JPH0416321A - 歯車成形金型装置 - Google Patents

歯車成形金型装置

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JPH0416321A
JPH0416321A JP2122453A JP12245390A JPH0416321A JP H0416321 A JPH0416321 A JP H0416321A JP 2122453 A JP2122453 A JP 2122453A JP 12245390 A JP12245390 A JP 12245390A JP H0416321 A JPH0416321 A JP H0416321A
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molding
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修 浜田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野− 本発明は歯車成形金型装置に関し、さらに詳しくは、収
縮ひずみの発生を防止するのに適した歯車成形金型装置
に関する。
−従来の技術− 一対の金型を用いて歯車を射出成形することは広く知ら
れているところで、成形品である合成樹脂製歯車は広い
分野、とくに小トルクを伝達する歯車機構においては数
多く使用されている。
このような合成樹脂製歯車、言換えると、射出成形歯車
においては、第4図に示されているように歯(1)  
とハブ(2)とが連続する部分の南面(1八)がプラス
チックの冷却時に生じる収縮により凹面(3)が形成さ
れて歯車としては精度の低いものになっていた。
−発明が解決しようとする課題− 上述のような射出成形歯車では歯形の形状がハブの位置
により影響を受けることから、第5図に示めされるよう
にハブ(2)の位置を歯(1)の歯幅の中央にすること
で歯の形状上のバランスを図ってはいるが、南面(l^
)の中央部に「ヒケ」による小さな凹みが発生するのを
完全に防止することができない問題が残されていた。
一課題を解決するための手段− そこで、本発明は上述のような問題を解決するために、
キャビティ中に突出する習性が与えられた移動駒を備え
、射出終了後ゲートが固化してから、この移動駒の自己
習性により駒をキャビティ中に突出させ、キャビティ中
の歯車のハブ部に対して圧縮力を作用させることで、未
だ固定していないハブ部の樹脂をハブ部のキャビティか
ら外周方向に押出して歯部のキャビティへと流出させる
。これによりギアの南面の一部の密度を高めるとともに
、収縮を抑制し、あたかもクラウニング又はレリーピン
グしたのと同様の効果が得られるように構成したことを
特徴とするものである。
作   用 本発明の金型装置においては、ゲートから溶融樹脂が供
給されると、樹脂流は一部ハブ部を充填し、さらに圧力
が増加すると可動駒を押し下げ、さらに溶融樹脂が供給
されることでキャビティ中の圧力がさらに増大すると、
ハブ部の外周に形成しである狭隘部から略同時に放射方
向に樹脂が流れて歯部を充填する。
実施例 以下、本発明の実施例を添付した図面の第1図ないし、
第3図にそって説明する。先ず、これらの図において符
号(10)、(20)は上型、下型を示し、両者により
成形金型装置が形成される。上型(lO)には歯車(3
0)のボス部(31)を成形するためにボス部キャビテ
ィ(11)ならびに、ハブ部(32)を成形するための
ハブ部突部(12)が形成され、そのハブ部突部(12
)の周縁部にはハブ部(32)を形成するためのキャビ
ティに突出するリム状の突条(13)が形成されている
さらに、ハブ部(22)を形成するキャビティに溶融樹
脂を射出するゲート(14)がボス部キャビティ(11
)寄りの位置に配置されている。
そして、下型(20)には前記上型(lO)との間で歯
車成形のキャビティが設けられ、そのキャビティは中心
にボス部キャビティ(21)、その外周にハブ部キャビ
ティ(22)、さらに、ハブ部キャビティ(22)の外
側にリム部(33)と歯部(34)のための南部キャビ
ティ(23)がそれぞれ形成されている。そして、ハブ
部キャビティ(22)に対面する部分は金型本体である
下型(20)に装備されたプランジャ型の移動駒(25
)になっており、この移動駒(25)は下型(20)の
収容空間(24)に収容されると共に、移動駒(25)
の投影面積(M)、樹脂の射出圧力(P)で定められる
はね力をもつばね(26)(通常はMXP (=so 
〜200にg/cm2)により常にハブ部キャビティ(
22)中に突出する習性が与えられていて、わ動駒(2
5)の端部に形成したフランジ(25^)が、収容空間
(24)に形成しである段部(24A)に当たることで
そのストロークが決められている。
また、前記収容空間(24)の底面との間にわずかな隙
間、例えば、ハブ径50n+m、厚2)では0.04m
mよりやや大きい位の隙間が形成される。
また、ハブ部キャビティ(22)の外周には、前記上型
(10)のハブ部突起(12)の突条(13)と対象的
に突条(27)が形成されており、突条(13)との間
でハブ部(32)の厚さより小さい狭隘部(27X)が
形成されている。
なお、下型(20)には、ボス部キャビティ(11)、
(21)を貫いて成形歯車のボス部に軸穴を形成するた
めの突子(28)が組込まれている。
次に、本発明による歯車成形金型装置を用いた成形作業
について説明する。先ず、溶融樹脂はゲート(14)か
ら上型(lO)、下型(20)で形成されるキャビティ
、とくにハブ部キャビティ(22)中に射出される。ハ
ブ(32)とリム部(33)ノ境界部分は狭隘部(27
X)が突条(13)、(27)により形成されているの
で、樹脂の流れはハブ部キャビティ(22)中を充填し
、その後キャビティ(22)中の圧力が上昇すると移動
駒(25)をばねの弾力に抗して次第に押下げ、なみも
キャビティ(22)中の圧力が上昇するとキャビティ(
22)の周縁に形成されている狭隘部(27X)からリ
ム部(33)、歯部(34)に向っていわゆるラジアル
方向に溶融樹脂が流れて充填される。前記移動駒(25
)には予め計算されたばね定数をもつばね(26)によ
り突出方向の習性が与えられているので、ゲート(14
)中の溶融樹脂が固化収縮を始めると、移動駒(25)
は自己習性により復元し、ハブ部キ¥ビティ(22)中
のハブ部の溶融樹脂をリム部(33)へと押出す。
さらに、山部(34)の両端部は三方向から冷却される
のであるが、中央部が最も遅いために、その部分の溶融
樹脂はひかれがちであるが、移動駒(25)の復元によ
り南部(34)に材料である樹脂が補充されるから、歯
(34)の中央部の収縮が減少し、歯形は中央部がや\
高い山形で、肉厚も増したタラウニングを施した形状に
なる。
したがって、ゲート(14)の位置に影響されることな
く山部を形成することができる。リム部(33)はその
肉厚が薄い方が補充充填される材料の量から判断すると
効果があり、一般にプラスチック歯車の場合、伝達トル
クが小さいので薄いリムをも歯車にすることが好ましい
また、冷却工程では80〜200 kg/cm2と比較
的低圧であり、最終的には移動駒(25)の移動は収容
空間(24)の段部(24八)にフランジ部(25A)
が当たることで制限され、移動駒(25)の移動による
圧力は「0」となるので部分的な残留歪の差はきわめて
小さい。
−発明の効果− 以上の説明から明らかなように、本発明の歯車成形金型
装置は、歯車を形成するハブ部に対して金型のキャビテ
ィ中に向って突出する習性が与えられた移動駒により成
形品の収縮時に圧力を加えハブ周囲のリム部、南部に材
料を狭隘部を通って補充するように構成したから、歯車
の外周のどの部分も圧力が等しく、収Fi率が減少し、
誤差やピッチ円の偏心量が減少し、雑音の少ない優れた
ギヤが得られるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す歯車成形金型装置の断面
図、第2図は同装置により得た歯車の部分斜面図、第3
図は同リム部と、歯部の拡大断面図、第4図、第5図は
従来装置により得た歯車の部分断面図である。 (lO)・・・上型    (11)・・・ボス部キャ
ビティ(12・・・ハブ部突部 (13)・・・突条(
14・・・ゲート   (20)・・・下型(21・・
・ボス部キャビティ (22・・・ハブ部キャビティ (23・・・南部キャビティ (24・・・収容空間  (24A)・・・段部(25
・・・移動駒   (25A)・・・フランジ部26)
・・・ばね 27×)・・・狭隘部 30)・・・歯車 32)・・・ハブ部 34)・・・歯車

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)一対の金型により構成される歯車成形金型装置にお
    いて、歯車のハブ部を成形するキャビティは金型本体に
    対して収容されていて、キャビティ側に向って突出する
    移動駒により形成され、このハブ部成形キャビティと狭
    隘部を介して外周部にリム部ならびに歯部の成形キャビ
    ティを連続して形成し、射出後移動駒の突出によりハブ
    部の材料を外周に押出すことで歯部の材料を補充するよ
    うに構成したことを特徴とする歯車成形金型装置。
JP2122453A 1990-05-10 1990-05-10 歯車成形金型装置 Expired - Lifetime JPH078522B2 (ja)

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JPH0416321A true JPH0416321A (ja) 1992-01-21
JPH078522B2 JPH078522B2 (ja) 1995-02-01

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Cited By (4)

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