JPH04157242A - Vベルト変速機 - Google Patents

Vベルト変速機

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JPH04157242A
JPH04157242A JP28286890A JP28286890A JPH04157242A JP H04157242 A JPH04157242 A JP H04157242A JP 28286890 A JP28286890 A JP 28286890A JP 28286890 A JP28286890 A JP 28286890A JP H04157242 A JPH04157242 A JP H04157242A
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Takeshi Nonaka
剛 野中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動二輪車等に用いられるVベルト変速機
に関する。
(従来の技術) 上記Vベルト変速機には、従来、例えば、特開昭56−
124751号公報で示されるものがある。
これによれば、クランク軸である駆動軸上に駆動プーリ
が設けられ、一方、上記駆動プーリに対応する従動軸上
に従動プーリが設けられ、上記両プーリにVベルトが巻
き掛けられている。また、上記各プーリのVベルト溝を
それぞれ形成する一対のフェースのうち、少な(とも一
方のフェースが軸方向に可動の可動フェースとされてい
る。
また、上記駆動プーリと共に回転する重りが設けられ、
上記駆動プーリを回転させたときには、これと共に回転
する上記重りの遠心力により、可動フェースがこの可動
フェースに対応するフェース側に接近させられるように
なっている。一方。
従動プーリには、可動フェースをこの可動フェースに対
応するフェースに向けて付勢するばねが設けられている
そして、上記駆動プーリが回転して、これが例えば増速
されるときには、前記重りの作用により可動フェースと
、これに対応するフェースとの間にVベルトが挟み付け
られて、駆動プーリのVベルトの巻掛径が大きくされる
。一方、これの反作用として、従動プーリのVベルトの
巻掛径が前記ばねの付勢に抗し小さくされ、このように
して、駆動軸の増速に伴い変速比が変化させられるよう
になっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところでt−Vベルト変速機がほぼ無負荷状態にあると
きには、Vベルトは駆動プーリや従動プーリに対し軽い
摩擦力で接合しておれば足りる。
しかし、上記従来構成では、従動プーリの可動フェース
は、これに対応するフェースに向けてばねにより付勢さ
れているために、その付勢力の分だけVベルトが従動プ
ーリに対し強く挟み付けられることとなる。また、この
ように従動プーリでVベルトが挟み付けられるため、従
動プーリへの巻掛径が大きくなろうとするが、所定の変
速比に保つ上で、上記のように巻掛径が大きくなろうと
することを阻止する分だけ、重りの遠心力により駆動プ
ーリでもVベルトを挟み付ける必要がある。よって、V
ベルトへの挟み付は力が全体として大きくなり、つまり
、各プーリに対するVベルトの摩擦力が過大になること
となっている。
この結果、上記構成では、Vベルト変速機の動力伝達効
率やVベルトの寿命が太き(低下するおそれを生じ、ま
た、上記した摩擦力によって各プーリやVベルトが高温
となって、Vベルト変速機周りの雰囲気温度が徒に上昇
するおそれもある。
(発明の目的) この発明は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、動力伝達効率やVベルトの寿命を向上させることが
でき、かつ、雰囲気温度の上昇を抑制できるVベルト変
速機の提供を目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するためのこの発明の特徴とするところ
は、駆動プーリと従動プーリのほぼ中間点に位置する部
材に、長手方向ほぼ中央部を枢支軸により枢支させた連
動バーを設け、この連動バーの一端側回動端を駆動プー
リの可動フェースに連結させる一方、他端側回動端を従
動プーリの可動フェースに連結させ、かつ、同上連動バ
ーを上記枢支軸回りに回動させる駆動手段を設けた点に
ある。
(作 用) 上記構成による作用は次の如くである。
Vベルト変速機1における駆動軸2側から従動軸3側へ
伝わる動力をVベルト変速機lにより変速させるとき、
駆動手段32により運動バー17.17’を枢支軸23
.23’回りに回動させて、例えば、この連動バー17
.17’の前端(一端側回動端)17a、17a’に連
結された駆動プーリ4の可動フェースをこの可動フェー
スに対応するフェースに接近させてVベルト6との巻掛
径を大きくさせると、これの反作用として。
同上連動バー17.17’の後端(他端側回動端)17
b、17b’に連結された従動プーリ5の可動フェース
は、この可動フェースに対応するフェースから離れて、
同上Vベルト6との巻掛径が小さくなる。
即ち、駆動プーリ4と従動プーリ5のうちの一方のVベ
ルト溝の幅寸法を定めると、これに応じて他方のVベル
ト溝の幅寸法が自動的に定められるのであって、従来の
ようにばねの付勢力によってVベルトが従動プーリによ
り挟み付けられることはない、このため、特に、上記V
ベルト変速機lが無負荷状態にあるときには、Vベルト
6は駆動プーリ4や従動プーリ5に軽い摩擦力で接合す
ることとなる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面により説明する。
(第1実施例) 第1図と第2図は第1実施例を示している。
図中符号1はVベルト変速機で、このVベルト変速機1
は自動二輪車に搭載されるものである。
なお、図中矢印Frは車両の進行方向を示し、以下、こ
れを前方とし、左右とは、この前方に対する向きをいう
ものとする。〕 この■ベルト変速機1は互いに平行な駆動軸2と従動軸
3を前後に有し、これら各軸2.3は■ベルト変速機l
のケーシングに支承されている。
なお、この実施例では、上記駆動軸2はエンジンのクラ
ンク軸である。上記従動軸3は歯車減速装置等を介して
駆動輪となる後輪に連結されている。上記駆動軸2上に
駆動プーリ4が設けられ、一方、従動軸3上には従動プ
ーリ5が設けられ、これら駆動プーリ4と従動プーリ5
とにはゴム製で弾性のあるVベルト6が巻き掛けられて
いる。
そして、上記駆動軸2の駆動力は、順次、駆動プーリ4
、Vベルト6、従動プーリ5、従動軸3、および上記歯
車減速装置等を介して後輪に伝えられるようになってい
る。
上記駆動プーリ4はVベルト溝8を形成する左右一対の
駆動フェース9.9′を有し、この各駆動フェース9.
9′は駆動軸2に対し軸方向摺動自在にスプライン嵌合
し、これらはいずれも可動フェースとなっている。また
、上記従動プーリ5はVベルト満10を形成する左右一
対の従動フェース11.11’を有し、この各従動フェ
ース11.11’は従動軸3に対し軸方向摺動自在にス
プライン嵌合し、これらもいずれも可動フェースとなっ
ている。
上記各駆動フェース9.9′には軸受13を介して前ブ
ラケット14.14’が支承され、−方、各従動フェー
ス11.11’にも軸受15を介して後ブラケット16
.16’が支承されている。
17.17は左側の上、下連動バーで、各連動バー17
の一端側回動端である前端17aは枢支ビン18により
左側の前ブラケット14に枢支され、他端側回動端であ
る後端17bは枢支ビン19により左側の後ブラケット
16に枢支されている。また、17’、17’は右側の
上、下連動バーで、各連動バー17′の一端側回動端で
ある前端17a’は枢支ビン20により右側の前ブラケ
ット14’に枢支され、他端側回動端である後端17b
′は枢支ビン21により右側の後ブラケット16′に枢
支されている。
上記駆動プーリ4と従動プーリ5の前後方向ほぼ中間点
で、左側の上、下連動バー17.17に左枢支軸23が
その垂直の軸心回りに回動自在に枢支されている。また
、同上駆動プーリ4と従動プーリ5の前後方向ほぼ中間
点で、右側の上、下連動バー17’、17’に右枢支軸
23′がその垂直の軸心回りに回動自在に枢支されてい
る。そして、上記圧、右枢支軸23.23’の各上下中
途部同士が連結軸24により連結されている。つまり、
駆動プーリ4と従動プーリ5のほぼ中間点に位置する左
、右連動バー17.17’のうちの一方の連動バーの中
間部分に対し、他方の連動バーの前後ほぼ中央部が枢支
軸23.23’により枢支されている。
上記連結軸24にはテンションプーリ25が取り付けら
れている。ところで、駆動軸2と駆動プーリ4は図中矢
印Aで示す方向に回転し、このため、Vベルト6を介し
て従動軸3と従動プーリ5は図中矢印Bで示す方向に回
転する。そして、上記テンションプーリ25はVベルト
6の緩み側を付勢して、上記Vベルト6に引張力を与え
る。
即ち、上記テンションプーリ25は連結軸24に対し偏
心して取り付けられる偏心円板27を有し、この偏心円
板27の外周面には軸受28を介して円環状の転勤抑圧
体29が支承されている。
また、連結軸24からその径方向に向ってより大きく突
出した部分をVベルト6に押圧させるばね30が設けら
れている。そして、これにより、駆動プーリ4や従動プ
ーリ5にVベルト6が圧接して摩擦係合し、駆動プーリ
4側から従動プーリ5側に動力が伝えられる。
上記圧、右連動バー17.17’を枢支軸23.23’
回りに回動させる駆動手段32が設けられる。この駆動
手段32はVベルト変速[1のケーシング(図示せず)
に取り付けられるステップモータ33を有し、かつ、こ
のステップモータ33の出力軸34に一体成形されるね
じ軸35を有している。このねじ軸35には左右一対の
ねじ36.36’が形成され、左側のねじ36は左ねじ
、右側のねじ36′は右ねじどなっている。
また、上記各ねじ36.36’にナツト37.37′が
ねじ付けられている。
一方、上記各連動バー17.17’の後端にはそれぞれ
延出バー38.38’が一体成形されており、各延出バ
ー38.38’の後端は左、右枢支ビン39.40によ
り上記ナツト37.37’に枢支されている。41はリ
ード線である。
上記駆動軸2側から従動軸3側へ伝わる動力なVベルト
変速機lにより増速させるときには、ステップモータ3
3を駆動させてねじ軸35を図中矢印Cの方向に回動さ
せる。そして、これによる各ナツト37.37’の移動
に伴い、両延出バー38.38’を枢支軸23.23’
回りに図中実線で示す状態から二点鎖線で示す方向に回
動させ、各連動バー17.17’の前端17a、17a
′に連結された駆動フェース9.9′を互いに接近させ
てVベルト6との巻掛径を大きくさせる。
す葛と、これの反作用として、同上連動バー17.17
’の後端17b、17b’に連結された従動フェース1
1.11’は互いに離れて、Vベルト6との巻掛径が小
さくなり、これにより、前記増速が得られることとなる
一方、減速させるときには、上記とは逆にステップモー
タ33を駆動させて、ねじ軸35を図中矢印Cとは逆の
方向に回動させる。そして、これによる各ナツト37.
37’の移動に伴い両延出バー38.38’を枢支軸2
3.23’回りに図中仮想線の状態から実線で示す方向
に回動させ、各運動バー17.17’の前端17a、1
7a′に連結された駆動フェース9.9′を互いに離れ
させてVベルト6との巻掛径を小さくさせる。
すると、これの反作用として、同上連動バー17.17
’の後端17b、17b’に連結された従動フェース1
1.11’は互いに接近して、Vベルト6との巻掛径が
大きくなり、前記減速か得られることとなる。
なお、以上は図示の例によるが、各枢支軸23.23’
はVベルト変速機lのケーシングに固定させてもよい、
また、各連動バー17.17’は、上下いずれか一本だ
けであってもよく、左右運動バー17.17’のうちい
ずれか一方だけであってもよい。
(第2実施例) 第3図と第4図は、第2実施例を示している。
この実施例では、駆動軸2や従動軸3に対し、駆動プー
リ4や従動プーリ5をそれぞれの軸方向に移動可能に支
持した部分が前記第1実施例と異なっている。
即ち、上記駆動プーリ4の駆動フェース9゜9′はその
中心部にそれぞれ駆動軸2に軸方向摺動自在、かつ、軸
心回り回動自在に外嵌されるボス部42.42’を有し
ている。そして、これら各ボス部42.42’には、駆
動プーリ4の回転方向前方に向い、かつ、Vベルト6か
ら離れる斜め方向に延びるカム溝43.43’が形成さ
れ、一方、上記駆動軸2には上記各カム溝43.43′
に係合するカムローラ44.44’がその軸心回りに回
転自在にねじ止めされている。
また、上記駆動フェース9.9′の各ボスf&42.4
2’には互いに一方から他方に向って係合突起45.4
5’が突設され、これらは軸方向にのみ摺動自在に噛み
合っており、つまり、両駆動フェース9.9′は軸心回
りに同行回転するようになっている。
一方、従動プーリ5の従動フェース11.11′はその
中心部にそれぞれ従動軸3に軸方向摺動自在、かつ、細
心回り回動自在に外嵌されるボス部46.46’を有し
ている。そして、これら各ボス部46.46’には、従
動プーリ5の回転方向前方に向い、かつ、Vベルト6に
接近するよう斜め方向に延びるカム溝47.47’が形
成され、一方、上記従動軸3には上記各カム溝47゜4
7′に係合するカムローラ48.48’がその軸心回り
に回転自在にねじ止めされている。
また、上記従動フェース11.11’の各ボス部46.
46’には互いに一方から他方に向って係合突起49.
49’が突設され、これらは軸方向にのみ摺動自在に噛
み合っており、つまり、両従動フェース11.11’は
軸心回りに同行回転するようになっている。
そして、上記駆動軸2が回転するときには、この駆動軸
2と共に回転するカムローラ44.44′がカム溝43
.43’の内壁に圧接して駆動フェース9.・9′を互
いに接近させる方向に付勢する。そして、この付勢力が
駆動フェース9゜9′をVベルト6が互いに引き離そう
とする付勢力にほぼ一致するようになされている。
一方、上記駆動軸2や駆動ブーI74に伴ってVベルト
6が回転し、これにより従動プーリ5が回転させられる
とき、カム溝47.47’の内壁面がカムローラ48.
48’に圧接して、従動フェース11.11’を互いに
接近させる方向に付勢する。そして、この付勢力も、従
動フェース11.11’をVベルト6が互いに引き離そ
うとする付勢力にほぼ一致するようになされている。
即ち、Vベルト6は各Vベルト満8.10に食い込んで
、駆動フェース9.9′同士や従動フェース1]、、1
1’同士を引き離そうとするが、このときの付勢力に抗
するだけの付勢力が上記カム溝やカムローラによって予
め与えられていて、Vベルト6が駆動プーリ4や従動プ
ーリ5に対し所定の巻掛径に保たれることとなっている
よって、駆動フェース9.9′同士や従動フェース11
.11’同士を引き離したり、接近させたりするための
外力は小さくて足り、つまり、この外力を与えるステッ
プモータ33の動力が少なくて済むという利点がある。
また、上記ステップモータ33からの外力は、各軸受1
3.15を介して駆動フェース9.9′や従動フェース
11.11’に与えられるが、上記外力は前記したよう
に小さくて足りるため、その分、各軸受13.15の受
ける負荷が小さくて済む、よって、これら軸受13.1
5における動力損失が抑制されると共に、これらを小容
量の小形のものにすることができる。
他の構成や作用は前記第1実施例と同様である。このた
め、図面に共通の符号を付してその説明を省略する。
第5図は第3実施例を示している。
これによれば、出力軸34とねじ軸35とはスプライン
嵌合して、互いに軸方向にのみ摺動自在に嵌合している
。また、前記枢支ビン18はVベルト変速機1のケーシ
ングに固定され、一方、他の枢支ビン19.20.21
や枢支軸23.23′は同上ケーシングに対し固定され
ず、可動状態となっている。
そして、ステップモータ33が駆動してねじ軸35を回
転させるとき、前記第1実施例では、枢支軸23.23
’が不動であったが、この実施例では、枢支ビン18の
みが不動で、各構成部品は前記第1実施例で示したと同
様に、図中仮想線で示す如く互いに相対変位して所定の
変速が行われる。また、この際、出力軸34とねじ軸3
5とは相対変位するが、この変位は、上記出力軸34と
ねじ軸35とがスプライン嵌合して軸方向摺動すること
により吸収される。
他の構成や作用は前記第1実施例と同様である。このた
め、図面に共通の符号を付してその説明を省略する。
なお、以上は図示の例によるが、枢支ビン18に代えて
、枢支ビン19.20.21、また、枢支ビン39.4
0のうちいずれか一本のみをVベルト変速機lのケーシ
ングに固定してもよい。
(発明の効果) この発明によれば、駆動プーリと従動プーリのほぼ中間
点に位置する部材に、長手方向ほぼ中央部を枢支軸によ
り枢支させた連動バーを設け、この連動バーの一端側回
動端を駆動プーリの可動フェースに連結させる一方、他
端側回動端を従動プーリの可動フェースに連結させ、か
つ、同上連動バーを上記枢支軸回りに回動させる駆動手
段を設けたため、駆動軸側から従動輪側へ伝わる動力を
Vベルト変速機により変速させるとき、駆動手段により
連動バーを枢支軸回りに回動させてこの連動バーの一端
に連結された一方のプーリの可動フェースをこの可動フ
ェース1に対応するフェースに接近させてVベルトとの
巻掛径を大きくさせると、これの反作用として、同上連
動バーの他端に連結された他方のプーリの可動フェース
は、この可動フェースに対応するフェースから離れて、
同上Vベルトとの巻掛径が小さくなる。
即ち、駆動プーリと従動プーリのうちの一方のVベルト
溝の幅寸法を定めると、これに応じて他方のVベルト溝
・の幅寸法が自動的に定められるのであって、従来のよ
うにばねの付勢力によってVベルトが従動プーリにより
挟み付けられることはない、このため、特に、上記Vベ
ルト変速機が無負荷状態にあるときには、Vベルトは駆
動プーリや従動プーリに軽い摩擦力で接合することとな
る。
よって、Vベルト変速機の動力伝達効率やVベルトの寿
命の向上が達成される。また、摩擦力の低減によりVベ
ルトの高温化が抑制されることから、■ベルト周りの雰
囲気温度を徒に上昇させることが防止される。
しかも、変速操作時に、駆動プーリと従動プーリのうち
のいずれか一方に右けるVベルトの巻掛径を大きくさせ
ようとして、駆動手段により上記一方のプーリにおいて
Vベルトを挟み付けると、これに連動バーを介し他方の
プーリが連動して、この他方のプーリに対するVベルト
の巻掛径が小さくなる。この場合、Vベルトはプーリの
Vベルト溝に食い込むように接合するものであるため、
上記したように巻掛径を小さくさせるための動力は上記
したVベルトの食い込みに助けられて極めて小さくて足
りる。よって、上記駆動手段の駆動力は小さくて済み、
このため、この駆動手段は、小容量で小形軽量のもので
足りるという利点もある。
(以下余白)
【図面の簡単な説明】 図はこの発明の実施例を示し、第1図と第2図は第1実
施例で、第1図は全体平面図、第2図は全体側面図、 第3図と第4図は第2実施例で、第3図は第1図に相当
する図、第4図は第3図のIV−IV線矢視断面図、 第5図は第3実施例で、第1図に相当する線図である。 ■・・Vベルト変速機、2・・駆動軸、3・・従動軸、
4・・駆動プーリ、5・−従動プーリ、6・・Vベルト
、9.9′ ・・駆動フェース(可動フェース)、11
.11’  ・・従動フェース(可動フェース)、17
.17’  ・・連動バー(中間点に位置する部材)、
17a、17a’・・前端(一端側回動端)、17b、
17b’  ・・後端(他端側回動端)、23.23’
  ・−枢支軸、32・・駆動手段。 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、駆動軸上に駆動プーリを設ける一方、上記駆動プー
    リに対応する従動軸上に従動プーリを設け、上記両プー
    リにVベルトを巻き掛け、上記各プーリのVベルト溝を
    それぞれ形成する一対のフェースのうち、少なくとも一
    方のフェースを軸方向に可動の可動フェースとしたVベ
    ルト変速機において、上記駆動プーリと従動プーリのほ
    ぼ中間点に位置する部材に、長手方向ほぼ中央部を枢支
    軸により枢支させた連動バーを設け、この連動バーの一
    端側回動端を駆動プーリの可動フェースに連結させる一
    方、他端側回動端を従動プーリの可動フェースに連結さ
    せ、かつ、同上連動バーを上記枢支軸回りに回動させる
    駆動手段を設けたVベルト変速機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006001410A1 (ja) 2004-06-28 2006-01-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha 鞍乗型車両用のベルト式無段変速機および鞍乗型車両
US8439797B2 (en) 2006-08-10 2013-05-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Continuously variable transmission

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WO2006001410A1 (ja) 2004-06-28 2006-01-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha 鞍乗型車両用のベルト式無段変速機および鞍乗型車両
US8439797B2 (en) 2006-08-10 2013-05-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Continuously variable transmission

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