JPH04162527A - 容量絶縁膜の形成方法 - Google Patents

容量絶縁膜の形成方法

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JPH04162527A
JPH04162527A JP2287805A JP28780590A JPH04162527A JP H04162527 A JPH04162527 A JP H04162527A JP 2287805 A JP2287805 A JP 2287805A JP 28780590 A JP28780590 A JP 28780590A JP H04162527 A JPH04162527 A JP H04162527A
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JP
Japan
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gas
film
tantalum
oxide film
tantalum oxide
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Application number
JP2287805A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kamiyama
聡 神山
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体に用いる薄膜め形成方法に関し、特に
容量絶縁膜の形成方法に関している。゛〔従来の技術〕 DRAM素子では、α線によるソフトエラーを防止する
ため、セル面積の微細化によるメモリセル当たりの信号
電荷量は、少なくとも30fF/セル以上の値が必要と
される。64MDRAM以上の超LSIメモリにおいて
は、この信号電荷量を確保するため、スタック、トレン
チなどの三次元構造の導入および高誘電率膜の導入が必
須となる。
高誘電率膜の中で、特に酸化タンタル膜は多くの研究が
なされており、従来の酸化タンタル膜の形成技術の1つ
として、塩化タンタル(TaCIs )ガスと亜酸化窒
素ガスによるプラズマ化学反応を用いた形成方法がある
。第1図に示す装置を用いた酸化タンタル膜の形成方法
の手順を以下に説明する。ヒータ107により熱せられ
た気化室106の塩化タンタルガスは、キャリアガスで
あるアルゴンガスと共に反応室112へ導入され、亜酸
化窒素ガスはバルブ116を通し反応室112べ導入さ
れる。
ヒータ108により基板オルダ111は熱せられており
、高周波@ i 109をオンすることによりこ導入し
た塩化タンタルガスと亜酸化窒素ガスのプラズマ化学反
応が生じ、ウェハ110それぞれの基板表面上で酸化タ
ンタル膜が形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のプラズマ化学反応による酸化タンタル膜
の形成方法では以下に述べる間顕点がある。
先にも述べたが、超LSIメモリの微細化に伴い、スタ
ックなど三次元m造の導入および酸化タンタル膜など高
誘電率膜の導入が必須とされる。
64M D RA Mにおいては、セル面積当たり約3
0fF以上の信号電荷址を確保するには、少なくとも1
0fF/μrrr (S iO2換算膜厚にして35人
)以上の容量値が得られる絶縁膜が必要とされる。しか
し、従来方法により単結晶シリコンあるいは多結晶シリ
コン上へ酸化タンタル膜を形成した場合、反応初期に単
結晶あるいは多結晶シリコン上で、酸化シリコン膜(S
 i 02 )が30〜40人形成され、容量値は最大
でも7fF/μrrr(SiO□換算膜厚にして50人
)程度しか達成されない、これは、膜形成にプラズマ化
学反応を用いているため、反応初期に単結晶シリコンあ
るいは多結晶シリコンのシリコンがプラズマ中のイオン
などによりスパッタリングされ、このスパッタリングさ
れたシリコンと亜酸化窒素ガスとが反応を起こし、酸化
シリコン膜が形成されるためである。したがって、従来
方法により形成される酸化タンタル膜の容量値は、64
MDRAM以上の超LSIメモリに適用することは困龍
である。
本発明の目的は、64M D RA M以上の超LSI
メモリに適用することが可能な容量絶縁膜の形成方法を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明に係る容量絶縁膜の形
成方法においては、窒化シリコン膜形成工程と、酸化タ
ンタル膜形成工程とを有する容量絶縁膜の形成方法であ
って、 窒化シリコン膜形成工程は、シラン系の原料ガスとアン
モニア(NH3)ガスとを用いた熱化学反応により窒化
シリコン(Si3N4)膜を形成する工程であり、 酸化タンタル膜形成工程は、ハロゲン系のタンタル原料
ガスと亜酸化窒素(N2O)ガスとを用いたプラズマ化
学反応により酸化タンタル膜を形成する工程である。
〔作用〕
シラン系の原料ガスとアンモニアガスとを用いて、熱化
学反応により窒化シリコン膜を形成し、続いてハロゲン
系のタンタル原料ガスと亜酸化窒素ガスとを用いて、プ
ラズマ化学反応により酸化タンタル膜を形成する。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
(実施例1) 第1図は、本発明に用いた酸化タンタル膜を形成する装
置を示す模式的梢遣図である。
図において、101は、キャリアガスであるアルゴンガ
スの導入管、102は、亜酸化♀素ガス導入管、103
は、水素ガスの導入管、104は、フロンガス導入管、
105は、アルゴンガス導入管である。
106は気化室、107 、108はヒータ、109は
高周波電源、110はウェハ、111は基板ホルダ、1
12は反応室、113は真空ポンプ、114は排気口で
ある。 115 、116 、117 、118 、1
19 、12Oは、バルブである。
本発明に用いた容量絶縁膜の形成方法は、第1図の装置
を用いて以下の手順で行った。
まず、モノシラン(S i H4)ガスおよびアンモニ
アガスあるいはジクロールシラン(SiH2Cl2)ガ
スおよびアンモニアガスを用いた熱化学反応により、ウ
ェハ表面上へ2O〜30又と非常に薄い窒化シリコン膜
を形成する0次に、同ウェハ表面上へ塩化タンタルガス
と亜酸化窒素ガスとを用いたプラズマ化学反応により酸
化タンタル膜を形成する。ここで、形成方法は、先の従
来技術で述べた方法を用いると良い、また、上記の酸化
タンタル膜の形成方法において、水素ガスを成膜形成時
に導入することにより、酸化タンタル膜の膜質を向上で
きる。これは、ハロゲン系のタンタル原料ガスと導入さ
れた水素とが化学反応を起こし、水素を用いない場合に
比べ、酸化タンタル膜中に含まれる不純物を少なくでき
るためである。
酸化タンタル膜の成長条件として、ヒーター07による
塩化タンタルガス導入管の加熱温度は50〜300℃、
ヒーター08による反応室112の成長温度は100〜
600℃、亜酸化窒素ガス流量は0.1〜s、ostH
、キャリアガスであるアルゴンガン流量は1〜1008
CCH1水素ガス流量は0.0〜3.(IsLH1圧力
は0.1〜10.0Torr、プラズマ化学反応を生じ
させる高周波電源109の条件として周波数50kHz
〜13.568H2、パワー30〜500Wで行うのが
一般的であるが、他の条件でも本発明の効果はある。
また、フロン(CF4)ガスなどフッ素系ハロゲン化合
物を用いたプラズマ化学反応により反応室内の洗浄を行
なうと、酸化タンタル膜を再現性良く形成できる。洗浄
法として、CF4ガスのみで行なう場合とCF  ガス
と酸素(02)ガスとを用いた場合がある。条件として
、CF4ガスの流量は0.1〜50SLH、酸素ガスの
流量は0.0〜2.03LH1さらにプラズマ化学反応
を生じさせる高周波電源は、周波数50kHz〜13.
56MHz、パワー30〜500Wで行なうのが適して
いるが、他の条件でも本発明の効果はある。
本発明および従来方法により形成した容量絶縁膜の膜厚
に対する誘電率ε、の変化を第2図に示す、ここで、第
2図中のA曲線は本発明により形成した容量絶縁膜の膜
厚に対する誘電率ε、の変化、8曲線は従来方法により
形成された容量絶縁膜の膜厚に対する誘電率ε、の変化
をそれぞれ表している0図から本発明により形成された
容量絶縁膜のほうが、従来方法により形成された膜に比
べて、同じ膜厚に対する誘電率ε、は大きくなっている
。特に64M D RA M以上の実デバイスで適用さ
れる100人程程度膜厚においては、誘電率ε、が約2
.0倍はど興なっている。これは、先にも述べたが従来
方法では酸化タンタル膜/シリコン基板界面で30〜4
0人程度の程度酸化シリコン膜が反応初期に形成される
ため、誘電率ε、は小さくなるが、本発明により形成さ
れる容量絶縁膜では界面付近の酸化膜は10Å以下と非
常に薄くしか形成されないため、誘電率ε−よ小さくな
らない。
(実施例2) 本発明に用いた酸化タンタル膜を容量デバイスに適用し
た場合のプロセスフローチャートを第3図(a) 、 
(b) 、 (C)に示す。第3図において、301は
シリコン基板、302は不純物拡散層、303はゲート
電極、304は酸化膜、305はスタックポリシリコン
、306は素子分離用酸化膜、307は容量絶縁膜およ
び308はプレート電極である。第3図(a)に示すよ
うに、シリコン基板301上に素子分離用酸化膜306
および酸化膜304で覆われたゲート電極303を形成
後リンドープしたスタックポリシリコン305を堆積し
、パターン化する。
次に第3図(b)に示すように、上述した試料上へ、モ
ノシランガスあるいはジクロールシランガスとアンモニ
アガスとを用いた熱化学反応により2O人程度の薄い窒
化シリコン膜を形成し、さらにハロゲン系のタンタル原
料ガスと亜酸化窒素ガスとを用い、プラズマ化学反応に
より酸化タンタル膜を形成する。ここで、容量絶縁膜の
形成条件は、上述したものと同一条件で行なった。
第3図(C)は上記の試料へプレート電極308として
、タングステン膜を形成したものである。
上述したプロセスフローにより作製した試料のセルサイ
ズに対する容量値の変化を第4図に示す。
ここで、第4図のA曲線は本発明により形成した容量絶
縁膜を用いた場合、8曲線は従来方法により形成した容
量絶縁膜を用いた場合の結果をそれぞれ示している。第
4図から本発明により形成した膜の容量値のほうが、従
来方法により形成した膜のそれと比べて約2.0倍程度
大きくなっており、64M D RA Mで用いられる
セルサイズ1.6μMで30fFとa線によるソフトエ
ラーを防止するのに必要な容量値が得られているのがわ
かる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明はシラン系の原料ガスとア
ンモニアガスとを用いた熱化学反応により窒化シリコン
膜を形成する工程と、続いてハロゲン系のタンタル原料
ガスと亜酸化窒素ガスとを用いて、プラズマ化学反応に
より酸化タンタル膜を形成する工程とからなる容量絶縁
膜の形成方法であり、従来技術と比較して容量値の大き
い容量絶縁膜を形成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いた酸化タンタル膜を形成する装
置の模式的構造図、第2図は、本発明および従来技術に
より形成された酸化タンタル膜の膜厚に対する誘電率ε
 の変化を示す図、第3図「 (a) 、 (b) 、 (c)は、デバイス作製のプ
ロセスフローチャート、第4図は、本発明および従来技
術を用いて形成した容量絶縁膜をデバイスに適用した場
合のセルサイズに対する容量値の変化を示す図である。 101・・・キャリアガスであるアルゴンガスの導入管
102・・・亜酸化窒素ガス導入管 103・・・水素ガスの導入管 104・・・フロンガス導入管 105・・・アルゴンガス導入管 106・・・気化室      107 、108・・
・ヒーター09・・・高周波電源    110・・・
ウェハ111・・・基板ホルダ    112・・・反
応室113・・・真空ポンプ    114・・・排気
口115 、116 、117 、118 、119 
、12O・・・バルブ301・・・シリコン基板   
302・・・不純物拡散層303・・・ゲート電極  
  304・・・酸化膜305・・・スタックポリシリ
コン 306・・・素子分離用酸化膜 307・・・容量絶縁膜    308・・・プレート
電極特許出願人   日本電気株式会社 0         500         y00
0容童杷殊膜厚(ス) 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)窒化シリコン膜形成工程と、酸化タンタル膜形成
    工程とを有する容量絶縁膜の形成方法であって、 窒化シリコン膜形成工程は、シラン系の原料ガスとアン
    モニア(NH_3)ガスとを用いた熱化学反応により窒
    化シリコン(Si_3N_4)膜を形成する工程であり
    、 酸化タンタル膜形成工程は、ハロゲン系のタンタル原料
    ガスと亜酸化窒素(N_2O)ガスとを用いたプラズマ
    化学反応により酸化タンタル膜を形成する工程であるこ
    とを特徴とする容量絶縁膜の形成方法。
JP2287805A 1990-10-25 1990-10-25 容量絶縁膜の形成方法 Pending JPH04162527A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6146959A (en) * 1997-08-20 2000-11-14 Micron Technology, Inc. Method of forming capacitors containing tantalum
US6165834A (en) * 1998-05-07 2000-12-26 Micron Technology, Inc. Method of forming capacitors, method of processing dielectric layers, method of forming a DRAM cell

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6146959A (en) * 1997-08-20 2000-11-14 Micron Technology, Inc. Method of forming capacitors containing tantalum
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