JPH04163555A - 感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置 - Google Patents

感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置

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JPH04163555A
JPH04163555A JP29113190A JP29113190A JPH04163555A JP H04163555 A JPH04163555 A JP H04163555A JP 29113190 A JP29113190 A JP 29113190A JP 29113190 A JP29113190 A JP 29113190A JP H04163555 A JPH04163555 A JP H04163555A
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JP
Japan
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planographic printing
plate
negative
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Application number
JP29113190A
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English (en)
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Masabumi Uehara
正文 上原
Kazuhiro Shimura
志村 和弘
Shinya Watanabe
真也 渡辺
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置に
関し、更に詳しくは、ポジを感光性平版印刷版とネガを
感光性平版印刷版とを共通に処理するに適した処理方法
及び処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、1台の自動現像機で、ポジ型感光性平版印刷版と
ネガ型感光性平版印刷版とを共通に現像し得る現像液を
用いてポジ型感光性平版印刷版とネガ型感光性平版印刷
版とを処理する場合は、処理すべき面に新しい現像液を
供給して使い捨てる処理方法(新液処理方式)が主流で
あり、補充液を補充して現像液を繰り返し使用する処理
方法(循環方式)では、ポジ型感光性平版印刷版とネガ
型感光性平版印刷版とで現像液を疲労させる度合が異な
るため、補充の管理が困難で、実用上安定な処理が難し
いという問題があった。また、新液処理方式では循環方
式と比べて現像液を多量に消費するという欠点があった
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、1台の自動現像機で、少なくとも1つ
の循環使用する現像液を用いてポジ型感光性平版印刷版
とネガ型感光性平版印刷版とを安定に共通に処理できる
感光性平版印刷版の処理方法及び処理装置を提供するこ
とである。
また、本発明の目的は、1台の自動現像機で、少なくと
も1つの循環使用する現像液を使用してポジ型感光性平
版印刷版とネガ型感光性平版印刷版とを共通に処理する
方法及び装置において、処理コストを低減できる技術を
提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記本発明の目的は、下記(1)の処理方法及び下記(
2)の処理装置によって達成される。
(1)自動現像機を用いて、露光済みのポジ型感光性平
版印刷版及びネガ型感光性平版印刷版を少なくとも1つ
の循環使用する現像液を用いて共通に処理する方法にお
いて、現像工程に先立って、処理する感光性平版印刷版
の挿入位置を、挿入方向と直交する水平方向に変えるこ
とによりポジ型感光性平版印刷版及びネガ型感光性平版
印刷版の版種を判別し、判別した版種に応じて現像条件
を自動的に変えることを特徴とする感光性平版印刷版の
処理方法。
(2)感光性平版印刷版を搬送する手段及びこの搬送の
経路において少なくとも1つの循環使用する現像液を用
いて現像する手段を有する感光性平版印刷版の処理装置
において、該装置への感光性平版印刷版の挿入位置に搬
送幅方向に間隔をおいて2箇所に設けた感光性平版印刷
版を検知する検知手段による検知結果からポジ型感光性
平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版とを判別する手段
、及びこの判別結果に基づき現像条件を自動的に変える
手段を有することを特徴とする感光性平版印刷版の処理
装置。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係る処理装置の実施例を示す構成図で
ある。同図において、Aは循環使用するポジを感光性平
版印刷版とネガ型感光性平版印刷版とを共通に現像し得
る現像液(以下「ネガ・ポジ両用現像液」という)で現
像処理する現像部、Bは水洗を行う水洗部、Cはリンス
液又は不感脂化液で処理するリンス・ガム部、PSは感
光性平版印刷版の搬送路である。
これらの各処理部において、1は感光性平版印刷版を搬
送する搬送ローラ対、5は絞りローラ対、8は串ローラ
対、9はガイドローラ、10は版面をこすって現像を促
進させるためのブラシローラ、11はシャワーパイプ、
14は現像液を入れる現像液タンク、15は水洗水を入
れる水洗水タンク、16はリンス液又は不感脂化液(ガ
ム液)を入れるリンス・ガム液タンク、17.18.1
9は現像液タンク14、水洗水タンク15、リンス・ガ
ム液タンクからそれぞれ処理液をシャワーパイプ11へ
送るポンプ、20は現像補充液を入れる補充液タンク、
21は補充装置で、送液用定量ポンプ及び補充タンク2
0内の現像液のエンプティ検出のセンサの検知結果によ
るブザー作動の機構を有し、該送液用定量ポンプは、後
記の流量制御回路37による制御系による他にマニュア
ルでも作動し得るようになっている。22は現像液タン
ク14、水洗水タンク15、リンス・ガム液タンク16
からのそれぞれのオーバーフローを図示しないオーバー
フロータンクへ導く配管、25は感光性平版印刷版の挿
入ガイド板である。30は面積測定反射センサで、複数
の光学センサを搬送路と直交する水平方向に等間隔に配
設し、搬送された感光性平版印刷版の表面に発光素子か
ら光を照射し、その反射光を受光素子で受けて感光性平
版印刷版の存在を検知するようになっている。31は版
幅検出回路で、面積測定反射センサ30かもの板検出信
号に基づいて版幅を検出し、版面積積算回路32で版面
積を検出し得るようになっている。
33は光センサで、発光素子と受光素子とからなり、反
射光を検知して感光性平版印刷版の存在を検知する。光
センサ33は、ポジ型感光性平版印刷版とネガ感光性平
版印刷版とで挿入位置を左右に変えることにより上記各
光センサの検知状況が変化するように搬送幅方向に間隔
を設けて2箇所に設置する。この配置については後述す
る。34はネガ/ポジ版判別回路で、上記各センサの感
光性平版印刷版の検知信号からポジ型とネガ型との判断
がなされるようになっている。
35は稼働・休止時間積算回路で、感光性平版印刷版の
処理による現像液の疲労(処理疲労)と空気中の炭酸ガ
スの吸収による活性度の低下(経時疲労)に対応する補
充を行うためのものであり、処理装置の電源スィッチ3
6の開閉により処理装置の稼働及び休止を検知し、稼働
時間及び休止時間をそれぞれ積算し、これらの各状態に
おける経時疲労に対応する補充量を計算する。
上記版面積、ポジ型とネガ型の判別、及び経時疲労に対
応する各信号は流量制御回路37に入力し、予め定めた
関数関係に基づく補充量の補充がなされるよう、ポンプ
駆動回路38を介して補充装置21を制御するように構
成されている。上記関数関係については公知の技術を適
用することができる。
第2図及び第3図は光センサ33の水平方向の配置を説
明するための部分平面図である。30は面積測定反射セ
ンサ、39は挿入ガイド板で、矢印りは感光性平版印刷
版の挿入方向を示す。
第2図に示す例では、光センサ33は、感光性平版印刷
版の現像部Aへの挿入位置である挿入ガイド板39の現
像部Aに近い搬送幅方向の左右両端の近傍にそれぞれ1
箇づつ配置し、かつ、同図に示すように、光センサ33
 (a )と挿入ガイド板の一方の端39bとの間隔W
1、及び光センサ33 (b )と挿入ガイド板39の
他方の端39aとの間隔W、を処理する最大幅の感光性
平版印刷版の幅よりも大にしておき、例えば光センサ3
3 (a )だけが感光性平版印刷版を検知したときネ
ガ型感光性平版印刷版と判断し、光センサ33 (b 
)だけが感光性平版印刷版を検知したときポジ型感光性
平版印刷版と判断するようにネガ/ポジ版判別回路を構
成する。このように構成することにより、感光性平版印
刷版の挿入位置を、ポジ型感光性平版印刷版は光センサ
33 (b )寄りの挿入ガイド板の端39bに寄せて
挿入し、ネガを感光性平版印刷版は逆の端39aに寄せ
て挿入することにより、ポジ型とネガをとの判別がなさ
れる。
第3図は光センサ33の他の配置例を示す部分平面図で
ある。この例では、1個の光センサ33 (a )を第
2図と同じく搬送路の幅方向端部に、もう1つの光セン
サ33 (C)を搬送路の幅方向中央に設ける。この場
合、ポジ型感光性平版印刷版は幅方向中央の光センサ3
3 (C)のみが検知するように挿入し、ネガ型搬送は
幅方向端部の光センサ33(a)のみ又は該光センサ3
3 (a )と幅方向中央の光センサ33 (c )の
2つが検知するように挿入し、光センサ33 (a )
と33 (b )の感光性平版印刷版の検知状況によっ
てポジ型とネガをとを判別するようにする。従って、光
センサ33 (a )の位置は、最大幅のポジ型感光性
平版印刷版が幅方向の中央に挿入されたとき、このポジ
型感光性平版印刷版が検知されないような位置とするこ
とが必要である。
上記版面積、ポジ型とネガ型の判別信号、並びに経時疲
労量に対応する信号は、流量制御回路37に入力し、予
め定めた関数関係に基づいた補充量の補充がなされるよ
う、ポンプ駆動回路38を介して補充装置21を制御す
るように構成されている。
版面積、ポジ型とネガ型の版種別、並びに稼働時及び休
止時の経時疲労に対応する現像条件の調節については公
知の技術を適用することができる。
なお、上記の例では、搬入される感光性平版印刷版を検
知する手段として光センサを挙げたが、本発明において
、搬入される感光性平版印刷版を検知する手段は、光セ
ンサに限らず、マイクロスイッチのような機械的センサ
その他適宜の手段を採ることができる。
次に、第1図を用いてその動作を説明する。
まず、感光性平版印刷版は、搬送路PSの図上左端から
挿入されると、面積測定反射センサ30で検出された信
号に基づき版幅検出回路31及び版面積積算回路32に
よって版面積が計算され、別に判別反射センサ33によ
り検出された信号に基づきネガ/ポジ版判別回路34に
よってポジ型及びネガ型の判断がなされ、これらの信号
が流量制御回路37に入力される。これらと並行して、
稼働・休止積算回路35かもの信号が流量制御回路37
に入力される。流量制御回路37では、版面積、ネガを
/ポジ型の別、及び稼働・休止積算回路35からの信号
を変数とする予め定めた関数関係に基づいた現像補充量
になるよう補充装置21が制御され、補充液タンク20
中の現像補充液が現像タンク14へ補充される。この補
充のタイミングは適宜選べばよい。例えば、感光性平版
印刷版の搬入時に、版面積及びネガ型・ポジ型別に応じ
て補充量を変える補充及び該感光性平版印刷版の搬入時
前の経時疲労に対応する補充を行う。
現像部Aにおいて、上記の補充が行われる現像液タンク
14内のネガ・ポジ両用現像液はポンプ17で送られて
シャワーパイプ11からその版面に供給され、ブラシロ
ーラ10で版面がこすられ、絞りローラ対5でその表裏
面に付着している現像液及び感光性平版印刷版の感光層
の溶出物が除去されて現像を終了する。
次いで、感光性平版印刷版は水洗部Bへ搬送される。水
洗部Bにおいて、水洗水タンク15に入れられた水洗水
はポンプ18によってシャワーパイプ12から感光性平
版印刷版の版面に供給され水洗される。水洗された感光
性平版印刷版は絞りローラ7によってその表裏面の付着
物が除去される。次いで、感光性平版印刷版はリンス・
ガム部Cへ搬送される。ここで、リンス・ガムタンク1
6に入れられたリンス液又は不感脂化液がポンプ24に
よってシャワーパイプ13からその版面に供給され、絞
りローラ7により必要量を残して除去され、処理を終わ
る。
本発明によりポジ型感光性平版印刷版とネガ型感光性平
版印刷版とを自動的に判別した結果によって自動的に変
える現像条件については任意であり、公知の技術を適用
することができ、また実験等の手段で求めることができ
る。
例えば、現像補充液を1種とし、ポジ型感光性平版印刷
版とネガ型感光性平版印刷版とで補充量を変化させる場
合には、現像液の新液を用いてポジ型感光性平版印刷版
を多数枚処理してゆき、感度変動の許容限度まで疲労し
たときまでに処理され版面積(A、)、及びこのときの
感度を新液の感度に戻すに必要な補充量(適切補充量)
(R,)を実験的に求める。別に、ネガ型感光性平版印
刷版を用いて同様にして感度変動の許容限度まで疲労し
たときの処理された版面積(A、)、及びそれに対する
適切補充量(R1)を求める。この結果を用い、処理さ
れる版面積当たり補充量をポジ型感光性平版印刷版では
R,/A、、ネガ型感光性平版印刷版ではR,/AIと
する。
制御量として補充量のほかに搬送速度即ち現像時間を選
択する場合には、複数の水準の搬送速度に対して上記に
準じた実験を行い、最良の結果が得られた条件を採用す
る。
その他、ポジ整感光性平版印刷版とネガ型感光性平版印
刷版に対する現像温度、ブラシ処理条件等の現像条件の
調節技術に関する公知の技術を適用することができる。
本発明が適用される感光性平版印刷版には下記のような
感光性組成物の層を親水性面を有する支持体の該面に設
けたものが含まれる。
■)ジアゾ化合物を含む感光性組成物 この感光性組成物中のジアゾ化合物は、例えば芳香族ジ
アゾニウム塩とホルムアルデヒド又はアセトアルデヒド
との縮合物で代表されるジアゾ樹脂である。例えば、p
−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデヒド又はアセ
トアルデヒドとの縮合物の塩、例えばヘキサフルオロホ
ウ燐酸塩、テトラフルオロホウ酸塩、過塩素酸塩又は過
ヨウ素酸塩と前記縮合物との反応生成物であるジアゾ樹
脂無機塩や、米国特許3,300,309号明細書中に
記載されているような、前記縮合物とスルホン酸類との
反応生成物であるジアゾ樹脂有機塩等が挙げられる。更
にジアゾ樹脂が結合剤と共に使用された組成物が挙げら
れる。かかる結合剤としては種々の高分子化合物を使用
することができるが、例えば特開昭54−98613号
公報に記載されているような芳香族性水酸基を有する単
量体、例えば、N−(4−ヒドロキシフェニル)アクリ
ルアミド、 N−(4−ヒドロキンフェニル)メタクリ
ルアミド、o−、m−、またはp−ヒドロキシスチレン
% o−、m−、またはp−ヒドロキシフェニルメタク
リレート等と他の単量体との共重合体、米国特許4,1
23,276号明細書中に記載されているようなヒドロ
キシエチルアクリレート単位又はヒドロキシエチルメタ
クリレート単位を主な繰り返し単位として含むポリマー
、シェラツク、ロジン等の天然樹脂、ポリビニルアルコ
ール、米国特許3,751,257号明細書中に記載さ
れているようなポリアミド樹脂、米国特許3,660,
097号明細書中に記載されているような線状ポリウレ
タン樹脂、ポリビニルアルコールの7タレート化樹脂、
ビスフェノールAとエピクロルヒドリンから縮合された
エポキシ樹脂、酢酸セルロース、セルロースアセテート
フタレート等のセルロース誘導体が包含される。
2)o−キノンジアジド化合物を含む感光性組成物0−
キノンジアジド化合物を含む感光性組成物においては、
0−キノンジアジド化合物とアルカリ可溶性樹脂を併用
した組成物が挙げられる。
0−キノンジアジド化合物としては、例えば0−ナフト
キノンジアジドスルホン酸と、フェノール類及びアルデ
ヒド又はケトンの重縮合樹脂とのエステル化合物が挙げ
られる。
前記フェノール類としては、例えば、フェノール、0−
クレゾール、l−クレゾール、p−クレゾール、3.5
−キシレノール、カルバクロール、チモール等の一価フ
エノール、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン等の
二価フェノール、ピロガロール、70口グルシン等の三
価フェノール等が挙げられる。前記アルデヒドとしては
ホルムアルデヒド、ベンズアルデヒド、アセトアルデヒ
ド、クロトンアルデヒド、フルフラール等が挙げられる
。又、前記ケトンとしてはアセトン、メチルエチルケト
ン等が挙げられる。
前記重縮合樹脂の具体的な例としては、フェノール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、■−クレゾール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、■−、p−混合クレゾール・ホルムアルデヒド
樹脂、レゾルシン拳ベンズアルデヒド樹脂、ピロガロー
ル・アセトン樹脂等が挙げられる。
前記0−ナフトキノンジアジド化合物のフェノール類の
OH基に対する0−ナフトキノンジアジドスルホン酸の
縮合率(OH基1個に対する反応率)は15〜80%の
ものが包含される。
0−キノンジアジド化合物としては特開昭58−434
51号公報に記載のある以下の化合物も使用できる。
又、特公昭37−1953号、同37−3627号、同
37−13109号、同40−26126号、同40〜
3801号、同45−5604号、同45−27345
号、同51−13013号、特開昭48−96575号
、同48−63802号、同48−63802号各公報
に記載された1、2−キノンジアジド化合物をも挙げる
ことができる。
前記支持体としては、紙、プラスチック (例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリスチレンなと)ラミネ
ート紙、アルミニウム (アルミニウム合金も含む)、
亜鉛、銅などのような金属の板、二酢酸セルロース、三
酢酸セルロース、プロピオン酸セルロース、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リカーボネート、ポリビニルアセタールなどのようなプ
ラスチックのフィルム、上記の如き金属がラミネートも
しくは蒸着された紙もしくはクロームメツキが施された
鋼板などが挙げられ、これらのうち特にアルミニウム及
びアルミニウム被覆された複合支持体が好ましい。
又、アルミニウム材の表面は、保水性を高め感光層と密
着性を向上させる目的で粗面化旭理されていることがで
きる。粗面化方法としては、一般に公知のブラシ研磨法
、ポール研磨法、電解エツチング、化学的エツチング、
液体ホーニング、サンドブラスト等の方法及びこれらの
組合せが挙げられる。
本発明方法に使用される少なくとも1つの循環使用する
現像液は、水を主たる溶媒とする(具体的には50重量
%以上が水からなる)アルカリ性のネガ・ポジ両用現像
液であることが好ましい。該現像液は及びその補充液は
いずれもケイ酸アルカリを含有し、かつ有機溶媒及び界
面活性剤の少なくとも1つを含有するpH10以上、よ
り好ましくは12以上のアルカリ水系現像液であること
が好ましい。
ケイ酸アルカリとしては、例えばケイ酸カリウム、ケイ
酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリ
ウム、ケイ酸アンモニウム等が挙げられる。ケイ酸アル
カリの現像液中の含有量は0.3〜10重量%の範囲が
好ましい。また、ケイ酸アルカリはSiO□濃度で0.
1〜7.0重量%の範囲が好ましい。
現像液及び現像補充液にはケイ酸アルカリ以外のアルカ
リ剤を併用することができ、例えば、水酸化カリウム、
水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリ
ウム、第ニリン酸ナトリウム、第三リン酸カリウム、第
ニリン酸カリウム、第三リン酸アンモニウム、第ニリン
酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭酸ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸アンモニウ
ムなどのような無機アルカリ剤、モノ、ジ又はトリエタ
ノールアミン及び水酸化テトラアルキルのような有機ア
ルカリ剤を併用することができる。
有機溶媒としては20℃おける水に対する溶解度が10
重量%以下のものが好ましく、例えば酢酸エチル、酢酸
プロピル、酢酸ブチル、酢酸ベンジル、エチレングリコ
ールモノプチルアセート、乳酸ブチル、レブリン酸ブチ
ルのようなカルボン酸エステル;エチルブチルケトン、
メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンのようなケ
トン類;エチレングリコールモノブチルエーテル、エチ
レングリコールベンジルエーテル、エチレングリコール
モノフェニルエーテル、ベンジルアサコール、メチルフ
ェニルカルビノール、n−アミルアルコール、メチルア
ミルアルコールのようなアルコール類:キシレンのよう
なアルキル置換芳香族炭化水素;メチレンジクロライド
、エチレンジクロライド、モノクロルベンゼンのような
ハロゲン化炭化水素などがある。これらの有機溶媒はそ
れぞれ単独又は2種以上を組合わせて使用することがで
きる。
界面活性剤としてはノニオン、アニオン、カチオン及び
両性の各界面活性剤の少なくとも1種を用いることがで
きる。好ましくはノニオン界面活性剤である。
ノニオン界面活性剤は大別するとポリエチレングリコー
ル型と多価アルコール型に分類することができ、どちら
も使用できるが、現像性能の点からポリエチレングリコ
ール型のノニオン界面活性剤が好ましく、その中でもエ
チレンオキシ基を3以上有し、かつHLB値(HLBは
Hydrophile−Lipophile Ba1a
nceの略)が5以上(より好ましくは8〜20)のノ
ニオン界面活性剤がより好ましい。
ノニオン界面活性剤のうち、エチレンオキシ基とプロピ
レンオキシ基の両者を有するものが特に好ましく、その
なかでHLB値が8以上のものがより好ましい。
ノニオン界面活性剤の好ましい例として下記−儀式(1
)〜〔8〕で表される化合物が挙げられる。
(1)  R−0−(CH2CH20)nH(3)  
 R−0−(CH,CHO)m−(CH=CH20)n
H(6)  HO(C,H,0)a−(CSH,0)b
−(C,H,0)OH(8)   HO−(CH=CH
20)nH(1)〜〔8〕式において、Rは水素原子又
は1価の有機基を表す。該有機基としては、例えば直鎖
もしくは分岐の炭素数1〜30の、置換基(例えばアリ
ール基(フェニル等))を有していてもよいアルキル基
、アルキル部分が上記アルキル基であるアルキルカルボ
ニル基、置換基(例えばヒドロキシル基、上記のような
アルキル基等)を有していてもよいフェニル基等が挙げ
られる。alb、c、m、n、x及びyは各々1〜40
の整数を表す。
ノニオン界面活性剤の具体例を示す。
ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンラウリル
エーテル、ポリオキシエチレンノニルエーテル、ポリオ
キシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル
、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキ
シエチレンポリオキンプロピレンベヘニルエーテル、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレ
ンステアリルアミン、ポリオキシエチレンオレイルアミ
ン、ポリオキシエチレンステアリン酸アミド、ポリオキ
シエチレンオレイン酸アミド、ポリオキシエチレンヒマ
シ油、ポリオキシエチレンアビエチルエーテル、ポリオ
キシエチレンラノリンエーテル、ホリオキシエチレンモ
ノラウレート、ポリオキンエチレンモノステアレート、
ポリオキシエチレングリセリルモノオレート、ポリオキ
シエチレングリセルモノステアレート、ポリオキシエチ
レンプロピレングリコールモノステアレート、オキシエ
チレンオキシプロピレンブロックポリマー、ジスチレン
化フェノールポリエチレンオキシト付加物、トリベンジ
ルフェノールポリエチレンオキシド付加物、オクチルフ
ェノールポリオキシエチレンポリオキシプロピレン付加
物、グリセロールモノステアレート、ソルビタンモノラ
ウレート、ポリオキシエチレンソルビクンモノラウレー
ト等。
ノニオン界面活性剤の重量平均分子量は300〜100
00の範囲が好ましく、500〜5000の範囲が特に
好ましい。
アニオンを界面活性剤としては、高級アルコール(CS
−C1x)硫酸エステル塩類[例えば、ラウリルアルコ
ールサルフェートのナトリウム塩、オクチルアルコール
サルフェートのナトリウム塩、ラウリルアルコールサル
フェートのアンモニウム塩、r Teepol−81J
  (商品名・シェル化学部)、第二ナトリウムアルキ
ルサルフェートなど]、脂肪族アルコールリン酸エステ
ル塩類(例えば、セチルアルコールリン酸エステルのナ
トリウム塩など)、アルキルアリールスルホン酸塩類(
例えば、ドデンルベンゼンスルホン酸のナトリウム塩、
イソプロピルナフタレンスルホン酸のナトリウム塩、シ
ナフタリンジスルホン酸のナトリム塩、メタニトロベン
ゼンスルホン酸のナトリウム塩など)、アルキルアミド
のスルホン酸塩類(例えば、C,、H,、C0N(CH
,)CH2SO3Naなど)、二塩基性脂肪酸エステル
のスルホン酸塩類(例えば、ナトリウムスルホコハク酸
ジオクチルエステル、ナトリウムスルホコハク酸ジヘキ
シルエステルなど)がある。
これらの中で特にスルホン酸塩類が好適に用いられる。
カチオン界面活性剤はアミン型と第四アンモニウム塩型
に大別されるが、これらの何れをも用いることができる
アミン型の例としては、ポリオキシエチレンアルキルア
ミン、N−アルキルプロピレンアミン、N−アルキルポ
リエチレンポリアミン、N−アルキルポリエチレンポリ
アミンジメチル硫酸塩、アルキルビグアニド、長鎖アミ
ンオキシド、アルキルイミダシリン、■−ヒドロキシエ
チルー2−アルキルイミダシリン、l−アセチルアミノ
エチル−2−アルキルイミダシリン、2−アルキル−4
−メチル−4−ヒドロキンメチルオキサゾリン等がある
また、第四アンモニウム塩型の例としては、長鎖第1ア
ミン塩、アルキルトリメチルアンモニウム塩、ジアルキ
ルジメチルエチルアンモニウム塩、アルキルジメチルア
ンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム
塩、アルキルピリジニウム塩、アルキルキノリニウム塩
、アルキルイソキノリニウム塩、アルキルピリジニウム
硫酸塩、ステアラミドメチルピリジニウム塩、アシルア
ミノエチルジエチルアミン塩、アシルアミノエチルメチ
ルジエチルアンモニウム塩、アルキルアミドゾロピルジ
メチルベンジルアンモニウム塩、脂肪酸ポリエチレンポ
リアミド、アシルアミノエチルピリジニウム塩、アシル
コラミノホルミルメチルピリジニウム塩、ステアロオキ
シメチルピリジニウム塩、脂肪酸トリエタノールアミン
、脂肪酸トリエタノールアミンギ酸塩、トリオキシエチ
レン脂肪酸トリエタノールアミン、脂肪酸ジブチルアミ
ノエタノール、セチルオキシメチルピリジニウム塩、p
−インオクチルフェノキシエトキシエチルジメチルベン
ジルアンモニウム塩等がある。(上記化合物の例の中の
「アルキル」とは炭素数6〜20の、直鎖または一部置
換されたアルキルを示し、具体的には、ヘキシル、オク
チル、セチル、ステアリル等の直鎖アルキルが好ましく
用いられる。)これらの中では、特に水溶性の第四アン
モニウム塩型のカチオン界面活性剤が有効で、その中で
も、アルキルトリメチルアンモニウム塩、アルキルジメ
チルベンジルアンモニウム塩、エチレンオキシド付加ア
ンモニウム塩等が好適である。また、カチオン成分をく
り返し単位として有する重合体も広い意味ではカチオン
界面活性剤であり、本発明のカチオン界面活性剤に金色
される。特に、親油性七ツマ−と共重合して得られた第
四アンモニウム塩を含む重合体は好適に用いることがで
きる。
該重合体の重量平均分子量は300〜5QOOOの範囲
であり、特に好ましくは500〜5000の範囲である
両性界面活性剤としては、例えばN−メチル−N−ペン
タデシルアミノ酢酸ナトリウムのような化合物を用いる
ことができる。
これらの界面活性剤は0.5〜lO重量%の範囲で含有
させることができる。
本発明方法尋ご用いるネガ・ポジ両用現像液及びその補
充液には上記のほかに無機及び有機の還元剤、有機カル
ボン酸等を含有させることができる。
無機の還元剤としては、例えば亜硫酸ナトリウム、亜硫
酸カリウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸水素ナトリウ
ム、亜硫酸水素カリウム等の亜硫酸塩、亜リン酸ナトリ
ウム、亜リン酸カリウム、亜リン酸水素ナトリウム、亜
リン酸水素カリウム、亜リン酸二水素ナトリウム、亜硫
酸水素カリウム等のリン酸塩、ヒドラジン、チオ硫酸ナ
トリウム、亜ジチオン酸ナトリウム等を挙げることがで
きるが、特に効果が優れている還元剤は亜硫酸塩である
。これらの還元剤は0.1−10重量%、より好ましく
は0.5〜5重量%の範囲で含有される。
該現像液及びその補充液には、その他公知の添加剤、例
えば、水溶性又はアルカリ可溶性の有機の還元剤、有機
カルボン酸及びその塩等を含有させることができる。
有機の還元剤としては、例えばノ・イドロキノン、メト
ール、メトキシキノン等のフェノール化合物、フェニレ
ンジアミン、フェニルヒドラジン等のアミン化合物があ
る。
有機カルボン酸には、炭素厘子数6〜20の脂肪族カル
ボン酸、およびベンゼン環またはナフタレン環にカルボ
キシル基が置換した芳香族カルボン酸が包含される。
脂肪族カルボン酸としては炭素数6〜20のアルカン酸
が好ましく、具体的な例としては、カプロン酸、エナン
チル酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウ
リン酸、ミスチリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等
があり、特に好ましいのは炭素数6〜12のアルカン酸
である。また炭素鎖中に二重結合を有する脂肪酸でも、
枝分れした炭素鎖のものでもよい。上記脂肪族カルボン
酸はナトリウムやカリウムの塩またはアンモニウム塩と
して用いてもよい。
芳香族カルボン酸の具体的な化合物としては、安息香酸
、0−クロロ安息香酸、p−クロロ安息香酸、0−ヒド
ロキシ安息香酸、p−ヒドロキシ安息香酸、p−ter
t−ブチル安息香酸、O−アミノ安息香酸、p−アミノ
安息香酸、2,4−ジヒドロキシ安息香酸、2゜5−ジ
ヒドロキシ安息香酸、2,3−ジヒドロキシ安息香酸、
2.3−ジヒドロキシ安息香酸、3.5〜ジヒドロキシ
安息香酸、没食子酸、l−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸
、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ヒドロキシ−
1−ナフトエ酸、l−す7トエ酸、2−す7トエ酸等が
ある。
上記芳香族カルボン酸はナトリウムやカリウムの塩また
はアンモニウム塩として用いてもよい。
脂肪族カルボン酸、芳香族カルボン酸の含有量は好まし
くは0.1−10重量%である。
また、本発明における現像液及び補充液には現像性能を
高めるために以下のような添加剤を加えることができる
。例えば特開昭58−75152号公報記載のNaCQ
、 KCl2、KBr等の中性塩、特開昭59−190
952号公報記載のEDTA、 NTA等のキレート剤
、特開昭59−121336号公報記載のCCo(NH
s))ecI2s等の錯体、特開昭56−142528
号公報記載のビニルベンジルトリメチルアンモニウムク
ロライドとアクリル酸ナトリウムの共重合体等の両性高
分子電解質、特開昭58−59444号公報記載の塩化
リチウム等の無機リチウム化合物、特公昭50−344
42号公報記載の安息香酸リチウム等の有機リチウム化
合物、特開昭59−75255号公報記載のSi、 T
i等を含む有機金属界面活性剤、特開昭59−8424
1号公報記載の有機硼素化合物が挙げられる。
更に、本発明方法に用いられるネガ・ポジ両用現像液に
は、特開昭62−24263号、同62−24264号
、同62−25761号、同62−35351号、同6
2−75535号、同62−89060号、同62−1
25357号、同62−133460号、同62−15
9148号、同62−168160号、同62−175
758号、同63−200154号、同63−2056
58号、各公報に記載されているような現像液が含まれ
る。
本発明において、循環使用する現像液に対する補充液の
補充は、処理疲労と経時疲労の両方に対して行うことが
好ましい。処理疲労に対しては、版面積の検出、非画像
部の面積の検出、感光性平版印刷版の搬送方向の長さの
検出等が好ましく、ポジ型感光性平版印刷版とネガ型感
光性平版印刷版とで上記情報から算出される補充量の係
数を変化させることが好ましい。また、ポジ型感光性平
版印刷版とネガ型感光性平版印刷版との版種を判別した
結果と処理疲労及び経時疲労の両方の疲労を検出した結
果とを組み合わせて補充量の係数を決めることが好まし
い。
本発明において、自動現像機へ挿入される感光性平版印
刷版のポジ型とネガ型とを判別するためのセンサの配置
は、挿入位置をポジ型とネガをとで左右方向に変えるこ
とによって2つのセンサのどちらかが検知されるように
配置するか、例えば端部と中央部の2箇所で検知される
場合と端部のみで検知されるように、検知するセンサの
数が変わるように配置することが好ましい。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明方法を説明する。
実施例1 下記現像液24I2を第1図に示す自動現像機の現像液
タンク14に入れ、下記現像補充液を現像補充液タンク
20に入れた。
現像液 β−アニリノエタノール     0.31量!プロピ
レングリコール     0.3重量部2−ヒドロキシ
−3−ナフトエ酸   0.6重量部p−tert−ブ
チル安息香酸    1.2重量部エマルゲン147 
       0.05重量部(化工(株)製、非イオ
ン界面活性剤)ケイ酸カリウム水溶液     2.2
重量部(SiJ含有26重量%、K、O含有13重量%
)水酸化カリウム        1.5重量部亜硫酸
カリウム        0.9重量部水      
           90重量部現像補充液 β−アニリノエタノール     0.311量sプロ
ピレンゲレール      0.6重量部2−ヒドロキ
シ−3−ナフトエ酸   0.6重量部p−tert−
ブチル安息香酸     1.5重量部エマルゲン14
7        0.55重量部ケイ酸カリウム  
      6.0重量部水酸化カリウム      
  3.1重量部亜硫酸カリウム        1.
8重量部水                 82重
量部ポジ型感光性平版印刷版の作成 厚さ0.24mmのJIS−1050アルミニウム板を
2%の水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、脱脂処理を
行った後に、希硝酸溶液中にて電気化学的に粗面化し、
よく洗浄した後に希硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って
2.5g/寵8の厳化皮膜を上記アルミニウム板表面上
に形成させた。このように処理されたアルミニラ板を水
洗、乾燥後、下記組成の感光液を乾燥重量2.5g/m
”となるように塗布し、乾燥してポジ型感光性平版印刷
版を得た。
感光性塗布液組成 ナフトキノン=(1,2)−ジアジド−(2)−5−ス
ルホン酸クロライドとピロガロール・アセトン樹脂との
エステル化合物(特開昭60−143345号公報合成
例2に記載された化合物) 2重量部 フェノールとlll−+p−混合クレゾールとホルムア
ルデヒドとの共重縮合樹脂(合成時のフェノール、l−
クレゾール及びp−クレゾールの各々の仕込みモル比が
20:48:32、重量平均分子量My= 7400、
数平均分子量M n= 1400)6.5重量部 p−tert−オクチルフェノールとホルムアルデヒド
より合成されたノボラック樹脂とナフトキノン−(1,
2)−ジアジド=(2)−5−スルホン酸クロライドと
のエステル化合物(縮合率:50モル%、M v−17
00)           0.1重量部ビクトリア
・ピュア・ブルーBOH (保止ケ谷化学(株)製’)    0.08重量部エ
チルセロソルブ       80重量部メチルセロソ
ルブ       20重量部こうして得られたポジ型
感光性平版印刷版を多数枚用意し、透明ポジティブフィ
ルム及び感度測定用ステップタブレット(イーストマン
・コダック社製No、2、濃度差0.15ずつ21段階
のグレースケール)を密着して、2kWメタルハライド
ランプ(岩崎電気(株)族アイドルフィン2000)を
光源として8.0mW/c+o”の条件で、70c+n
の距離から60秒間露光を行った。
ネガ型感光性平版印刷の作成 厚さ0−24mmのJIS−1050アルミニウム板を
20%リン酸ナトリウム水溶液に浸漬して脱脂し、希塩
酸溶液中で電気化学的に粗面化し、よく洗浄した後に希
硫酸溶液中で陽極酸化処理を行って1.58/m2の酸
化皮膜を上記アルミニウム板表面上に形成させた。この
ように処理されたアルミニウム板をざらにメタ珪酸ナト
リウム水溶液中に浸漬して封孔処理を行い、水洗、乾燥
した後に、下記組成の感光液を乾燥重量2.0g/m”
となるように塗布し、乾燥してネガ型感光性平版印刷版
を得た。
感光液組成 p−ジアジゾジフェニルアミンとパラホルムアルデヒド
との縮合物のヘキサフルオロリン酸塩1重量部 N−(4−ヒドロキシフェニルメタクリルアミド共重合
体(特公昭57−43890号の実施例1に記載のもの
)              10重量部ビクトリア
・ピュア・ブルー・BOH (保土谷化学工業(株)製、染料) 0.2重量部 エチレングリコールモノメチルエーテル100重量部 こうして得られたネガ型感光性平版印刷を多数枚用意し
、透明ネガティブフィルム及び感度測定用ステップタブ
レット(イーストマン・コダック社製NO,2、濃度差
0.15ずつ21段階のグレースケール)を密着して、
2kWメタルハライドランプ(岩崎電気(株)製 アイ
ドルフィン2000)を光源として8.0mW/am”
の条件で、70cmの距離から30秒間露光を行った。
光センサ33の配置は第2図のとおりとし、ネガ/ポジ
版判別回路を、センサ33 (a )だけが感光性平版
印刷版を検知したときネガ型感光性平版印刷版と判断し
、光センサ(b)だけが感光性平版印刷版を検知したと
きポジ型感光性平版印刷版と判断するようにし、感光性
平版印刷版の挿入位置を、搬送方向へ向かってポジ型は
右に寄せて、ネガ型は左に寄せて挿入した。
版種別の処理版面積に対する補充条件は次のとおりとし
た。
処理疲労に対する補充: ポジ型感光性平版印刷版・・・60m 12/ m ”
ネガ型感光性平版印刷版・・・42m Q/ m ”(
補充量係数:ポジ型−1,0、ネガ型−0,7)経時疲
労に対する補充: 自動現像機の稼働時間・・・20OmQ/時自動現像機
の休止時間・・・50m12/時上記条件でポジ型感光
性平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版のそれぞれ10
0枚をランダムに処理した結果、200枚目の版でも良
好な印刷物を得た。
実施例2 光センサ33を第3図に示す配置とし、ネガ/ポジ版判
別回路を、中央の光センサ33 (C)だけが感光性平
版印刷版を検知したときポジ型感光性平版印刷版と判断
し、端の光センサ(a)又は光センサ33 (a )と
33 (c )との両方が感光性平版印刷版を検知した
ときネガ型感光性平版印刷版と判断するようにし、感光
性平版印刷版の挿入位置を、ポジ型は搬送幅の中央に、
ネガ型は左に寄せて挿入したほかは、実施例1と同様の
実験を行った。
上記条件でポジ型感光性平版印刷版とネガ型感光性平版
印刷版のそれぞれ100枚をランダムに処理した結果、
200枚目の版でも良好な印刷物を得た。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1台の自動現像機で循環使用する現像
液を使用しポジ型感光性平版印刷版とポジ型感光性平版
印刷版とを共通に安定して現像することができ、また、
循環使用する現像液を使用するため、新液使い捨て方式
と比べて現像液の消費量を減少でき、これにより処理コ
ストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の処理装置の実施例を示す構成図、第2
図、第3図はセンサの配置を示す部分平面図である。 A・・・現像部      B・・・水洗部C・・・リ
ンス・ガム部   14・・・現像液タンク20・・・
補充液タンク   21・・・補充装置30・・・面積
測定反射センサ 31・・・版幅検出回路   32・・・版面積積算回
路33・・・光センサ 34・・・ネガ/ポジ版判別回路 35・・・稼働・休止時間積算回路 36・・・電源スィッチ   37・・・流量制御回路
38・・・ポンプ駆動回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動現像機を用いて、露光済みのポジ型感光性平
    版印刷版及びネガ型感光性平版印刷版を少なくとも1つ
    の循環使用する現像液を用いて共通に処理する方法にお
    いて、現像工程に先立って、処理する感光性平版印刷版
    の挿入位置を、挿入方向と直交する水平方向に変えるこ
    とによりポジ型感光性平版印刷版及びネガ型感光性平版
    印刷版の版種を判別し、判別した版種に応じて現像条件
    を自動的に変えることを特徴とする感光性平版印刷版の
    処理方法。
  2. (2)感光性平版印刷版を搬送する手段及びこの搬送の
    経路において少なくとも1つの循環使用する現像液を用
    いて現像する手段を有する感光性平版印刷版の処理装置
    において、該装置への感光性平版印刷版の挿入位置に搬
    送幅方向に間隔をおいて2箇所に設けた感光性平版印刷
    版を検知する検知手段による検知結果からポジ型感光性
    平版印刷版とネガ型感光性平版印刷版とを判別する手段
    、及びこの判別結果に基づき現像条件を自動的に変える
    手段を有することを特徴とする感光性平版印刷版の処理
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7173269B2 (en) * 2004-08-30 2007-02-06 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Apparatus for processing photosensitive material and area measurement method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7173269B2 (en) * 2004-08-30 2007-02-06 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Apparatus for processing photosensitive material and area measurement method

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