JPH04159057A - 多系列数値制御工作機械の加工プログラム編集装置およびその表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、多系列数値制御工作機械の加工プログラム
編集装置およびその表示方法に関する。

更に詳しくは、例えば対向主軸型数値制御旋盤は、２主
軸を有し、この各々の主軸に把持された被加工物の加工
のための加工プログラムが複数本準備されている。この
発明は、この加工プログラムを複数本同時に同一画面で
みることができ、かつ編集できる多系列数値制御工作機
械の加工プログラム編集装置およびその表示方法である
。

［従来技術］ 数値制御工作機械の中には、被加工物を保持するための
主軸を複数配置し、かつ刃物台も主軸に対応して複数含
有するものが知られている。この種の数値制御工作機械
は、１台の数値制御装置で各刃物台を各々異なるＮＣプ
ログラムを同時に実行して加工を実現する。例えば、数
値制御旋盤の中には、主軸軸線上にチャックが対向する
ように２つの主軸台を一方または両方を主軸軸線方向（
通常Ｚ軸線）に移動可能に配置し、これに各々対応した
２つの刃物台を有したものが知られている。

この数値制御旋盤は、主軸のチャックにそれぞれ把持さ
れた被加工物をそれぞれ対応する刃物台をＸ、ｚ軸方向
に数値制御装置により移動制御させて加工を行う。

これらの数値制御旋盤を駆動するための加工プログラム
は、刃物台単位に別々に作成および入力され多系列の加
工プログラムからなる。言い換えると、多系列とは１台
の数値制御装置で、複数本の加工プログラムを同時また
は並列して実行するものである。この加工プログラムを
修正、チエツク、加工などの編集作業のために数値制御
装置から呼び出すときに、各刃物台単位に別々に呼び出
す必要がある。すなわち、ある工作物の加工に対して、
各刃物台単位に加工プログラム番号またはコメント文を
外部メモリまたは数値制御装置内部のメモリから呼び出
して加工を実現する。

このため、プログラム修正、チエツクなどの編集のとき
に、加工に関与する系列のプログラムの数だけ各加工プ
ログラムをメモリから入出力動作を行う必要がある。ま
た、各加工プログラム番号の間に関連性がないため、プ
ログラムの呼び出しミスがないように、あらかじめこれ
らの番号を覚えておくか記録しておく必要がある。

［発明が解決しようとする課題］ この発明は、前記のよな技術背景から発明されたもので
あり、次のような目的を達成するものである。

この発明の目的は、複数本の加工プログラムを同一画面
で見ることができる多系列数値制御工作機械の加工プロ
グラム編集装置およびその表示方法を提供することにあ
る。

この発明の更に他の目的は、複数本の加工プログラムの
編集操作が簡単な多系列数値制御の工作機械の加工プロ
グラム編集装置およびその表示方法を提供することにあ
る。

［前記課題を解決するための手段ユ 前記課題を解決するために次のような手段を採る。

１台で複数本の系列の加工プログラムを同時に実行する
ための工作機械の数値制御装置において、 前記加エフ０グラムを表示するための表示手段と、 同一工作物に対する複数の系列の前記加工プログラムを
各々記憶するためのＮＣプログラムメモリと、 前記複数の多系列の前記加工プログラムを編集するため
の多系列プログラム編集手段と、前記複数の系列の前記
加工プログラムを前記表示手段に表示するための多系列
表示データメモリとからなる多系列数値制御工作機械の
加工プログラム編集装置である。

また、前記工作機械が２台の主軸台と３台の刃物台を有
し、前記数値制御装置が３系列の加工プログラムを制御
するものである多系列数値制御工作機械の加工プログラ
ム編集装置に適用すると良い。

更に、同一工作物に対する前記多系列前ニブログラムを
分離して前記ＮＣプログラムメモリに記憶保持させ、前
記多系列前ニブログラムを自動的に呼び出し、前記多系
列プログラムを同時に前記表示手段の同一画面に表示し
、前記多系列の加工プログラムを編集すると良い。

［作　用］ 前記数値制御装置が２台の主軸台と、３台の刃物台を有
する数値制御旋盤であって、かつ３系列の加工プログラ
ムを制御する多系列数値制御工作機械の加工プログラム
編集装置である。同一工作物に対する前記多系列加工プ
ログラムを分離してＮＣプログラムメモリに記憶保持さ
せ、前記多系列加工プログラムを自動的に呼び出し、前
記多系列プログラムを同時に数値制御装置の表示手段の
同一画面に表示し、前記多系列加工プログラムを編集す
る。

［実施例］ 以下、この発明の実施例を図面にしたがって説明する。

第１図は多系列数値制御旋盤の加工プログラム編集装置
（以下、編集装置という。）１を示す機能ブロック図で
ある。ＣＰＵ２は、この編集装置１全体を統括制御する
中央処理装置である。ＣＰＵ２には、バス３を介して多
数の入出力装置、メモリなどが接続されている。ＣＢｒ
４は、図形、文字などを陰極線電子銃によりスクリーン
に表示するための周知のデイスプレィ装置である。

ＣＢｒ４は、デイスプレィ駆動装置５により図形文字な
どが表示制御される。デイスプレィ駆動装置５には、イ
ンターフェイス６を経由してＣＰＵ２によりデータが送
られてくる。

インターフェイス６は、ＣＰＵ２の指令によりバス３か
ら信号を受け、信号レベルを合致させて、デイスプレィ
駆動装置５へデータを送る。

キーボード７は、インターフェイス８を介しデータ、プ
ログラムなどを入力するためのものである。多系列プロ
グラム編集手段９は、後記する各系列のプログラムを編
集、すなわち移動、複写、削除などを行う。多系列表示
制御手段１０は、各系列のプログラムを同一画面上に表
示するためにレイアウトしたり、データ保持などを行う
。

ＲＯＭＩＩは、この編集装置１を駆動するためのシステ
ムプログラムが記憶されている。ＲＡＭ１２は、データ
、パラメータなどを記憶保持するためのもので、書き替
え可能なメモリである。ＮＣプログラムメモリ１３は、
各刃物台毎に作られたＮＣ加工用のプログラムが記憶保
持されている。このＮＣ加工用プログラムは、第１系列
プログラム１４、第２系列プログラム１５、第３系列プ
ログラム１６からなりそれぞれが記憶保持されている。

移動軸制御部１７は、各刃物台（図示せず）を駆動する
ためのサーボモータ１９をアンプ１８を介して指令し駆
動する。各サーボモータ１９の出力は、タコジェネレー
タ２０、パルスジェネレータ２１によって回転速度およ
び回転数が検知される。タコジェネレータ２０、パルス
ジェネレータ２１の検知出力は、アンプ１８、移動軸制
御部１７にフィードバックされ指令通りに動いているか
否か検知される。なお、各刃物台を駆動するサーボモー
タ１９以外の他のサーボモータについては、図示および
説明を省略する。

作−一動一 第２図は、編集装置１によるプログラムの移動、複写操
作の流れ図である。プログラムの移動、複写の必要が生
じると、キーボード７上の編集装置１のモードスイッチ
（図示せず）を編集に切り換え、プログラム編集のため
にキー（図示せず）を押す。このプログラムキーの押圧
により、第３図に示す画面がＣＢｒ４に表示される（ス
テップＳｌ）。第３図に示す画面には、ＮＣプログラム
メモリ１３から読み出された第１系列プログラム１４、
第２系列プログラム１５、第３系列プログラム１６が同
時に並列して表示されている。

プログラムの編集作業を行うには、画面の表示にしたが
ってファンクションキーＦ５を押す（ｓ２）ファンクシ
ョンキーＦ５を押すと、第４図に示す画面に切り換えら
れる。第４図の画面に切り換えられると、第１系列プロ
グラム１４すなわち画面上第４図の左側に表示されたプ
ログラムが編集可能な状態となる。第１系列プログラム
１４が編集可能なことは、画面上のファンクションキー
Ｆ１の文字表示が反転表示されることにより判断できる
。したがって、この画面ではカーソル（図示上白抜文字
部分）は、第１系列のプログラム１４上しか移動できな
い。

第１系列プログラム１４以外の第２系列プログラム１５
、第３系列プログラム１６を選択するときには、第４図
の画面のときにキーボード７のファンクションキーＦ２
またはファンクションキーＦ３を押し、第２系列編集ま
たは第３系列編集を選択する（Ｓ３）。第４図の画面で
キーボード７のキーを操作しカーソルを移動させて、移
動あるいは複写したい先頭位置にカーソルを移動させる
（Ｓ４）。

第４図の画面で範囲開始機能を選択するために、キーボ
ード７上のファンクションキーＦ５を押す（Ｓ５）。こ
のファンクションキーＦ５の選択により、ＣＲＴ４の画
面は第６図に切り替わる。この第６図の画面に切り替わ
ると、移動あるいは複写したい最後の位置にカーソルを
移動させる（Ｓ６〉。この移動により、カーソルが指示
した範囲開始位置からカーソルの最後の位置までの表示
の色が変わる。

この表示された範囲の画面−トのプログラムの色表示が
変わると、この範囲のプログラムを複写するか移動する
かその作業の内容により選択する（Ｓ７）。

複写作業を選択する場合は、第６図の画面からキーボー
ド７上のファンクションキーＦ８の範囲複写キーを押す
（Ｓ、〉。この選択により画面は第４図の画面に切り替
えられる。同様に移動作業を選択する場合は、第６図の
画面からキーボード７上のファンクションキーＦ６の範
囲移動キーを押す（Ｓｌｏ）、このキー選択により、画
面は第４図の画面に切り替えられる。

この第４図の画面は、左上欄に表示されているように、
フォアグラウンドである。フォアグラウンドで編集中の
ＮＣプログラムをバックグラウンドで編集中のＮＣプロ
グラム中に複写あるいは移動する場合と、バックグラウ
ンドで編集中のＮＣプログラムをフォアグラウンドで編
集中のＮＣプログラム中に複写あるいは移動する場合に
は、キーボード７上のファンクションキーＦ４を押す（
Ｓ　ｌ＋、　Ｓ　１２）。仮に第４図の画面にて編集中
のＮＣプログラムをバックグラウンドで編集中のＮＣプ
ログラム中のＮＣプログラム中に複写あるいは移動する
場合は、キーボード７上のファンクションキーＦ４を押
して第５図の画面に切り替える。

次に、これらの選択が決定すると、移動あるいは複写先
の系列を選択する（Ｓ１３）。この系列の選択は、ファ
ンクションキーＦｌ、Ｆ２．Ｆ３を選択して実行する。

この系列選択が終了すると、挿入したい位置にカーソル
を移動させる（　Ｓ　１４）。

このカーソルの移動が終了すると、第４図または第５図
の画面でファンクションキーＦ８を押して、移動あるい
は複写を実行し作業は終了する（　Ｓ　＋ｓ）・ ［その他の実施例］ 前記実施例は、多系列のプログラムを有する数値制御旋
盤の加工プログラム編集装置であったが、旋盤ではなく
多系列のプログラムを有するマシニングセンタにも適用
できる。

［発明の効果］ 以上詳記詳記したように、この発明の多系列数値制御工
作機械の加工プログラム編集装置およびその表示方法は
、多系列の加工プログラムを同一画面で見られるので編
集操作が非常に簡単にできる。

更に多系列の加工プログラム用において、系列を問わず
自由にプログラム編集ができ、フォアグラウンドでの編
集だけでなくバックグラウンドの加工プログラムの編集
も同一画面によって行えるので、短時間で編集操作が行
える。

【図面の簡単な説明】

第１図は編集装置の機能ブロック図、第２図は編集装置
のフローチャート図、第３図は編集時の最初の画面、第
４図は拡張編集を選択したときの編集用画面、第５図は
他の編集作業用画面、第６図は更に他の編集用画面であ
る。 １・・・多系列数値制御工作機械のプログラム編集装置
、２・・・ＣＰＵ、４・・・ＣＲＴ、５・・・デイスプ
レィ駆動装置、６・・・インターフェイス、９・・・多
系列プログラム編集手段、１０・・・多系列表示制御手
段、１１・・ＲＯＭ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、１台で複数本の系列の加工プログラムを同時に実行
   するための工作機械の数値制御装置において、 前記加工プログラムを表示するための表示手段と、 同一工作物に対する複数の系列の前記加工プログラムを
   各々記憶するためのＮＣプログラムメモリと、 前記複数の多系列の前記加工プログラムを編集するため
   の多系列プログラム編集手段と、 前記複数の系列の前記加工プログラムを前記表示手段に
   表示するための多系列表示データメモリと、 からなる多系列数値制御工作機械の加工プログラム編集
   装置。 ２、請求項１において、前記工作機械が２台の主軸台と
   ３台の刃物台を有し、前記数値制御装置が３系列の加工
   プログラムを制御するものであることを特徴とする多系
   列数値制御工作機械の加工プログラム編集装置。 ３、請求項１または２において、同一工作物に対する前
   記多系列加工プログラムを分離して前記ＮＣプログラム
   メモリに記憶保持させ、前記多系列加工プログラムを自
   動的に呼び出し、前記多系列プログラムを同時に前記表
   示手段の同一画面に表示し、前記多系列の加工プログラ
   ムを編集することを特徴とするための多系列数値制御工
   作機械の加工プログラム表示方法。