JP3400177B2 - 車両用多重伝送装置 - Google Patents

車両用多重伝送装置

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JP3400177B2 JP07430795A JP7430795A JP3400177B2 JP 3400177 B2 JP3400177 B2 JP 3400177B2 JP 07430795 A JP07430795 A JP 07430795A JP 7430795 A JP7430795 A JP 7430795A JP 3400177 B2 JP3400177 B2 JP 3400177B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の通信ノードが
共通の通信線に接続されて構成される車両用多重伝送装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の電子部品(電装ユニッ
ト)の増加に伴う該電装ユニット間を結ぶ配線(ワイヤ
ハーネス)の肥大化、複雑化を解消するために、複数の
電装ユニットに設けられた通信用ノードを共通の多重通
信線に接続し、各電装ユニット間の信号伝送を通信ノー
ドにより行なう車両用多重伝送装置が提案されている。
【0003】このような多重伝送装置においては、個々
の通信ノードには夫々の機能が割り当てられ、通常、ノ
ードに割り当てられた機能はそのノードのCPUが所定
のプログラムを実行することによって実現される。特公
昭5−72639号では、特定のノードの制御ユニット
に不揮発性メモリを設け、該メモリに、この特定ノード
の制御ユニットが担当する電気負荷に対する制御内容を
示す制御パラメータを記憶させることにより、制御ユニ
ットのハードウエアを他のノードと共通化している。当
該特定ノードの他のノードと異なるべき制御内容は、そ
の共通のハードウエアが読み出した制御パラメータに基
づいて実現することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の伝送装置で
は、ノードが異なれば、その相違を制御パラメータに表
現しているために、ノード毎にプログラムが異なり、ノ
ード間での仕様の不一致が発生するおそれがある。ま
た、ノード毎にプログラムを開発することは工数の増大
を招き効率が悪い。
【0005】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、制御の異なるノード間
において、プログラムを共通化すると共に、ノードに固
有なものはパラメータとしてノード毎に記憶した車両用
多重伝送装置を提案する所にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記の目的を達成すべく、請求項1に係る本発
明の、通信用ICとこの通信用ICとの間で多重伝送の
ための信号をやり取りするCPUとを夫々有する複数の
ノードと、これら複数のノードを接続する多重通信線と
を具備する車両用多重伝送装置は、個々のノードが、前
記通信用ICとこの通信用ICとの間で多重伝送のため
の信号をやり取りするデータ転送制御プログラムを各ノ
ード間で共通の形態で記憶するための第1の記憶領域
と、ノード固有のパラメータを記憶する第2の記憶領域
、個々のノードに固有の制御を実行するためのアプリ
ケーションプログラムを記憶する第3の領域とを具備
し、各ノードにおける前記第1の記憶領域、第2の記憶
領域及び第3の記憶領域を示すアドレスは、夫々が各ノ
ード間で共通であることを特徴とする。
【0007】この車両用多重伝送装置によると、本来、
異なるべき個々のノードにおける相違を制御パラメータ
の相違として表現し第2の記憶領域に記憶し、データ転
送制御プログラムは他のノードと共通にプログラムされ
ているので、当該プログラムの共通化が図れる。
【0008】請求項の車両用多重伝送装置は、第3の
記憶領域を全てのノードのアプリケーションプログラム
の最大の大きさに設定することを特徴とする。この発明
によれば、個々のノードで異なるべきアプリケーション
プログラムの大きさを一定とすることで、前記第1の
領域、第2の記憶領域の記憶アドレスを固定化でき
る。
【0009】請求項の車両用多重伝送装置は、前記第
1の記憶領域、第2の記憶領域及び第3の記憶領域の各
先頭アドレスを記憶するポインタ領域を所定位置に有す
ることを特徴とする。この発明によれば、ポインタ領域
を有することにより、前記第1の記憶領域、第2の記憶
領域の記憶アドレスを容易に可変化できる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の好適
な実施例を説明する。図1は、本実施例の自動車の多重
伝送ネットワークで用いられる通信ノードの回路構成及
びネットワークに対する接続形態の一例を示した図であ
る。図1において、本実施例の多重伝送システムにおい
ては、演算処理機能を有するCPUと多重伝送路とのイ
ンタフェース機能を有する通信ICとが一体化されて内
蔵された通信ノード10(以下、ベーシックノード)、
CPUと通信ICとが別々のICとして内蔵された通信
ノード20及び30(以下、ハイスピードノード)、C
PUを有さず多重伝送路との間でデータの入出力を行う
I/O機能のみを有する通信ノード(以下、スタンドア
ロン型ノード)の3種類の通信ノードが設けられる。但
し、本実施例では、上記スタンドアロン型ノードは図示
を省略している。
【0011】上記3種類の通信ノードの内、スタンドア
ロン型ノードは、例えば、リヤデフスイッチとそのスイ
ッチが投入されたことを示す表示ランプの表示の制御の
ような高度なデータ処理を不要とする通信制御とデータ
の簡単な入出力を実行できる。ベーシックノード10
(CPU内蔵型通信ノード)とハイスピードノード2
0、30との違いは、ベーシックノードがCPUと通信
ICとが一体的に1チップのICで搭載されているのに
対して、ハイスピードノードは別々のICとして夫々別
体に搭載されている点にある。
【0012】図2に、上記通信ノードの回路構成を示
す。図示のように、例えば、ABSコントローラ(Anti-
lock-brakesystem )を司る通信ノードは、通信用IC1
01を介して高速伝送路MB1及び中低速伝送路MB2
に接続されている。100は制御を行なうCPUであ
り、RAM/ROM102に格納されたプログラムに従
って動作する。CSMA/CD方式の物理層レベルのプロトコ
ル制御は通信IC101により行なわれる。CPU10
0は、入力インタフェース(I/F)部103を介して
各種センサやスイッチ等の入力補器104から信号が入
力されると共に、出力インタフェース(I/F)部10
5を介して、ソレノイドバルブ駆動モータ等の出力補器
106に制御信号を出力する。
【0013】更に、CPU100は、通信用IC101
を制御し、入力補器104から入力した信号を他の通信
ノードが用いる所定の通信フレームに記入して多重伝送
路MB1又はMB2に送出すると共に、通信用IC10
1が受け取った他のノードからのデータを制御信号に演
算処理して出力補器106に送出する。即ち、CPU1
00は、バス上のフレームデータを電装ユニット104
が使用可能なフォーマットに変換したり、電装ユニット
104からのデータを所定のフレームフォーマットに変
換したりする。
【0014】入力補器104からの入力信号は、入力イ
ンタフェース(I/F)部103を介してCPU100
に出力される。一方、CPU100から出力される制御
信号は、診断機能付き出力ドライバ109(IPS : inte
lligent power switching )を介して出力補器106に
送出される。IPS109はCPU100から送出され
る制御信号が正常か否かを診断する。
【0015】図1,図2において、ハイスピードノード
20、30は、主にイグニッションスイッチがオンされ
て通信動作を開始する高速伝送路MB1に接続され、主
に時間的な変化の激しい車輪速等のデータの授受を必要
とするABSや4WSを制御する通信ノードとなる。ハ
イスピードノード20には、車輪速等を検出するセンサ
26が入力I/F103を介してCPU100に接続さ
れると共に、ABS等を制御するソレノイドバルブ駆動
モータ27が出力I/F105を介してCPU100に
接続されている。同様に、ハイスピードノード30に
は、ヘッドライト等のスイッチ類36が入力I/F10
3を介してCPU100に接続されると共に、4WS等を
制御する駆動モータ37及びブレーキランプ38が出力
I/F105を介してCPU100に接続されている。
【0016】ベーシックノード10は、高速伝送路MB
1及び中低速伝送路MB2に接続され、主に集中ドアロ
ックやパワーウインドウ等を制御する通信ノードとな
る。ベーシックノード10には、集中ドアロックのメイ
ンスイッチやパワーウインドウスイッチ等のスイッチ1
6が入力I/F153を介してCPU150接続されて
いる。同様に、ベーシックノード30には、ウインド開
閉モータ等のアクチュエータ17が出力I/F105を
介して接続されている。周知のように、ドライバ席のス
イッチは、集中的に他のドアのウインドの開閉やドアロ
ックも行なうことができるようになっているために、ベ
ーシックノードが用いられている。また、助手席や後部
座席においては、それらの個々の座席のウインドを開閉
するだけであるので、ウインド開閉モータ等のアクチュ
エータが接続されたスタンドアロン型ノードが用いられ
る。
【0017】また、接続ワイヤWは、図1に示すよう
に、ハイスピードノード20の出力I/F105とベー
シックノード10のCPU150のリセット信号入力ポ
ートRESETとを接続している。図3は、各ノード間
でやり取りされるフレームのフォーマットを示す。図3
において、フレームFは、SD(Start Delimiter )コ
ード、プライオリティコード、フレームIDコード、デ
ータ長、データ1〜データN、チェックコードを有する
フレーム構成になっている。
【0018】先ず、「SDコード」は、フレームFの開
始を表す特定のコードであり、受信多重ノードはこのS
Dコード符号を受信するとフレームFの開始を認知する
ようになっている。「プライオリティコード」は同時に
複数の多重ノードがデータを送信し、信号が衝突した場
合にどの信号を優先して処理するかを指示する優先順位
を示す符号である。この実施例では、プライオリティは
ビット値で低いものほど高い優先度が割り当てられてい
る。これは、バス上では、ローレベルがWIRED-ORとなっ
ているためである。もし同時に複数のノードから信号が
送出された場合は優先度の高いノードの「プライオリテ
ィコード」がバス上に残るので、低い方のノードは自己
の送出した「プライオリティコード」が別のコードに変
っていることから、データの衝突を検出する。そして、
自己の失敗フレームの再送を遅らせることにより、高い
優先度のノードからの再送を優先するようになってい
る。
【0019】「フレームIDコード」は当該フレームの
送出先を示すコードであり、所謂ファンクショナルアド
レッシングに相当する。このIDコードは、送出元のノ
ードが付すようになっている。「データ長」にはこのあ
とに続くデータの数が書き込まれ、N個のデータがある
とすればデータ長としてNが送られる。このフレームを
受け取つた多重ノードでは、データをデータ長の内容だ
け読み取る。そしてデータに引き続くフィールドがCR
Cチェックコード(誤り検出符号)で、これを確認する
ことによりフレームの終わりであることを知ることがで
きる。
【0020】ACKフィールドは、他のノード(システム
全体で、N個のノードを予定している)からのACK信号
が挿入されるところである。このACK信号は、受信側に
て正しくデータが受け取れなかった場合、受信側から返
送されないことになっており、送信側の多重ノードは、
返送されたフレームにACK信号を含むか否か判断するこ
とにより、フレームの送信が失敗したか否かを判断し、
フレームの送信が失敗した場合、同一のフレームの再送
信を行う。
【0021】図4は、各ノードのCPUのROM102
bにおける記憶領域の構成を示す。同図に示すように、
各ノードのROM102bにおいては、主に3つのプロ
グラム/データが記憶されている。それは、当該ノード
に接続された補器を制御するためのアプリケーションプ
ログラム300、このノードの通信制御IC101とデ
ータの交換を実行するためのデータ転送制御マネージャ
プログラム301、そしてこのマネージャプログラム3
02が通信制御を行なう上で必要な各種の固有パラメー
タを格納する通信制御パラメータ302である。アプリ
ケーションプログラムは当該ノードに接続されている特
定の補器を制御するためのものであるから、ノード毎に
異なるものであり、もし4つのノードA,B,C,D,
…が接続されているのならば、アプリケーションプログ
ラムA,アプリケーションプログラムB…は互いに異な
ることになる。
【0022】本実施例の最大の特徴は、データ転送制御
マネージャプログラム301を各ノード間で共通にした
ことである。従って、データ転送制御マネージャプログ
ラム301は、その内容、そのプログラムが記憶されて
いるROM102b内のアドレスも、各ノード間で同じ
である。一方、IC101とCPU100との間のデー
タ転送制御の細部において各ノード間で異なるところは
制御パラメータ302として記憶されている。
【0023】この実施例では、制御パラメータの例とし
て、当該ノードに与えられた識別子とする。前述したよ
うに、アプリケーションプログラムと制御パラメータは
ノード間で異なる。本実施例では、メモリ102におけ
る共通化を促進する目的で、アプリケーションプログラ
ム300とデータ転送制御マネージャ301と制御パラ
メータ302の夫々の記憶アドレスを共通化する。この
ために、メモリ102の先頭に3つのポインタを有す
る。これらのポインタは、アプリケーションプログラム
が記憶されているメモリアドレスを格納するAP-PTR20
0、データ転送制御マネージャ301が記憶されている
アドレスを格納するDTM-PTR201、制御パラメータ2
02が記憶されているアドレスを格納するPAR-PTR20
2である。
【0024】このように、アプリケーションプログラム
300とデータ転送制御マネージャ301と制御パラメ
ータ302の記憶アドレスを示すポインタを所定位置に
記憶させておくことで、アプリケーションプログラム3
00とデータ転送制御マネージャ301と制御パラメー
タ302のいずれに修正があっても、ポインタ領域に変
動は発生することはなく、また、アプリケーションプロ
グラム300とデータ転送制御マネージャ301と制御
パラメータ302のいずれかが修正された場合、その修
正された部分においてのみ変更を行なえばよいことにな
る。
【0025】従って、図4に示すように、AP-PTR20
0,DTM-PTR201,PAR-PTR202,データ転送制御マ
ネージャ301の夫々はノード間において共通であり、
一方、アプリケーションプログラム300,パラメータ
302は各ノード間において異なり固有である。図5
は、RAM102aの格納データを示す。RAM102
aは主に沸くようのデータを格納するもので、実施例で
は、通信回線に送信すべき送信用データを一時的に格納
するSバッファ400と、通信回線から受信したデータ
を一時的に格納するRバッファ401を有する。
【0026】図6は各ノード間で同じであるところのデ
ータ転送制御マネージャの制御手順を示す。従って、図
6の制御手順は図1のいずれのノードのCPUにおいて
も共通して行なわれる。一方、図7は各ノードに固有の
アプリケーションプログラムの制御手順である。まず図
6のステップS2において、通信IC101に対して、
通信回線からフレームデータを受信したか否かを問い合
わせる。受信フレームがないならば、ステップS20に
進んで、このノードにおいて他のノードに送るべきフレ
ームデータが発生したかを調べる。そのようなデータが
発生していなければ(フラグF=0)、ステップS2に
戻って通信制御IC101がフレームを受信したかを調
べる。
【0027】ステップS2においてIC101がフレー
ムを受信したことが確認されたならば、ステップS4に
進んで、当該フレームデータをIC101からRバッフ
ァ401に転送する。ステップS6では、制御パラメー
タ領域302中の識別子を読み出す。この読出は、PAR-
PTR202に従って領域302を知り、その中から識別
子をとりだすものである。ステップS8では、この取り
出した識別子とフレーム中のIDとを比較して、当該フレ
ームが自ノード宛であるか否かを判断する。自ノード宛
でないのであれば、そのフレームデータを無視して、ス
テップS2に戻る。一方、自ノード宛であれば、ステッ
プS10で、Rバッファにあるフレームデータをアプリ
ケーションプログラムに渡す。
【0028】図7は各アプリケーションプログラム
御手順を示す。ステップS30では、Rバッファ401
にあるデータがアプリケーションプログラムに渡された
か否かを調べる。この例では、ステップS10(図6)
でアプリケーションプログラムに渡されているので、ス
テップS32に進んで、このデータに基づいて、このノ
ードに接続されている補器を制御する。この制御が終了
するとステップS34ではRバッファ401をクリアす
る。
【0029】図7のステップS40は、所定時間毎に補
器の状態を調べるためのトリガを検出する。即ち、補器
の状態を調べるのは、個々のノードに固有の時間が割り
当てられ、その時間がタイムアウトすると(ステップS
40でYES)、ステップS42で補器に接続されてい
るセンサなどの状態を読み取る。ステップS44では、
この状態データに基づいてフレームデータを作成する。
ステップS46では、このデータをSバッファ400に
送り、ステップS48では送信データフラグFをセット
する。
【0030】このフラグがセットされると、マネージャ
プログラム301は、ステップS20からステップS2
2に進み、パラメータ領域302から自ノードの識別子
を読取、ステップS24でこの識別子をSバッファ40
0中のフレームデータにIDとして付加する。ステップS
26では、Sバッファ400の内容を通信IC101に
送る。ステップS28ではSバッファの内容をクリアす
る。
【0031】以上説明したように、図6に示されたマネ
ージャプログラムは、当該ノードに固有の制御データ
(例えば、識別子)をプログラムとは別個のパラメータ
領域302中に有しているので、たとえ各ノード間で制
御データ(例えば、識別子)の値が異なっていても、各
ノードにおけるプログラムそのものにおいては制御デー
タをアドレス(ポインタ)の形で有することとなり、従
って、プログラムそのものの共通化を図ることができ
る。 さらに、アプリケーションプログラム領域30
0やマネージャプログラム領域301は、その格納領域
をポインタの形態で表現されているので、プログラム変
更が容易である。
【0032】本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で種々
変形が可能である。例えば、本発明の車両用多重伝送装
置が適用されるべき制御パラメータは識別子に限られな
い。ノード固有の値を有するものであれば、いかなる制
御パラメータでも適用が可能である。また、プログラム
の記憶領域はROMに限られず、バッテリ付加のRAM
であってもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用多
重伝送装置によれば、各ノードにおける、データ転送制
御プログラムの共通化を図ることができるので、例え
ば、ノード間の仕様の不統一を防止することができ、ま
た、設計工数の増大を防止することができる。また、例
えば、プログラムが共通化されているので、故障診断も
簡略化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の多重伝送装置の構成を示す
図。
【図2】図1の多重伝送装置中の1つのノードの構成を
示す図。
【図3】ノード間でやり取りされるデータフレームのフ
ォーマットを示す図。
【図4】実施例のノードにおいて、プログラムなどが共
通化されている様子を示すところのROM102bのレ
イアウト図。
【図5】実施例のノードにおいて、プログラムなどが共
通化されている様子を示すところのRAM102aのレ
イアウト図。
【図6】実施例のデータ転送制御マネージャの制御手順
を示すフローチャート図。
【図7】実施例のアプリケーションプログラムの制御手
順を示すフローチャート図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 利文 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−266685(JP,A) 特開 平4−333962(JP,A) 特開 平4−95131(JP,A) 特開 平3−1630(JP,A) 特開 昭56−19102(JP,A) 実開 平4−73253(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40 H04Q 9/00 G06F 15/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信用ICとこの通信用ICとの間で多
    重伝送のための信号をやり取りするCPUとを夫々有す
    る複数のノードと、 これら複数のノードを接続する多重通信線とを具備する
    車両用多重伝送装置であって、 個々のノードが、前記通信用ICとこの通信用ICとの
    間で多重伝送のための信号をやり取りするデータ転送制
    御プログラムを、各ノード間で共通の形態で記憶するた
    めの第1の記憶領域と、 ノード固有のパラメータを記憶する第2の記憶領域と 個々のノードに固有の制御を実行するためのアプリケー
    ションプログラムを記憶する第3の領域とを具備し、 各ノードにおける前記第1の記憶領域、第2の記憶領域
    及び第3の記憶領域を示すアドレスは、夫々が各ノード
    間で共通である ことを特徴とする車両用多重伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記個々のノードの前記第3の領域は、
    全てのノードのアプリケーションプログラムの最大の大
    きさに設定されていることを特徴とする請求項1に記載
    の車両用多重伝送装置。
  3. 【請求項3】 前記個々のノードは、前記第1の記憶領
    域、第2の記憶領域及び第3の記憶領域の各先頭アドレ
    スを記憶するポインタ領域を所定位置に有することを特
    徴とする請求項に記載の車両用多重伝送装置。
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