JPH04155579A - 高速インデックス画面検索表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 自然画データベース検索システムにおける高速インデッ
クス画面検索表示方式に関し、階層的ＡＯＣＴ符号化方
式の初期階層の画像デー二をインデックス画面用に使用
することで高速インデックス画面検索表示を行う、また
内部のバー。

ウェア構成の小型化、単純化を図ることを目的。

し、 階層的符号化方式を用いた自然画データベー二検索シス
テムにおける、複数の画面を一覧表示フるインデックス
画面表示方式において、画面のＦ線データを階層毎に管
理した自然画データベー；から、インデックス画面表示
時には端末は、初遺階層データだけを取込み、該データ
をＣ０ＤＥＣ部１伸長し、その結果にオーバーフロービ
ット、アユダーツロービットを付加して自然画メモリ２
へ１込み、画像編集部はそれを読出し、オーバーフロー
ビット、アンダーフローピントがあればクリープ処理し
たのち、画像縮小処理を行ない、結果娼自然画メモリｌ
へ書込み、これらの処理を複数世面分繰り返してインデ
ックス画面を作り、これ季ディスプレイに表示する構成
とする。

？　　　［産業上の利用分野〕 ／　　　本発明は、自然画データベース検索システムに
おける高速インデックス画面検索表示方式に関すヒ　　
　る。

膨大な規模の自然画データベースから自分の希（望する
１枚の画像を選びだすためには、明確な検ｒ　　索情報
を持っているか、何回もの検索操作を繰りＥ　　返す必
要がある。

（しかし、汎用のデータベースを使用する場合に月　　
は明確な検索のキーワードを把握することは難しく、ま
た適当に選択していたのではなかなか希望する画像が見
つからず非常に使い勝手の悪いシスｔ　　テムになる。

１　　　　この欅な使い勝手の悪さを解決する手段とし
て、大まか（曖昧）な検索情報から幾つかの検索画面の
候補を自動的に選びだして、これらを１画面に１　　縮
小して列挙表示するインデックス画面検索表示機能の充
実が非常に重要になる。

本発明は特に階層的ＡＤＣＴ　（Ａｄａｐｔｉｖｅ　Ｄ
ｉｓｃｒｅｔｅＣｏｓｉｎｅ　Ｔｒａｎｓｆｏｒａ＋）
符号化システムを用いた自然画データベース検索システ
ムにおいて、概略の画像の内容が分かる程度の画面を高
速に列挙表示することを目的としたインデックス画面検
索表示を行う方式に係るものである。

〔従来の技術〕

自然画データベース検索システムでは、大きく分けて以
下の機能が必要になる。

■　単純な圧縮画像データの伸張表示機能。

■　興醒像度データベースの検索表示機能。

■　インデックス画面検索表示機能。

これらの機能を同時に実現する為の基本的なシステム構
成を第３図に示す。図示のようにこのシステムはＣ０Ｄ
ＥＣ（Ｃｏｄｅｒ　Ｄｅｃｏｄｅｒ）　１１、自然画編
集部１２、画像バス１３、自然画メモリｌ、自然画メモ
リ２、ディスプレイ１４を備え、ＣＯＤＥＣ部１１は通
信回線を介して自然画データベース１５に接続する。各
機能時の動作は以下の様になる。

単純な圧縮画像データの伸張表示機能時の動作；　■必
要な圧縮画像データをデータベース１５から検索し、Ｃ
ＯＤＥＣ部１１で伸張処理を行う。

■Ｃ０ＤＥＣ部での伸張処理の結果を画像バス経由で自
然画メモリｌに書き込む。■自然画メモリｌの内容を読
みだしてディスプレイＩ４に表示する。

興醒像度データベースの検索表示機能時の動作；　■必
要な圧縮画像データをデータベース１５から検索し、Ｃ
ＯＤＥＣ部で伸張処理を行う。■Ｃ０ＤＥＣ部での伸張
処理の結果を画像ハス経由で自然画メモリ１に書き込む
。■自然画メモリ１の内容を読みだして、画像バス経由
で自然画編集部１２に入力し、拡大または縮小処理によ
ってこの自然両端末に合った解像度のデータに解像度変
換する。

■自然画編集部での拡大または縮小処理の結果を自然画
メモリ２に書き込む。■自然画メモリ２の内容を読みだ
してディスプレイ１４に表示する。

インデックス画面検索表示機能；　■必要な圧縮画像デ
ータをデータベース１５から検索し、ＣＯＤＥＣ部で伸
張処理を行う。■Ｃ０ＤＢＣ部での伸張処理の結果を画
像バス経由で自然画メモリ１に書き込む。■自然画メモ
リ１の内容を読みだして、画像ハス経由で自然画編集部
１２に人力し、縮小処理によってインデックス用の画像
を作成する。■自然画編集部での縮小処理の結果を自然
画メモリ２の所定位置に書き込む。■■〜■の処理を検
索情報から候補となった画面骨繰り返すことでインデッ
クス画面を作成する。■自然画メモリ２の内容を読みだ
してディスプレイ１４に表示する。

従来の符号化方式や、階層化されていないデータベース
を検索する場合には、以上の動作によって、必要な機能
を実現する事が出来た。しかし、データベース上のデー
タ量の大幅な削減をはかり、通信回線を利用したデータ
ベース検索システムを構築するためには、高能率符号化
及び階層化の手法を導入する必要がある。

そこで、適用されるのが階層的ＡＤＣＴ符号化システム
を用いた自然画データベース検索システムである。階層
的ＡＤＣＴ符号化システムを用いた場合のインデックス
画面検索表示機能を高速に実現するためには、解雇構造
を利用して初期階層の画像を検索用の画面として利用す
るのが良好な性能を得る事が出来る。

しかし、階層的ＡＤＣＴ符号化システムで圧縮／伸張さ
れた初期段階の階層の画像データには、符号化システム
の性質上アンダーフロー、オーバーフローが発生してし
まうため、８ビツト画像データを圧縮／伸張した結果は
１０ビツトの画像データとなってしまう。

この点を説明すると、ＡＤＣＴでは８×８画素を処理単
位とし、これにＤＦＴを施してＤＣＣ成分＋６吹 り、続いて高次成分へ移って行くので、低次成分を受信
、表示した段階でも粗い画像は表示され、高次成分を受
信、表示するにつれて該画像は精緻なものに変って行く
。自然画（カラー画）の画素は輝度成分Ｙ、赤，青の色
差成分Ｃｒ，Ｃｂで表わされるとすると、自然画データ
はヘッダ、Ｙ、マーカ、Ｃｒ，マーカ、ｃｂ、マーカと
並んだものが単位で、この単位データであってＹ，Ｃｒ
。

ｃｂが前記ＤＣ成分に対するものが１階層目データ、１
次ＡＣ成分に対するものが２階層目データ、・・・・・
・６３次ＡＣ成分に対するものが６４４階層目データあ
り、メモリへは１画面に対する１階層目、２階層目・・
・・・・各データが順次階層別に格納され、読出し、伝
送は低次階層から高次階層の順で行なわれる。

Ｙ，Ｃｒ，Ｃｂは各々８ビツトで表わして２５６階調と
すると、全ての画素のＹ，Ｃｒ，ＣｂはＯ〜２５５の中
にあるはずであるが、施こす演算の性質から１階層目、
２階層、・・・・・・の各階層では２５５以上またはＯ
以下従って負のものも発生する。これらは１階層目デー
タ＋２階層目データ＋・・・と金での和をとると０〜２
５５内の所定値に収まるものである。従って全データを
送って表示するなら問題はないが、途中で（低次成分で
）打切って表示すると、２５５以上及び０以下のものは
不具合であるから、前者にはオーバーフロービット、後
者にはアンダーフロービットを立て、このビットがあれ
ばクリップして前者は２５５に、後者は０にすることが
考えられている。このオーバーフロー／アンダーフロー
ビットを加えると、各８ビツトのＹ，Ｃｒ，Ｃｂは各１
０ビツトになる。

しかしオーバーフロービット、アンダーフロービットが
あったのでは従来の可逆圧縮技術を使用したり階層化構
造を取らないシステムの構成をそのまま適用すると、初
期階層の画像データを表示や画像編集用のデータとして
使用することは出来ないことになる。システムの何処が
で初期階層でのアンダーフロー、オーバーフロー処理を
行う必要があり、これには、第４図のようにすることが
考えられる。即ちシステムの内部構成を全て１０ビツト
にし、表示の直前でアンダーフロー、オーバーフロー処
理を行ない、ディスプレイ表示用の８ビツトデータに変
換することである。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら第４図では、自然画メモリｌ，　　２共に
１０ビツト構成となり、ハード規模が増大する、また自
然画編集処理が１０ビツトのデータを扱える様にする必
要があるため、処理が複雑になりまた回路規模が大きく
なる。

自然画データベース検索システムにおける検索用の自然
両端末は、端末の性質上パーソナルユースである必要が
あるため、小型、低価格であり、さらに各種のデータベ
ースに対応できる様に柔軟な構成である必要がある。

そこで本発明は、これらの問題を解決するために、階層
的＾ＤＣＴ符号化方式の初期段階の画像データをインデ
ックス画面用に使用することで高速インデックス画面検
索表示を行う、また内部のハードウェア構成の小型化、
単純化を図る、ことを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図に示すように本発明では、自然画データベース検
索システムの検索用自然両端末をＡＤＣＴ　Ｃ０ＤＥＣ
部ＩＬアンダーフロー／オーバーフロー検出及びクリッ
パ回路付きの自然画編集部１２、画像バス１３、自然画
メモリｌ、自然画メモリ２、およびディスプレイ１４で
構成する。データ幅は自然画メモリｌとディスプレイ１
４が８ピントで、他は１０ピントである。なお画像編集
部１２の内部処理および出力は８ビツトである。

自然画データベース１５はＡＤＣＴのデータを階層別に
持っており、これらを全部または低次群だけ、要求に応
じて出力する。

第２図ではアンダーフロー、オーバーフロー処理をＡＤ
ＣＴ　Ｃ０ＤＥＣ部１１で行なう。この場合も自然画メ
モリ１は８ビツトでよい。

〔作用〕

第１図ではＡＤＣＴ　Ｃ０ＤＥＣ部１１が自然画データ
ベース１５から圧縮データの読出しを行ない、伸長結果
を自然画メモリ２へ出力する。このとき８ビツトの伸長
画像データにアンダーフロービット、オーバーフロービ
ットを付加して１０ビツト構成とする。画像編集部１２
は拡大／縮小を行なうが、このとき読込みデータのアン
ダーフロービット、オーバーフロービットを検出すると
クリッピングを行ない、内部処理及び処理結果の出力は
８ビツトで行なう。

インデックス表示の場合は、Ｃ０ＤＥＣ部１１は自然画
データベース１５から複数の自然画画面の低次群データ
（初期階層データ）を受取り、それを伸長して１０ビツ
トデータにして自然画メモリ２に書込む。画像編集部１
２ではこれを取込んで縮小処理し、ｌディスプレイ画面
に複数の自然画画面が入ったもの（インデックス画面）
にし、この際オーバーフロービットやアンダーフロービ
ットのあるものは２５５または０にクリップし、８ビツ
トデータとして自然画メモリ１へ書込む。これをディス
プレイ１４が表示する。これで、自然画メモリ１は８ビ
ツト型にすることができ、インデックス画面表示では低
次群データしか扱わないので、データ伝送などが高速化
される。

第２図も同様で、メモリ容量の低減、データ伝送等の高
速化が図れる。ＡＤＣＴ　ＣＯ叶Ｃ部１１はインデック
ス画面表示モードではアンダーフロー、オーバーフロー
の処理を行ない、８ビツトとして出力する。自然画の１
画面をディスプレイの１画面に表示する通常モードでは
アンダーフロー、オーバーフローの処理は行なわず、伸
長処理結果を１０ビツトで出力する。このようにＣ０Ｄ
ＥＣ部１１は、インデックスモードならアンダーフロー
、オーバーフローの処理を行ない、通常モードならこの
処理は行なわないので、モードにより動作を変える必要
はある。多階層化された場合、どこの階層まで（何次ま
で）アンダーフロー、オーバーフローが発生するかは、
画像や圧縮パラメータにより異なるので、第２図ではイ
ンデックス画面として使用できる階層の条件が固定され
ることになる（例えばインデックス画面は第１階層のみ
等の条件が付く）。

〔実施例〕

本発明の実施例として、第１図における自然画データベ
ース検索動作を各モード毎に次に説明する。なお■■・
・・・・・は図のそれに対応する。

単純な圧縮画像データの伸張表示機能の動作；■必要な
圧縮画像データをデータベース１１から検索し、Ｃ０Ｄ
ＥＣ部１１で伸張処理を行う。■Ｃ０ＤＥＣ部での伸張
処理の結果（１０ビツト）を画像バス１３経出で自然画
メモリ２に書き込む。■自然画メモリ２の内容を読みだ
し、８ビツトデータをディスプレイ１４へ送り、表示す
る。■次階層のデータをデータベースから読みだし、Ｃ
０ＤＥＣ部１１で伸張処理を行う。■自然画メモリ２か
ら前階層のデータ（１０ビツト）を読みだして、現階層
の伸張データ（１０ビツト）と加算して自然画メモリ２
の元の位置に書き込む。これを読出し、８ビツトデータ
をディスプレイ１４に送り、表示する。以上の■、■、
■の処理を繰り返すことによって、階層化されたデータ
ベースの検索、表示をう行う。

興醒像度データベースの検索表示機能時の動作；　■必
要な・圧縮画像データをデータベース１５から検索し、
Ｃ０ＤＥＣ部１１で伸張処理を行う。

■Ｃ０ＤＥＣ部での伸張処理の結果（１０ビツト）を画
像バス経由で自然画メモリ２に書き込む。■自然画メモ
リ２の内容を読みだして、画像ハス経由で自然画編集部
１２に入力する。この時、アンダーフロー、オーバーフ
ロー情報を検出し、クリッピングを行い、その結果（８
ビツト）を使って、拡大／縮小処理による解像度変換を
行う。■自然画編集部での拡大または縮小処理の結果（
８ビツト）を自然画メモリ１に書き込む。■自然画メモ
リ１の内容を読みだしてディスプレイ１４に表示する。

インデックス画面検索表示機能；　■必要な圧縮画像デ
ータをデータベース１５から検索し、初期階層データだ
けを取込んで、Ｃ０ＤＥＣ部１１で伸張処理を行う。■
Ｃ０ＤＥＣ部での伸張処理の結果（１０ビツト）を画像
バス経由で自然画メモリ２に書き込む。■自然画メモリ
２の内容を読みだして、画像バス経由で自然画編集部１
２に入力する。

この時、アンダーフロー、オーバーフロー情報を検出し
、クリッピングを行い、その結果（８ビツト）を使って
、縮小処理によってインデックス用の画像を作成する。

■自然画編集部での縮小処理の結果（８ビツト）自然画
メモリｌの所定位置に書き込む。■■〜■の処理を検索
情報から候補となった画面分繰り返すことでインデック
ス画面を作成する。■自然画メモリ２の内容を読みだし
てディスプレイに表示する。

このように本発明では、インデックス画面表示では初期
階層データだけを取込むので伝送／処理時間が短縮され
、自然画メモリ１の容量は低減できる。そして第１１１
１ではオーバーフロー／アンダーフロー処理は画像編集
部で、その拡大／縮小処理の際に行なうので、処理容易
である。第２ではＣＯＤＥＣ部で行なうので、インデッ
クス画面表示か否かで処理を変える必要があるが、メモ
リ容量低減などは第１図と同じである。

本発明ではインデックス画面表示時には初期階層データ
だけを取込むが、これは前述の低次階層データと同じで
あり、１次階層データだけ、または１次階層データと２
次階層データだけ、等である。伝送方法には、ホスト（
自然画データベースス）が予め初期階層データとは何次
までかを決めておいて、インデックス画面表示時にはそ
の初期階層データを送る、或いは端末がインデックス画
面表示時には初期階層データ（何次までかは各端末が決
める）が送られてきた段階でホストに次階層データの送
出を中止させる、等がある。

第１図ではＣ０ＤＥＣ部１１は伸張結果の８ビツトにオ
ーバーフロービット、アンダーフロービットを加えて１
０ビツトにし、これを自然画メモリ２へ格納するが、こ
のようにすると、各階層でクリップ処理して■のルート
でディスプレイ１４に表示し、また画像編集部１２へ送
って拡大／縮小処理させることができ、表示と編集にデ
ータの共用が可能である。

データの拡大、縮小には、面素の繰り返し、間引き等の
単純な方法の他に、アフィン変換などの演算処理による
拡大、縮小処理をしてもよい。

この自然画データベース検索システムの具体例は中古車
やマンション等の販売システムである。

中古車の場合、自然画は中古車のカラー写真であり、イ
ンデックス画面はこれを例えば３×３台表示したもので
ある。各々は小さく表示されるので初期階層データで充
分観察に耐える。所望の中古車が決ったらその１台だけ
をディスプレイ画面に大きく表示するが、これが通常モ
ードであり、このとき細部まで観察できるよう高次階層
データまで取込んで表示し精緻な画像にする。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明では階層的ＡＤＣＴ符号化シ
ステムを用いた自然画データベース検索システムにおい
て、インデックス画面表示を高速に行ない、かつメモリ
容量を低減できて、小型、低価格な自然画データベース
検索用端末を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は第１図の一部を変更したブロック図、第３図は
自然画データベース検索システムの構成を示すブロック
図、 第４図は第３図の改良例を示すブロック図である。 第１図で１１はＣＯＤＥＣ部、１２は画像編集部、１３
は画像バス、１４はディスプレイ、１５は自然画データ
ベースである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、階層的符号化方式を用いた自然画データベース検索
   システムにおける、複数の画面を一覧表示するインデッ
   クス画面表示方式において、画面の圧縮データを階層毎
   に管理した自然画データベース（１５）から、インデッ
   クス画面表示時には端末は、初期階層データだけを取込
   み、該データをＣＯＤＥＣ部（１１）で伸長し、その結
   果にオーバーフロービット、アンダーフロービットを付
   加して自然画メモリ２へ書込み、 画像編集部（１２）はそれを読出し、オーバーフロービ
   ット、アンダーフロービットがあればクリップ処理した
   のち、画像縮小処理を行ない、結果を自然画メモリ１へ
   書込み、 これらの処理を複数画面分繰り返してインデックス画面
   を作り、これをディスプレイ（１４）に表示することを
   特徴とする高速インデックス画面検索表示方式。 ２、階層的符号化方式を用いた自然画データベース検索
   システムにおける、複数の画面を一覧表示するインデッ
   クス画面表示方式において、画面の圧縮データを階層毎
   に管理した自然画データベース（１５）から、インデッ
   クス画面表示時には端末は、初期階層データだけを取込
   み、該データをＣＯＤＥＣ部で伸長し、オーバーフロー
   、アンダーフローがあればクリップしてその結果を自然
   画メモリ２へ書込み、 画像編集部はそれを読出し、画像縮小処理を行ない、結
   果を自然画メモリ１へ書込み、 これらの処理を複数画面分繰り返してインデックス画面
   を作り、これをディスプレイ（１４）に表示することを
   特徴とする高速インデックス画面検索表示方式。