JPH0415811Y2 - - Google Patents

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JPH0415811Y2
JPH0415811Y2 JP11871285U JP11871285U JPH0415811Y2 JP H0415811 Y2 JPH0415811 Y2 JP H0415811Y2 JP 11871285 U JP11871285 U JP 11871285U JP 11871285 U JP11871285 U JP 11871285U JP H0415811 Y2 JPH0415811 Y2 JP H0415811Y2
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cylinder
boom
oil
hydraulic
swing cylinder
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JP11871285U
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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ブームを機体に対して上下揺動操作
するブームシリンダ、及び、前記ブームに対して
アームを上下揺動操作するアームシリンダ、及
び、前記アームに対してバケツトを上下揺動操作
するバケツトシリンダ、並びに、前記ブームを前
記機体に対して左右回動操作するスイングシリン
ダを設け、前記各シリンダを駆動自在に一つの油
圧ポンプに油路接続すると共に、前記各シリンダ
に対する操作バルブ夫々にセンターバイパスを形
成してあるバツクホウに関する。
〔従来の技術〕
従来、上記バツクホウでは、スイングシリンダ
が他のシリンダよりも小径で容量が小さく、第3
図に示すように、油圧ポンプによつて特にスイン
グシリンダ9のみを駆動する時等に、給油がスイ
ングシリンダ9に集中するために、ブームの左右
回動速度が速くなりすぎないように、スイングシ
リンダ9とスイングシリンダ用操作バルブ31と
の間の接続油路に絞り部40を形成してあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、ブームを左右回動操作する度に、油圧
ポンプと絞り部40との間の油路における油圧が
上昇しすぎるために、油温が上昇してエネルギー
を大きく損失すると共に、作動油が劣化する危険
性があつた。
本考案の目的は、油圧ポンプからスイングシリ
ンダに供給される作動油の油圧上昇を、抑制でき
るようにする点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案におけるバツクホウの油圧回路の特徴構
成は、スイングシリンダ用操作バルブのスプール
に、前記スイングシリンダ作動状態で作動油の一
部をセンターバイパスに送るブリードオフ油路を
設け、前記ブリードオフ油路に絞り部を形成して
あることにあり、その作用効果は、次の通りであ
る。
〔作用〕
つまり、油圧ポンプから供給される作動油は、
スイングシリンダ用操作バルブを通つてスイング
シリンダのみならず、一部がスイングシリンダ用
操作バルブのスプールに設けたブリードオフ油路
を通つて、センターバイパスに送られるために、
作動油の油圧上昇は抑制でき、しかもブリードオ
フ油路に絞り部を形成してあるために、スイング
シリンダに対する作動油の駆動圧は適当に得られ
る。
〔考案の効果〕
従つて、スイングシリンダの駆動速度を調整し
て作業性を良好に維持しながら、油温の上昇が少
なくなつて、作動油を長期にわたつて使用できる
ようになると共に、油圧ポンプに与える駆動力が
少なくてすみ、経済性を向上させることができ
た。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第2図に示すように、作業車の一例としてのバ
ツクホウ付きシヨベルローダーは、ホイール式走
行装置1を装備する機台2に対して、その前方側
に上下揺動自在なシヨベル作業装置3を設けると
共に、後方側にバツクホウ作業装置4を設け、そ
して各作業装置3,4の操作部5,6に対する作
業者用座席7を前後向き変更自在に設けると共
に、座席7の上方にホロ18を取付けるための支
柱19が左右両側に立設してあり、また、油圧シ
リンダ15により駆動されるアウトリガ16,1
6を装備して構成されている。
前記バツクホウ作業装置4は、機台2に対して
幅方向に位置変更固定自在なブラケツト8と、こ
のブラケツト8に対してスイングシリンダ9によ
り縦軸芯P周りで左右に180度駆動回動される旋
回ブラケツト10、この旋回ブラケツト10に対
して横軸芯P1周りで上下揺動するブーム11、
このブーム11に対して横軸芯P2周りで屈伸す
るアーム12、アーム12先端に装着の揺動バケ
ツト13、及び前記ブーム11及びアーム12と
バケツト13を駆動するためのブームシリンダ1
4A、アームシリンダ14B、並びに、バケツト
シリンダ14Cから構成されている。
このバツクホウ作業装置4の油圧駆動構成は、
第1図に示すように、第1油圧ポンプ20によつ
て駆動自在なシヨベル作業装置3のリフトシリン
ダ21とチルトシリンダ22の夫々の操作バルブ
23,24に、センターバイパスを形成し、その
センターバイパスを形成する油路Rに、カツプリ
ング25を介してバツクホウ作業装置4のブーム
シリンダ14A,バケツトシリンダ14C、左右
アウトリガー用シリンダ15,15、旋回ブラケ
ツト10を左右回動駆動するスイングシリンダ
9、アームシリンダ14B、並びに、前記ブラケ
ツト8の機台2に対する幅方向の位置を固定する
油圧ロツクシリンダ26を、第1油圧ポンプ20
によつて各別に駆動自在に接続してあると共に、
各シリンダ14A,14C,15,15,9,1
4B,26に対する操作バルブ27〜33夫々
に、センターバイパスを形成してある。
第2油圧ポンプ34は、走行装置1を操向操作
するステアリング用シリンダ35に給油するよう
に接続してある。
尚、図中36は、夫々リリーフ弁である。
そして、スイングシリンダ9用操作バルブ31
のスプールには、スイングシリンダ9作動状態で
作動油の一部をセンターバイパスに送るブリード
オフ油路R1を設けてあり、そのブリードオフ油
路R1に絞り部37を形成して、第1油圧ポンプ
20からスイングシリンダ9への作動油を一部分
流してセンターバイパスを通じてドレンされるよ
うに構成してある。
前記シヨベルローダーの運転部に立設した支柱
19は、角パイプから成り、その内部にはグラス
ウールや発泡樹脂等から成る吸音材38を充填し
てあり、前記支柱19を伝わつて共鳴しながらオ
ペレーターの耳元で発生する騒音が、吸収緩和さ
れるように構成してある。
〔別実施例〕
本考案は、バツクホウ作業装置4を取付けたシ
ヨベルローダー以外に、バツクホウ作業装置4を
取付けてあるシヨベル作業車であつても良い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るバツクホウの油圧回路の実
施例を示し、第1図は油圧回路、第2図はシヨベ
ルローダーの一部切欠きを示す全体側面図、第3
図は従来例を示す要部の油圧回路である。 9……スイングシリンダ、11……ブーム、1
2……アーム、13……バケツト、14A……ブ
ームシリンダ、14B……アームシリンダ、14
C……バケツトシリンダ、20……油圧ポンプ、
27,28,31,32……操作バルブ、37…
…絞り部、R1……ブリードオフ油路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブーム11を機体に対して上下揺動操作するブ
    ームシリンダ14A、及び、前記ブーム11に対
    してアーム12を上下揺動操作するアームシリン
    ダ14B、及び、前記アーム12に対してバケツ
    ト13を上下揺動操作するバケツトシリンダ14
    C、並びに、前記ブーム11を前記機体に対して
    左右回動操作するスイングシリンダ9を設け、前
    記各シリンダ14A,14B,14C,9を駆動
    自在に一つの油圧ポンプ20に油路接続すると共
    に、前記各シリンダ14A,14B,14C,9
    に対する操作バルブ27,32,28,31夫々
    にセンターバイパスを形成してあるバツクホウに
    おいて、前記スイングシリンダ9用操作バルブ3
    1のスプールに、前記スイングシリンダ9作動状
    態で作動油の一部を前記センターバイパスに送る
    ブリードオフ油路R1を設け、前記ブリードオフ
    油路R1に絞り部37を形成してあるバツクホウ
    の油圧回路。
JP11871285U 1985-08-01 1985-08-01 Expired JPH0415811Y2 (ja)

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JPS6231167U JPS6231167U (ja) 1987-02-24
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