JPH04162834A - データ伝送の異常検出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、複数の伝送路と、当該複数の伝送路のそれぞ
れに接続されている複数のステーションとを備えて当該
複数の伝送路の異常を検出するデータ伝送の異常検出方
式のうち、特に、複数の伝送路の、例えば配線ミスによ
る異常を迅速に検出するデータ伝送の異常検出方式に関
する。

（従来の技術） 一般に、データ伝送の信頼性を向上するためにデータ伝
送システムは、各種の機能を備えた複数の伝送ステーシ
ョンを二以上の伝送路に接続させて、当該二以上の伝送
路のうち、−の伝送路を通常時に使用する常用系と、他
の伝送路を当該常用系の伝送路に異常が発生した場合に
使用する待機系とを備えている。上記常用系の伝送路に
異常が発生するとデータ伝送システムは、待機系の伝送
路に切り換えて同一の伝送路を用いて複数の伝送ステー
ションにデータを伝送する。

上記データ伝送システムは、二以上の伝送路を備えてい
るため、同軸ケーブル、コネクタ、ケープルタップ、リ
ビュータ、その他に各種の部品が多数必要であり、例え
ば、作業ミスにより配線で交錯するおそれがあった。

しかし、仮に作業ミスにより配線が交錯しても、待機系
の伝送路に同一のデータを伝送しているため、受信側の
各伝送ステーションはデータを受信できる。

ところが、上記複数のうち、任意の伝送路に配線ミスに
よる異常が発生したとき、全ての伝送ステーションを同
一の伝送路に切り換えると各伝送ステーションは、同一
の伝送路に接続した場合でも、配線ミスのため、全ての
伝送ステーションを同一の伝送路に接続できないので、
データを正確に受信できない事態を招来するおそれがあ
った。

上記配線ミスによる伝送路の異常を検出する従来の方式
は、係員が二重上の伝送路を調べなければならず、当該
配線ミスを迅速に検出するのが容易ではなかった。

（発明が解決しようとする課題） ところで、従来のデータ伝送の異常検出方式は、伝送路
に配線ミスによる異常が発生した場合、係員が複数の伝
送路を順次、調べて配線ミスを検出しなければならない
ため、当該配線ミスを検出するまでに時間を要して、シ
ステムの機能の低下を招来する問題があった。

本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的
は、複数の伝送路毎にスイッチを設けて当該スイッチの
オンオフ制御により、複数の伝送路の異常を迅速に検出
するデータ伝送の異常検出方式を提供することにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明は、複数の伝送路毎に
設けられ、当該複数の伝送路およびステーションの接続
のオンオフを制御するスイッチと、 このスイッチのオンオフ制御により、当該スイッチを介
して接続されている伝送路とステーションとのデータの
伝送の有無を検出して前記複数の伝送路の異常を検出す
る伝送路異常検出手段と、を備えたことを要旨とする。

（作用） 上記構成を備えたデータ伝送の異常検出方式においては
、複数の伝送路毎に設けられているスイッチをオンオフ
制御することにより当該スイッチを介して接続されてい
る伝送路とステーションとのデータの伝送の有無を検出
する。このデータの有無を検出することにより前記スイ
ッチを介して接続されている伝送路とステーションとの
データの伝送の有無を検出して複数の伝送路の異常を検
出するので、伝送路の異常を迅速に検出できる。

（実施例） 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明のデータ伝送の異常検出方式に係る一実
施例の制御を示す回路図である。

上記データ伝送の異常検出方式は、伝送路１゜伝送路３
に対して伝送ステーション５ａ（ステーション）の伝送
コントローラの受信端子（ＲＸ）に受信切替回路７ａが
接続されている。上記受信切替回路７ａは、伝送路１に
レシーバ９ａを介して接続され、伝送路３にレシーバ１
１ａを介して接続されている。上記伝送ステーション５
ａの伝送コントローラの伝送端子（ＴＸ）にはドライバ
１３ａおよびスイッチ１５ａを介して伝送路１に接続さ
れるとともに、ドライバ１３ｂおよびスイッチ１５ｂを
介して伝送路３に接続されている。

同様に、伝送ステーション５ｂの伝送コントローラの受
信端子（ＲＸ）は、受信切替回路７ｂに接続され、当該
受信切替回路７ｂにレシーバ９ｂを介して伝送路１に接
続され、レシーバ１１ｂを介して伝送路３に接続されて
いる。また、伝送ステーション５Ｃの伝送コントローラ
の受信端子（ＲＸ）は、受信切替回路７Ｃに接続され、
当該受信切替回路７Ｃにはレシーバ９ｃを介して伝送路
３に接続され、レシーバ１１ｃを介して伝送路１に接続
されている。

上記伝送ステーション５ａ〜５Ｃの伝送コントローラは
当該伝送ステーションの伝送を制御するものであり、受
信切替回路７ａ〜７ｃは伝送路１゜３から伝送されるデ
ータの受信するものである。

また、レシーバ９ａ、９ｂおよび１１ｃは伝送路１から
伝送されるデータを受信する機器であり、レシーバｌｌ
ａ、、ｌｌｂおよび９ｃは伝送路３がら伝送されるデー
タを受信する機器である。ドライバ１３ａは、伝送ステ
ーション５ａの送信端子（ＴＸ）から伝送されるデータ
を伝送路１に伝送する機器であり、同様に、ドライバ１
３ｂは伝送路３に伝送する機器である。スイッチ１５ａ
はドライバ１３ａと伝送路１との間に接続され、オン状
態（閉接点）のとき伝送路１がら各伝送ステーション５
ａ〜５ｃにデータが伝送され、オフ状態（開接点）のと
き伝送路１からデータが伝送されない。スイッチ１５ｂ
はドライバ１３ｂと伝送路３との間に接続され、オン状
態のとき伝送路３がら各ステーション５ａ〜５ｃにデー
タが伝送され、オフ状態のとき伝送路３からデータが伝
送されない。

上記データ伝送の異常検出方式は、０１８画面（ステー
ションコンソール）に表示され、係員によるスイッチ１
５ａ、１５ｂの切換え操作により、伝送路１．３の配線
ミス等による異常を検出する。

次に本実施例の作用を説明する。

まず、装置に電源投入後、システムが起動する。

配線ミス等の無い正常時の場合は、０１８画面（ステー
ションコンソール）上でスイッチ１５ａおよび１５ｂを
オン状態にする。このオン状態により伝送路１．３から
データがレシーバ９ａ〜９ｃ、ｌｌａ〜１１Ｃおよび受
信切替回路７ａ〜７Ｃを介して伝送される。

次に、レシーバ９ｃは本来、伝送路１に接続されるので
あるが、伝送路３に接続され、レシーバ１１Ｃは本来、
伝送路３に接続されるのであるが、伝送路１に接続され
ている。

上記配線ミスを検出する場合は、０１８画面上のスイッ
チ１５ａをオフ状態にして、スイッチ１５ｂをオン状態
にする。スイッチ１５ｂのオン状態により伝送路３から
各伝送ステーションにデータが伝送され、各伝送ステー
ションの受信の有無を監視することにより、配線ミス等
を検出することができる。本実施例は、伝送ステーショ
ン５ａ。

５ｂが正常に伝送路３からデータを受信して、ステーシ
ョン５Ｃが異常を示す。

次に、スイッｊ１５ａをオン状態にして、スイッチ１５
ｂをオフ状態にすると伝送路１から各伝送ステーション
にデータが伝送され、伝送ステーション５ａ、５ｂが正
常に伝送路１からデータを受信して、受信ステーション
５Ｃが異常を示す。

これにより、０１８画面上を視認することにより、伝送
ステーション５Ｃの配線ミスを確実に検出することがで
きる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、複数の伝送路毎
にスイッチを設けて当該スイッチのオンオフ制御により
、複数の伝送路の異常を迅速に検出できることにより、
システムの機能の低下を防止するとともに、維持費の増
加を抑えることを実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のデータ伝送の異常検出方式に係る一実
施例を示す回路図である。 １．３・・・伝送路 ５ａ、５ｂ、５ｃ・・・伝送ステーション７ａ、７ｂ、
７ｃ・・・受信切替回路 １５ａ、１５ｂ・・・スイッチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　複数の伝送路と、当該複数の伝送路のそれぞれに接続
   されている複数のステーションとを備えて、当該複数の
   伝送路の異常を検出するデータ伝送の異常検出方式にお
   いて、 前記複数の伝送路毎に設けられ、当該複数の伝送路およ
   びステーションの接続のオンオフを制御するスイッチと
   、 このスイッチのオンオフ制御により、当該スイッチを介
   して接続されている伝送路とステーションとのデータの
   伝送の有無を検出して前記複数の伝送路の異常を検出す
   る伝送路異常検出手段と、を備えたことを特徴とするデ
   ータ伝送の異常検出方式。