JP2565726Y2 - 作業車の作動油供給部構造 - Google Patents

作業車の作動油供給部構造

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JP2565726Y2
JP2565726Y2 JP7994992U JP7994992U JP2565726Y2 JP 2565726 Y2 JP2565726 Y2 JP 2565726Y2 JP 7994992 U JP7994992 U JP 7994992U JP 7994992 U JP7994992 U JP 7994992U JP 2565726 Y2 JP2565726 Y2 JP 2565726Y2
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oil supply
hydraulic oil
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば多くの油圧アク
チュエータを駆動するために複数個の油圧ポンプを備え
たバックホウなどの作業車に装備する作動油供給部構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作動油供給部構造としては、例えば
図8に示すように、タンク16内の作動油を吸入する一
個のサクションフィルター17に分配接続具15を配管
接続するとともに、この分配接続具15に接続した複数
本の給油ホース11a,11b,11c,11dを、図
外エンジンに取り付けた複数のポンプそれぞれに接続す
るように構成されたものが知られており、従来では、前
記分配接続具15を作動油タンク16に対して別体に形
成して離れた状態で固定配備し、防振ゴム等を介して搭
載支持されたエンジンと一体化したポンプの振動を給油
ホースの可撓変形で吸収するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、小型の建設用
作業車のように、原動部室が狭い作業車においては、原
動部室内の狭い空間に分配接続具を設置すると、配管ス
ペースが少なくなりがちで、給油ホースを短いものにせ
ざるを得ないものとなっていた。このために給油ホース
による振動吸収が不充分になり、ホース接続部位に無理
がかかって漏れが発生しやすくなる問題があった。又、
短い給油ホースを狭い空間で所定の形状に曲げながら接
続する作業は困難であり、組み立て作業性を低下させる
一因にもなっていた。本考案の目的は、分配接続具の設
置手段に改良を加えることで、長い給油ホースを配備す
るためのスペースを確保し、給油ホースにおける振動吸
収機能を高めてホース接続部位に無理がかかるのを防止
して、油漏れを未然に回避できるようにするとともに、
組み立て作業性を高めることができるようにすることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴構成は、タ
ンク内の作動油を吸入する一個のサクションフィルター
に複数本の給油ホースを分配接続具で接続した作業車に
おいて、分配接続具をタンクに対して内部に入り込んだ
状態で取付けたことにある。
【0005】
【作用】つまり、分配接続具をタンク内部に入り込ませ
ることによって、分配接続具の専有空間を十分に小さく
でき、原動部室などの狭い空間であっても分配接続具専
有空間の節減によって給油ホースの設置スペースを大き
く確保することが容易になり、給油ホースを長いものに
して振動吸収機能を高めることが可能となる。又、給油
ホースが長いと所定の形状に屈曲することが容易にな
り、分配接続具とタンクの間の配管工程を不要にできる
こととも相まって、組み立て作業性を高めることができ
る。
【0006】
【考案の効果】その結果、振動吸収機能が高くて油漏れ
がなく、かつ、組み立て作業性の高い、実用上の有効に
利用できる作動油供給部構造を得ることができた。
【0007】
【実施例】図1に示すように、油圧シリンダ1aにより
昇降自在なトーザ1及びクローラ式走行装置2を備えた
走行車体上に、旋回台3を縦軸芯回りで駆動回転操作自
在に設け、油圧シリンダ7aにより左右揺動操作自在な
スイングブラケット4aを旋回台3に設け、油圧シリン
ダ7bにより上下揺動操作自在にスイングブラケット4
aに取付けたブーム4b、油圧シリンダ7cにより揺動
操作自在にブーム4bに取付けたアーム4c、油圧シリ
ンダ7dにより回動操作自在にアーム4cに取付けたバ
ケット4dから成るバックホウ装置4を設け、原動部
5、運転部6などを旋回台3に設け、作業車の一例であ
るドーザ付き小型バックホウを構成してある。図2及び
図3に示すように、原動部5内に防振ゴム等を介して防
振支持したエンジン8に第1ポンプP1〜第4ポンプP
4を連動連結し、クローラ式走行装置2を駆動する左右
一対の油圧モータM1,M2、旋回台3を駆動する油圧
モータM3、ドーザ1の油圧シリンダ1a、バックホウ
装置4の油圧シリンダ7a,7b,7c,7dを第1な
いし第3ポンプP1,P2,P3に分配接続し、それら
油圧モータや油圧シリンダのパイロット式制御弁(図示
せず)を操作するパイロット回路に第4ポンプP4を接
続してある。そして、第1ポンプP1〜第4ポンプP4
に各別に接続した4本の給油ホース11a,11b,1
1c,11dを分配接続具12に接続するとともに、こ
の分配接続具12の大部分をタンク9に対して内部に入
り込んだ状態でボルト13で着脱自在に取付けて、分配
接続具12を設置する専有空間が小さくなるように構成
し、かつ、作動油タンク9内の作動油を吸入する一個の
サクションフィルター10をを分配接続具12に直接取
付けて、サクションフィルター10と分配接続具12を
ユニットとしてタンク9に対して容易に着脱できるよう
に構成してある。
【0008】図4ないし図6に示すように、旋回台3の
うち原動部5の搭載フレームに相当するフレーム部分を
形成するに、フレーム部材F1ないしF8どうしの溶接
部W1ないしW13の全てを上方からの溶接作業が可能
な隅肉溶接にして、ロボットによる自動溶接を容易に採
用できるように構成してある。図7に示すように、バケ
ット4dに代えてアーム4cにブレーカ駆動用の油圧駆
動式加振装置13を取付けられるように構成し、ブレー
カたがねに代えて鋸状切刃14を加振装置13に取付け
られるように構成し、造園などにおいて太い枝や根など
を鋸状切刃14で容易に切断できるようにしてある。
【0009】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バックホウの全体側面図
【図2】作動油供給部の一部切り欠き平面図
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】旋回台後部のフレーム構造を示す平面図
【図5】図4のB−B矢視図
【図6】図4のC−C矢視図
【図7】アームにアタッチメントを取付けた状態の側面
【図8】従来の作動油供給部の断面図
【符号の説明】
9 タンク 10 サクションフィルタ
ー 11a,11b,11c,11d 給油ホース 12 分配接続具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンク(9)内の作動油を吸入する一個
    のサクションフィルター(10)に複数本の給油ホース
    (11a,11b,11c,11d)を分配接続具(1
    2)を介して接続した作業車の作動油タンク構造におい
    て、前記分配接続具(12)を前記タンク(9)に対し
    て内部に入り込んだ状態で取付けてある作業車の作動油
    供給部構造。
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