JPS63301054A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

Info

Publication number
JPS63301054A
JPS63301054A JP13605687A JP13605687A JPS63301054A JP S63301054 A JPS63301054 A JP S63301054A JP 13605687 A JP13605687 A JP 13605687A JP 13605687 A JP13605687 A JP 13605687A JP S63301054 A JPS63301054 A JP S63301054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intermediate layer
ring
photoreceptor
layer
azo pigment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13605687A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuichi Ota
勝一 大田
Toshio Fukagai
深貝 俊夫
Kiyoshi Taniguchi
淑 谷口
Kayoko Yokoyama
横山 佳代子
Minoru Umeda
実 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP13605687A priority Critical patent/JPS63301054A/ja
Publication of JPS63301054A publication Critical patent/JPS63301054A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/14Inert intermediate or cover layers for charge-receiving layers
    • G03G5/142Inert intermediate layers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
    • G03G5/0675Azo dyes
    • G03G5/0679Disazo dyes
    • G03G5/0681Disazo dyes containing hetero rings in the part of the molecule between the azo-groups

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、導電性基体上に中間層、電荷発生層及び電荷
移動層を順次積層してなる電子写真用感光体の改良に関
する。
〔従来技術〕
導電性基体上に電荷発生層、電荷移動層から形成される
感光層を設け、ついで該感光層にコロナチャージャーで
一様に帯電し、画像露光を行って光情報に対応した静電
荷潜像を感光体表面に形成した後、荷電した着色粒子(
トナー)を含む現像剤で現像すると2斑点状の異常画像
が発生する。トナーの荷電極性が感光体の帯電極性に対
して反対極性の場合(正規現像)は、画像のトナー付着
部(白黒現像の場合は所謂黒ベタ部に相当する部分)に
0.1m+a〜数lIm程度の斑状の白抜け(白ポチと
呼ぶ)が発生し、トナーの電荷極性が帯電極性に対して
同極性の場合(反転現像)は画像のトナー非付着部(所
謂地肌部に相当する部分)に0.1〜数mm程度の斑点
状の異常画像、所謂地肌汚れが発生する。
この斑点状異常画像は感光体に帯電、露光、現像、転写
の作像プロセスを繰り返し行うと発生し、作像プロセス
を繰り返すにつれて斑点の発生は密度が高くなり、その
大きさも大きくなる傾向にある。また感光体によっては
作像の初期から発生することもある。
この斑点状異常画像は、電子写真方式の複写機、プリン
ター、ファクシミリ機に於いて、そのコピー品質、プリ
ント品質を著しく損うことになる。
この異常画像は感光体にコロナチャージャーで帯電を行
ったとき、帯電性基体から感光層に局部的に電荷が注入
されるため、感光層表面に局部的な低電位部が存在し、
現像の不均一が起ることに基づくものである。そのため
従来から、導電層と電荷発生層の間に、電荷注入を防ぐ
目的で中間層を設けることが提案されている。
例えば、特開昭47−6341号、48−3544号お
よび48−12034号には硝酸セルロース系樹脂中間
層が、特開昭48−47344号、52−25638号
、58−30757号、58−63945号、58−9
5351号、58−98739号および60−6625
8号にはナイロン系樹脂中間層が、特開昭48−261
41号には酢酸ビニル系樹脂中間層が、特開昭49−6
9332号および52−10138号にはマレイン酸系
樹脂中間層が、そして特開昭58−105155号には
ポリビニルアルコール樹脂中間層が開示されている。
これ等の中間層を用いた感光体は、中間層のない感光体
に比べると、斑点状の異常画像の発生は少なく、中間層
の効果はある。しかしながら、上記中間層は感光体の感
度を低下させ、作像プロセスの繰り返しを行うと次第に
残留電位が上昇してくる。また、上記樹脂中間層は空気
中の水分の影響を受けやすく、低温低湿下では特に残留
電位が高くなり、感光体の帯電極性と反対極性の荷電ト
ナーで現像した場合、地肌部に均一な地汚れが発生する
という雑煮があった。
〔目   的〕
本発明は、残留電位の上昇がなく、かつ温度や湿度等の
環境が変動しても安定な電気特性を示し。
斑点状異常画像の発生や地肌汚れを生じない電子写真用
感光体を提供することを目的とする。
〔梼  成〕
本発明によれば、導電性基体上に中間層、電荷発生層及
び電荷移動層を順次積層してなる電子写真用感光体にお
いて、中間層に下記の一般式(1)〜−一般式TV)で
表わされるアゾ顔料の少くとも1種を含有させたことを
特徴とする電子写真用感光体が提供される。
(但し1式(1)において、Aは、 で表わされるJ!であって、 X、 Ar1、Ar2、
Ar、、R1゜R2、R3は次の通りである。
X;ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環、インド
ール環、カルバゾール環、ベンゾフラン環などのへテロ
環、またはそれらの置換体。
Ar1;ベンゼン環又はナフタレン環等の芳香環、ジベ
ンゾフランなどのへテロ環又はそれらの置換体、 Arz+Ara;ベンゼン環又はナフタレン環などの芳
香族環またはそれらの置換体、 Rx+R3;水素、低級アルキル基、フェニル基又はそ
れらの置換体、 R2;低級アルキル基、カルボキシル基またはそのエス
テル) 本発明者らは、帯電性を高めて斑点状異常画像の発生を
抑止できるとともに、残留電位を低くして地汚れが発生
しない電子写真用感光体を鋭意検討した結果、中間層に
、前記一般式(1)〜一般式((IV)で示されるアゾ
顔料の少くとも1種を含有させた場合には、上記目的に
適合した電子写真用感光体が得られること・を見出し、
本発明を完成するに到った。
従来の電子写真用感光体は、中間層の厚みを厚くすれば
、帯電性を高めることができ、斑点状異常画像の生成を
抑止できるものの、帯電と露光の繰り返しによって残留
電位の上昇が著しくなり、地肌部に汚れが発生する。一
方、中間層の厚みを薄くすれば残留電位の上昇を押える
ことができるが、この場合は帯電性が低下し斑点状異常
画像が発生するという麗点があり、帯電性の向上と残留
電位の減少という二つの特性を同時に満足するものは見
出されていない。
また、従来のものは、低温低湿下で残留電位の上昇が大
きく、環境変動によって感光体特性が変動するという欠
点を有しているが、本発明に係る電子写真用感光体は後
記実施例に示されるように。
環境が変動しても斑点状の白抜けや地肌汚れのない良好
な複写画像を与えることができる。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明による電子写真感光体は、導電性基体上に中間層
、電荷発生層および電荷移動層を順次積層して成るもの
である。
導電性基体とは、帯電電荷と逆極性の電荷を基体側に供
給することを目的とするものであって、′I′lt2抵
抗が10’Ωcm以下で、かつ中間層、電荷発生および
電荷移動層の成膜条件に耐えられるものを使用すること
ができる。これらの例としては、A Q 、 Ni、C
r、Zn、ステンレス等の電気伝導性の金属および合金
並びにガラス、セラミックス等の無機絶縁物質およびポ
リエステル、ポリイミド、フェノール樹脂、ナイロン樹
脂、紙等の有機絶縁性物質の表面を、真空蒸着、スパッ
タリング、吹付塗装等の方法によって、A Q 、 N
i、 Cr、 Zn、ステンレス、炭素、 SnO,、
In、0.等の電気導電性物質を被覆して導電処理を行
なったものがあげられる。
中間層は、上記一般式(1)〜一般式((IV)で表わ
されるジスアゾ顔料の少くとも1種を結着用樹脂に分散
状態で含有させればよい。結着用樹脂としては、ポリエ
ステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリアクリレート樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、
ポリ酢酸ビニル樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリスル
フォン樹脂、ポリビニルカルバゾール樹脂等の熱可塑性
樹脂が使用可能であるが、中間層の上に電荷発生層、電
荷輸送層を重ね塗りする際、中間層が溶けて塗膜欠陥を
生じる場合がある。そのために結着剤樹脂としては下記
に示す様な熱硬化性樹脂を用いる方がより好ましい。
熱硬化性樹脂は、例えば活性水素(−OH基、 −NH
基、−NH,1等の水素)を複数個含有する化合物とイ
ソシアネート基を複数個含有する化合物および/または
エポキシ基を複数個含有する化合物とを熱重合させたも
のである。活性水素を複数個含有する化合物としては、
たとえばポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、フェ
ノール樹脂、ポリアミド、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート基等の活性水素を含有するアクリル樹脂等ア鴨げら
れ、インシアネート基を複数個含有する化合物としては
、たとえばトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
等とこれらのプレポリマー等があげられ、さらにエポキ
シ基を複数個含有する化合物としては、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂があげられる。
本発明においては、前記一般式(1)〜一般式(■)で
表わされるビスアゾ顔料の少なくとも1種を用いるが、
その含有量は、樹脂10重量部に対して3重量部から1
00重量部であり、好ましくは5重量部から50重量部
である。
ジスアゾ顔料の樹脂への分散方法としてはボールミル、
超音波法、三本ロール、サンドグライダ−、アトライタ
ー、インペラー、ストーンミル等を使用することができ
る。
熱可塑性樹脂へジスアゾ顔料を分散するには、樹脂の有
機溶媒溶液中に顔料を投入し、上記分散手段で粉砕混合
で分散すればよいが、熱硬化性樹脂に分散させる際には
、まずジスアゾ顔料を活性水素を含有する化合物の有機
溶媒溶液中に分散させた後に、イソシアネート基を複数
個含有する化合物および/またはエポキシ樹脂を複数個
含有する化合物を添加させることとする。けだし、分散
工程は1発熱を伴なうので、分散工程での熱重合を避け
るためである。導電性基板上への中間層の形成は、ロー
ルコート法、浸漬塗工法、スプレー塗工法、ブレード塗
工法等の従来知られている塗工方法によって成膜を行な
い、50℃及至200℃で熱重合させて、膜厚0.1μ
m10μ+i(好ましくは0.5μ11〜5μm)の中
間層とする。
つぎに、本発明で用いる前記一般式(1)で示される化
合物の具体例を以下に示す。
表−1中間層用アゾ顔料 顔41正          =凸− 顔1機          −へ□− 顔11間          −−コ!−1Ll糠  
        −一一へ一一一顔1と       
   −八一 al18u!Q−八− 顔J[隙             A表−■ 中間層
用アゾ顔料 顔1十f19         −〇=組」1肢   
       −一一八一一一Bローオ斗−No   
                −ハエ証fllk+
          −一一へ一一一鮭J No   
       −一一へ−−−顔」L\       
   −一一八−−一V′LM           
 □へ−−顔」L退         −n しtJシt−13 表−III  中間層用アゾ顔料 顔41隙          −一一八−−一顔J、4
 N9A   − 顔」1隙         −f 顔コ・■          −一−Δ−−−顔41ヒ
          −一一人−一一顔1生19   
       −バー顔」[M           
 A しししP13 表−■ 中間層用アゾ顔料 顔」L隙         −n 顔1L険          」− 顔41k         −一ゴし一一顔」[と  
        −一一人一一一顔4[と      
   −一−Δ−一一顔J No          
−へ−訂伏         −−一Δ−−−電荷発生
層とは、画像露光によって電荷を発生分離させることを
目的とする層である。本発明においては、電荷発生層は
、有機系染顔料、結晶セレンまたはセレン化ヒ素を電荷
発生物質とするものであり、有機系顔料としてはフタロ
シアニン系顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ顔料、ペリ
レン系顔料、スクアリック塩系染料、アズレニウム塩系
染料、キノン系縮合多環化合物等がある。ジスアゾ顔料
およびトリスアゾ顔料の具体例を以下に示す。
り 顔1uO−一込一一一 顔JL驚         −−コし−一mLllLN
Q           −−一へ□顔JL図    
     −一−へ−一一1i!LJLM      
        A顔JL−−一一Δ−一一 顔41M          −一−へ−−−顔JL歯
          −一一Δ−−−顔1階     
     −一一八−−一V邊           
  A \叶 IL!u!Q            Al喝    
      −6= 顔11瞥         −一一へ−−−工\す2 顔」[驚             ACQ 顔Jim               A顔−IL!
i9         −一一へ一一一顔J1驚   
       −一一八一一一11i才)迦     
     −A−一一虹IQ          =8
= 顔1幽          −−−Δ−−−顔」L−−
一コしm− これらの有機系染顔料は、樹脂中でまたは樹脂無しで有
機溶媒を加えてボールミル、サンドミル、三本ロール、
アトライター、超音波法等の方法で分散して用いる。こ
れら有機系染顔料を分散する樹脂としてはたとえばポリ
アミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、
ポリカーボネート、ポリエーテルなどの縮合系樹脂並び
にポリスチレン、ポリアクリレート、ポリメタクリレー
ト、ポツーN−ビニルカルバゾール、ポリビニルブチラ
ール、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン−アク
リロニトリル共重合体等の重合体および共重合体があげ
られ、絶縁性と接着性が要求される。上記と同様の分散
手段で分散し、中間層と同様の方法で中間層上に成膜お
よび乾燥して膜厚0.05μm及至数μmの電荷発生層
を形成する。有機系染顔料の含有量は60重量2及至1
00重量%が好ましい。
電荷発生層の1−に設けられる電荷移動層は、帯電電荷
をその表面に保持させ、また、露光により電荷発生層で
発生分離した電荷を移動させて保持していた帯電電荷と
結合させることを目的とする層である。帯電電荷を保持
させる目的達成のために電気抵抗が高いことが要求され
、また保持した帯電電荷で高い表面電位を得る目的を達
成するためには、誘電率が小さくかつ電荷移動性が良い
ことが要求される。これらの要件を満足させるべく、有
機電荷移動物質を有効成分として含有する有機電荷移動
層が用いられる。有機電荷移動物質としては、たとえば
、ポリ−N−ビニルカルバゾール系化合物、ピラゾリン
系化合物、α−フェニルスチレンベン系化合物、ヒドラ
ゾン系化合物、ジアリールメタン系化合物、トリフェニ
ルアミン系化合物、ジビニルベンゼン系化合物、フルオ
レイン系化合物、アントラセン系化合物、オキサジアゾ
ール系化合物、ジアミノカルバゾール系化合物など従来
知られている化合物を使用することができる。
ポリビニルカルバゾール等の重合体以外のこれら有機電
荷移動物質は、前述の電荷発生層の結着剤として示した
ものと同様の樹脂へ配合して用いられる。ただし、電荷
発生層で使用される樹脂と電荷移動層で使用される樹脂
とが同じである必要はない。またこれらには、必要に応
じて可塑剤が配合される。こうした可塑剤としては、例
えばハロゲン化パラフィン、ジメチルナフタレン、ジブ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、トリクレジル
ホスフェート等やポリエステル等の重合体の共重合体な
どがあげられる。電荷移動物質と上記結合剤樹脂と(成
膜時のレベリング剤としての)シリコン油とを有機溶媒
に溶解して、中間層および電荷発生層と同様の方法で成
膜および乾燥して。
膜厚5μm及至1o0μIの電荷移動層を電荷発生層上
に形成する。電荷移動物質と樹脂結合剤比は、278及
至872重社比であって、樹脂結合剤に対するシリコン
油斌は、0.001重量%及至1重斌%である。
〔効  果〕
本発明の電子写真用感光体は、中間層に前記一般式(1
)〜一般式(IV)で示されるアゾ顔料の少くとも1種
を含有させたことから、残留電位の上昇がなく、かつ温
度や湿度等の環境が変動しても安定な電気特性を示し、
斑点状異常画像の発生や地肌汚れを生じない信頼性の高
い複写画像を与える。
〔実施例〕
つぎに、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 12cmφのガラスポットに容積の172の斌の10m
mφのアルミナ焼結ボールを入れ、120gの下記樹脂
液A、10.5gのアゾ顔料(中間層用アゾ顔料No(
1)−1)および100gのメチルエチルケトンを投入
して72時間混合した。さらに220gのメチルエチル
ケトンを追加投入して24時間混合したのち、この分散
液420gに下記TDI溶液27gとメチルエチルケト
ン240gを添加し中間層塗工液とした。
〔樹脂液A〕
シクロへキサノン         92重量部[TD
I溶液〕 トリシンジイソシアホー810重址部 メチルエチルケトン        90重量部次に、
φ15cmガラスポット中に容積の172の量のφ1c
lIのステンレスポールと400gのシクロヘキサノン
と25gの電荷発生材料用のアゾ顔料(Nol)を投入
して48時間混合した。
さらに408gのシクロヘキサノンを追加投入してさら
に24時間混合したのち、取り出した分散溶液800g
を撹拌しながらテトラヒドロフラン800gを滴下して
電荷発生層塗工液とした。
肉厚2nu++、80φX 340mmのアルミニウム
ドラム上に、上記中間層塗工液を浸漬塗工法で塗布した
のち、130℃で1時間加熱硬化させ、厚さ2μmの中
間層を形成した。この中間層を形成したアルミニウムド
ラムを上記電荷発生層塗工液に浸漬し、15mm/秒の
速度で引き上げて浸漬塗工した後130℃で10分間乾
燥し電荷発生層を形成した。更にこの上に下記に示す電
荷移動層塗工液を浸漬塗工法で塗工した後130℃で1
時間乾燥し20μ臘の電荷移動層を形成した。
〔電荷移動層塗工液(下記の組成物よりなる)〕〕α−
フェニルスチルベン系電荷移動物質下記の化合物) シリコン油          0.0002重量部(
商品名、KF−50:信越シリコーンm>テトラヒドロ
フラン        80重承部この様にして作成し
た感光体ドラムを、帯電と転写チャージャーと現像バイ
アスを負極性に改良したFT4060 (−リコー製複
写機)に搭載し、FT8030(■リコー製複写機)用
の現像剤で現像して画像を評価したところ黒ベタ部に斑
点状臼ヌケがない鮮明な画像が得られた。
更に感光体に露光と帯電だけをくりかえし1000回行
って強制疲労を行った後、現像して画像評価したところ
、斑点状臼ヌケもなく、地肌部の汚れもない画像が得ら
れた。
また、この感光体を10℃、15%R1+の環境下で上
記と同様に初期画像と帯電・露光のくりかえしを1oo
o回行った後の画像を評価したところ、いずれも斑点状
臼ヌケもなく、地肌汚れもない画像が得られた。
比較例1 肉厚2ml+、80φX 340mm長さのアルミニウ
ムドラムに中間層を設けないで実施例1に示した電荷発
生層と電荷移動層液を実施例1と同様に塗工し、感光体
を作成した。
比較例2 実施例1の中間層の代りに下記樹脂液Bを用いて浸漬塗
工し130℃で1時間加熱硬化し、2μmの中間層とし
た以外は実施例1と同様にして感光体を作成した。
〔樹脂液B〕
トリレンジイソシアネート(TDI)  14.5重量
部シクロへキサノン        552重量部メチ
ルエチルケトン        130重量部実施例2 実施例1の中間層用アゾ顔料を表1に例示した中間層用
アゾ顔料No(I )−2を用いた以外は、実施例Iと
同様にして感光体を作成した。
実施例3 実施例1の中間層用アゾ顔料を表1に例示した中間層用
アゾ顔料No(1)−7を用いた以外は実施例1と同様
にして感光体を作成した。
実施例4 実施例1の中間層用アゾ顔料を表Iに例示した中間層用
アゾ顔料No(1)−21を用いた以外は実施例1と同
様にして感光体を作成した。
実施例5 肉厚2!III、80φX 340mm長のアルミニウ
ムドラム上に実施例1と同じ中間層塗工液を浸漬塗工し
、130℃で1時間加熱硬化し、厚さ2μmの中間層を
設けた。
また、φ15cmのガラスポットに容積の172量の1
011I!1φのメノウボールを入れ、 400gの下
記樹脂液C及び25gの電荷発生材料用のアゾ顔料(N
o39)を投入し、48時間混合した。更に580にの
樹脂液Cを追加投入してさらに24時間混合したのち、
取り出した分散溶液950gを撹拌しながらメチルエチ
ルケトン710gを滴下して電荷発生層塗工液とした。
この電荷発生層塗工液に前述の中間層を設けたアルミニ
ウムドラムを浸漬し、 6++m/秒の速度で引きあげ
て塗工したのち、130℃で10分間加熱乾燥して電荷
発生層を形成した。
次に、実施例Iに示した電荷移動層塗工液を実施例1と
同様にして浸漬塗工し、20μmの電荷移動層を設けて
感光体を作成した。
〔樹脂液C〕
シクロへキサノン        970重量部実施例
6 実施例5の中間層アゾ顔料の代りに表Iに例示した中間
層用アゾ顔料No(1)−28を用いた以外は実施例5
と同様の感光体を作成した。
比較例3 実施例5の中間層の代りに、下記樹脂液(D)を塗布し
、130℃で10分間加熱いて2μIの中間層とした以
外は、実施例5と同様にして感光体を作成した。
〔樹脂液D〕
ナイロン樹脂(東し社製、CM8000)   8重量
部メタノール            60重量部ブタ
ノール            32重量部実施例7 実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層用
アゾ顔料Nα(n)−iに代えた以外は同様にして感光
体を作成した。
実施例8 実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層用
アゾ顔料Nα(n )−2に代えた以外は同様にして感
光体を作成した。
実施例9 実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層用
アゾ顔料&(II)−6に代えた以外は同様にして感光
体を作成した。
実施例i。
実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層用
アゾ顔料Nα(■)−28に代えた以外は同様にして感
光体を作成した。
実施例11 実施例5における中間層用塗工液を実施例7のものに代
えた以外は実施例5と同様にして感光体を作成した。
実施例12 実施例11の中間層用アゾ顔料の代りに表■に例示した
中間層用アゾ顔料Nα(rl )−30を用いた以外は
実施例11と同様にして感光体を作成した。
実施例13 実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層用
アゾ顔料Na(m)−1に代えた以外は同様にして感光
体を作成した。
実施例14 実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層用
アゾ顔料Nα(III)−2に代えた以外は同様にして
感光体を作成した。
実施例15 実施例1の中間層用アゾI41料を表■に例示した中間
層用アゾ顔料&(III)−3に代えた以外は同様にし
て感光体を作成した。
実施例16 実施例1の中間層用アゾ顔料を表Hに例示した中間層用
アゾ顔料k(m)−21に代えた以外は同様にして感光
体を作成した。
実施例17 実施例5における中間層用塗工液を実施例13のものに
代えた以外は実施例5と同様にして感光体を作成した。
実施例18 実施例17の中間層用アゾ顔料の代りに表■に例示した
中間層用アゾ顔料Nα(m)−28を用いた以外は実施
例と同様にして感光体を作成した。
実施例19 実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層ア
ゾ顔料111Q(IV)−1に代えた以外は同様にして
感光体を作成した。
実施例20 実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層用
アゾ顔料Nu(IV)−2に代えた以外は同様にして感
光体を作成した。
実施例21 実施例1の中間層用アゾ顔料を表■に例示した中間層用
アゾ顔料Nα((IV)−7に代えた以外は同様にして
感光体を作成した。
実施例22 実施例1の中間層用アゾ顔料を表Hに例示した中間層用
アゾ顔料Nα(IV)−21に代えた以外は同様にして
感光体を作成した。
実施例23 実施例5における中間層塗工液を実施例19のものに代
えた以外は実施例5と同様にして感光体を作成した。
実施例24 実施例23の中間層用アゾm1料の代りに表■に例示し
た中間層用アゾ顔料Nα(IV)−28を用いた以外は
実施例11と同様にした感光体を作成した。
この様にして作成した感光体を実施例1に示した改造複
写試験装置を用いて、常温常湿(22℃〜25°C15
0%RH〜65%R1()、低温低湿(10℃、15%
R11)環境下で、実施例1と同様の方法で画像評価を
行った。
結果を表■及び表V IIに示す。本発明の感光体は環
境変動に対して、斑点状白抜けや地汚れのない安定した
複写画像を与えることがわかる。
なお、表中の各記号の意味は以下のとおりである。
0;異常画像発生なし Δ;異常画像が発生しているが、程度が軽く実質上問題
ない

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性基体上に中間層、電荷発生層及び電荷移動
    層を順次積層してなる電子写真用感光体において、中間
    層に下記の一般式( I )〜一般式(IV)で表わされる
    アゾ顔料の少くとも1種を含有させたことを特徴とする
    電子写真用感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (但し、Aは、 ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
    表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされる基であって、X、Ar_1、Ar_2、A
    r_3、R_1、R_2、R_3は次の通りである。 X;ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環、インド
    ール環、カルバゾール環、ベンゾフラン環などのヘテロ
    環、またはそれらの置換体、Ar_1;ベンゼン環又は
    ナフタレン環等の芳香環、ジベンゾフランなどのヘテロ
    環又はそれらの置換体、 Ar_2、Ar_3;ベンゼン環又はナフタレン環など
    の芳香族環またはそれらの置換体、 R_1、R_3;水素、低級アルキル基、フェニル基又
    はそれらの置換体、 R_2;低級アルキル基、カルボキシル基またはそのエ
    ステル)
JP13605687A 1987-05-30 1987-05-30 電子写真用感光体 Pending JPS63301054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13605687A JPS63301054A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 電子写真用感光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13605687A JPS63301054A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 電子写真用感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63301054A true JPS63301054A (ja) 1988-12-08

Family

ID=15166155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13605687A Pending JPS63301054A (ja) 1987-05-30 1987-05-30 電子写真用感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63301054A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335061A (ja) * 1989-07-01 1991-02-15 Ricoh Co Ltd ビスアゾ化合物およびその製造方法
EP2008995A3 (en) * 2007-06-29 2009-05-06 Ricoh Company, Ltd. Azo compound and method of preparing the azo compound

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335061A (ja) * 1989-07-01 1991-02-15 Ricoh Co Ltd ビスアゾ化合物およびその製造方法
EP2008995A3 (en) * 2007-06-29 2009-05-06 Ricoh Company, Ltd. Azo compound and method of preparing the azo compound
US8232376B2 (en) 2007-06-29 2012-07-31 Ricoh Company, Ltd. Azo compound and method of preparing the azo compound
US8541557B2 (en) 2007-06-29 2013-09-24 Ricoh Company, Ltd. Azo compound and method of preparing the azo compound

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0540360A (ja) 電子写真感光体
CA1066106A (en) Binder containing acrylic resin and polycarbonate for triaryl pyrazoline compound in charge transport layer
JPH027061A (ja) 電子写真用感光体
JPH04119360A (ja) 電子写真用感光体
JP2714658B2 (ja) 電子写真用感光体
JPS63208853A (ja) 電子写真用感光体
JPS63301054A (ja) 電子写真用感光体
JPH032760A (ja) 電子写真用感光体
JPH0337176B2 (ja)
JP2709368B2 (ja) 電子写真用感光体
JPH0194349A (ja) 電子写真用感光体
JP3535698B2 (ja) 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置
JPS63197960A (ja) 電子写真用感光体
JPS63208856A (ja) 電子写真用感光体
JPS63208854A (ja) 電子写真用感光体
JPS63197958A (ja) 電子写真用感光体
JPS63197961A (ja) 電子写真用感光体
JPS63208859A (ja) 電子写真用感光体
JP3135965B2 (ja) 電子写真用感光体およびそれを備えた電子写真装置
JPS63208858A (ja) 電子写真用感光体
JPS63208855A (ja) 電子写真用感光体
JPS63197959A (ja) 電子写真用感光体
JPS63216058A (ja) 電子写真用感光体
JPS63208852A (ja) 電子写真用感光体
JPH01273049A (ja) 電子写真用感光体