JPH04160145A - 腕時計用外装部品 - Google Patents

腕時計用外装部品

Info

Publication number
JPH04160145A
JPH04160145A JP28623290A JP28623290A JPH04160145A JP H04160145 A JPH04160145 A JP H04160145A JP 28623290 A JP28623290 A JP 28623290A JP 28623290 A JP28623290 A JP 28623290A JP H04160145 A JPH04160145 A JP H04160145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stainless steel
films
skin
external parts
inflammation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28623290A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Uchiyama
明 内山
Akira Shinpo
晃 真保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP28623290A priority Critical patent/JPH04160145A/ja
Publication of JPH04160145A publication Critical patent/JPH04160145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、腕時計用外装部品に関する。
[従来の技術] 従来のステンレス製腕時計において、表面処理の施され
ていないものについては、ステンレス基材が直接肌に触
れるために、肌の過敏な人の間では、肌荒れ、炎症を起
こすことがあった。これはステンレスの構成元素、主に
は、ニッケルに起因すると考えられている。
[発明が解決しようとする課題1 前記の表面処理のないステンレス製腕時計は、一部のア
レルギ一体質の人が携帯した際に、肌荒れ、炎症を起こ
してしまうという欠点を有していた。
本発明は、これらの課題を解決するもので、その目的と
するところは、ステンレスと外し的には変わることなく
、肌荒れ、炎症を起こすことのない腕時計用外装部品を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の腕時計用外装部品は、ステンレス表面に、ステ
ンレスの色調に類似したチタン被膜、チタン化合物被膜
、ジルコニウム被膜またはジルコニウム化合物のうち1
種もしくは2種以上の被膜を形成することを特徴とする
[作 用] ステンレス製腕時計用外装部品では、直接肌と接する部
分、例えば裏ブタ、バンドなどは表面処理が行われない
ことが多かった。このため、ステンレス素材が直接肌と
接触し、一部のアレルギー体質の人の間では、肌荒れ、
炎症を起こすことがあった。これは、ステンレス中の構
成元素、主にはニッケルが原因であると考えられている
。このため、素材ステンレスと、肌とが直接、接するこ
とがない様、被膜を一層形成することにより、肌荒れの
防止が可能となる。被膜としては、人体に影響がない、
チタン、ジルコニウムあるいはそれらの、炭化、窒化、
炭窒化化合物などが適当である。
また、上記の被膜は、成膜時の条件の設定により、色調
の制御が容易であり、ステンレスに類似した色調が可能
である。従って、これらの被膜をステンレス素材上へ形
成することにより、下地の影響をなくし肌荒れを防止で
きると同時に、外観上も通常のコーティングなしのもの
と同様であり、装飾性の維持も可能である。
[実 施 例] ステンレス製時計ケース、ケース裏ブタ、時計バンドを
、イオンブレーティング装置に入れ、チャンバー内を排
気後、アルゴンガスを導入、基材にO〜−400v印加
し、Arボンバードにより表面をクリーニングした0次
にチタンを加熱蒸発させ、表面に約1μmのチタン被膜
を形成した。
また同様の方法で、チタンを加熱蒸発時にアセチレンガ
スを導入し、炭化チタン被膜を形成した。
これにより得られた腕時計の実用携帯試験を行ったとこ
ろ、肌荒れ、炎症の防止に大きな効果があった。また、
24時間の人工汗、人工海水浸漬の耐食性試験において
も問題はなかった。更には、密着性試験においても剥離
の発生がなく、腕時計用外装部品の品質を充分満足する
ものであった。
また、色調面においてもステンレスに類似しており、装
飾性を損うことはなかった。
適用にあたって、チタン、チタン化合物、ジルコニウム
、ジルコニウム化合物被膜の形成は、イオンブレーティ
ング法のみならず、乾式成膜方法全M(スパッタ、CV
D等)で可能である。
〔発明の効果1 以上述べたように、本発明によれば、肌荒れ、炎症など
の防止効果があり、ステンレスの外観を損うことのない
腕時計用外装部品を得ることが可能となる。
以上 出願人 セイコーエプソン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ステンレス表面に、ステンレスの色調に類似したチタ
    ン被膜、チタン化合物被膜、ジルコニウム被膜、または
    ジルコニウム化合物被膜のうち1種もしくは2種以上の
    被膜を形成することを特徴とする腕時計用外装部品。
JP28623290A 1990-10-24 1990-10-24 腕時計用外装部品 Pending JPH04160145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28623290A JPH04160145A (ja) 1990-10-24 1990-10-24 腕時計用外装部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28623290A JPH04160145A (ja) 1990-10-24 1990-10-24 腕時計用外装部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04160145A true JPH04160145A (ja) 1992-06-03

Family

ID=17701685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28623290A Pending JPH04160145A (ja) 1990-10-24 1990-10-24 腕時計用外装部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04160145A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06146059A (ja) * 1992-11-12 1994-05-27 Bisou Japan:Kk パラジウム・コバルト・インジウム合金めっき浴
JP4642317B2 (ja) * 2000-06-27 2011-03-02 シチズンホールディングス株式会社 白色被膜を有する装飾品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06146059A (ja) * 1992-11-12 1994-05-27 Bisou Japan:Kk パラジウム・コバルト・インジウム合金めっき浴
JP4642317B2 (ja) * 2000-06-27 2011-03-02 シチズンホールディングス株式会社 白色被膜を有する装飾品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4791017A (en) Hard, gold-colored under layer for a gold or gold-containing surface layer and an article therewith
KR100316305B1 (ko) 백색장식부품및그제조방법
US4707238A (en) Method of processing a metal surface
JPH04160145A (ja) 腕時計用外装部品
JPS5716194A (en) Method for partially compounding ornamental noble metal alloy onto austenite type stainless steel
US5015537A (en) Ornamental member
JPS5864380A (ja) 時計用外装部品
JPH0417665A (ja) 銀白色装飾品
JP2003082452A (ja) 装飾用金色被膜
JPS63213655A (ja) 装身具
JP3244952B2 (ja) 金色装飾品
JPH0774428B2 (ja) 外装品
JPS58120777A (ja) 時計用外装部品
JPS5811783A (ja) 装飾用外装部品
JPS5861268A (ja) 時計用ケ−ス
JPH03240942A (ja) 水栓器具の表面処理方法
JPH02310360A (ja) 装飾部品
JPS59205476A (ja) 装飾品およびその表面処理方法
JPS5935676A (ja) 携帯時計用外装部品
JPS581073A (ja) 金色硬質腕時計外装部品の製法
JPH03100161A (ja) 装飾用カラー硬質貴金属被膜
JPH01268857A (ja) 金色層を有する外装品
JPS63125656A (ja) 金色装飾面の形成方法
JP2001294955A (ja) 金色装飾品
JPS589977A (ja) 時計用外装部品