JPH09297226A - コネクタ付き光ケーブルの端末構造 - Google Patents
コネクタ付き光ケーブルの端末構造Info
- Publication number
- JPH09297226A JPH09297226A JP8135693A JP13569396A JPH09297226A JP H09297226 A JPH09297226 A JP H09297226A JP 8135693 A JP8135693 A JP 8135693A JP 13569396 A JP13569396 A JP 13569396A JP H09297226 A JPH09297226 A JP H09297226A
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- JP
- Japan
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- connector
- optical
- optical fiber
- cable
- terminal structure
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- Pending
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 複数の光ファイバテープを同一コネ
クタ内に結線する多心光コネクタを取付けた光ケーブル
の端末構造であって、ケーブル端部から引き出された光
ファイバテープは互いに束ねられることなく、独立した
状態で保護外皮を有し光コネクタに結線されている。
保護外皮が熱収縮チューブ、一体押出しチューブ（Ｐ
ＶＣ等）。 引出部で光ファイバテープが露出しない
構造。光ファイバテープは予め長さに差。 保護外
皮に２色以上の色分け。 ケーブル端部に引留部。
光ファイバテープは２枚以上５枚以下。 ケーブル
端部から光コネクタまでの光ファイバテープ長は１ｍ以
下。 【効果】 １ケのコネクタに複数枚の光ファイバテープ
を結線したコネクタ付き光ケーブルを、光ファイバテー
プに過剰な応力をかけることなく、十分な耐ハンドリン
グ強度を有し、作業性にもすぐれた端末構造の提供。
クタ内に結線する多心光コネクタを取付けた光ケーブル
の端末構造であって、ケーブル端部から引き出された光
ファイバテープは互いに束ねられることなく、独立した
状態で保護外皮を有し光コネクタに結線されている。
保護外皮が熱収縮チューブ、一体押出しチューブ（Ｐ
ＶＣ等）。 引出部で光ファイバテープが露出しない
構造。光ファイバテープは予め長さに差。 保護外
皮に２色以上の色分け。 ケーブル端部に引留部。
光ファイバテープは２枚以上５枚以下。 ケーブル
端部から光コネクタまでの光ファイバテープ長は１ｍ以
下。 【効果】 １ケのコネクタに複数枚の光ファイバテープ
を結線したコネクタ付き光ケーブルを、光ファイバテー
プに過剰な応力をかけることなく、十分な耐ハンドリン
グ強度を有し、作業性にもすぐれた端末構造の提供。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信分野における
通信架への光配線技術に関する。
通信架への光配線技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】局内における光伝送装置では通信架と外
部光ケーブルとの接続、又は通信架間での光配線には着
脱の容易な光コネクタが多く用いられている。伝送容量
の増大につれ、光ファイバの心線数が大きくなると実装
密度の高い多心光コネクタと光ファイバテープとの組合
せが有利であり実用化されている。特に光並列伝送方式
を用いる場合には光ファイバの心線数が飛躍的に増大す
るため、より多心高密度の光コネクタを用いる必要が生
じる。
部光ケーブルとの接続、又は通信架間での光配線には着
脱の容易な光コネクタが多く用いられている。伝送容量
の増大につれ、光ファイバの心線数が大きくなると実装
密度の高い多心光コネクタと光ファイバテープとの組合
せが有利であり実用化されている。特に光並列伝送方式
を用いる場合には光ファイバの心線数が飛躍的に増大す
るため、より多心高密度の光コネクタを用いる必要が生
じる。
【０００３】従来、広く使用されている多心光コネクタ
は１ケのコネクタに１枚の光ファイバテープを結線した
ものである。１枚の光ファイバテープ中の光ファイバ心
線数を大きくすることはケーブル構造や製造上弊害が大
きいため、より多心高密度の光コネクタは１ケのコネク
タに対し複数枚の光ファイバテープが結線される構造と
なる必要がある。
は１ケのコネクタに１枚の光ファイバテープを結線した
ものである。１枚の光ファイバテープ中の光ファイバ心
線数を大きくすることはケーブル構造や製造上弊害が大
きいため、より多心高密度の光コネクタは１ケのコネク
タに対し複数枚の光ファイバテープが結線される構造と
なる必要がある。
【０００４】又、このような局内配線の場合人手に触れ
る機会が多いことから、断線事故を防ぐために光ファイ
バテープ部は保護外皮を設けた構造にするのが一般的で
ある。保護外皮としては抗張力体を入れたコード構造を
用いる場合と、保護チューブに通す場合がある。
る機会が多いことから、断線事故を防ぐために光ファイ
バテープ部は保護外皮を設けた構造にするのが一般的で
ある。保護外皮としては抗張力体を入れたコード構造を
用いる場合と、保護チューブに通す場合がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このように１ケのコネ
クタに対して複数枚の光ファイバテープを結線した場
合、従来は１コネクタ分の光ファイバテープは積層して
一括して保護チューブに通すようにしていたため、曲げ
た場合に内側の光ファイバテープに圧縮応力が加わり、
逃げ場がないため座屈による断線を起こし易い等の問題
点があった。
クタに対して複数枚の光ファイバテープを結線した場
合、従来は１コネクタ分の光ファイバテープは積層して
一括して保護チューブに通すようにしていたため、曲げ
た場合に内側の光ファイバテープに圧縮応力が加わり、
逃げ場がないため座屈による断線を起こし易い等の問題
点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題を
種々検討した結果、ケーブル端部から引き出された光フ
ァイバテープは互いに束ねられることなく、独立した状
態で保護外皮を有し、光コネクタに結線させることによ
り、曲げた場合に内側の光ファイバテープに圧縮応力が
加わっても、座屈による断線故障のないコネクタ付き光
ケーブルの端末構造が得られることを見出し、本発明を
完成するに至った。
種々検討した結果、ケーブル端部から引き出された光フ
ァイバテープは互いに束ねられることなく、独立した状
態で保護外皮を有し、光コネクタに結線させることによ
り、曲げた場合に内側の光ファイバテープに圧縮応力が
加わっても、座屈による断線故障のないコネクタ付き光
ケーブルの端末構造が得られることを見出し、本発明を
完成するに至った。
【０００７】即ち、本発明は： (1) 複数の光ファイバテープを同一コネクタ内に結線
する多心光コネクタを取付けた光ケーブルの端末構造で
あって、ケーブル端部から引き出された光ファイバテー
プは互いに束ねられることなく、一枚一枚独立した状態
で保護外皮を有し、光コネクタに結線されているコネク
タ付き光ケーブルの端末構造を提供する。また、(2)
前記保護外皮が熱収縮チューブである点にも特徴を有す
る。また、(3) 前記保護外皮は一体押出しチューブで
ある点にも特徴を有する。また、(4) 前記一体押出し
チューブの材質はＰＶＣである点にも特徴を有する。ま
た、(5) コネクタとの結線部及びケーブル端部からの
光ファイバテープ引出部において光ファイバテープが露
出しない構造とする点にも特徴を有する。また、
する多心光コネクタを取付けた光ケーブルの端末構造で
あって、ケーブル端部から引き出された光ファイバテー
プは互いに束ねられることなく、一枚一枚独立した状態
で保護外皮を有し、光コネクタに結線されているコネク
タ付き光ケーブルの端末構造を提供する。また、(2)
前記保護外皮が熱収縮チューブである点にも特徴を有す
る。また、(3) 前記保護外皮は一体押出しチューブで
ある点にも特徴を有する。また、(4) 前記一体押出し
チューブの材質はＰＶＣである点にも特徴を有する。ま
た、(5) コネクタとの結線部及びケーブル端部からの
光ファイバテープ引出部において光ファイバテープが露
出しない構造とする点にも特徴を有する。また、
【０００８】(6) 同一コネクタに結線する複数の光フ
ァイバテープには布設時の曲げ状態にあわせて、予め各
々の長さに差が付けてある点にも特徴を有する。また、
(7) 同一コネクタに結線する複数の光ファイバテープ
の保護外皮には少なくとも２色以上の色分けがなされて
いる点にも特徴を有する。また、(8) ケーブル端部に
はケーブルに加わる張力を支える引留部が形成されてい
る点にも特徴を有する。また、(9) １ケの光コネクタ
に結線される光ファイバテープは２枚以上５枚以下であ
る点にも特徴を有する。また、(10) ケーブル端部から
光コネクタまでの光ファイバテープ長は１ｍ以下である
点にも特徴を有する。また、(11) １本のケーブルに収
容される光ファイバテープは２０枚以下である点にも特
徴を有する。
ァイバテープには布設時の曲げ状態にあわせて、予め各
々の長さに差が付けてある点にも特徴を有する。また、
(7) 同一コネクタに結線する複数の光ファイバテープ
の保護外皮には少なくとも２色以上の色分けがなされて
いる点にも特徴を有する。また、(8) ケーブル端部に
はケーブルに加わる張力を支える引留部が形成されてい
る点にも特徴を有する。また、(9) １ケの光コネクタ
に結線される光ファイバテープは２枚以上５枚以下であ
る点にも特徴を有する。また、(10) ケーブル端部から
光コネクタまでの光ファイバテープ長は１ｍ以下である
点にも特徴を有する。また、(11) １本のケーブルに収
容される光ファイバテープは２０枚以下である点にも特
徴を有する。
【０００９】以下、本発明を詳細に説明する。本発明で
は、１ケのコネクタに複数の光ファイバテープが結線さ
れるため、保護外皮の外寸は必要最小限に抑えることが
求められる。この場合に、熱収縮チューブを保護外皮と
して用いたので、テープとチューブとの間に無駄な空間
を無くすることができ有利である。また、本発明の場
合、一体押出型のチューブを保護外皮として予めケーブ
ル内に収納させておく方法も有効である。この場合、チ
ューブ材料としては、押出成形でき、熱時に収縮できる
熱可塑性樹脂材料なら特に制限されないが、難燃性に優
れたＰＶＣを用いることが望ましい。
は、１ケのコネクタに複数の光ファイバテープが結線さ
れるため、保護外皮の外寸は必要最小限に抑えることが
求められる。この場合に、熱収縮チューブを保護外皮と
して用いたので、テープとチューブとの間に無駄な空間
を無くすることができ有利である。また、本発明の場
合、一体押出型のチューブを保護外皮として予めケーブ
ル内に収納させておく方法も有効である。この場合、チ
ューブ材料としては、押出成形でき、熱時に収縮できる
熱可塑性樹脂材料なら特に制限されないが、難燃性に優
れたＰＶＣを用いることが望ましい。
【００１０】また、予め曲げの方向が判っている場合に
は、内側に来る光ファイバテープほど短くなるように光
コネクタへ結線しておくと布設時にファイバの並びを整
然とさせることができる。また、同一コネクタに結線す
る複数の光ファイバテープの保護外皮には少なくとも２
色以上の色分けを施しておくと、光コネクタ結合時に上
下左右の判別が容易となる。各光ファイバテープの保護
外皮に抗張力機能を持たせることは、寸法制約上困難で
あるから、ケーブル端部に引留部を形成し張力を支える
構造とすると良い。本発明のコネクタ付き光ケーブルの
端末構造を用いると、ケーブル端部から複数の光ファイ
バテープが１ケのコネクタにつながるため、光ファイバ
テープがループ状の構成をなすことになる。
は、内側に来る光ファイバテープほど短くなるように光
コネクタへ結線しておくと布設時にファイバの並びを整
然とさせることができる。また、同一コネクタに結線す
る複数の光ファイバテープの保護外皮には少なくとも２
色以上の色分けを施しておくと、光コネクタ結合時に上
下左右の判別が容易となる。各光ファイバテープの保護
外皮に抗張力機能を持たせることは、寸法制約上困難で
あるから、ケーブル端部に引留部を形成し張力を支える
構造とすると良い。本発明のコネクタ付き光ケーブルの
端末構造を用いると、ケーブル端部から複数の光ファイ
バテープが１ケのコネクタにつながるため、光ファイバ
テープがループ状の構成をなすことになる。
【００１１】本発明のコネクタ付き光ケーブルの端末構
造において、光コネクタが複数個ある場合には、或る光
コネクタが他の光コネクタの光ファイバループをくぐる
ことによって絡み合う恐れが生じる。この恐れは１ケの
光コネクタに結線される光ファイバテープが多くなる
程、またケーブル端部から光コネクタまでの光ファイバ
テープ長が長くなる程、また１本のケーブルに収容され
る光ファイバテープの枚数が多くなる程増大する。実用
上問題なく作業できるためには、１ケの光コネクタに結
線される光ファイバテープは２枚以上５枚以下、好まし
くは２枚以上３枚以下であることが望ましい。
造において、光コネクタが複数個ある場合には、或る光
コネクタが他の光コネクタの光ファイバループをくぐる
ことによって絡み合う恐れが生じる。この恐れは１ケの
光コネクタに結線される光ファイバテープが多くなる
程、またケーブル端部から光コネクタまでの光ファイバ
テープ長が長くなる程、また１本のケーブルに収容され
る光ファイバテープの枚数が多くなる程増大する。実用
上問題なく作業できるためには、１ケの光コネクタに結
線される光ファイバテープは２枚以上５枚以下、好まし
くは２枚以上３枚以下であることが望ましい。
【００１２】更に、ケーブル端部から光コネクタまでの
光ファイバテープ長は、前記の理由から、１ｍ以下、よ
り好ましくは３０〜５０ｃｍ程度であることが望まし
い。更に、１本のケーブルに収容される光ファイバテー
プの枚数は前記の理由から、２０枚以下、好ましくは２
枚〜１０枚であることが望ましい。
光ファイバテープ長は、前記の理由から、１ｍ以下、よ
り好ましくは３０〜５０ｃｍ程度であることが望まし
い。更に、１本のケーブルに収容される光ファイバテー
プの枚数は前記の理由から、２０枚以下、好ましくは２
枚〜１０枚であることが望ましい。
【００１３】
【作用】本発明では、基本的に、ケーブル端部から引き
出された光ファイバテープは互いに束ねられることな
く、一枚一枚独立した状態で保護外皮を有し、光コネク
タに結線されているコネクタ付き光ケーブルの端末構造
を採用することにより、１ケのコネクタに結線される複
数の光ファイバテープは互いに束ねられることがなく各
々独立して保護外皮を被せられるために、曲げを与えた
場合でも内側の光ファイバテープは自由に側方の空間に
逃げるため無理が生ぜず、座屈を引き起こすことがな
い。更に取り扱いによる外部損傷に対しても強い。この
場合、特にコネクタとの結線部及びケーブル端部からの
光ファイバテープ引出部において光ファイバテープが露
出しない構造とすることが重要である。
出された光ファイバテープは互いに束ねられることな
く、一枚一枚独立した状態で保護外皮を有し、光コネク
タに結線されているコネクタ付き光ケーブルの端末構造
を採用することにより、１ケのコネクタに結線される複
数の光ファイバテープは互いに束ねられることがなく各
々独立して保護外皮を被せられるために、曲げを与えた
場合でも内側の光ファイバテープは自由に側方の空間に
逃げるため無理が生ぜず、座屈を引き起こすことがな
い。更に取り扱いによる外部損傷に対しても強い。この
場合、特にコネクタとの結線部及びケーブル端部からの
光ファイバテープ引出部において光ファイバテープが露
出しない構造とすることが重要である。
【００１４】実際のケーブル布設時には、光ファイバテ
ープ部に曲げが加わった状態になる場合が多い。この場
合に、本発明の端末構造では同一コネクタに結線されて
いても、曲げの内側にくる光ファイバテープは構造上自
由に側方の空間に逃げることができるため無理は生じな
い。また、本発明のコネクタ付き光ケーブルの端末構造
は、光コネクタ結合部に外力が加わらないことから、接
続特性上からも有利である。
ープ部に曲げが加わった状態になる場合が多い。この場
合に、本発明の端末構造では同一コネクタに結線されて
いても、曲げの内側にくる光ファイバテープは構造上自
由に側方の空間に逃げることができるため無理は生じな
い。また、本発明のコネクタ付き光ケーブルの端末構造
は、光コネクタ結合部に外力が加わらないことから、接
続特性上からも有利である。
【００１５】
【実施例】本発明を下記の実施例により具体的に説明す
るが、これらは本発明の範囲を制限しない。図１は本発
明の実施の態様を示す斜視図である。図１において、１
は光コネクタ：１２心、２は光ファイバテープ：１２
心、３は保護外皮：熱収縮チューブ、４は光ケーブル、
５は引留部である。図１で、１２心の光ファイバテープ
２を４枚収納した４８心ケーブル４に１２心光ファイバ
テープ２枚を結線したブッシュオン型２４心光コネクタ
１が２ケ取付けられている。５０ｃｍの光ファイバテー
プ部はそれぞれ熱収縮チューブからなる保護外皮３にて
保護され、ケーブル端部にはケーブルのテンションメン
バと固着された引留部５が形成されている。
るが、これらは本発明の範囲を制限しない。図１は本発
明の実施の態様を示す斜視図である。図１において、１
は光コネクタ：１２心、２は光ファイバテープ：１２
心、３は保護外皮：熱収縮チューブ、４は光ケーブル、
５は引留部である。図１で、１２心の光ファイバテープ
２を４枚収納した４８心ケーブル４に１２心光ファイバ
テープ２枚を結線したブッシュオン型２４心光コネクタ
１が２ケ取付けられている。５０ｃｍの光ファイバテー
プ部はそれぞれ熱収縮チューブからなる保護外皮３にて
保護され、ケーブル端部にはケーブルのテンションメン
バと固着された引留部５が形成されている。
【００１６】図２は本発明にかかわる光コネクタ付き光
ケーブルの端末が備えられた架へのケーブル実装の態様
例を示す斜視図である。図２において、１は光コネク
タ、４は光ケーブル、５は引留部、６は引留部保持具、
７は実装ボード、８は架である。図２で、簡単のため、
ケーブル一本のみで記す。引留部５は架８に設けられた
引留部保持具６に固定され、光ケーブル４に加わる外力
を支える。各々の光コネクタ１は張力フリーの状態にて
架の光コネクタと接続される。
ケーブルの端末が備えられた架へのケーブル実装の態様
例を示す斜視図である。図２において、１は光コネク
タ、４は光ケーブル、５は引留部、６は引留部保持具、
７は実装ボード、８は架である。図２で、簡単のため、
ケーブル一本のみで記す。引留部５は架８に設けられた
引留部保持具６に固定され、光ケーブル４に加わる外力
を支える。各々の光コネクタ１は張力フリーの状態にて
架の光コネクタと接続される。
【００１７】図２に示されるように、引留部５は引留部
保持具６にケーブルが回転しないように、又、外れない
ようにネジなどを用いて固定するとよい。図３は引留部
の構造を説明するための拡大模式図である。図３に示さ
れるように、引留部５にはその凹み部１０を備えてい
て、引留部保持具６の切り欠き部９に嵌め合い後に動か
ない構造をなしている。
保持具６にケーブルが回転しないように、又、外れない
ようにネジなどを用いて固定するとよい。図３は引留部
の構造を説明するための拡大模式図である。図３に示さ
れるように、引留部５にはその凹み部１０を備えてい
て、引留部保持具６の切り欠き部９に嵌め合い後に動か
ない構造をなしている。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、１ケ
のコネクタに対し複数枚の光ファイバテープを結線した
コネクタ付き光ケーブルを、光ファイバテープに過剰な
応力をかけることなく、且つ十分な耐ハンドリング強度
を有していて作業性にもすぐれた端末構造を提供するこ
とができる。
のコネクタに対し複数枚の光ファイバテープを結線した
コネクタ付き光ケーブルを、光ファイバテープに過剰な
応力をかけることなく、且つ十分な耐ハンドリング強度
を有していて作業性にもすぐれた端末構造を提供するこ
とができる。
【図１】本発明の実施の態様を示す斜視図である。
【図２】本発明にかかわる光コネクタ付き光ケーブルの
端末が備えられた架へのケーブル実装の態様例を示す斜
視図である。
端末が備えられた架へのケーブル実装の態様例を示す斜
視図である。
【図３】引留部の構造を説明するための拡大模式図であ
る。
る。
１ 光コネクタ ２ 光ファイバテープ ３ 保護外皮 ４ 光ケーブル ５ 引留部 ６ 引留部保持具 ７ 実装ボード ８ 架 ９ 切り欠き部 １０ 凹み部
Claims (11)
- 【請求項１】 複数の光ファイバテープを同一コネクタ
内に結線する多心光コネクタを取付けた光ケーブルの端
末構造であって、ケーブル端部から引き出された光ファ
イバテープは互いに束ねられることなく、一枚一枚独立
した状態で保護外皮を有し、光コネクタに結線されてい
ることを特徴とするコネクタ付き光ケーブルの端末構
造。 - 【請求項２】 前記保護外皮が熱収縮チューブであるこ
とを特徴とする請求項１記載のコネクタ付き光ケーブル
の端末構造。 - 【請求項３】 前記保護外皮は一体押出しチューブであ
ることを特徴とする請求項１記載のコネクタ付き光ケー
ブルの端末構造。 - 【請求項４】 前記一体押出しチューブの材質はＰＶＣ
であることを特徴とする請求項３記載のコネクタ付き光
ケーブルの端末構造。 - 【請求項５】 コネクタとの結線部及びケーブル端部か
らの光ファイバテープ引出部において光ファイバテープ
が露出しない構造とすることを特徴とする請求項１記載
のコネクタ付き光ケーブルの端末構造。 - 【請求項６】 同一コネクタに結線する複数の光ファイ
バテープには布設時の曲げ状態にあわせて、予め各々の
長さに差が付けてあることを特徴とする請求項１記載の
コネクタ付き光ケーブルの端末構造。 - 【請求項７】 同一コネクタに結線する複数の光ファイ
バテープの保護外皮には少なくとも２色以上の色分けが
なされていることを特徴とする請求項１記載のコネクタ
付き光ケーブルの端末構造。 - 【請求項８】 ケーブル端部にはケーブルに加わる張力
を支える引留部が形成されていることを特徴とする請求
項１記載のコネクタ付き光ケーブルの端末構造。 - 【請求項９】 １ケの光コネクタに結線される光ファイ
バテープは２枚以上５枚以下であることを特徴とする請
求項１記載のコネクタ付き光ケーブルの端末構造。 - 【請求項１０】 ケーブル端部から光コネクタまでの光
ファイバテープ長は１ｍ以下であることを特徴とする請
求項１記載のコネクタ付き光ケーブルの端末構造。 - 【請求項１１】 １本のケーブルに収容される光ファイ
バテープは２０枚以下であることを特徴とする請求項１
記載のコネクタ付き光ケーブルの端末構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8135693A JPH09297226A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | コネクタ付き光ケーブルの端末構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8135693A JPH09297226A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | コネクタ付き光ケーブルの端末構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09297226A true JPH09297226A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=15157711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8135693A Pending JPH09297226A (ja) | 1996-05-07 | 1996-05-07 | コネクタ付き光ケーブルの端末構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09297226A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2791189A1 (fr) * | 1999-03-19 | 2000-09-22 | France Telecom | Dispositif de raccordement d'une infrastructure multitubulaire et procede d'acces a ce dispositif |
| US20120106906A1 (en) * | 2010-06-09 | 2012-05-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Stranded optical cable with connectors |
| WO2018076340A1 (zh) * | 2016-10-31 | 2018-05-03 | 住友电气工业株式会社 | 带操作部的线缆 |
| US20220397723A1 (en) * | 2005-04-19 | 2022-12-15 | Commscope Technologies Llc | Fiber optic connection device with ruggedized tethers |
-
1996
- 1996-05-07 JP JP8135693A patent/JPH09297226A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2791189A1 (fr) * | 1999-03-19 | 2000-09-22 | France Telecom | Dispositif de raccordement d'une infrastructure multitubulaire et procede d'acces a ce dispositif |
| EP1039610A1 (fr) * | 1999-03-19 | 2000-09-27 | France Telecom | Dispositif de raccordement d'une infrastructure multitubulaire et procédé d'acrès à ce dispositif |
| US20220397723A1 (en) * | 2005-04-19 | 2022-12-15 | Commscope Technologies Llc | Fiber optic connection device with ruggedized tethers |
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| US9176295B2 (en) * | 2010-06-09 | 2015-11-03 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Stranded optical cable with connectors |
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| CN110226206A (zh) * | 2016-10-31 | 2019-09-10 | 住友电气工业株式会社 | 带操作部的线缆 |
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