JPH04153437A - 間仕切りパネルの接続構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家屋の内部を間仕切りする複数の間仕切りパ
ネルの間の接続を簡略化しうる間仕切りパネルの接続構
造に関する。

〔従来の技術〕

近年、壁体などをパネルを用いて形成する家屋が普及し
ているが、家屋の内部を間仕切りする間仕切り壁にも間
仕切りパネルが多用される。

このような間仕切りパネルは、予め工場で生にｒされる
とともに、施工現場において床、天井に打着等により固
定することにより仕切り壁を形成しうる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、近年の居住者の嗜好に応じるため、部屋
割りが多用化しており、複数の間仕切りパネルをさまざ
まな形態でかつ簡易に接続する必要がある。

従って、予め製作された間仕切りパネルを施工性よく接
続する新規な構造の出現が要望されていた。

本発明は、間仕切りパネル上部に露出部を設け、該露出
部に設けられた係止溝に接続具からのびる嵌着片を嵌入
することを基本として、近接して！［Ｉ２置された間仕
切りパネルを簡易に接続でき、１１１」記課題を解決し
うる間仕切りパネルの接続構造の提供を目的としている
。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために本発明の間仕切りパネルの接
続構造は、枠材を矩形に接合した枠組の表裏に該枠組の
−に而から下方に枠組の露出部を有して面材が添設され
かつ側端を近接して並置されることにより家屋の内部を
間仕切りする間仕切りパネルの側端部」二面に、前記側
端から距離を隔てる位置で枠組上面を切欠き表裏に通じ
るとともに前記露出部の高さ以下の深さの係止溝を設け
る一方、近接した間仕切りパネルの枠組を前記露出部で
挟みかつ露出部の高さよりも小高さの挟持片を有する接
続具からのびる嵌着片を、前記係止溝に嵌入している。

〔作用〕

間仕切りパネル」二部の露出部に設けられた係止溝に、
接続具からのびる嵌着片を嵌入することにより、近接し
て並置された間仕切りパネルを互いに接続することがで
きる。

従って、複数種類の接続具を準備することにより、間仕
切りパネルは家屋の部屋別りに応じて自在かつ簡易に接
続でき、さらに釘着等の作業が１ノ１除され作業能率が
向」ニし、施工性を高めうる。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を図面にノ１（つき説明する。

第１．２図において間仕切りパネル１２は、家屋の内部
を間仕切りするとともに、一対の縦の枠材２１．２１の
上、下に、横の枠材２２．２２を矩形に接合した枠組Ａ
を有し、該枠組への表裏に面材４を添設している。

面材４．４は、その」二面４Ａを前記枠組への１−面Ａ
１から下方に位置して固着されており、これにより枠組
への」二部に露出部３を形成している。

なお、本例では前記枠組への」−面Ａ１は、前記縦の枠
材２１の」二面と、それと整一した前記横の枠材２２の
」一端面とにより形成される。

このような構成を有する間仕切りパネル１２は、第９図
に示すように、その下端が、例えば階下の梁材Ｅによっ
て支持される床パネルＢ、Ｂの間を継ぐ床パネル継ぎ材
Ｃに釘着等により固定される。

又間仕切りパネル１２は、その上端が、例えば家屋の屋
根形成用の屋根トラスＪに吊設された天井支持金具Ｋに
釘着される天井パネルＦ、Ｆ間を結ぶ天井パネル継ぎ材
Ｇに釘着等により固定される。

さらに間仕切りパネル１２の上、下の各隅部には、見切
縁りが間仕切りパネル１２に沿って配設され、該見切縁
りの外面には、化粧シートＭが貼着され化粧されている
。

前記露出部３には、側端５から距離りを隔てる位置で枠
組上面Ａ１を切欠き表裏に通じる係止溝７を設けるとと
もに、該係止溝７の講深さＴは前記露出部３の高さＨと
路間等としている。これによって該係止溝７の底面と、
前記面材４の上面４Ａとは、路面−となる。

さらに本実施例では、係止溝７の長手方向の長さ、即ち
前記横の枠材２２のＩ＋］寸法寸法前記面材４の厚さＷ
との和を、前記距離りと等しく形成するとともに、係止
溝７のｒｌ＋寸法Ｙは、前月４の厚さＷと等しくしてい
る。

接続具９は、本例では断面矩形の形状を有した一対の長
尺体１０Δ、１０Δからなる挟ｒ−！ｊＪ’＋’　１０
と、該長尺体１０Δ、ＩＯＡの側端間に架設されかつ該
長尺体１０Ａと断面路間−の嵌着片１１．１１とを有し
ている。なお、本例では１１１１記長尺休１０Ａの１１
寸法は前記面材４の厚さＷと等しくするとともに、前記
嵌着片１１．１１間の長さを前記距離りの２倍としてい
る。又前記嵌着片１１は、その長さを前記係止溝７の長
手方向の長さＸと等しくしているとともに、その中寸法
を前記係１［溝７の［１１寸法Ｙと略等しくしている。

これにより、接続具９は、前記露出部３．３を挟持片１
０で挟持しつつ、嵌着片１１．１１の係止溝７．７へ嵌
入することができる。

さらに前記挟持片１０の高さは、前記露出部３の高さＨ
よりも小とすることにより、接続具９は、第９図に示さ
れる間隙Ｎに嵌入でき、前記間仕切りパネル１２家屋構
造体に干渉されずに、その接続を可能としている。

従って隣設して配される一対の間仕切りパネル１２．１
２は、第１図に示すように、その各側端５．５を近接、
当設して並置されるとともに、２つの間仕切りパネル１
２．１２の各枠組Ａ、Ａの前記露出部３．３を挟む挟持
片１０を有する接続具９からのびる嵌着片１１を、前記
係止溝７．７に嵌入している。

第３〜４図に、本発明の間仕切りパネルの接続構造の他
の実施例を示す。

本例では、間仕切りパネル１２．１２は、一方の側端５
と他方の間仕切りパネル１２の面材４の外面とを整一さ
せるとともに、他方の側端５を一方の面材４の外面に当
接してＬ字状に配置されている。

接続具９Ａは、第１〜２図に示す接続具９の前記長尺体
１０Ａの一部を切除してなる。つまり、一方の長尺体１
０Ａは、前記距離りに前記係止溝７の巾寸法Ｙを加えた
長さを有する。又間仕切りパネル１２の各寸法は前記の
如くであるため、前記間仕切りパネル１２．１２はその
上部を前記接続具９Ａの嵌入、嵌着により接続されうる
。

なお本例における嵌着片１１．１１は、前記係止溝７．
７に嵌入される接続具９Δの部分であり、挟持片１０は
それ以外の接続具９Δの部分である。

第５〜６図に、本発明の他の実施例を示す。

第１の間仕切りパネル１２Ａには、その表裏の面材４．
４の外面に、側端５．５が夫々当接する第２、第３の間
仕切りパネル１２Ｂ、１２Ｃが前記第１の間仕切りパネ
ル１２Ａとともに′Ｉ゛字状に配置される。なお前記第
１の間仕切りパネル１２Ａの側端５と、・前記第２、第
３の間仕切りパネル１．２Ｂ、１２Ｇの各面相４．４の
外面とは垂直に整一するとともに、第１、第２、第３の
間仕切りパネル１２Ａ、１２Ｂ、１２Ｃの各」一部は接
続具９Ｂを用いて接続される。

接続具９Ｂは、前記係止溝７の長平方向の長さＹに等し
い長さを有しかつ第１の間仕切りパネルの係止溝７に嵌
入しうる長尺体１６Ａ及び該長尺体１６Ａの両側端を夫
々起点として第１の間仕切りパネル１２Ａの面材４．４
の各」二面４Ａ、４Ａ」二を側縁５に向かってのびる一
対の長尺体１６１３．１６Ｂと、前記一方の長尺体１６
Ｂの起端、終端から夫々第２の間仕切りパネル１２Ｂの
面材４．４の上面４Ａ、４Ａ上をのびる一対の長尺体１
６Ｃ，１６Ｃと、他方の長尺体１６Ｂの起端、終端から
第３の間仕切りパネル１２Ｃの面材４．４の上面４Ａ、
４Ａｌ−をのびる一対の長尺体１６Ｄ１１６Ｄとからな
る。

前記接続具９Ｂを前記第１、第２、第３の間仕切りパネ
ル１２Ａ、１２Ｂ、１２Ｃの」二部に嵌入、嵌着するこ
とにより該３つの間仕切りパネルが能率よく接続されう
る。

なお、本例における嵌着片１１は、第１の間仕切りパネ
ルの係止溝７に嵌入する前記長尺体１６Ａの部分であり
、挟持片１０は前記接続具９Ｂの他の部分即ち残余の長
尺体１６Ｂ、１６Ｃ１１６Ｃ，１６Ｄ、１６Ｄである。

第７．８図に本発明の他の実施例を示す。

本例においては、４つの間仕切りパネル１２が十字状に
各側端５−を近接、当接して配置されている。第１の間
仕切りパネル１２Ｄと第２の間仕切りパネル１２Ｅは、
−直線−１−にかつ向き合う側端を互いに当接させて配
置されるとともに、該第１の間仕切りパネル１２Ｄの両
側の面相４．４外面には夫々第３、第４の間仕切りパネ
ル１２１？、１２Ｇがその一方の面材４の外面を前記第
１の間仕切りパネル１２Ｄの側端５と而−に配置されて
いる。そして、該第１、第２、第３、第４の間仕切りパ
ネル１２−、の」一部に、接続具９Ｃが嵌入されること
によりその」二部が接続される。

接続具９Ｃは、第１図に示す接続具９と同様に長尺体１
０Ａ、ＩＯＡと、挟着片１］−１１１とからなる基部を
有し、該長尺体１０Ａ、１０Δの外側面から、前記距離
１）と當しい長さをイーｊする４木の長尺体１７Ａ、１
７Ｂ、１７Ｃ，１７Ｉ）を露出部３を挟みうる位置に突
出させている。

前記接続具９Ｃを、前記第１、第２、第３、第４の間仕
切りパネル１２Ｄ、１２Ｅ、１２Ｆ、１２Ｇの上部に嵌
入することにより該４つの間イ１切りパネルが接続され
うる。

なお、本例における嵌着片１１は、第１、第２の間仕切
りパネルの係止溝７．７に嵌入する接続具９Ｃの部分で
あり、挟持片１０は、その他の部分である。

このように間仕切りパネル１２は、−直線上、Ｌ字状、
Ｔ字状、十字状に配設される場合においても、接続具を
適宜の形状に変形することにより、簡易に接続でき、さ
まざまな家屋内部の間仕切りの場所に採用されうる。

又本実施例では、係止溝７の溝深さＴを露出部３の高さ
Ｈと同一としたが、該溝深さ′ｒを前記高さＨよりも小
としてもよい。

〔発明の効果〕

このように本発明の間仕切りパネルの接続構造は、側端
を近接して並置される間仕切りパネルの露出部に、係止
溝を設けるとともに、該露出部を挟みかつ前記係止溝に
嵌入する接続具により、間仕切りパネルを接続する構造
である。従って、様々な形状に配置された間仕切りパネ
ルを容易に接続でき施工能率を向上するとともに、打着
等による接続に比べ精度の向上をも図りうる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図はその
平面図、第３図は本発明の他の実施例を示す斜視図、第
４図はその平面図、第５図は本発明の他の実施例を示す
斜視図、第６図はその平面図、第７図は本発明の他の実
施例を示す斜視図、第８図はその平面図、第９図は間仕
切りパネルの家屋構造体への取何構造を示す断面図であ
る。 ３−一露出部、　４−面相、　５・−・・−側端、７−
、、係止溝、　９．９Ａ、９Ｂ、９Ｃ−接続具、１０・
・・・挟持片、　１１−嵌着片、１２、−、間仕切りパ
ネル、　Ａ　−枠組。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　枠材を矩形に接合した枠組の表裏に該枠組の上面か
   ら下方に枠組の露出部を有して面材が添設されかつ側端
   を近接して並置されることにより家屋の内部を間仕切り
   する間仕切りパネルの側端部上面に、前記側端から距離
   を隔てる位置で枠組上面を切欠き表裏に通じるとともに
   前記露出部の高さ以下の深さの係止溝を設ける一方、近
   接した間仕切りパネルの枠組を前記露出部で挟みかつ露
   出部の高さよりも小高さの挟持片を有する接続具からの
   びる嵌着片を、前記係止溝に嵌入してなる間仕切りパネ
   ルの接続構造。