JP3383463B2 - 多重伝送システム - Google Patents

多重伝送システム

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JP3383463B2
JP3383463B2 JP07430595A JP7430595A JP3383463B2 JP 3383463 B2 JP3383463 B2 JP 3383463B2 JP 07430595 A JP07430595 A JP 07430595A JP 7430595 A JP7430595 A JP 7430595A JP 3383463 B2 JP3383463 B2 JP 3383463B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通の多重伝送路に接
続された複数の多重通信ノード間で複数種のデジタル情
報の送信及び受信を行う多重伝送システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の電子部品(電装ユニッ
ト)の増加に伴う該電装ユニット間を結ぶ配線(ワイヤ
ハーネス)の肥大化、複雑化を解消するために、複数の
電装ユニットに設けられた通信用ノードを共通の多重通
信線に接続し、各電装ユニット間の信号伝送を通信ノー
ドにより行う多重通信が注目されている。
【0003】上述のディジタル情報の送出もしくは取込
み、あるいは、ディジタル情報の送出及び取込みを行う
複数の通信ノードが接続されて構築される多重伝送シス
テムにあっては、各通信ノードから通信ラインに送出さ
れて予め指定された通信ノードによって取り込まれるデ
ィジタル情報が、その取扱いが容易にされるべく、例え
ば、あるデータフレームを形成する。このデータフレー
ムは、通信フレームと呼ばれ、所定のビット数で総デー
タ長が予め設定されたデータ形式に従うコードデータの
グループとされる。
【0004】図1に、従来の車両用の多重伝送システム
に採用されている通信フレームのフォーマットを示す。
図1において、フレームFは、SD(Start Delimiter
)コード、プライオリティコード、フレームIDコー
ド、データ長、データ1〜データN、チェックコードを
有するフレーム構成になっている。
【0005】先ず、「SDコード」は、フレームFの開
始を表す特定のコードであり、受信多重ノードはこのS
Dコード符号を受信するとフレームFの開始を認知する
ようになっている。「プライオリティコード」は同時に
複数の多重ノードがデータを送信し、信号が衝突した場
合にどの信号を優先して処理するかを指示する優先順位
を示す符号である。この実施例では、プライオリティは
ビット値で低いものほど高い優先度が割り当てられてい
る。これは、バス上では、ローレベルがWIRED-ORとなっ
ているためである。もし同時に複数のノードから信号が
送出された場合は優先度の高いノードの「プライオリテ
ィコード」がバス上に残るので、低い方のノードは自己
の送出した「プライオリティコード」が別のコードに変
っていることから、データの衝突を検出する。そして、
自己の失敗フレームの再送を遅らせることにより、高い
優先度のノードからの再送を優先するようになってい
る。
【0006】「フレームIDコード」は当該フレームの
送出先を示すコードであり、所謂ファンクショナルアド
レッシングに相当する。このIDコードは、送出元のノ
ードが付すようになっている。「データ長」にはこのあ
とに続くデータの数が書き込まれ、N個のデータがある
とすればデータ長としてNが送られる。このフレームを
受け取った多重ノードでは、データをデータ長の内容だ
け読み取る。そしてデータに引き続くフィールドがCR
Cチェックコード(誤り検出符号)で、これを確認する
ことによりフレームの終わりであることを知ることがで
きる。
【0007】ACKフィールドは、他のノード(システム
全体で、N個のノードを予定している)からのACK信号
が挿入されるところである。このACK信号は、受信側に
て正しくデータが受け取れなかった場合、受信側から返
送されないことになっており、送信側の多重ノードは、
返送されたフレームにACK信号を含むか否か判断するこ
とにより、フレームの送信が失敗したか否かを判断し、
フレームの送信が失敗した場合、同一のフレームの再送
信を行う。
【0008】また、従来の多重伝送システムにおいて
は、2種類の多重伝送路が設けられ、イグニッションス
イッチのオンにより通信可能となるもの(便宜上、高速
伝送路と呼ぶ)と、バッテリ電源に接続され常時通信可
能なもの(便宜上、低速伝送路と呼ぶ)とに大別され
る。これら2種類の多重伝送路に接続される通信用ノー
ドにおいて、高速伝送路に接続される通信用ノードは、
エンジン制御やABS制御を司る通信用ノードでありC
PUの演算処理速度やメモリ容量が大きく設定されてい
る。一方、低速伝送路に接続される通信用ノードは、ワ
イパーや各種のランプの作動を司る通信用ノードであり
CPUの演算処理速度やメモリ容量が低く設定されてい
たり、場合によってはCPUを搭載しないで通信ICを
介して通信フレームの送信、受信を行うものがある。
【0009】このような従来の多重伝送システムとし
て、例えば、親局は子局へのデータを送信し、子局から
のデータ受信後、予め子局毎に割当てた所定時間を有す
る割込み検出信号を伝送線に出力し、複数の子局は割込
み検出信号の子局が割当てられた期間のみ割り込み要求
信号を出力し、割込み要求をすることができる時分割多
重通信システムが提案されている(特開平3−1489
36号公報参照)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の多重伝送システムでは、例えば、送信側
の通信ノードでフレームを送信中に、他の通信ノードか
ら割り込み送信要求フレームを受信した場合、送信側の
通信ノードは、割り込み送信要求した通信ノードの要求
に応答するために、送信中のフレーム送信の終了を待っ
て、次に送信するフレームを優先的にその割り込み送信
要求に応じたフレームとして送信するよう構成されてい
る。ところが、割り込み送信要求に応答するためのフレ
ームが先に送信中であったフレームと同じものであった
場合、同じフレームを2度連続して送信することにな
る。更に、複数の割り込み送信要求があった場合には、
その夫々の割り込み送信要求に応答するために同じフレ
ームを複数回送信することになり、通信線上のデータト
ラフィック量の増大を招くことになる。
【0011】従って、本発明は上記従来技術の問題点を
解決するために提案されたもので、その目的とするとこ
ろは、他の通信ノードからの割り込み送信要求に応答す
る際に、通信線上のデータトラフィック量の増大を招く
ことなく効率良くデータの送信ができる多重伝送システ
ムを提案するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上述の課題を解決し、目的を達成するため、本
発明の多重伝送システムは、以下の構成を備える。即
ち、共通の通信線上に接続された第2の通信ノードから
の送信要求フレームを受信して、該第2の通信ノードか
ら指定された複数の通信フレームを該通信線を介して該
第2の通信ノードへ送信する第1の通信ノードを有する
多重伝送システムにおいて、前記第1の通信ノードは、
前記第2の通信ノードに対して該第2の通信ノードから
指定された複数の通信フレームを順次送信している途中
に、該第2の通信ノード以外の第3の通信ノードから送
信要求フレームを受信した場合、該第2の通信ノードへ
の通信フレームの送信を中止する手段と、前記第2及び
第3の通信ノードから受信した送信要求フレームに基づ
いて、前記複数の通信フレームの送信を最初から再度実
行し直す手段とを具備する。
【0013】また、共通の通信線上に接続された第2の
通信ノードからの送信要求フレームを受信して、該第2
の通信ノードから指定された複数の通信フレームを該通
信線を介して該第2の通信ノードへ送信する第1の通信
ノードを有する多重伝送システムにおいて、前記第1の
通信ノードは、前記第2の通信ノードに対して該第2の
通信ノードから指定された複数の通信フレームを順次送
信している途中に、該第2の通信ノード以外の第3の通
信ノードから送信要求フレームを受信した場合、該第2
の通信ノードに対して全ての通信フレームの送信を完了
した後、前記第3の通信ノードから受信した送信要求フ
レームに基づいて、前記複数の通信フレームの中で前記
第3の通信ノードに対して未送信の通信フレームのみを
最初から再度送信し直すことを特徴とする。
【0014】以上のように、本発明の多重伝送システム
においては、送信側の第1の通信ノードで第2の通信ノ
ードにフレームを送信中に、第3の通信ノードから割り
込み送信要求フレームを受信した場合、送信側の第1の
通信ノードは、先に送信中の第2のノードへのフレーム
の送信を中止し、第2及び第3の両方の送信要求に応答
できるようにフレームを再度送信し直すので、通信線上
のデータトラフィック量の増大を招くことなく効率良く
データの送信ができる。
【0015】また、第1の通信ノードは、第2の通信ノ
ードに対して通信フレームを順次送信している途中に、
第3の通信ノードから送信要求フレームを受信した場
合、第2の通信ノードに対して全ての通信フレームの送
信を完了した後、これらの通信フレームの中で第3の通
信ノードに対して未送信の通信フレームのみを最初から
再度送信し直すので、通信線上のデータトラフィック量
を更に低減させ、より効率良くデータの送信ができる。
【0016】
【実施例】以下、本願発明の実施例について添付図面を
参照しながら詳細に説明する。尚、以下に説明する実施
例の自動車の多重伝送システムは、所謂CSMA(Carrier S
ense Multiple Access)/CD(Collision Detection)方式
のネットワークアクセス方式に適用した例である。
【0017】[通信ノードの回路構成]図2は、本実施
例の自動車の多重伝送ネットワークで用いられる通信ノ
ードの詳細構成を示した図である。本実施例の多重伝送
システムにおいては、演算処理機能を有するCPUと多
重伝送路とのインタフェース機能を有する通信ICとが
一体化されて内蔵された通信ノード(以下、ベーシック
ノード)、CPUと通信ICとが別々のICとして内蔵
された通信ノード(以下、ハイスピードノード)、CP
Uを有さず多重伝送路との間でデータの入出力を行うI
/O機能のみを有する通信ノード(以下、スタンドアロ
ン型ノード)の3種類の通信ノードが設けられる。
【0018】上記3種類の通信ノードの内、スタンドア
ロン型ノードは、例えば、リヤデフスイッチとそのスイ
ッチが投入されたことを示す表示ランプを制御する通信
ノードとの関係のような高度なデータ処理を不要とする
通信制御とデータの簡単な入出力を実行できる。次に、
ベーシックノードとハイスピードノードについて説明す
る。ここでは、これらベーシックノード(CPU内蔵型
通信ノード)とハイスピードノードとの違いを明確にす
るためにハイスピードノードの回路構成を先に説明す
る。図2に示す通信ノード(以下、ハイスピードノード
と呼ぶ)は、通信ICとCPUとが一体化されているベ
ーシックノードとは多少異なり、別々のICとして搭載
されている。このハイスピードノードは、イグニッショ
ンスイッチがオンされて通信動作を開始する高速伝送路
MB1に接続され、主に時間的な変化の激しい車輪速等
のデータの授受を必要とするABSや4WSを制御する
通信ノードとなる。このハイスピードノードは通信用I
C101を介して高速伝送路MB1に接続されている。
100は制御を行なうCPUであり、RAM/ROM1
02に格納されたプログラムに従って動作する。CSMA/C
D方式の物理層レベルのプロトコル制御は通信IC10
1により行なわれる。CPU100は、入力インタフェ
ース(I/F)部103を介して各種センサやスイッチ
等の入力補器104から信号が入力されると共に、出力
インタフェース(I/F)部105を介して、ベーシッ
クノードではパワーウインドウモータやドアロックモー
タ等の出力補器106に制御信号を出力する。従来例で
説明した電装品は、これらの入力補器104、出力補器
106に相当し、例えば、ハイスピードノードではエン
ジン制御用のEGIコントローラであったり、ベーシッ
クノードではメータ類であったりする。
【0019】更に、CPU100は、通信用IC101
を制御し、入力補器104から入力した信号を他の通信
ノードが用いる所定の通信フレームに記入して多重伝送
路MB1又はMB2に送出すると共に、通信用IC10
1が受け取った他のノードからのデータを制御信号に演
算処理して出力補器106に送出する。即ち、CPU1
00は、バス上のフレームデータを電装ユニット104
が使用可能なフォーマットに変換したり、電装ユニット
104からのデータを所定のフレームフォーマットに変
換したりする。CPU100の他の重要な役目は、ACK
データの管理である。即ち、前述したように、本実施例
の通信方式では、全てのノード(の通信IC101)は
フレームデータを他のノードからエラーなく受け取った
ときは、その送り元のノードに対してACKビットを返す
ようになっている。従って、このACKフィールドの内容
を調べることにより、自分が送出したフレームをどのノ
ードが受信できなかったかを知ることができる。このチ
ェック作業をCPU100が任されている。これは、通
信IC101が通信制御に限定され、高度のデータ処理
はCPU100が行なうからである。
【0020】入力補器104からの入力信号は、入力イ
ンタフェース(I/F)部103から入力補器故障検出
回路部107に送出される。この入力補器故障検出回路
部107では、入力補器104からの入力信号の電圧レ
ベル等を検出することにより、入力補器104の故障を
検出すると共に、故障検出信号をCPU100に送出す
る。一方、CPU100から出力される制御信号は、診
断機能付き出力ドライバ109(IPS : intelligent po
wer switching )を介して出力補器106に送出され
る。IPS109はCPU100から送出される制御信
号が正常か否かを診断する。
【0021】以上説明したCPU100、通信IC10
1、入力及び出力I/F部103、105、入力補器故
障検出回路部107は、電源回路部108を介して外部
のバッテリ電源供給路Bから電源が供給されている。電
源回路部108は、電源供給路Bに接続され、通信ノー
ド用の駆動電圧(例えば、+5V)に調圧した後、通信
ノード内部の各回路へ電力を供給する。
【0022】図3に、上述のベーシックノード、ハイス
ピードノード、スタンドアロン型ノードとを混在させた
ネットワークシステムの一例を示す。図3に示す例で
は、ベーシックノードは通信ノード10であり、ハイス
ピードノードは通信ノード20、スタンドアロン型ノー
ドは通信ノード30である。ベーシックノード10は、
集中ドアロックのメインスイッチやパワーウインドウス
イッチ等のスイッチ1が接続されている。このベーシッ
クノード10は、ドライバ席側ドアに設けられたウイン
ド開閉スイッチ等のためのノードになり、ノード30は
各座席のドアに設けられたウインド開閉スイッチのため
のノードとなる。周知のように、ドライバ席のスイッチ
は、集中的に他のドアのウインドの開閉やドアロックも
行なうことができるようになっているために、ベーシッ
クノードが用いられている。また、助手席や後部座席に
おいては、それらの個々の座席のウインドを開閉するだ
けであるので、ウインド開閉モータ等のアクチュエータ
3が接続されたスタンドアロン型ノード30で十分であ
る。即ち、助手席や後部座席におけるウインドの開閉
は、運転席のベーシックノード10によっても、夫々の
スタンドアロン型ノード30によっても行なうことがで
きる。また、通信ノード20には、車輪速センサ等のセ
ンサ2が接続されている。ハイスピードノード20は、
高速伝送路MB1に接続され、ベーシックノード10
は、高速伝送路MB1及び低速伝送路MB2に接続さ
れ、スタンドアロン型ノード30は、低速伝送路MB2
に接続される。高速伝送路MB1は、イグニッションス
イッチがオンされて通信が可能となり、低速伝送路MB
2は、常時バッテリ電源に接続され、通信可能な状態で
ある。
【0023】[フレームの送信動作]以下では、本実施
例の多重伝送システムを構成する通信ノードにおいて、
特にベーシックノード又はハイスピードノードによるフ
レームの送信動作について説明する。 <第1実施例の送信動作>先ず、図4〜図6を参照して
第1実施例の送信動作について具体的に説明する。図4
は、本システムのネットワーク構成を簡略化して示した
図であり、図5は、第1実施例のフレーム送信動作手順
を説明する図であり、図6は、他の通信ノードからの送
信要求に基づくフレーム送信動作タイミングを示すタイ
ミングチャートである。尚、以下では、説明を簡略化す
るために多重伝送路MB1又はMB2に3つの通信ノー
ドA、B、Cが接続され、通信ノードAを通信ノード
B、Cから送信要求フレームを受信してそれに応じた送
信応答フレームを送出する送信側ノードとし、通信ノー
ドB、Cを通信ノードAから送信された送信応答フレー
ムを受信する受信側ノードとして説明を進める。また、
通信ノードAは、通信ノードB、Cからの送信要求フレ
ームに対して1つ又は複数の送信応答フレームAa〜A
zを応答送信するものとする。
【0024】さて、図4〜図6において、ノードAは、
ノードBから送信要求フレームBを受信して、ノードB
に対して応答フレームAa〜Azを順次送信中であると
する。このとき、ノードAが応答フレームAa〜Acを
送信し終えたところで、ノードCから割り込みで送信要
求フレームCを受信した場合、ノードAはノードBに対
する応答フレームAa〜Azの送信をフレームAcまで
で中止して、再び最初のフレームAaから今度はノード
B、Cに対して応答フレームの送信をやり直す。尚、こ
のノードAの送信動作は、3つ以上の複数のノードに対
して行なうこともできる。また、ノードAは、ノードC
から送信要求フレームを受信した時点において、ノード
Bに対して既に送信済みの応答フレームの中で、ノード
Cに不要な応答フレームを除いて最初から再度実行し直
すようにしてもよい。
【0025】<第1実施例の制御フロー>以下に、第1
実施例として説明したノードの送信動作について添付の
フローチャートを参照して説明する。尚、ノードAは、
ノードB又はCから受信した送信要求フレームに対して
応答フレームとしてフレームA〜Eを送信するものとす
る。
【0026】図7は、上述の送信要求に対する応答送信
の動作手順を記述したフローチャートである。また、図
8は、上述の送信要求するノードが複数ある場合の応答
送信の動作手順を記述したフローチャートである。図7
において、処理が開始されると、ステップS10では、
ノードAは、ノードB又はCから送信要求フレームを受
信したか否か判定する。ステップS10でノードB又は
Cから送信要求フレームを受信した場合(ステップS1
0でYES)、ステップS12に進む。その後のステッ
プS12からステップS20では、ノードAは、応答フ
レームA〜Eを順次送信処理する。
【0027】(送信要求するノードが複数ある場合の応
答送信の動作)図8において、処理が開始されると、ス
テップS30では、ノードAは、ノードB、C又はそれ
以外のノードから送信要求フレームを受信したか否か判
定する。ステップS30でノードB、C又はそれ以外の
ノードから送信要求フレームを受信した場合(ステップ
S30でYES)、ステップS32に進む。ステップS
32では、ステップS30で受信した送信要求フレーム
に基づいて応答フレームAの送信処理を実行する。その
後、ステップS34では、ノードAは、ステップS30
で受信した送信要求を出したノード以外の他のノードか
ら送信要求フレームを受信したか否か判定する。ステッ
プS34で他のノードから送信要求フレームを受信しな
い場合(ステップS34でNO)、ステップS36に進
み、ステップS34で他のノードから送信要求フレーム
を受信した場合(ステップS34でYES)、ステップ
S32にリターンしてフレームAから応答送信を再度や
り直す。一方、ステップS36では、応答フレームAに
続く応答フレームBの送信処理を実行する。その後、ス
テップS38では、ノードAは、ステップS30、34
で受信した送信要求を出したノード以外の他のノードか
ら送信要求フレームを受信したか否か判定する。ステッ
プS38で他のノードから送信要求フレームを受信しな
い場合(ステップS38でNO)、ステップS40に進
み、ステップS38で他のノードから送信要求フレーム
を受信した場合(ステップS38でYES)、ステップ
S32にリターンしてフレームAから応答送信を再度や
り直す。一方、ステップS40では、応答フレームBに
続く応答フレームCの送信処理を実行する。その後、ス
テップS42では、ノードAは、ステップS30、3
4、38で受信した送信要求を出したノード以外の他の
ノードから送信要求フレームを受信したか否か判定す
る。ステップS42で他のノードから送信要求フレーム
を受信しない場合(ステップS42でNO)、ステップ
S44に進み、ステップS42で他のノードから送信要
求フレームを受信した場合(ステップS42でYE
S)、ステップS32にリターンしてフレームAから応
答送信を再度やり直す。一方、ステップS44では、応
答フレームCに続く応答フレームDの送信処理を実行す
る。その後、ステップS46では、ノードAは、ステッ
プS30、34、38、42で受信した送信要求を出し
たノード以外の他のノードから送信要求フレームを受信
したか否か判定する。ステップS46で他のノードから
送信要求フレームを受信しない場合(ステップS46で
NO)、ステップS48に進み、ステップS46で他の
ノードから送信要求フレームを受信した場合(ステップ
S46でYES)、ステップS32にリターンしてフレ
ームAから応答送信を再度やり直す。一方、ステップS
46では、応答フレームDに続く応答フレームEの送信
処理を実行する。しかる後に、本プログラムの開始時点
にリターンする。
【0028】以上のように、第1実施例の送信動作によ
れば、ノードAは、ノードBに対して応答フレームAa
〜Azを順次送信中であるときに、ノードCから割り込
みで送信要求フレームCを受信した場合、ノードAはノ
ードBに対する応答フレームAa〜Azの送信をフレー
ムAcまでで中止して、再び最初のフレームAaから今
度はノードB、Cに対して応答フレームの送信をやり直
すので、通信線上のデータトラフィック量の増大を招く
ことなく効率良くノードB、Cに対して応答送信ができ
る。
【0029】また、ノードCは、ノードAから送信され
るフレームA〜Eを途中からではなく、通常の応答送信
の順番で最初のフレームから受信できるので、受信側ノ
ードCの受信制御処理プログラムを簡素化できる。 <第2実施例の送信動作>次に、図9のフローチャート
に基づき第2実施例の送信動作について具体的に説明す
る。図9は、第2実施例の送信要求に対する応答送信の
動作手順を記述したフローチャートである。尚、第1実
施例と同様、ノードAは、ノードB又はC又はそれ以外
のノードから受信した送信要求フレームに対して応答フ
レームとしてフレームA〜Eを送信するものとする。
【0030】さて、この第2実施例では、ノードAは、
例えば、ノードBから送信要求フレームを受信して、ノ
ードBに対して応答フレームA〜Cを送信し終えたとこ
ろで、ノードCから割り込みで送信要求フレームを受信
した場合、先ず、ノードBに対して未送信の応答フレー
ムD〜Eの送信を終了させ、次にノードCに対して未送
信のフレームA〜Cのみの送信を再度ノードCに対して
やり直す。尚、このノードAの送信動作は、第1実施例
と同様に、3つ以上の複数のノードに対して行なうこと
もできる。
【0031】<第2実施例の制御フロー>以下に、第2
実施例として説明したノードの送信動作について説明す
る。図9において、処理が開始されると、ステップS5
0では、ノードAは、ノードB、C又はそれ以外のノー
ドから送信要求フレームを受信したか否か判定する。ス
テップS50でノードB、C又はそれ以外のノードから
送信要求フレームを受信した場合(ステップS50でY
ES)、ステップS52に進む。ステップS52では、
ステップS50で受信した送信要求フレームに基づいて
応答フレームAの送信処理を実行する。その後、ステッ
プS54では、ノードAは、ステップS50で受信した
送信要求を出したノード以外の他のノードから送信要求
フレームを受信したか否か判定する。ステップS54で
他のノードから送信要求フレームを受信しない場合(ス
テップS54でNO)、ステップS58に進み、ステッ
プS54で他のノードから送信要求フレームを受信した
場合(ステップS54でYES)、ステップS56に進
む。ステップS56では、ノードAがフレームBを送信
したことを表すフレームBの送信処理フラグのビット
に”1”を立てた後、ステップS60に進んで、フレー
ムBの送信処理を実行する。一方、ステップS58で
は、フレームBの送信処理フラグのビットに”1”が立
っているか否か判定し、フラグが立っていない場合(ス
テップS58で判断NO)、ステップS60に進み、フ
ラグが立っている場合(ステップS58で判断YE
S)、ステップS86に進む。ステップS86では、ス
テップS54の送信要求フレームに対してフレームAが
未送信で、フレームB以降が送信処理済みフレームであ
ると判断してフラグをクリアした後、本プログラムの開
始時点にリターンし、フレームAのみを再度送信する。
【0032】その後、ステップS62では、ノードA
は、ステップS50、54で受信した送信要求を出した
ノード以外の他のノードから送信要求フレームを受信し
たか否か判定する。ステップS62で他のノードから送
信要求フレームを受信しない場合(ステップS62でN
O)、ステップS66に進み、ステップS62で他のノ
ードから送信要求フレームを受信した場合(ステップS
62でYES)、ステップS64に進む。ステップS6
4では、ノードAがフレームCを送信したことを表すフ
レームCの送信処理フラグのビットに”1”を立てた
後、ステップS68に進んで、フレームCの送信処理を
実行する。一方、ステップS66では、フレームCの送
信処理フラグのビットに”1”が立っているか否か判定
し、フラグが立っていない場合(ステップS66で判断
NO)、ステップS68に進み、フラグが立っている場
合(ステップS66で判断YES)、ステップS86に
進む。ステップS86では、ステップS62の送信要求
フレームに対してフレームA、Bが未送信で、フレーム
C以降が送信処理済みフレームであると判断してフラグ
をクリアした後、本プログラムの開始時点にリターン
し、フレームA、Bのみを再度送信する。
【0033】その後、ステップS70では、ノードA
は、ステップS50、54、62で受信した送信要求を
出したノード以外の他のノードから送信要求フレームを
受信したか否か判定する。ステップS70で他のノード
から送信要求フレームを受信しない場合(ステップS7
0でNO)、ステップS74に進み、ステップS70で
他のノードから送信要求フレームを受信した場合(ステ
ップS70でYES)、ステップS72に進む。ステッ
プS72では、ノードAがフレームDを送信したことを
表すフレームDの送信処理フラグのビットに”1”を立
てた後、ステップS76に進んで、フレームDの送信処
理を実行する。一方、ステップS74では、フレームD
の送信処理フラグのビットに”1”が立っているか否か
判定し、フラグが立っていない場合(ステップS74で
判断NO)、ステップS76に進み、フラグが立ってい
る場合(ステップS74で判断YES)、ステップS8
6に進む。ステップS86では、ステップS70の送信
要求フレームに対してフレームA、B、Cが未送信で、
フレームD以降が送信処理済みフレームであると判断し
てフラグをクリアした後、本プログラムの開始時点にリ
ターンし、フレームA、B、Cのみを再度送信する。
【0034】その後、ステップS78では、ノードA
は、ステップS50、54、62、70で受信した送信
要求を出したノード以外の他のノードから送信要求フレ
ームを受信したか否か判定する。ステップS78で他の
ノードから送信要求フレームを受信しない場合(ステッ
プS78でNO)、ステップS82に進み、ステップS
78で他のノードから送信要求フレームを受信した場合
(ステップS78でYES)、ステップS80に進む。
ステップS80では、ノードAがフレームEを送信した
ことを表すフレームEの送信処理フラグのビットに”
1”を立てた後、ステップS84に進んで、フレームE
の送信処理を実行する。一方、ステップS82では、フ
レームEの送信処理フラグのビットに”1”が立ってい
るか否か判定し、フラグが立っていない場合(ステップ
S82で判断NO)、ステップS84に進み、フラグが
立っている場合(ステップS82で判断YES)、ステ
ップS86に進む。ステップS86では、ステップS7
8の送信要求フレームに対してフレームA、B、C、D
が未送信で、フレームE以降が送信処理済みフレームで
あると判断してフラグをクリアした後、本プログラムの
開始時点にリターンし、フレームA、B、C、Dのみを
再度送信する。
【0035】以上のように、第2実施例の送信動作によ
れば、ノードBから送信要求フレームを受信して、ノー
ドBに対して応答フレームA〜Cを送信し終えたところ
で、ノードCから割り込みで送信要求フレームを受信し
た場合、先ず、ノードBに対して未送信の応答フレーム
D〜Eの送信を終了させ、次にノードCに対して未送信
のフレームA〜Cのみの送信を再度ノードCに対してや
り直すので、通信線上のデータトラフィック量の増大を
更に低減し、効率良くノードB、C又はそれ以外のノー
ドに対して応答送信ができる。 〈変形〉尚、その趣旨を逸脱しない範囲で上記実施例を
修正又は変形したものに適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多重伝送
システムによれば、送信側の第1の通信ノードで第2の
通信ノードにフレームを送信中に、第3の通信ノードか
ら割り込み送信要求フレームを受信した場合、送信側の
第1の通信ノードは、先に送信中の第2のノードへのフ
レームの送信を中止し、第2及び第3の両方の送信要求
に応答できるようにフレームを再度送信し直すので、通
信線上のデータトラフィック量の増大を招くことなく効
率良くデータの送信ができる。
【0037】また、第3の通信ノードは、第1の通信ノ
ードから送信されるフレームを途中からではなく、通常
の応答送信の順番で最初のフレームから受信できるの
で、受信側の第2、第3のノードの受信制御処理プログ
ラムを簡素化できる。また、第1の通信ノードは、第2
の通信ノードに対して通信フレームを順次送信している
途中に、第3の通信ノードから送信要求フレームを受信
した場合、第2の通信ノードに対して全ての通信フレー
ムの送信を完了した後、これらの通信フレームの中で第
3の通信ノードに対して未送信の通信フレームのみを最
初から再度送信し直すので、通信線上のデータトラフィ
ック量を更に低減させ、より効率良くデータの送信がで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の通信システムに用いられるフレームのフ
ォーマットを説明する図。
【図2】本実施例の自動車の多重伝送ネットワークで用
いられるCPUを有する通信ノードの詳細構成を示した
図である。
【図3】ベーシックノード、ハイスピードノード、スタ
ンドアロン型ノードとを混在させたネットワークシステ
ムの一例を示す図である。
【図4】本システムのネットワーク構成を簡略化して示
した図である。
【図5】第1実施例のフレーム送信動作手順を説明する
図である。
【図6】第1実施例の他の通信ノードからの送信要求に
基づくフレーム送信動作タイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【図7】第1実施例の送信要求に対する応答送信の動作
手順を記述したフローチャートである。
【図8】第1実施例の送信要求するノードが複数ある場
合の応答送信の動作手順を記述したフローチャートであ
る。
【図9】第2実施例の送信要求に対する応答送信の動作
手順を記述したフローチャートである。
【符号の説明】
MB1、MB2…多重伝送路 10…ベーシックノード 20…ハイスピードノード 30…スタンドアロン型ノード
フロントページの続き (72)発明者 坂本 裕昭 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−193584(JP,A) 特開 平2−125544(JP,A) 特開 平4−290027(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 H04Q 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通の通信線上に接続された第2の通信
    ノードからの送信要求フレームを受信して、該第2の通
    信ノードから指定された複数の通信フレームを該通信線
    を介して該第2の通信ノードへ送信する第1の通信ノー
    ドを有する多重伝送システムにおいて、 前記第1の通信ノードは、 前記第2の通信ノードに対して該第2の通信ノードから
    指定された複数の通信フレームを順次送信している途中
    に、該第2の通信ノード以外の第3の通信ノードから送
    信要求フレームを受信した場合、該第2の通信ノードへ
    の通信フレームの送信を中止する手段と、 前記第2及び第3の通信ノードから受信した送信要求フ
    レームに基づいて、前記複数の通信フレームの送信を最
    初から再度実行し直す手段とを具備することを特徴とす
    る多重伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の通信ノードは、3つ以上の通
    信ノードに対して前記複数の通信フレームの送信を最初
    から再度実行し直すことを特徴とする請求項1に記載の
    多重伝送システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の通信ノードは、前記第3の通
    信ノードから送信要求フレームを受信した時点におい
    て、前記第2の通信ノードに対して既に送信済みの通信
    フレームの中で、前記第3の通信ノードに不要な通信フ
    レームを除いて最初から再度実行し直すことを特徴とす
    る請求項1に記載の多重伝送システム。
  4. 【請求項4】 共通の通信線上に接続された第2の通信
    ノードからの送信要求フレームを受信して、該第2の通
    信ノードから指定された複数の通信フレームを該通信線
    を介して該第2の通信ノードへ送信する第1の通信ノー
    ドを有する多重伝送システムにおいて、 前記第1の通信ノードは、 前記第2の通信ノードに対して該第2の通信ノードから
    指定された複数の通信フレームを順次送信している途中
    に、該第2の通信ノード以外の第3の通信ノードから送
    信要求フレームを受信した場合、該第2の通信ノードに
    対して全ての通信フレームの送信を完了した後、前記第
    3の通信ノードから受信した送信要求フレームに基づい
    て、前記複数の通信フレームの中で前記第3の通信ノー
    ドに対して未送信の通信フレームのみを最初から再度送
    信し直すことを特徴とする多重伝送システム。
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