JPH04154799A - 蛋白質、dnaおよびその用途 - Google Patents

蛋白質、dnaおよびその用途

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JPH04154799A
JPH04154799A JP2235405A JP23540590A JPH04154799A JP H04154799 A JPH04154799 A JP H04154799A JP 2235405 A JP2235405 A JP 2235405A JP 23540590 A JP23540590 A JP 23540590A JP H04154799 A JPH04154799 A JP H04154799A
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dna
amino acid
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transformant
bmps
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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SAITETSUKU RES KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は骨形成蛋白質(Bone Morphogen
etic P[rotein、 B M P )に類似
したアフリカッメガエルBMP類をコードするDNAを
含有するDNA、アフリカッメガエルBMP類の前駆体
蛋白質(前[杯体ポリペプチドともいう)および成熟蛋
白質(成熟ポリペプチドともいう)、該前駆体蛋白質と
成熟蛋白質の製造方法、および上記蛋白質の用途に関す
る。本明細書において、前駆体蛋白質とは、成熟ペプチ
ドアフリカッメガエルBMP類のアミノ酸配列を持ち、
かつそのN末端側、C末端側またはその両方にアフリカ
ッメガエルBMP類DN[Aによってコードされるアミ
ノ酸配列の一部又は全部を持つような蛋白質をさす。
灸来豊五批 骨形成作用(BMP作用)を有するtransform
ing growth factor−beta  (
T G F −beta、 T G F −β)は細胞
増殖の調節をしているだけでなく、細胞の分化の調節な
ど多様な生理活性を持っていることが最近明らかにされ
つつある。特にTGF−βの骨形成を促進する作用は注
目されており、その強力な軟骨・骨誘導作用を生がして
、骨折あるいは骨粗しよう症(osteoporosi
s)の治療にTGFを用いようとする試みがなされてい
る(Noda、 M。
らジャーナルオブエンドクリノロジ−(J、 Endo
crinology)、 124:2991−2994
,1989 ; Joyce、 M。
E、ら、ジャーナルオブボーン ミネラルリサーチ(J
、 Bone Minaral Res、)、 4:S
−259,1989; 5eyedin、 S、 M、
ら、ジャーナルバイオロジカルケミストリー(J、 B
iol、 Chem、)、281:5693−5695
゜1986)。しかしながら、ごく最近、骨や軟骨の形
成を促進する因子として互いに分子構造の異なる4種の
骨形成蛋白質(B M P )が同定された。この4種
のヒトBMP−1,ヒトBMP−2A、ヒトBMP−2
B、ヒトBMP−3のうちヒトBMP−2A、ヒトBM
P−2BおよびヒトBMP−3はTGF−βと構造がよ
く似ているものの新規なペプチドであり、またこのもの
は動物の皮下あるいは筋肉内に移植すると軟骨と骨の形
成を誘導することが報告されている(J、 M、 Wo
zneyら、サイエンス(Science) 、 Vo
l、242,1528−1534,1989〕。
発明が解 しようとする課 これらBMP作用を有する上記ペプチドが局在している
と考えられる骨あるいは該ペプチドを産生じていると思
われるヒト骨肉腫細胞(U2−O8)からのペプチドの
単離、精製といった方法は複雑で、また目的とするペプ
チドも少量しか得られないという問題があり、また遺伝
子組み換え技術によるものはヒトに関してのみ成功した
にすぎず、その研究の途についた所というのが現状であ
る。
課 を解 するための手 本発明者らはBMP作用を有する同様のペプチドを、ア
フリカッメガエルからも採取し、しかもそれを遺伝子組
み換え技術によって製造することができれば、今後の研
究、治療に多大な効果を奏することができると考え、研
究を重ねた結果、次のような知見を得、本発明に到達し
たものである。
即ち、本発明者らは同じ<TGF−βファミリーに属す
るラットインヒビンβA鎖の相補DNAをプローブとし
てアフリカッメガエルのDNAライブラリーよりはじめ
てBMP−2AをコードするDNAおよびそれに関連す
るDNA (アフリカッメガエルBMP類)を5種、続
いて3種のcDNA、合計8種をクローニングすること
に成功した。さらにDNAの一部の塩基を同定し、アフ
リカッメガエルBMP類(B9.M3.C4,A4゜A
5.Xbr22.Xbr23.Xbr41と呼ぶ)のア
ミノ酸配列〔各々、第3図の式(I)、(II)、(■
)、(IV)もしくは(V)、第4図の式(VI)、(
■)、(■)を参照されたい〕を明らかにし、これらを
遺伝子組み換え技術によって大量に生産する道を拓くこ
とに成功したものである。
本発明は(1)アフリカッメガエルBMP類、(2)ア
フリカッメガエルBMP類をコードするDNAを含有す
るDNA、(3)アフリカッメガエルBMP類をコード
するDNAを含有するDNAを保持する形質転換体、お
よび(4)上記(3)の形質転換体の培養、培養物中へ
の蛋白質の生産蓄積、採取を包含するアフリカッメガエ
ルBMP類の製造方法に関するものである。
本発明の、アフリカッメガエルBMP類の内の1つであ
るC4の、TGF−βに相当する98個または114個
のペプチドたる成熟アフリカッメガエルBMPは式(I
II)の6〜119番目または22〜119番目のアミ
ノ酸配列で表わされるものであり、分子量は二量体を形
成した場合、糖鎖を除くと約25゜000と計算された
このものはWozneyらの報告したアミノ酸配列と、
分子当り3個なレル4個のアミノ酸の違し)がみられる
第3図には本発明で得られた5種の新規なアフリカッメ
ガエルBMP類のアミノ酸配列を、BMP作用を有する
他の既知の蛋白質のアミノ酸配列と比較して示し、βA
を基準としてβAと同じアミノ酸については「、」で示
し、βAと異なるアミノ酸部分を一文字表式で表示して
いる。第3図におけるC0N5ENSUSは第3図に挙
げたBMP作用蛋白質の全てに共通するアミノ酸を示す
もので、このC0N5ENSUSを設けたことから、式
中に欠落部分「−」を設けることとなった。したがって
、前駆体および成熟蛋白質部分を表わす番号は、この欠
落部は除外して数えられている。
第4図には更に続いて本発明者が見出した3種の新規な
アフリカッメガエルBMP類のアミノ酸配列を示してい
る。
またDNA配列については、本発明のアフリカッメガエ
ルBMP類をコードするDNAは第2図に示す式(1)
〜(8)(各々がB9.M3.C4、A4.A5.Xb
 r22.Xb r23.Xbr41に相当)の塩基配
列を含有するものであるかあるいはその一部である。W
ozneyらはアミノ酸配列は報告しているものの、塩
基配列は明らかにしていない。
成熟BMPに関する部分〔第3図に示す式(1)の15
〜130番目のアミノ酸配列、式(■)の14〜127
番目のアミノ酸配列、式(III)の6〜119番目ま
たは22〜119番目のアミノ酸配列、式(IV)の6
〜63番目のアミノ酸配列、式(V)の6〜65番目の
アミノ酸配列、第4図に示す式(VI)の282〜39
8番目または298〜398番目のアミノ酸配列、式(
■)の288〜401番目または304〜401番目の
アミノ酸配列、もしくは式(VII)の328〜426
番目のアミノ酸配列に当る〕についてもTGF−βのD
NAとは異なっており、本発明のDNAは新規なもので
ある。
本発明のBMP成熟ペプチドをコードするDNAとして
は、BMPの成熟ペプチドのアミノ酸配列をコードする
塩基配列を含有するものであればいかなるものであって
もよいが、たとえば式(1)〜(8)の塩基配列を含有
するDNAあるいはその一部のDNAであることが好ま
しい。
式(1)〜(8)の塩基配列は本発明で得られたアフリ
カッメガエルBMP類DNA配列であり、式(1)〜(
VII)のアフリカッメガエルBMP類アミノ酸をコー
ドする塩基配列の一例としては式(1)の693〜10
40番目、2式(2)の134〜475番目、式(3)
の435〜728番目、式(4)の183〜356番目
、式(5)の149〜328番目、式(6)の249〜
1442番目1式(7)の104〜1306番目、式(
8)の86〜1363番目で表わされるものが挙げられ
る6 本発明方法におけるBMP類をコードする塩基配列を有
するDNAを含有する発現型ベクターは、例えば、(i
)BMP類産生産生細胞メツセンジャーRNA (m、
RNA)を分離し、(ii)該mRNAから単鎖の相補
DNA (cDNA)を、次いで二重鎖DNAを合成し
、(iii)該相補DNAをファージまたはプラスミド
に組み込み、(iv)得られた組み換えファージまたは
プラスミドで宿主を形質転換し、(V)得られた形質転
換体を培養後、形質転換体から適当な方法、例えばBM
Pの一部をコードするDNAプローブとのハイブリダイ
ゼーションにより、あるいは抗BMP抗体を用いたイム
ノアッセイ法により目的とするDNAを含有するファー
ジあるいはプラスミドを単離し、(vi)その組み換え
DNAから目的とするクローン化D N Aを切り出し
、(軸)該クローン化DNAまたはその一部を発現ベク
ター中のプロモーターの下流に連結する、ことにより製
造することができる。
BMPをコードするmRNAは、種々のBMP産生細胞
、例えばRO3細胞などから得ることができる。
BMP産生細胞からRNAを調製する方法としては、グ
アニジンチオシアネート法〔(ジエー・エム・チルブラ
イン(J、M、、Chirg讐in)ら、バイオケミス
トリー(Bio−chemistry)、18,529
4(1979))などが挙げられる。
このようにして得られたmRNAを鋳型とし、逆転写酵
素を用いて、例えば岡山(H,Okayama)らの方
法〔モレキュラー・アンド・セルラー・バイオロジー(
Molecular and Ce1lular Bi
ology) 2゜161(1982)および同誌3 
280(1983))に従いcDNAを合成し、得られ
たcDNAをプラスミドに組み込む。
cDNAを組み込むプラスミドとしては、たとえば大腸
菌由来のpB R322(ジーン(gene) 、2.
95(1977))、pB R325Cジーン、4.1
21 (197g)) 、pU C12〔ジーン、1−
、259(1982)) 、pU C13[ジーン、月
月259(1982))、枯草菌由来のpUBllo(
バイオケミカル・バイオフィジカル・リサーチ・コミュ
ニケーヨン(Biochemical and Bio
physical Re5earch C。
mmunication) 、旦2678(1983)
)などが挙げられるが、その他のものであっても、宿主
内で複製増殖されるものであれば、いずれをも用いるこ
とができる。またcDNAを組み込むファージベクター
としては、たとえばλgtll(ヤング及びデーヴイス
(Young、 R,、and Davisw R,y
)プロシージングズ・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ
−・オブ・サイエンス・オブ・ザ・ニー・ニス・ニー(
Proc。
Natl、 Acad、 Sci、、U、S、A、)、
80.1194(1983))などが挙げられるが、そ
の他のものであっても宿主内で増殖できるものであれば
用いることができる。
プラスミドに組み込む方法としては、たとえば、ティー
・マニアティス(T、Maniatis)ら、モレキュ
ラー・クローニング(Molecular Cloni
ng)コールド・スプリング・ハーバ−・ラボラトリ−
(ColdSpring )larbor La−bo
ratory)、第239頁(1982)に記載の方法
などが挙げられる。またファージベクターにc D N
 Aを組み込む方法としては、たとえばヒューン(Hy
unh+T、V、)らの方法〔デイ−・エフ・ニークロ
ーニング、アブラフティカルアプローチ(DNA Cl
oning、 A Practical Approa
ch)よ、49(1985)3などが挙げられる。
このようにして得られたプラスミドは、適当な宿主たと
えばエシェリヒア(Escherichia)属菌。
バチルス(Bacillus)属菌などに導入する。
上記エシェリヒア属菌の例としては、エシェリヒア・コ
リ(Escherichia coli) K 12D
 H1(プロシージング・オブ・ザ・ナショナル・アカ
デミ−・オブ・サイエンス(Proc、 Natl、 
Aead、 Sci、 U、S。
A、)60,160(1968))、M2O3(ヌクレ
イツク・アシッズ・リサーチ、(Nucleic Ac
1ds Re5earch)、9L309(1981)
)、JA221(ジャーナル・オブ・モレキュラー・バ
イオロジー(Journal of Mo1ecula
r Biology))、120517(1978))
、 HBlol[ジャーナル・オブ・モレキュラー・バ
イオロジー酊ユ459 (1969)) 、 C600
Cジェネティックス(Genetics) 、土440
(1954))などが挙げられる。
上記バチルス属菌としては、たとえばバチルス・サチリ
ス(Bacillus  subtilis)M I 
114(ジーン。
24.255(1983))、207−21(ジャーナ
ル・オブ・バイオケミストリー(Journal of
 Biochemistry%87(1984))など
が挙げられる。
プラスミドで宿主を形質転換する方法としては、たとえ
ばティー・マニアティス(T、 Maniatis)ら
−I−L/キュラー・クローニング(Molecula
r Cloning)、コールド・スプリング・ハーバ
−・ラボラトリ−(Cold Spring Harb
or Laboratory)、第249頁(1982
)に記載のカルシウムクロライド法あるいはカルシウム
クロライド/ルビジウムクロライド法などが挙げられる
またファージ・ベクターを用いる場合には、たとえば増
殖させた大腸菌にインビトロパッケージング法を用いて
導入することができる。
アフリカッメガエルBMP類cDNAを含有するアフリ
カッメガエル・cDNAライブラリーは上記の方法など
で得ることが出来るが、市販品として購入することも可
能であり、例えばアフリカッメガエルのcDNAライブ
ラリーはクローンチックラボラトリーズ(C1onte
ch Laboratories、 Inc、、米国)
から入手することができる。
アフリカッメガエル・DNAライブラリーからアフリカ
ッメガエル・BMP類DNAをクローニングする方法と
しては、例えばファージベクターλcharon28A
とラットインヒビン(アクティビン)βAcDNAをプ
ローブとして用いたプラークハイブリダイゼーション法
〔ティー・マニアティス(T。
Maniatis)ら、モレキュラー・クローニング(
M。1ecular Cloning)コールド・スプ
リング・ハーバ−・ラボラトリ−(Cold Spri
ng Harbor La−boratory) 、 
(1982))などが挙げられる。
このようにしてクローン化されたアフリカッメガエル・
BMP類DNAは必要があればプラスミド、例えばpB
R322,pUc12. pUc13. pUc18.
 pUc19゜pUc118.pUc119などにサブ
クローニングしてアフリカッメガエル・BMP類DNA
を得ることができる。
このようにして得られたDNAの塩基配列を、たとえば
マキサム・ギルバート(Maxam−Gilbert)
法[Maxam、 A、阿、 and G11bert
、 w、、プロシーディングズ・オブ・ザ・ナショナル
・アカデミ−・オブ・サイエンス・オブ・ザ・ニー・ニ
ス・ニー(proe、 Natl、 Acad、 Sc
i、、U、S、A、)、74,560(1977))あ
るいはジデオキシ法(Messing、 J、ら、ヌク
レイツク・アシッズ・リサーチ(Nucleic Ac
1ds Re5earch)9309(1981))に
よって決定し、既知のアミノ酸配列との比較からアフリ
カッメガエル・BMP類DNAの存在を確認する。
以上のようにして、アフリカッメガエル・BMP類をコ
ードするDNA (アフリカッメガエル・BMP類DN
A)(式1〜8)が得られる。
後述の実施例1で得られたアフリカッメガエル・BMP
類をコードするDNAを含むDNAの制限酵素断片地図
を第1図に示す。またジデオキシ法で決定したDNAの
塩基配列式1〜8を第2図に、その塩基配列から判明し
たアミノ酸配列式I〜■、および式■〜■を第3図およ
び第4図に示す。
上記のようにしてクローン化されたアフリカッメガエル
・BMP類をコードするDNAは目的によりそのまま、
または所望により制限酵素で消化して使用することが出
来る。
クローン化されたDNAから発現させたい領域を切り出
し、発現に適したビークル(ベクター)中のプロモータ
ーの下流に連結して発現型ベクターを得ることができる
該DNAはその5′末端に翻訳開始コドンとしてのAT
Gを有し、また3′末端には翻訳終止コドンとしてのT
AA、TGAまたはTAGを有していてもよい。これら
の翻訳開始コドンや翻訳終止コドンは、適当な合成りN
Aアダプターを用いて付加することもできる。さらに該
DNAを発現させるにはその上流にプロモーターを接続
する。
ベクターとしては、上記の大腸菌由来のプラスミド(例
、pBR322,pBR325,pUC12、pUc1
3)、枯草菌由来プラスミド(例、pUBllo、pT
P5.pc19j)、酵母由来プラスミド(例、psH
19,psH15)。
あるいはλファージなどのバクテリオファージおよびレ
トロウィルス、ワクシニアウィルスなどの動物ウィルス
などが挙げられる。
本発明で用いられるプロモーターとしては、遺伝子の発
現に用いる宿主に対応して適切なプロモーターであれば
いかなるものでもよい。
形質転換する際の宿主がエシェリキア属菌である場合は
、trpプロモーター、Qacプロモーター、recA
プロモーター、λPLプロモーター、ρppプロモータ
ーなどが、宿主がバチルス属菌である場合は、5POL
プロモーター、SP○2プロモーター、penPプロモ
ーターなど、宿主が酵母である場合は、PH05プロモ
ーター。
PGKプロモーター、GAPプロモーター、ADHプロ
モーターなどが好ましい。とりわけ宿主がエシェリキア
属菌でプロモーターがtrpプロモーターまたはλPL
プロモーターであることが好ましい。
宿主が動物細胞である場合には、SV40由来のプロモ
ーター、レトロウィルスのプロモーター、メタロチオネ
インプロモーター、ヒートショックプロモーターなどが
それぞれ利用できる。
なお、発現にエンハンサ−の利用も効果的である。
このようにして構築されたアフリカッメガエルBMP類
の成熟ペプチドをコードするDNAを含有するベクター
を用いて、形質転換体を製造する。
宿主としては、たとえばエシェリヒア属菌、バチルス属
菌、酵母、動物細胞などが挙げられる。
上記エシェリヒア属菌、バチルス属菌の具体例としては
、前記したものと同様のものが挙げられる。
上記酵母としては、たとえばサツカロマイセスセレビシ
ェ(Saccaromyces cerevisiae
) A H22。
AH22R−、NA37−11A、DKD−5Dなどが
挙げられる。
動物細胞としては、たとえばサル細胞CO5−7、Ve
ro、チャイニーズハムスター細胞CHO。
マウスL細胞、ヒトFL細胞などが挙げられる。
上記エシェリキア属菌を形質転換するには、たとえばプ
ロシージング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オ
ブ・サイエンス(Proc、Natl、Acad。
Sci、USA) 、69.2110(1972)やジ
ーン、 17.107(191112)などに記載の方
法に従って行なわれる。
バチルス属菌を形質転換するには、たとえばモレキュラ
ー・アンド・ジェネラル・ジェネティックス(阿ole
cular & General Genetics)
 、168,111(1979)などに記載の方法に従
って行なわれる。
酵母を形質転換するには、たとえばプロシージング・オ
ブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(
Proc、Natl、Acad、Sci、USA)、7
5,1929(1978)に記載の方法に従って行なわ
れる。
動物細胞を形質転換するには、たとえばヴイロロジー(
Virology)52,456(1973)に記載の
方法に従って行なわれる。
このようにして、アフリカッメガエルBMP類成熟ペプ
チドをコードするDNAを含有する発現ベクターで形質
転換された形質転換体が得られる。
宿主がエシェリヒア属菌、バチルス属菌である形質転換
体を培養する際、培養に使用される培地としては液体培
地が適当であり、その中には該形質転換体の生育に必要
な炭素源、窒素源、無機物その他が含有せしめられる。
炭素源としては、たとえばグルコース、デキストリン、
可溶性澱粉。
ショ糖など、窒素源としては、たとえばアンモニウム塩
類、硝酸塩類、コーンスチープニリカー、ペプトン、カ
ゼイン、肉エキス、大豆粕、バレイショ抽出液などの無
機または有機物質、無機物としてはたとえば塩化カルシ
ウム、リン酸二水素ナトリウム、塩化マグネシウムなど
が挙げられる。
また、酵母、ビタミン類、生長促進因子などを添加して
もよい。
培地のpHは約5〜8が望ましい。
エシェリヒア属菌を培養する際の培地としては、例えば
グルコース、カザミノ酸を含むM9培地〔ミラー(Mi
ller) 、ジャーナル・オブ・エクスペリメンツ・
イン・モレキュラー・ジェネティックス(J。
urnal of Experiments in M
o1ecular Genetics)。
431−433.Co1d Spring Harbo
r  Laboratory、NewYork 197
2)が好ましい。ここに必要によりプロモーターを効率
よく働かせるために、たとえば3β−インドリルアクリ
ル酸のような薬剤を加えることができる。
宿主がエシェリヒア属菌の場合、培養は通常約15〜4
3℃で約3〜24時間行い、必要により、通気や攪拌を
加えることもできる。
宿主がバチルス属菌の場合、培養は通常約30〜40℃
で約6〜24時間行ない、必要により通気や攪拌を加え
ることもできる。
宿主が酵母である形質転換体を培養する際、培地として
は、たとえばパークホールダー(Burkholder
)最小培地[Bostian、 K、 L、ら、「プロ
シージング・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ
・サイエンス(Proc、Natl、Acad、Sci
、USA)77.4505(1980))が挙げられる
。培地のpHは約5〜8に調整するのが好ましい。培養
は通常約20℃〜35℃で約24〜72時間行い、必要
に応じて通気や攪拌を加える。
宿主が動物細胞である形質転換体を培養する際、培地と
しては、たとえば約5〜20%の胎児牛血清を含むME
M培地〔サイエンス(Science) 122゜50
1 (1952)) 、 D M E M培地〔ヴイロ
ロジー(Viro−1ogy)、8,396(1959
)) 、 RP M I 1640培地〔ジャーナル・
オブ・ザ・アメリカン・メディカル・アソシエーション
(The Jounal of the Americ
anMedical As5ociation) 19
9,519(1967))、 199培地〔プロシージ
ング・オブ・ザ・ソサイエテイ・フォー・ザ・バイオロ
ジカル・メデイスン(Pro−ceeding of 
the 5ociety for the Biolo
gicalMedicine)73.1 (1950)
3などが挙げられる。pHは約6〜8であるのが好まし
い。培養は通常約30℃〜40℃で約15〜60時間行
い、必要に応じて通気や攪拌を加える。
上記培養物からアフリカッメガエルBMP類の成熟ペプ
チドを分離精製するには、例えば下記の方法により行な
うことができる。
アフリカッメガエルBMP類の成熟ペプチドを培養菌体
あるいは細胞から抽出するに際しては、培養後、公知の
方法で菌体あるいは細胞を集め、これを適当な緩衝液に
懸濁し、超音波、リゾチームおよび/または凍結融解な
どによって菌体あるいは細胞を破壊したのち、遠心分離
やろ過によりBMPの成熟ペプチドの粗抽出液を得る方
法などが適宜用い得る。緩衝液の中に尿素や塩酸グアニ
ジンなどのたんばく変性剤や、トリトンX−100など
の界面活性剤が含まれていてもよい。
培養液中にBMP類前鮭体たんばくや成熟ペプチドが分
泌される場合には、培養終了後、それ自体公知の方法で
菌体あるいは細胞と上清とを分離し、上清を集める。こ
のようにして得られた培養上清、あるいは抽出液中に含
まれるBMP類前駐体たんばくや成熟ペプチドは、自体
公知の分離・精製法を適切に組み合わせて行なうことが
できる。
これらの公知の分離、精製法としては、塩析や溶媒沈澱
法などの溶解度を利用する方法、透析法。
限外ろ過法、ゲルろ過法、および5DS−ポリアクリル
アミドゲル電気泳動法などの主として分子量の差を利用
する方法、イオン交換クロマトグラフィーなどの荷電の
差を利用する方法、アフィニティークロマトグラフィー
などの特異的親和性を利用する方法、逆相高速液体クロ
マトグラフィーなどの疎水性の差を利用する方法1等電
点電気泳動法などの等電点の差を利用する方法などが挙
げられる。またBMP相補DNAあるいはDNAを大腸
菌由来DNA  1acZと融合させ発現させた融合蛋
白質に対する抗体を免疫アフィニティカラムとして使用
する方法も考えられる。
本発明のBMP類発現に当っては、Vangら、プロシ
ージンゲス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オブ
・サイエンス(Proc、Natl、Acad、Sci
U、S、A、)  復17.2220−2224.19
90に記載されているような、CHO細胞に遺伝子を導
入し、BMP類を大量に産生させるような方法が具体的
に挙げられる。
かくして生成するBMP類前馳体たんばくや成熟ペプチ
ドは特異抗体を用いたエンザイムイムノアッセイなどに
より測定することができる。また生成物に骨形成活性が
ある場合は、該活性を指標にして測定することもできる
作月二(果 本発明のDNAでDNA感染または形質転換した菌体や
細胞では、大量のBMP類成熟ペプチドを産生せしめる
ことができ、BMP類成熟ペプチド生産を有利に導くこ
とができる。
ここに製造されるBMP類成熟ペプチドは軟骨基質の主
要成分たるプロテオグリカンの合成を促進することが判
明したので、生体、特に人間の骨・軟骨形成反応のメカ
ニズムの解析や、骨折、骨そしよう症治療剤としても利
用することができる。
該蛋白質をこのような治療剤として用いる場合、哺乳動
物に対してその有効量が用いられ、この有効量は軟骨細
胞におけるプロテオグリカンの合成を促進するために必
要とされる量の蛋白質である。
−船釣には0.001〜35μg/体重kgの範囲で用
いられるが、この厳密な量については当業者によって適
宜法められるものである。
この蛋白質を治療剤として用いる場合には、注意深く精
製を行ない細菌や発熱物質が存在しないように注意しな
ければならない。
BMP類を骨折や骨そしよう症などの治療薬として用い
る場合、そのままあるいは薬学的に許容される担体、賦
形剤、希釈剤と混合したのち、液剤、注射剤、軟膏剤な
どの剤型で非経口的に投与することができる。投与形態
は■患部に近い皮膚表面に投与する、■患部に注入する
、■切開後、患部に直接投与する、などが適当である。
骨折の治療におけるBMP類の投与量は成人の場合、1
回あたり0.1〜2,000μg、好ましくは20〜4
00μgで1日1回の投与が適当である。骨そしよう症
の治療における投与量は成人の場合、1回あたり0.1
〜200μgで1日1回の投与が適当である。投与日数
は通常1〜30日である。治療剤の濃度は液剤では0.
001〜0.2%、注射剤では0.001〜0.2%、
軟膏剤ではQ、001〜0.2%が適当である。
以上、BMP類をコードするDNAのクローニング、B
MP類成熟ペプチドの発現ベクターの作製と、それらに
よる形質転換体の製造、該形質転換体を用いたBMP類
成熟ペプチドの製造及びその有用性等について詳細に述
べた。
本発明明細書および図面において、塩基やアミノ酸など
を略号で表示する場合、IUPAC−IUB Comm
1sion on Biochemical Nome
nclatureによる略号あるいは当該分野における
慣用略号に基づくものであり、その例を下記する。また
アミノ酸に関し光学異性体があり得る場合は、特に明示
しなければL一体を示すものとする。
DNA  :デオキシリボ核酸 cDNA:相補的デオキシリボ核酸 A  :アデニン T  :チミン G  ニゲアニン C:シトシン RNA  :リボ核酸 mRNA:メツセンジャーリポ核酸 dATP:デオキシアデノシン三リン酸dTTP:デオ
キシチミジン三リン酸 dGTP:デオキシグアノシン三リン酸dCTP:デオ
キシシチジン三リン酸 ATP  :アデノシン三リン酸 EDTA:エチレンジアミン四酢酸 SDS  ニドデシル硫酸ナトリウム GlyまたはG ニゲリシン AlaまたはA :アラニン ValまたはV :バリン LeuまたはL :ロイシン 11eまたは工 :イソロイシン SerまたはS :セリン ThrまたはT :スレオニン CysまたはCニジスティン MetまたはM :メチオニン GluまたはE :グルタミン酸 AspまたはD :アスパラギン酸 LysまたはK :リジン A r gまたはR:アルギニン HisまたはH:ヒスチジン PheまたはF :フェニールアラニンTyrまたはY
 :チロシン TrpまたはW ニトリブトファン ProまたはP ニブロリン AsnまたはN :アスパラギン GlnまたはQ :グルタミン なお、本発明のアフリカッメガエルBMP類成熟ペプチ
ドにおいては、そのアミノ酸配列の一部が修飾(付加、
除去、その他のアミノ酸への置換など)されていてもよ
い。
夫旌叢 以下の実施例により本発明をより具体的に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
後述の実施例1で得られた形質転換体Escheric
hiacoli HB101/pXar3 (ml−ド
する蛋白はM3) 、  Escherichia c
oli HB 101/pXar4(コードする蛋白は
A 4 ) 、  Escherichia coli
 HB101/pXa r5 (コードする蛋白はA5
) 、  Escherichia coli HB 
101/pXar9(コードする蛋白はB 9 ) 、
  Escherichia coli HB101/
pXa r14 (ml−ドする蛋白はC4)は平成1
年8月28日から財団法人発酵研究所(1′F○)に各
々受託番号IFO14928、IFO14929,IF
O14930、IFO14931,IFO14932と
して寄託され、また本形質転換体は平成1年9月2日か
ら通商産業省工業技術院微生物工業技術研究所(FRI
)にブダペスト条約に基き各々受託番号FERM BP
−2578,FERM BP−2579,FERM B
P−2580,FERM BP−2581,FERM 
BP−2582として寄託され保管されている。
後述の実施例2で得ら九た形質転換体Escheric
hia coli HB101/pXb r22 (コ
ードする蛋白はアフリカッメガエルE3MP−2A)、
Escherichia coli HB101/pX
b r23 (:f−ドする蛋白はアフリカッメガエル
BMP−2B)、  Escherichia col
i HB 101/ pXb r41(コードする蛋白
はアフリカッメガエルVgr−1)は平成2年8月10
日から財団法人発酵研究所(IFO)に各々受託番号I
F○ 15080゜IFO15081,IFO1508
2として寄託され、また本形質転換体は平成2年8月1
6日から通商産業省工業技術院微生物工業技術研究所(
FR4)にブダペスト条約に基き各々受託番号FERM
 BP−3066、FERM BP−3065、FER
M B、P−3067として寄託され保管されている。
実施例1 アフリカッメガエル肝臓由来DNAライブラ
リーの作成 1)ツメガエル染色体DNAの調製とライブラリーの作
成 肝臓1gを液体窒素中で粉砕し、パウダー状にする。緩
衝液(1)  (100μg / m Qプロティナー
ゼに、0.5%5arkosil、 0.5M E D
 T A (p H8゜0)〕を10mΩ加え、50℃
で2時間インキュベートする。DNAサンプルをフェノ
ール処理した後。
緩衝液(2)(10mM EDTA、10mM NaC
Q 、 50mM T r i 5−HCn  (p 
H8,0) )にて透析することによってフェノールを
除く。終濃度100μg/mQとなるようにRNase
を加え37°Cで3時間インキュベート後、フェノール
処理を2回くり返す。水層を緩衝液(3)[1mM E
DTA、10mM Tri 5−HCR(pH8,0)
)に対して透析する。約1■の肝臓由来の染色体DNA
を得る。このDNAのうち10μgを用い制限酵素S 
a u 3 A Iにて部分的に切断せしめ、C5CQ
による平衡密度勾配遠心を行い、その長さが10〜20
Kbの両分を選びベクターとなるファージcharon
28D N AをBamHIで切断したものに組み込む
。ライゲーション(ligation)と呼ばれるこの
過程は15℃、 16時間の反応にて行われる。このよ
うにcharon28ベクターにツメガエル染色体DN
Aが組み込まれたものはファージ頭部に収められる(イ
ン・ビトロパッケージング)。この操作は市販のパッケ
ージングキットを用いて行う(Stratagene社
、Gigapak Gold) * この組み換え体フ
ァージは大腸菌L E 392に感染させることにより
増幅される具体的にはファージを過剰量のLE392と
混合し37℃で10分間吸着させた後NZYM培地(1
3%agarを含む)上にブレーティングし、−晩培養
する。
2)スクリーニング シャーレ中に出来たプラークの数からファージ・クロー
ン総数は約100万と概算される。プローブ(ハイブリ
ダイゼーションにより目的とする遺伝子を検出するため
に用いられるDNA)としてラットアクティビンβAc
DNA[モレキュラーエンドクリノロジー(Molec
ular Endocrinology)。
上、 388−396.1987)をランダムプライム
法にて32PIllI諏したものが用いられる。シャー
レよりニトロセルロース膜に転写されたプラークはアル
カル処理(0,IN N a OH,0,6M N a
 CQ中に30秒間浸す)を経て、中性に戻される(0
.2MTris t 0−6M N a CQt p 
H7−4) e上記処理後のフィルターを真空恒温槽で
80℃、1時間加熱する。加熱後プレハイブリダイゼー
ション液(50%ホルムアミド、5 XDenhard
t’s 5olution、 5 X5SPE、0.1
%SDS、100μg/mM熱変性サケ精子DNA)中
に浸し、42℃で4時間インキュベートする。その後、
同ハイブリダイゼーション液とDNAプローブを混合し
た液中で、60’Cで一晩放置される。この操作はプラ
スチック袋中で行なわれる。翌日、袋からニトロセルロ
ース膜を取り出し、2XSSC,0,1%5DSt’1
5分、0.lX5SC,0,1%SDSで15分温度を
段階的に上昇させながら、フィルターのcpm値が約1
1000cpになるまで洗浄する。洗浄後ろ紙で洗浄液
を除き、オートラジオグラフィーを行う。フジX線フィ
ルムを感光させることによって目的とする遺伝子を含む
プラークを同定する。上記のプラークハイブリダイゼー
ションをくり返すことによって遺伝子をクローン化する
なお、20XSSCは0.3Mクエン酸ナトリウム(p
H7,0)、3M NaCQ ;20xSSPEは0゜
2Mリン酸ナトリウム、20mM EDTA、3MN 
a CQ  (p H7,4)  : Denhard
t’s 5olutionは1%Ficoll、  1
%ポリビニルピロリドン、1%BSA (Pentax
 Fraction V)である。
3)塩基配列の決定(シーフェンシング)単離された5
つのクローンA4.A5.B9゜C4,M3はすべてp
uc19にサブクローニング(組み換え)された。それ
ぞれプラスミドpuc19に組み換える際には、それぞ
れのクローンのプローブによってハイブリダイズするフ
ラグメントを生ずる制限酵素認識部位を利用して組み換
えたが、A4は市販のSma IサイトにBg1211
リンカ−をつけたものを用いた。
塩化ルビジウム法により作製したコンピテントHB 1
01細胞(大腸菌)に各プラスミドをトランスフオーム
して各形質転換体5種、Escherichiacol
iHB101/pXar3 (コードする蛋白はM3)
 、  Escherichia coli HB 1
01/ pXar4(コードする蛋白はA 4 )、 
 Escherichia coli HB 101/
pXa r 5(コードする蛋白はA 5)、  Es
cherichia coli HB 101 / p
 Xar9(コードする蛋白はB 9 ) 、  Es
cherichiacoli HB101/pXa r
14(コードする蛋白はC4)を得た。
塩基配列決定のために各クローンのディレーションミュ
ータント(deletion mutant)を作成し
、プローブによってハイブリダイズするフラグメントの
中でも最も短いフラグメントを選びpuc19から直接
Sanger法(あるいはdide。
xy法)にて塩基配列を決定した。
また塩基配列のアミノ酸への翻訳あるいは相同性の検索
には日本SDC社の遺伝子解析用ソフトウェアGENE
TYXを用いた。
核酸にへ止ぷの桓皿性 上段:%、下段:比べた長さ(
b、p)アミノ レベルでの相β性 実施例2 アフリカッメガエルBMP−2Aをコードしている染色
体DNA、Xa r14を制限酵素、PstIおよびH
indlllで断片化することによってプローブを調整
し、ツメガエル未受精卵のcDNAライブラリーをハイ
ブリダイゼーション法によってスクリーニングすること
によって3種類のCDNA、Xb r22.Xb r2
3.Xb r41を単離した。すでに単離されているツ
メガエルBMP類の染色体DNAの構造との比較からX
br22はツメガエルBMP’−2A、Xb r23は
BMP−2B、Xbr41はLyonらによって報告さ
れたマウスVgr−1[プロシージンゲス・オブ・ザ・
ナショナル・アカデミ−・オブ・サイエンス(Proc
、Natl、Acad、Sci、IJ、S、A、)  
806.1534−4558゜1989 )と相同性を
持つタンパク質をコードしていることが明らかになった
1)アフリカッメガエルBMP−2Aプローブの調製 アフリカッメガエル未受精卵のcDNAライブラリーは
ソーク研究所(C,Kintner)より供与を受けた
。このライブラリーはえgtlOをもとに作成されてお
り、この組み換え体ファージは大腸菌NM514に感染
させることにより増幅される。具体的にはファージを過
剰量のNM514と混合し37℃で10分間吸着させた
後NZYM培地(13%agarを含む)上にブレーテ
ィングし、−晩培養する。
2)スクリーニング シャーレ中に8来たプラークの数からファージ・クロー
ン総数は約120万と概算される。プローブ(ハイブリ
ダイゼーションにより目的とする遺伝子を検出するため
に用いられるDNA)としてXar14を制限酵素、P
stlおよびHi n d mで切断化したD N A
 (185b、p、)をランダムプライム法にて32P
標識したものが用いられる。シャーレよりニトロセルロ
ース膜に転写されたプラークはアルカル処理(0,IN
 N a OH,0,6M N a CΩ中に30秒間
浸す)を経て、中性に戻される(0゜2M Tr i 
s、 0.6M NaCQ、 pH7,4) 、上記処
理後のフィルターを真空恒温槽で80℃、1時間加熱す
る。加熱後プレハイブリダイゼーシ目ン液(50%ホル
ムアミド、5 XDenhardt’s 5oluti
n、5XSSPE、0.1%SDS、100μg/mQ
熱変性サケ精子DNA)中に浸し、42℃で4時間イン
キュベートする。その後、同ハイブリダイゼーション液
とDNAプローブを混合した液中で、60℃で一晩放置
される。この操作はプラスチック袋中で行なわれる。翌
日、袋からニトロセルロース膜を取り出し、2XSSC
,0,1%SDSで15分、0.IX S Sc 、 
o、1%SDSで15分温度を段階的に上昇させながら
、フィルターのcpm値が約11000cpになるまで
洗浄する。洗浄後ろ紙で洗浄液を除き、オートラジオグ
ラフィーを行う。フジX線フィルムを感光させることに
よって目的とする遺伝子を含むプラークを同定する。上
記のプラークハイブリダイゼーションをくり返すことに
よって遺伝子をクローン化する。
なお、20XSSCは0.3Mクエン酸ナトリウム(p
H7,0)、3M NaCQ ;20xSSPEは0゜
2Mリン酸ナトリウム、20mM EDTA、3MN 
a CQ  (p H7,4)  ; Denhard
t’s 5olutionは1%Ficoll、  1
%ポリビニルピロリドン、1%BSA(Pentax 
Fraction V)である。
3)塩基配列の決定(シーフェンシング)単離された3
つのクローンXb r22.Xb r23、Xbr41
はすべてpuc19にサブクローニング(組み換え)さ
れた。それぞれプラスミドpuc19に組み換える際に
は、それぞれのクローンのプローブによってハイブリダ
イズするフラグメントを生ずる制限酵素認識部位を利用
して組み換えた。
塩化ルビジウム法により作製したコンビテントHBI○
1細胞(大腸菌)に各プラスミドをトランスフオームし
て各形質転換体3種、Escherichiacoli
 HB101/pXbr22 (コードする蛋白はアフ
リカッメガエルBMP  2A) 、  Escher
ichia coli HB101/pXb r23 
(コートする蛋白はアフリカッメガエルBMP−2B)
Escherichia coli HB 101 /
 p X b r 41(コードする蛋白はアフリカッ
メガエルV g r −1)を得た。
塩基配列決定のために各クローンのデイレーションミュ
ータント(deletion rnutant)を作成
し、プローブによってハイブリダイズするフラグメント
の中でも最も短いフラグメントを選びpuc19から直
接Sanger法(あるいはdide。
xy法)にて塩基配列を決定した。
また塩基配列のアミノ酸への翻訳あるいは相同性の検索
には日本SDC社の遺伝子解析用ソフトウェアGENE
TYXを用いた。
各塩基配列を第2図(6)、(7)、(8)にまた各ア
ミノ酸配列を第4図(VI)、(■)、(■)に示す。
実施例3 アフリカッメガエルBMP関連遺伝子産物の生物活性に
ついて検討するためXbr22.Xbr23、Xbr4
1それぞれのcDNAを動物細胞での発現ベクター、p
 CD M 8 (Invitrogen、 IJ。
S、A、)に挿入し、CoS細胞(アフリカミドリザル
腎臓細胞)発現させ培養上清を生物活性測定に用いた。
Xbr22.Xbr23.Xbr41  cDNAはい
ずれも両端をXholリンカ−と連結後、pCDM8の
Xhol制限酵素切断部位に挿入され、トランスフェク
ション(DNAの導入)に用いられた。3 X 10’
個の細胞を100mmプラスチック・シャーレに継代培
養後、24時間目に培地を取り除き10m1のT B 
S (Tris−buffered 5aline)で
1回洗浄する。TBSで希釈したDNA溶液(1,5μ
g  DNA)300μmと0.1%DEAE−デキス
トラン溶液300μmを混合し細胞へ滴下する。
15分間常温静置後T B S 300μmで1回洗浄
し、ダルベツコ改変イーグル培地(DMEM、10%F
BS、l00U/Illペニシリン、100mcg /
 mlストレプトマイシン、1100uクロロキンを含
む)で培養する。3時間後、TBSで2回洗浄し、DM
EM(10%FBS、100U/mlペニシリン、10
0mcg/mlストレプトマイシン)で培養する。24
時間後、TBSで3回洗浄し、DMEM (100U/
m1ペニシリン、100m c g/m lストレプト
マイシン)で4日間培養した後、培地を回収する。回収
した培地を200Or p m、5分間遠心して得られ
た上清を培養上清とする。
これらの培養上清をアフリカッメガエルBMP2−A、
BMP−2B、Vgr−1タンパク質を含む試料として
生物活性の検定に用いた。即ち、これら試料を兎軟骨細
胞培養系(Kato、 Y、ら、エクスペリメンッオブ
リサーチ(Exp、 Ce1l Res。
)、 130ニア3−81,1980 ; Kato、
 Y、ら、ジャーナルオブバイオロジカルケミストリー
(J、 Biol、 Chem、 )、 265: 5
903−5909. (1990)]に添加して、軟骨
基質の主要成分であるプロテオグリカンの合成に及ぼす
影響を検討した。その結果、次表に示すごとく、発現ベ
クターのみをCO8細胞にトランスフェクションした対
照や無処理のCO8細胞培地が、プロテオグリカン合成
に影響しなかったのに対して、本発明で得られた上記3
種蛋白質は、軟骨細胞のプロテオグリカン合成を強く促
進した。
アフリカッメガエルのBMP−2A、BMP−2B。
およびV g r −1の最大活性は、TGF−b e
 ta−1よりも強かった。なおプロテオグリカン合成
はその最終段階であるグリコサミノグリカンへの358
−硫酸の取り込みを測定することにより決定した(Ka
to、 Y、ら、エクスペリメンツオブリサーチ(Ex
p、 Ce1l Res、)、 130ニア3−81.
1980 ; Kato、 Y、ら、ジャーナルオブバ
イオロジカルケミストリー(J、 Biol、 Che
m、)、265:5903−5909.(1990))
。この結果はアフリカッメガエルおよび他の動物のBM
P類が軟骨分化を促進することを示している。したがっ
て、骨折治癒促進および各種の軟骨・骨の病気(関節炎
、骨そしよう症など)の治療薬としてのBMP類の応用
が期待される。
本細胞の種類 6IIIm直径のプラスチックウェル上に保持されたウ
サギ肋骨軟骨細胞 本標識の種類 35S 1μc i /100μm培地/ウェル*培地
種類 0.3%牛脂児血清を添加した、DMEMおよびハムの
F−12培地(7)1:1  ;V/V)混合物 No、  添加物       カウント     平
均±S、D、対照に対する% 1  対照       5193 4328 426
9  4695± 351  1002  xBMPZ
A 15μm     2362 2749 2758
  2362± 185  563  xBMPZA 
1/35μl   121981550221891 
16530±4023  3524  xBMPZA1
/105μm  10004 9738 8848  
9530± 494  2035  xBMP2B15
μl     3171 2906 3219  30
99± 138  666  xBMP2B 1/35
μl   11315 975013139 1140
1±1385  2437  xBMP2B1/105
μl  124261345713324 13069
± 458  2788  xVgr−115μm  
 5188 28334416 41.46 =  9
80  889  xVgr−11/35μm  74
86 8834 7202 7841:  712  
16710  xVgr−1105μl   1528
61564513032 14654 : 1156 
31211   pCD阿85μl         
 3604  2694  2927    3075
  土  386     6512  pCDM81
μl     2637 4219     3428
± 791  7313 DNA(−) 5μl   
 362540504714 4130 =448  
8814  DNA(−) lμl    56954
657    5176±519  110l1015
Dμl      3614 8963 3850  
5476±2468  11716  DME1μl 
     43&4 3874 5760  4675
±799  10017  TGF−813ng/ml
    938112474109221005811
54611155 10923± 998  2331
8  Ins、 5μg/n111943120476
22746250662783524965 2342
0±2876  49919  Ins、 3ttg/
ml    1362015378119871124
01269912666 12932±1313  2
75pCDM8ベクターとしてPCDM8を導入した細
胞の培養液 DNA(−)細胞と接触しているが、その細胞がBMP
類をつくっていない培養液 DME  細胞と接触していない培養液Ins、  イ
ンシュリン 去atへ ウサギ軟骨細胞を、3ないし4週令の雄ニューシーラン
トラビットの肋骨の成長プレートから前述のようにして
単離した(Y、 Katoら、エクスペリメンタルセル
リサーチ)。該細胞を104細胞/6n+m直径プラス
チック培養ウェルの濃度で10%の牛脂児血清および抗
生物質を加えた0、1mlのイーグル最少必須培地(M
EM)中に植え付けた。
培養液が飽和状態になったとき、この細胞を0.3%の
牛脂児血清を加えた0、1mlのDMEMおよびハムの
F−12培地(1:1混合物)(DF)中、24時間予
備的にインキュベートした。この細胞を次いで、種々の
CO8細胞で調整された工ないし5μlの培地を添加し
た上記と同じ培地(DF)0.1o+1に移した(この
調整培地はDMEMで希釈もしくは希釈されていないも
ので、最終濃度は10ないし30%である)。3時間後
、1μCiの3″S0 、2−を加えた5μmのDME
Mを同様に添加し、そしてインキュベーションを更に1
7時間続けた(Y、Katoら、エクスペリメンタルセ
ルリサーチ)。
【図面の簡単な説明】
第1図はアフリカッメガエルBMP類前能体や成熟ペプ
チドDNAを含むDNAの簡単な制限酵素地図である。 第2図(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(
8)はアフリカッメガエルBMP類、B9、M3.C4
,A4.A5.BMP−2A、BMP−2B、Vg r
−1のDNAの塩基配列を、それから推定されるアミノ
酸配列と共に示し、第3図は第2図(1)〜(5)のD
NAより推定されるアフリカッメガエルBMP類のアミ
ノ酸配列を、他の既知のBMP作用を有する蛋白質のア
ミノ酸配列と比較して示したものであり、第4図は第2
図(6)〜(8)のDNAより推定されるアフリカッメ
ガエルBMP類のアミノ酸配列を示した図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アフリカツメガエルBMP類蛋白質。
  2. (2)第3図における式( I )の15〜130番目の
    アミノ酸配列、式(II)の14〜127番目のアミノ酸
    配列、式(III)の6〜119番目または22〜119
    番目のアミノ酸配列、式(IV)の6〜63番目のアミノ
    酸配列もしくは式(V)の6〜65番目のアミノ酸配列
    、あるいは第4図における式(VI)の282〜398番
    目または298〜398番目のアミノ酸配列、式(VII
    )の288〜401番目または304〜401番目のア
    ミノ酸配列、もしくは式(VIII)の328〜426番目
    のアミノ酸配列で表わされる成熟蛋白質である請求項1
    記載のアフリカツメガエルBMP類。
  3. (3)第3図における式( I )、(II)、(III)、(
    IV)もしくは(V)あるいは第4図における式(VI)、
    (VII)もしくは(VIII)のアミノ酸配列で表わされる
    前駆体蛋白質である請求項1記載のアフリカツメガエル
    BMP類蛋白質。
  4. (4)アフリカツメガエルBMP類をコードするDNA
    を含有するDNA。
  5. (5)アフリカツメガエルBMP類をコードするDNA
    が第2図における式(1)、(2)、(3)、(4)、
    (5)、(6)、(7)もしくは(8)の塩基配列もし
    くはその一部を含有する、請求項4記載のDNA。
  6. (6)アフリカツメガエルBMP類をコードするDNA
    を含有するDNAを保持する形質転換体。
  7. (7)Escherichia coliHB101/
    pXar3である請求項6記載の形質転換体(FERM
    BP−2578)。
  8. (8)Escherichia coliHB101/
    pXar4である請求項6記載の形質転換体(FERM
    BP−2579)。
  9. (9)Escherichia coliHB101/
    pXar5である請求項6記載の形質転換体(FERM
    BP−2580)。
  10. (10)Escherichia coliHB101
    /pXar9である請求項6記載の形質転換体(FER
    MBP−2581)。
  11. (11)Escherichia coliHB101
    /pXar14である請求項6記載の形質転換体(FE
    RMBP−2582)。
  12. (12)Escherichia coliHB101
    /pXbr22である請求項6記載の形質転換体(FE
    RMBP−3066)。
  13. (13)Escherichia coliHB101
    /pXbr23である請求項6記載の形質転換体(FE
    RMBP−3065)。
  14. (14)Escherichia coliHB101
    /pXbr41である請求項6記載の形質転換体(FE
    RMBP−3067)。
  15. (15)アフリカツメガエルBMP類をコードするDN
    Aを含有するDNAを保持する形質転換体を培養し、培
    養物中にアフリカツメガエルBMP類を生成蓄積せしめ
    、これを採取することを特徴とするアフリカツメガエル
    BMP類の製造方法。
  16. (16)請求項1記載のアフリカツメガエルBMP類蛋
    白質および薬剤学的に許容し得る添加成分の有効量を含
    有する、骨折もしくは骨そしょう症治療用組成物。
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