JP6653483B2 - 金型内被覆成形方法 - Google Patents

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本発明は、樹脂成形品の表面に塗膜を一体成形する金型内被覆成形方法に関するものである。
金型内被覆成形方法(以下、「IMC」という。)とは、金型内で成形した樹脂成形品の表面と金型のキャビティ表面との間に塗料を注入した後、塗料を金型内で硬化させて樹脂成形品に塗膜が密着した一体成形品を製造する成形方法である。IMCの利点としては、成形工程の省工程化によるコストダウンが図れる点や、スプレー塗装の場合、成形品の凹凸がそのまま外観に残るが、IMCの場合は、塗料の表面に金型面が転写されるため、良好な外観を得ることができる点が上げられる。従来、IMCは熱硬化性樹脂の成形品の製造を対象として行われてきたが、近年では、特許文献1に記載されているように、熱可塑性樹脂の成形にも適用されている。
以下、図10〜図14を用いて、従来の金型内被覆成形として特許文献1に示す成形金型とIMCについて説明する。
図10は特許文献1の金型構造を示す図、図11は特許文献1に記載された金型構造の副キャビティの構成を示す要部拡大図、図12は特許文献1の金型内被覆成形方法を工程ごとに説明する金型の要部断面図、図13は特許文献1における樹脂注入時の溝部の樹脂の様子を説明する要部外略図、図14は特許文献1における型開き時の溝部の樹脂の様子を説明する要部外略図である。
図10に示すように、特許文献1の金型は、第1金型601と第2金型602とでキャビティ603を構成している。第2金型602のパート面には、キャビティ603に連通する副キャビティ604が形成されており、更に副キャビティ604に連通する溝部605が形成されている。副キャビティ604と溝部605の形状は特に限定されるものではなく、図11に示すように、溝部605は副キャビティ604に対して直交するような構成とすることができる。この場合、溝部605は、離型を阻害しないように、離型時に第1金型601が移動する方向に対して溝605の形成方向が抜き勾配0°になるような立ち壁を持つ必要がある。このような第1金型601、第2金型602を用いて金型内被覆成形を行う場合、先ず、樹脂成形品を成形する。次に第1金型601と第2金型602との間を所定間隔だけ開いて、塗料注入機606によりキャビティ603内に所定量の塗料を注入し、その後に第1金型601、第2金型602を閉じる。
図12は図11に示す形状を有する副キャビティ604及び溝部605について、上述した樹脂の成形から塗料の注入、型締めまでの工程における樹脂及び塗料の成形の様子を説明したものである。まず、成形樹脂607は、キャビティ603及び副キャビティ604並びに溝部605へ充填される。この状態で、第1金型601、第2金型602を所定幅開いて、隙間609を作る。次に、その隙間609に塗料608を注入する。そして、型締めを行って塗料608を均一に成形樹脂607の表面に行き渡らせる。このとき、過剰な塗料608は溝部605に収容され、また、成形樹脂607を変形させて金型のパート面へ流出することはない。
特開2001−38737号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された金型構造では、溝部605に充填された樹脂は充填直後から収縮を開始し、樹脂と溝部605との間には若干ではあるがクリアランスが発生している。図13は図12の射出成形工程における溝部の拡大図、図14は図12の型開き工程における溝部の拡大図である。型開き工程を行うことで、溝部605に形成された成形樹脂607は第2金型602から離型しており、立ち壁の抜き勾配が0°に設定されていても、金型の凹凸701と成形樹脂607の表面に形成された凹凸702により、クリアランス703が発生している。そのため、塗料を注入して型締めされる際に、溝部605に収容された塗料608及びクリアランス703に収容された塗料608(図12参照)は、塗料の特性にもよるが、クリアランス703を伝って金型パート面へ流出し、バリが発生し、そのバリが金型に残留することになる。金型のパート面にバリが残留することにより、定期的な金型のメンテナンスが必要となり、連続成形が困難となる。
本発明は、前記課題を解決するもので、パート面に発生するバリを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の金型内被覆成形方法は、固定型である1または複数の第1金型,可動型である1または複数の第2金型および前記第2金型の移動に即して移動できる第3金型を用いて金型内被覆成形する際に、前記第1金型,前記第2金型および前記第3金型を型締めする工程と、前記第1金型,前記第2金型および前記第3金型に囲まれるキャビティ内に樹脂を注入すると共に、前記第3金型の型締め力を小さくし前記第2金型と前記第3金型との間に第1隙間を形成し、前記第1隙間に前記樹脂を注入してバリを形成する工程と、注入した前記樹脂を硬化させる工程と、前記第3金型を前記第2金型と前記バリに圧接した状態で前記第1金型と前記第2金型とを型開きし硬化した前記樹脂と前記第2金型との間に第2隙間を形成する工程と、前記第3金型を前記第2金型と前記バリに圧接した状態で、前記第2隙間に塗料を注入する工程と、前記第2金型を前記第1金型の方向に移動させる工程と、前記塗料を固化させる工程とを有し、前記第3金型が前記キャビティの外周部に配置されることを特徴とする。
以上のように、固定型である1または複数の第1金型,可動型である1または複数の第2金型および前記第2金型の移動に即して移動できる第3金型を用いて金型内被覆成形する際に、前記第1金型,前記第2金型および前記第3金型を型締めする工程と、前記第1金型,前記第2金型および前記第3金型に囲まれるキャビティ内に樹脂を注入すると共に、前記第3金型の型締め力を小さくし前記第2金型と前記第3金型との間に第1隙間を形成し、前記第1隙間に前記樹脂を注入してバリを形成する工程と、注入した前記樹脂を硬化させる工程と、前記第3金型を前記第2金型と前記バリに圧接した状態で前記第1金型と前記第2金型とを型開きし硬化した前記樹脂と前記第2金型との間に第2隙間を形成する工程と、前記第3金型を前記第2金型と前記バリに圧接した状態で、前記第2隙間に塗料を注入する工程と、前記第2金型を前記第1金型の方向に移動させる工程と、前記塗料を固化させる工程とを有し、前記第3金型を前記キャビティの外周部に配置することにより、樹脂が収縮したとしても第3金型はその収縮に伴って可動して収縮によりクリアランスが発生することを抑制するため、流動性のよい塗料を使用した場合でも金型のパート面でのバリの発生を抑制することができる。
本発明のIMC射出成形金型の構成を示す図 本発明の金型内被覆成形方法の各工程における金型の動作を説明する断面図 本発明の金型内被覆成形方法の各工程における金型の動作を説明する断面図 本発明の金型内被覆成形方法の各工程における金型の動作を説明する断面図 本発明の金型内被覆成形方法の各工程における金型の動作を説明する断面図 本発明の金型内被覆成形方法の各工程における金型の動作を説明する断面図 本発明の金型内被覆成形における樹脂注入時のキャビティ周辺部の構成を説明する概略図 本発明の金型内被覆成形における樹脂と金型の隙間の構成を説明する図 実施の形態2における成形金型の構成を示す要部拡大図 特許文献1の金型構造を示す図 特許文献1に記載された金型構造の副キャビティの構成を示す要部拡大図 特許文献1の金型内被覆成形方法を工程ごとに説明する金型の要部断面図 特許文献1における樹脂注入時の溝部の樹脂の様子を説明する要部外略図 特許文献1における型開き時の溝部の樹脂の様子を説明する要部外略図
以下、本発明の金型内被覆成形方法及び成形金型の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明のIMC射出成形金型の構成を示す図である。
金型は、固定側の第1金型101と第3金型103、可動側の第2金型102で構成される。第1金型101は、型板104に取り付けられている。第3金型103はシリンダー105により、第1金型101の外周で摺動させることが可能であり、第2金型202に押し当てられている。
第1金型101には凸形のキャビティ面106が形成されている。第2金型102には凹形のキャビティ面107が形成されている。型締め状態では、第1金型101,第2金型102および第3金型103によって製品形状部のキャビティ108が形成される。また、第1金型101、型板104にはキャビティ108に樹脂を流すためのスプルー109、第2金型102には製品外観表面に塗料を注入するための注入機110が設けられている。
図1に示す成形金型を用いた金型内被覆成形方法を、図2〜図9を用いて詳しく説明する。
図2〜図6は本発明の金型内被覆成形方法の各工程における金型の動作を説明する断面図である。図7は本発明の金型内被覆成形における樹脂注入時のキャビティ周辺部の構成を説明する概略図、図8は本発明の金型内被覆成形における樹脂と金型の隙間の構成を説明する図、図9は実施の形態2における成形金型の構成を示す要部拡大図である。
まず、図2は第1金型101及び第3金型103と第2金型102とが型開き位置にある状態である。
次に、第1金型101及び第3金型103と第2金型102とが型締めされる。このとき、第3金型103はシリンダー105により第2金型102に押し当てられている。図1はこの状態を示す図である。
次に、図3に示すように、第1金型101、第2金型102、第3金型103に囲まれたキャビティ108に、成形機のシリンダーからスプルー109を介して、溶融した熱可塑性樹脂201を射出する。図7は図3で熱可塑性樹脂201が充填された状態の成形品外周部の拡大図である。熱可塑性樹脂201の成形圧力よりシリンダー105による第3金型103の型締め力を小さくして、第2金型102と第3金型103との間に意図的に隙間302を発生させる。これにより、隙間302に熱可塑性樹脂201が進入し、パート面に熱可塑性樹脂201からなるバリ301が発生する。このとき、バリ301の厚さLは0.1mm程度とし、製品端面より剥がれることがないように型締め力を調整する。このプロセスの後、型締め状態で金型が冷却されて熱可塑性樹脂201が固化される。このバリ301は製品とくっつき金型には残らないため問題とはならない。
次に、図4に示すように、熱可塑性樹脂201が固化された後、射出成形機の機能で第2金型102はわずかに型開きされる。このとき、第1金型101と第2金型102とで挟まれる成形品形成部の熱可塑性樹脂201と第2金型102との間には隙間203が形成される。また、第3金型103はシリンダー105により第2金型102に押し当てられている。そのため、第3金型103と第2金型102とで挟まれて成形品形成部の周囲部分に形成される熱可塑性樹脂201からなる余肉部202は、第2金型102に押し当てられた状態で型開きの動きに追従して移動し、第3金型103と第2金型102との間に隙間が形成されない。図8は図4の状態の成形品外周図の拡大図を示す。熱可塑性樹脂201は凸形のキャビティ面106に収縮により抱きついているため、熱可塑性樹脂201の弾性の範囲内で余肉部202は変形させられ、第2金型102の凹形のキャビティ面107と熱可塑性樹脂201の間には隙間203が形成される。このような変形は、開き量が微小のため、完全に固化していても変形が可能である。隙間の形成は、突出し可能温度に到達した瞬間くらいに行うことが好ましい。隙間203は、端部が第3金型103により第2金型102に押し付けられて固定されているので、成形品中央部よりも外周部のほうが隙間203が小さくなっている特長を持つ。また、確実に隙間203をあけるために、注入機110より気体を噴出すことにより、キャビティ面107と熱可塑性樹脂201の間を真空破壊(空気を充填)させることも有効である。
次に、図5に示すように、注入機110から隙間203に熱硬化性の塗料204が注入される。塗料204は非常に流動性が良いが、シリンダー105により、第3金型103が第2金型102に押し付けられているので、余肉部202が収縮した場合でも、第2金型102と第3金型103との間は隙間が作られることなく密着した状態であるため、塗料204が流出することはない。また、塗料204を流す隙間203は外周部ほど薄くなっており、塗料204を注入した場合、毛細管現象により外周部から充填されていく。さらに、外周部の隙間203の厚みは薄く、熱が伝わりやすいので熱硬化性の塗料204が硬化しやすく、塗料204によるバリの発生も抑制されることになる。
次に、図6に示すように、塗料注入後、硬化前に再型締めを行う。塗料204は、型締めされることにより熱可塑性樹脂201表面に保圧をかけられた状態になる。そのため、第2金型102のキャビティ面107の表面が塗料204の表面に転写されることとなり、塗料204の外観は良好となる。その後、金型の温度により塗料204は加熱され、硬化が促進されて固化する。
このように、成形品の形成領域が第1金型101と第2金型102とで形成され、形成領域の周辺部分が第3金型103と第2金型102とで形成され、第2金型102を開いて塗料204を注入する隙間203を形成する際に、第3金型103は第2金型102に追随して移動して樹脂201が収縮しても第3金型103と第2金型102との間に隙間を形成しないことにより、注入された塗料204が第3金型103と第2金型102との間のパート面に流出することが抑制されてパート面に塗料204のバリが形成されることが抑制される。バリの発生が抑制するため、定期的な金型のメンテナンスが不要となり、連続成形が可能となる。さらに、第3金型103と第2金型102との間に樹脂201からなるバリ301が形成されることにより、樹脂201はバリ301で第3金型103と第2金型102とに強固に固定されるため、より確実に第3金型103と第2金型102との間に隙間203が形成されず、注入された塗料204が第3金型103と第2金型102との間のパート面に流出することがより確実に抑制されてパート面に塗料204のバリが形成されることがより確実に抑制される。さらに、隙間203の端部において、形成領域の外側に向かうほど隙間203が狭いことにより、塗料204は狭い領域ほど硬化が促進されるため、隙間203の端部の塗料204の流出がより抑制され、塗料204のバリの発生が抑制される。
なお、上記説明では、第3金型103は、形成領域の周辺部分を第2金型102とで挟み込む位置に設けられたが、キャビティ108の周囲に接する位置に設けられても良い。キャビティ108の周囲で第3金型103と第2金型102とが十分な圧力で接することにより、樹脂204はパート面に流出することを抑制される。また、キャビティ108は、第1金型101,第2金型102及び第3金型103の3つの金型で形成されても良いが、4つ以上の金型で形成されても良い。この場合も、第3金型103が固定型に追随しながらキャビティ108の周辺部を構成すれば良い。
また、さらにバリの発生を抑制する必要がある場合は、注入機110から塗料204を注入する際に、製品外周部のみを加熱装置111により部分的に加熱しても良い。これにより、製品外周部の塗料204の硬化が促進され、塗料204がパート面に流出することが抑制でき、より塗料204のバリの発生を抑制できる。
(実施の形態2)
次に、図9を用いて、実施の形態2における成形金型の構成について説明する。
図9は実施の形態2における成形金型の構成を示す要部拡大図である。
さらにバリの発生を抑制する必要がある場合は、実施の形態2における成形金型は、実施の形態1における成形金型に対して、図9に示すように、製品外周部に対応する位置に細かい凹凸形状が連続するシボ501を付ける。つまり、実施の形態2における成形金型は、第2金型102の製品が形成される領域の外周部分のキャビティ面107にシボ501が設けられる。これにより、熱可塑性樹脂201の表面にも凹凸502が形成される。そして、熱可塑性樹脂201を固化させた後に型開きすると、隙間203において、第2金型102のキャビティ面107と熱可塑性樹脂201の表面にシボ501及び凹凸502が露出する。この状態で塗料204を注入すると、シボ501及び凹凸502により、第2金型102及び熱可塑性樹脂201と塗料204との接触面積が増えるため、塗料204の硬化効率が増すため、塗料204の流出が抑制され、塗料204のバリの発生が抑制される。
以上、本発明を実施の形態の例を用いて説明したが、本発明の主旨を実現する具体的な構造は他に多く考えられ、当該業種に属する者にとって変形は容易であるが、それらは本発明から逸脱するものではない。
本発明は、パート面に発生するバリを抑制することができ、樹脂成形品の表面に塗膜を一体成形する金型内被覆成形方法及びそれに用いる成形金型等に有用である。
101 第1金型
102 第2金型
103 第3金型
104 型板
105 シリンダー
106 キャビティ面
107 キャビティ面
108 キャビティ
109 スプルー
110 注入機
111 加熱装置
201 熱可塑性樹脂
202 余肉部
203 隙間
204 塗料
301 バリ
302 隙間
501 シボ
502 凹凸
601 第1金型
602 第2金型
603 キャビティ
604 副キャビティ
605 溝部
606 塗料注入機
607 成形樹脂
608 塗料
609 隙間
701 凹凸
702 凹凸
703 クリアランス

Claims (4)

  1. 固定型である1または複数の第1金型,可動型である1または複数の第2金型および前記第2金型の移動に即して移動できる第3金型を用いて金型内被覆成形する際に、
    前記第1金型,前記第2金型および前記第3金型を型締めする工程と、
    前記第1金型,前記第2金型および前記第3金型に囲まれるキャビティ内に樹脂を注入すると共に、前記第3金型の型締め力を小さくし前記第2金型と前記第3金型との間に第1隙間を形成し、前記第1隙間に前記樹脂を注入してバリを形成する工程と、
    注入した前記樹脂を硬化させる工程と、
    前記第3金型を前記第2金型と前記バリに圧接した状態で前記第1金型と前記第2金型とを型開きし硬化した前記樹脂と前記第2金型との間に第2隙間を形成する工程と、
    前記第3金型を前記第2金型と前記バリに圧接した状態で、前記第2隙間に塗料を注入する工程と、
    前記第2金型を前記第1金型の方向に移動させる工程と、
    前記塗料を固化させる工程と
    を有し、前記第3金型が前記キャビティの外周部に配置されることを特徴とする金型内被覆成形方法。
  2. 前記第2隙間が、前記キャビティの周辺部に近づくほど狭くなることを特徴とする請求項記載の金型内被覆成形方法。
  3. 前記第2隙間を形成した後、前記塗料を注入する前に、前記キャビティに前記気体を注入することを特徴とする請求項または請求項に記載の金型内被覆成形方法。
  4. 前記塗料を注入する際に、前記キャビティの周辺部を加熱することを特徴とする請求項〜請求項のいずれか1項に記載の金型内被覆成形方法。
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