JPH04163556A - 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置

Info

Publication number
JPH04163556A
JPH04163556A JP2291134A JP29113490A JPH04163556A JP H04163556 A JPH04163556 A JP H04163556A JP 2291134 A JP2291134 A JP 2291134A JP 29113490 A JP29113490 A JP 29113490A JP H04163556 A JPH04163556 A JP H04163556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing plate
positive
lithographic printing
negative
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2291134A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Uehara
正文 上原
Kazuhiro Shimura
志村 和弘
Shinya Watanabe
真也 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2291134A priority Critical patent/JPH04163556A/ja
Priority to US07/783,117 priority patent/US5217848A/en
Priority to DE69123943T priority patent/DE69123943T2/de
Priority to EP91309953A priority patent/EP0484087B1/en
Publication of JPH04163556A publication Critical patent/JPH04163556A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/30Imagewise removal using liquid means
    • G03F7/3042Imagewise removal using liquid means from printing plates transported horizontally through the processing stations
    • G03F7/3078Processing different kinds of plates, e.g. negative and positive plates, in the same machine

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置に
関し、更に詳しくは、ポジ型感光性平版印刷版とネガ型
感光性平版印刷版とを共通に処理するに適した処理方法
及び処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、1台の自動現像機で、ポジ型感光性平版印刷版と
ネガ型感光性平版印刷版とを共通に現像し得る現像液を
用いてポジ型感光性平版印刷版とネガ型感光性平版印刷
版とを処理する場合は、処理すべき面に新しい現像液を
供給して使い捨てる処理方法(新液処理方式)が主流で
あり、補充液を補充して現像液を繰り返し使用する処理
方法(循環方式)では、ポジ型感光性平版印刷版とネガ
型感光性平版印刷版とで現像液を疲労させる度合が異な
るため、補充の管理が困難で、寅用土安定な処理が難し
いという問題があった。また、新液処理方式では循環方
式と比べて現像液を多量に消費するという欠点があった
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、1台の自動現像機で、少なくとも1つ
の循環使用する現像液を用いてポジ型感光性平版印刷版
とネガ型感光性平版印刷版とを安定に共通に処理できる
感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置を提供するこ
とである。
また、本発明の目的は、1台の自動現像機で、少なくと
も1つの循環使用する現像液を使用してポジ型感光性平
版印刷版とネガ型感光性平版印刷版とを共通に処理する
方法及び装置において、処理コストを低減できる技術を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、下記(1)の処理方法及び下記(
2)の処理装置によって達成される。
(1)自動現像機を用いて、露光済みのポジ型感光性平
版印刷版及びネガ型感光性平版印刷版を少なくとも1つ
の循環使用する現像液を用いて共通に処理する方法にお
いて、現像工程に先立って、処理する感光性平版印刷版
の表面の反射濃度を測定し、ポジ型感光性平版印刷版及
びネガ型感光性平版印刷版の版種を判別し、判別した版
種に応じて現像条件を自動的に変えることを特徴とする
感光性平版印刷版の処理方法。
(2)少なくとも1つの循環使用する現像液を用いて現
像する手段、感光性平版印刷版の表面の反射濃度を測定
する手段、この測定結果からポジ型感光性平版印刷版と
ネガ型感光性平版印刷版とを判別する手段、及びこの判
別結果に基づき現像条件を自動的に変える手段を有する
ことを特徴とする感光性平版印刷版の処理装置。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る処理装置の実施例を示す構成図で
ある。同図において、Aは循環使用するポジ型感光性平
版印刷版とネガを感光性平版印刷版とを共通に現像し得
る現像液(以下「ネガ・ポジ両用現像液」という)で現
像処理する現像部、Bは水洗を行う水洗部、Cはリンス
液又は不感脂化液で処理するリンス・ガム部、PSは感
光性平版印刷版の搬送路である。
これらの各処理部において、lは感光性平版印刷版を搬
送する搬送ローラ対、5は絞りローラ対、8は串ローラ
対、9はガイドローラ、10は版面をこすって現像を促
進させるためのブラシローラ、11はシャワーパイプ、
14は現像液を入れる現像液タンク、15は水洗水を入
れる水洗水タンク、16はリンス液又は不感脂化液(ガ
ム液)を入れるリンス・ガム液タンク、17.18.1
9は現像液タンク14、水洗水タンク15、リンス・ガ
ム液タンクからそれぞれ処理液をシャワーバイブ11へ
送るポンプ、20は現像補充液を入れる補充液タンク、
21は補充装置で、送液用定量ポンプ、及び補充液タン
ク20内の現像補充液のエンプティ検出のセンサの検出
結果によるブザー作動の機構を有し、該送液用定量ポン
プは、後記の流量制御回路37による制御系による他に
マニュアルでも作動し得るようになっている。22は現
像液タンク14、水洗水タンク15、リンス・ガム液タ
ンク16からのそれぞれのオーバーフローを図示しない
オーバーフロータンクへ導く配管である。30は面積測
定反射センサで、複数の光学センサを搬送路と直交する
水平方向に等間隔に配設し、搬送された感光性平版印刷
版の表面に発光素子から光を照射し、その反射光を受光
素子で受けて感光性平版印刷版の存在を検知するもので
ある。31は版幅検出回路で、面積測定反射センサ30
からの板検出信号に基づいて版幅を検出し得るようにし
ている。32は版面積積算回路で、面積測定反射センサ
30からの信号を積分して版面積を検出し得るようにし
ている。
33は判別反射センサで、ポジ型感光性平版印刷版とネ
ガ型感光性平版印刷版の感光層表面の分光反射率の差異
を光学センサにより検出して両板の判別を行うように構
成する。好ましくはポジ型感光性平版印刷版の露光部(
非画像部)とネガ型感光性平版印刷版の未露光部(非画
像部)の感光層の反射濃度を測定してポジ型とネガ型と
の版種を判別するように構成する。版種の判別に用いる
光の波長領域は好ましくは350〜450nm又は55
0〜650nm、より好ましくは360〜430nm又
は550〜620nmである。34はネガ/ポジ版判別
回路で、判別反射センサ33により特定波長領域の光の
反射濃度を測定し、これを予め定めた基準値と比較し、
ポジ型とネガ型とを判別するように構成されている。
版種の判別に好ましく用いられる上記波長領域の光を発
光する発光素子としては、上記領域内の光を出す光源で
あれば使用可能であり、例えばタングステンランプある
いはナトリウム(Dよ)ランプは好ましく用いられる。
また、光源からの光をグレーティング分光器などの分光
光学系又は干渉フィルタによって単色光を取り出し、版
面に照射するようにしてもよい。受光素子にはフォトダ
イオード、7オトトランジスター等が用いられる。
35は稼働・休止時間積算回路で、感光性平版印刷版の
処理による現像液の疲労(処理疲労)の外に空気中の炭
酸ガスの吸収による活性度の低下(経時疲労)に対応す
る補充を行うためのものであり、処理装置の電源スィッ
チ36の開閉により処理装置の稼働及び休止を検知し、
稼働時間及び休止時間をそれぞれ積算し、これらの各状
態における経時疲労に対応する補充量を計算する。
上記版面積、ポジ型とネガ型の判別信号、並びに経時疲
労量に対応する信号は、流量制御回路37に入力し、予
め定めた関数関係に基づいた補充量の補充がなされるよ
う、ポンプ駆動回路38を介して補充装置21を制御す
るように構成されている。
版面積、ポジ型とネガ型の版種別、並びに稼働時及び休
止時の経時疲労に対応する現像条件の調節については公
知の技術を適用することができる。
次に、第1図に基づいてその動作を説明する。
まず、感光性平版印刷版は、搬送路PSの図上左端から
挿入されると、面積測定反射センサ30で検出された信
号に基づき版幅検出回路31及び版面積積算回路32に
よって版面積が計算され、別に判別反射センサ33によ
り検出された信号に基づきネガ/ポジ版判別回路34に
よってポジを及びネガ型の判断がなされ、これらの信号
が流量制御回路37に入力される。これらと並行して、
稼働・休止積算回路35からの信号が流量制御回路37
に入力される。
流量制御回路37では、版面積、ネガ型/ポジ型の別、
及び稼働・休止積算回路35かもの信号を変数とする予
め定めた関数関係に基づいた現像補充量になるよう補充
装置21が制御され、補充液タンク20中の現像補充液
が現像タンク14へ補充される。
この補充のタイミングは適宜選べばよい。例えば、感光
性平版印刷版の搬入時に、版面積及びネガを・ポジ型別
に応じて補充量を変える補充及び該感光性平版印刷版の
搬入時前の経時疲労に対応する補充を行う。
現像部Aにおいて、上記の補充が行われる現像液タンク
14内のネガ・ポジ両用現像液はポンプ17で送られて
シャワーパイプ11からその版面に供給され、ブラシロ
ーラ10で版面がこすられ、絞りローラ対5でその表裏
面に付着している現像液及び感光性平版印刷版の感光層
の溶出物が除去されて次いで、感光性平版印刷版は水洗
部Bへ搬送される。水洗sBにおいて、水洗水タンク1
5に入れられた水洗水はポンプ18によってシャワーパ
イプ12から感光性平版印刷版の版面に供給され水洗さ
れる。水洗された感光性平版印刷版は絞りローラ7によ
ってその表裏面の付着物が除去される。次いで、感光性
平版印刷版はリンス・ガム部Cへ搬送される。ここで、
リンス・ガムタンク16i:入t−Lられたリンス液又
は不感脂化液がポンプ24によってシャワーパイプ13
からその版面に供給され、絞りローラ7により必要量を
残して除去され、処理を終わる。
第2図は本発明に係る別の実施例を示す処理装置の構成
図である。同図において、Aは循環使用されるネガ・ポ
ジ両用現像液で現像を行う現像部、Bは水洗部、Cはリ
ンス液又は不感脂化液で処理するリンス・ガム部、PS
は感光性平版印刷版の搬送路である。
これらの各処理部において、1は感光性平版印刷版を搬
送する搬送ローラ対、5は絞りローラ対、8aは串ロー
ラ、8bは串ローラ対、9はガイドローラ、lOaはブ
ラシローラ、12はシャワーパイプ、14aは現像タン
ク、15は水洗水タンク、16はリンス液又は不感脂化
液(ガム液)を入れるリンス・ガムタンク、17aは現
像タンク14a内の現像液を流動させるためのポンプ、
18.19はシャワーパイプ12へそれぞれの処理液を
圧送するポンプ、20は現像補充液を入れる補充液タン
ク、21は補充装置、22.23.24.25はオーバ
ーフロー液をオーバーフロータンク(図示せず)へ導く
配管、27は現像タンク14a内の現像液を加熱し所定
の温度に保つだめのサーモスタット付きヒータである。
30は面積測定反射センサ、31は版幅検出回路、32
は版面積積算回路、33は判別反射センサ、34はネガ
/ポジ版判別回路、35は稼働・休止時間積算回路、3
6は電源スィッチ、37は流量制御回路、38はポンプ
駆動回路で、これらの構造及び機能については第1図に
おけると同じである。40は搬送速度制御回路で、ネガ
・ポジ版判別回路34からの入力によって感光性平版印
刷版の搬送速度を切り替えるようになっている。41は
搬送路PSに沿った各ローラを回転駆動させる駆動回路
、42は各ローラを回転駆動するモータで、該モータに
より搬送路PSに面した各ローラが駆動される。
次に、第2図を用いてその動作を説明する。
まず、感光性平版印刷版は、搬送路PSの図上左端から
挿入されると、第1図に示す装置におけると同様に、面
積測定反射センサ30で検出された信号に基づき版幅検
出回路31及び版面積積算回路32によって版面積が計
算され、別に判別反射センサ33により検出された信号
に基づきネガ/ポジ版判別回路34によってネガ型及び
ポジ型の判断がなされ、これらの信号が流量制御回路3
7に入力される。
これらと並行して、稼働・休止積算回路35からの信号
が流量制御回路37に入力される。流量制御回路37で
は、版面積、ネガを・ポジ型の別、及び稼働・休止積算
回路35からの信号を変数とする予め定めた関数関係に
基づいた現像補充量になるよう補充装置21が制御され
、補充液タンク20中の現像補充液が現像タンク14a
へ補充される。また、ネガ/ポジ版判別回路34からの
信号は搬送速度制御回路40により処理してポジ型感光
性平版印刷版とネガを感光性平版印刷版とのそれぞれの
搬送速度を表す信号を発生させ、この信号によりローラ
駆動回路を制御してネガ版とポジ版の版種別に搬送速度
を切り替えられるようにする。
感光性平版印刷版は、現像部Aにおいて、上記の補充が
行われる現像液タンク14a内のネガ・ポジ両用現像液
に浸漬され、ブラシローラlOaで版面がこすられ、絞
りローラ対5でその表裏面に付着している現像液及び感
光性平版印刷版の感光層の溶出物が除去されて現像を終
了する。
次いで、感光性平版印刷版は水洗部8次いでリンス・ガ
ム部Cへ搬送され、第1図におけると同様にして水洗及
び後処理がなされる。
本発明によりポジを感光性平版印刷版とネガを感光性平
版印刷版とを自動的に判別した結果によって自動的に変
える現像条件については任意であり、公知の技術を適用
することができ、また実験等の手段で求めることができ
る。
例えば、現像補充液を1種とし、ポジ型感光性平版印刷
版とネガ型感光性平版印刷版とで補充量を変化させる場
合には、現像液の新液を用いてポジ型感光性平版印刷版
を多数枚処理してゆき、感度変動の許容限度まで疲労し
たときまでに処理され版面積(A、)、及びこのときの
感度を新液の感度に戻すに必要な補充量(適切補充量)
(R,)を実験的に求める。別に、ネガ型感光性平版印
刷版を用いて同様にして感度変動の許容限度まで疲労し
たときの処理された版面積(A、)、及びそれに対する
適切補充量(R1)を求める。この結果を用い、処理さ
れる版面積光たり補充量をポジ型感光性平版印刷版では
R,/A、、ネガ型感光性平版印刷版ではR,/A、と
する。
制御量として補充量のほかに搬送速度即ち現像時間を選
択する場合には、複数の水準の搬送速度に対して上記に
準じた実験を行い、最良の結果が得られた条件を採用す
る。
その他、ポジ型感光性平版印刷版とネガ型感光性平版印
刷版に対する現像温度やブラシ処理条件等の現像条件の
調節技術に関する公知の技術を適用することができる。
本発明が適用される感光性平版印刷版には下記のような
感光性組成物の層な親水性面を有する支持体の該面に設
けたものが含まれる。
1)ジアゾ化合物を含む感光性組成物 この感光性組成物中のジアゾ化合物は、例えば芳香族ジ
アゾニウム塩とホルムアルデヒド又はアセトアルデヒド
との縮合物で代表されるジアゾ樹脂である。例えば、p
−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒド又はアセ
トアルデヒドとの縮合物の塩、例えばヘキサフルオロホ
ウ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、過塩素酸塩又は過
ヨウ素酸塩と前記縮合物との反応生成物であるジアゾ樹
脂無機塩や、米国特許3,300,309号明細書中に
記載されているような、前記縮合物とスルホン酸類との
反応生成物であるジアゾ樹脂有機塩等が挙げられる。更
にジアゾ樹脂が結合剤と共に使用された組成物が挙げら
れる。かかる結合剤としては種々の高分子化合物を使用
することができるが、例えば特開昭54−98613号
公報に記載されているような芳香族性水酸基を有する単
量体、例えば、N−(4−ヒドロキシフェニル)アクリ
ルアミド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリル
アミド、o−、m−、またはp−ヒドロキシスチレン、
0−lm−+またはp−ヒドロキシフェニルメタクリレ
ート等と他の単量体との共重合体、米国特許4,123
.276号明細書中に記載されているようなヒドロキシ
エチルアクリレート単位又はヒドロキシエチルメタクリ
レート単位を主な繰り返し単位として含むポリマー、シ
ェラツク、ロジン等の天然樹脂、ポリビニルアルコール
、米国特許3,751.257号明細書中に記載されて
いるようなポリアミド樹脂、米国特許3,660,09
7号明細書中に記載されているような線状ポリウレタン
機脂、ポリビニルアルコールの7タレート化檎脂、ビス
フェノールAとエピクロルヒドリンから縮合されたエポ
キシ樹脂、酢酸セルロース、セルロースアセテートフタ
レート等のセルロース誘導体が包含される。
2)0−キノンジアジド化合物を含む感光性組成物0−
キノンジアジド化合物を含む感光性組成物においては、
0−キノンジアジド化合物とアルカリ可溶性樹脂を併用
した組成物が挙げられる。
0−キノンジアジド化合物としては、例えば。−す7ト
キノンジアジドスルホン酸と、フェノール類及びアルデ
ヒド又はケトンの重縮合樹脂とのエステル化合物が挙げ
られる。
前記フェノール類としては、例えば、フェノール、0−
クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、3.5
−キシレノール、カルバクロール、チモール等の一価フ
エノール、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン等の
二価フェノール、ピロガロール、70ログルシン等の三
価フェノール等が挙げられる。前記アルデヒドとしては
ホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、クロトンアルデヒド、フルフラール等が挙げられる
。又、前記ケトンとしてはアセトン、メチルエチルケト
ン等が挙げられる。
前記重縮合樹脂の具体的な例としては、フェノール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、m−クレゾール・ホルムアルデヒ
ド撒脂、m−1I)−混合クレゾール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、レゾルシン・ベンズアルデヒド樹脂、ピロガロ
ール・アセトン樹脂等が挙げられる。
前記0−ナフトキノンジアジド化合物のフェノール類の
OH基に対する0−ナフトキノンジアジドスルホン酸の
縮合率(OH基1個に対する反応率)は15〜80%の
ものが包含される。
0−キノンジアジド化合物としては特開昭58−434
51号公報に記載のある以下の化合物も使用できる。
又、特公昭37−1953号、同37−3627号、同
37−13109号、同40−26126号、同40−
3801号、同45−5604号、同45−27345
号、同51−13013号、特開昭48−96575号
、同48−63802号、同48−63802号各公報
に記載された1、2−キノンジアジド化合物をも挙げる
ことができる。
前記支持体としては、紙、プラスチック (例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなど)ラミネ
ート紙、アルミニウム (アルミニウム合金も含む)、
亜鉛、銅などのような金属の板、二酢酸セルロース、三
酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リカーボネート、ポリビニルアセタールなどのようなプ
ラスチックのフィルム、上記の如き金属がラミネートも
しくは蒸着された紙もしくはクロームメツキが施された
鋼板などが挙げられ、これらのうち特にアルミニウム及
びアルミニウム被覆された複合支持体が好ましい。
又、アルミニウム材の表面は、保水性を高め感光層と密
着性を向上させる目的で粗面化処理されているものが包
含される。粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研
磨法、ポール研磨法、電解エツチング、化学的エツチン
グ、液体ホーニング、サンドブラスト等の方法及びこれ
らの組合せが挙げられる。
本発明方法に使用される少なくとも1つの循環使用する
現像液は、水を主たる溶媒とする(具体的には50重量
%以上が水からなる)アルカリ性現像液であり、ネガ・
ポジ両用現像液であることが好ましい。該現像液は及び
その補充液はいずれもケイ酸アルカリを含有し、かつ有
機溶媒及び界面活性剤の少なくとも1つを含有するpH
lo以上、より好ましくは12以上のアルカリ水系現像
液であることが好ましい。
ケイ酸アルカリとしては、例えばケイ酸カリウム、ケイ
酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリ
ウム、ケイ酸アンモニウム等が挙げられる。ケイ酸アル
カリの現像液中の含有量は0.3〜10重量%の範囲が
好ましい。また、ケイ酸アルカリは5102濃度で0.
1〜7.0重量%の範囲が好ましい。
現像液及び現像補充液にはケイ酸アルカリ以外のアルカ
リ剤を併用することができ、例えば、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリ
ウム、第ニリン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第
ニリン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、第ニリン
酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウ
ムなどのような無機アルカリ剤、モノ、ジ又はトリエタ
ノールアミン及び水酸化テトラアルキルのような有機ア
ルカリ剤を併用することができる。
有機溶媒としては20°Cおけろ水に対する溶解度が1
0重量%以下のものが好ましく、例えば酢酸エチル、酢
酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、エチレングリ
コールモノブチルエ−テル乳酸ブチル、レブリン酸ブチ
ルのようなカルボン酸エステル;エチルブチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンのようなケ
トン類:エチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールベンジルエーテル、エチレングリコール
モノフェニルエーテル チルフェニルカルビノール、n−アミルアルコール、メ
チルアミルアルコールのようなアルコール類;キシレン
のようなアルキル置換芳香族炭化水素:メチレンジクロ
ライド、エチレンジクロライド、モノクロルベンゼンの
ようなハロゲン化炭化水素などがある。これらの有機溶
媒はそれぞれ単独又は2種以上を組合わせて使用するこ
とができる。
界面活性剤としてはノニオン、アニオン、カチオン及び
両性の各界面活性剤の少なくとも1種を用いることがで
きる。好ましくはノニオン界面活性剤である。
ノニオン界面活性剤は大別するとポリエチレングリコー
ル型と多価アルコール型に分類することができ、どちら
も使用できるが、現像性能の点からポリエチレングリコ
ール型のノニオン界面活性剤が好ましく、その中でもエ
チレンオキシ基を3以上有し、かつ)HLB値( HL
BはHydrophile−Lipophile Ba
lanceの略)が5以上(より好ましくは8〜20)
のノニオン界面活性剤がより好ましい。
ノニオン界面活性剤のうち、エチレンオキシ基とプロピ
レンオキシ基の両者を有するものが特に好ましく、その
なかでHLB値が8以上のものがより好ましい。
ノニオン界面活性剤の好ましい例として下記−儀式(1
)〜〔8〕で表される化合物が挙げられCl 〕R−0
−(CH,CH,0)nHCH3 [3)  R−0−(CH2CH2)m −(CH2C
H20)nH(6)  HO(C,H,O)a  (C
,H,O)b  (C2H40)CHC7)  H(O
C2H4)Y −(OCsHa)X \/(CsHaO
)X  (C2HaO)yHH(OC2H,)y −(
OC3H1)X /\(CsHaO)x  (C2H4
0)YH(8)  HO(CH2CH2O)nH〔1〕
〜〔8〕式において、Rは水素原子又は1価の有機基を
表す。該有機基としては、例えば直鎖もしくは分岐の炭
素数1〜30の、置換基(例えばアリール基(フェニル
等))を有していてもよいアルキル基、アルキル部分が
上記アルキル基であるアルキルカルボニル基、置換基(
例えばヒドロキシル基、上記のようなアルキル基等)を
有していてもよいフェニル基等が挙げられる。8、bX
C−、m5nz X及びyは各々1−40の整数を表す
ノニオン界面活性剤の具体例を示す。
ポリエチレングリフール、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオ
キシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンベヘニルエーテル、ホ
リオキシェチレンノニルフェニルエーテノ呟ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ホリオキシエチレ
ンステアリルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミ
ン、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキ
ンエチレンオレイン酸アミド、ポリオキシエチレン竺マ
シ油、ポリオキシエチレンアビエチルエーテル、ポリオ
キシエチレンラノリンエーテル、ポリオキシエチレンモ
ノラウレート、ポリオキシエチレンモノステアレート、
ポリオキシエチレングリセリルモノオレート、ポリオキ
シエチレングリセルモノステアレート、ポリオキシエチ
レンプロピレングリコールモノステアレート、オキシエ
チレンオキシプロピレンブロックボリマー、ジスチレン
化フェノールポリエチレンオキシド付加物、トリベンジ
ルフェノールポリエチレンオ午シト付加物、オクチルフ
ェノールポリオキシエチレンポリオキシプロピレン付加
物、グリセロールモノステアレート、ソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト等。
ノニオン界面活性剤の重量平均分子量は300〜100
00の範囲が好ましく 、500〜5oooの範囲が特
に好ましい。
アニオン型界面活性剤としては、高級アルコール(Cj
−Czz) WLM エステル塩!r例、t+f、ラウ
リルアルコールサルフェートのナトリウム塩、オクチル
アルコールサルフェートのナトリウム塩、ラウリルアル
コールサルフェートのアンモニウム塩、r Teepo
l−81」(商品名・シェル化学製)、第二ナトリウム
アルキルサルフェートなと]、脂肪族アルコールリン酸
エステル塩類(例えば、セチルアルコールリン酸エステ
ルのナトリウム塩など)、アルキルアリールスルポン酸
塩類(例えば、ドデシルベンゼンスルポン酸のナトリウ
ム塩、イソプロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム
塩、ジナフタリンジスルポン酸のナトリム塩、メタニト
ロベンゼンスルポン酸のナトリウム塩など)、アルキル
アミドのスルホン酸塩類(例えば、C+yH3sCON
(CHs)CHzSOsNaなど)、二塩基性脂肪酸エ
ステルのスルホン酸塩類(例えば、ナトリウムスルホコ
ハク酸ジオクチルエステル、ナトリウムスルホコハク酸
ジヘキシルエステルなど)がある。
これらの中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。
カチオン界面活性剤はアミン型と第四アンモニウム塩塁
に大別されるが、これらの何れをも用いることができる
アミン型の例としては、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、N−アルキルプロピレンアミン、N−アルキルポ
リエチレンポリアミン、N−アルキルポリエチレンポリ
アミンジメチル硫酸塩、アルキルビグアニド、長鎖アミ
ンオキシド、アルキルイミダシリン、1−ヒドロキシエ
チル−2−アルキルイミダシリン、■−アセチルアミノ
エチルー2−アルキルイミダシリン、2−アルキル−4
−メチル−4−ヒドロキシメチルオキサゾリン等がある
また、第四アンモニウム塩をの例としては、長鎖第1ア
ミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキ
ルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルジメチルア
ンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム
塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノリニウム塩
、アルキルイソキノリニウム塩、アルキルピリジニウム
硫酸塩、ステアラミドメチルピリジニウム塩、アシルア
ミノエチルジエチルアミン塩、アシルアミノエチルメチ
ルジエチルアンモニウム塩、アルキルアミドプロピルジ
メチルベンジルアンモニウム塩、脂肪酸ポリエチレンポ
リアミド、アシルアミノエチルピリジニウム塩、アシル
コラミノホルミルメチルピリジニウム塩、ステアロオキ
シメチルピリジニウム塩、脂肪酸トリエタノールアミン
、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸塩、トリオキシエチ
レン脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸ジブチルアミ
ノエタノール、セチルオキシメチルピリジニウム塩、p
−イソオクチルフェノキシエトキシエチルジメチルベン
ジルアンモニウム塩等がある。(上記化合物の例の中の
「アルキル」とは炭素数6〜20の、直鎖または一部置
換されたアルキルを示し、具体的には、ヘキシル、オク
チル、セチル、ステアリル等の直鎖アルキルが好ましく
用いられる。)これらの中では、特に水溶性の第四アン
モニウム塩型のカチオン界面活性剤が有効で、その中で
も、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメ
チルベンジルアンモニウム塩、エチレンオキシド付加ア
ンモニウム塩等が好適である。また、カチオン成分をく
り返し単位として有する重合体も広い意味ではカチオン
界面活性剤であり、本発明のカチオン界面活性剤に金色
される。特に、親油性七ツマ−と共重合して得られた第
四アンモニウム塩を含む重合体は好適に用いることがで
きる。
該重合体の重量平均分子量は300〜50000の範囲
であり、特に好ましくは500〜5000の範囲である
両性界面活性剤としては、例えばN−メチル−N−ペン
タデシルアミノ酢酸ナトリウムのような化合物を用いる
ことができる。
これらの界面活性剤は0.5〜10重量%の範囲で含有
させることができる。
本発明方法に用いるネガ・ポジ両用現像液及びその補充
液には上記のほかに無機及び有機の還元剤、有機カルボ
ン酸等を含有させることができる。
無機の還元剤としては、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウ
ム、亜硫酸水素カリウム等の亜硫酸塩、亜リン酸ナトリ
ウム、亜リン酸カリウム、亜リン酸水素ナトリウム、亜
リン酸水素カリウム、亜リン酸二水素ナトリウム、亜硫
酸水素カリウム等のリン酸塩、ヒドラジン、チオ硫酸ナ
トリウム、亜ジチオン酸ナトリウム等を挙げることがで
きるが、特に効果が優れている還元剤は亜硫酸塩である
。これらの還元剤は0.1〜lO重量%、より好ましく
は0.5〜5重量%の範囲で含有される。
該現像液及びその補充液には、その他公知の添加剤、例
えば、水溶性又はアルカリ可溶性の有機の還元剤、有機
カルボン酸及びその塩等を含有させることができる。
有機の還元剤としては、例えばハイドロキノン、メトー
ル、メトキシキノン等の7工ノール化合物、フェニレン
ジアミン、フェニルヒドラジン等のアミン化合物がある
有機カルボン酸には、炭素原子数6〜20の脂肪族カル
ボン酸、およびベンゼン環またはナフタレン環にカルボ
キシル基が置換した芳香族カルボン酸が包含される。
脂肪族カルボン酸としては炭素数6〜20のアルカン酸
が好ましく、具体的な例としては、カプロン酸、エナン
チル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミスチリン酸、バルミチン酸、ステアリン酸等
があり、特に好ましいのは炭素数6〜12のアルカン酸
である。また炭素鎖中に二重結合を有する脂肪酸でも、
枝分れした炭素鎖のものでもよい。上記脂肪族カルボン
酸はナトリウムやカリウムの塩またはアンモニウム塩と
して用いてもよい。
芳香族カルボン酸の具体的な化合物としては、安息香酸
、0−クロロ安息香酸、p−クロロ安息香酸、0−ヒド
ロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、p−ter
t−ブチル安息香酸、0−アミノ安息香酸、p−アミノ
安息香酸、2.4−ジヒドロキシ安息香酸、2゜5−ジ
ヒドロキシ安息香酸、2.3−ジヒドロ−F−’y 安
Jl香酸、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、3,5−ジ
ヒドロキシ安息香酸、没食子酸、l−ヒドロキシ−2−
ナフトエ酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒ
ドロキシ−1−す7トエ酸、■−す7トエ酸、2−ナフ
トエ酸等がある。
上記芳香族カルボン酸はナトリウムやカリウムの塩また
はアンモニウム塩として用いてもよい。
脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸の含有量は好まし
くは0.1−10重量%である。
また、本発明における現像液及び補充液には現像性能を
高めるために以下のような添加剤を加えることができる
。例えば特開昭58−75152号公報記載のNa(j
2. KCQ、 KBr等の中性塩、特開昭59−19
0952号公報記載のEDTA、 NTA等のキレート
剤、特開昭59−121336号公報記載の(Co(N
Hs))acL等の錯体、特開昭56−142528号
公報記載のビニルベンジルトリメチルアンモニウムクロ
ライドとアクリル酸ナトリウムの共重合体等の両性高分
子電解質、特開昭58−59444号公報記載の塩化リ
チウム等の無機リチウム化合物、特公昭50−3444
2号公報記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化合
物、特開昭59−75255号公報記載のSi、 Ti
等を含む有機金属界面活性剤、特開昭59−84241
号公報記載の有機硼素化合物が挙げられる。
更に、本発明方法に用いられるネガ・ポジ両用現像液に
は、特開昭62−24263号、同62−24264号
、同62−25761号、同62−35351号、同6
2−75535号、同62−89060号、同62−1
25357号、同62−133460号、同62−15
9148号、同62−168160号、同62−175
758号、同63−200154号、同63−2056
58号、各公報に記載されているような現像液が含まれ
る。
循環使用する現像液に対する補充液の補充は、処理疲労
と経時疲労の両方に対して行うことが好ましい。処理疲
労に対しては、版面積の検出、非画像部の面積の検出、
感光性平版印刷版の搬送方向の長さの検出等が好ましく
、ポジ型感光性平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版と
で上記情報から算出される補充量の係数を変化させるこ
とが好ましい。また、ポジ型感光性平版印刷版とネガ型
感光性平版印刷版との版種を判別した結果と処理疲労及
び経時疲労の両方の疲労を検出した結果とを組み合わせ
て補充量の係数を決めることが好ましい。
版種を判別するための感光層表面の反射濃度の測定箇所
は、感光性平版印刷版のどこでもよいが、好ましくは感
光性平版印刷版の端部から5cm以内の端部であり、よ
り好ましくは感光性平版印刷版の搬送方向先端又は後端
から5cm以内の端部である。これは、上記部分が通常
ポジを感光性平版印刷版では露光部、ネガを感光性平版
印刷版では未露光部であるため、版種を判別する好まし
い方法であるポジ型感光性平版印刷版では露光部の、ネ
ガ型感光性平版印刷版では未露光部の感光層表面の反射
濃度を測定するのに好ましい手段であるか〔実施例〕 以下、実施例により本発明方法を説明する。
実施例1 下記現像液24Qを第1図に示す自動現像機の現像液タ
ンク14に入れ、下記現像補充液を現像補充液タンク2
0に入れた。
現像液 β−アニリノエタノール     0,3重量部プロピ
レングリコール     0.3重量部2−ヒドロキシ
−3−ナフトエ酸   0.6重量部p−tert−ブ
チル安息香酸     1,2重量部エマルゲン147
        0.05重量部(化工(株)製、非イ
オン界面活性剤)ケイ酸カリウム水溶液     2.
2重量部(SiJ含有26重量%、K、O含有13重量
%)水酸化カリウム        1.5重量部亜硫
酸カリウム        0.9重量部水     
            90重量部現像補充液 β−アニリノエタノール     0.31 量iプロ
ピレンゲレール      0.61量部2−ヒドロキ
シー3−ナフトエ酸   0,6重量部p−tert−
ブチル安息香酸     1.5重量部エマルゲン14
7        0.55重量部ケイ酸カリウム  
      6.0重量部水酸化カリウム      
  3.1重量部亜硫酸カリウム        1.
8重量部水                 82重
量部ポジ型感光性平版印刷版の作成 厚さ0.24mmのJIS−,1050アルミニウム板
を2%の水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、脱脂処理
を行った後に、希硝酸溶液中にて電気化学的に粗面化し
、よく洗浄した後に希硫酸溶液中で陽極酸化処理を行っ
て2.5g/m”の酸化皮膜を上記アルミニウム板表面
上に形成させた。このように処理されたアルミニラ板を
水洗、乾燥後、下記組成の感光液を乾燥重量2.5g/
m”となるように塗布し、乾燥してポジ型感光性平版印
刷版を得た。
感光性塗布液組成 ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−5−ス
ルホン酸クロライドとピロガロール・アセトン樹脂との
エステル化合物(特開昭60−143345号公報合成
例2に記載された化合物) 2重量部 フェノールとm−、p−混合クレゾールとホルムアルデ
ヒドとの共重縮合樹脂(合成時の7エノール、m−クレ
ゾール及びp−クレゾールの各々の仕込みモル比が20
:48:32、重量平均分子量My−7400、数平均
分子量M n−1400)6.5重量部 1)−tert−オクチルフェノールとホルムアルデヒ
ドより合成されたノボラック樹脂とナフトキノン−(1
,2)−ジアジド−(2)−5−スルホン酸クロライド
とのエステル化合物(縮合率:50モル%、M v= 
1700)           0.1重量部ビクト
リア・ピュア・ブルーBO)! (保止ケ谷化学(株)製)    0.08重量部エチ
ルセロソルブ       80重量部メチルセロソル
ブ       20重量部こうして得られたポジ型感
光性平版印刷版を多数枚用意し、透明ポジティブフィル
ム及び感度測定用ステップタブレット(イーストマン・
コダック社製No、2、濃度差0.15ずつ21段階の
グレースケール)を密着して、2kWメタルハライドラ
ンプ(岩崎電気(株)製アイドルフィン2000)を光
源として8.0mW/cn+2の条件で、70cmの距
離から60秒間露光を行った。
ネガ型感光性平版印刷の作成 厚さ0.24mmのJIS−1050アルミニウム板を
20%リン酸ナトリウム水溶液に浸漬して脱脂し、希塩
酸溶液中で電気化学的に粗面化し、よく洗浄した後に希
硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って1−5g/m”の酸
化皮膜を上記アルミニウム板表面上に形成させた。この
ように処理されたアルミニウム板をざらにメタ珪酸ナト
リウム水溶液中に浸漬して封孔処理を行い、水洗、乾燥
した後に、下記組成の感光液を乾燥重量2.0g/m”
となるように塗布し、乾燥してネガ梨感光性平版印刷版
を得た。
感光液組成 p−ジアジゾジフェニルアミンとバラホルムアルデヒド
との縮合物のヘキサフルオロリン酸塩1重量部 N−(4−ヒドロキシフェニルメタクリルアミド共重合
体(特公昭57−43890号の実施例1に記載のもの
)             10重量部ビクトリア・
ピュア・ブルー・BOH (保土谷化学工業(株)製、染料) 0.2重量部 エチレングリコールモノメチルエーテル100重量部 こうして得られたネガ型感光性平版印刷を多数枚用意し
、透明ネガティブフィルム及び感度測定用ステップタブ
レット(イーストマン・コダック社製No、2、濃度差
0.15ずつ21段階のグレースケール)を密着して、
2kWメタルハライドランプ(岩崎電気(株)製 アイ
ドルフィン2000)を光源として8.0mW/cm2
の条件で、70cmの距離から30秒間露光を行った。
判別反射センサ33による検出は面積測定反射センサ3
0による検出の2秒後に行われるようにし、410mm
の波長の光の反射濃度で区別し、ポジ型感光性平版印刷
版は露光部、ネガ型感光性平版印刷版は未露光部の反射
濃度を測定し、反射濃度が0.7未満のときポジ型感光
性平版印刷版と、0.7以上のときネガ型感光性平版印
刷版と判別した。
版種別の処理版面積に対する補充条件は次のとおりとし
た。
処理疲労に対する補充: ポジ型感光性平版印刷版・・・60m12/+n”ネガ
型感光性平版印刷版・・・42m(2/m2(補充量係
数:ポジ型−1,0、ネガ型−0,7)経時疲労に対す
る補充: 自動現像機の稼働時間・・・200m(1/時自動現像
機の休止時間・・・50m(2/時上記条件で前記ポジ
型感光性平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版のそれぞ
れ100枚をランダムに処理した結果、200枚目の版
でも良好な印刷物を得た。
実施例2 実施例1と同じ現像液、現像補充液および感光性平版印
刷版を使用し、第2図に示す処理装置を使用して以下の
実験を行った。
現像タンク14aに現像液を2412入れ、現像液の温
度を30°C1現像時間をポジ型感光性平版印刷版12
秒、ネガ型感光性平版印刷版20秒とした。
判別反射センサによる検出は面積測定反射センサ30に
よる検出の1秒後に行われるようにし、版種の判別は4
30mmの波長の光を使用し、ポジ型感光性平版印刷版
は露光部、ネガ型感光性平版印刷版は未露光部の反射濃
度を測定し、反射濃度が0.65未満のときポジ型感光
性平版印刷版と、0.65以上のときネガ型感光性平版
印刷版と判別した。
版種別の処理版面積に対する補充条件は次のとおりとし
た。
処理疲労に対する補充: ポジ型感光性平版印刷版・・・60m12/m”ネガ型
感光性平版印刷版・・・42m12/m”(補充量係数
:ポジ型−1,0、ネガ型−0,7)1回の補充量を3
00mQとした。
経時疲労に対する補充: 自動現像機の稼働時間・・・120m12/時自動現像
機の休止時間・・・35mff/時上記条件でポジ型感
光性平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版のそれぞれ1
00枚をランダムに処理した結果、200枚目の版でも
良好な印刷物を得lこ 。
比較例 判別反射センサ33を取り外し、処理疲労に対する補充
を、ネガ型感光性平版印刷版、ポジ型感光性平版印刷版
とも51m(i/m2になるようにしたほかは実施例1
と同様の実験を行ったところ、200枚目に通したポジ
型感光性平版印刷版に現像不良部分が見られ、印刷で汚
れを生じた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1台の自動現像機で循環使用する現像
液を使用しポジ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版
印刷版とを共通に安定して現像することができ、また、
循環使用する現像液を使用するため、新液使い捨て方式
と比べて現像液の消費量を減少でき、これにより処理コ
ストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の処理装置の実施例を示す構成
図である。 A・・・現像部       B・・・水洗部C・・・
リンス・ガム部   14・・・現像液タンク14a・
・・現像タンク     20・・・補充液タンク21
・・・補充装置 30・・・面積測定反射センサ 31・・・版幅検出回路 32・・・版面積積算回路  33・・・判別反射セン
サ34・・・ネガ/ポジ版判別回路 35・・・稼働・休止時−間積算回路 36・・・電源スィッチ    37・・・流量制御回
路38・・・ポンプ駆動回路 40・・・搬送速度制御回路 41・・・ローラ駆動回路 42・・・ローラ駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動現像機を用いて、露光済みのポジ型感光性平
    版印刷版及びネガ型感光性平版印刷版を少なくとも1つ
    の循環使用する現像液を用いて共通に処理する方法にお
    いて、現像工程に先立って、処理する感光性平版印刷版
    の表面の反射濃度を測定し、ポジ型感光性平版印刷版及
    びネガ型感光性平版印刷版の版種を判別し、判別した版
    種に応じて現像条件を自動的に変えることを特徴とする
    感光性平版印刷版の処理方法。
  2. (2)少なくとも1つの循環使用する現像液を用いて現
    像する手段、感光性平版印刷版の表面の反射濃度を測定
    する手段、この測定結果からポジ型感光性平版印刷版と
    ネガ型感光性平版印刷版とを判別する手段、及びこの判
    別結果に基づき現像条件を自動的に変える手段を有する
    ことを特徴とする感光性平版印刷版の処理装置。
JP2291134A 1990-10-29 1990-10-29 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置 Pending JPH04163556A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2291134A JPH04163556A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置
US07/783,117 US5217848A (en) 1990-10-29 1991-10-25 Method and apparatus for processing presensitized lithographic printing plate
DE69123943T DE69123943T2 (de) 1990-10-29 1991-10-29 Verfahren und Vorrichtung zur Behandlung von vorsensibilisierten Flachdruckplatten
EP91309953A EP0484087B1 (en) 1990-10-29 1991-10-29 Method and apparatus for processing presensitized lithographic printing plate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2291134A JPH04163556A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04163556A true JPH04163556A (ja) 1992-06-09

Family

ID=17764892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2291134A Pending JPH04163556A (ja) 1990-10-29 1990-10-29 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5217848A (ja)
EP (1) EP0484087B1 (ja)
JP (1) JPH04163556A (ja)
DE (1) DE69123943T2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4204691A1 (de) * 1992-02-17 1993-09-02 Hoechst Ag Verfahren und vorrichtung zum entwickeln von strahlungsempfindlichen, belichteten druckformen
JP3534211B2 (ja) * 1995-09-29 2004-06-07 富士写真フイルム株式会社 感光性平版印刷版の自動現像装置
GB2306697A (en) * 1995-11-02 1997-05-07 Horsell Graphic Ind Ltd Plate processing
DE19822441A1 (de) * 1997-06-24 1999-01-28 Heidelberger Druckmasch Ag Druckformreinigungsverfahren
US5853963A (en) * 1997-08-11 1998-12-29 Applied Chemical Technologies, Inc. Life extension of photoresist developer solutions
JP3435323B2 (ja) * 1997-09-30 2003-08-11 大日本スクリーン製造株式会社 印刷装置および印刷装置に使用する印刷版の現像処理方法
US6174646B1 (en) * 1997-10-21 2001-01-16 Konica Corporation Image forming method
DE19849566A1 (de) * 1998-03-03 1999-09-09 Fuji Photo Film Co Ltd Bildherstellungsvorrichtung
JP2002505766A (ja) * 1998-04-15 2002-02-19 エテック システムズ インコーポレイテッド ホトレジスト現像剤および現像方法
US6063550A (en) * 1998-04-29 2000-05-16 Morton International, Inc. Aqueous developing solutions for reduced developer residue
US5922522A (en) * 1998-04-29 1999-07-13 Morton International, Inc. Aqueous developing solutions for reduced developer residue
EP1099981B1 (en) * 1999-11-09 2012-10-03 FUJIFILM Corporation Photosensitive material processing device
US6503694B1 (en) * 2001-06-12 2003-01-07 Chi Mei Corporation Developer solution and edge bead remover composition
JP4230130B2 (ja) * 2001-07-04 2009-02-25 富士フイルム株式会社 感光性平版印刷版用現像液及び平版印刷版の製版方法
US6562555B2 (en) * 2001-08-01 2003-05-13 Kodak Polychrome Graphics Llc Method for developing lithographic printing plate precursors using a coating attack-suppressing agent
US6992688B2 (en) * 2004-01-28 2006-01-31 Eastman Kodak Company Method for developing multilayer imageable elements
US20090197206A1 (en) * 2008-01-25 2009-08-06 Ray Kevin B Method of making images using fresh processing solution
US8534937B2 (en) 2009-10-19 2013-09-17 Eastman Kodak Company Plate developer with a configurable transport path
WO2021106702A1 (ja) * 2019-11-26 2021-06-03 富士フイルム株式会社 処理装置および処理方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5895349A (ja) * 1981-11-30 1983-06-06 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性プレ−トの現像補充液補充方法
JPS6223044A (ja) * 1985-07-22 1987-01-31 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 感光性平版印刷版の処理方法
JPS6235363A (ja) * 1985-08-09 1987-02-16 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 感光性平版印刷版の処理方法
JPS6236673A (ja) * 1985-08-09 1987-02-17 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 感光性平版印刷版の処理方法
JPS6278558A (ja) * 1985-10-01 1987-04-10 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 感光性平版印刷版の処理方法
JPH0778631B2 (ja) * 1986-05-27 1995-08-23 コニカ株式会社 残膜が改良される感光性平版印刷版の現像方法および装置
DE3884825D1 (de) * 1987-02-16 1993-11-18 Konishiroku Photo Ind Entwickler für lichtempfindliche lithographische Druckplatte, gemeinschaftlich verarbeitungsfähig für den Negativ-Typ und den Positiv-Typ und Entwicklerzusammensetzung für lichtempfindliches Material.
JPH02256053A (ja) * 1989-03-29 1990-10-16 Konica Corp 感光性平版印刷版の現像処理方法
JPH0391750A (ja) * 1989-09-04 1991-04-17 Konica Corp 感光性平版印刷版の処理方法
EP0423782A3 (en) * 1989-10-20 1991-10-23 Konica Corporation Apparatus for processing pre-sensitized lithographic printing plate

Also Published As

Publication number Publication date
US5217848A (en) 1993-06-08
EP0484087B1 (en) 1997-01-02
DE69123943D1 (de) 1997-02-13
DE69123943T2 (de) 1997-05-22
EP0484087A2 (en) 1992-05-06
EP0484087A3 (en) 1992-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04163556A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置
JP2004219452A (ja) 感光性平版印刷版用自動現像装置の現像補充方法
JP2004212681A (ja) 感光性平版印刷版の自動現像方法及びその自動現像装置
JPH04163555A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置
JPH04179959A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置
JPH04179960A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置
JPH04166948A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置
JP2876148B2 (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置
JPH04177356A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置
JPS6323160A (ja) 安定性、均一性等が改良される感光性平版印刷版の現像処理方法
JPS6242159A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法および処理装置
JP4116219B2 (ja) 平版印刷版用現像液のモニタ方法
JPS6315251A (ja) 現像安定性等が改良される感光性平版印刷版の処理方法
JP3023711B2 (ja) 感光性平版印刷版の処理方法
JP4116216B2 (ja) 平版印刷版用現像液のモニタ方法
JPH06230582A (ja) ポジ型感光性平版印刷版の処理方法
JPH08123039A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法
JPH09127709A (ja) 感光性記録材料の処理方法
JPH01223448A (ja) 感光材料の処理方法
JPH07239556A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び装置
JPH07230171A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法及び自動現像機
JPH02262148A (ja) 感光性平版印刷版の現像処理方法
JPS628152A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法
JPH086259A (ja) 感光材料処理装置
JPH09274324A (ja) 感光性平版印刷版の処理方法