JPH02254570A - 光デイスクファイル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は光ディスクファイル装置に係り、特に、入力さ
れた画像データの圧縮方式に関する。

（従来の技術〕 例えば株式会社オプトロニクス社、昭和６０年１２月１
０日発行、「わかりやすい光ディスクＪ、第１？５頁〜
第２０１頁に記載されているように、近年、光ディスク
ファイルを利用した画像ファイルシステムすなわち光デ
ィスクファイル装置が新しい文書管理手段として注目さ
れている。

光ディスクファイル装置には、１枚の光ディスクファイ
ル中に多数の画像データを効率よく登録するため、入力
された画像データを圧縮して光ディスクファイルに登録
し、また、光ディスクファイルに登録された画像データ
を伸長して原データに復帰する圧縮／伸長プロセッサが
備えられている。

従来、この光ディスクファイル装置のような画像処理装
置における画像データの圧縮方式としては、１つの圧縮
プロセッサを備え、画像データの種類に関係なく当該圧
縮プロセッサで全ての画像データの圧縮処理を行うよう
にしたものが最も一般的である。また、圧縮方式が異な
る複数の圧縮プロセッサを備え、これら各圧縮プロセッ
サで入力された画像データをそれぞれ圧縮し、各圧縮デ
ータより圧縮効率が最も盲い圧縮方式を選択するように
したものも知られている。

前者の公知例には例えば特開昭６３−１７４４７３号公
報があり、後者の公知例には例えば特開昭６２−１７６
２６８号公報がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来より画像データの圧縮方式としては、例えばＭ　Ｈ
（Ｍｏｄｉｆｉｅｄ　Ｈｕｆｆｍａｎ）方式、Ｍ　Ｒ（
ＭｏｄｉｆｉｅｄＲｅｌａｔｉｖａ　ｅｌｅ＋＋＋ｅｎ
ｔ　ａｄｄｒｅｓｓ　ｄｅｓｉｇｎａｔｅ）方式、ＡＤ
　ＣＴ　（Ａｄａｐｔｉｖｅ　Ｄｉｓｃｒｅｔｅ　Ｃｏ
５１ｎｅ　Ｔｒａｎｓｆｏｒｍ）方式、ＡＤＰＣＭ（Ａ
ｄａｐｔｉｖｅ　Ｄｉｆｆｅｒｅｎｔｉａｌ　Ｐａ１ｓ
ａＣｏｄｓ　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ）方式、ＶＱ　（Ｖ
ｅｃｔｏｒ　Ｑｕａｎｔｉ　−５ａｔｉｏｎ）方式、Ａ
　Ｂ　Ｔ　Ｃ（Ａｄａｐｔｉｖｅ　Ｂｌｏｃｋ　Ｔｒａ
ｎｃａｔｉｏｎ　Ｃｏｄｉｎｇ）方式など多くのものが
提案されているが、これらはそれぞれに固有の圧縮特性
を有し、好適な圧縮処理を行い得る画像データの種類が
異なる。

例えば、前記ＭＨ方式およびＭＲ方式は圧縮率は低いが
伸長後の画質が良好でしかも表示速度も早いという特性
を有し、モノクローム画像や低階調のカラー画像など比
較的データ量の少ない画像を圧縮処理して高画質の画像
を高速で得るのに適する。これに対してＡＤＣＴ方式は
、圧縮率は非常に高いが伸長後の画質があまり良好でな
くしかも表示速度が比較的遅いという特性を有し、例え
ば膨大なデータ量を有するフルカラー画像を圧縮処理し
て当該画像の伝送用データを得る場合などに適する。ま
た、他の方式はこれらの中間的な特性を有し、フルカラ
ー画像を低圧縮率で圧縮処理して高画質の画像を高速で
得たり（ＡＤＰＣＭ方式）、フルカラー画像を高圧縮率
で圧縮処理して低画質の画像を高速で得るのに適する（
ＶＱ方式およびＡＢＣＴ方式）。

従って、１つの圧縮プロセッサで全ての画像データを圧
縮処理するタイプの光ディスクファイル装置においては
、各種の画像データを各種の圧縮条件の下で処理するこ
とができず、目的に合致した画像を得られない、光ディ
スクファイルの無駄や処理時間の無駄を生じるといった
不都合がある。

また、圧縮方式が異なる複数の圧縮プロセッサを備えた
ものであっても、単に圧縮効率が最も高い圧縮方式を選
択するようにしたものは、圧縮率をある程度犠牲にして
も伸長後高画質の画像を得たい、あるいは表示速度の高
速化を図りたいという要求に応じることができず、やは
り画像処理の範囲が制限されるという問題が残る。

本発明はこのような従来技術の課題を解消するためにな
されたものであって、各種の画像データを各種の圧縮条
件の下で処理可能な光ディスクファイル装置を提供する
ことを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、前記の目的を達成するため、光ディスクファ
イル装置に信号の圧縮／伸長方式が異なる複数の圧縮／
仲良プロセッサを搭載し、入力された画像データに対し
てこれら各圧縮／伸長プロセッサによる圧縮動作を並行
して実行し、各圧縮／伸長プロセッサによる各圧縮デー
タの中から登録しようとする圧縮データを任意に選択し
、この選択された圧縮データを前記光ディスクファイル
に登録するようにした。

〔作用〕

光ディスクファイル装置にそれぞれ圧縮／伸長特性が異
なる複数の圧縮／伸長プロセッサを搭載し、入力された
画像データに対してこれら各圧縮／伸長プロセッサによ
る圧縮動作を並行して実行すると、圧縮率、伸長後の画
質、表示速度（圧縮信号の伸長にかかる時間）等が異な
る各種の圧縮データを得ることができる。

また、これらの各圧縮データの中から登録しようとする
圧縮データを任意に選択し、光ディスクファイルに登録
できるようにすると１画像データの種類や画像処理の目
的に合致した各種の画像の登録が可能となる。

よって、光ディスクファイル装置における画像処理の汎
用性を拡大することができる。

〔実施例〕

まず、本発明に係る光ディスクファイル装置の全体構成
を第１図に基づいて説明する。

この図に示すように、本発明の光ディスクファイル装置
は、システム全体を制御するＣＰＵ　（中央処理装置）
１と、画像データを登録する光ディスクファイル２と、
各種のメモリ３〜７と、複数の圧縮／伸長プロセッサ８
〜１０と、各種の端末袋ｒ！１１１〜１３とによって構
成されている。

前記各種メモリには、前記中央処理装置！１を動作させ
る制御プログラムが格納されたプログラムメモリ３と、
ＣＰＵＩが利用する変数やテーブル類が格納されたワー
クメモリ４と、画像データを一時的に記憶するバッファ
メモリ５と、デイスプレィに表示される画像データと１
対１に対応する２つのビットマツプメモリ６．７とが含
まれる。

また、前記各種端末装置としては、前記光ディスクファ
イル２にデータを書き込むスキャナ１１と、前記光ディ
スクファイル２から読み出されたデータを表示するデイ
スプレィ１２と、コマンドや画像インデックス等を入力
するキーボード１３とが備えられている。

前記圧縮／伸長プロセッサ８〜１０としては、圧縮／伸
長特性が異なる各種のものが並設される。

なお、本例では３つの圧縮／伸長プロセッサを備えた場
合について図示しているが、圧縮／伸長プロセッサの数
量に関しては何ら制限を設けられるものではなく、必要
に応じて任意の数量だけ設定することができる。

以下、本発明に係る光ディスクファイル装置の動作を第
２図に基づいて説明する。

まず、スキャナ１１によって原稿を読み取り、その画像
データをデイスプレィ１２に表示する（ステップ５−ｉ
）。

次に、光ディスクファイル２からの検索を容易にするた
め、キーボード１３によって当該画像データのインデッ
クスデータを入力する（ステップ５−２）、インデック
スデータは、光ディスクファイルに登録しようとしてい
る画像データを他の画像データから区別するために付さ
れるものであって１例えばカタログに掲載された電子機
器のインターフェース部品の設計図を登録する場合、「
カタログ」、「電子機器」、「インターフェース部品」
といった階層構造を有する文言の組合せなどをもって構
成される。

ステップＳ−２におけるインデックスデータの入力を行
っている間に、入力した画像データを各圧縮／伸長プロ
セッサ８〜１０にパラレルに転送し、各圧縮／伸長プロ
セッサ８〜ｌＯによる各方式の信号圧縮を実行する。そ
して、得られた各圧縮データをバッファメモリ５に登録
するとともに、各圧縮／伸長プロセッサ８〜ｌＯによる
各圧縮データの評価データをワークメモリ４に登録する
（ステップ５−３）。

ステップＳ−２におけるインデックスデータの入力およ
びステップＳ−３における各圧縮データのバッファメモ
リ５への記憶操作が終了したら、ワークメモリ４に作成
された各圧縮データの評価テーブルをデイスプレィ１２
に表示させる（ステップ５−４）。

第３図は、ワークメモリ６内に作成されデイスプレィ１
２に表示される評価テーブルの一例を示す図であって、
圧縮／伸長プロセッサ番号２１と。

圧縮後のデータサイズ２２と、圧縮画像の画質評価２３
と、光ディスクブアイル２に登録された画像データを読
み出してからビットマツプメモリ６゜７に伸張展開し、
デイスプレィ１２に表示するまでの時間すなわち表示速
度２４とから構成されている。

第３図の例では、Ｎｏ、１の圧縮／伸長プロセッサによ
って信号圧縮された圧縮データは、画像データの圧縮率
は低いが画質が良く、表示速度も中程度であることを示
している。また、Ｎｏ、２の圧縮／伸長プロセッサによ
って信号圧縮された圧縮データは、圧縮率および画質に
ついては共に中程度であるが、表示速度が最も高速であ
ることを示している。さらに、Ｎｏ、３の圧縮／伸長プ
ロセッサによって信号圧縮された圧縮データは、圧縮率
については最高であるが画質および表示速度ともに悪い
ことを示している。

圧縮画像をデイスプレィ１２に表示しない場合には、第
３図の評価テーブルを参照して登録すべき圧縮データを
選択しくステップ５−５）、キーボード１３を操作して
当該圧縮データを生成した圧縮／伸長プロセッサの識別
符号を付して光ディスクファイル２に登録する（ステッ
プ５−６）。

圧縮データの選択は、画像データの種類および登録の目
的等を考慮して任意に行うことができる。

例えば設計図面のように何よりも画質を優先する画像デ
ータについては、光ディスクファイル２の記録容量を犠
牲にしてもＮｏ、１の圧縮／伸長プロセッサを選択する
。また、商品のカタログのように画質よりもデータの数
量を優先する画像データについては、圧縮率の高いＮｏ
、３の圧縮／伸長プロセッサを選択する。

圧縮データを光ディスクファイル２に登録するに先立ち
、デイスプレィ１２に圧縮された画像データを表示する
場合には、バッファメモリ５に記憶された圧縮データを
読み出して当該圧縮データを生成した圧縮／伸長プロセ
ッサにて伸長し、デイスプレィ１２に表示する（ステッ
プ５−７）。

以下、この圧縮／伸長された画像データを参照して登録
すべき圧縮データの選択と光ディスクファイル２への登
録を行う（ステップＳ−５，ステップ５−６）。

以上の動作は、プログラムメモリ３に格納されたプログ
ラムに従ってＣＰＵＩにて行われる。

光ディスクファイル２に登録された画像データの検索を
行う場合には、キーボード１３を操作して所望の画像デ
ータのインデックスデータを入力し、光ディスクファイ
ル２に登録された圧縮データをバッファメモリ５に読み
込む。バッファメモＵ　５に読み込まれた圧縮データは
、当該圧縮データとともに記録しておいた識別符号によ
って選択される所定の圧縮／伸長プロセッサによってビ
ットマツプメモリに伸長展開され、デイスプレィ１２に
表示される。

前記実施例の光ディスクファイル装置は、圧縮／伸長特
性が異なる複数の圧縮／伸長プロセッサ８〜１０を搭載
し、入力された画像データに対してこれら各圧縮／伸長
プロセッサ８〜ｌＯによる圧縮動作を並行して実行する
ようにしたので、圧縮率、伸長後の画質、表示速度（圧
縮信号の伸長にかかる時間）等が異なる各種の圧縮デー
タを得ることができる。また、これらの各圧縮データの
中から登録しようとする圧縮データを任意に選択し、光
ディスクファイル２に登録できるようにしたので、画像
データの種類や画像処理の目的に合致した各種の画像の
登録が可能となる。よって、光ディスクファイル２の使
用効率および使い勝手が良く、汎用性に優れた光ディス
クファイル装置を提供することができる。

なお、本発明の要旨は圧縮／伸長プロセッサの数量と組
合せそれに圧縮データの選択方式にあるのであって、端
末装置等これ以外の装置については前記実施例にかかわ
らず任意に構成することができる。

また、前記実施例においては、デイスプレィに表示され
た評価テーブルを参照してオペレータ自身が光ディスク
ファイルに登録すべき圧縮データを選択する場合につい
て説明したが、この選択動作をＣＰＵにて自動的に行わ
せることもできる。

例えば、設計図面については常に画質を最優先すると決
められている場合、「設計図面」というインデックスデ
ータが入力されたことを検知することによって、当該画
像データを最適な特性を有する圧縮／伸長プロセッサに
自動的に転送するようにすることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の光ディスクファイル装置
は、圧縮／伸長特性が異なる複数の圧縮／伸長プロセッ
サを搭載し、これら各圧縮／伸長プロセッサによって圧
縮された圧縮データより光ディスクファイルに登録しよ
うとする圧縮データを任意に選択できるようにしたので
、光ディスクファイルの使用効率および使い勝手が良く
、汎用性に優れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る光ディスクファイル装置の全体構
成を示すブロック図、第２図は登録時の動作順序を説明
する流れ図、第３図はデイスプレィに表示される圧縮デ
ータの評価テーブルの一例を示す説明図である。 １・・・・・・ＣＰＵ、２・・・・・・光ディスクファ
イル、３・・・・・・プログラムメモリ、４・・・・・
・ワークメモリ、５・・・・・・バッファメモリ、６．
７・・・・・・ビットマツプメモリ、１１・・・・・・
スキャナ、１２・・・・・・デイスプレィ、１３・・・
・・・キーボード、２１・・・・・・圧縮／伸長プロセ
ッサ番号、２２・・・・・・データアドレス、２３・・
・・・画質評価、２４・・・・・・表示速度。 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 画像データ入力部と、画像データの圧縮／伸長処理を行
   う圧縮／伸長プロセツサと、圧縮された画像データを登
   録する光ディスクファイルとを備えた光ディスクファイ
   ル装置において、 信号の圧縮／伸長方式が異なる複数の圧縮／伸長プロセ
   ツサを搭載し、入力された画像データに対してこれら各
   圧縮／伸長プロセツサによる圧縮動作を並行して実行し
   、各圧縮／伸長プロセツサによる各圧縮データの中から
   登録しようとする圧縮データを任意に選択し、この選択
   された圧縮データを前記光デイスクフアイルに登録する
   ようにしたことを特徴とする光デイスクフアイル装置。