JPS63216058A - 電子写真用感光体 - Google Patents

電子写真用感光体

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JPS63216058A
JPS63216058A JP4977487A JP4977487A JPS63216058A JP S63216058 A JPS63216058 A JP S63216058A JP 4977487 A JP4977487 A JP 4977487A JP 4977487 A JP4977487 A JP 4977487A JP S63216058 A JPS63216058 A JP S63216058A
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layer
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JP4977487A
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Toshio Fukagai
深貝 俊夫
Kiyoshi Taniguchi
淑 谷口
Minoru Umeda
実 梅田
Kayoko Yokoyama
横山 佳代子
Katsuichi Ota
勝一 大田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/06Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor characterised by the photoconductive material being organic
    • G03G5/0664Dyes
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、導電性基体上に中間層、電荷発生層及び電荷
移動層を順次積層してなる電子写真用感光体の改良に関
する。
〔従来技術〕
導電性基体上に電荷発生層、電荷移動層から形成される
感光体を設け、ついで該感光体にコロナ、チャージャー
で一様に帯電し、画像露光を行って光情報に対応した静
電荷潜像を感光体表面に形成した後、荷電して着色粒子
(トナー)を含む現像剤で現像すると、斑点状の異常画
像が発生する。トナーの荷電極性が感光体の帯電極性に
対して反対極性の場合(正規現像)は、画像のトナー付
着部(白黒現像の場合は所謂黒ベタ部に相当する部分)
に数mm〜0.1mm程度の斑状の白抜け(白ポチと呼
ぶ)が発生し、トナーの電荷極性が帯電極性に対して同
極性の場合(反転現像)は画像のトナー非付着部(所謂
地肌部に相当する部分)に0.1〜数mm程度の斑点状
の異常画像、所謂地肌汚れが発生する。
この斑点状異常画像は感光体に帯電、露光、現像、転写
の作像プロセスを繰り返し行うと発生し、作像プロセス
を繰り返すにつれて斑点の発生は密度が高くなり、その
大きさも大きくなる傾向にある。また感光体によっては
作像の初期から発生することもある。
この斑点状異常画像は、電子写真方式の複写機、プリン
ター、ファクシミリ機に於いて、そのコピー品質、プリ
ント品質を著しく損うことになる。
この異常画像は感光体にコロナ、チャージャーで4!l
電を行ったとき、帯電性基体から感光層に局部的に電荷
が注入されるため、感光層表面に局部的な低電位部が存
在し、現像の不均一が起ることに基づくものである。そ
のため従来から、導電層と電荷発生層の間に、電荷注入
を防ぐ目的で中間層を設けることが提案されている。
例えば、特開昭47−6341号、48−3544号お
よび48−12034号には硫酸セルロース系樹脂中間
層が、特開昭48−47344号、52−25638号
、5g−30757号、58−63945号、58−9
5351号、58−98739号および60−6625
8号にはナイロン系樹脂中間層が、特開昭48−261
41号には酢酸ビニル系樹脂中間層が、特開昭49−6
9332号および52−10138号にはマレイン酸系
樹脂中間層が、そして特開昭58−103155号には
ポリビニルアルコール樹脂中間層が開示されている。
これ等の中間層を用いた感光体は、中間層のない感光体
に比べると、斑点状の異常画像の発生は少なく、中間層
の効果はある。しかしながら、上記中間層は感光体の感
度を低下させ、作像プロセスの繰り返しを行うと次第に
残留電位が上昇してくる。また、上記樹脂中間層は空気
中の水分の影響を受けやすく、低源低湿下では特に残留
電位が高くなり、感光体の帯電極性と反対極性の荷電ト
ナーで現像した場合、地肌部に均一な地汚れが発生する
という難点があった。
〔目  的〕
本発明は、残留電位の上昇がなく、かつ温度や湿度等の
環境が変動しても安定な電気特性を示し、斑点状異常画
像の発生や地肌汚れを生じない電子写真用感光体を提供
することを目的とする。
〔構  成〕
本発明によれば、導電性基体上に中間層、電荷発生層及
び電荷移動層を順次積層してなる電子写真用感光体にお
いて、中間層が下記の一般式(1)で表わされるアゾ顔
料の少くとも1種を含有した熱硬化性樹脂からなること
を特徴とする電子写真用感光体が提供される。
(但し、式(1)において、Aは、 で表わされる基であって、X、 Ar1、Ar、、R1
,R2は次の通りである。
X;ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環、インド
ール環、カルバゾール環、ベンゾフラン環などのへテロ
環、またはそれらの置換体、Ar1;ベンゼン環又はナ
フタレン環等の芳香環、ジベンゾフランなどのへテロ環
又はそれらの置換体、 Ar、 ;ベンゼン環又はナフタレン環などの芳香族環
またはそれらの置換体、 R□;水素、低級アルキル基、フェニル基又はそれらの
置換体、 R2;低級アルキル基、カルボキシル基またはそのエス
テル) 本発明者らは、帯電性を高めて斑点状異常画像の発生を
抑止できるとともに、残留電位を低くして地汚れが発生
しない電子写真用感光体を鋭意検討した結果、中間層と
して、前記一般式(I)で示されるアゾ顔料の少くとも
1種を含有した熱硬化性樹脂を用いた場合には、上記目
的に適合した電子写真用感光体が得られることを見出し
、本発明を完成するに到った。
従来の電子写真用感光体は、中間層の厚みを厚くすれば
、帯電性を高めることができ、斑点状異常画像の生成を
抑止できるものの、帯電と露光の繰り返しによって残留
電位の上昇が著しくなり、地肌部に汚れが発生する。一
方、中間層の厚みを薄くすれば残留電位の上昇を押える
ことができるが、この場合は帯電性が低下し斑点状異常
画像が発生するという薙点があり、帯電性の向上と残留
電位の減少という二つの特性を同時に満足するものは見
出されていない。
また、従来のものは、低温低湿下で残留電位の上昇が大
きく、環境変動によって感光体特性が変動するという欠
点を有しているが、本発明に係る電子写真用感光体は後
記実施例に示されるように。
環境が変動しても斑点状の白抜けや地肌汚れのない良好
な複写画像を与えることができる。
以下1本発明を更に詳細に説明する。
本発明による電子写真感光体は、導電性基板上に中間層
、電荷発生層および電荷移動層を順次積層して成るもの
である。
導電性基体とは、帯電電荷と逆極性の電荷を基体側に供
給することを目的とするものであって。
電気抵抗が10”0cm以下で、かつ中間層、電荷発生
および電荷移動層の成膜条件に耐えられるものを使用す
ることができる。これらの例としては、An 、 Ni
、 Cr、 Zn、ステンレス等の電気伝導性の金属お
よび合金並びにガラス、セラミックス等の無機絶縁物質
およびポリエステル、ポリイミド、フェノール樹脂、ナ
イロン樹脂、紙等の有機絶縁性物質の表面を、真空蒸着
、スパッタリング、吹付塗装等の方法によって、An、
 Ni、 Cr%Zn、ステンレス、炭素、 SnO□
、In、 O,等の電気導電性物質を被覆して導電処理
を行なったものがあげられる。
中間層は、上記一般式(I)で表わされるジスアゾ顔料
を結着用樹脂に分散状態で含有させればよい。結着用樹
脂としては、ポリエステル樹脂、ポリスチレン樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリアクリレート樹脂、ポリビニ
ルブチラール樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、エチルセルロ
ース樹脂、ポリスルフォン樹脂、ポリビニルカルバゾー
ル樹脂等の熱可塑性樹脂が使用可能であるが、中間層の
上に電荷発生層、電荷輸送層を重ね塗りする際、中間層
が溶けて塗膜欠陥を生じる場合がある。そのために結着
剤樹脂としては下記に示す様な熱硬化性樹脂を用いる方
がより好ましい。
熱硬化性樹脂は、例えば活性水素(−〇H基、−NIP
基、−NH基等の水素)を複数個含有する化合物とイン
シアネート基を複数個含有する化合物および/またはエ
ポキシ基を複数個含有する化合物とを熱重合させたもの
である。活性水素を複数個含有する化合物としては、た
とえばポリビニルブチラール、フェノキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、ポリアミド、ヒドロキシエチルメタクリレー
ト基等の活性水素を含有するアクリル樹脂等があげられ
、イソシアネート基を複数個含有する化合物としては、
たとえばトリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジ
イソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート等
とこれらのプレポリマー等があげられ、さらにエポキシ
基を複数個含有する化合物としては、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂があげられる。
本発明においては、前記一般式(1)で表わされるビス
アゾ顔料を用いるが、その含有量は、樹脂10重量部に
対して3重量部から100重量部であり、好ましくは5
重量部から50重量部である。
ジスアゾ顔料の樹脂への分散方法としてはボールミル、
超音波法、三本ロール、サンドグライダ−、アトライタ
ー、インペラー、ストーンミル等を使用することができ
る。
熱可塑性樹脂へジスアゾ顔料を分散するには。
樹脂の有機溶媒溶液中に顔料を投入し、上記分散手段で
粉砕混合で分散すればよいが、熱硬化性樹脂に分散させ
る際には、まずジスアゾ顔料を活性水素を含有する化合
物の有機溶媒溶液中に分散させた後に、イソシアネート
基を複数個含有する化合物および/またはエポキシ樹脂
を複数個含有する化合物を添加させることとする。けだ
し、分散工程は5発熱を伴なうので、分散工程での熱重
合を避けるためである。導電性基板上への中間層の形成
は、ロールコート法、浸漬塗工法、スプレー塗工法、ブ
レード塗工法等の従来知られている塗工方法によって成
膜を行ない、50℃及至200℃で熱重合させて、膜厚
0.1μm〜10μII+(好ましくは0.5μm〜5
μ、)の中間層とする。
つぎに、本発明で用いる前記一般式(1)で示される化
合物の具体例を以下に示す。
表−1中間層用アゾ顔料 一顔4Eh−−8= 」【牲hエ       −−−り一一−顔」[ぬ−−
一−へ−−− −顔4L正−−一一へ一一一 一顔J!rU=−−一一へ一一一 一顔一料一凋一      −−コm 電荷発生層とは1画像露光によって電荷を発生分離させ
ることを゛目的とする層である。本発明においては、電
荷発生層は、有機系染顔料、結晶セレンまたはセレン化
ヒ素を電荷発生物質とするものであり、有機系顔料とし
てはフタロシアニン系顔料、ジスアゾ顔料、トリスアゾ
顔料、ペリレン系顔料、スクアリック理系染料、アズレ
ニウム塩系染料、キノン系縮合多環化合物等がある。ジ
スアゾ顔料およびトリスアゾ顔料の具体例を以下に示す
し l且M        −一人一一 顔1m              A顔」[陽   
       −一−Δ−−−顔1隙        
 −82 顔1火          −n 顔」L融          −一一へ一一一顔」L火
        −−コm 顔f−L隅          −8=顔コ1歯   
          A顔4[嵐         −
一一へ一一顔」L正          −一−Δ−一
一1料No         −一」し−一顔」L鴎 
        −f 顔1階         −f Q 1且h         −一」L−一顔4[肢   
      −一コし一一顔J[菫         
    A鮭且長        −一二m 鮭且至       −一八一一 顔ノL文          −一一人一一一顔コト−
−一一へ一一一 これらの有機系染顔料は、樹脂中でまたは樹脂無しで有
機溶媒を加えてボールミル、サンドミル、三本ロール、
アトライター、超音波法等の方法で分散して用いる。こ
れら有機系染顔料を分散する樹脂としてはたとえばポリ
アミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹脂、
ポリカーボネート、ポリエーテルなどの縮合系樹脂並び
にポリスチレン、ポリアクリレート、ポリメタクリレー
ト、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルブチラ
ール、スチレン−ブタジェン共重合体、スチレン−アク
リロニトリル共重合体等の重合体および共重合体があげ
られ、絶縁性と接着性が要求される。上記と同様の分散
手段で分散し、中間層と同様の方法で中間層上に成膜お
よび乾燥して膜厚0.05μm及至数μmの電荷発生層
を形成する。有機系染顔料の含有量は60重量%及主1
00重量%が好ましい。
電荷発生層の上に設けられる電荷移動層は、帯電電荷を
その表面に保持させ、また、露光により電荷発生層で発
生分離した電荷を移動させて保持していた帯電電荷と結
合させることを目的とする層である。帯電電荷を保持さ
せる目的達成のために電気抵抗が高いことが要求され、
また保持した帯電電荷で高い表面電位を得る目的を達成
するためには、誘電率が小さくかつ電荷移動性が良いこ
とが要求される。これらの要件を満足させるべく、有機
電荷移動物質を有効成分として含有する有機電荷移動層
が用いられる。有機電荷移動物質としては、たとえば、
ポリ−N−ビニルカルバゾール系化合物、ピラゾリン系
化合物、α−フェニルスチレンベン系化合物、ヒドラゾ
ン系化合物、ジアリールメタン系化合物、トリフェニル
アミン系化合物、ジビニルベンゼン系化合物、フルオレ
イン系化合物、アントラセン系化合物、オキサジアゾー
ル系化合物、ジアミノカルバゾール系化合物など従来知
られている化合物を使用することができ゛る。
ポリビニルカルバゾール等の重合体以外のこれら有機電
荷移動物質は、前述の電荷発生層の結着剤として示した
ものと同様の樹脂へ配合して用いられる。ただし、電荷
発生層で使用される樹脂と電荷移動層で使用される樹脂
とが同じである必要はない。またこれらには、必要に応
じて可塑剤が配合される。こうした可塑剤としては、例
えばハロゲン化パラフィン、ジメチルナフタレン、ジブ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、トリクレジル
ホスフェート等やポリエステル等の重合体の共重合体な
どがあげられる。電荷移動物質と上記結合剤樹脂と(成
膜時のレベリング剤としての)シリコン油とを有機溶媒
に溶解して、中間層および電荷発生層と同様の方法で成
膜および乾燥して、腹膜5μm及至100μmの電荷移
動層を電荷発生層上に形成する。電荷移動物質と樹脂結
合剤比は、2/8及至8/2重量比であって、樹脂結合
剤に対するシリコン油量は、0.001重量I及至1重
量%である。
〔効  果〕
本発明の電子写真用感光体は、中間層として前記一般式
(1)で示されるアゾ顔料の少くとも1種を含有する熱
硬化性樹脂を用いたことから、残留電位の上昇がなく、
かつ温度や湿度等の環境が変動しても安定な電気特性を
示し、斑点状異常画像の発生や地肌汚れを生じない信頼
性の高い複写画像を与える。
〔実施例〕
つぎに、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 12csφのガラスポットに容積の172の量の10m
mφのアルミナ焼結ボールを入れ、 120gの下記樹
脂液A、 0.5g/のアゾ顔料(中間層用アゾ顔料N
o(1)−1)および100gのメチルエチルケトンを
投入して72時間混合した。さらに220gのメチルエ
チルケトンを追加投入して24時間混合したのち、この
分散液420gに下記TDI溶液27gとメチルエチル
ケトン240g/を添加し中間層塗工液とした。
〔樹脂液A〕
シクロへキサノン         92重量部(TD
I溶液〕 トリレンジイソシアネート     10重量部メチル
エチルケトン        90重量部次に、φL 
5cmガラスポット中に容積の1/2の量のφIC11
1のステンレスポールと400gのシクロヘキサノンと
25gの電荷発生材料用のアゾ顔料(Nol)を投入し
て48時間混合した。
さらに408gのシクロヘキサノンを追加投入してさら
に24時間混合したのち、取り出した分散溶液800g
を撹拌しながらテトラヒドロフラン800gを滴下して
電荷発生層塗工液とした。
肉厚2mm、 80φX 340I1mのアルミニウム
ドラム上に、上記中間層塗工液を浸漬塗工法で塗布した
のち、130℃で1時間加熱硬化させ、厚さ2μmの中
間層を形成した。この中間層を形成したアルミニウムド
ラムを上記電荷発生層塗工液に浸漬し、15mm/秒の
速度で引き上げて浸漬塗工した後130℃で10分皿乾
燥し電荷発生層を形成した。更にこの上に下記に示す電
荷移動層塗工液を浸漬塗工法で塗工した後130℃で1
時間乾燥し20μmの電荷移動層を形成した。
〔電荷移動層塗工液(下記の組成物よりなる)〕〕α−
フェニルスチルベン系電荷移動物質下記の化合物) シリコン油          0.0002重量部(
商品名、KP−50:信越シリコーン1t1)テトラヒ
ドロフラン        80重量部この様にして作
成した感光体ドラムを、帯電と転写チャージャーと現像
バイアスを負極性に改良したFT4060(■リコー製
複写機)に搭載し、FT8030(■リコー製複写機)
用の現像剤で現像して画像を評価したところ黒ベタ部に
斑点状臼ヌケがない鮮明な画像が得られた。
更に感光体に露光と帯電だけをくりかえし1000回行
って強制疲労を行った後、現像して画像評価したところ
、斑点状臼ヌケもなく、地肌部の汚れもない画像が得ら
れた。
また、この感光体を10℃、15%RHの環境下で上記
と同様に初期画像と帯電・露光のくりかえしを1000
回行った後の画像を評価したところ、いずれも斑点状臼
ヌケもなく、地肌汚れもない画像が得られた。
比較例1 肉厚2mm、 80φX 340mm長さのアルミニウ
ムドラムに中間層を設けないで実施例1に示した電荷発
生層と電荷移動層液を実施例1と同様に塗工し。
感光体を作成した。
比較例2 実施例1の中間層の代りに下記樹脂液Bを用いて浸漬塗
工し130℃で1時間加熱硬化し、2μmの中間層とし
た以外は実施例1と同様にして感光体を作成した。
〔樹脂液B〕
トリレンジイソシアネート(TDI)  14.5重量
部シクロヘキサン          552重址部メ
チルエチルケトン        130重量部実施例
2 実施例1の中間層用アゾ顔料を表1に例示した中間層用
アゾ顔料No(1)−2を用いた以外は、実施例1と同
様にして感光体を作成した。
実施例3 実施例1の中間層用アゾ顔料を表1に例示した中間層用
アゾ顔料No(1)−3を用いた以外は実施例1と同様
にして感光体を作成した。
実施例4 実施例1の中間層用アゾ顔料を表1に例示した中間層用
アゾ顔料No(1)−6を用いた以外は実施例1と同様
にして感光体を作成した。
実施例5 肉厚2mm、80φX 340mm長のアルミニウムド
ラム上に実施例1と同じ中間層塗工液を浸漬塗工し、1
30℃で1時間加熱硬化し、厚さ2μmの中間層を設け
た。
また、φ15cmのガラスポットに容積の172量の1
0mmφのメノウボールを入れ、400gの下記樹脂液
C及び25gの電荷発生材料用のアゾ顔料(No39)
を投入し、48時間混合した。更に580gの樹脂液C
を追加投入してさらに24時間混合したのち、取り出し
た分散溶液950gを撹拌しながらメチルエチルケトン
710gを滴下して電荷発生層塗工液とした。
この電荷発生層塗工液に前述の中間層を設けたアルミニ
ウムドラムを浸漬し、6mm/秒の速度で引きあげて塗
工したのち、130℃で10分間加熱乾燥して電荷発生
層を形成した。
次に、実施例1に示した電荷移動層塗工液を実施例1と
同様にして浸漬塗工し、20g重の電荷移動層を設けて
感光体を作成した。
〔樹脂液C〕
シクロヘキサン          970重量部実施
例6 実施例5の中間層アゾ顔料の代りに表1に例示した中間
層用アゾ顔料No(I )−11を用いた以外は実施例
5と同様の感光体を作成した。
比較例3 実施例5の中間層の代りに、下記樹脂液(D)を塗布し
、130℃で10分間加熱いて2μ園の中間層とした以
外は、実施例5と同様にして感光体を作成した。
〔樹脂液D〕
ナイロン樹脂(東し社製)       8重量部メタ
ノール            60重量部ブタノール
            32重量部この様にして作成
した感光体を実施例1に示した改造複写試験装瞳を用い
て、常温常温(22℃〜25℃、50%RH−65%R
H)、低温低湿(10℃、15%RH)環境下で、実施
例1と同様の方法で画像評価を行った。
結果を表2及び表3に示す0本発明の感光体は環境変動
に対して1斑点状白抜けや地汚れのない安定した複写画
像を与えることがわかる。
なお、表中の各記号の意味は以下のとおりである。
0;異常画像発生なし Δ;異常画像が発生しているが、程度が軽く実質状問題
ない ×;異常画像が激しく発生している 2 常 常湿に於ける一像、 P果り2℃〜25℃、5
5%〜65%手  続  補  正  書 特許庁長官  小 川 邦 夫  殿 1、事件の表示 昭和62年特許願第49774号 2、発明の名称 電子写真用感光体 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都大田区中馬込1丁目3番6号氏 名 
 (674)  株式会社 リ  コ  −代表者 浜
 1)  広 4、代理人〒151 5、補正命令の日付    自発 6、補正により増加する発明の数  07、補正の対象 明細書の「特許請求の範囲」及び「発明の詳細な説明」
の欄 8、補正の内容 本願明細書中において、以下の通り補正を行います。
(1)「特許請求の範囲」を、別紙の様に訂正します。
(2)第2頁第19行の「感光体を設け、ついで該感光
体に」を、「感光層を設けてなる感光体に」に訂正しま
す。
(3)第2頁第19行乃至第20行の「コロナ、チャー
ジャー」を、「コロナチャージャー」に訂正します。
(4)第3頁第2行の「荷電して」を、「荷電した」に
訂正します。
(5)第3頁第7行の「数rrtB−〇、1膿程度」を
、ro、1m+−数m程度」に訂正します。
(6)第4頁第1行の「コロナ、チャージャー」を、「
コロナチャージャー」に訂正します。
(7)第4頁第9行の「硫酸セルロース」を、「硝酸セ
ルロース」に訂正します。
(8)第4頁第15行の「特開昭58−103155号
」を、「特開昭58−105155号」に訂正します。
(9)第5頁第15行の「中間層が」を、「中間層に」
に訂正します。
(10)第5頁第16行乃至第17行の「アゾ顔料の少
くども1種を含有した熱硬化性樹脂からなることを特徴
とする」を、「アゾ顔料の少くとも1種が含有されてい
ることを特徴とする」に訂正します。
(11)第7頁第3行の「中間層として」を、「中間層
に」に訂正します。
(12)第7頁第4行乃至第5行の「少なくとも一種を
含有した熱硬化性樹脂を用いた場合には、」を、[少な
くとも1種を含有した場合には、」に訂正します。
(13)第8頁第5行の「導電性基板上」を、「導電性
基体上」に訂正します。
(14)第8頁第15行の「およびポリエステル」を、
「およびポリエステル」に訂正します。
(15)第17頁下から2行の構造式Nα(1)−22
の訂正します。
(16)第43頁第2行の「腹膜5μm」を、r膜厚5
岬」に訂正します。
(17)第43頁第7行の「中間層として」を、「中間
層に」に訂正します。
(18)第43頁第9行の[熱硬化性樹脂を用いた」を
削除します。
(19)第43頁下から1行のro、5g/のアゾ顔料
」を、rlo、5gのアゾ顔料」に訂正します。
(20)第44頁第4行乃至第5行の[メチルエチルケ
トン240g/を添加」私「メチルエチルケトン240
gを添力旧に訂正します。
(21)第47頁第13行の「シクロヘキサン」を、「
シクロヘキサノン」に訂正します。
(22)第49頁第9行の「シクロヘキサン」を、「シ
クロへキサノン」に訂正します。
(23)第49真下から1行の「ナイロン樹脂(東し社
製)」を、[ナイロン樹脂(東し社製、0M8000)
 Jに訂正します。
(24)第50頁第13行乃至第14行の「実質状問題
ない」を、[実買上問題ない」に訂正します。
「特許請求の範囲 (1)導電性基体上に中間層、電荷発生層及び電荷移動
層を順次積層してなる電子写真用感光体において、中間
層に下記の一般式(1)で表わされるアゾ顔料の少くと
も1種が含有されていることを特徴とする電子写真用感
光体。
(但し、火口→において、Aは、 で表わされる基であって、 X、 Ar、、 Ar、、
RいR2は次の通りである。
X;ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環、インド
ール環、カルバゾール環、ベンゾフラン環などのへテロ
環、またはそれらの置換体、 Ar、 ;ベンゼン環又はナフタレン環等の芳香環、ジ
ベンゾフランなどのへテロ環又はそれらの置換体、 Ar、;ベンゼン環又はナフタレン環などの芳香族環ま
たはそれらの置換体、 R1;水素、低級アルキル基、フェニル基又はそれらの
置換体、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性基体上に中間層、電荷発生層及び電荷移動
    層を順次積層してなる電子写真用感光体において、中間
    層が下記の一般式( I )で表わされるアゾ顔料の少く
    とも1種を含有した熱硬化性樹脂からなることを特徴と
    する電子写真用感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、式( I )において、Aは、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼ で表わされる基であって、X、Ar_1、Ar_2、R
    _1、R_2は次の通りである。 X;ベンゼン環、ナフタレン環などの芳香族環、インド
    ール環、カルバゾール環、ベンゾフラン環などのヘテロ
    環、またはそれらの置換体、Ar_1;ベンゼン環又は
    ナフタレン環等の芳香環、ジベンゾフランなどのヘテロ
    環又はそれらの置換体、 Ar_2;ベンゼン環又はナフタレン環などの芳香族環
    またはそれらの置換体、 R_1;水素、低級アルキル基、フェニル基又はそれら
    の置換体、 R_2;低級アルキル基、カルボキシル基またはそのエ
    ステル)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125620A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 富士フイルム株式会社 液晶性化合物、液晶性組成物、光吸収異方性膜、及び液晶表示装置

Cited By (2)

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WO2011125620A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 富士フイルム株式会社 液晶性化合物、液晶性組成物、光吸収異方性膜、及び液晶表示装置
CN102822142A (zh) * 2010-03-31 2012-12-12 富士胶片株式会社 液晶性化合物、液晶性组合物、光吸收各向异性膜以及液晶显示装置

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