JPH041607Y2 - - Google Patents

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JPH041607Y2
JPH041607Y2 JP1984097248U JP9724884U JPH041607Y2 JP H041607 Y2 JPH041607 Y2 JP H041607Y2 JP 1984097248 U JP1984097248 U JP 1984097248U JP 9724884 U JP9724884 U JP 9724884U JP H041607 Y2 JPH041607 Y2 JP H041607Y2
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JP
Japan
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telephone
cord
rosette
tension member
telephone cord
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JP1984097248U
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JPS6111213U (ja
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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、非常脱出用のロープとして使用で
きる電話機コードに関する。
〔従来技術〕
高層ビル等の建物で火災が生じた場合、ビル内
の人間はあらゆる手段で避難しようとする。
脱出用ロープもこの手段の一つであり、従来よ
り、非常の際に使用する目的で室内に設置されて
いた。
しかし、この脱出用ロープにあつては、収容す
るにあたつて室内に特別のスペースを確保しなけ
ればならず、そのうえ、普段使用しないものであ
るため、非常時にあつてその収納場所を見つけに
くいという欠点を有した。
考案者は、今日において、緊急避難の連絡は電
話によつて伝達される場合が極めて多いことに着
目し、この考案を完成した。
〔構成〕
この考案の構成は、電話機とローゼツトをつな
ぐ、複数の導線の束ねられた電話機コードにおい
て、この電話機コードをその両端においてそれぞ
れ前記電話機または前記ローゼツトと着脱可能と
すると共に、前記導線にテンシヨン部材をも束ね
ることにより達成された。
〔作用〕
この考案に係る電話機コードは上記のように構
成されているため、電話機コードをその両端にお
いてそれぞれ前記電話機および前記ローゼツトか
ら外せば、脱出用ロープとして使用できるもので
ある。
〔考案の構成〕
そして、この目的は、電話機とローゼツトをつ
なぐ、複数の導線の束ねられた電話機コードにお
いて、この電話機コードをその両端においてそれ
ぞれ前記電話機または前記ローゼツトと着脱可能
にすると共に、前記導線にテンシヨン部材をも束
ねることにより達成された。
〔実施例の説明〕
以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。
第1図において、11は電話機、13は送受器
である。電話機11と送受器13とは送受器コー
ド15を介してつながれている。
又、17は柱C等に配置されたローゼツト、1
9は電話機コードである。この電話機コード19
は両端に連結プラグ21,23を有し、この連結
プラグ21,23を電話機11およびローゼツト
17の受け具25(ローゼツト17のもののみ図
示)に係止することにより、前記電話機11とロ
ーゼツト17とをつないでいる。
次に、第2図に示すように、電話機コード19
は、複数の導線27,27とテンシヨン部材2
9,29とが一直線状に並んだ状態で束ねられ、
合成樹脂31によつて偏平状に被覆されている。
なお、テンシヨン部材29の一例としてアラミツ
ド繊維(芳香族ポリアミド繊維)が挙げられる。
第3図は電話機コード19の他の実施例であ
り、テンシヨン部材29の周囲に導線27,27
を位置させた状態で、合成樹脂31により断面円
状に被覆したものである。この場合、テンシヨン
部材29は、複数のアラミツド繊維のみ、又はア
ラミツド繊維と他のテンシヨン繊維を撚り合わせ
ることにより形成される。なお、導線27,27
を中心に位置させてその周囲に複数のテンシヨン
部材29を位置させることもできる。
上記実施例では、テンシヨン部材29として、
アラミツド繊維を使用したが、人間Mの体重を指
示できれば、かかる繊維にかぎらず他のいかなる
繊維でも使用可能である。
又、送受器コード15を上記電話機コード19
のように形成し、送受器13および電話機11に
対して着脱可能にすればかかる送受器コード15
を脱出用ロープとして利用することもできる。
〔実施例の作動〕
火事等の災害が生じた場合、室内の人間Mは、
電話機コード19における両端のプラグ21,2
3を電話機およびローゼツトの受け具25(ロー
ゼツト17のもののみ図示)から抜き取る。そし
て、第4図に示すように、そのコード19の一端
を建物Bの手摺33に結びつけ、このコード19
を伝つて階下の部屋、又は地上に脱出することが
できる。
〔考案の効果〕
この考案る係る非常脱出用電話機コードは、電
話機とローゼツトをつなぐ、複数の導線の束ねら
れた電話機コードにおいて、この電話機コードを
その両端においてそれぞれ前記電話機または前記
ローゼツトと着脱可能とすると共に、前記導線に
テンシヨン部材をも束ねたものであるため、 電話機コードをその両端においてそれぞれ前記
電話機および前記ローゼツトから外せば、脱出用
ロープとして使用できるものである。
よつて、通常、緊急避難連絡を電話機によつて
伝達されるということを考慮すれば、当事者は緊
急避難の連絡を受けた際に、当該コードを直ちに
発見できるため、 緊急避難の連絡を受けるや否や、このコードを
脱出用ロープとして使用し、迅速に避難行動を採
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る非常脱出用電話機コード
の実施例を示すものであり、第1図は斜視図、第
2図は電話機コードの断面斜視図、第3図は他の
実施例の第2図に相当する斜視図、第4図はこの
考案の使用状態図である。 11……電話機、17……ローゼツト、19…
…電話機コード、27……導線、29……テンシ
ヨン部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電話機とローゼツトをつなぐ、複数の導線の
    束ねられた電話機コードにおいて、この電話機
    コードはその両端においてそれぞれ前記電話機
    または前記ローゼツトと着脱可能であると共
    に、前記導線にテンシヨン部材をも束ねている
    ことを特徴とする非常脱出用電話機コード。 (2) 前記テンシヨン部材がアラミツド繊維で構成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の非常脱出用電話機コード。 (3) 前記テンシヨン部材が前記導線の中心部に位
    置することを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項又は第2項記載の非常脱出用電話機コ
    ード。 (4) 前記テンシヨン部材が前記導線の周囲に位置
    することを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項又は第2項記載の非常脱出用電話機コー
    ド。
JP9724884U 1984-06-27 1984-06-27 非常脱出用電話機コ−ド Granted JPS6111213U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9724884U JPS6111213U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 非常脱出用電話機コ−ド

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JP9724884U JPS6111213U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 非常脱出用電話機コ−ド

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Publication Number Publication Date
JPS6111213U JPS6111213U (ja) 1986-01-23
JPH041607Y2 true JPH041607Y2 (ja) 1992-01-21

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ID=30656782

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JP9724884U Granted JPS6111213U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 非常脱出用電話機コ−ド

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2532583Y2 (ja) * 1991-10-14 1997-04-16 稔 中川 受話器型携帯緊急定速降下装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4528480Y1 (ja) * 1967-10-06 1970-11-02

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JPS5276198U (ja) * 1975-12-05 1977-06-07

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JPS4528480Y1 (ja) * 1967-10-06 1970-11-02

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JPS6111213U (ja) 1986-01-23

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