JPH04157471A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPH04157471A
JPH04157471A JP28191490A JP28191490A JPH04157471A JP H04157471 A JPH04157471 A JP H04157471A JP 28191490 A JP28191490 A JP 28191490A JP 28191490 A JP28191490 A JP 28191490A JP H04157471 A JPH04157471 A JP H04157471A
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JP
Japan
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bisazo pigment
general formula
bisazo
electrophotographic photoreceptor
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JP28191490A
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Tomohiro Inoue
智博 井上
Toshio Fukagai
深貝 俊夫
Kayoko Suzuki
鈴木 佳代子
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真用感光体に関する。
[従来の技術] 従来、複数の有機顔料を含有する電子写真感光体が多数
試みられており(特開昭63−236047〜52号、
特開昭63−313164号)、それによって顔料単独
の場合より、高感度化などの静電特性の改善かなされて
きた。しかし、顔料にはそれぞれ分散に最適な分散媒が
あり、顔料を混合して分散することによって、顔料単独
の場合より、分散安定性に問題が生じる場合があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、こうした実情の下に、二種類のビスアゾ顔料
を混合分散して用いる電子写真用感光体において、顔料
の分散安定性、塗工性を改善し、静電特性の優れた電子
写真用感光体を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討した結果
、ビスアゾ顔料を混合分散する場合、分散媒としてアル
キルケトンを用いることが有効であることを知見し、本
発明に至った。
すなわち、本発明は、導電性支持体上に少なくとも感光
層を有する電子写真感光体において、感光層中に、分散
媒としてアルキルケトンを用いて分散した二種のビスア
ゾ顔料を電荷発生物質として用いることを特徴とする電
子写真用感光体である。
本発明に使用する二種のビスアゾ顔料のうちの一種は、
下記一般式(1)で示されるビスアゾ顔料が好ましい。
[ただし、Xはハロゲン原子(F、CΩ、Br。
工)を表わす。] 又、上記一般式(1)のビスアゾ顔料と組合せて用いる
好ましい他のビスアゾ顔料としては、下記の一般式(2
)〜(9)で示されるビスアゾ顔料かある。
[ただし、Aは−No  、−CN、−CF3を表わす
。] 式(2)においてとくに好ましい具体例としては、Aが
たとえばo−No  、 m−No  、 p −N 
O、OCN So  CF aであるビスアゾ顔料等を
挙げることができる。
[ただし、Rはアルキル基又はアルコキシ基を表わす。
] 式(3)においてとくに好ましい具体例としては、Rか
たとえばo−CH、m−CH、p −CH、o−CH、
o−OCH3, o  OC2H5であるビスアゾ顔料等を挙げることか
できる。
[たたし、Rは低級アルキル基、カルボキシル基、及び
そのエステルから成る群から選択される。
Arは置換基を有するか又は有しないベンゼン環、ナフ
タレン環などの芳香環を表わす。コ式〈5)においてと
くに好ましい具体例としては、であるビスアゾ顔料等を
挙げることができる。
・・・ (6) [たたし、Rは水素、アルキル基、置換されてもよいフ
ェニル基を表わす。] 式(6)においてとくに好ましい具体例としては、であ
るビスアゾ顔料等を挙げることができる。
[たたし、R、R、R、R4の中の○〜2個は水素原子
がら成り、他の2〜4個はハロゲン原子(F、CD、B
r、I)、アルキル基、アルコキシ基がら成る。] 式(7)においてとくに好ましい具体例としては、たと
えばR1〜4が下記の表で示される組合せのビスアゾ顔
料等を挙げることができる。
[たたし、R1は水素、メチル、フェニル、ベンジル基
を表わし、R、R、R、Rは水素、アルキル基、アルコ
キシ基、ハロケン原子を表わす。] 式(8)においてとくに好ましい具体例としては、たと
えばRが下記衣で示される組合せのビ1〜5 スアゾ顔料等を挙げることができる。
[ただし、Rは水素、アルキル基又はアルコキシ基を表
わす。] 式(9)においてとくに好ましい具体例としては、たと
えばRがH1o  CH1m  CHs、o  CH、
o  OCHs m  OCH3%  00 C2H5
であるビスアゾ顔料等を挙げることができる。
本発明は、二種のビスアゾ顔料、好ましくは一般式(1
)のビスアゾ顔料と、一般式(2)〜(9)で示される
ビスアゾ顔料とを混合分散する場合、分散媒にアルキル
ケトンを用いて分散を行なうことによって、良好な分散
液を調製し、これを感光層として塗工して電子写真感光
体を得るものである。
なお、アゾ顔料の混合比は特に限定されるものではない
感光体の層構成は、単層タイプ、基板側に電荷発生層そ
の上に電荷輸送層を有する積層タイプ、基板側に電荷輸
送層その上に電荷発生層を有する積層タイプでも良い。
またこれらには、中間層・接着層・被覆層を設けても良
い。
また、本発明において分散媒に用いるアルキルケトンの
例としては、アセトン・メチルエチルケトン−ジエチル
ケトン・ジプロピルケトン・メチルイソブチルケトン・
エチルブチルケトン・ジブチルケトンなどがあるが、こ
れらに限定されるものではない。
次に本発明に係る電子写真感光体について説明する。
第2図及び第3図は、本発明に係る単層型感光体と積層
型感光体の二側の概略図である。なお、これらの感光体
には、従来のものと同様、中間層(下引き層が)が適宜
設けられてよいし、保護層も適宜設けられてもよい。な
お図中、1は導電性基体、2,2′は感光層、3は電荷
発生層、4は電荷輸送層を表わしている。
導電性基体1は、帯電電荷と逆極性の電荷を基体側に供
給することを目的とするものであって、電気抵抗が10
8Ω口以下で、かつ、感光層(積層型感光体にあっては
電荷発生又は電荷移動層)、或いは、必要により設けら
れる中間層の製膜条件に耐えられるものが使用される。
これらの例としては、A 47 SN iSCr 1Z
 n % ステンレス等の電気伝導性の金、属および合
金並びにガラス、セラミックス等の無機絶縁物質および
ポリエステル、ポリイミド、フェノール樹脂、ナイロン
樹脂、紙等の有機絶縁性物質の表面を真空蒸着、スパッ
タリング、吹付塗装等の方法によってAl1.Ni。
Cr、Znsステンレス、炭素、S n O2、In2
O3等の電気導電性物質で被覆して導電処理を行なった
もの等があげられる。
第2図に示したような単層型感光体の感光層2は電荷発
生と電荷移動の両方の機能を1つの層にもたせたもので
あり、画像露光によって電荷潜像を形成させる層である
この種の感光層2は、前記アゾ顔料と結着樹脂とを、ま
た必要に応じて後述する電荷移動物質と共に導電性基体
1上に形成される。
結着剤樹脂としては後述する積層型感光層2′で用いら
れるものと同様のものが使用される。また、ピリリウム
系染料とビスフェノールA系ポリカーボネートとから形
成される共晶錯体に電荷移動性物質を添加した単層型感
光層も使用出来る。
感光層2の厚さは5〜30μmが適当である。
また、積層型感光層2′における電荷発生層3は、画像
露光によって電荷を発生分離させることを目的とする層
である。
電荷発生層3は、本発明の場合は前記ビスアゾ顔料であ
る。これらは樹脂中でまたは樹脂無しでアルキルケトン
を加えてボールミル、サンドミル、三本ロール、アトラ
イター、超音波法等の方法で分散して用いる。これらビ
スアゾ顔料を分散する樹脂(結着剤)としてはたとえば
ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹
脂、ポリカーボネート、ポリエーテルなどの縮合系樹脂
並びにポリスチレン、ポリアクリレート、ポリメタクリ
レート、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルブ
チラール、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン−
アクリロニトリル共重合体等の重合体および共重合体が
あげられ、絶縁性と接着性が要求される。
これらのビスアゾ顔料を用いて電荷発生層3が形成され
る場合には、前記分散手段で得られたものを導電性基体
上にロールコート法、浸漬塗工法、スプレー塗工法、ブ
レード塗工法等により成膜し乾燥して膜厚0.05μω
〜数μIに形成すればよい。
ビスアゾ顔料の含有量は60重量%〜100重量%が好
ましい。
電荷発生層3の上に設けられる電荷移動層4は、帯電電
荷をその表面に保持させ、また、露光により電荷発生層
3て発生分離したキャリアを移動させて保持した帯電電
荷と結合させることを目的とする層である。帯電電荷を
保持させるために電気抵抗の高いことか要求され、また
、保持した帯電電荷で高い表面電位を得るために、誘電
率か小さくかつ電荷移動性か良いことか要求される。こ
れらの要件を満足させるべく、有機電荷移動物質を有効
成分として含有する有機系の電荷移動層4か用いられる
何機電荷移動物質としては、たとえば、ポリ−N−ビニ
ルカルバゾール系化合物、ピラゾリン系化合物、α−フ
ェニルスチレンヘン系化合物、ヒドラゾン系化合物、ジ
アリールメタン系化合物、トリフェニルアミン系化合物
、ジビニルヘンゼン系化合物、フルオレイン系化合物、
アントラセン系化合物、オキサジアゾール系化合物、ジ
アミノカルバゾール系化合物など従来知られている化合
物を使用することができる。ポリビニルカルノ〈ゾール
等の重合体以外のこれら有機電荷移動物質は、前記の電
荷発生層3での結着剤として示したものと同様の樹脂へ
配合して用いられる。ただし、電荷発生層3で使用され
る樹脂と電荷移動層4て使用される樹脂とが同しである
必要はない。またこれらには、必要に応じて可塑剤が配
合される。こうした可塑剤としては、例えばハロゲン化
パラフィン、ジメチルナフタレン、ジブチルフタレート
、ジオクチルフタレート、トリクレジルホスフェート等
やポリエステル等の重合体及び共重合体などがあげられ
る。電荷移動物質と前記結合剤樹脂と(成膜時のレベリ
ング剤としての)シリコン油とを有機溶媒に溶解して、
中間層および電荷発生層と同様の方法で成膜および乾燥
して、膜厚5μm乃至100μmの電荷移動層4を電荷
発生層3上に形成する。電荷移動物質と樹脂結合剤との
割合は、2/8乃至8/2重量比であって、樹脂結合剤
に対するシリコン油の量は、0.001重量%乃至1重
量%である。
[実施例] 以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 6cmφガラスポット中に1/2量の5 mmφYTZ
(部分安定化ジルコニア)ボールと前記一般式(1)に
おいてXがCΩであるビスアゾ顔料及び一般式(2)に
おいてAがo  N O2であるビスアゾ顔料をそれぞ
れ1.2gずつ、そしてポリビニルブチラール(ユニオ
ンカーバイド社XYHL)0.24g 、 メチルエチ
ルケトン(MEK) 21.36 gを入れて、20日
間ボールミル分散した。分散終了後、シクロへキサノン
24gを追加して撹拌した。この分散液中の顔料粒子の
平均粒径を粒度分布測定装置(堀場製作所CAPA−5
00)で測定し、更にミルベース10gを撹拌しながら
MEK/シクロヘキサノン(3,77g / 14.3
1 g )で滴下稀釈し、電荷発生層用塗工液を調製し
、E型粘度計(東京計器VISCONICED型)を用
いて粘度を測定した。
以上のようにして調製した電荷発生層用塗工液をA9蒸
着した約100μ■厚のPETフィルム(東し ルミラ
ー)の表面にドクターブレードを用いて塗工し、120
℃10分間加熱乾燥して膜厚0.1 μm0′)電荷発
生層を形成した。
更にその上に下記電荷輸送層用塗工液をドクターブレー
ドで塗工し、120℃20分間加熱乾燥し、膜厚20μ
■の電荷輸送層を形成し電子写真用感光体を作成した。
〈電荷輸送層用塗工液〉 ポリカーボネート(パンライトC1400)     
10 wtシリコンオイル(信越シリコンKF50 )
    0.002 vtジクロロメタン      
         76 wt以上のように作成した電
子写真用感光体を静電複写紙装置(川口電気製作所5P
−428)を用いて、次のように静電特性を評価した。
まず−6kVのコロナ帯電を20秒間行ない、次に暗所
に放置して表面電位が−800Vになったところで、4
.51uxのタングステン光を照射して、このときの帯
電開始2秒後の表面電位V 、光照射の際の表面電位か
1/10になるのに必要な露光量E   (lux 5
ee)、1ハO 露光後30秒後の表面電位■3oを求めて、結果を表1
に示した。
実施例2 実施例1において、分散媒にMEKの代わりにジエチル
ケトン(D E K)を用いた。
実施例3 実施例1において、分散媒にMEKの代わりにメチルイ
ソブチルケトン(旧BK)を用いた。
実施例4 実施例1において、一般式(2)のビスアゾ顔料として
、Aがm  N O2であるビスアゾ顔料を用いた。
実施例5 実施例1において、一般式(2)のビスアゾ顔料として
、Aがp−11o2であるビスアゾ顔料を用いた。
実施例6 実施例1において、一般式(2)のビスアゾ顔料として
、Aかo−CNであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例7 実施例1において、一般式(2)のビスアゾ顔料として
、Aがo  CF 3−Qあるビスアゾ顔料を用いた。
実施例8 実施例1において、一般式(1)のビスアゾ顔料として
、XがBrのビスアゾ顔料を用いた。
比較例1 実施例1において、分散媒にMEKの代わりにシクロヘ
キサノン(アノン)を用いた。
比較例2 実施例1において、分散媒にMEKの代わりにテトラヒ
ドロフラン(THF)−を用いた。
分散性・静電特性評価結果 表1 粘度は、E型粘度計で10 Or、p、m、の値(20
℃)MEK:メチルエチルケトン DEKニジエチルケトン MIBK:メチルイソブチルケトン アノン:シクロヘキサノン THF :テトラヒド口フラン 実施例9 6cmφガラスポット中に1/2量の5mmφYTZ(
部分安定化ジルコニア)ボールと前記一般式(1)にお
いてXがCgであるビスアゾ顔料及び一般式(3)にお
いてRかo  CHaであるビスアゾ顔料をそれぞれ1
,2gずつ、そしてポリビニルブチラール(ユニオンカ
ーバイド社XYHL)0.24g 、メチルエチルケト
ン(MEK)2146 gを入れて、20日間ボールミ
ル分散した。分散終了後、シクロへキサノン24gを追
加して撹拌した。この分散液中の顔料粒子の平均粒径を
粒度分布測定装置(堀場製作所CAPA−500)で測
定し、更にミルベース10gを撹拌しながらMEK/シ
クロヘキサノン(3,77g / 14.31 g )
で滴下稀釈し、電荷発生層用塗工液を調製し、E型粘度
計(東京計器vIsCONICED型)を用いて粘度を
測定した。
以上のようにして調製した電荷発生層用塗工液をAp蒸
着した約100μm厚のPETフィルム(東し ルミラ
ー)の表面にドクターブレードを用いて塗工し、120
℃10分間加熱乾燥して膜+vo、1μ園の電荷発生層
を形成した。
更にその上に下記電荷輸送層用塗工液をドクターブレー
ドで塗工し、120℃20分間加熱乾燥し、膜厚20μ
回の電荷輸送層を形成し電子写真用感光体を作成した。
く電荷輸送層用塗工液〉 ポリカーボネート(パンライトC1400)     
10 vtシリコンオイル(信越シリコンKP50 )
    0.002νtジクロロメタン       
        78 vt以上のように作成した電子
写真用感光体を静電複写紙装置(川口電気製作所5P−
428)を用いて、次のように静電特性を評価した。ま
ず−6kVのコロナ帯電を20秒間行ない、次に暗所に
放置して表面電位が一800vになったところで、4.
5 luxのタングステン光を照射して、このときの帯
電開始2秒後の表面電位V 、光照射の際の表面電位が
1/10になるのに必要な露光jiE   (lux 
5ee)。
1/10 露光後30秒後の表面電位V3oを求めて、結果を表2
に示した。
実施例10 実施例9において、分散媒にMEKの代わりにジエチル
ケトン(D E K)を用いた。
実施例11 実施例9において、分散媒にMEKの代わりにメチルイ
ソブチルケトン(MIBK)を用いた。
実施例12 実施例9において、一般式(3)のビスアゾ顔料として
、Rがrn  CHaであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例13 実施例9において、一般式(3)のビスアゾ顔料として
、Rがp  CHsであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例14 実施例9において、一般式(3)のビスアゾ顔料として
、Rが。−C2Hsであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例15 実施例9において、一般式(3)のビスアゾ顔料として
、Rかo  OCHaであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例16 実施例9において、一般式(3)のビスアゾ顔料として
、Rがo−OC2H5のビスアゾ顔料を用いた。
実施例17 実施例9において、一般式(1)のビスアゾ顔料として
、XがBrであるビスアゾ顔料を用いた。
比較例3 実施例9において、分散媒にMEKの代わりにシクロヘ
キサノン(アノン)を用いた。
比較例4 実施例9において、分散媒にMEKの代わりにテトラヒ
ドロフラン(THF)を用いた。
分散性・静電特性評価結果 表2 粘度は、E型粘度計で10 Or、p、m、の値(20
℃)MEK:メチルエチルケトン DEK ニジエチルケトン MIBK:メチルイソブチルケトン アノン:シクロヘキサノン THF:テトラヒドロフラン 実施例18 6cmφガラスポット中に1/2量の5關φYTZ(部
分安定化ジルコニア)ホールと前記一般式<1)のビス
アゾ顔料として、XがCpであるビスアゾ顔料と一般式
(4)のビスアゾ顔料としてCかH であるビスアゾ顔料をそれぞれ1.2 gずつ、そして
ポリビニルブチラール(ユニオンカーバイト社XYHI
、)0.24g、メチルエチルケトン(MEK)21.
38 gを入れて、20日間ボールミル分散した。
分散終了後、シクロへキサノン24 gを追加して撹拌
した。この分散液中の顔料粒子の平均粒径を粒度分布測
定装置(堀場製作所CAPA−500)で測定し、更に
ミルベース10gを撹拌しながらMEK/シクロヘキサ
ノン(3,77g / 14.31 g )で滴下稀釈
し、電荷発生層用塗工液を調製し、E型粘度計(東京計
器 VIS C0NICED型)を用いて粘度を測定し
た。
以上のようにして調製した電荷発生層用塗工液をAI蒸
着した約100μm厚のPETフィルム(東し ルミラ
ー)の表面にドクターブレードを用いて塗工し、120
℃10分間加熱乾燥して膜厚0.1μlの電荷発生層を
形成した。
更にその上に下記電荷輸送層用塗工液をドクターブレー
ドで塗工し、120℃20分間加熱乾燥し、膜厚20μ
麿の電荷輸送層を形成し電子写真用感光体を作成した。
く電荷輸送層用塗工液〉 ポリカーボネート(パンライトC140Q)     
10 vLシリコンオイル(信越シリコンKF50 )
    0.002 vtジクロロメタン      
         76 wt以上のように作成した電
子写真用感光体を静電複写紙装置(川口電気製作所5P
−428)を用いて、次のように静電特性を評価した。
まず−6kVのコロナ帯電を20秒間行ない、次に暗所
に放置して表面電位が一800vになったところで、4
.5 luxのタングステン光を照射して、このときの
帯電開始2秒後の表面電位V 、光照射の際の表面電位
が1/10になるのに必要な露光量E   (lux 
5ee)、1/10 露光後30秒後の表面電位V3oを求めて、結果を表3
に示した。
実施例19 実施例18において、分散媒にMEKの代わりにジエチ
ルケトン(D E K)を用いた。
実施例20 実施例18において、分散媒にMEKの代わりにメチル
イソブチルケトン(旧BK)を用いた。
実施例21 実施例18において、一般式(4)のビスアゾ顔料とし
てCpが であるビスアゾ顔料を用いた。
実施例22 実施例18において、一般式(1)のビスアゾ顔料とし
て、XがBrのビスアゾ顔料を用いた。
比較例5 実施例18において、分散媒にMEKの代わりにシクロ
ヘキサノン(アノン)を用いた。
比較例6 実施例18において、分散媒にMEKの代わりにテトラ
ヒドロフラン(THF)を用いた。
分散性・静電特性評価結果 表3 粘度は、E型粘度計で10 Or、p、+a、の値(2
0℃)MEK:メチルエチルケトン DEKニジエチルケトン MIBK:メチルイソブチルケトン アノン:シクロヘキサノン THF :テトラヒドロフラン 実施例23 6cmφガラスポット中に1/2量の5 mmφYTZ
(部分安定化ジルコニア)ボールと前記一般式(1)の
ビスアゾ顔料として、XがCΩであるビスアゾ顔料と、
一般式(5)のビスアゾ顔料としてArかフェニル、R
かメチルであるビスアゾ顔料をそれぞれ1.2gずつ、
そしてポリビニルブチラール(ユニオンカーバイド社X
YHL)0.24g 、メチルエチルケトン(MEK)
 21.36 gを入れて、20日間ボールミル分散し
た。分散終了後、シクロへキサノン24gを追加して撹
拌した。この分散液中の顔料粒子の平均粒径を粒度分布
測定装置(板場製作所CAP^−500)で測定し、更
にミルベース10gを撹拌しながらMEK/シクロヘキ
サノン(3,77g/14.31 g)で滴下稀釈し、
電荷発生層用塗工液を調製し、E型粘度計(東京計器 
vIsCONICED型)を用いて粘度を測定した。
以上のようにして調製した電荷発生層用塗工液をA、9
蒸着した約100μm厚のPETフィルム(東し ルミ
ラー)の表面にドクターブレードを用いて塗工し、]2
0℃10分間加熱乾燥して膜厚0.1μmの電荷発生層
を形成した。
更にその上に下記電荷輸送層用塗工液をドクターブレー
ドで塗工し、120℃20分間加熱乾燥し、膜厚20μ
mの電荷輸送層を形成し電子写真用感光体を作成した。
く電荷輸送層用塗工液〉 ポリカーボネート(パンライトC1400)     
 10 wtシリコンオイル(信越シリコンKF50 
)    0.002 wtジクロロメタン     
          76 wt以上のように作成した
電子写真用感光体を静電複写紙装置(川口電気製作所5
P−428)を用いて、次のように静電特性を評価した
。まず−6kVのコロナ帯電を20秒間行ない、次に暗
所に放置して表面電位が一800Vになったところで、
4.51uXのタングステン光を照射して、このときの
帯電開始2秒後の表面型QV  、光照射の際の表面電
位がl/10になるのに必要な露光量E   (lux
 5ee)、l/10 露光後30秒後の表面電位V3oを求めて、結果を表4
に示した。
実施例24 実施例23において、分散媒にMEKO代わりにジエチ
ルケトン(D E K)を用いた。
実施例25 実施例23において、分散媒にMEKの代わりにメチル
イソブチルケトン(MIBK)を用いた。
実施例26 実施例23において、一般式(5)のビスアゾ顔料とし
て、Arがフェニル、Rがカルボキシル基であるビスア
ゾ顔料を用いた。
実施例27 実m例2Bにおいて、一般式(5)のビスアゾ顔料とし
て、Arがフェニル、Rが−COOC2H5であるビス
アゾ顔料を用いた。
実施例28 実施例23において、一般式(5)のビスアゾ顔料とし
て、Arがp−クロロフェニル、Rかメチルであるビス
アゾ顔料を用いた。
実施例29 実施例23において、一般式(5)のビスアゾ顔料とし
て、Arがp−メトキシフェニル、Rがメチルであるビ
スアゾ顔料を用いた。
実施例30 実施例23において、一般式(5)のビスアゾ顔料とし
て、Arがβ−ナフチル、Rがメチルであるビスアゾ顔
料を用いた。
実施例31 実施例23において、一般式(1)のビスアゾ顔料とし
て、XがBrであるビスアゾ顔料を用いた。
比較例7 実施例23において、分散媒にMEKの代わりにシクロ
ヘキサノン(アノン)を用いた。
比較例8 実施例23において、分散媒にMEKの代わりにテトラ
ヒドロフラン(THF)を用いた。
分散性・静電特性評価結果 表4 粘度は、E型粘度計で100r、p、m、の値(20℃
)MEK:メチルエチルケトン DEKニジエチルケトン MIBK:メチルイソブチルケトン アノン:シクロヘキサノン THF :テトラヒドロフラン 実施例32 6 en+φガラスポット中にl/2 ffiの5關φ
YTZ(部分安定化ジルコニア)ボールと前記一般式(
1)のビスアゾ顔料として、XかCΩであるビスアゾ顔
料と、一般式(6)のビスアゾ顔料として、RがHであ
るビスアゾ顔料をそれぞれ1.2gずつ、そしてポリビ
ニルブチラール(ユニオンカーバイド社XYHL) 0
 、24 g 、メチルエチルケトン(MEK)21.
36 iを入れて、20日間ボールミル分散した。
分散終了後、シクロへキサノン24gを追加して撹拌し
た。この分散液中の顔料粒子の平均粒径を粒度分布測定
装置(板場製作所CAP^−500)で測定し、更にミ
ルベース10gを撹拌しながらMEK/シクロヘキサノ
ン(3,77g/14.31 g)で滴下稀釈し、電荷
発生層用塗工液を調製し、E型粘度計(東京計器 VI
S C0NICED型)を用いて粘度を測定した。
以上のようにして調製した電荷発生層用塗工液をAll
蒸着した約100μ■厚のPETフィルム(東し ルミ
ラー)の表面にドクターブレードを用いて塗工し、12
0℃10分間加熱乾燥して膜Jvo、tμmの電荷発生
層を形成した。
更にその上に下記電荷輸送層用塗工液をドクターブレー
ドで塗工し、120℃20分間加熱乾燥し、膜厚20μ
mの電荷輸送層を形成し電子写真用感光体を作成した。
く電荷輸送層用塗工液〉 ポリカーボネート(パンライトC1400)     
10 wtシリコンオイル(信越シリコンKP50 )
    0.002 vtジクロロメタン      
         7θνを以上のように作成した電子
写真用感光体を静電複写紙装置(川口電気製作所5P−
428)を用いて、次のように静電特性を評価した。ま
ず−6kVのコロナ帯電を20秒間行ない、次に暗所に
放置して表面電位が一800■になったところで、4.
51uxのタングステン光を照射して、このときの帯電
開始2秒後の表面電位v 1光照射の際の表面電位力用
710になるのに必要な露光量E    (lux 5
ee)、1/10 露光後30秒後の表面電位V3oを求めて、結果を表5
に示した。
実施例33 実施例32において、分散媒にMEKの代わりにジエチ
ルケトン(D E K)を用いた。
実施例34 実施例32において、分散媒にMEKの代わりにメチル
イソブチルケトン(MIBK)を用いた。
実施例35 実施例32において、一般式(6)のビスアゾ顔料とし
て、Rがメチルであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例36 実施例32において、一般式(6)のビスアゾ顔料とし
て、Rがフェニルであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例37 実施例32において、一般式(6)のビスアゾ顔料とし
て、Rがp−クロロフェニルであるビスアゾ顔料を用い
た。
実施例38 実施例32において、一般式(6)のビスアゾ顔料とし
て、Rがp−メトキシフェニルであるビスアゾ顔料を用
いた。
実施例39 実施例32において、一般式(6)のビスアゾ顔料とし
て、Rがo、p−ジメトキシフェニルであるビスアゾ顔
料を用いた。
実施例40 実施例32において、一般式(6)のビスアゾ顔料とし
て、Rが。−二トローp−メトキシフェニルであるビス
アゾ顔料を用いた。
実施例41 実施例32において、一般式(6)のビスアゾ顔料とし
て、Rが0−メチル−p−クロロフェニルであるビスア
ゾ顔料を用いた。
実施例42 実施例32において、一般式(1)のビスアゾ顔料とし
て、XがBrであるビスアゾ顔料を用いた。
比較例9 実施例32において、分散媒にMEKの代わりにシクロ
ヘキサノン(アノン)を用いた。
比較例10 実施例32において、分散媒にMEKの代わりにテトラ
ヒドロフラン(THF)を用いた。
分散性・静電特性評価結果 表5 粘度は、E型粘度計で10 Or、p、tの値(20℃
)MEK:メチルエチルケトン DEK ニジエチルケトン MIBK:メチルイソブチルケトン アノン:シクロヘキサノン THF :テトラヒドロフラン 実施例43 6 cmφmシカラスポット中/2量の511IIlφ
Y T Z(部分安定化ジルコニア)ボールと前記一般
式(1)のビスアゾ顔料として、XかCpであるビスア
ゾ顔料と、一般式(7)のビスアゾ顔料として、R1か
Cp、RかH,R3かCp、R4かHであるビスアゾ顔
料をそれぞれ1.2gずつ、そしてポリビニルブチラー
ル(ユニオンカーバイト社XYHL)0.24g 、メ
チルエチルケトン(MEK) 21.36 gを入れて
、20日間ボールミル分散した。分散終了後、シクロヘ
キサノン24gを追加して撹拌した。この分散液中の顔
料粒子の平均粒径を粒度分布測定装置(板場製作所C’
APA−500)で測定し、更にミルベース10gを撹
拌しなからMEK/シクロヘキサノン(3,771; 
/ 14.31 g )で滴下稀釈し、電荷発生層用塗
工液を調製し、E型粘度計(東京計器 VIS C0N
ICED型)を用いて粘度を測定した。
以上のようにして調製した電荷発生層用塗工液をAfi
蒸着した約100μm厚のPETフィルム(東し ルミ
ラー)の表面にドクターブレードを用いて塗工し、12
0℃10分間加熱乾燥して膜厚0,1μmの電荷発生層
を形成した。
更にその上に下記電荷輸送層用塗工液をドクターブレー
ドで塗工し、120℃20分間加熱乾燥し、膜厚20μ
■の電荷輸送層を形成し電子写真用感光体を作成した。
く電荷輸送層用塗工液〉 ポリカーボネート(パンライトC1400)     
10 vtシリコンオイル(信越シリコンKF50 )
    0.002 wtジクロロメタン      
         76 wt以上のように作成した電
子写真用感光体を静電複写紙装置(川口電気製作所5P
−428)を用いて、次のように静電特性を評価した。
まず−6kVのコロナ帯電を20秒間行ない、次に暗所
に放置して表面電位が一800vになったところで、4
.5 luxのタングステン光を照射して、このときの
帯電開始2秒後の表面電位V 、光照射の際の表面電位
が1/10になるのに必要な露光ffi E   (l
ux 5ee)、1/10 露光後30秒後の表面電位V3oを求めて、結果を表6
に示した。
実施例44 実施例43において、分散媒にMEKの代わりにジエチ
ルケトン(D E K)を用いた。
実施例45 実施例43において、分散媒にMEKの代わりにメチル
イソブチルケトン(MIBK)を用いた。
実施例46 実施例43において、一般式(7)のビスアゾ顔料とし
て、R1がC1、R2がHSR3がCH3、R4がHで
あるビスアゾ顔料を用いた。
実施例47 実施例43において、一般式(7)のビスアゾ顔料とし
て、R、RがCH,R,RがR であるビスアゾ顔料を用いた。
実施例48 実施例43において、一般式(ア)のビスアゾ顔料とし
て、R、RかOCHSR、Rが Hであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例4つ 実施例43において、一般式(了)のビスアゾ顔料とし
て、R,R2,RがOCH,RかHであるビスアゾ顔料
を用いた。
実施例50 実施例43において、一般式(7)のビスアゾ顔料とし
て、RがCH、R、RかH,R3かCgであるビスアゾ
顔料を用いた。
実施例51 実施例43において、一般式(7)のビスアゾ顔料とし
て、R、RがOCH,RがHl l  3   3 2 R4かCgであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例52 実施例43において、一般式(1)のビスアゾ顔料とし
、XがBrであるビスアゾ顔料を用いた。
比較例11 実施例43において、分散媒にMEKの代わり1こシク
ロヘキサノン(フラン)を用いtこ。
比較例12 実施例43において、分散媒にMEKの代わりにテトラ
ヒドロフラン(THF)を用いた。
分散性・静電特性評価結果 表6 粘度は、E型粘度計で10 Or、p、+a、の値(2
0℃)MEK:メチルエチルケトン DEKニジエチルケトン MIBK:メチルイソブチルケトン フラン:シクロヘキサノン THF :テトラヒドロフラン 実施例53 6cmφガラスポット中に1/2量の5關φYTZ(部
分安定化ジルコニア)ボールと前記一般式(1)のビス
アゾ顔料として、XがCIlであるビスアゾ顔料と、一
般式(8)のビスアゾ顔料として、R1゜R、R、R、
RがすべてHであるビスアゾ顔料をそれぞれ1.2gず
つ、そしてポリビニルブチラール(ユニオンカーバイド
社XYHL)0.24[。
メチルエチルケトン(MEK) 21.38 gを入れ
て、20日間ボールミル分散した。分散終了後、シクロ
へキサノン24gを追加して撹拌した。この分散液中の
顔料粒子の平均粒径を粒度分布測定装置(板場製作所C
APA−500)で測定し、更にミルベース10gを撹
拌しながらMEK/シクロヘキサノン(3,77g /
 14.31 g )で滴下稀釈し、電荷発生層用塗工
液を調製し、E型粘度計(東京計器VISCONICE
D型)を用いて粘度を測定した。
以上のようにして調製した電荷発生層用塗工液をAI!
蒸着した約100μ−厚のPETフィルム(東し ルミ
ラー)の表面にドクターブレードを用いて塗工し、12
0℃10分間加熱乾燥して膜厚0.1μ■の電荷発生層
を形成した。
更にその上に下記電荷輸送層用塗工液をドクターブレー
ドで塗工し、120℃20分間加熱乾燥し、膜厚20μ
mの電荷輸送層を形成し電子写真用感光体を作成した。
〈電荷輸送層用塗工液〉 ポリカーボネート(パンライトC]400)     
10νtシリコンオイル(信越シリコンKF50 ) 
   0.002 vtジクロロメタン       
        78 vt以上のように作成した電子
写真用感光体を静電複写紙装置(川口電気製作所5P−
428)を用いて、次のように静電特性を評価した。ま
ず−6kVのコロナ帯電を20秒間行ない、次に暗所に
放置して表面電位が一800■になったところで、4.
51uxのタングステン光を照射して、このときの帯電
開始2秒後の表面電位■ 、光照射の際の表面電位か1
/10になるのに必要な露光量E   (lux 5e
e)、1/lO 露光後30秒後の表面電位v3oを求めて、結果を表7
に示した。
実施例54 実施例53において、分散媒にMEKの代わりにジエチ
ルケトン(D E K)を用いた。
実施例55 実施例53において、分散媒にMEKの代わりにメチル
イソブチルケトンCMIBK)を用いた。
実施例56 実施例53において、一般式(8)のビスアゾ顔料とし
てR、R、R、RがH,R2が CHaであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例57 実施例53において、一般式(8)のビスアゾ顔料とし
て、R、R、R、R5がH−R2が0CH3であるビス
アゾ顔料を用いた。
実施例58 実施例53において、一般式(8)のビスアゾ顔料とし
て、R、R、R、RがH1R2がFであるビスアゾ顔料
を用いた。
実施例59 実施例53において、一般式(8)のビスアゾ顔料とし
て、R、R、R、RがHSR2がCI?であるビスアゾ
顔料を用いた。
実施例60 実施例53において、一般式(8)のビスアゾ顔料とし
て、RがCH、R、R、R4゜ R5がHであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例61 実施例53において、一般式(8)のビスアゾ顔料とし
て、Rがベンジル、R,R,R4゜R5がHであるビス
アゾ顔料を用いた。
実施例62 実施例53において、一般式(8)のビスアゾ顔料とし
て、Rがフェニル、R,R,R4゜R5がHであるビス
アゾ顔料を用いた。
実施例63 実施例53において、一般式(1)のビスアゾ顔料とし
て、XがBrであるビスアゾ顔料を用いた。
比較例13 実施例53において、分散媒にMEKの代わりにシクロ
ヘキサノン(フラン)を用いた。
比較例14 実施例53において、分散媒にM E Kの代わりにテ
トラヒドロフラン(THF)を用いた。
分散性・静電特性評価結果 表7 粘度は、E型粘度計で10 Or、p、m、の値(20
℃)MEK:メチルエチルケトン DEK ニジエチルケトン MIBK:メチルイソブチルケトン アノン;シクロヘキサノン THF :テトラヒドロフラン 実施例64 6cmφガラスポット中に172量の5■lφYTZ(
部分安定化ジルコニア)ボールと前記一般式(1)のビ
スアゾ顔料として、XがCΩであるビスアゾ顔料と、一
般式(9)のビスアゾ顔料として、RがHであるビスア
ゾ顔料をそれぞれ1.2 gずつ、そしてポリビニルブ
チラール(ユニオンカーバイド社XYHL) 0.24
g 、メチルエチルケトン(MEK)21.36 gを
入れて、20日間ボールミル分散した。
分散終了後、シクロへキサノン24gを追加して撹拌し
た。この分散液中の顔料粒子の平均粒径を粒度分布測定
装置(板場製作所CAPA−500)で測定し、更にミ
ルベース10gを撹拌しながらMEK/シクロヘキサノ
ン(3,77g/14.31 g)で滴下稀釈し、電荷
発生層用塗工液を調製し、E型粘度計(東京計器 VI
S C0NICED型)を用いて粘度を測定した。
以上のようにして調製した電荷発生層用塗工液をAff
蒸着した約100μ貌厚のPETフィルム(東し ルミ
ラー)の表面にドクターブレードを用いて塗工し、12
0℃10分間加熱乾燥して膜厚0.1 μIの電荷発生
層を形成した。
更にその上に下記電荷輸送層用塗工液をドクターブレー
ドで塗工し、120℃20分間加熱乾燥し、膜厚20μ
mの電荷輸送層を形成し電子写真用感光体を作成した。
く電荷輸送層用塗工液〉 ポリカーボネート(パンライトC1400)     
 10 wtシリコンオイル(信越シリコンKF50 
)    0.002 wtジクロロメタン     
          76シを以上のように作成した電
子写真用感光体を静電複写紙装置(川口電気製作所5P
−428)を用いて、次のように静電特性を評価した。
まず−6kVのコロナ帯電を20秒間行ない、次に暗所
に放置して表面電位が一800■になったところで、4
.5 lux表面電位が一800Vになったところて、
4.5 luxのタングステン光を照射して、このとき
の帯電開始2秒後の表面電位V 、光照射の際の表面電
位が1/10になるのに必要な露光量E   (lux
 5ee)、1/LO 露光後30秒後の表面電位V3oを求めて、結果を表8
に示した。
実施例65 実施例64において、分散媒にMEKの代わりにジエチ
ルケトン(D E K)を用いた。
実施例66 実施例64において、分散媒にMEKの代わりにメチル
イソブチルケトン(旧BK)を用いた。
実施例67 実施例64において、一般式(9)のビスアゾ顔料とし
て、Rがo  CHaであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例68 実施例64において、一般式(9)のビスアゾ顔料とし
て、Rがrn  CHaであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例69 実施例64において、一般式(9)のビスアゾ顔料とし
て、Rかo−C2H5であるビスアゾ顔料を用いた。
実施例70 実施例64において、一般式(9)のビスアゾ顔料とし
て、Rがo  OCHaであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例71 実施例64において、一般式(9〉のビスアゾ顔料とし
て、Rがm  OCHaであるビスアゾ顔料を用いた。
実施例72 実施例64において、一般式(9)のビスアゾ顔料とし
て、Rがo−OC2H5であるビスアゾ顔料を用いた。
実施例73 実施例64において、一般式(1)のビスアゾ顔料とし
て、XがBrであるビスアゾ顔料を用いた。
比較例15 実施例64において、分散媒にMEKの代わりにシクロ
ヘキサノン(フラン)を用いた。
比較例16 実施例64において、分散媒にM E Kの代わりにテ
トラヒドロフラン(THF)を用いた。
粘度は、E型粘度計で10 Or、p、w、の値(20
℃)MEK:メチルエチルケトン DEKニジエチルケトン MIBK:メチルイソブチルケトン アノン:シクロヘキサノン THF :テトラヒドロフラン [発明の効果コ 以上説明したように、本発明により二種のビスアゾ顔料
を分散媒としてアルキルケトンを用いて混合分散して得
た分散液を用いて作成された電子写真用感光体は、優れ
た静電特性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は単層型感光体の層構成を説明する図、第2図は
積層型感光体の層構成を説明する図。 1・・・導電性基体、2・・・単層型感光層、2′・・
積層型感光層、3・・・電荷発生層、4・・・電荷移動
層。 特許出願人 株式会社  リコー 代理人 弁理士 小 松 秀 岳

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)導電性支持体上に少なくとも感光層を有する電子
    写真感光体において、感光層中に、分散媒としてアルキ
    ルケトンを用いて分散した二種のビスアゾ顔料を電荷発
    生物質として用いることを特徴とする電子写真用感光体
    。 (2)一種のビスアゾ顔料が下記一般式(1)で示され
    るビスアゾ顔料である請求項(1)記載の電子写真用感
    光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(1) [ただし、Xはハロゲン原子(F、Cl、Br、Iを表
    す。] (3)他方のビスアゾ顔料が下記一般式(2)で示され
    るビスアゾ顔料である請求項(2)記載の電子写真用感
    光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(2) [ただし、Aは−NO_2、−CN、−CF_3を表わ
    す。] (4)他方のビスアゾ顔料が下記一般式(3)で示され
    るビスアゾ顔料である請求項(2)記載の電子写真用感
    光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(3) [ただし、Rはアルキル基又はアルコキシ基を表わす。 ] (5)他方のビスアゾ顔料が下記一般式(4)で示され
    るビスアゾ顔料である請求項(2)記載の電子写真用感
    光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(4) [ただし、Cpは▲数式、化学式、表等があります▼又
    は ▲数式、化学式、表等があります▼を表わす。] (6)他方のビスアゾ顔料が下記一般式(5)で示され
    るビスアゾ顔料である請求項(2)記載の電子写真用感
    光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(5) [ただし、Rは低級アルキル基、カルボキシル基、及び
    そのエステルから成る群から選択される。 Arは置換基を有するか又は有しないベンゼン環、ナフ
    タレン環などの芳香環を表わす。] (7)他方のビスアゾ顔料が下記一般式(6)で示され
    るビスアゾ顔料である請求項(2)記載の電子写真用感
    光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(6) [ただし、Rは水素、アルキル基、置換されても良いフ
    ェニル基を表わす。] (8)他方のビスアゾ顔料が下記一般式(7)で示され
    るビスアゾ顔料である請求項(2)記載の電子写真用感
    光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(7) [ただし、R_1、R_2、R_3、R_4の中の0〜
    2個は水素原子から成り、他の2〜4個はハロゲン原子
    (F、Cl、Br、I)、アルキル基、アルコキシ基か
    ら成る。](9)他方のビスアゾ顔料が下記一般式(8
    )で示されるビスアゾ顔料である請求項(2)記載の電
    子写真用感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(8) [ただし、R_1は水素、メチル、フェニル、ベンジル
    基を表わし、R_2、R_3、R_4、R_5は水素、
    アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子を表わす。] (10)他方のビスアゾ顔料が下記一般式(9)で示さ
    れるビスアゾ顔料である請求項(2)記載の電子写真用
    感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼…(9) [ただし、Rは水素、アルキル基又はアルコキシ基を表
    わす。]
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