリフィス)を有すると
いう根本的な構成自体に問題があるからである。
さらに、特開昭55−59974号公報によれば、前述
した特公昭61−59914号公報、特開昭55−12
847−1号公報、特公昭59−43314号公報中の
実施例に示されるようなインク流路溝を有する基板を、
発熱体を有する基板に接着する際に、三次元網目構造を
形成し得る接着剤により接着するという製造方法が示さ
れている。
しかし、接着により吐出オリフィスを形成するという基
本構成が、前述した3つの公報記載のものと同じである
限り、同様の問題点、即ち、接着剤による吐出オリフィ
スの閉塞という問題がある。
一方、特公昭62−59672号公報によれば、前述し
た特公昭61−59914号公報、特開昭55−128
471号公報、特公昭59−43314号公報に記載さ
れているような吐出オリフィスの製法の欠点をなくす製
法が開示されている。
即ち、これらの公報のように、ガラス板の研削加工によ
るインク流路の形成法、感光性ガラスのエツチングによ
るインク流路の形成法等は、インク流路内壁面が粗く、
その内面が液滴吐出のための急激な圧力変化に対して大
きな抵抗となるため、液滴吐出のためのエネルギーを多
く必要とし、省エネルギー化に反し、また、研削の際に
ガラスに欠け、割れが発生し歩留まりが悪く、液滴吐出
の安定性・均一性を損なう大きな要因となり、かつ、感
光性ガラスによるものは微細加工精度に限界があるとと
もに、材料コストが高いものである。この点、特公昭6
2−59672号公報では、基板上の所定位置にインク
に液滴発生のためのエネルギーを与えるエネルギー源と
して発熱素子、圧電素子等の能動素子を複数個固定的に
設置した後(電極は適宜形成される)、基板表面に所定
厚さで感光性組成物層を塗布法等により形成し、通常の
フォトリソグラフィー法により、オリフィス部、作用部
、インク供給路部、インク吐出路部等のインク流路を形
成するためのインク流路溝を形成し、この後、上蓋を接
合させて記録ヘッドを製造するようにしている。
しかし、同公報記載のヘッド製造法によっても、オリフ
ィスが形成される時、即ち、上蓋をインク流路溝の形成
された基板の能動素子側に接合させる際に、依然として
、前述した特公昭61−59914号公報、特開昭55
−128471号公報、特公昭59−43314号公報
等の場合と同様な問題がある。即ち、オリフィスが接着
剤により閉塞し、ヘッド製造の歩留まりが著しく低下す
る点である。仮に、特公昭62−59672号公報方式
において、上蓋を接合させる際に接着剤を用いずに、感
光性組成物層の完全硬化前の接着性を利用し、熱融着又
は熱圧着的な接合を行ったとしても、この場合には、イ
ンク吐出路部、オリフィス部が変形し、所望の形状が得
られないという問題が発生する。結局、同公報の場合も
、オリフィスを有するという基本構造による問題が残る
また、特開昭59−118469号公報によれば、複数
個のオリフィスと、これらのオリフィス間を分離するた
めの分離部と、インク貯蔵゛部用外枠部とを一体的に有
するオリフィス板を備えた記録ヘッドが示されている。
これと目的は異なるが、同様の構成を持つものとして、
特開平1−152068号公報に示されるものがある。
これは、同公報中の第4図等に示されるように、発熱体
(抵抗器)を有する基板と、インク送りチャネル(分離
部)と、オリフィス(ノズル)板とよりなる。
また、これらの特開昭59−118469号公報、特開
平1−152068号公報記載のノズル板、ヘッド製造
等に適したものは特開昭59−207264号公報、特
開昭62−234941号公報に示されている。さらに
、これらの4つの公報記載のヘッドの組立てに適したも
のとしては、特開昭62−264957号公報に示され
るものがある。これは、基板上にポリマ障壁層を形成し
、この障壁層上にノズル板を整列配置した後、障壁層が
塑性変形するに十分な時間と温度をもって、ノズル板に
熱と圧力とを加え、この後、基板、障壁層及びノズル板
を固着する工程を経て、インクジェットプリンタヘッド
を製造するようにしたものである。
しかし、これらの特開昭59−118469号公報、特
開平1−152068号公報、特開昭59−20726
4号公報、特開昭62−234941号公報及び特開昭
62−264957号公報に記載されたものも、オリフ
ィス(ノズル)板を有することによる問題点がある。ま
ず、微細なオリフィス(ノズル、吐出口)を有するオリ
フィス板を高精度に形成することは技術的にかなり困難
である。また、仮に高精度にオリフィス板を形成したと
しても、その製造コストが高く、ヘッドが高価となって
しまう。また、前述した公報中、特開昭62−2649
57号公報において詳細に記載されているが、オリフィ
ス板を発熱体を有する基板とフォトレジスト障壁層(ド
ライフィルム障壁層、インク送りチャネル)を介して接
合又は接着させる際に、フォトレジスト障壁層が変形し
、又は、接着剤が不要な部分に回り込んでインク送りチ
ャネルを詰まらせたりし、最悪の場合には、微細なオリ
フィスをも詰まらせてしまう。これも、オリフィス板を
有し、かつ、接合又は接着工程を経るという、根本的構
成、製法に起因する問題点である。
さらに、前述した全ての公報等に共通する別の問題もあ
る。即ち、前述したインクジェット記録ヘッドは、何れ
も微細なオリフィス(=ノズル又は吐出口)を有し、こ
のようなオリフィスからインクが噴射又は飛翔して被記
録体に付着することにより記録を行う点で共通する。こ
こに、微細なオリフィスは、通常30〜50IIm程度
の大きさ(形状的には、必ずしも丸に限らず、角形もあ
る)であるため、インク中に含まれる不純物、又は、イ
ンク供給系、供給路などから発生するごみ(ヘラドルイ
ンク供給系製造時に混入したり、摺動部などから微小片
が脱落することによるごみもある)などにより、オリフ
ィスの孔が詰まってしまう危険性を常に持つ。
ところで、特開昭62−253456号公報、特開昭6
3−182152号公報、特開昭63−197653号
公報、特開昭63−272557号公報、特開昭63−
272558号公報、特開昭63−281853号公報
、特開昭63−281854号公報、特開昭64−67
351号公報、特開平1−97654号公報等に記載さ
れた記録ヘッドもある。これらの公報記載のものは個々
に検討すると各々個別の特長を有するが、基本的な構成
としては、従来のオリフィスを有するオリフィス板に代
えて、スリット状の開口が形成されたスリットノズル板
を用いた点で共通する。しかし、これらの場合もスリッ
ト幅は例えば特開昭62−253456号公報中に記載
されているように数10μm程度と微小であり、従来よ
りあるインクジェットのオリフィス(ノズル)径と実質
的に差がなく、スリット状になったことにより、目詰ま
りに対して若干有利になった程度であり、インクジェッ
トの致命的欠点である目詰まりの問題は解消されないも
のである。また、スリット方式といっても、スリットノ
ズル板を形成し、接合するという製法によるため、前述
したように従来からあるインクジェットのオリフィス板
を形成して接合するというものと製法的に何んら変ると
ころがなく、微細加工を伴うスリットノズル板の製造に
コストがかかり、アセンブリ接合(接着)という工程も
減るわけではなく、コスト面での優位性はない。
これは、特開昭62−253456号公報等と同様にス
リットノズル板を用いる特開昭61−189950号公
報記載のものでも同様であり、目詰まりの問題が残る。
また、上記の特開昭62−253456号公報によれば
、インクの蒸気の泡を形成し、各々の泡が破裂する時に
破裂する泡の保存運動量によって生ずる作用力により、
インク層から運動する被記録体に向かってインクの滴状
体が、加熱機素及びインク層に垂直な方向に放出される
という吐出原理が記載されている。このような原理で吐
出されるインクの滴状体は、キャビテーション気泡の崩
壊の研究分野でその存在が認められている液体マイクロ
ジェットと同一のものと考えられている。
これは、気泡の崩壊時に気泡を頁くように柱状のジェッ
トが形成されるというもので、この柱状のジェット(液
体マイクロジェット)をインクジェットに利用したもの
が、特開昭61−189949号公報、特開昭64−3
0758号公報に示されている。前述した特開昭61−
189950号公報記載のものは、これらの特開昭61
−189949号公報、特開昭64−30758号公報
に示される吐出原理を、スリット状ノズルに適用したも
のと見ることができる。
ところで、この特開昭61−189950号公報記載の
ものは、泡を破裂させるという原理に基づいてインクの
滴状体を放出させているものであり、インクの滴状体に
よる記録は可能であるものの、泡の破裂によるインクミ
ストの発生が画質を著しく乱すという欠点が避けられな
いものである。
つまり、同公報記載のものは、前述した特開昭62−2
53456号公報等と同様に目詰まりの量産を解決して
いないだけでなく、さらには、泡の破裂によるインクミ
ストの飛散によって画質乱れをも生じてしまうものであ
る。
一方、オリフィスやスリットノズルを持たず、目詰まり
の問題を解消したものとして、特開昭51−13203
6号公報や特開平1−101157号公報に示されるも
のがある。しがし、その吐出原理を検討すると、必ずし
も満足し得る画質が得られる吐出原理とはいい難いもの
である。即ち、特開昭51−132036号公報の吐出
原理は、前述した特開昭61−189950号公報中に
記載のものと同様であり、気泡の破裂による画質低下の
欠点を持つ。特開平1−101157号公報における吐
出原理は、微小発熱体に通電して記録液を瞬時に煮沸さ
せてミスト状にして飛翔させ記録を行うというものであ
り、記録液をミスト状にするため鮮明な記録は困難であ
り、カブIハ地肌汚れを伴い、必ずしも良好なる画像が
得られないものである。
発明が解決しようとする課題 このように従来の種々のインクジェット方式においては
、インクジェット方式の致命的欠点であるごみ、或いは
インクの乾燥によるオリフィス(ノズル)又はスリット
状ノズルの目詰まりの問題がある。また、ヘッドアセン
ブリ上における高精度オリフィス(ノズル)が形成でき
ない問題がある。さらには、アセンブリ上のコストの問
題がある。また、オリフィス(ノズル)が存在すること
による信頼性の維持・回復が困難なる問題がある。また
、印写品質が低いといった問題もある。
つまり、従来のインクジェット記録方式に関しては、目
詰まり等の信頼性の点、ヘッドのコストの点及び画質の
点に課題がある。
課題を解決するための手段 インク供給手段と、このインク供給手段により供給され
たインクを保持するインク液面保持手段と、インク液面
内に配設されてインク中に瞬間的に成長する気泡を生じ
させるエネルギー作用部と、これらのエネルギー作用部
に画像情報に応じた駆動信号を与える信号入力手段と、
前記エネルギー作用部の近傍に位置してインク液面と略
平行な方向への圧力の分散を阻、止するための障壁とに
より構成し、前記エネルギー作用部でインク中に気泡を
生じさせ、この気泡の瞬間的な成長による作用力により
前記インク液面からインクを飛翔させ、飛翔したインク
を被記録体に付着させる方式において、エネルギー作用
部の個数をn個としたとき、障壁の個数を(n+1)個
以上とした。
作用 まず、基本的な記録動作は、本出願人により特願平1−
225777号として提案されている、ノズルプレート
さらにはスリット状のノズルをも必要としない、全く新
規なインクジェット記録方法及びその装置方式をベース
とする。即ち、インク液面内に配設させたエネルギー作
用部に画像情報に応じた駆動信号を入力し、このエネル
ギー作用部を駆動させるとインク中に気泡が生じる。こ
の気泡は瞬間的に成長するもので、その作用力によりイ
ンク液面はエネルギー作用部対応部分が盛り上がり、イ
ンク柱状に成長する。ついで、エネルギー作用部の駆動
をオフさせると、成長した気泡は破裂することなく、収
縮を開始し遂には消滅する。一方、成長したインク柱状
部分はさらに前進し、基部側では気泡収縮に伴いくびれ
が生じ、最終的にはインク液面から分離切断される。よ
って、インクはエネルギー作用部対応部分から滴状ない
しは柱状となって、被記録体に向けて飛翔し、付着する
ことにより記録される。つまり、オリフィスやスリット
状ノズルを用いる二となく、ドツト状の鮮明画像が得ら
れる。この際、泡の破裂によるインクミストの発生を伴
なわないため、画質の低下もない。よって、構造的にみ
れば、オリフィスやスリット状ノズルがないため、目詰
りの問題はない。仮に、インクの乾燥、紙粉等の異物の
付着・・混入があっても、本来の飛翔機能を容易に回復
・維持できる。また、オリフィス等を持たず、かつ、そ
の形成のための接合工程も不要なため、低コストで済み
、工程的にも目詰りの問題はない。
加えて、飛翔に直接的に関与するエネルギー作用部の個
数nに対して、障壁の個数を(n+1)個以上としたの
で、全てのエネルギー作用部において安定してインク飛
翔させることができ、極めて安定した高品質の画像を得
ることができる。換言すれば、飛翔のために配設した全
てのエネルギー作用部を同等の条件及び特性で使用し、
はぼ等しい飛翔特性を得ることができる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本発明の要旨説明に先立ち、その基本となる本出
願人による特願平1−225777号提案内容(以下、
既提案例という)を第7図ないし第15図により説明す
る。
〔基本構造〕
既提案例のインクジェット記録ヘッドlは、第7図に示
すようにインク供給W(インク供給手段)2に接続され
た中空のインク供給室3を有して台形状に形成されたマ
ニホールド4をベース材として構成されている。マニホ
ールド4頂部には第8図や第9図に示すようにインク供
給室3に連通ずるスリット5が形成された発熱体基板6
が固定されている。この発熱体基板6上にはスリット5
両側に位置させて互い違いに櫛歯状の障壁7が形成され
、障壁7間に流路(インク液面保持手段)8が形成され
ている。これらの流路8は障壁7とは逆に互い違いに櫛
歯状となってスリット5に連通されている。また、前記
発熱体基板6上には各流路8毎に最奥部側に位置させて
各々ヒータ部(エネルギー作用部)9が形成されている
。よって、ヒータ部9の平面的な配列を見ると、第8図
のようにスリット両側で千鳥状配列となる。また、各流
路8の途中に位置させて発熱体基板6上には障壁7と同
等の高さの流体抵抗部lOが形成されている。さらに、
発熱体基板6の周囲を覆い枠状の保持部材11により押
え固定される薄膜状導電性リード(信号入力手段)12
がマニホールド4上に設けられている。
ここに、前記ヒータ部9付近の構造例を第10図に示す
。このヒータ部9は発熱体基板6上に蓄熱層13を形成
し、その上に発熱体層14を制御電極15、アース電極
16とともに形成し、さらに、インクとの直接的な接触
を避けるために表面を保護層17、電極保護層18によ
り覆ったものである。各発熱体層14は前記制御電極1
5やアース電極16を介してワイヤボンディング(図示
せず)により簿膜状導電性リード12に電気的に接続さ
れている。この薄膜状導電性リード12は画像情報信号
入力手段(図示せず〕に接続されている。
〔インク飛翔原理の概要〕
まず、インク供給管2よりインク供給室3に供給された
インク19(第11図参照)は、毛管現象により微細な
スリット5を通って障壁7により囲まれた櫛歯状の流路
8全域に満たされることになる。なお、スリット5や流
路8の寸法によっては、毛管現象だけではインク19を
十分に流路8全域に供給・保持させることができないが
、このような場合には、インク供給v2の元にあるイン
クタンク(図示せず)と記録ヘッドlとの高さを調整す
ることにより、水頭差を利用すればよい。
このように流路8全域にインク19が満たされ、各ヒー
タ部9もインク19に覆われた状態となるように、イン
ク液面の高さを調整した定常状態において、画像情報に
応じて各発熱体層14に対して個別に通電を行うと、発
熱した発熱体層14上でインク液中に気泡が発生する。
この気泡の推進力によりインク19がヒータ部9の面(
基板面)に略垂直なる方向に飛翔することになる。
〔インク飛翔原理の詳細1 第11図により詳細に説明する。なお、第11図ではヒ
ータ部9及びその周辺部を拡大して示すが、簡単のため
、電極等は省略しである。
第11図(a)は定常状態を示し、流路8全域にインク
19が満たされ、ヒータ部9上もインク19により覆わ
れている。ヒータ部9を加熱させると、ヒータ部9の表
面温度が急上昇し、隣接インク層に沸騰現象が起きるま
で熱せられ、同図(b)に示すように微小な気泡20が
点在した状態となる。ヒータ部9の全面で急激に加熱さ
れた隣接インク層が瞬時に気化して同図(c)に示すよ
うに沸騰膜を作る。このように気泡20が成長した状態
において、表面温度は300〜350℃になり、いわゆ
る膜沸騰状態にある。また、ヒータ部9の上部にあるイ
ンク19層は、気泡成長の推進力により、図示の如く、
インク液面が盛り上がった状態となる。同図(d)は気
泡20が最大に成長した状態を示し、インク液面からイ
ンク柱21がさらに成長した状態となる。このような最
大気泡となるまでに要する時間は、ヘッド(発熱体基板
6)構造、印加パルス条件等にもよるが、通常、パルス
印加後、5〜30μsec程度要する。最大気泡となっ
た時点では、ヒータ部9は既に通電されていない状態に
あり、ヒータ部9の表面温度は降下しつつある。気泡2
0が最大となる時のタイミングは、電気パルス印加のタ
イミングから若干遅れたものとなる。同図(e)は気泡
2oがインク19等により冷却され収縮を開始した状態
を示す。インク柱21の先端部では押出された速度を保
ちつつ前進し、後端部では気泡20の収縮に伴ってイン
ク液面にインク19が逆流することにより、図示の如く
、インク柱21にくびれが生ずる。気泡20がさらに収
縮すると、同図(f)に示すように、ヒータ部9面にイ
ンク19が接し、ヒータ部9面がさらに急激に冷却され
る状態となる。インク柱21はインク液面から切断され
、被記録体(図示せず)の方向へ2〜10m/sの速度
で飛翔する。
なお、この時の飛翔速度はヘッド(発熱体基板6)構造
、インク物性、印加パルス条件等に依存するが、飛翔速
度が比較的遅い場合(2〜3m/s)にはインク19は
滴状となって飛翔し、比較的速い場合(7〜l Om/
s )にはインク19は細長い柱状となって飛翔する。
この後、同図(g)に示すように同図(a)と同様な定
常状態に戻り、流路8全域にインク19が満たされ、気
泡20も完全に消滅した状態となる。
[既提案例の飛翔原理と従来の飛翔原理との違い]前述
した各種従来方式中、例えば特開昭51−132036
号公報に示されるものは、特開昭61−189950号
公報と同一原理のものであり、泡を破裂させることによ
りインクの滴状体を放出させるものである。よって、前
述したように泡の破裂によるインクミストの発生が画質
低下をもたらす。また、例えば特開平1−101157
号公報に示されるものは、記録液を瞬時に煮沸させてミ
スト状にして飛翔させ記録を行うもので、これもインク
ミストによるカブリ、画像乱れが避けられない。
一方、既提案例の飛翔原理によれば、インク19を飛翔
させるための気泡20は破裂せずに収縮・消滅するため
、泡の破裂によるインクミストの発生が防止され、イン
クミストによる画質低下がない。また、インクをミスト
状にして記録するものと異なり、インク19を滴状又は
細長柱状として(何れにしても、あるインク塊まりとし
て)飛翔させ記録するので、被記録体上では1つのドツ
トとして付着して記録され、鮮明な画像が得られる。
[発熱体基板構造及びその製造方法の詳細]既提案例に
おいて、発熱体基板6は重要なパーツの一つである。ま
ず、発熱体基板6自体は例えばガラス、アルミナ(AQ
、O,) 、シリコン等の材質によるものが用いられる
。スリット5は比較的精度がよく、低コストで加工でき
る点でレーザビーム加工法によるのがよい。もっとも、
基板として単結晶シリコンを用いる場合には、異方性エ
ツチング加工によっても、非常に高精度にスリット5を
形成できる。
基板6上に形成される蓄熱層13は例えばS10、層よ
りなり、ガラス又はアルミナ基板の場合であればスパッ
タリング法等の薄膜形成法により形成され、シリコン基
板の場合には熱酸化法によって形成される。蓄熱層13
の膜厚としては1〜5μm程度がよい。
発熱体層14を構成する材料としては、例えばタンタル
−5in、の混合物、窒化タンタル、ニクロム、銀−パ
ラジウム合金、シリコン半導体、或いは、ハフニウム、
ランタン、ジルコニウム、チタン、タンタル、タングス
テン、モリブデン、ニオブ、クロム、バナジウム等の金
属の硼化物が使用可能である。これらの内、金属の硼化
物が特に好ましく、その中でも、硼化ハフニウムが最も
特性的に好ましく、次いで、硼化ジルコニウム、硼化ラ
ンタン、硼化タンタル、硼化バナジウム、硼化ニオブの
順に好ましいものとなる。発熱体層14はこのような材
料を用い、電子ビーム法、蒸着法、スパッタリング法等
により形成される。膜厚は単位時間当たりの発熱量が所
望値となるように、その面積、材質、熱作用部分の形状
及び大きさ、実際面での消費電力等に応じて適宜設定さ
れるが、通常は0.001〜5μm程度、好ましくは0
.01〜lpm程度の膜厚とされる。
制御電極15やアース電極16の材料としては、通常の
電極材料と同じでよく、例えば、AQ、Ag、Au、P
t、 Cu等が用いられる。これらは蒸着法等により、
所定位置に所定の大きさ、形状、膜厚で形成される。
保護層17は発熱体層14で発生した熱を効果的にイン
ク19側に伝達させることを妨げずに発熱体層14を保
護するためのものであり、材料としては、酸化シリコン
(Sin、)、窒化シリコン、酸化マグネシウム、酸化
アルミニウム、酸化タンタル、酸化ジルコニウム等が用
いられる。製法は、電子ビーム法、蒸着法、スパッタリ
ング法等による。膜厚は、通常0.01−10μm、好
ましくは0.1〜5μm(中でも、001〜3μmが最
適)とされる。保護層17はこれらの材料を用いて1層
又は複数層構造で形成されるが、これらの層の他に、気
泡20が収縮・消滅する際に発生するキャビテーション
作用からヒータ部9を保護するためにTa等の金属層を
表面に形成するのが望ましい。具体的には、Taなどの
金属層を膜厚O05〜1μm程度で形成すればよい。
電極保護層18の材料としては、例えばポリイミドイソ
インドロキナゾリンジオン(商品名:PIQ、日立化成
社製)、ポリイミド樹脂(商品名: PYRALIN、
デュポン社製)、環化ポリブタジェン(商品名:JSR
−C,BR,日本合成ゴム社製)、フォトニース(商品
名:東し社製)、その他の感光性ポリイミド樹脂等が用
いられる。
〔障壁7の形成方法] 発熱体基板6上にインク液面と略平行な方向への圧力分
散を防圧する状態で流路8を形成するための障壁7の形
成方法を第12図を参照して説明する。第12図では、
簡略化するため、発熱体基板6上にはヒータ部9のみを
図示する。前述したように必要な層が形成された発熱体
基板6上に第12図(a)に示すように、80〜105
℃程度に加熱されたドライフィルムフォトレジスト22
を、0.4〜0.5f/分、1〜3 kg/cnt加圧
条件下で膜厚10−100μm程度にラミネートする。
この時、ドライフィルムフォトレジスト22は自己接着
性を示し、発熱体基板6表面に融着して固定され、以後
、相当の外力が加わって発熱体基板6から剥離すること
はない。
次いで、同図(b)に示すようにドライフィルムフォト
レジスト22上に所定のパターン形状を有するフォトマ
スク23を重ね合わせた後、フォトマスク23上方から
露光を行う。この時、ヒータ部9の設置位置とフォトマ
スク23のパターンとの位置合わせを周知の方法により
正確に行っておく。
露光工程後に、ドライフィルムフォトレジスト22の未
露光部分をトリクロルエタン等の所定の有機溶剤からな
る現像液により溶解除去すると、同図(C)に示すよう
にヒータ部9に対応して流路8が存在するように障壁7
が残存形成される。残存した露光済みのこの障壁7表面
は、耐インク性向上、ドライフィルムフォトレジスト2
2と発熱体基板6との密着力の向上のため、熱硬化処理
(例えば、150〜250℃で30分〜60時間の加熱
)、又は、紫外線照射処理(例えば、50〜200mW
/CTI!或いはそれ以上の紫外線強度による)を行う
。熱硬化処理と紫外線照射処理との双方を行ってもよい
。また、フォトマスク23のパターン形状を適宜設定す
ることにより、流体抵抗部10も障壁7と同時に形成さ
れる。
なお、障壁7 (流体抵抗部10を含む)の形成につき
、フォトレジストとしてドライフィルム型、即ち固体の
ものを利用したが、これに限らず、例えば液状の感光性
組成物を用いてもよい。液体の感光性組成物膜の場合、
レリーフ画像の製造時に用いられるスキージによる方法
、即ち、所望の感光性組成物膜厚に相当する高さの壁を
基板周囲に置き、スキージによって余分な組成物を除去
する方法を適用できる。この場合、感光性組成物の粘度
は100〜300cpの範囲が好ましく、壁の高さは感
光性組成物の溶剤分の蒸発による減量を見込んで決定す
る必要がある。
固体の場合には、感光性組成物シートを基板上に加熱圧
着して貼着する。なお、本発明においては、その取扱い
上、厚さの制御が容易かつ正確にできる点などを考慮す
ると、前述したように固体のフィルム型のものを利用す
るほうか有利である。
このような固体のものとしては、具体的には、例えばパ
ーマネントフォトポリマーコーティングRISTON(
ソルダーマスク)730S (デュポン社製)、同74
0S、同730FR1同740FR1同SM/等の商品
名で市販されている感光性樹脂がある。この他、感光性
樹脂、フォトレジスト等の通常のフォトリソグラフィー
の分野において使用されている感光性組成物の多くのも
のを用い得る。例えば、ジアゾレジン、P−ジアゾキノ
ン、さらには、例えばビニルモノマーと重合開始剤を使
用する光重合型フォトポリマー、ポリビニルシンナメー
ト等と増感剤を使用する工員化型フォトポリマー、オル
ソナフトキノンジアジドとノボラックタイプのフェノー
ル樹脂との混合物。
ポリビニルアルコールとジアゾ樹脂の混合物、4−グリ
シジルエチレンオキシドとベンゾフェノンやグリシジル
カルコンとを共重合させたポリエーテル型フォトポリマ
ー、N、N−ジメチルメタクリルアミドと例えばアクリ
ルアミドベンゾフェノンとの共重合体、不飽和ポリエス
テル系感光性樹脂(例えば、旭化成社製のAPR1帝人
社製のテビスタ、関西ペイント社製のゾンネ等)、不飽
和ウレタンオリゴマー系感光性樹脂、三官能アクリルモ
ノマーに光重合開始剤とポリマーとを混合させた感光性
組成物、重クロム酸系フォトレジスト、非クロム系水溶
性フォトレジスト、ポリケイ皮酸ビニル系フォトレジス
ト、環化ゴム−アシド系フォトレジスト等が挙げられる
C既提案変形例〕 a、流路8形状について。
第13図(a)は流体抵抗部10を省略した変形例を示
す。インク19の物性、駆動条件を適切に選定すれば、
流体抵抗部10がなくてもインク飛翔を確実に行わせる
ことができる。
同図(b)は平面的に見て円形状の流体抵抗部l0に代
えて、平面的に見てハート型形状の流体抵抗部24とし
たものである。この場合、図示の如く、ヒータ部9側に
向けてインク19が流れ込みやすく、ヒータ部9側から
出にくい向きとされ、より効率的にインク飛翔されるよ
うにしたものである。
同図(c)は、流体抵抗部10を省略するとともに、障
壁7の入口部形状を図示のように絞り形状として、幅狭
の流体抵抗部25を形成することにより、各ヒータ部9
毎に個別化された流路8が形成されるようにしたもので
ある。
同図(d)も同様であり、障壁7の入口部形状を入り組
んだ形状として流体抵抗部26を形成したものである。
これらに例示したように、流路8形状としては種々の形
状とし得る。何れにしても、前述したフォトリソグラフ
ィ法により形成できる。
b、障壁7形状について。
障壁7については、第8図に示したように基板6上で連
続的につながっている必要はなく、第14図(a)〜(
e)に例示するように、各々独立した障壁7のブロック
とじピータ部9に対する流路8を形成するようにしても
よい。
C,インク液面の高さについて。
第13図等による説明では、インク液面の高さが、障壁
7及び流体抵抗部10と同一高さとしたが(この場合、
実験によれば、障壁7及び流体抵抗部10の上面を弗素
化合物により接水性処理をしてインクに濡れに<<シた
ほうが、安定したインク飛翔結果が得られた)、必ずし
も同一高さである必要はない。第15図は、障壁7及び
流体抵抗部10がインク液面下に沈んでいる変形例を示
す。このような構成であっても、インク物性、印加パル
ス条件を適当に選定することにより、良好に動作する。
d、エネルギー作用部について。
インク19中で気泡20を発生させるエネルギー作用部
としては、発熱体層14を持つヒータ部9によるジュー
ル熱加熱法に限らず、例えば、パルスレーザ又は放電を
利用したエネルギー作用方式であってもよい。
例えば、パルスレーザ方式は、特開平l−184148
号公報中の第8国力式等に準じたものでよい。即ち、レ
ーザ発振器より発生させたレーザ光を、光変調器駆動回
路に入力されて電気的に処理され出力される画情報信号
に従って、光変調器においてパルス変調させる。パルス
変調されたレーザ光を走査器を通し集光レンズにより熱
エネルギー作用部の外壁に焦点が合うように集光させ、
記録ヘッドの外壁を加熱し、内部のインク内で気泡を発
生させる。或いは、熱エネルギー作用部の外壁を、レー
ザ光に対して透過性材料により形成し、集光レンズによ
って内部のインクに焦点が合うように集光させてインク
を直接熱して気泡を発生させるようにしてもよい。実際
的なレーザを用いる構成としては、同公報中の第9図に
準じて構成すればよい。
また、放電方式も、同公報中の第10国力式に準じたも
のでよい。即ち、熱エネルギー作用部の内壁側に配置さ
せた一対の放電電極に放電装置から高電圧パルスを印加
することにより、インク中で放電を生じさせ、この放電
により発生する熱で瞬時に気泡を発生させるものである
。放電電極の形状は、同公報中の第11図ないし第18
図に例示されるような各種形状を適宜用いればよい。
e、インク組成等について。
既提案例で使用されるインク19は、所定の熱物性値及
びその他の物性値を有するように、材料の選択と組成成
分の比が調合されること、従来から使用されているイン
クと同様に化学的・物理的に安定であること、応答性、
忠実性、曳糸化能に優れていること、液路において固ま
らないこと、液路中を記録速度に応じた速度で流通し得
ること、記録後に被記録体への定着が速やかであること
、記録濃度が十分であること、貯蔵寿命が良好であるこ
と、等の特性を満足し得るように物性が調整される。
具体的には、上記特開平1−184148号公報の明細
書第34頁ないし第49頁に例示されるようなインクを
、既提案例でも使用すればよい。
〔本実施例の構成・作用〕
本実施例も前述した既提案例方式の原理によりインク1
9を飛翔させて印写を行なわせるものであるが、本実施
例の適用上、構成的には第1図に示すように複数個のヒ
ータ部9を発熱体基板6上に一列に配列させたものが好
適である。ここに、ヒータ部(従って、飛翔部)9の個
数をn個としたとき、これらのヒータ部9の配列方向に
沿って各ヒータ部9を挾む状態で(n+1)個の障壁7
が設けられている。即ち、何れのヒータ部9についても
その配列方向両側に等距離位置に障壁7が存在する状態
とされている。よって、各ヒータ部9を、911911
〜l 9+1として区別し、各障壁7を、7++’7s
+〜+  7n−1+  7n +  7n+1として
区別したとき、ヒータ部9.は障壁7.、 7.により
挾まれ、ヒータ部98は障壁7..7.により挾まれ、
〜、ヒータ部9..は障壁7n、7.+1により挾まれ
るものとなる。障壁7の形状は、本例では、第14図(
b)の例に準する。また、これら全体の周囲は所定高さ
の液面保持壁30により囲まれている。
いま、具体例1として、 ヒータ部9のサイズ ヒータ部9の配列密度 抵抗値 ヒータ部9の個数n 駆動電圧 = 65μm×62μm :  1 80dpi : 3 I Ω =128個 ; 15 v パルス幅        =3,6μsec連続駆動周
波数     :2kHz (ベタ印写時) 障壁7の形状      :第14図(b)(奥行12
0pm、高さ35μm) 使用インク        :キヤノン社製のBJ13
0用インク 記録紙          :NMマッドコート(三菱
製紙社製) なる構成及び駆動条件のヘッドを試作し、飛翔実験を行
なった。飛翔実験は、記録紙をヘッド1に対して所定の
一定速度、ここでは254 mm/secにて移動させ
るとともに、各ヒータ部9を1000回駆動させるもの
とした。
比較例1として、第16図に示すように、障壁70個数
をn個とし、他の構成及び駆動条件は上記具体例1と同
じとするヘッドを試作し、同様に飛翔実験を行なった。
これらの飛翔・印写実験の結果、具体例1によれば第4
図(a)に示すように極め7て良好なる印写結果が得ら
れたものである。即ち、図示例は数ライン分についての
印写ドツトdの状態を示すもので、全てのドツトd1〜
d、につぃて何れの印写ラインでも、各ドツトdfB5
の間隔Qllc、、〜Ω、−1がほぼ同等なる結果とな
ったものである。
これに対し、比較例1による場合には第4図(b)に示
すように、ヒータ部9..に対応する印写ドツトd。の
位置精度が極めて悪がったものである。
特に、隣接ドツトd n−l との間の間隔Qn−1が
、他のドツト間の間隔に比して大きく、がっ、そのバラ
ツキも大きく、劣悪なる印写品質となった。
さらに、上記条件における使用インクをキャノン社製B
J130用インクと路間−の物性を持つビヒクルに代え
て、飛翔の様子を、駆動信号に同期したストロボを用い
て観察したところ、比較例J構造のヘッドでは第17図
に示すような状況が確認されたものである。即ち、比較
例1のヘッドにあってはヒータ部9..が障壁7.、−
1 と反対側のインク液面が直接的に液面保持壁30ま
で連通しており、一方では近傍に障壁7゜−1があるの
に対して他方では障壁がないため、障壁7n−l側では
気泡20による圧力が効果的に利用されてインク面が急
速に成長する一方、障壁のない反対側では圧力が逃げて
しまう。よって、第17図(b)に示すように障壁7n
−1側のインク面は柱状に成長し障壁のない側のインク
面はP部に示すように液柱と液面とがなだらかに連なっ
た形状となり、非対称形状に液柱が成長することになる
。その後、同図(C)に示すように障壁のない側(液面
保持壁30側)の液面の表面張力により引っ張られるこ
とにより、或いはインク柱21の左右成長速度の違いに
より、Q部を中心に液柱が成長しながら回転し、同図(
d)に示すように障壁のない方向Rにずれて飛翔する。
この結果、前述した第4図(b)に示すような印写結果
となるものである。また、飛翔時に発生した波が液面保
持壁30に反射して直接ヒータ部9..に返ってくるた
め、ヒータ部9.。
上のインク液面高さか変化してしまい、飛翔にバラツキ
を生じてしまうものでもある。
これに対して、具体例1のヘッド構成の場合の気泡の発
生、成長、収縮、消滅の様子を見ると、第3図(a)〜
/d)に示すように全てのヒータ部9について、液柱が
略対称形状にて成長し、概ね垂直方向へ飛翔するものと
なる。その後、全ての液滴(液柱)の飛翔方向は第3図
(d)に矢印で示すように何れも略平行となって1m/
sec以上の速度で飛翔する。よって、対向する位置の
記録紙との距離がほぼ一定となり、何れのインク液滴も
ほぼ同時に記録紙上に到達することになり、前述した第
4図(a)のように各ドツト間距離がほぼ等しくなる、
位置精度のよい印写となる。
また、具体例2として、 ヒータ部9のサイズ  : 110μmX1lOμmヒ
ータ部9の配列密度 :96dpi 抵抗値        =65Ω ヒータ部9の個数n  :64個 駆動電圧       =25V パルス幅       二6μsec 連続駆動周波数    :1,25kHz(ベタ印写時
) 障壁7の形状     :第14図(a)(奥行200
μm、高さ40μm) 使用インク       :キヤノン社製のBJ130
用インク 記録紙         二NMマッドコート(三菱製
紙社製) なる構成及び駆動条件のヘッドを試作し、具体例1と同
様に飛翔実験を行なったところ、同様に、極めて良好な
る印写結果が得られたものである。
また、具体例3として、第5図に示すようにヒータ部9
のサイズ  :65μm×62μmヒータ部9の配列密
度 :180dpi抵抗値        ・31Ω ヒータ部9の個数n   :128個 駆動電圧       =13V パルス幅       °3.6μsec連続駆動周波
数    : 2kHz (ベタ印写時) 障壁7の形状     :第14図(c)(r、= 1
20pm、  r、=60pm、高さ35Ωm)使用イ
ンク       、キャノン社製のBJ130用イン
ク 記録紙         二NMマッドコート(三菱製
紙社製) なる構成及び駆動条件のヘッドを試作し、具体例1と同
様に飛翔実験を行なったところ、同様に、極めて良好な
る印写結果が得られたものである。
具体例3によれば、各ヒータ部9が4方向とも障壁7に
より囲まれているため、駆動電圧を13〜′に低減させ
ることもできたものである。これは、飛翔効率が向上し
たためである。なお、第5図図示例からも判るように、
本発明にいう最小限の障壁個数はヒータ部配列方向に位
置する障壁7a〜7a、、ヤ、をいい、両側に位置する
障壁7b、〜7bn、7c、〜7c、、は付属的なもの
である。
さらに、具体例4として第6図に示すように具体例2構
造をベースとして最も外側に位置する障壁7+1’7n
+lと液面保持壁30との間に外側に1つずつの障壁7
゜、  ’7..+zを設け、障壁7の個数を(n+3
)とした。
これによれば、飛翔時に発生した波が液面保持壁30で
反射しても、障壁7゜、7.2により、障壁7+y7n
+1近傍まで戻ってくるのを防止でき、具体例2の場合
よりも、さらにバラツキのない高品質印写が可能となる
これらの具体例に例示したように、ヒータ部9のサイズ
、配列密度、抵抗値、駆動条件、障壁形状を種々変えて
飛翔実験を行なった結果、ヒータ部9のサイズ、配列密
度、個数によらず、ヒータ部9の個数nに対して少なく
とも(n+1)個の障壁を設けて、何れのヒータ部9に
ついても同等の条件及び特性付けを行なうことにより、
高品質の印写が可能となったものである。また、一般に
、記録密度が上がれば上がるほど、その印写ドツト位置
精度としては厳密なものが要求されるので、本発明は、
高密度記録を行なうほど、効果的なものとなる。
発明の効果 本発明は、上述したようにノズル或いはスリット状ノズ
ルを有しない既提案方式をベースとするので、低コスト
にてインク目詰りの問題のないヘッド構造とすることが
でき、加えて、n個のエネルギー作用部に対して(n+
1)個以上の障壁を設けたので、全てのエネルギー作用
部について障壁の個数、配置関係を同等化させて、全て
のエネルギー作用部において安定してインク飛翔させる
ことができ、飛翔のために配設した全てのエネルギー作
用部を同等の条件及び特性で使用して、ドツト位置関係
の極めて安定した高精度・高品質の画像を得ることがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略斜視図、第2図は
概略断面図、第3図は飛翔動作を順に示す概略断面図、
第4図は比較例と対比して示す具体例1の印写結果を示
す説明図、第5図は具体例3の構成例を示す概略平面図
、第6図は具体例4の構成例を示す概略平面図、第7図
ないし第15図は既提案内容を示すもので、第7図はヘ
ッドの概略分解斜視図、第8図はその一部の拡大平面図
、第9図は第8図のA−A線断面図、第10図はヒータ
部付近を拡大して示す断面図、第11図は飛翔原理を順
に示す概略断面図、第12図は流路形成工程を順に示す
概略断面図、第13図は障壁形状の各種変形例を示す概
略平面図、第14図は障壁形状等の各種変形例を示す概
略平面図、第15図はインク液面高さについての変形例
を示す概略断面図、第16図は比較例1の構成を示す概
略断面図、第17図はその飛翔動作を順に示す概略断面
図である。 2・・インク供給手段、7・・障壁、8・・・インク液
面保持手段、9・・エネルギー作用部 出 願 人   株式会社   リ コlはソ ヒーク!i!51fLyフ1弓 図 」」」 図 J) 、IZ図 ム) JlJ3図 (b)     (C) (cl) (a) 7北ン (b) (C) 凛」5 図 1.16図 一%」7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. インク供給手段と、このインク供給手段により供給され
    たインクを保持するインク液面保持手段と、インク液面
    内に配設されてインク中に瞬間的に成長する気泡を生じ
    させるn個のエネルギー作用部と、これらのエネルギー
    作用部に画像情報に応じた駆動信号を与える信号入力手
    段と、前記エネルギー作用部の近傍に位置してインク液
    面と略平行な方向への圧力の分散を阻止するための(n
    +1)個以上の障壁とよりなり、前記エネルギー作用部
    でインク中に気泡を生じさせ、この気泡の瞬間的な成長
    による作用力により前記インク液面からインクを飛翔さ
    せ、飛翔したインクを被記録体に付着させるようにした
    ことを特徴とするインク飛翔記録装置。
JP12058890A 1990-05-10 1990-05-10 インク飛翔記録装置 Pending JPH0416355A (ja)

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JP12058890A JPH0416355A (ja) 1990-05-10 1990-05-10 インク飛翔記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6588887B2 (en) * 2000-09-01 2003-07-08 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head and method for liquid discharge head

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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