JPH10115743A - 光ファイバケーブル - Google Patents
光ファイバケーブルInfo
- Publication number
- JPH10115743A JPH10115743A JP8268868A JP26886896A JPH10115743A JP H10115743 A JPH10115743 A JP H10115743A JP 8268868 A JP8268868 A JP 8268868A JP 26886896 A JP26886896 A JP 26886896A JP H10115743 A JPH10115743 A JP H10115743A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- fiber cable
- tension members
- fiber unit
- cable
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 配線作業が容易で、抗張力体の取り出しに際
して複数の光ファイバユニット構成体の配列を乱すこと
のないドロップケーブルタイプの光ファイバケーブルを
提供する。 【解決手段】 中心介在２の周囲に複数の光ファイバユ
ニット構成体３を１層以上撚り合わせると共に、最外層
に位置する複数の光ファイバユニット構成体の少なくと
も１本を抗張力体４とした光ファイバケーブル１。
して複数の光ファイバユニット構成体の配列を乱すこと
のないドロップケーブルタイプの光ファイバケーブルを
提供する。 【解決手段】 中心介在２の周囲に複数の光ファイバユ
ニット構成体３を１層以上撚り合わせると共に、最外層
に位置する複数の光ファイバユニット構成体の少なくと
も１本を抗張力体４とした光ファイバケーブル１。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ルに関する。
ルに関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】光ファ
イバケーブルには、中心介在の周囲にドロップケーブル
や収容管と呼ばれる複数の光ファイバユニット構成体を
撚り合わせ、各ドロップケーブル等を１本ずつ引き落と
して各ユーザを光ファイバと接続することにより光通信
伝送路を構築するドロップケーブルタイプのものがあ
る。このような光ファイバケーブルとしては、例えば、
中心介在の周囲に光ファイバを収納したいわゆるドロッ
プケーブルを複数撚り合わせて集合させた架空集合ドロ
ップケーブルや、光ファイバユニットを圧縮空気で送り
込む収容管を撚り合わせて集合させた送り込み型架空集
合ドロップケーブルが知られており、中心介在中には複
数のワイヤを撚り合わせた抗張力体が吊り線として配置
されている。
イバケーブルには、中心介在の周囲にドロップケーブル
や収容管と呼ばれる複数の光ファイバユニット構成体を
撚り合わせ、各ドロップケーブル等を１本ずつ引き落と
して各ユーザを光ファイバと接続することにより光通信
伝送路を構築するドロップケーブルタイプのものがあ
る。このような光ファイバケーブルとしては、例えば、
中心介在の周囲に光ファイバを収納したいわゆるドロッ
プケーブルを複数撚り合わせて集合させた架空集合ドロ
ップケーブルや、光ファイバユニットを圧縮空気で送り
込む収容管を撚り合わせて集合させた送り込み型架空集
合ドロップケーブルが知られており、中心介在中には複
数のワイヤを撚り合わせた抗張力体が吊り線として配置
されている。
【０００３】ところで、上記各光ファイバケーブルは、
電柱等を利用して配線するときには、中心介在の周囲に
撚り合わせた複数の光ファイバユニット構成体の間から
抗張力体を取り出さなければならず、配線作業が煩雑な
うえ、抗張力体の取り出しに際して複数の光ファイバユ
ニット構成体の配列が崩れてしまう等の問題があった。
電柱等を利用して配線するときには、中心介在の周囲に
撚り合わせた複数の光ファイバユニット構成体の間から
抗張力体を取り出さなければならず、配線作業が煩雑な
うえ、抗張力体の取り出しに際して複数の光ファイバユ
ニット構成体の配列が崩れてしまう等の問題があった。
【０００４】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、配線作業が容易で、抗張力体の取り出しに際して複
数の光ファイバユニット構成体の配列を乱すことのない
ドロップケーブルタイプの光ファイバケーブルを提供す
ることを目的とする。
で、配線作業が容易で、抗張力体の取り出しに際して複
数の光ファイバユニット構成体の配列を乱すことのない
ドロップケーブルタイプの光ファイバケーブルを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
を達成するため、中心介在の周囲に複数の光ファイバユ
ニット構成体を１層以上撚り合わせると共に、最外層に
位置する前記複数の光ファイバユニット構成体の少なく
とも１本を抗張力体としたのである。
を達成するため、中心介在の周囲に複数の光ファイバユ
ニット構成体を１層以上撚り合わせると共に、最外層に
位置する前記複数の光ファイバユニット構成体の少なく
とも１本を抗張力体としたのである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図１
及び図２に基づいて詳細に説明する。光ファイバケーブ
ル１は、中心介在２の周囲に８本の収容管３と２本の抗
張力体４とを１層に撚り合わせたもので、押え巻は有し
ていない。中心介在２は、収容管３と抗張力体４とを撚
り合わす際の芯となるもので、合成樹脂、例えば、ポリ
エチレン等からなり、光ファイバケーブル１の整形性を
維持する。
及び図２に基づいて詳細に説明する。光ファイバケーブ
ル１は、中心介在２の周囲に８本の収容管３と２本の抗
張力体４とを１層に撚り合わせたもので、押え巻は有し
ていない。中心介在２は、収容管３と抗張力体４とを撚
り合わす際の芯となるもので、合成樹脂、例えば、ポリ
エチレン等からなり、光ファイバケーブル１の整形性を
維持する。
【０００７】収容管３は、例えば、ポリエチレン等の合
成樹脂からなるパイプで、内部に圧縮空気によって光フ
ァイバユニットが送り込まれる光ファイバユニット構成
体である。抗張力体４は、ワイヤ４ａの周囲が合成樹脂
４ｂで被覆され、光ファイバケーブル１の張力を担う。
抗張力体４は、収容管３と略同じ直径を有している。
成樹脂からなるパイプで、内部に圧縮空気によって光フ
ァイバユニットが送り込まれる光ファイバユニット構成
体である。抗張力体４は、ワイヤ４ａの周囲が合成樹脂
４ｂで被覆され、光ファイバケーブル１の張力を担う。
抗張力体４は、収容管３と略同じ直径を有している。
【０００８】以上のように構成される光ファイバケーブ
ル１は、抗張力体４が外側に配置されている。従って、
光ファイバケーブル１は、配線に際して抗張力体４の取
り出しが容易なうえ、取り出しの際に複数の収容管３の
配列を乱すことがない。そして、配線された光ファイバ
ケーブル１は、複数の収容管３のそれぞれに光ファイバ
ユニットが圧縮空気で送り込まれて実用に供される。こ
の光ファイバユニットをユーザへ配線するときには、各
収容管３に、例えば、ラシングワイヤ等を沿わせて使用
される。
ル１は、抗張力体４が外側に配置されている。従って、
光ファイバケーブル１は、配線に際して抗張力体４の取
り出しが容易なうえ、取り出しの際に複数の収容管３の
配列を乱すことがない。そして、配線された光ファイバ
ケーブル１は、複数の収容管３のそれぞれに光ファイバ
ユニットが圧縮空気で送り込まれて実用に供される。こ
の光ファイバユニットをユーザへ配線するときには、各
収容管３に、例えば、ラシングワイヤ等を沿わせて使用
される。
【０００９】ここで、本発明の光ファイバケーブルは、
図２に示す光ファイバケーブル１０のように、中心介在
１１の周囲に６本のドロップケーブル１２と２本の抗張
力体１３とを１層に撚り合わせ、外周に押え巻を施さな
い構成としても、光ファイバケーブル１と同様の効果を
奏することができる。中心介在１１は、例えば、ポリエ
チレン等からなり、ドロップケーブル１２と抗張力体１
３とを撚り合わす際の整形性を維持する芯となる。
図２に示す光ファイバケーブル１０のように、中心介在
１１の周囲に６本のドロップケーブル１２と２本の抗張
力体１３とを１層に撚り合わせ、外周に押え巻を施さな
い構成としても、光ファイバケーブル１と同様の効果を
奏することができる。中心介在１１は、例えば、ポリエ
チレン等からなり、ドロップケーブル１２と抗張力体１
３とを撚り合わす際の整形性を維持する芯となる。
【００１０】ドロップケーブル１２は、２本の光ファイ
バ１２ａが２本の亜鉛メッキ鋼線などからなる抗張力体
１２ｂとともにポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）などからなる
保護層１２ｃで被覆されている。抗張力体１３は、亜鉛
メッキ鋼線などからなるワイヤ１３ａをポリエチレン１
３ｂで被覆したものであり、光ファイバケーブル１０の
張力を担う部材である。
バ１２ａが２本の亜鉛メッキ鋼線などからなる抗張力体
１２ｂとともにポリ塩化ビニル（ＰＶＣ）などからなる
保護層１２ｃで被覆されている。抗張力体１３は、亜鉛
メッキ鋼線などからなるワイヤ１３ａをポリエチレン１
３ｂで被覆したものであり、光ファイバケーブル１０の
張力を担う部材である。
【００１１】尚、上記実施形態においては、複数の光フ
ァイバユニット構成体として収容管やドロップケーブル
を１層に撚り合わせた場合について説明した。しかし、
本発明の光ファイバケーブルにおいては、最外層に位置
する複数の光ファイバユニット構成体の少なくとも１本
が抗張力体であれば、光ファイバユニット構成体は２層
あるいはそれ以上であってもよいことは言うまでもな
い。
ァイバユニット構成体として収容管やドロップケーブル
を１層に撚り合わせた場合について説明した。しかし、
本発明の光ファイバケーブルにおいては、最外層に位置
する複数の光ファイバユニット構成体の少なくとも１本
が抗張力体であれば、光ファイバユニット構成体は２層
あるいはそれ以上であってもよいことは言うまでもな
い。
【００１２】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
光ファイバケーブルによれば、中心介在の周囲に複数の
光ファイバユニット構成体を１層以上撚り合わせると共
に、最外層に位置する前記複数の光ファイバユニット構
成体の少なくとも１本を抗張力体としたので、配線作業
が容易で、抗張力体の取り出しに際して複数の光ファイ
バユニット構成体の配列を乱すことがない。
光ファイバケーブルによれば、中心介在の周囲に複数の
光ファイバユニット構成体を１層以上撚り合わせると共
に、最外層に位置する前記複数の光ファイバユニット構
成体の少なくとも１本を抗張力体としたので、配線作業
が容易で、抗張力体の取り出しに際して複数の光ファイ
バユニット構成体の配列を乱すことがない。
【図１】本発明の光ファイバケーブルの長手方向に直交
する面での断面図である。
する面での断面図である。
【図２】本発明の光ファイバケーブルの他の実施形態を
示す断面図である。
示す断面図である。
１ ファイバケーブル ２ 中心介在 ３ 収容管 ４ 抗張力体 ４ａ ワイヤ ４ｂ 合成樹脂 １０ 光ファイバケーブル １１ 中心介在 １２ ドロップケーブル １３ 抗張力体 １３ａ ワイヤ １３ｂ ポリエチレン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古川 眞一 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 中心介在の周囲に複数の光ファイバユニ
ット構成体を１層以上撚り合わせると共に、最外層に位
置する前記複数の光ファイバユニット構成体の少なくと
も１本を抗張力体としたことを特徴とする光ファイバケ
ーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268868A JPH10115743A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 光ファイバケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8268868A JPH10115743A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 光ファイバケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10115743A true JPH10115743A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17464387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8268868A Pending JPH10115743A (ja) | 1996-10-09 | 1996-10-09 | 光ファイバケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10115743A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1304864C (zh) * | 2003-05-27 | 2007-03-14 | 三星电子株式会社 | 用于气吹敷设的光缆 |
-
1996
- 1996-10-09 JP JP8268868A patent/JPH10115743A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1304864C (zh) * | 2003-05-27 | 2007-03-14 | 三星电子株式会社 | 用于气吹敷设的光缆 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040107 |