JPH04160938A - 車両用多重伝送装置 - Google Patents

車両用多重伝送装置

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JPH04160938A
JPH04160938A JP28926990A JP28926990A JPH04160938A JP H04160938 A JPH04160938 A JP H04160938A JP 28926990 A JP28926990 A JP 28926990A JP 28926990 A JP28926990 A JP 28926990A JP H04160938 A JPH04160938 A JP H04160938A
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JP28926990A
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Hiroshi Kajiyama
梶山 浩
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、例えばC3MA/CD方式などのようなバス
アクセス法による多重伝送方式を利用して車両内の各種
コントロールユニット間の信号を伝送する車両用多重伝
送装置に関し、その中の特に分散型多重通信ネットワー
ク方式の車両用多重伝送装置に関するものである。
(従来の技術) 自動車における多重通信システムとは、1本の信号線に
よって各種の信号を伝送し、ワイヤノ・−ネス(ii線
束)を簡略化するとともに、センサなどを共用化しよう
とするものである。ワイヤハーネスを簡略化することに
より、ワイヤハーネス自身の軽量化のみでなく、車体の
ハーネス貫通部分やドアヒンジ部などの構造をも著しく
改善することができるメリットがある。
現在、個々の制御システムごとに設けられたセンサ、ア
クチュエータなどは全てワイヤハーネスでコントロール
ユニットと接続されているが、多くの電子制御システム
が採用されるにつれ、センサ、アクチュエータが増加し
て電線の本数が膨大なものとなり、また、その重量も車
体軽量化の見地から問題になってくる。このような問題
を解決し、ワイヤハーネスの簡略化および軽量化を図る
手段としては多重通信方式が最も有効である。例えば、
従来複数の信号線によってモータ、ランプなどの負荷を
制御していたものをマルチプレクサ(多数の信号から一
つの信号を選択する装置をいう)によって多重化し、1
本の信号線で負荷側に送信する。そして、受信側では、
デマルチプレクサによってそれぞれの信号を元に戻し、
該信号で負荷を制御することによって結局ワイヤハーネ
スを簡略化(1本化)することができる。
ところで、一般に自動車技術の分野においては、このよ
うな多重通信のネットワーク形態は、完全多重型と部分
多重型という分類、または集中多重型と分散型という分
類に分けて考えられている。
完全多重型は全ての系統を多重化したものである。
一方部分多重型は、非多重通信部分と多重通信部分とを
混在させたものであり、多重通信部分においては距離的
に分散して配置されたスイッチや負荷等が多重伝送ユニ
ットで接続されている。このタイプでは多重伝送ユニッ
トとスイッチ、負荷間は各々個別の配線が必要であるた
めに、/ステム全体の配線の全長は減るものの、その数
は増えると言われている。
また、集中多重型は、1つのマスクの伝送ユニ・。
トに対して複数のスレーブの伝送ユニットが接続される
もので、細径化効果は得られるものの、マスクがダウン
するとシステムダウンになり、また設計変更が困難にな
るなどの欠点があると言われている。
一方、以上のものに対して分散多重型はコストはかかる
ものの、大きな細径化効果が得られること曳一部システ
ムダウンに対する信頼性が高いこと、設計変更に対する
柔軟性が高いこと等の点で現在注目されている(例えば
、特開昭62−4658号公報参S>。この分散多重型
の車両用多重通信システムでは、例えば5AE(米国自
動車技術会)の標準代案では、現在のところ、そのバス
アクセス方式としてはC3MA/CD方式が採用されて
いる。このCS MA/CDバスアクセス方式において
は、何れかの多重ノードから、宛先アドレスを持つフレ
ームごとにデータを伝送すると、この宛先アドレスで指
定された送信先多重ノードは、伝送データを正常に伝送
路から受信したときに、受信フレームに続いて受信確認
信号(ACK信号・・・第3図参照)を返送するように
なっている。
また、本件出願人から、このC8MA/CD方式を更に
発展させたP A L N E T (Protoco
l rotAutomobile Local are
a Network)方式も、例えば特願昭83−27
3305号、特願昭63−273306号、特願昭63
−273307号等により提案されている。この方式で
は、信号伝送毎に、全7クテイブノードからACK信号
が返送されるもので、例えば16個のノードが接続され
ていれば、16個のACK信号が伝送路に送出される。
尚、送信先のノードは識別子(I D)により区別され
る。そして、ACK信号の伝送前と伝送後とでの一致/
不一致により、監視用のACKテーブルを更新するよう
にしている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような多重伝送システムでは、複数の
コントロールユニット間の通信に際シ、送信信号に優先
順位を設定し、該優先順位に従って信号を順次送信する
送信方法が採られる。
その結果、例えば対象となる送信ラインが混んでいると
、割り込み等のため優先順位の低い信号は常に待機状態
となって中々送信できない問題が生じる。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の問題を解決することを目的としてなされ
たものであって、複数のコントロールユニットを多重伝
送が可能な通信ラインによって相互に接続するとともに
当該通信ラインを使用して送受信される複数の信号の各
々に所定の優先順位を付し、該優先順位に従りて上記複
数のコントロールユニット間の多重通信を行うようにし
てなる車両用多重伝送装置において、優先順位繰り上げ
手段を設け、優先順位が低いために送信要求状態となっ
ても送信待機状態が強いられる下位信号の優先順位を繰
り上げて送信可能性を向上させるようにしたことを特徴
とするものである。
(作 用) 上記のように本発明の車両用多重伝送装置の構成では、
先ず基本構成として複数のコントロールユニット間の通
信信号が各々その優先順位に従って送信される。一方、
該基本構成を前提として更に優先順位の繰り上げを可能
とし、上記複数の送信信号の内の成る1つの信号が少な
(とも送信要求状態にある場合、その上位側送信信号の
送信が完了すると否とに拘わらず下位側送信信号の優先
順位を繰り上げて同下位側信号の送信可能性を高くする
ようになっている。
(発明の効果) 従って、上記本発明の車両用多重伝送装置によると、通
信ラインの混み具合に関係なく優先順位下位側の信号の
送信が可能となり、それだけ信頼性が向上する。
(実施例) 以下添付図面第1図〜第14図を参照して、本発明を上
述のPALNET方式を用いた自動車用の多重通信装置
に適用した場合の実施例について詳細に説明する。
先ず、第2図は、この実施例の/ステムで使用される各
メートの接続状態を示す全体図である。
尚、説明簡略化のために、この実施例に用いられるノー
ドは一例として7つとした。各ノードはツイストペア線
等からなる多重伝送路MBを介して接続される。これら
の多重メートは、例えば車両用ナビゲーション装置やオ
ーディオ装置等の表示制御を行なう各種コントロールユ
ニットのための多重ノードCCS、メータ類用の多重ノ
ードMT。
自動車電話アダプタ用の多重ノード置、エアコンコント
ロールユニット用の多重ノードACU。
エアコンのスイッチ類のための多重ノードAC3W、ス
テアリング周りのスイッチ類のための多重ノード5TS
W、そして、各ノードに電源を供給するためや事故診断
用の試験装置を接続するための接続ボックス内に収めら
れたTWSノードである。ここで、TWSとはrTot
ai Wiring 5ysteJの略である。
尚、上記ステアリング周りのスイッチ類には、例えば、
ターンライトスイッチ、ターンレフトスイッチ、スモー
ルランプスイッチ、ホーンスイッチ、ヘッドランプハイ
ビームスイッチなどが含まれ、またメータ類には、ター
ンライトインジケータ、ターンレフトインジケータ、へ
、ドランブノ\イビームインジケータなどが含まれる。
またTWSノードには、後述するように、ドアの開閉状
聾を検出するためのドアスイッチが接続されている。
尚、第2図に示したノードは、上述の如く、あくまでも
説明の簡略化のために単なる一例として7つしか示さな
かったものであり、実際には更に多くのスイ・ノチ、負
荷類が接続されているようにしてもよいことは言うまで
もない。例えば、フロント多重ノード及びリア多重ノー
ドを更に設け、リアフロント多重ノードには、フロント
ターンライトシグナルランプ、フロントターンレフトシ
グナルランプ、フロントスモールランプ、ホーン等が含
まれ、また、リヤ多重ノードには、リヤターンライト7
グナルランプ、リヤターンレフトングナルランプ、テー
ルランプ等が含まれるようにしてもよい。また、ノード
と各74#との接続も、第2図に示した接続関係に限ら
れず、操作性、使い勝手等を考慮して、その他の接続関
係も考えられる。
〈フレームフォーマット〉 この実施例の自動車用多重伝送方式では、例えば第3図
に示すような構成のフレーム(データフレーム)Fごと
に自動車運転情報が伝送されるようになっている。ここ
で、自動車運転情報とは、例えば[あるスイッチが投入
又は解除された!J等といった情報(ON/○FF情報
)である。このフレームFは、S D (Start 
Delia+1ter)コードSD。
プライオリティフードX、フレームIDコードID、デ
ータ長、データ1〜データN1チエツクコード等を有す
る構成になっている。
先ず、rSDフードJSDは、フレームFの開始を表す
特定のフードであり、受信多重ノードはこのSDコード
符号を受信するとフレームFの開始を認知するようにな
っている。「プライオリティコード」Xは同時に複数の
多重/−ドかデータNを送信し、フレーム信号が衝突し
た場合にどのノードのフレーム信号を優先して処理する
かを指示する優先順位を示す符号である。複数のデータ
Nの衝突が生じた時は優先度X(X= 1.2,3,4
゜5・・)の高いデータNが先行して処理される。
この「プライオリティフード」Xの使い道の1つとして
、上記TWSユニットからの後述の/ステムフレッシュ
指令に対して、どのノードからの返答フレームを優先し
て処理するかを決定するのに使われる。尚、このプライ
オリティ制御に関しては、第13図に関連して後に詳細
に説明する。
「フレームIDコードJIDはデータ領域の各ヒツト1
〜Nにどのようなデータが割り付けられているかを識別
する符号である。換言すれば、当該フレームがどのノー
ドで使われるべきかを示すものであり、例えばrSAE
 International Congress a
nd Exposition(1986年2月)」に発
表された文献FPr。
posal for a Vehicle Netwo
rk Protocol 5tindird」の中にあ
るファンク/ヨナル・アドレノンノグ(Functio
nal Addressing)に相当する。次に「送
信元アドレス」とは当該フレームFを送信したメートの
物理アドレスである。今第2図のシステムにおいて、例
えば7つの7−ドCC5,、MT、置、ACU、AC5
WSSTSWに対して、順に、“l”、“2”、“3”
、“4”、“5″、“6″、“7”という物理アドレス
が与えられているとすると、フレームIDと物理番号と
の関係は次表のようになる。
(表) 上記の表によれば、フレームFのIDコード■Dが0″
のときは、そのフレームFの送り先は全てのノードであ
る。例えば、AC3Wが管理する「エアコンONjスイ
、7チを投入するこトカ、MTノードが管理する表示ラ
ンプ「エアコンON」を点灯し、ACU/−ドが管理す
るエアコンのブロワモータをオンすることか必要である
場合に、「エアコンONjスイッチが投入されたという
情報を含ムフレームは、MTノードとACtJノードと
TWS7−ドとに送られる必要があるために、そのフレ
ームのIDは上記表に従えば“10″となる。
もちろん、゛上記表の態様は一例であり、その他にも任
意の設定が可能である。
一方、第3図の「データ長」にはこのあとに鐵りデータ
の数が書き込まれ、N個のデータがあるとすればデータ
長としてNが送られる。このフレームを受は取った多重
/−ドでは、データをデータ長の内容だけ読み取る。そ
してデータに引き続くフィールドがCRCチエツクフー
ド(誤り検出符号)で、これを確認することにより、フ
レームの終わりであることを知ることができる。
〈受信確認信号〉 更に、第3図の受信確認信号領域(ACKフィールド)
について説明する。このフィールドは、複数のビット、
例えば16ビツトから成り、各多重/−ドに対し、その
多重/−ドに対して前もって決められたビット領域が割
り当てられ°Cいる。
このACKフィールドの各ビットにより、各ノードは正
常受信の確認を行う。即ち、送信ノードは、16ビ、7
トのACKフィールドの自身ノードに対応する位置のビ
ットのみを“0”とし、他のビット全てを“1″にして
、即ち、1個の“0′と15個の“1”ビットを、送信
フレームに続けて所定のギャップを設けて伝送路に送出
する。受信側の多重ノードは、チエツクフードにより受
信したフレームの内容に誤りがないか否かをチエツクし
、誤りがなければ各多重ノードについて前もって決めら
れた位置のビット領域に受信確認信号(A CK信号)
を“O”として送信多重/−ドに返送するようになって
いる。即ち、このACKフィールドが0″になっている
メートは、正常にフレームを受信したことを示す。
く/−ドのハードウェア構成〉 第4図は、第2図の各7−ドに共通に用いられている多
重通信コントローラの概略構成を示すものである。
第4図において、先ず符号1は第2図の伝送路であるバ
スMBであり、2は多重通信コントローラ100とバス
MBIとを接続するためのコネクタであり、8はホス1
−CPUである。多重LSIモジュール3は、バスM 
B l上のキャリア検出/衝突検出、パラレルデータ(
D、〜Do)のホストCPU8への送出や、ホストCP
U8からのパラレルデータのシリアルデータへの変換等
を司どる。
その他に、エラー検出フードの計算等も行う。即ち、ネ
ットワークにおける物理層レベルの制御を司どる。ホス
トCPU8と、実際のスイッチ、負荷(図示せず)等は
ワイヤ6.7、入力インターフェース回路、出力インタ
ーフェース回路4.5を介して接続されている。10は
、バッテリー電圧12■からVccを生成するDC−D
Cコンバータを含む電源回路である。
ハードウェア的には、多重LSIモジュール3は、C3
MA/CD方式を発展させたPALNET方式のバスア
クセス制御を行なうコントローラ(図示せず)と、バス
MBI上のデータの論理レベルの符号変換を行なうエン
コーダ/デコーダ(図示せず)と、バスMBIに直接接
続され、レベルチェンジャの働きをするトランシーバ(
図示せず)、そして、ホストCPU8のメモリにアクセ
スするためのDMA(図示せず)等を擁している。
くネットワーク管理〉 第5図は各ノード間のフレーム送受信シーケンスを示す
概略図である。前述したように、フレーム送出、エラー
検知等の物理層レベルの通信制御は多重LSIモジュー
ル3により行なわれ、フレームのデータ処理、エラー再
送制御等はホストCPUにより行なわれる。次に該第5
図のシステムにおいて行われる、(1)/−ド間におけ
るエラー処  ′理、(2)フィールドの送受信を各々
説明する。
エラー処理 前述したように、上記多重LSIモジュール3はACK
信号の返答や、CRCエラーの検出、そのエラーの検出
のホストCPU8に対する報告を行なう。即ち、多重L
S[3がホストCPU8に報告するエラーの種類として
は、「多重バスエラー」ト、「/−ド故障」である。こ
こで、多重バスエラーとは、以下の■〜■の4通りのエ
ラーを含み、ホストCPU8がステータスリード端子(
SRC)をアクティブにしたときに、多重LSIモジュ
ール3がD7〜DOを介してステータス情報として送る
ものである。
■二ピットエラーBIE・・・伝送線上に異常なフォー
マ7トが検出された。
■:CRCエラーCRE・・・CRCエラーが発生した
。BIE、CREは受信上のエラーである。
■:チャンネルエラーCHE・・・多重バスMB1を占
有しているときにPa5s ive状態が検出された。
■:CSエラーCRE−−−即ち、6.2msの間、O
1lms以上のPa5sive状態が発見できず、TX
RDYビ、トがゼロの状態のとき。
また、/−ド故障とは、多重LSIモジュール3で管理
している「ノード登録データ」で、ノードが存在してい
るとマークされているのに、ACK信号が“1”(“1
′は不存在を示す)であった場合である。このときは、
そのメートのCPU若しくは多重LSIモジュール3が
故障か、或いはバスの支線がオーブン状態の可能性があ
る。/−ド故障は、多T7!LSIモジュール3がその
旨の情報を所定のデータ(第5図のACKデータ)に託
してホストCPU8に送る。
尚、第5図におけるACK信号1の登録については、本
発明とは直接関連がないので説明を省略するが、必要な
らば先に述べた特願昭63−273308号明細書を参
照されたい。
フレーム送受信 例えば、送受信ノードがAC9Wノードであれば、エア
コンスイッチが入れられたことを入力I/F回路4を介
して知ったACSWノードのホストcpusは、第3図
に示した如きACU(エアコンコントロールユニ、ト)
の多ta 信コントローラ宛のフレームを作成して、多
重LSIモジュール3を介して、バスMBIに送出する
。バスMB1からフレームデータを受けたACU多重通
信コントローラの多重LSIモジュール3は、受信した
フレームデータを解析して、エアコンのコンプレッサ等
を作動させるべく、出力インターフェース回路5を介し
て、コンプレッサ等を駆動する。
第5図において、AC3WノードからACUノードにフ
レームが送信される際に、エラーが発生した場合を説明
する。前述したように、このPALNET方式では、送
信先ノードはフレームTDによって特定されるが、フレ
ームはバスMBl上に送出されるので、上記フレームr
Dによって特定された以外のノードも当該フレームがエ
ラー無く受信されていればACK信号を送信元ノードに
帰すようになっている。この各7−ドからのACK信号
が第4図等に示したACKフィールドの16ビツトであ
るのは前述した通りである。
フレーム伝送における再送のアルゴリズムは次のように
なっている。即ち、再送回数を最大3回として、この3
回に至るまでの間に、−回でもACK信号を返したノー
ドがあれば、そのノードについては正常にフレームが送
信されたとする。本実施例では、ACKフィールドは将
来の拡張も考慮して16ピツトあるが、第2図を見ても
分かるように、アクティブなノードは最大ノードしかな
いから、ACKフィールドにACKビットが無い場合に
、送信側ノードは、エラーによるACK信号無しなのか
、/−ド不在によるACK信号無しなのかを区別する必
要がある。
くインターフェース〉 第6図はホストCPU8と多重LSIモジュール3との
間のインターフェースを説明する図である。第6A図は
多重LSIモジュール3からホストCPU8にステータ
ス情報を送る場合のフォーマットを、また第6B図は同
多種LSIモジュール3が受信したデータをホストCP
U8に送る場合のフォーマットを、第6C図は他ノード
にフレームを送る場合にホストCPU8が多重LSIモ
ジュール3に送るべきデータのフォーマノトラ示す。
第6B図のANCは、多重LSIモジュール3が受信し
たACKフィールドの情報である。第6C図のDIDは
第3図のフレームIDに相当する。
また、同図のMP/IDは第3図のプライオリティXに
相当する。第6B図、第6C図に示されたデー97オー
マツトと第3図のフレームフォーマットとの間の変換は
、多重LSIモジュール3により行なわれる。
〈実施例システム各種機能〉 ここで、本実施例の有する各種機能のうち、本発明と関
係の深いものを概略的に説明する。それらの機能とは、
次の■〜■である。
■二前述の「多重バスエラー」と「ノードエラー」が3
回以上連続して検出されたならば、TWSユニットが「
システムリフレッシュ」指令をバスMBI上に、全7−
ドに向けて送出する。
■: 5 秒毎(7)定期に、TWSノードが「システ
ムリフレ、ンユ」指令を全ノードに送出する。
■これらの「7ステムリフレ、ンユ」」指令に対し、全
7−ドは、自己ノードのステータスを「返答フレーム」
として返す。このステータスとは、当該ノードのCPU
が管理している入出力素子のステータスであり、入力素
子であれば、例えば、センサ、スイッチ等である。また
、出力素子であれば、表示ランプ、セグメントLED表
示素子、ソL//イド、ブザー等である。
■:返答フレームのフレームID(ファンク/ヨナル・
アドレス)は、そのデータが使われるノードに応じて前
記表に従って、自己が管理する出力素子の状態を変える
。これが「システムリフレッシュ」動作である。
■:「返答フレーム」には、各7一ド間で優先順位が前
もって決められている。この優先順位は第3図の「プラ
イオリティ」フィールドに各7−ドが所定の値を設定す
ることにより決まる。
尚、前記「システムリフレッシュ」」指令は、エンジン
キーがオープン状態にされてシステムが起動されたとき
と、その後エンジンキーが操作されたとき等にも送出さ
れる。前者は、エンジンキーが没入されて始めて各ノー
ドに電源が供給されるからである。また、後者は、第2
図からも明らかなように、エンジンキーの位置によりア
クティブなノードの数が変わるからである。
〈システムリフレッシュ〉 上記■の「システムリフレッシュ」動作について第7図
に従って更に詳細に説明する。
前述したように、TWSノードは、ネットワーク管理機
能を有すると共に、第7図に示すように、ドアスイッチ
類を制御する如く通常の7−ドとしての機能も有する。
第7図に示すように、例えば、ドアスイッチの開閉状態
を検出するドアスイッチ20(ドアが開いていると、ス
イッチは開)がTWSノードにより管理され、ドアが開
いていることを警告するランプ21がMT/−ドで管理
されているとする。また、今、スイッチ2oはドアの開
状態を検出しているが、通信上の問題(前述のエラー)
により、その旨のフレームが正常にTWSノードからM
T/−ドに届いて居なかったとする。
すると、この状態では、スイッチ20は開であるのに、
ランプ21は点灯しておらず、ドライバには警告は出れ
ない。
上記通信のエラーは■の機能により検出されて「システ
ムリフレッシュ」指令がTWSから全ノードに発せられ
るか、■の機能により5秒毎に目動的に[ンステムリフ
レノシュJ指令カ同L: < T W Sから全メート
に送られる。TWSノードは通常の7−ドとしても機能
するので、この「システムリフレッシュ」状態を知って
、ドアスイッチの開状態を示すフレームデータをMTノ
ードに送る。このフレームデータでは、スイッチ2′b
に対応するビットが1″である。一方、MTノードでは
、TWSノードからのフレームデータのビット構成、即
ち、どのビットはどのスイッチに対応するか既知である
。そこで、MTノードのホストCPUは、スイッチ20
に対応するビットが“1″であるので、ランプ21を点
灯する。
これにより、入力素子としてのセンサやスイッチの状態
と、出力素子として表示ランプやセグメントLED表示
素子やソレノイド、ブザ等の間の状態の不一致が解消す
る。
尚、篤7図の説明で、出力素子の状態を入力素子の状態
に一致させるようにしているのは、本実施例では、入力
があって始めて出力が存在するとの前提があるからであ
る。従って、入力素子を管理するノードからの返答フレ
ームを優先させる必要があるわけで、■で説明した各7
一ド間で優先順位はこのために使われる。
〈制御手順〉 以下、第8図〜第10図を参照して、本実施例システム
における「システムリフレッシュ」の制御手順について
説明する。ここで、第8図はTWSノードの多重LSI
モジュールにおける制御手順を、第9A図〜第9D図は
TWSノードのホストCPUの制御手順を、第10A図
〜第10D図はMTメートのホストCPUの制御手順を
示す。ここで、「システムリフレッシュ」の制御手順を
説明するのに、TWS)−ドを挙げたのは、TWS/−
ドが「システムリフレッシュJi1をバスMBIに送出
する主体であるからである。尚、「システムリフレッシ
ュ」を受けて、「システムリフレッシュ」動作を行なう
のは第2図に示したTWSノードを含む全ノードであり
、この意味では、第2図のTWSノード以外の7−ドに
おける「システムリフレッシュ」動作のための制御手順
はは各ノード間で同じである。そこで、TWSノード以
外のノードにおける「システムリフレッシュ」動作のた
めの制御手順は、MTノードの制御手順の説明で代表さ
せる。また、前述したように、TWSノードには、ドア
スイッチを管理する機能が備わっており、その意味では
、システム全体の通信結果の管理を行なうという点を除
けば、このTWSノードは他の通常の7−ドと変わると
ころはない。そこで、このシステムにおける、「システ
ムリフレッシュ」指令の発生及び「システムリフレッシ
ュ」動作を、第8図〜第10図によりTWSノードとM
T/−ドの説明で代表させる。
第8図〜第10図における、TWSノードとMTノード
の制御を要約すると、次のようになる。
TWSノードでは、/ステム全体の通信結果の管理を行
なっている。その結果に応じて7/ステムリフレノンニ
」指令のフレームをネットワークに送出する。また、5
秒おきにも、1/ステムリフレ、ンユ」指令を送出する
「システムリフレッシュ」指令の発生を行なったTWS
ノードと、「システムリフレッシュ」指令を受けたMT
ノードとは、「返答フレーム」ネットワークに送出する
。即ち、TWSノードは、MTノードに対し返答フレー
ムを送出する。また、MTノードは、他の通常ノード若
しくはTWSノードに対し、返答フレームを渡す。
返答フレームを受けたTWSノード及びMTノードは、
この返答フレームに従って、自己の出力素子の状態を修
正する。
TWSの 重LSI 先ず、TWSノードの多重LSIモジュールの制御手順
のうち、本実施例に係る部分について第8図に従って説
明する。
先ス、ステップS18において、バス1に送出すべきデ
ータをCPU8から受けとっているかを調べる。送信デ
ータがなければ、ステップS20に進み、バスMBI上
にTWS/−ド以外からのSDが載るのを待つ。SDを
検出すると、ステップS22で、当該フレーム(ACK
ビットはステップS34で受信)を受信する。このフレ
ーム受信に際し、エラー(CRCエラー、衝突)が無け
れば、ステップS26で、エラー無し、データありのス
テータス情報を作成する。そして、ステップS30で、
TWSノードのACKタイミング(第4図参照)に、A
CKをバスMBI上に送出する。このTWSノード用の
ACKビット送出のときに、この自分自身のACKビッ
トと共に、他のノードからのACKビットを受信するた
めに、このTWSノードのLSIは送信モードと同時に
受信モードにもなっていて、ステップS34で他の7−
ドからACKも読み取る。かくして、TWSノード宛の
フレームであろうとなかろうと、TWSノード(他の7
−ドとも同様に)は、正常にフレームを受信している限
りは、ACKビットを送出し、ステ、プ335に進む。
ステップS24で、フレーム受信中にエラーがあったと
検出されれば、ステ、プS31に進み、エラーがあった
旨のステータス情報を作成した上で、ステップS32で
、TWSノード用のACKタイミングまで待つ。そして
、ステップS34で、ACKビットをバスMBIに送出
し、ステップS35に進む。
かくして、多重LSfモジュールには通信上のエラーの
有無のステータス情報と、エラーがなかった場合のデー
タ情報とACK情報とがそろっている。    ′ ステップS35では、TWSノードのホストCPU8に
対してフレーム受信の割り込みを掛けて、ステップS3
6で、当該、ステータスデータ、送信データ、ACKデ
ータをホストCPU5にD7〜Doバス(第6図参照)
を介して送り、ステップS30に進む。TWSノード宛
のフレームでなけレバ、ステップS3Bに進んで、TW
SノードのLS I(このACKテーブルは各ノードも
有する)自身が管理しているACKテーブルの管理を行
なう。
尚、ステップS18て、TWSノードで他の7−ドに対
し送出すべきフレームデータがある場合には、当該フレ
ームを送出するために、ステップS19に進む。このフ
レーム送信を行なう場合には、当該フレーム送出後に、
LSIを自分自身のノードのためのACKピントを送出
するために送信モードになると共に、他の7−ドからの
ACKビットを受信するために受信モードにもなる。そ
して、フレーム送信の場合にも、受信した受信ACKパ
ターンをホストCPU8に対して送出するのは、フレー
ム受信時と同じである。また、ステップS19のフレー
ム送信では、他の7−ドからのフレームとの衝突を検出
した場合には、プライオリティを考慮して、自分のノー
ドの再送までの遅延時間を決定する。この遅延時間の決
定はC3MA/CD方式による。
先ず、通常のフレームデータの送出について説明する。
TWSから通常フレームの送出 第9A図のフローチャートは、TWSノードのCPUの
メインルーチンである。先ずステップS40で、TWS
のcpuかそのLSIへ送出すべきデータをもっている
かを、送出データフラグSDFを用いて調べる。送出デ
ータフラグSDFがゼロならば、ステ、プS44で、T
WS −L SIのステータスを調べ、このLSIが他
のノードから受信したフレームデータをもっているか否
かを調べる。受信フレームがなければ、ステップS50
に進んで、TWSノードが管理しているスイッチ類(第
7図のドアスイッチ20)の状態が変化したか否かを調
べる。このスイッチ類の変化がなければ、ステ・ノブS
40に戻る。即ち、スイッチ等の入力素子があったなら
ば、ステップS52で、そのスイッチ類の状態を含む送
出データを作成して、ステップS54で、送出データフ
ラグSDFを“1”にする。
このフラグが1″にセ・、トされたことは、ステップS
40で検出されて、ステップS42が実行される。ステ
ップ342では、CPUからLSIへデータ送出が行な
われる。このデータ送出の詳細は第9B図に示されてい
る。
一方、もし、ステップS60でLSIに受信フレームが
あると判断されたときは、ステップ848で、そのデー
タを読み取る。その様子は第6B図に示されている。そ
して、ステップS60で受信データ処理を行なう。この
データ処理の詳細は第9C図に示されている。
今、TWSのドアスイッチ20が変化したとする。そし
て、このスイ・ノチが変化したことをMT/−ドへしら
せるためのデータが、ステップ552(第9A図)で作
成されたとする。そこで、第9B図により、TWSのC
PUからそのLSIへのデータ送出処理を説明する。こ
の制御手順では、LSIへのデータ送出の他に、正常に
送り先ノードにデータが送られたかを管理している。
第9B図において、ステップS70では、この送出デー
タをLSIへ送る。このときのデータフォーマットは第
6C図に示されている。ステップS72では、ステ、プ
S71で読み取ったLSIのステータス情報により、バ
スMBIへのフレーム送信が終了したか知る。
ステップ374では、フレーム送信中に多重バスエラー
があったかを調べる。もし、エラーがあったならば、ス
テップS84で、このエラーをTWSのエラーとして計
数してログする(第11図参照)。TWSが送出した際
にTWSが検出したエラーは、原因の如何にかかわらず
、自己のエラーとするしかないからである。多重バスエ
ラーがなかった場合は、ステップS76でACKエラー
の有無を調べる。ACKエラーを返さなかった/−ドに
ついてエラーを計数する(第11図参照)。ACKビッ
トを調べることにより、どのノードが返さなかったかを
判別することができるからである。
多重バスエラーもACKエラーも発見されなかった場合
は、ステ、ブS82に進んで、送出データフラグSDF
をリセットする。反対に、これらのエラーの少な(とも
1つが発見された場合は、上記フラグはリセットされな
いので、その送ることのできなかったデータは、ステッ
プS40に)ステップ342で、再び、LSIモジュー
ルに送出されて、ネットワーク上に送信されることにな
る。
第11図のエラーログは、ノード別にエラーを計数する
ログで、メツセージ毎に計数される。即ち、フレームの
データ中にはメツセージ番号が付されており、再送メツ
セージは同じメツセージ番号が付されているので、TW
SノードのCPUは当該データが、再送フレーム受信に
よるデータか、または新規なフレームのデータなのかを
判断できる。
ステップS90では、この第11図のログから、再送回
数のタイムオーバしているノードがないかを調べる。本
実施例では、−例として、再送回数の上限を3回とした
こうして、TWSノードからMTノードに向けて通常の
フレームがバスMBl上に送信される。
通常フレームのMTノードでの受信 第10A図はMTノード(TWS以外の他の)−ドとも
同じ)のホストCPUのメイン制御手順のフローチャー
トである。尚、MTノートのLSIモジュールの制御手
順は第9A図と実質的に同じであるので省略する。
MTノードのCPUのメインルーチンはTWSノードの
それ(第9A図)と実質的に同じてあり、ステップ51
72のデータ送出処理(詳細は第10C図)、ステップ
5186の受信データ処理(詳細は第10B図)の詳細
か異なるのみであるので、第10A図の説明は省略する
先ず、MTメートのCPUが、そのLSIモジュールか
ら、TWSのドアスイッチ20がオンされた旨のフレー
ムデータを受信したところから第10B図にしたがって
説明を始める。
ステップ5220では、当該受信フレームがMTノード
宛かを調べる。ステップ5222では、このデータが「
システムリフレッシュ」指令かをDIDから調べる。今
は、「システムリフレッシュ」指令ではないので、ステ
ップ5224に進み、リフレッシュフラグを調べる。こ
のリフレッシュフラグは後述のステップ5230でセッ
トされるので、今はゼロであり、したがって制御はステ
ップ8226に進む。このステ、ブ5226て、MTノ
ードに接続されている出力素子を、受信データにしたが
ってセントする。
こうして、TWSノードでドアスイッチ20がオンされ
たならば、その旨のフレームがTWSノードからMT/
−ドに送信され、そして、MTメートがこのドアスイッ
チに対応するドア警告ランプ21を点灯するという通常
の、一連の動作ンーケンスが完了する。第12図は、「
システムリフレッシュ」動作以外における、ノード間の
データの流れを概略説明した図である。
次に、「システムリフレッシュ」指令の発生から、返答
フレームの受信までを説明する。尚、第14図に、「シ
ステムリフレッシュ」動作の簡単な概略を示す。
再送のタイムオーバ 次に、TWSノードを含むいずれかの7−ドの再送のタ
イムオーバがTWSノードで発見されて、このTWSノ
ードから他の7−ドに[システムリフレッシュ1指令か
送出されるまでを説明する。
このタイムオーバは、TWSノードにおいて、ステップ
S90で検出される。もしタイムオーバしているノード
が1つでもあったならば、ステップS92で「システム
リフレノンユ指令送出」サブルーチンを実行する。この
サブルーチンの詳細は第9BA図に示されている。
同図において、ステ、ブ5100で、「システムリフレ
ノンユ」指令のデータを作成し、ステップ5102で、
このデータをTWSI7+LS Iモジュールに送る。
「システムリフレノンユ」指令のフォーマットは、第6
C図のDID(第3図のフレームTDに相当)がゼロで
あるものである。そして、ステップ5104ではログ領
域をクリアする。これは「システムリフレッシュ」動作
により、システム全体が初期状態に戻るからである。ス
テップ8106では、リフレッシュフラグをセットする
このフラグは、後述のステップ5134で使われる。
ステ、フ゛S92の「/ステムリフレノツユを持合送出
」のためのサブルーチン実行の後は、ステップS94で
他ノードへの「/ステムリフレノツユ」指令にり1する
「返答フレーム送出」サブルーチンを実行スる。これは
、TWSノードが通常ノードとしての性格を宵するから
であり、例えば、スイ。
チ20の状態をMTノードに知らせる必要かあるからで
ある。尚、TWSノードにおける「返答フレーム」は、
/ステム指令への返答というよりも、ンステム指令が必
要な状態の発生に対する応答としての性格であり、その
意味では、第14図に示す如く、 「応答フレーム」と
呼んでもよい。
この返答フレーム送出サブルーチンの詳細は第9BB図
に示されている。先ずステップSil。
で、TWS/−ドに接続されている入力素子の状態を読
み取る。ステップ5112では、TWS自身のための返
答データを作成する。そして、ステップ5114で、送
出データフラグSDFをセットして、ステップ540=
=5ステツプS42で、この返答データがLSIに送ら
れるのを待つ。
こうして、TWSノードにより、自身のエラーが規定回
数をオーバしたこと、または他のノートにおけるACK
エラーが規定回数をオーバした事を検出した場合は、T
WSノートか/ステム指令を全ノードにフレームの形で
送出すると共に、自身の入力素子の状態も、返答フレー
ムの形で、その状態を必要とする例えばMTノードに対
して送るようにする。
[ンステムリフレノンユj指令の受信 MT/−ド側のステ、ブ5222(第10B図)におい
てYESと判断されると、ステップ5228で、MTの
CPU、LSIの初期化を行う。そして、ステップ52
30でリフレノツユフラグをセットし、ステップ523
2では、MTノードに接続されている全入力素子の状態
を読み取る。ステップS24では、「ンステムリフレッ
シュ」指令に対する返答フレームのためのデータ作成を
行う。このデータは、プライオリティ(MP/NID)
と、上記読み取りデータと、送出先メートのファンク/
:Iンドレスである。そして、ステア フS 26て、
送出データフラグSDFをセットする。
ところで、ノードによっては、そのメートに接続されて
いるスイッチ類等の入力素子の信号か、全て同じメート
に送られるとは限らない。換言すれば、MTノードに、
もし複数スイッチ類かあって、そのスイッチの信号を異
なる他の7−ドに送らなければならない場合、例えばC
CノードとTWS/−ドに送るものがある場合がある。
このような場合は、前記表に従って、ファンク/ヨンア
ドレスは“8”としなければならない。
また、送出データのプライオリティXは次のようにして
決める。すなわち、入力素子を多く含んでいるノードか
らの返答フレームは高い優先順位を与える。この入力素
子の信号に従って出力素子の状態が決められるからであ
る。ところで、I、、■、という2つの入力素子と、0
1,0.という2つの出力素子間で、例えば、r、eb
o、に)r、qo、という順で素子の状態が決まってい
ると仮定する。
このような場合は、■、の属するノードに、この2つの
7一ド間で最も高い優先順位を与えなければならない。
返答フレームの受信 このようにして、第2図の7ステム゛では、−度でも「
/ステムリフレノツユ」指令カ不、トワークに送出され
ると、入力素子を有する全ノードが返答フレームをハス
MBl上に送出する。換言すれば、第14図のように、
TWS/−ドも返答フレー ム(応答フレーム)を送出
するし、MTノートも返答フレームを送出する。
TWSノードにおける返答フレームの受信制御手順は第
9C図のステ、プ5132〜ステ、ブ5142に示され
ている。また、MTノードのそれは、第10B図のステ
ップ5224、ステップ8240〜ステツプ8245以
下に示されている。
両者は同じであるので、MT/−ドの図により説明する
例えば、TWS/−ドからの返答フレームがMTノード
のCPUに受は取られると、ステップ5220で当該フ
レームデータはMTノード宛であることが判定される。
返答フレームも、通常のフレームもその形式は変わりは
ない。従って、ステプ5222からステップ5224に
進む。
先の/ステムでは、指令受信で、リフレッシュフラグか
ステップ5230てセットされているから、制御はステ
ップ5240に進む。ステップ5240では、返答フレ
ーム中の相手ノートの入力素子の状態とMTノードの出
力素子の状態の不一致を調べる。不一致があれば、ステ
、ブ5241でその旨のログを行う。ステップ5242
では、不一致の出力素子の状態を入力素子の状態に併せ
てセットする。ステップ5244ては、このような出力
素子のセットをMTノードの全出力素子について行った
かを調べる。これは前述したように、MTノードの全出
力素子に対応する人力素子が、複数の異なる/−ドに亘
る場合があり、このようなときは、複数のノードから時
間を分けて複数の返答フレームを受信しなければならな
いからである。さて、ステップ5244で全部について
行っていると判断されたならば、ステップ5245でリ
フレノツユフラグをリセットする。
こうして、TWSノードから発せられた/ステムでは、
指令の返答フレームにより、対応するノードの出力素子
か、対応する人力素子の状態に併せて修正される。
〈定期的システム1ノフレ/ノニ〉 本ンステムては、通信エラーが規定回数以上連続して発
生したとき以外にも「ンステムリフレノンユ」指令を送
出している。それは、5秒毎にTWSノードからバスl
に送出される「システムリフレッシュ」指令である。こ
の指令は、通信エラーが規定回数以上連続して発生した
ときの「システムリフレッシュ」指令と同じ形式であり
、また、それに対する各ノードからの返答も同ヒである
そこで、第9D図により「/ステムリフレノツユ指令」
生成の手順のみについて説明する。
同図のフローチャートは、TWS/−ドのタイマチップ
11(第2図参照)から5秒毎に入力される割り込み信
号により起動される割り込み処理ルーチンである。この
5秒の経過があると、第9BA図にその詳細を示したり
フレ/ツユコマンド送出サブルーチンをステップ516
0で実行し、ステ、ブ5162で返答フレーム送出サブ
ルーチンをを実行する。ステップ5164で、タイマチ
ップ11に対し新たな5秒の時間を設定する。こうして
、5秒毎に、ンステムリフレ、ンユが行われる。
〈プライオリティ制御〉 本実施例/ステムで実現されているところのフレーム送
出のプライオリティ制御について簡単に説明する。この
プライオリティとは、衝突が発生したときに、どのノー
ドを優先するかという制御である。前述したように、プ
ライオリティXは本来前もって各ノードに与えられてい
る。これは、前述したように、入力素子と出力素子との
関係が既知であるからである。
周知のように、本実施例が一部利用しているC3MA/
CD方式のバスでは、2つの7−ドからのローレベルと
ハイレベルとが衝突スるト、ハス上ではローレベルとし
て検出される。そして、ハイレベルを送出した方の/−
ドはローレベルを検出するので、衝突があったことを知
る。本実施例の/ステムでは、第3図に示すように、S
Dビットの次にプライオリティXかくる。また、プライ
オリティフィールドは、SDビットに近い方から順に上
位から下位のビy ト(X = l −X = n )
である。このために、衝突が起こったか否かを、各フレ
ームビットの受信毎に、SDビットから順々に判断する
ようにすれば、衝突は、プライオリティXの値が大きい
方のフレームを送出した方のノードのLSIモジュール
が必ず先に検出することになる。換言すれば、プライオ
リティXの高い(プライオリティフィールドの論理値の
小さい)方のノードからのフレームはエラーもなく全部
正常に送出されることになる。
第13図の例では、プライオリティXが0O11″の方
のノードの再開ビットがゼロとして検出されるので、こ
のノードがフレーム再送になる。
衝突を検出した方の7−ドは、周知のC3MA/CDの
アルゴリズムに従って所定時間後に当該フレームを再送
する。
プライオリティの繰り上げ 次に、第10D図は、上記送信データのプライオリティ
繰り上げ制御の内容を示すフローチャートである。
例えば今送信要求状態にある送信データのプライオリテ
ィ(優先順位)XがX=5(第5番目)のものであると
すると、先ずステップS1て該送信データX=5の送信
動作が行われる。次にステ、ブS、て、当該送信の完了
を確認し、送信の完了が確認されてYESになると、通
常どおり次の順位(X=6)の送信を行うためにステ・
/ブSlにリターンする。
一方、例えば上記通信ラインが混んでいるために上記X
=5の送信データの送信が不可能であり、ステップS!
の判定でNOと判定された場合には、先ずステップS、
に進んで当該送信要求状態にあるX=5の送信データの
プライオリティX=5をX=4に1順位繰り上げてやっ
て再度ステップS4で送信動作を実行する。
そして、そのうえで更に上述のステップS、に戻って再
び送信が完了したか否かを判定り、YES(送信完了)
となると、上述の最初(1回)の送信動作で送信が完了
した場合と同様に次の順位X−6の送信データの送信動
作に移る。
他方、上記1ステップ優先順位の繰り上げを行ったうえ
での送信動作によっても未た送信不可能であったNoの
場合には、再度ステップ$3を経て優先順位を繰り上げ
て送信動作を実行(ステップS4)し、送信が完了され
るまで該動作を繰り返す。
゛この結果、通信ラインビジー状態においても下位順位
の送信データの送信可能性か向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る車両用多重伝送装置の
チェノクンステムの構成を示す概略図、第2図は、同本
発明の実施例に係る車両用多重伝送装置のネノトワーク
ンステムを説明する装置系統図、第3図は、同実施例に
用いられるデータフレームのフォーマ、ト全体を示す説
明図、第4図は、同実施例に用いられる/−ドのノー−
ドウエア構成を示すブロック図、第5図は、同実施例に
おける送信ノードから受信ノードにあてて、データが送
出されるときのデータの流れを説明する説明図、第6A
図〜第6C図は、同実施例におけるノートのホストCP
Uと多重LSIモジュール間でやり取りされるデータの
フォーマット構成を説明する説明図、第7図は、同実施
例においてTWSノードとMTノードとの機能連関を説
明する説明図、第8図は、同実施例におけるTWSノー
ドの多重LSIモジュールにおける制御手順を説明する
フローチャート、第9A図は、同実施例におけるTWS
ノードのCPUのメインルーチンの制御手順を説明する
フローチャート、第9B図は、同実施例におけるTWS
ノードのCPUのデータ送出サブルーチンの制御手順を
説明するフローチャート、第9BA図は、同実施例にお
けるTWSノードのCPUのリフレッシュコマンドの送
出サブルーチンの制御手順を説明するフローチャート、
第9BB図は、同実施例におけるTWSノードのCPU
の返答フレーム送出サブルーチンの制御手順を説明する
フローチャート、第9C図は、同実施例におけるTWS
ノードのCPUの受信データ処理ルーチンの制御手順を
説明するフローチャート、第9D図は、同実施例におけ
るT″WS/−ドのCPUのタイマ割り込みの処理手順
を説明するフローチャート、第10A図は、同実施例に
おけるMT/−ドのCPUのメインルーチンの制御手順
を説明するフローチャート、第10B図は、同実施例に
おけるMTノードのCPUの、受信データ処理サブルー
チンの制御手順を説明するフローチャート、第10C図
は、同実施例におけるMTノードのCPUのデータ送出
サブルーチンの制御手順を説明するフローチャート、第
10D図は、同実施例におけるデータプライオリティ−
繰り上げ制御の内容を示すフローチャート、第11図は
、同実施例における通信エラーの回数を記録するログの
構成を説明する説明図、第12図は、同実施例における
入力素子を制御する/−ドから出力素子を制御する/−
ド間で交わされるデータのやり取りを説明する説明図、
第13図は、同実施例においてフレーム間で衝突が起こ
った場合のブライオリテイー(優先順位)を決定する原
理を説明する説明図、第14図は、同実施例におけるT
WSノードから「システムリフレノツユ」指令か送出さ
れたことに対するMTノードの応答を説明する説明図で
ある。 1 ・・・・・多重伝送路MB 2 ・・・・・フ不りタ 3 ・・・・・多重LSIモジュール 4 ・・・・・入力インターフェース回路5 ・・・・
・出力インターフェース回路6 ・・・・・入力信号線 7 ・・・・・出力信号線 8 ・・・・・ホストCPU 10・・・・・電源回路 11・・・・・タイマチップ 100・・・・多重通信コントローラ F ・・・・・フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数のコントロールユニットを多重伝送が可能な通
    信ラインによって相互に接続するとともに当該通信ライ
    ンを使用して送受信される複数の信号の各々に所定の優
    先順位を付し、該優先順位に従って上記複数のコントロ
    ールユニット間の多重通信を行うようにしてなる車両用
    多重伝送装置において、優先順位繰り上げ手段を設け、
    優先順位が低いために送信要求状態となっても送信待機
    状態が強いられる下位信号の優先順位を繰り上げて送信
    可能性を向上させるようにしたことを特徴とする車両用
    多重伝送装置。
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