JPH0416348A - 化粧材の製造方法 - Google Patents
化粧材の製造方法Info
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- JPH0416348A JPH0416348A JP12210990A JP12210990A JPH0416348A JP H0416348 A JPH0416348 A JP H0416348A JP 12210990 A JP12210990 A JP 12210990A JP 12210990 A JP12210990 A JP 12210990A JP H0416348 A JPH0416348 A JP H0416348A
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Landscapes
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、任意の形状を有する基材表面に任意の凹凸模
様が形成された化粧材の製造方法に関するものである。
様が形成された化粧材の製造方法に関するものである。
[従来の技術]
従来、表面にエンボス模様を施す化粧板の製造方法とし
ては、大別して次の三通りの方法が知られている。
ては、大別して次の三通りの方法が知られている。
第一の方法は、t11械エンボス法と称されているもの
で、絵柄と一致したエンボス版又はエンボスロールを使
用して直接化粧板の表面に凹凸を施す方法である。
で、絵柄と一致したエンボス版又はエンボスロールを使
用して直接化粧板の表面に凹凸を施す方法である。
第二の方法は、エンボスシート貼り法と称される方法で
、合成樹脂シート上に塩化ビニル樹脂ベーストをコーテ
ィングしたもの等を加熱軟化させ、所定の凹凸模様を有
する冷却ロールとゴムロール間を加圧通過させてエンボ
ス模様を形成して接着剤を介して基材に貼着するもので
ある。
、合成樹脂シート上に塩化ビニル樹脂ベーストをコーテ
ィングしたもの等を加熱軟化させ、所定の凹凸模様を有
する冷却ロールとゴムロール間を加圧通過させてエンボ
ス模様を形成して接着剤を介して基材に貼着するもので
ある。
第三の方法は、一般にケミカルエンボス法と称される方
法で、合成樹脂に対してはじき効果を有する物質を含有
するインキで原紙に所定の模様を印刷し、その上から塗
装する樹脂塗料をはじかせてエンボス模様を形成した後
、該原紙を接着剤を介して基材に貼着する方法、或は合
成樹脂の重合禁止剤や重合抑制剤を含むインキで原紙に
所定模様を印刷し、その上から塗装する合成樹脂塗料の
硬化速度に差を設けることによって、エンボス模様を形
成した後、接着剤を介して該原紙を基材に貼着する方法
である。
法で、合成樹脂に対してはじき効果を有する物質を含有
するインキで原紙に所定の模様を印刷し、その上から塗
装する樹脂塗料をはじかせてエンボス模様を形成した後
、該原紙を接着剤を介して基材に貼着する方法、或は合
成樹脂の重合禁止剤や重合抑制剤を含むインキで原紙に
所定模様を印刷し、その上から塗装する合成樹脂塗料の
硬化速度に差を設けることによって、エンボス模様を形
成した後、接着剤を介して該原紙を基材に貼着する方法
である。
[発明が解決しようとする課題〕
前記機械エンボス法は、シャープで繊細な凹凸を形成す
ることができるが、基材の良否によってエンボスの再現
性にバラツキが出やすいと共に、エンボス版が高価で小
ロフト生産に不向きな点、更に生産速度、対象が板状又
はそれに近いものに限定されるなどの欠点を有する。
ることができるが、基材の良否によってエンボスの再現
性にバラツキが出やすいと共に、エンボス版が高価で小
ロフト生産に不向きな点、更に生産速度、対象が板状又
はそれに近いものに限定されるなどの欠点を有する。
エンボスシート貼り法は、加工が比較的容易であるので
広く利用されているが、熱可塑性合成樹脂を使用してい
るので、耐熱性、耐溶剤性等の点に劣るという欠点を有
する。
広く利用されているが、熱可塑性合成樹脂を使用してい
るので、耐熱性、耐溶剤性等の点に劣るという欠点を有
する。
ケミカルエンボス法は、図柄とエンボス模様とを合致さ
せるという点では極めて有利な方法であるが、上塗り塗
料を厚くした場合口部の角が丸みを帯びて凹部模様が不
鮮明となるため、深い凹凸を形成することができないこ
とや、合成樹脂が硬化する際の体積収縮を利用している
ので、収縮部分の樹脂表面がシャープに現出しない等の
欠点を有するものである。
せるという点では極めて有利な方法であるが、上塗り塗
料を厚くした場合口部の角が丸みを帯びて凹部模様が不
鮮明となるため、深い凹凸を形成することができないこ
とや、合成樹脂が硬化する際の体積収縮を利用している
ので、収縮部分の樹脂表面がシャープに現出しない等の
欠点を有するものである。
[課題を解決するための手段]
本発明は、上記従来の欠点である生産性、耐熱性が悪い
、深くてシャープなエンボス模様が得られない、基材が
板状又はそれに近いものに限定される等の事柄を改良す
べく鋭意研究の結果本発明に到達したものである。
、深くてシャープなエンボス模様が得られない、基材が
板状又はそれに近いものに限定される等の事柄を改良す
べく鋭意研究の結果本発明に到達したものである。
以下本発明の方法により得られた化粧材の断面を示す図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
先ず、任意形状の基材1の表面、或は予め電離放射線遮
蔽インキ(以下遮蔽インキと言う。)で所定模様4を印
刷した電離放射線透過型合成樹脂フィルム(以下フィル
ムという。)3の印刷面側又は非印刷面側の少なくとも
一つの面に電離放射線硬化型塗t’J (以下硬化型塗
料と言う。)層2を形成し、該硬化型塗料層が基材とフ
ィルムの間にくるように前記フィルムを基材表面に接着
剤を介して貼着した後電離放射線(紫外線が好ましい。
蔽インキ(以下遮蔽インキと言う。)で所定模様4を印
刷した電離放射線透過型合成樹脂フィルム(以下フィル
ムという。)3の印刷面側又は非印刷面側の少なくとも
一つの面に電離放射線硬化型塗t’J (以下硬化型塗
料と言う。)層2を形成し、該硬化型塗料層が基材とフ
ィルムの間にくるように前記フィルムを基材表面に接着
剤を介して貼着した後電離放射線(紫外線が好ましい。
)を照射して遮蔽インキで印刷した絵柄のない部分の硬
化型塗料を硬化させ、一方前記絵柄で遮蔽された部分の
未硬化塗料が付着したフィルムを離型させ、然る後残部
の未硬化塗料を硬化させて凹凸模様を有する化粧材を得
るものである。
化型塗料を硬化させ、一方前記絵柄で遮蔽された部分の
未硬化塗料が付着したフィルムを離型させ、然る後残部
の未硬化塗料を硬化させて凹凸模様を有する化粧材を得
るものである。
更に、前記フィルムを離型させた後の未硬化の塗料を風
圧で適宜量除去し、表面をワイピングした後、残部の塗
料を硬化させて深い凹凸模様を有する化粧材を得るもの
である。
圧で適宜量除去し、表面をワイピングした後、残部の塗
料を硬化させて深い凹凸模様を有する化粧材を得るもの
である。
又、前記深い凹凸模様に他の樹脂を充填して更に化粧性
をあげることが出来る。
をあげることが出来る。
本発明に用いる基材としては、金属板、石膏ボード、珪
酸カルシウム板、合板、集成材、#M維板、天然木等又
はこれらを加工した任意形状のものであって、通常屋内
外で使用される階段、カウンター、中本、額縁等の部材
や造作材等である。
酸カルシウム板、合板、集成材、#M維板、天然木等又
はこれらを加工した任意形状のものであって、通常屋内
外で使用される階段、カウンター、中本、額縁等の部材
や造作材等である。
前記フィルムとしては、電離放射線を透過するものであ
ればよくポリエチレン、ポリプロピしン、ポリエチレン
テレフタレート、ナイロン等のフィルムが用いられ、0
.015mm 〜0.04mmの厚みのものが好ましい
。
ればよくポリエチレン、ポリプロピしン、ポリエチレン
テレフタレート、ナイロン等のフィルムが用いられ、0
.015mm 〜0.04mmの厚みのものが好ましい
。
硬化型塗料としてはウレタンアクリレート、ポリエステ
ルアクリレート、エポキシアクリレート等が用いられる
。硬化型塗料層は上記樹脂をナイフコーター、ナチュラ
ルコーター、カーテンフローコーター又はスプレー等に
より30〜130g/ m 2塗布して形成する。
ルアクリレート、エポキシアクリレート等が用いられる
。硬化型塗料層は上記樹脂をナイフコーター、ナチュラ
ルコーター、カーテンフローコーター又はスプレー等に
より30〜130g/ m 2塗布して形成する。
前記硬化塗料層はフィルム上又は基材表面に均一の厚さ
で形成されても良く、基材表面に模様状に形成された上
にフィルム上に均一に形成されたものを重ね合せること
により更に立体感を付与することができる。
で形成されても良く、基材表面に模様状に形成された上
にフィルム上に均一に形成されたものを重ね合せること
により更に立体感を付与することができる。
遮蔽インキとしては、硝化綿糸、ウレタン系、エステル
系樹脂に隠蔽性に優れた酸化チタンを添加したものが好
ましい。
系樹脂に隠蔽性に優れた酸化チタンを添加したものが好
ましい。
[実施例]
以下本発明の化粧材の製造方法を実施例をもって具体的
に説明する。
に説明する。
実施例1
厚さ20 m m %幅100mm1長さ2400mm
、長手コーナ一部半径5mmで面取りした杉集成材上に
、酢酸ビニル樹脂エマルシコン接着剤(コニシ(株)C
H−73K)100重量部、未濃縮尿素樹脂接着剤(大
人化成(株)UA−312)20M!!に部を混合した
ものをナチュラル・リバースコーターで70g/m2塗
布した後、120℃、15秒間熱風乾燥した。次に23
g/m2の薄葉紙表面に木目模様をグラビア印刷した化
粧紙を100℃に加熱した金属ロールを介して接着剤塗
布面に貼着一体化した。その後0.02mm厚のポリエ
チレンテレフタレート樹脂フィルム(東しく株)製YM
−17)の表面に酸化チタンを含有した硝化綿糸の紫外
線遮蔽印刷インキで前記化粧模様に合致した木目模様を
印刷した化粧フィルムの印刷面側に不飽和ポリエステル
樹脂55重量部、スチレンモノマー42重量部、光重合
開始剤3重量部からなる紫外線硬化型塗料を、ナイフコ
ーターで100g/m2塗布し、前記基材に硬度70度
のポリウレタン樹脂よりなる脱気ロールで平滑に押圧し
て脱泡しながらラミネートし10m/分の速度で移動す
る80W / c mの紫外線発生ランプ3灯を基材の
200mm上部、左部及び右部から照射して前記形成さ
れた紫外線硬化型塗料層を硬化させた後合成樹脂フィル
ムを離型させた。然る後3kg/m2に圧力調節された
圧縮空気を化粧面全面に噴射して、未硬化の紫外線硬化
型塗料の60〜70%を飛散させた後、リバースロール
で硬化した塗料の表面に付着した前記未硬化の紫外線硬
化型塗料を除去して凹部を形成した。該凹部を前記と同
様にして紫外線を照射して凹部に残存している紫外線硬
化型塗料を硬化させた。その上からアクリルウレタン樹
脂着色塗料をスプレー塗装し、表面を研削研摩して所望
の化粧材を得た。
、長手コーナ一部半径5mmで面取りした杉集成材上に
、酢酸ビニル樹脂エマルシコン接着剤(コニシ(株)C
H−73K)100重量部、未濃縮尿素樹脂接着剤(大
人化成(株)UA−312)20M!!に部を混合した
ものをナチュラル・リバースコーターで70g/m2塗
布した後、120℃、15秒間熱風乾燥した。次に23
g/m2の薄葉紙表面に木目模様をグラビア印刷した化
粧紙を100℃に加熱した金属ロールを介して接着剤塗
布面に貼着一体化した。その後0.02mm厚のポリエ
チレンテレフタレート樹脂フィルム(東しく株)製YM
−17)の表面に酸化チタンを含有した硝化綿糸の紫外
線遮蔽印刷インキで前記化粧模様に合致した木目模様を
印刷した化粧フィルムの印刷面側に不飽和ポリエステル
樹脂55重量部、スチレンモノマー42重量部、光重合
開始剤3重量部からなる紫外線硬化型塗料を、ナイフコ
ーターで100g/m2塗布し、前記基材に硬度70度
のポリウレタン樹脂よりなる脱気ロールで平滑に押圧し
て脱泡しながらラミネートし10m/分の速度で移動す
る80W / c mの紫外線発生ランプ3灯を基材の
200mm上部、左部及び右部から照射して前記形成さ
れた紫外線硬化型塗料層を硬化させた後合成樹脂フィル
ムを離型させた。然る後3kg/m2に圧力調節された
圧縮空気を化粧面全面に噴射して、未硬化の紫外線硬化
型塗料の60〜70%を飛散させた後、リバースロール
で硬化した塗料の表面に付着した前記未硬化の紫外線硬
化型塗料を除去して凹部を形成した。該凹部を前記と同
様にして紫外線を照射して凹部に残存している紫外線硬
化型塗料を硬化させた。その上からアクリルウレタン樹
脂着色塗料をスプレー塗装し、表面を研削研摩して所望
の化粧材を得た。
実施例2
厚さ9mm、輻90mm、長さ4000mm。
長手コーナー1ケ所は半径4 m mで面取りした中密
度繊維板上に、実施例1と同様にして接着剤を塗布乾燥
させた。次に40 g / m 2の薄葉紙に石目模様
を印刷した化粧紙を実施例1と同様な方法で接着した。
度繊維板上に、実施例1と同様にして接着剤を塗布乾燥
させた。次に40 g / m 2の薄葉紙に石目模様
を印刷した化粧紙を実施例1と同様な方法で接着した。
その後0.03mm厚のポリプロピレン樹脂フィルム(
東洋紡(株)製)の表面に、酸化チタンを添加した紫外
線遮蔽印刷インキで前記石目模様に合致した模様を印刷
した。該フィルムの非印刷面に不飽和ポリエステル樹脂
20重量部、エポキシアクリし一ト樹脂25重量部、ス
チレンモノマー40重量部、光重合開始剤3重量部から
なる紫外線硬化型塗料を、フローコーターで80g/m
2塗布し、以下実施例1と同様にして所望の化粧材を得
た。
東洋紡(株)製)の表面に、酸化チタンを添加した紫外
線遮蔽印刷インキで前記石目模様に合致した模様を印刷
した。該フィルムの非印刷面に不飽和ポリエステル樹脂
20重量部、エポキシアクリし一ト樹脂25重量部、ス
チレンモノマー40重量部、光重合開始剤3重量部から
なる紫外線硬化型塗料を、フローコーターで80g/m
2塗布し、以下実施例1と同様にして所望の化粧材を得
た。
[発明の効果]
本発明の化粧材の製造方法は、任意の形状をする基材に
耐熱性に優れ、深い凹凸模様をシャープにしかも再現性
良く安価に形成できるものである。
耐熱性に優れ、深い凹凸模様をシャープにしかも再現性
良く安価に形成できるものである。
従って、床板、幅木、階段など屋内を違和感なく装飾で
きる、いわゆるコーデイネートされた基材を安価に提供
できるものである。
きる、いわゆるコーデイネートされた基材を安価に提供
できるものである。
第1図は、本発明の方法により得られた化粧材の断面図
である。 1・・・基材 2・・・紫外線硬化型塗料層 3・・・合成樹脂フィルム 4・・・紫外線遮蔽絵柄
である。 1・・・基材 2・・・紫外線硬化型塗料層 3・・・合成樹脂フィルム 4・・・紫外線遮蔽絵柄
Claims (3)
- (1)任意の形状を有する基材の表面、或は予め電離放
射線遮蔽インキで所定の絵柄を印刷した電離放射線透過
型の合成樹脂フィルムの印刷面又は非印刷面の少なくと
も一つの面に電離放射線硬化型塗料を塗布し、前記電離
放射線硬化型塗料が基材と前記合成樹脂フィルムの間に
くるように、基材上に合成樹脂フィルムをラミネートし
た後電離放射線を照射して前記電離放射線硬化型塗料を
硬化させ、電離放射線遮蔽絵柄部分に当たる未硬化塗料
が付着した前記合成樹脂フィルムを離型させ、しかる後
電離放射線遮蔽絵柄部分に当たる残存の未硬化塗料を硬
化させることを特徴とする化粧材の製造方法。 - (2)電離放射線遮蔽絵柄部分に当たる未硬化塗料を風
圧で適宜量除去して凹部を形成し、残部の塗料を硬化さ
せることを特徴とする請求項1記載の化粧材の製造方法
。 - (3)凹部に他の樹脂を適宜量充填することを特徴とす
る請求項1又は2記載の化粧材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12210990A JP2951688B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 化粧材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12210990A JP2951688B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 化粧材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416348A true JPH0416348A (ja) | 1992-01-21 |
JP2951688B2 JP2951688B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=14827866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12210990A Expired - Fee Related JP2951688B2 (ja) | 1990-05-10 | 1990-05-10 | 化粧材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2951688B2 (ja) |
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