JPH07234928A - イメージデータ管理方法 - Google Patents

イメージデータ管理方法

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JPH07234928A
JPH07234928A JP6025335A JP2533594A JPH07234928A JP H07234928 A JPH07234928 A JP H07234928A JP 6025335 A JP6025335 A JP 6025335A JP 2533594 A JP2533594 A JP 2533594A JP H07234928 A JPH07234928 A JP H07234928A
Authority
JP
Japan
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format
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image data
image
hierarchy
Prior art date
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Pending
Application number
JP6025335A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Miyazaki
泰彦 宮崎
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮方式ごとの特徴を生かすことが可能なイ
メージデータ管理方法を提供することにある。 【構成】 イメージデータを矩形領域に分割してイメー
ジの画素データを階層的に蓄積する記憶手段を有する電
子計算機によるイメージデータ管理方法において、階層
ごとに蓄積する際の形式を指定し、この指定された蓄積
形式に画素データを変換し、その蓄積形式情報と共に記
憶手段に蓄積し、イメージデータを出力する際に、蓄積
された蓄積形式情報をもとに逆変換をして画素データを
取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子計算機によるイメ
ージデータ管理方法に関し、特に、地図などのイメージ
データを電子計算機等の記憶装置に蓄積し、図面全体の
概要出力、図面のある一部の詳細出力の操作を繰り返す
対話システムにおけるイメージデータ管理技術に適用し
て有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータマッピングシステムにおい
て、データ入力のコストダウンをはかるために、紙の地
図をスキャナで読み込み、イメージのまま表示する方法
が、近年使われるようになっている。例えば、蓄積形式
の図面のある範囲(メッシュと呼ぶ)を単位にイメージ
データとして蓄積し、そのイメージデータを取り出して
対話的に拡大・縮小して画面等に出力するシステムにお
いて、単一画素密度のイメージデータのみを蓄積してい
る。このとき、高解度のスキャナで読み込まれた地図
を、どの程度の画素密度でシステムに入力するかの考慮
が必要になる。
【0003】実際、コンピュータマッピングシステムで
は、全体を見渡すための縮小表示と狭い範囲の詳細を見
るための拡大表示が、頻繁に繰り返される。拡大表示時
の精細さを高めるために、画素密度を高いままにする
と、縮小表示時の画素が大量になり、表示に時間がかか
る。
【0004】一方、縮小表示の画素量を減らすために、
画素密度を低くすると、拡大表示時の画質が低下する。
特に、画素密度が低い場合には、拡大表示操作をして特
定範囲のイメージを出力する際にイメージの凹凸が目立
つため品質が劣化し、画素密度が高い場合には、縮小表
示操作をして広範囲のイメージを出力する際に大量のデ
ータが必要となり処理時間が増大するという問題があっ
た。
【0005】そこで、表示の品質と性能を両立するため
には、データの画素密度と画面の画素密度がなるべく近
くなるようにしておけばよい。例えば、スキャナで入力
された地図の1メッシュ分の原イメージを表示倍率に応
じた複数の階層に分ける。階層数は自由に設定できる
が、ここでは、図3に示すように、階層0,1,2の階
層に分ける。
【0006】階層0は主にメッシュ全体の表示(1倍)
用、階層1は主にN1(>1)倍程度の拡大表示用、階
層2はさらに詳細なN2(>N1)倍程度の拡大表示用と
する。
【0007】そして、イメージデータを所定の倍率で出
力する際に最適となるよう予めサブメッシュに分割し画
素データを間引いて、複数のサブメッシュ階層に蓄積
し、拡大・縮小表示操作に対して所定の倍率に適した階
層の画素データを選択して出力し、画素密度の異なるイ
メージを階層的に蓄積する方法が開示されている(特願
平4−75062号明細書:特開平5−282410号
公報参照)。
【0008】また、一般に大容量となるイメージデータ
を電子計算機の2次記憶装置に蓄積する方法には、画素
データをそのまま蓄積する方法の他に、画素データ圧縮
をして蓄積する方法がある。圧縮方式には、ファクシミ
リで使用されているMH(Modified Huffman)圧縮
(帯域圧縮のために使われる方式)、MMR(Modifie
d Modified Read)圧縮(モディファイドリード方式
を一部修正してさらに拡張した画像データ圧縮のための
符号化方式)等の様々な圧縮方式があり、それぞれは、
圧縮効率、圧縮されたデータの伸長時間といった点に特
徴がある。
【0009】画素データの圧縮に関する特徴は、元にな
るイメージデータに依存しており、どのようなイメージ
データに対しても、例えば、圧縮効率が最高となる圧縮
方式というものは決められない。また、圧縮効率が良い
が伸長時間が長い方式や、逆に伸長時間が短いが圧縮効
率の悪い方式などがあるが、絶対的に最良の圧縮方式と
いうものはなく、利用形態に依存する。さらに、一般に
イメージの画素データが複雑になるほど圧縮効率が落
ち、伸長に要する時間も大きくなる。ここで、複雑と
は、白黒の連続域が小さくパターンの反転が多いという
意味である。
【0010】イメージの画素データを所定の倍率に応じ
て間引くのに当たっては、縮小表示に使う広範囲の倍率
の階層用の画素データになるほど複雑になる。図4はこ
のことを示す例であって、(a)図に示す間引き処理前
のイメージ11を間引いた(b)イメージでは、図の1
2で示すように、白や黒の連続画素数が減っている。ま
た、イメージ地図の表示に当たっては、索引として広範
囲の画素を頻繁に参照することがあり、広範囲の地図の
伸長時間が重視される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このため、前記従来の
方法では、広範囲の図面の参照を優先すると、拡大表示
用の画素データの圧縮効率が悪くデータ量が多くなり、
また、圧縮効率の高い圧縮方式では、複雑な広範囲の画
素データへ伸長するのに多くの時間がかかるという問題
があった。
【0012】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものであり、本発明の目的は、圧縮方式ごとの特
徴を生かすことが可能なイメージデータ管理方法を提供
することにある。
【0013】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らか
にする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、イメージデータを矩形領域に分割してイ
メージの画素データを階層的に蓄積する記憶手段を有す
る電子計算機によるイメージデータ管理方法において、
階層ごとに蓄積する際の形式を指定し、この指定された
蓄積形式に画素データを変換し、その蓄積形式情報と共
に記憶手段に蓄積し、イメージデータを出力する際に、
蓄積された蓄積形式情報をもとに逆変換をして画素デー
タを取り出すことを最も主要な特徴とする。
【0015】
【作用】前述した手段によれば、階層ごとに蓄積する際
の形式を指定し、この指定された蓄積形式に画素データ
を変換し、その蓄積形式情報と共に記憶手段に蓄積し、
イメージデータを出力する際に、蓄積された蓄積形式情
報をもとに逆変換をして画素データを取り出すので、そ
の階層のイメージデータに対する要求の特徴を生かすこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0017】図1は、本発明の電子計算機によるイメー
ジデータ管理方法の一実施例の構成を説明するためのブ
ロック図である。図1において、1は原イメージ、2は
イメージ分割処理手段、3は画素間引き処理手段、4は
蓄積形式変換手段、5はハードディスク等の2次記憶装
置、6は出力形式逆変換手段、7はモニタ等の出力装
置、8は蓄積形式指定手段である。
【0018】次に、本実施例にかかる前記各部の詳細に
ついて説明する。
【0019】前記イメージ処理手段2及び画素間引き処
理手段3については、前記公知の特開平5−28241
0号公報に記載されるように、イメージデータを所定の
倍率で出力する際に最適となるよう予めサブメッシュに
分割し、画素データを間引いて、複数のサブメッシュ階
層に蓄積し、拡大・縮小表示操作に対して所定の倍率に
適した階層の画素データを選択して出力し、画素密度の
異なるイメージを階層的に蓄積する手段を用いるので、
ここでは、その手段の説明は省略する。
【0020】前記蓄積形式変換手段4は、図2(蓄積形
式変換手段4の処理手順を示すフローチャート)に示す
ように、まず、ステップ201で階層があるか否かを判
定し、階層がない時は処理は終了する。階層がある時は
ステップ202に進み、パラメータファイルより蓄積形
式の番号を読み、サブメッシュがまだあるか否かを判定
し(ステップ203)、サブメッシュがない時はステッ
プ201に戻る。サブメッシュがある時はステップ20
4に進み、圧縮方式は何番かを判定し、「0」番であれ
ばサブメッシュの配列データを無圧縮方式のファイルへ
コピーし(ステップ205)、「1」番であればサブメ
ッシュの配列データをランレングスベクタ方式(白や黒
の画素が何ビット水平方向に連続しているのか数値化し
方式:以下RLV方式という)のファイルへコピーし
(ステップ206)、「2」番であればサブメッシュの
配列データをMMR方式のファイルへコピーする(ステ
ップ207)し、ステップ203へ戻り、サブメッシュ
がなくなるまで前記ステップ203〜ステップ207を
繰り返す。このようにして蓄積形式を変換する。
【0021】画像圧縮方式には、前記したRLV方式や
MMR方式などがあり、これらの方式は一般に使用され
ているため、メモリ上の配列やディスク上のファイルと
して記録された矩形状の領域を示す画素データをRLV
符号あるいはMMR符号のメモリ配列に変換するソフト
ウェアは、一般に広く知されている。前記出力形式逆変
換手段6は、前記ソフトウェアのルーチンを利用してザ
ブメッシュごとに変換,逆変換を行う。
【0022】前記蓄積形式指定手段8は、あらかじめ蓄
積形式を無圧縮を「0」、RLV方式を「1」、MMR
方式を「2」というように決めておく。
【0023】そして、イメージデータ格納のプログラム
に様々な制御情報、例えば、蓄積するためのファイルデ
イレクトリ、階層数、データの名称などを指定するため
のパラメータファイル内に、キーワード(IMAGEC
OMP)=0,2という記述をしておく。これを当該プ
ロクラムが読み取って圧縮方式を決定する。
【0024】また、プログラムによりオペレータに対し
て入力を要求し、キーボードから入力することにより圧
縮方式を決定することもできる。
【0025】本実施例のイメージデータ管理方法は、図
1に示すように、まず、スキャナ等で入力された原イメ
ージ1を所定の倍率で出力する際に最適となるよう予め
サブメッシュに分割し、画素データを間引いて、サブメ
ッシュ階層の画素データを作成する。この例では簡単の
ため、画素を間引いただけの階層0(広範囲表示用)と
サブメッシュ分割しただけの階層1(拡大表示用)の2
階層のデータを作成したとする。
【0026】このデータをハードディスク等の2次記憶
装置5に蓄積する際、利用者がイメージデータの蓄積形
式を対話的に、あるいはパラメータファイルを利用して
指定する。例えば、階層0は無圧縮方式、階層1はMM
R形式というように指定する。この指定を元に、階層0
をそのままの形式で、階層1をMMR形式で圧縮してハ
ードディスク5に蓄積する。データを蓄積する際には、
蓄積するデータと、該データの圧縮方式との対応がとれ
るようにする。即ち、階層0は無圧縮方式、階層1はM
MR形式であるというような情報も、ハードディスク5
に蓄積する。一般に階層1の方がパターンの連続が多
く、間引いていないために画素数が多いので、MMR等
の圧縮をかける効果が高い。
【0027】イメージデータを表示する際には、表示の
倍率を元に、適した階層のデータをハードディスク5よ
り取り出し、さらにその階層の蓄積形式の情報もハード
ディスク5より取り出す。この蓄積形式の逆変換をか
け、画素データに戻し、モニタ7に表示をする。この例
でいえば、広範囲の表示の際は、階層0のデータが取り
出され、無圧縮で蓄積されているので、そのまま表示
し、拡大表示の際は、階層1の必要なサブメッシュデー
タが取り出され、逆MMR変換をかけて表示する。一般
に地図は全体を見渡すために頻繁に全体表示をするた
め、その時の表示速度が重視されるので、階層0を逆変
換時間のかからない無圧縮方式で蓄積する効果が高い。
【0028】本実施例では、2階層からなる場合につい
ての説明をしたが、さらに多数の階層からなる場合も同
様である。一般的には前述したとおり、全体表示用の階
層ほど伸長時間の短い形式、拡大表示用の階層ほど圧縮
効率の高い形式とする方が効果があるが、そのような場
合に限らず、それぞれの利用形態に合わせた蓄積形式を
選ぶことができる。
【0029】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、各階層の画素データや各階層のイメージデータに対
する要求の特徴を生かした圧縮方式で画素データを蓄積
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子計算機によるイメージデータ管理
方法の一実施例の構成を説明するためのブロック図であ
る。
【図2】本実施例の蓄積形式変換手段の処理手順を示す
フローチャートである。
【図3】従来の階層化と画素の間引き処理を説明するた
めの図である。
【図4】従来の画素を間引くことによってイメージが複
雑になる問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1…原イメージ、2…イメージ分割処理手段、3…画素
間引き処理手段、4…蓄積形式変換手段、5…ハードデ
ィスク等の2次記憶装置、6…出力形式逆変換手段、7
…モニタ等の出力装置、8…蓄積形式指定手段、11…
画素間引き処理前のイメージ、12…画素間引き処理後
のイメージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/411

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージデータを矩形領域に分割してイ
    メージの画素データを階層的に蓄積する記憶手段を有す
    る電子計算機によるイメージデータ管理方法において、
    階層ごとに蓄積する際の形式を指定し、この指定された
    蓄積形式に画素データを変換し、その蓄積形式情報と共
    に記憶手段に蓄積し、イメージデータを出力する際に、
    蓄積された蓄積形式情報をもとに逆変換をして画素デー
    タを取り出すことを特徴とするイメージデータ管理方
    法。
JP6025335A 1994-02-23 1994-02-23 イメージデータ管理方法 Pending JPH07234928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6025335A JPH07234928A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 イメージデータ管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6025335A JPH07234928A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 イメージデータ管理方法

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Publication Number Publication Date
JPH07234928A true JPH07234928A (ja) 1995-09-05

Family

ID=12163057

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6025335A Pending JPH07234928A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 イメージデータ管理方法

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JP (1) JPH07234928A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077183A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Daicel Polymer Ltd 成形機用の洗浄剤樹脂組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007077183A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Daicel Polymer Ltd 成形機用の洗浄剤樹脂組成物

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