JPH0143682Y2 - - Google Patents

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JPH0143682Y2
JPH0143682Y2 JP1984179794U JP17979484U JPH0143682Y2 JP H0143682 Y2 JPH0143682 Y2 JP H0143682Y2 JP 1984179794 U JP1984179794 U JP 1984179794U JP 17979484 U JP17979484 U JP 17979484U JP H0143682 Y2 JPH0143682 Y2 JP H0143682Y2
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optical fiber
fiber tape
cord
tape
optical
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光通信に用いる光フアイバの集合体に
関し、とくに緩衝層を施した複数本の光フアイバ
を隣接してテープ状に並べ、共通のプラスチツク
被覆を施して形成した光フアイバテープの外表面
に抗張力繊維層およびプラスチツク外被を施した
光フアイバテープコードの外被内収納の光フアイ
バ配列識別構成の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、従来の光フアイバコードの断面を示
す図であつて、1は光フアイバ、2は緩衝層、3
は二次被覆、4は抗張力繊維、5はPVC被覆で
ある。光フアイバ1の外径は約125μmで、その
周囲にシリコーン樹脂から成る緩衝層2が設けら
れ、その周囲にナイロンの二次被覆3が施されて
単心の光フアイバ心線が構成され、さらにその周
囲には抗張力繊維4及びPVC被覆5を設けて単
心の光フアイバコードが構成されていた。緩衝層
2、二次被覆3及びPVC被覆5の外径はそれぞ
れ約0.3mm、0.9mm、3mmである。光フアイバ1、
緩衝層2、二次被覆3の集合体は一般に光フアイ
バ心線と呼ばれ、光ケーブルの基本単位として用
いられるものである。抗張力繊維4は光フアイバ
コードに張力を加えた場合でも、光フアイバ1の
伸びひずみが許容値を越えないようにするために
設けられたもので抗張力機能を有している。また
PVC被覆5は、光フアイバコードの側面からの
外力が光フアイバ心線に直接作用するのを防ぐ機
能を有している。このような構造の光フアイバコ
ードは、両端に光コネクタに並べた光フアイバに
共通のプラスチツク被覆を施して形成した光フア
イバテープの外表面に抗張力繊維層およびプラス
チツク外被を施してなる光フアイバテープコード
において、 前記光フアイバテープの一端部に、前記光フア
イバテープの軸方向に沿つて前記それぞれの光フ
アイバ1a,1b,1c,1d,1eの配列順番
を特定する着色7を施し、 前記光フアイバテープコードの、前記光フアイ
バテープに施した着色7の位置に対応した一端部
の前記プラスチツク外被に、前記光フアイバテー
プの軸方向に沿つて前記光フアイバテープに施し
た着色7と一対一に対応する着色9,10を施し
てなる光フアイバテープコード。
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光通信に用いる光フアイバの集合体に
関し、とくに緩衝層を施した複数本の光フアイバ
を隣接してテープ状に並べ、共通のプラスチツク
被覆を施して形成した光フアイバテープの外表面
に抗張力繊維層およびプラスチツク外被を施した
光フアイバテープコードの外被内収納の光フアイ
バ配列識別構成の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は、従来の光フアイバコードの断面を示
す図であつて、1は光フアイバ、2は緩衝層、3
は二次被覆、4は抗張力繊維、5はPVC被覆で
ある。光フアイバ1の外径は約125μmで、その
周囲にシリコーン樹脂から成る緩衝層2が設けら
れ、その周囲にナイロンの二次被覆3が施されて
単心の光フアイバ心線が構成され、さらにその周
囲には抗張力繊維4及びPVC被覆5を設けて単
心の光フアイバコードが構成されていた。緩衝層
2、二次被覆3及びPVC被覆5の外径はそれぞ
れ約0.3mm、0.9mm、3mmである。光フアイバ1、
緩衝層2、二次被覆3の集合体は一般に光フアイ
バ心線と呼ばれ、光ケーブルの基本単位として用
いられるものである。抗張力繊維4は光フアイバ
コードに張力を加えた場合でも、光フアイバ1の
伸びひずみが許容値を越えないようにするために
設けられたもので抗張力機能を有している。また
PVC被覆5は、光フアイバコードの側面からの
外力が光フアイバ心線に直接作用するのを防ぐ機
能を有している。このような構造の光フアイバコ
ードは、両端に光コネクタを取付けて光伝送装置
間または光回路部品間の接続用コードとして用い
ることができる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の構造の光フアイバコードは、単に1心の
光フアイバを有するのみであるので、仮に5心の
光フアイバが必要な場合には、第3図に例示した
構造の光フアイバコードを5本用いる必要が生ず
る。このような光フアイバコードの使い方は、光
フアイバの特長である細径・軽量という利点を生
かしていない。このため、光伝送装置間または光
回路部品間に光フアイバコードが多量に設置され
空間的不経済が生ずるという欠点があつた。
これらの欠点を除去するため、被覆を施した複
数本の光フアイバを互いに隣接してテープ状に並
べ、テープ状に並べた光フアイバに共通のプラス
チツク被覆を施して光フアイバテープを形成し、
光フアイバテープの外表面に抗張力繊維の被覆層
と、さらにその外表面にプラスチツク外被を一括
施した多心化構造の光フアイバテープコードが知
られているが、この種光フアイバテープコードに
おいては、両端にコネクタを取り付けた後は、外
被内に収納した光フアイバの配列順序を外観から
識別することができず、光フアイバの配列確認に
は、その都合外被を除去しなければならないとい
う問題がある。
本考案は、外観から直接収納光フアイバの配例
順序を識別できる光フアイバテープコードを提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するため、光フアイバ
テープの一端部には、光フアイバテープの軸方向
に沿つて各光フアイバの配列順番を特定する着色
を施し、光フアイバテープコードの光フアイバテ
ープに施した着色の位置に対応した一端部のプラ
スチツク外被に、光フアイバテープの軸方向に沿
つて光フアイバに施した着色と一対一に対応する
着色を施したことを特長としている。
〔作用〕
本考案の光フアイバテープコードは、テープ状
の構造により光フアイバ心数の収容能力を向上さ
せた光フアイバテープに設けた着色と光フアイバ
テープコードのプラスチツク外被に設けた着色に
よつて、光フアイバテープコネクタの両端にコネ
クタを取り付けた後も、プラスチツク外被の外観
から直接収納されている光フアイバの配列を確認
することができる。以下図面について詳細に説明
する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例を示す光フアイバテ
ープコードの断面図であつて、1a,1b,…,
1eは光フアイバ、2a,2b,…,2eは緩衝
層、4は抗張力繊維、6はプラスチツク被覆、7
は着色プラスチツク、8はプラスチツク外被、9
は着色されたプラスチツク外被である。
光フアイバ1a,1b,1c,1d,1eの周
囲にはそれぞれ2a,2b,2c,2d,2eの
緩衝層が施されて、さらにそれらの周囲に共通の
プラスチツク被覆6が施されて光フアイバテープ
が構成されている。この光フアイバテープの一方
の端部には、着色プラスチツク7が設けられてい
る。光フアイバテープの周囲には抗張力繊維4が
設けられており、さらにその周囲にはプラスチツ
ク外被8が施されている、抗張力繊維4は、光フ
アイバテープコードに張力が作用した場合でも、
光フアイバ1a,1b,1c,1d,1eの伸び
ひずみが許容値(たとえば0.5%)以下となるよ
うにするのに十分な量が収容されている。プラス
チツク外被8はPVC(ポリ塩化ビニール)ででき
ていて、外力から光フアイバテープを保護する機
能を有している。また、着色プラスチツク外被9
はプラスチツク外被の一部であつて、プラスチツ
ク外被8と異る色を有するPVCである。なお、
光フアイバテープの構造は厚さ約0.5mm、幅約1.6
mmであり、光フアイバテープコードの構造は厚さ
約2.5mm、幅約3.5mmである。
このような構造にすると、従来1心ずつで構成
していた光フアイバコードに比べて高密度の光フ
アイバコードが実現できる。光フアイバ1心当り
に必要なコード断面積は、従来の約1/4に減らす
ことができる。
この多心高密度化構造の光フアイバテープの一
端部に、光フアイバテープの軸方向に沿つて着色
プラスチツク7を設けることにより、光フアイバ
1a,1b,1c,1d,1eの配列順序を特定
することができる。また光フアイバテープコード
の、光フアイバテープに施した着色プラスチツク
7の位置に対応した一端部のプラスチツク外被8
の一部に、光フアイバテープの軸方向に沿つて着
色プラスチツク外被9を設けることにより、着色
プラスチツク7と着色プラスチツク外被9とが一
対一に対応するので、プラスチツク外被8および
着色プラスチツク外被9を施した後も、光フアイ
バ1a,1b,1c,1d,1eの配列を確認す
ることができる。
第2図は本考案の他の実施例を示す光フアイバ
テープコードの断面図であつて、1a,1b,1
c,1d,1eは光フアイバ、2a,2b,2
c,2d,2eは緩衝層、4は抗張力繊維、6は
プラスチツク被覆、7は着色プラスチツク、8は
プラスチツク外被、10は着色膜である。構造お
よび作用は、第1図の実施例にて説明したのと同
様であるので詳述することは省略するが、第2図
の実施例では、第1図の実施例における着色プラ
スチツク外被9のかわりに着色膜10を設けて、
着色プラスチツク7と着色膜10との位置関系を
保つことによつて、光フアイバの配列を確認する
ことができる。なお着色膜10は、たとえば
PVC膜などを用いる。
また光フアイバテープはその構造上、曲げに対
する異方性がある。すなわち、複数の光フアイバ
の軸を含む面内で光フアイバテープを曲げると、
光フアイバテープの端部の光フアイバの伸びひず
みが著しく増大して、光フアイバの破断に至るこ
とがあり得るので、このような曲げは避けなけれ
ばならないが、本考案は偏平な形状の光フアイバ
テープコードの光フアイバテープに設けられた着
色プラスチツクの位置に対応して、プラスチツク
外被に、光フアイバテープの軸方向に沿つて着色
を施した構造であることから、外観で危険な曲げ
方向を容易に判定できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案による、従来の単
心形の光フアイバコードに比べて光フアイバ心数
の収容能力を向上できる光フアイバテープコード
は、光フアイバテープに設けられた着色プラスチ
ツクとプラスチツク外被に設けられた着色とを対
応させることによつて、プラスチツク外被を施し
た後も光フアイバの配列を確認できるという利点
がある。プラスチツク外被に設けられた着色(第
1図の着色プラスチツク外被9または第2図の着
色膜10)によつて、光フアイバテープコードの
両端にコネクタを取り付けた後も、光フアイバの
配列を確認することもできる。
さらに、光フアイバテープの構造上から、曲げ
に対する異方性に起因する問題、すなわち複数の
光フアイバの軸を含む面内で光フアイバテープを
曲げたとき、光フアイバテープの端部の光フアイ
バの伸びひずみが著しく増大して、光フアイバの
破断を生ずる問題も、偏平な形状の光フアイバテ
ープコードであれば、外観のみで上記のような危
険な曲げ方向か否かを判定することができるが、
プラスチツク外被が厚くて光フアイバテープコー
ドの断面形状が円形に近い場合、または光フアイ
バテープに含まれる光フアイバの数が少いために
光フアイバテープコードの断面形状が円形に近い
場合で、外観のみでは危険な曲げ方向か否かを判
定することができないような場合であつても、本
考案によると、プラスチツク外被に設けられた着
色に注目すれば、上記のような危険な曲げ方向か
否かを容易に判定することができるので、光フア
イバテープコードの取扱いが容易になるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の光フアイバテープコ
ードの断面図、第2図は本考案の他の実施例の光
フアイバテープコードの断面図、第3図は従来の
光フアイバコードの断面図である。 1,1a〜1e……光フアイバ、2,2a〜2
e……緩衝層、3……二次被覆、4……抗張力繊
維、5……PVC被覆、6……プラスチツク被覆、
7……着色プラスチツク、8……プラスチツク外
被、9……着色プラスチツク外被、10……着色
膜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数本の被覆を施した光フアイバを隣接してテ
    ープ状に並べ、前記テープ状に並べた光フアイバ
    に共通のプラスチツク被覆を施して形成した光フ
    アイバテープの外表面に抗張力繊維層およびプラ
    スチツク外被を施してなる光フアイバテープコー
    ドにおいて、 前記光フアイバテープの一端部に、前記光フア
    イバテープの軸方向に沿つて前記それぞれの光フ
    アイバ1a,1b,1c,1d,1eの配列順番
    を特定する着色7を施し、 前記光フアイバテープコードの、前記光フアイ
    バテープに施した着色7の位置に対応した一端部
    の前記プラスチツク外被に、前記光フアイバテー
    プの軸方向に沿つて前記光フアイバテープに施し
    た着色7と一対一に対応する着色9,10を施し
    てなる光フアイバテープコード。
JP1984179794U 1984-11-27 1984-11-27 Expired JPH0143682Y2 (ja)

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JP1984179794U JPH0143682Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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JP1984179794U JPH0143682Y2 (ja) 1984-11-27 1984-11-27

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Publication Number Publication Date
JPS6194807U JPS6194807U (ja) 1986-06-18
JPH0143682Y2 true JPH0143682Y2 (ja) 1989-12-19

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ID=30737359

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4900126A (en) * 1988-06-30 1990-02-13 American Telephone & Telegraph Co. Bonded array of transmission media

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547029B2 (ja) * 1974-04-02 1980-11-27

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547029U (ja) * 1978-09-18 1980-03-27
JPS58108405U (ja) * 1982-01-19 1983-07-23 日本電信電話株式会社 スペ−サ形光フアイバケ−ブル

Patent Citations (1)

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JPS5547029B2 (ja) * 1974-04-02 1980-11-27

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