JPH11163282A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH11163282A
JPH11163282A JP9326682A JP32668297A JPH11163282A JP H11163282 A JPH11163282 A JP H11163282A JP 9326682 A JP9326682 A JP 9326682A JP 32668297 A JP32668297 A JP 32668297A JP H11163282 A JPH11163282 A JP H11163282A
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film
semiconductor device
insulating film
forming
manufacturing
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Satoshi Kamiyama
聡 神山
Makoto Sekine
誠 関根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
(DRAM)等の超LSIの酸化タンタル膜の容量素子
部の容量値を増加し、リーク電流特性を改善する。 【解決手段】粗面ポリシリコン膜からなる容量下部電極
2表面上へ、薄膜のW膜4を化学気相成長法により選択
的に形成し、次いで容量絶縁膜(酸化タンタル膜11)
を形成後、この容量絶縁膜を緻密化処理し、容量上部電
極3を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、特にダイナミック・ランダム・アクセス・
メモリ(DRAM)等の超LSI用いられる容量素子部
を形成方法を含むに半導体装置の製造方法に関してい
る。
【0002】
【従来の技術】256MbitDRAM以降の超LSI
メモリデバイスの容量素子部においては、単位面積当た
りの容量値を大きくできる高誘電率容量絶縁膜の採用が
検討されている。
【0003】この高誘電率容量絶縁膜の形成方法として
は、化学気相成長法が優れたステップカバレッジ特性を
有する膜が形成できるため、多くの研究がなされてい
る。例えば、特開平4−162527号公報には、酸化
タンタルの容量絶縁膜のプラズマ化学反応による化学気
相成長法の技術が開示されている。
【0004】図8は、酸化タンタル容量絶縁膜をプラズ
マ化学反応による化学気相成長法で成膜したDRAMセ
ルの形成例であり、ビット線56を含むトランジスタを
被覆する層間絶縁膜48に設けられたコンタクト孔57
を通してトランジスタに結合するスタックトタイブの容
量素子の製造方法を工程順に示した断面図である。
【0005】まず、下部電極ポリシリコン膜からなる容
量下部電極2上に、タングステン膜(以下、W膜とい
う)4をスパッタ法などにより形成する(図8
(a))。一般的に、W膜厚は、ウェハ面内に均一性良
く形成させるため、100nm以上の成膜を行ってい
る。その後、有機原料であるペンタエトキシタンタル
(Ta(OC2 H 55 ) ガスを用いた減圧化学気相成
長法により酸化タンタル膜11を形成後、この膜のリー
ク電流特性を改善させるために酸素雰囲気中で熱処理を
行う(図8(b))。続いて、W膜等により容量上部電
極3を形成し(図8(c))、容量素子部が形成され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の超LS
Iメモリデバイスの容量素子部の構造においては、容量
素子部のリンドープポリシリコン膜は、表面がほとんど
平坦状態のものが用いられているため容量素子部の表面
積が小さく容量値を大きくできない問題があった。
【0007】このポリシリコン膜表面を粗面(HSG:
hemispherical grain )化し、表面積を2倍程度に増加
させる技術が開発され、実用化されつつある。例えば特
開平8−139288号公報には、容量素子部の下部電
極であるポリシリコンあるいはアモルファスシリコン表
面を高融点金属のハロゲンガスとを反応させて、高融点
金属あるいは高融点金属のシリサイドで置換し、次いで
高融点金属のハロゲンガスをシランガスあるいは水素で
還元することにより粗な結晶粒を下部電極表面に選択的
に堆積させた後、容量絶縁膜を形成する技術が開示され
ている。
【0008】この技術においては、ポリシリコン等の下
部電極表面は高融点金属で置換される際に粗面化し、そ
の上に形成した容量絶縁膜の表面積をある程度増加させ
ることが可能であるが、安定した形状の粗面化表面を形
成することができないために、容量絶縁膜の容量値が安
定せず、また下部電極部の形成において、多数の追加工
程が必要であり加工費増大の問題があった。
【0009】本発明は、上記の従来の容量素子部の形成
技術における問題点を解決した半導体装置の製造方法を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、DRAM(ダ
イナミック・ランダム・アクセス・メモリ)等の超LS
Iの半導体装置の製造方法において、前記半導体装置の
容量素子部の形成工程が、アモルファスシリコン上に粗
面ポリシリコン膜を成膜した下部電極を形成する工程
と、下部電極表面上へ薄膜のW膜を化学気相成長法によ
り選択的に形成後、容量絶縁膜を形成させる工程と、こ
の容量絶縁膜を緻密化処理させる工程と、前記容量絶縁
膜上に金属元素からなる上部電極を形成する工程とから
構成されることを特徴とする。
【0011】前記のW膜の好ましい膜厚は5〜50nm
であり、また前記容量絶縁膜としては、酸化タンタル、
酸化チタン、酸化ニオブ、酸化ハフニウムまたは酸化イ
ットリウムからなる高誘電体膜を使用できる。
【0012】前記容量絶縁膜の形成方法として、有機原
料を用いた化学気相成長法が使用でき、この容量絶縁膜
の緻密化処理としては、酸素(02)ガス,亜酸化窒素
(N20)ガスあるいは水分(H20 )を含んだ酸素ガ
ス、またはこれら数種類の混合ガスである酸化ガスを用
いたプラズマ処理を適用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態の半導体装置の
製造方法で製造されたDRAMの一部の断面図である。
P型シリコン基体41にNウェル42が形成され、そこ
に第1のPウェル43が形成されている。また第1のP
ウェル43とN+ 型分離領域45を介したP型シリコン
基体の部分に第2のPウェル43が形成されてシリコン
基板を構成する。このシリコン基板の主面のフィールド
酸化膜46で絶縁分離された活性化領域に各素子が形成
されている。
【0015】第1のPウェル43には多数のメモリセル
のそれぞれのトランジスタが構成されているが、図1で
は一対のメモリセルのみ図示している。すなわち一対の
メモリセルのトランジスタ50のソース、ドレインとな
るN型領域51が形成され、ゲート絶縁膜52を介して
ポリシリコン膜53およびシリサイド膜54からなるゲ
ート電極55が形成され、全体が第1の層間絶縁膜47
で被覆される。
【0016】この第1の眉間絶縁膜47に設けられたコ
ンタクト孔58を通してビット線56が一対のメモリセ
ルのそれぞれのトランジスタに共通なソース、ドレイン
の一方となるN型領域51に接続されている。このビッ
ト線を被覆して第2の層間絶縁膜48が形成され、その
上に点線で囲んだ本発明の一対の容量素子部70が構成
されている。すなわちこのスタック型の容量素子は、容
量下部電極2、容量誘電体膜としての酸化タンタル膜1
1および容量上部電極3から構成され、一対の容量下部
電極2は第1および第2の層間絶縁膜47、48に設け
られたコンタクト孔57を通してそれぞれのトランジス
タのソース、ドレインの他方となるN型領域51に接続
されている。
【0017】また、容量上部電極3は一対のメモリセル
のそれぞれの容量素子に共通に連続的に形成され第2の
層間絶縁膜48上を延ばして、容量上部電極の取り出し
部3’において第3の層間絶縁膜49に設けられてコン
タクト孔67を通して接地電位等の固定電位となってい
るアルミ電極71と電気的接続されている。なお、この
アルミ電極71の下部およびコンタクト孔67の内壁お
よび容量上部電極の取り出し部3’に接する底面には窒
化チタン膜72が形成され、コンタクト孔67はW膜7
3により充填されている。
【0018】一方、記憶装置の周辺回路のトランジスタ
60は、Pウエル43表面に設けられたN型のソース・
ドレイン領域51と、Pウエル43表面上に設けられた
ゲート絶縁膜52と、ゲート絶縁膜52を介してPウエ
ル43表面上に設けられたポリシリコン膜53およびシ
リサイド膜54が積層してなるゲート電極55とから構
成されている。N型のソース・ドレイン領域51の一方
に、層間絶縁膜47,48,49を通して設けられたコ
ンタクト孔68を介して、アルミ電極71が接続されて
いる。このコンタクト孔68も、上記コンタクト孔67
よ同様に側面および底面は窒化チタン膜72に覆われ、
タングステン膜73により充填されている。同様に、周
辺回路のトランジスタ60のゲート電極55は、コンタ
クト孔を介してアルミ電極71に接地されている。
【0019】次に本発明の実施の形態の半導体装置の製
造方法について詳細に説明する。図2は、本発明の実施
の形態の半導体装置の製造方法の工程を説明するための
容量素子部の断面図であり、図1の点線で囲まれた容量
素子部70を示している。
【0020】まず、容量下部電極2であるリンドープア
モルファスシリコンを化学気相成長法により堆積、通常
のリソグラフィ/エッチング技術によりパターンニング
する(図2(a))。次に、ジシラン(Si2H6)ガ
スを用いた分子照射により、アモルファスシリコン上に
粗面のポリシリコン膜2aを形成する。形成条件とし
て、ジシラン流量1〜50sccm、圧力0.1〜10
mTorrで行い、形成条件により粗面ポリシリコンの
グレインサイズは10〜100nm、粗面度は粗なもの
から密と容量増加率を1.5倍〜2.3倍程度までコン
トロールできる。さらに、ドーピングしたリンの活性化
のため、窒素雰囲気中での高温熱処理を行う。
【0021】さらに、ポリシリコン膜2a表面の自然酸
化膜を希釈フッ酸により除去した後、W膜4を化学気相
成長法によりこのポリシリコン膜2a上へ選択的に形成
する(図2(b))。このW膜4形成は、六フッ化タン
グステンガス(WF6 )およびアルゴンガスを用いて、
WF6 /Ar分圧0.01〜1.0Torr、温度20
0〜500℃の条件で行い、膜厚5〜50nmのW膜4
を形成する。
【0022】次に、この容量下部電極2上へ酸化タンタ
ル膜11を化学気相成長法により堆積する(図2
(c))。酸化タンタル膜11は、図3に示すような装
置を用いて形成する。
【0023】酸化タンタル膜11形成のためのガス原料
としては有機系のペンタエトキシタンタルを用いられ
る。この原料をヒータ14により気化室15で気化さ
せ、キャリアガスアルゴンの導入管23によりバルブ2
2cを通して送られてきたキャリアガスであるアルゴン
ガスによりバルブ22dを通して、半導体ウェハ18を
搭載した基板ホルダ17を載置した反応炉19へ導入す
る。同時に、酸素ガスの導入管12により酸化ガスがバ
ルブ22bを通して反応炉19へ導入される。ヒータ1
6により反応炉19内は熱せられており、導入された有
機タンタルガスおよび酸化ガスが化学気相反応を起こ
し、半導体ウェハ18上で酸化タンタル膜が形成され
る。
【0024】酸化タンタル膜の成長条件として、有機タ
ンタル原料の気化室15の加熱温度は30〜200℃、
ヒータ16による反応炉19内の温度は300〜600
℃、キャリアガスであるアルゴンガスの流量は10〜1
000SCCM、酸素ガスの流量は0.1〜20SL
M、圧力は0.1〜10Torrで行うのが適してい
る。反応炉19にはアルゴンガスをバルブ22aを通し
て導入するための他の導入管が接続され、また、排気口
21を有する真空ポンプ20が接続されている。
【0025】本実施の形態では、容量絶縁膜として酸化
タンタル膜を例にしたが、酸化チタン膜,酸化ニオブ
膜,酸化ハフニウム膜,酸化イットリウム膜あるいはこ
れら数種類の容量絶縁膜からなる高誘電体膜を用いた場
合でも同様な本発明の効果が得られる。
【0026】続いて、この酸化タンタル膜の緻密化処理
として、酸化ガスを用いたプラズマ処理を行う。酸化プ
ラズマ処理条件として、温度は200〜600℃、雰囲
気ガスとして、酵素(02 )ガス、亜酸化窒素(N2
)ガスあるいは水分( H20)を含んだ酸素ガス、ま
たはこれら数種類の混合ガス雰囲気中で行う。水分を含
んだ酸素ガスを使用する場合の水分添加量は、1〜10
00ppmが適当であるが、もっとも好ましい水分添加
量は30〜300ppmである。水分添加したボンベ
(47リットル)を用いた場合、水分添加量と充填圧力
に反比例の関係があり、水分添加量が30ppm以下で
は本発明の効果はなく、また水分添加量300ppmで
約30kg/cm2 の圧力が得られるが、これ以上の水
分添加量になると充填圧力は低下し実用的ではなくなる
ため、上限を300ppmとした。続いて、容量上部電
極9として、窒化チタンを形成する(図2(d))。
【0027】本実施の形態においては、上部電極とし
て、窒化チタン単層を用いたが、タングステン、モリブ
デン、チタンなどの高融点金属、あるいはこれら高融点
金属の窒化膜、あるいはこれら高融点金属のシリサイド
膜膜、あるいはこれら高融点金属の多層膜を用いた場合
でも同様な効果が得られる。
【0028】本実施の形態の半導体装置の製造方法で製
造された半導体装置の容量素子部のW膜厚に対する単位
面積当たり(0.1mm2 )の容量値を図4に示す。図
4から、W膜厚が増加するのに伴い、容量値は減少して
おり、100nm以上では粗面化した面積増加分の効果
が得られないことがわかった。一方、W膜厚が5nm以
下の場合、W膜を通して粗面ポリシリコン膜からのシリ
コンと酸化タンタル膜が反応するため、容量値が著しく
低下してしまう。結果として、W膜の膜厚を5nmから
50nmで適用することによる本発明の効果が得られ
る。
【0029】また、この半導体装置の容量素子部の酸素
プラズマアニール温度に対する10×-8A/cm2 のリ
ーク電流密度における電圧値をプロットした結果を図5
に示す。図5に示すように、電圧値は酸化プラズマ処理
温度の増加により、正および負とも増加している。これ
は、酸化タンタル膜中に含まれる水分やカーボンが、処
理温度の増加に伴い外方拡散し、さらに酸化タンタル膜
中の酸素空孔が酵素プラズマ処理によるイオンボンバー
ドにより埋められ、膜が緻密化されるためと考えられ
る。
【0030】この粗面シリコン上へ金属下部電極を形成
する技術は1GビットDRAM(セルサイズ0.24μ
2 )の容量素子部へ適用した結果を図6に示す。ここ
では、W膜は50nm形成した場合を用いた。この結果
において、横軸は容量素子部のスタック高さ、縦軸は容
量値を示しており、また、SiO2膜換算膜厚1.6n
mの容量絶縁膜を適用した場合を示している。
【0031】図6から、HSG表面を用いた場合、粗面
表面でない(no−HSG)場合と比較して約1.4倍
の面積増加が得られ、粗面表面を用いることにより、ス
タック高さ0.6μm程度で80fFの容量値が得られ
ている。
【0032】次に、本実施の形態で形成した容量素子部
のリーク電流の測定結果を図7に示す。ここで、実線は
粗面表面でない(no−HSG)場合の特性、一点鎖線
はHSG表面を用いた場合の特性である。図7からリー
ク電流特性は粗面表面の利用の有無にかかわらず、ほと
んど一致した結果が得られ、10×-8A/cm2のリー
ク電流密度における電圧値は正(+)で約0.8Vおよ
び負(−)で約1.7Vであった。この特性は、1Gビ
ットDRAMの内部電源電圧(Vcc/2=0.75
V)へ十分適用可能な結果であると考えられる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、D
RAM等の超LSIに用いられる容量素子部を、粗面ポ
リシリコン膜からなる下部電極表面上へ薄膜のW膜を化
学気相成長法により形成し、次いで容量絶縁膜を形成さ
せた後、この容量絶縁膜を緻密化処理し、上部電極を形
成して形成することにより従来技術と比較して、粗面ポ
リシリコンによる表面積増加分を維持したまま、リーク
電流特性の優れた容量素子が形成できる効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法で
製造されたDRAMの一部の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法の
工程を説明するための容量素子部の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における酸化タンタル膜の
形成に用いた装置を模式的に示した構造図である。
【図4】本発明に基づき形成した容量素子部のW膜厚に
対する単位面積当たりの容量値を示した図である。
【図5】本発明に基づき形成した容量素子の酸素プラズ
マアニール温度に対する10-8A/cm2のリーク電流
密度における電圧値をプロッ トした結果である。
【図6】本発明に基づき形成した1GビットDRAM容
量素子の容量値(セル面積0.24μm2)を示した図
である。
【図7】本発明に基づき形成した容量素子のリーク電流
特性を示した図である。
【図8】従来技術の製造方法を工程順に示した断面図で
ある。
【符号の説明】
2 容量下部電極 2a ポリシリコン膜 3 容量上部電極 3’ 容量上部電極の取り出し部 4,73 W膜 11 酸化タンタル膜 12 酸素ガスの導入管 14 ヒータ 15 気化室 16 ヒータ 17 基板ホルダ 18 半導体ウェハ 19 反応炉 20 真空ポンプ 21 排気口 22a,22b,22c,22d バルブ 23 キャリアガスアルゴンの導入管 41 P型シリコン基板 42 Nウエル 43 Pウエル 45 N+型分離領域 46 フィールド酸化膜 47,48,49 層間絶縁膜 50 メモリセルのトランジスタ 51 N型のソース・ドレイン領域 52 ゲート絶縁膜 53 ポリシリコン膜 54 シリサイド膜 55 ゲート電極 56 ビット線 57,58,67,68 コンタクト孔 60 周辺回路のトランジスタ 70 容量素子部 71 アルミ電極 72 窒化チタン膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 DRAM(ダイナミック・ランダム・ア
    クセス・メモリ)等の超LSIの半導体装置の製造方法
    において、前記半導体装置の容量素子部の形成工程が、
    アモルファスシリコン上に粗面のポリシリコン膜を成膜
    した下部電極を形成する工程と、前記下部電極表面上へ
    薄膜のタングステン(W)膜を化学気相成長法により選
    択的に形成後、前記タングステン(W)膜上に容量絶縁
    膜を形成する工程と、該容量絶縁膜を緻密化処理させる
    工程と、該容量絶縁膜上に上部電極を形成する工程とか
    ら構成されることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記のタングステン(W)膜の膜厚が5
    nm乃至50nmである請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 前記容量絶縁膜が酸化タンタル、酸化チ
    タン、酸化ニオブ、酸化ハフニウムまたは酸化イットリ
    ウムからなる高誘電体膜である請求項1または2記載の
    半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記容量絶縁膜の形成方法として、有機
    原料を用いた化学気相成長法を使用した請求項1,2ま
    たは3記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記容量絶縁膜の緻密化処理が酸化ガス
    を用いたプラズマ処理である請求項1,2,3または4
    記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記容量絶縁膜の緻密化処理の温度が2
    00℃乃至600℃である請求項5記載の半導体装置の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記酸化ガスとして、酸素(02)ガ
    ス,亜酸化窒素(N20)ガスあるいは水分(H20 )
    を含んだ酸素ガス、またはこれら数種類の混合ガスを使
    用した請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記水分を含んだ酸素ガスの水分添加量
    が30〜300ppmである請求項7記載の半導体装置
    の製造方法。
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