JP2002267902A - コネクタ付き光ケーブルの端末構造 - Google Patents

コネクタ付き光ケーブルの端末構造

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英敏 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ケーブルから引出した光ファイバテープの
複数枚を1本の保護チューブの挿通させ、かつ光ファイ
バテープ内部の光ファイバの伝送特性を悪化させないよ
うにする。 【解決手段】 1本の光ケーブル1内に収容された複数
枚の光ファイバテープ3を該光ケーブル1の端部から引
出して1つまたは複数のそれぞれ複数枚の光ファイバテ
ープ3からなる群に分け、各群毎に1つの多心光コネク
タ5に結線するコネクタ付き光ケーブルの端末構造であ
って、光ケーブル1の端部から引出された各群の複数枚
の光ファイバテープ3は1本または直列配置された複数
本の保護チューブ4に挿通されており、かつ該保護チュ
ーブ4内において光ファイバテープ3は端部以外の個所
の少なくとも1箇所以上でテープ状態が解かれ単心の光
ファイバ2に分離した単心分離個所を有するものとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光通信システム用
光配線架への配線等に用いられるコネクタ付き光ケーブ
ルの端末構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを高密度に収容した光ケーブ
ルとして、ガラスファイバ上に紫外線硬化型樹脂等から
なる被覆を施してなる光ファイバを複数心並べて一体化
した光ファイバテープを使ったケーブルが良く知られて
いる。また、この光ケーブルを光通信システム用光配線
架に配線するに当たっては、配線替え等の便宜のために
光ケーブルの端末において光ファイバテープに多心用の
光コネクタを結線し、その光コネクタを光配線架側に固
定した光コネクタと結合するということが行われる。
【0003】その場合、配線の都合上、光配線架の近く
において光ケーブルは曲率半径の比較的小さい曲げを受
けるため、光ケーブルの光コネクタ近くの部分は光ケー
ブルの通常部に比べて大きい可撓性が要求される。そこ
で、光ケーブルの端部において被覆等を除去して内部の
光ファイバテープを引出し、それぞれの光ファイバテー
プに保護チューブを被せ、光ファイバテープの先端に光
コネクタを結線することが行われる。(特開平9−29
7226号公報等)
【0004】また、光並列伝送方式等では、多数の光フ
ァイバを収容した光ケーブルが要求されるが、それに伴
い1枚の光ファイバテープにも多数の光ファイバを有せ
しめ、それに多心の光コネクタを結線しておいて、光コ
ネクタの一度の挿抜で多数の光ファイバの配線替えを行
うことが要求される。ところが、光ケーブルの製造上等
の都合で、多くの場合光ファイバテープ1枚に含まれる
光ファイバの数は2心乃至16心程度であって、それ以
上の心数になると、複数枚の光ファイバテープを使用し
それぞれに光コネクタを結線したものが使用されること
が多い。
【0005】また、光コネクタは16心用を超える多心
の光コネクタが開発されているので、特開平9−297
226号公報に記載された方法では、12心の光ファイ
バを有する光ファイバテープを2枚重ねて、1個の24
心用の光コネクタに同時に結線する方法が採られてい
る。この場合、1個の光コネクタ分として光ケーブルか
ら引出された光ファイバテープは2枚あるので、それぞ
れ別の保護チューブで覆って保護している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、2枚の光ファイ
バテープを1個の光コネクタに導くに当たって、別々の
保護チューブにそれぞれ光ファイバテープを挿通させる
よりは、1本の保護チューブに2枚の光ファイバテープ
を平行して重ねて挿通させた方が低価格化を図ることが
出来るということは容易に考えつくが、特開平9−29
7226号公報にも問題点として指摘されているように
複数枚の光ファイバテープが入った保護チューブを小さ
い曲率半径で曲げた場合、曲げの内側になった光ファイ
バテープは圧縮応力が加わって座屈を起こし、内部の光
ファイバの伝送特性を悪化させるという問題がある。
【0007】本発明は、1本の保護チューブに複数枚の
光ファイバテープを収容しながら、内部の光ファイバの
伝送特性を悪化させるような座屈を起こさないようにし
たコネクタ付き光ケーブルの端末構造を提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるコネクタ
付き光ケーブルの端末構造は、1本の光ケーブル内に収
容された複数枚の光ファイバテープを該光ケーブルの端
部から引出して1つまたは複数のそれぞれ複数枚の光フ
ァイバテープからなる群に分け、各群毎に1つの多心光
コネクタに結線するコネクタ付き光ケーブルの端末構造
であって、光ケーブルの端部から引出された各群の複数
枚の光ファイバテープは1本または直列配置された複数
本の保護チューブに挿通されており、かつ該保護チュー
ブ内において光ファイバテープは端部以外の個所の少な
くとも1箇所以上でテープ状態が解かれ単心の光ファイ
バに分離した状態となっているものである。
【0009】これによって、保護チューブを複数枚の光
ファイバテープを入れたままで曲げても、光ファイバテ
ープのテープ状態が解かれて単心の光ファイバに分離し
た個所があるため、その部分では光ファイバがそれぞれ
独立して横断面方向にも自由に動くことが出来るので、
曲げの内側の光ファイバテープは長手方向にわずかに滑
るだけで圧縮応力を受けることがなく、座屈も起こらな
いようにすることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1(A)は、本発明にかかるコ
ネクタ付き光ケーブルの端末構造の実施形態を示す斜視
図であって、図1(B)はA−A及びC−Cにおける横
断面図、図1(C)はB−B及びD−Dにおける横断面
図、図1(D)は保護チューブ部分の縦断面図である。
図1において、1は光ケーブル、2は光ファイバ、3は
光ファイバテープ、3aは一括被覆、4は保護チュー
ブ、4aは内空部、5は多心光コネクタである。
【0011】本発明にかかる図1(A)に示すコネクタ
付き光ケーブルの端末構造では、複数枚の光ファイバテ
ープ3を収容した光ケーブル1の端末において光ケーブ
ル外被等を除去して光ファイバテープ3を露出させ、そ
の光ファイバテープ3の端末以外の長手方向の一部にお
いて一括被覆3aを除去して、テープ状態が解かれ単心
の光ファイバ2が露出し分離した単心分離個所を作る。
例えば、長さ50cmの光ファイバテープを露出させる
場合、長手方向にテープ状態の個所を10cm、単心分
離個所を10cm、テープ状態の個所を10cm、単心
分離個所を10cm、テープ状態の個所を10cmの順
に、即ちテープ状態の個所と単心分離個所を繰り返して
配置することも出来る。
【0012】また、光ファイバテープ3の露出長が比較
的短い場合は、単心分離個所を1箇所とすることも可能
である。また、図1に示す事例では、光ファイバ2を複
数本並べて一括被覆3aで覆った光ファイバテープ3を
使った光ケーブルの例を示したが、一括被覆を使わずに
複数本の光ファイバを並べて隣接した光ファイバ同士を
接着したリボン型の光ファイバテープ、あるいはテープ
基材の上に複数本の光ファイバを平行に並べて光ファイ
バとテープ基材との間を接着させた光ファイバテープを
用いた光ケーブルとすることも出来る。これらの場合
は、露出した光ファイバテープの端末以外の長手方向の
一部において、接着部を解いて単心の光ファイバに分離
すればよい。
【0013】このようにして単心分離個所を作った光テ
ープファイバ3の複数枚を1群として、積重ねるように
して保護チューブ4の内空部4aに挿通させて、その先
端部に多心光コネクタ5を結線する。図1(D)は、2
枚の光ファイバテープ3を保護チューブ4の内空部4a
に挿通した状態を示す縦断面図であって、図1(B)は
テープ状態の部分(A−A断面及びC−C断面)での横
断面図、図1(C)は単心分離個所(B−B断面及びD
−D断面)での横断面図である。なお、図1に示す例で
は、保護チューブ4として断面円形のチューブを使用し
ているが、断面が略矩形のチューブを使用することも可
能である。また、保護チューブ4としては、塩化ビニル
樹脂等からなる軟質チューブを用いることが出来る。
【0014】また、光ファイバテープには単心分離部分
が含まれ、長手方向の剛直性が殆ど無くなっているた
め、長い保護チューブに光ファイバテープを挿通させる
ことは難しい。そこで、保護チューブ4として塩化ビニ
ル樹脂やポリエチレン樹脂等からなる熱収縮チューブを
用いれば、熱収縮前の内空部が大きい時点で光ファイバ
テープを内空部に挿通させて、挿通後にチューブを熱収
縮させることが出来るので、保護チューブの長さが長い
場合であっても挿通作業が比較的容易になる。また、保
護チューブ4を長手方向に複数部分に分けて、直列配置
した複数の保護チューブに光ファイバテープを連続して
通すことによっても、挿通作業を容易にすることが出来
る。
【0015】また、保護チューブ4の内空部4a内で光
ファイバテープ3及び単心分離した光ファイバ2が断面
方向及び長手方向に自由に動き得る状態を確保するた
め、保護チューブ4の内空部4aの断面積は、挿通され
る光ファイバテープの総断面積の1.5倍以上であるこ
とが望ましい。また2倍以上であればさらに好適であ
る。なお、保護チューブが熱収縮チューブである場合
は、ここで言う内空部4aの断面積は熱収縮後の断面積
である。
【0016】図2は、光ファイバテープを2群に分けた
コネクタ付き光ケーブルの端末構造の例を示す斜視図で
ある。この場合、光ケーブル1から引出された複数枚の
光ファイバテープをそれぞれ複数枚の光ファイバテープ
からなる2つの群に分けて、群毎に保護チューブ4に複
数枚の光ファイバテープを挿通させ、それぞれの端部に
多心光コネクタ5を結線する。
【0017】また、光ケーブルには、抗張力性を確保す
るため光ファイバテープと共にアラミド樹脂等からなる
繊維状の抗張力体が収容される場合がある。また、その
光ケーブルを使って比較的長い光ファイバテープを引出
して保護チューブに挿通させるとき、保護チューブに光
ファイバテープを挿通させた部分も抗張力性を高め、強
い引張りにも耐えるようにしたいという要求がある。図
3(A)(B)は、そのような抗張力体を有する場合の
保護チューブの一例を示す横断面図であって、図3
(A)はテープ部分の横断面図、図3(B)は単心分離
部分の横断面図である。図3において、6は抗張力体で
ある。
【0018】保護チューブ部分の抗張力性を高めるとい
う要求を満足させるためには、光ケーブルの端部におい
て光ファイバテープと共に繊維状の抗張力体を引出し、
図3に示すように長手方向の一部において単心の光ファ
イバ2に分離した個所を作った光ファイバテープ3と共
に抗張力体6を保護チューブ4内に挿通させる。そして
光ファイバテープ3の端部に多心光コネクタを結線する
と共に繊維状の抗張力体6の端部も多心光コネクタに引
き留める。
【0019】保護チューブ内に収容される抗張力体の断
面積は、要求される抗張力を実現できれば必要最小限で
良く、光ファイバテープの自由な動きを拘束するほど大
量に収容すべきではない。通常の使用量は光ファイバテ
ープの断面積の数%程度あれば良く、せいぜい10%も
あれば充分である。無論、光ファイバテープの自由な動
きを拘束しなければ、本発明はこの数値以上でも実施可
能である。
【0020】また、図4(A)(B)(C)はそれぞ
れ、多心光コネクタの端面側から見た正面図あって、図
4において、11は光ファイバ穴、12はガイドピン
穴、13は樹脂成形体、14は単位光コネクタ、15は
連結部材、16は多心光コネクタである。
【0021】図4(A)は、2つの単位光コネクタを組
み合わせて1つの多心光コネクタにした例を示すもので
ある。単位光コネクタ14は樹脂成形体13に1列に等
間隔で並んだ12個の光ファイバ穴11と2個のガイド
ピン穴12を設けたものである。また、その単位光コネ
クタ14を2つ積重ねて連結部材15で一体化し、多心
光コネクタ16とする。また、この多心光コネクタには
2枚のそれぞれ12心の光ファイバを有する光ファイバ
テープを積重ねて結線することが出来る。このように2
つの単位光コネクタ14を組み合わせて1つの多心光コ
ネクタ16を作れば、心数の少ない光コネクタの成形型
を使って心数の多い多心光コネクタを作ることが出来
る。
【0022】また、図4(B)は、1つの樹脂成形体1
3に2列にそれぞれ12個の光ファイバ穴11とそれら
の両側に2個のガイドピン穴12を設けて多心光コネク
タ16とした例を示すものである。この多心光コネクタ
の場合も、2枚のそれぞれ12心の光ファイバを有する
光ファイバテープを積重ねて結線することが出来る。
【0023】また、図4(C)は1つの樹脂成形体13
に24個の光ファイバ穴11を12個ずつ1列に縦列し
2つの群に分けて離して設け、更にその外側にガイドピ
ン穴12を設けて多心光コネクタ16とした例を示すも
のである。この多心光コネクタの場合は、保護チューブ
中では2枚の各12心の光ファイバテープが積重ね状態
で挿通されているが、多心光コネクタの直前で2枚の光
ファイバテープを幅方向に平行するように配列状態をず
らせて扇状にして、それぞれの光ファイバテープを12
個の光ファイバ穴に結線する。
【0024】
【実施例】チューブの内部断面積を種々違えたサンプル
を用い、配線した際の通信光のロス変化を評価した。使
用したチューブは長さが1mで、内部に8心光ファイバ
テープを5枚収納し、チューブの内部断面積を種々違え
たサンプルを作成した。このサンプルを机上から垂らし
て、水平に置いた場合との各心の受光パワーの差の平均
値を比較した結果を図5に示す。チューブの内部断面積
/テープ断面積の総和の比が1.1倍程度では1.2d
Bものロス増が生じたが、1.5を下回った辺りから受
光パワーの減少すなわちロス増が認められ、1.6以上
ではほぼロス増はなかった。0.1dBの基準では前記
の比が1.5倍以上、0dBの基準では約2.0倍以上
が望ましいことが判る。
【0025】
【発明の効果】本発明にかかるコネクタ付き光ケーブル
の端末構造は、光ケーブルの端部から引出した複数枚の
光ファイバテープを1つまたは複数のそれぞれ複数枚の
光ファイバテープからなる群に分け、各群毎に複数枚の
光ファイバテープを1本または直列配置された複数本の
保護チューブに挿通し、かつ該保護チューブ内において
光ファイバテープの端部以外の個所の少なくとも1箇所
以上でテープ状態を解いて単心の光ファイバに分離した
単心分離状態としたものであるので、保護チューブを複
数枚の光ファイバテープを入れたままで曲げても、単心
分離個所では光ファイバがそれぞれ独立して横断面方向
にも自由に動くことが出来るので、曲げの内側の光ファ
イバテープは長手方向にわずかに滑るだけで圧縮応力を
受けることがなく、座屈も起こらない。従って、光ファ
イバテープに含まれる光ファイバの伝送特性も良好に維
持することが出来る。
【0026】また、保護チューブを熱収縮チューブとす
れば、熱収縮前の内空部の大きい状態で保護チューブに
光ファイバテープを挿通させることが出来るので、単心
分離個所を含む光ファイバテープであっても比較的容易
に挿通させることが出来る。また、保護チューブの内空
部の断面積を挿通される光ファイバテープの総断面積の
1.5倍以上にすれば、保護チューブ内で光ファイバテ
ープ及び単心分離個所の光ファイバが自由に動くことが
出来るので、保護チューブを曲げても内部の光ファイバ
の伝送特性を悪化させることはない。
【0027】また、光ファイバテープと共に繊維状の抗
張力体を収容した光ケーブルを使い、光ケーブルの端部
から光ファイバテープと共に繊維状の抗張力体を引出し
て、それらを一緒に保護チューブに通して光ファイバテ
ープの端部に多心光コネクタを結線すると共に抗張力体
も多心光コネクタに引き留めれば、保護チューブ部分も
抗張力性が高まり、大きい引張り力に耐えることが出来
る。また、多心光コネクタとして単位光コネクタを積層
等して組み合わせて作れば、光ファイバテープ1枚用の
単位光コネクタを使って複数枚の光ファイバテープを結
線することが可能な多心光コネクタとすることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるコネクタ付き光ケーブルの端末
構造の実施形態を示す斜視図であって、(B)はA−A
及びC−Cにおける横断面図、(C)はB−B及びD−
Dにおける横断面図、(D)は保護チューブ部分の縦断
面図である。
【図2】光ファイバテープを2群に分けたコネクタ付き
光ケーブルの端末構造の例を示す斜視図である。
【図3】(A)(B)は、光ファイバテープと共に抗張
力体を挿通させる場合の保護チューブの一例を示す横断
面図であって、(A)はテープ部分の横断面図、(B)
は単心分離部分の横断面図である。
【図4】(A)(B)(C)はそれぞれ、多心光コネク
タの端面側から見た正面図である。
【図5】8心光ファイバテープ心線5枚を用いて断面積
の異なるチューブに挿入して評価した試験の結果であ
る。
【符号の説明】
1:光ケーブル 2:光ファイバ 3:光ファイバテープ 3a:一括被覆 4:保護チューブ 4a:内空部 5:多心光コネクタ 6:抗張力体 11:光ファイバ穴 12:ガイドピン穴 13:樹脂成形体 14:単位光コネクタ 15:連結部材 16:多心光コネクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の光ケーブル内に収容された複数枚
    の光ファイバテープを該光ケーブルの端部から引出して
    1つまたは複数のそれぞれ複数枚の光ファイバテープか
    らなる群に分け、各群毎に1つの多心光コネクタに結線
    するコネクタ付き光ケーブルの端末構造であって、光ケ
    ーブルの端部から引出された各群の複数枚の光ファイバ
    テープは1本または直列配置された複数本の保護チュー
    ブに挿通されており、かつ該保護チューブ内において光
    ファイバテープは端部以外の個所の少なくとも1箇所以
    上でテープ状態が解かれ単心の光ファイバに分離した状
    態となっていることを特徴とするコネクタ付き光ケーブ
    ルの端末構造。
  2. 【請求項2】 前記保護チューブは、内部に挿通された
    光ファイバテープの総断面積の1.5倍以上の内空部断
    面積を有するものであることを特徴とする請求項1に記
    載のコネクタ付き光ケーブルの端末構造。
  3. 【請求項3】 前記保護チューブは、熱収縮チューブで
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    コネクタ付き光ケーブルの端末構造。
  4. 【請求項4】 前記光ケーブルは光ファイバテープと共
    に繊維状の抗張力体が収容されたものであって、光ケー
    ブルの端部からは該抗張力体が該光ファイバテープと共
    に引出されて前記保護チューブに挿通されており、該抗
    張力体の端部は前記多心光コネクタに引き留められてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ付き光ケ
    ーブルの端末構造。
  5. 【請求項5】 前記多心光コネクタは、複数の単位光コ
    ネクタを組み合わせて一体化したものであることを特徴
    とする請求項1に記載のコネクタ付き光ケーブルの端末
    構造。
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